最終更新日:2023-09-19
チャットボットをどう利用すればいいかわからない、どのツールを選べばいいかわからないという方向けの記事です。チャットボットの利用法やメリット、利用場面別の正しいツールの選び方・比較ポイントなどを、おすすめのツールを交えつつ、わかりやすくご紹介しています。
チャットボットとは、チャット(会話)をロボット化することで、あたかも人が話しているかのように自動で会話する技術のことを言います。専門的な知識がなくても、誰でも簡単にチャットボットを作成できるチャットボットツールの登場により、近年ではどこでも見かけるポピュラーな存在になりました。
様々な用途に利用可能です。たとえば、カスタマーサポートやヘルプデスクでは、メール・電話などで寄せられていたよくある質問を、チャットボット自動回答することで、担当者の負担を軽減できます。また、Webサイトなどでは、会員登録などの入力フォームにチャットボットを導入することで、ユーザーの入力負荷を軽減。CVR向上などが期待できます。
ツールによって料金は様々です。よくある質問をチャットボットに置き換えて自動回答するだけであれば月額1,500円〜。幅広い領域で高精度に対応したいのであれば月額15万円〜。一方、マーケティング支援の場合は成果報酬型のサービスも珍しくありません。料金の高低より、「規模感・用途(実現したいこと)に合っているか」「導入後の運用しやすさ」を考えて、目的に合った製品を選ぶことが重要です。
チャットボットツールによって強みとする部分は異なり、「実現したいこと(用途)」によって、いくつかタイプ分けできます。「何を選べばいいのかわからない」という方は参考にしてください。
なお、記事後半には、無料版も含めてタイプ別にサービス紹介を行っています。「すぐにツール選定に移りたい」という方は、そちらのご参照ください。
※別途、コールセンターでの利用をお考えの方は「コールセンター向けチャットボット10選。導入事例と選び方」も参照ください。実績・事例なども掲載しています。
「何が重要なのかわからない」「優先順位をつけられない」という方は、記事を読み進めてください。チャットボットツールの利用法やメリット、注意事項、利用シーンに応じたチャットボットツールの選び方を、わかりやすくご紹介していきます。
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チャットボットの主な利用場面としては「問い合わせ対応」と「マーケティング支援」の2つが考えられます。以下、それぞれのメリットをわかりやすくご紹介します。
たとえば、ユーザー向けに商品・サービスに関する問い合わせに対応しているカスタマーサポート・コールセンターや、従業員向けに社内規則・システムに関する問い合わせに対応している総務・情報システム部門のヘルプデスクなどが当てはまります。
Web上のサポートサイトやFAQページ、お問い合わせのためのLINEチャットなどにチャットボットを設置して、よくある質問に一次対応してもらうことで、以下のようなメリットが期待できます。
たとえば、インターネットを通じて商品・サービスを展開しているものの、「訪問者の離脱が多い」「データをマーケティングに活かしきれてない」といった場合があてはまります。
WebサイトやECサイトの画面上に「チャットで質問」という選択肢を常時表示させたり、顧客の動向に合わせて声かけしたり、またはLINEなどのチャット上で申込・登録を自動受付することで、以下のようなメリットが見込めます。
メリットばかりに思えるチャットボットですが、利用シーンによっては効果が出にくい場合もあり、その場合は長期的な視点での運用改善などが必要です。以下、それぞれのシーンに応じて「すぐに導入効果が望める場合」「運用などに工夫が必要な場合」を挙げていきますので、参考にしてください。
<すぐに導入効果が望める場合>
サービス・商品を展開しているものの、まだそれほどの規模感はなく、問い合わせ内容も限られている場合です。Web上Q&Aやサポートサイト・使い型ガイドなどを利用しているものの、一部メールや有人チャット、電話対応が残ってしまっており、それらを今後更に省人化したいといった場合はチャットボットがおすすめです。
まず、内容がよくある質問に限られているため、その後のエスカレーション対応の可能性や、シナリオ変更・AIチューニングなどの運用負担も少なくて済みます。既にFAQが用意されているのであれば、データの準備負担も少ないので、純粋に対応工数の削減が期待できます。
<運用などに工夫が必要な場合>
たとえば、カスタマーサポートとして専用の部署やコールセンターを備えている場合で、かつ問い合わせ内容・チャネルが多岐に渡る場合は、チャットボットを導入するだけで「業務が楽になる」ことはありません。他チャネルとのデータの統合・問い合わせ管理も考えなければならず、むしろチャットボットを導入した分だけ、「手間がかかるようになる」という恐れもあります。
「一次受付を強制的にチャットボットに変更する」「電話での問い合わせ対応をとりやめる」といった対策を取れば問い合わせ数は削減できますが、顧客満足度の低下は避けられません。この場合は「電話での対応時間を狭める」「有人チャットへのエスカレーションレベルを引き上げる」など、現実的な対応策を考える必要があるでしょう。
チャットボットツールによっては最適な業務フローの構築からサポートしてくれるもの、また長期的に対応データを蓄積して学習させることで、精度向上が望めるものもあります。時間はかかりますが、これらを利用すれば「すべての窓口をチャットボットに変更して、よくある質問をすべて自己解決させ、本当に対応が必要なものに限定させる」という使い方も目指せます。
<すぐに導入効果が望める場合>
たとえば、購入・申込フォームにチャットボット設置して、「必要情報の入力をスムーズに行わせてCVRを高める・離脱を防ぐ」「セット商品をおすすめしてアップセルやクロスセルを狙う」など、特化した用途で利用する場合です。事業者側にもノウハウが溜まりやすいため、効果の出やすいシナリオを教えてもらうなど、速やかな導入効果が期待できます。
<運用などに工夫が必要な場合>
上記の逆です。設置場所・用途が定まっていない場合です。店舗を訪問した顧客に声をかけて試着・試技を勧めるだけでは購入は望めないのと同じように、Web上でもチャットボットを導入すると顧客接点は増加しますが、CVR向上にはつながりません。顧客データを活かして、「どこに・何を・どのタイミングで表示(声かけ)するか」など、やはり運用面が重要になってきます。
チャットボットのメリット・注意点を理解できたところで、今度は利用シーンに応じたチャットボットツールの選び方を、わかりやすくご紹介していきます。重要なのは、チャットボットを利用して、何を実現したいか」です。それによっておすすめも異なってきます。
<社外向け>
「カスタマーサポートを強化したい」
→おすすめのチャットボット(チャットサポートタイプ)
「マーケティングを強化したい」
→おすすめのチャットボット(Web接客タイプ)
「インバウンド対応したい」
→おすすめのチャットボット(多言語対応タイプ)
<社内向け>
「社内問い合わせ対応を効率化したい」
→おすすめのチャットボット(社内向けタイプ)
問い合わせの件数・内容のスケールがそれほどではなく、現状のFAQをチャットボットに落とし込みたいといった簡易的な用途であれば、月額数千円で利用できる「チャットプラス」「Zendesk」のようなサービスがおすすめです。特に「チャットプラス」は価格もさることながら、登録からID発行まですぐに完了でき、自社ページに指定のタグを埋め込むだけで利用できる、ハードルの低さが魅力です。
一方、コールセンターのように一定数の規模感を抱えており、顧客満足度を維持・向上しつつ問い合わせ削減を目指さなければならない場合は、長期的なサポートやAIチューニングが期待できる「KARAKURI chatbot」「MOBI BOT」などがおすすめです。コールセンター向けチャットボットの詳細を知りたい方は「コールセンター向けチャットボット10選。導入事例と選び方」も参照ください。
たとえば、「sinclo」はサイト訪問者の訪問回数や滞在時間、閲覧ページなど状況に合わせた最適なアクションを実行可能。一方、Webマーケ全体ではなく、「離脱を防げれば十分」という場合は、購入・申し込みフォーム特化型の「GENIEE CHAT」「zeals」などがおすすめです。Web接客に特化したツールのみを取り上げた「Web接客ツール比較15選。オンライン接客の用途別に選び方を紹介も参照ください。
チャットボットツールの多くが複数の言語に対応していますが、中でも「COTOHA Chat&FAQ」は13言語をリアルタイム翻訳可能です。その他、「Bebot」のように多言語対応に加えて、観光スポットや経路の案内、イベント情報の提供やマナー啓発から災害時の情報支援まで、様々な用途で活用できるインバウンド向けAIチャットボットもあります。
たとえば、社内規定や業務マニュアルなどのナレッジ・ノウハウの蓄積、共有に役立つ「PEP」「OfficeBot」「HiTTO」などがおすすめです。ほかのグループウェア、チャット、SNSとの外部連携にも優れており、ビジネスチャット上に設置すれば、必要な情報により簡単にアクセスすることができます。社内問い合わせ対応に特化したツールのみを取り上げた「社内向けチャットボットおすすめ10選。特徴や利用例は?」も参照ください。
前項のタイプ分けでは、「カスタマーサポートの効率化」や「CVRの改善」などの観点から適したチャットボットをご紹介してきましたが、中にはどちらの用途でも利用できるものもあります。回答方式の違いや、問い合わせ対応やコンバージョン促進に役立つ機能の充実度にも違いがありますので、気になる方はこちらの比較表を確認してみてください。
<10サービスの機能比較表>
また、「チャットボットの選び方ガイド」では、機能を更に詳細に比較できるようにしています(主要12サービスを対象に計31項目で調査)。機能要件の解説とともに、比較表が掲載されていますので、サービス選びにお役立てください。
比較結果のポイントは以下の通りです。
チャットボット
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おすすめのチャットボットツールがある程度絞り込めてきたところで、最後に、それらをじっくり検討する際に役立つポイントをいくつかご紹介します。
チャットボットはどのようにして会話を成立させるか」という仕組みの部分で、以下の3つのタイプに分けられます。
一般的には「複雑な対応を求めるならAI型」「定型化された対応ならシナリオ型」「手間をかけずに運用するなら一問一答型(既存のFAQを利用できるため)」と言われていますが、中には複数対応可能なハイブリッド型も存在します。自社に合った形を選びましょう。
別途、以下のような記事ももあります。興味のある方は参照ください。
・AIチャットボットとは?一覧表とおすすめ15選
・シナリオ型チャットボットとは?作り方・運用法とおすすめ9選
AI型を選んだ場合には学習データ、シナリオ型を選んだ場合はシナリオ作成が必要です。AI型なら人工知能に読み込ませるための「学習データを自分が用意しなければならないのか、それともベンダーに準備してもらえるのか」、シナリオ型であれば「シナリオはどのようにして作るのか」デモを実際に見ながら、手順や手間を調べておきましょう。
AI型の場合、教材となるデータを揃えたり、勉強させたりするのに一定時間を要するイメージがありますが、近年は学習済みAIを備えたものも多いためさほど心配いりません。勉強させる手間に関しても「KARAKURI chatbot」のようなツールを利用すれば安心。無数の会話データのうちAIが「これとこれはチェックした方がいい」と選んでくれて、しかも画面も見やすいので専門知識不要でチューニング可能です。
シナリオ型であれば、提供企業がノウハウを活かして、導入企業の希望に沿ったシナリオを作成・構築してくれるチャットボットもあります。導入後もKPIの設定やKPI達成に向けた効率的な運用方法・改善の提案まで行ってくれるため、社内に専用担当者がいない場合でも安心して利用できます。
チャットボットによっては、Web上に表示する一般的な方式に加えて、FAQページや問い合わせフォームに埋め込む方式や、SNSなどのスマホアプリ内に埋め込む方式など、様々な設置場所・方法が存在します。導入目的によって、最適なタイミング・場所は異なってくるため、自社に合ったものを検討していきましょう。
たとえば、「OfficeBot」ならSlack、LINEだけでなく、Microsoft365やTeamsなど様々なツールに連携可能。使い慣れたツールをそのまま使いつつ、チャットボットをハブにして様々なシーンで業務自動化を加速することができます。また、近年ではWeb以外にデジタルサイネージと連携できる「ObotAI」のようなツールも登場しています。
たとえば、顧客対応を行う場合、状況によってチャットボットから有人対応に切り替える必要もあります。その場合は電話やメールなどではなく、同一のインターフェースでオペレーターへつなげられる有人チャット機能を備えていると便利です。
その他、Webサイトでマーケティング利用するのであれば、たとえば、「sinclo」のように訪問客のデータを収集・分析して、それに合ったおすすめ商品を出し分けできるWeb接客機能などがあると便利です。状況に応じて補完してくれる機能を持ったものを選ぶといいでしょう。
チャットボット導入には、AI型の場合はQ&Aなどのデータ登録が、シナリオ型であれば質問回答の分岐設定などの初期設定が必要です。面倒な場合は、Q&Aの登録やシナリオ作成などの初期設定をサポートしてくれるチャットボットを選びましょう。中には、「Tebot」のように無料でサポートしてくれるものもあります。
また、チャットボットは導入しただけでは成果が上がりません。AI型の場合には回答精度の向上のための継続的なチューニングが、また、シナリオ型の場合はシナリオの見直し、一問一答型の場合には回答できていない質問へのヒットを調整していく必要があります。自社にノウハウがない場合は、フォロー体制の充実度をチェックしておきましょう。
サービス名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
チャットプラス | AI型・シナリオ型・一問一答型だけでなく有人チャットにも対応 | 月額1,500円/ID |
Zendesk | 問い合わせ管理やFAQも利用可能。問い合わせの一括対応におすすめ | 月額約8,000円/ID |
Tebot | 共通アカウントで利用可能。シナリオ登録の分岐数・Q&A登録数も無制限 | 月額45,000円 |
KARAKURI chatbot | 独自の特許技術で、専門知識のない現場の人でも簡単にAIチューニング可能 | 要問い合わせ |
MOBI BOT | シナリオの他、対話型AI、一問一答型など用途に合わせて選択可能 | 月額15万円~ |
DECA カスタマー サポート |
問い合わせ履歴などを読み込ませるだけでFAQを自動生成可能 | 要問い合わせ |
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(出所:チャットプラス公式Webサイト)
月額1,500円で運用可能な多機能型チャットサポートツール。登録からID発行まですぐに行え、自社のWebページにJavaScriptのタグを配置するだけチャットサービスを利用可能。安価にもかかわらず、AI型・シナリオ型・一問一答型や有人チャットにも対応。
メールアドレス等を取得できるポップアップを自動表示できる「リード機能」、営業時間外や離籍中でもユーザーを逃さない「チケット機能」、その他、メール配信システムやショッピングカード、SFA、CRM等との「外部連携」など。豊富な機能が評価され、スタートからわずか2年間で導入実績2,500社11,500媒体以上を達成。
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(出所:Zendesk公式Webサイト)
世界10万社の導入実績を誇るカスタマーサポートツール。海外の大手レビューサイトでベストソフトウェアに選出されている。月額約8,000円/IDの標準料金内で、問い合わせ管理やFAQ、CTI等も利用できるため、チャットボットだけでなく問い合わせ対応の仕組みを一緒に揃えたい場合にはおすすめ。
「ページの滞在時間」「画面静止」などを条件としてチャットを自動で立ち上げ。数十億件にもおよぶ実際のカスタマーサービスデータでトレーニングされた独自AIを活用し、問い合わせに対して自然な流れで自動返信。内容に応じて、目的・言語・印象のラベルを貼ることで、優先順位付けやルーティングを効率化することもできる。また、質問に答えられない時には有人対応のチャットに切り替えて利用できるので安心。
作成した会話は日本語、中国語、韓国語、ロシア語など17言語に対応。マルチチャネルにも対応しており、Webサイト・Email・Slack・SNSなど様々なチャネルと連携して利用できる。
(出所:Tebot公式Webサイト)
コストパフォーマンスに優れた高性能AIチャットボット。初期費用0円、月額定額45,000円で利用でき、共通アカウントを利用する形態のためユーザー数にもしばりなし。業界最安水準の料金設定ながらも、シナリオ登録、Q&A対話登録、フォーム挿入、画像添付などの機能を標準搭載。しかも、シナリオ登録の分岐数・Q&A登録数も無制限。追加費用の心配なく、利用できる。
手間のかかるQ&A登録やシナリオ作成に関しても専属スタッフが無料でサポート。各種テンプレートの用意やボットデザインの設定まで伴走してくれるのも心強い。
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(出所:KARAKURI chatbot公式Webサイト)
カスタマーサポートに特化したAIチャットボットサービス。高精度なAIチャットボット「chatbot」を軸に、FAQとの一元化ツール「KARAKURI smartFAQ」、有人チャットツール「KARAKURI talk」、Web接客ツール「KARAKURI hello」など多彩な機能を持つ。
AIの育成に必要となる「教師データ」の作成をはじめ、導入前のプランニングから、シナリオ・一問一答などの会話の設計、AIの回答精度改善に至るまで、万全のサポート体制を用意しているのもポイント。中でも、AIの回答精度向上に必須のデータクレンジングに独自の特許技術を持ち、専門知識のない現場スタッフでも効率的にAIチューニング可能。
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(出所:MOBI BOT公式Webサイト)
問い合わせ対応の効率化だけでなく、顧客満足度の維持向上も期待できるチャットボットツール。シナリオは管理画面からGUIの直感的な操作で簡単作成でき、テキスト以外にも画像・イメージマップ・動画・PDFなどを活用可能。シナリオ型だけでなく、国内外の有数のAIと連携することで対話型、一問一答型など用途・状況に合ったものを選択できるのもポイント。
外部システムとの連携にも優れており、CRMシステムと連携することでチャットボット上から顧客の本人確認、更に顧客情報の受付・変更などの手続きまで自動化可能。また有人対応とのスムーズな連携にも強みを持ち、エスカレーション対応に限らず、プリヒアリングや担当者への振り分けなど一次受付にも活用できる。
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(出所:DECA カスタマーサポート公式Webサイト)
自社データ×ChatGPTで顧客対応を自動化するカスタマーサポートツール。最大の特徴は、チャットボットを作るために必須のFAQデータを過去の問い合わせの履歴など、自社データを取り込ませるだけで自動生成できるところ。取り込むデータ形式もExcel/Wordはもちろん、メール、PDF、画像など多様な種類に対応可能。導入後も継続してデータを読み込ませられるため、チューニングの負担もかからない。
生成したFAQはよくある質問ページに利用するほか、AIチャットボットに学習させれば顧客と会話形式で自動回答が可能。Webサイトに限らず、LINEやInstagramなどマルチチャネルでbotを設置することができるのもポイント。
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サービス名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
sinclo | サイト訪問者に対して、属性・状況に合わせた最適なWeb接客を自動で実行 | 月額9,440円 |
GENIEE CHAT | 購入・申し込みフォームの最適化を通じて、CVRだけでなくLTVアップも期待 | 要問い合わせ |
zeals | LINE、Instagram上での顧客情報入力をサポート。最適な会話設計で離脱防止 | 要問い合わせ |
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(出所:sinclo公式Webサイト)
CVR改善にも問い合わせ改善にも活用できるチャットボット。サイト訪問者に対して、訪問回数や滞在時間、閲覧ページなど、状況に合わせた最適なアクションを実行することができる。
個人情報の入力に便利な、メールの署名をコピペするだけでAIが自動で解析し、必要な項目に振り分けてくれる「一括ヒアリング(署名整形)」機能のほか、サイト訪問者が対象のページから離脱しようとする際に、画面上にキャンペーン情報や有人チャットへの案内を出して再度視覚的にアプローチできる「離脱防止」機能もオプションで選択可能。
また、サイト訪問者が閲覧しているページの画面共有や、カタログや個別の提案書などのサイトには載っていない資料の共有(特許取得)など、CVRの改善に貢献する機能が揃う。料金は、設置するサイト数が増えても変わらない月額定額制。
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(出所:GENIEE CHAT公式Webサイト)
マーケティング支援に特化したチャットボット。特に入力アシスト機能や入力補助機能を利用した購入・申込フォームの最適化に強みを持つ。ユーザーは対話形式で質問に答えていくだけで必要事項が入力できるため、フォーム入力中の離脱率の低減に効果的。
また、チャット内にユーザーの属性データに応じておすすめ商品・サービスなどを表示可能。無理にページ遷移させる必要がないため、アップセルやクロスセルによるLTVアップも期待できる。通販業界・美容業界・不動産業界・人材業界など、4,500社もの多商材/多業界の導入実績を誇る。
導入も簡単でタグを設置するだけで実装完了。専属のカスタマーサポートが、企業ごとの最適なシナリオ構築や変更、CVR改善案を提案してくれるのも心強い。
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(出所:zeals公式Webサイト)
CVRアップに強みを持つチャットボットサービス。登録などに必要な情報をLINE、Instagramなどでチャットボットがヒアリング。入力された情報はzealsのRPAが各フォームに自動で入力。CRMやCDP等とも連携できるため、導入のための特別な連携作業も不要。専属のコミュニケーションデザイナーが蓄積された会話データと400社以上の実績から、「何をどう聞けばいいか」最適な会話を設計してくれるため運用の負担もかからない。
また、料金は完全成果報酬のため、無駄に料金が発生しないのも強み。
サービス名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
COTOHA Chat&FAQ | 最大13言語へリアルタイム翻訳。ほかにも有人エスカレーション対応も可能 | 月額95,000円 |
Bebot | 利用者のブラウザの言語設定に合わせて、多言語でチャットが可能 | 要問い合わせ |
ObotAI | 8言語に対応可能。画面上で使いたい言語をワンクリックで選択するだけ | 要問い合わせ |
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(出所:COTOHA Chat&FAQ公式Webサイト)
問い合わせの削減・顧客満足度の向上に強みを持つAIチャットボットツール。独自の意味検索エンジンを利用すれば、ユーザーの質問の「意味」を理解して、適切な質問と答えを検索・表示可能。「IDを忘れてしまった」などよくある質問や新型コロナウイルス関連の質問など、FAQテンプレートを各種用意しているため、社内にFAQがない場合もすぐに利用可能。
設置場所に関しても、チャットボット・検索ボックス・問い合わせフォーム、FacebookやLINEなどのSNS、更にSlackなど様々なユーザーインターフェースに対応できるため利用促進が期待できる。その他、最大13言語へのリアルタイム翻訳、有人オペレーターへのエスカレーション対応など、充実のオプションプランあり。
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(出所:Bebot公式Webサイト)
実際にサービスを利用した3,000万人の会話履歴をもとに開発されたインバウンド向けAIチャットボット。24時間、100%自社開発の人工知能が訪日外国人向けに定番観光地から穴場スポット案内、飲食店予約まで多言語サポート。特定経路へ誘導することで混雑を緩和させたり、日本文化のマナーを啓発することでトラブルを軽減させたり、副次効果も期待できる。
もともと2011年の東日本大震災を契機として、訪日外国人に正確な情報をリアルタイムで提供するべく開発されただけあって、緊急時の多言語対応にも長けている。自治体・ホテル・空港など訪日外国人が利用する多くの施設で導入が進んでいる。
(出所:ObotAI公式Webサイト)
日本語のほか、英語・中国語(繁体・簡体)・韓国語・タイ語・ロシア語・ベトナム語の8言語に対応可能なAIチャットボット。8言語を母国語にしているスタッフが常駐しているため、翻訳精度の高いチャットボットを構築できることが強み。言語切り替えに特別な操作は必要なし。画面上で使いたい言語をワンクリックで選択するだけ。
タッチパネル入力のほかにも、音声入力・音声出力なども対応可能。各種SNSやAIスピーカー、デジタルサイネージと連携でき、たとえば、公共施設や商業施設における無人インフォメーションセンターなど幅広い用途で利用されている。
サービス名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
OfficeBot | ChatGPTを活用することで、自社に合った高度な社内問い合わせ対応が可能 | 月額15万円 |
PEP | 社内Q&Aや資料探しを自動化するAIアシスタントとして利用可能 | 要問い合わせ |
HiTTO | バックオフィスに特化した膨大な量の質問パターンを事前学習済みAIを搭載 | 要問い合わせ |
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(出所:OfficeBot公式Webサイト)
ChatGPTのアルゴリズムを利用し、自社の固有データを使って回答するチャットボット。ChatGPTの解釈性の高さによって、問い合わせ対応やナレッジマネジメントをより高度化することが可能。更に、自社の業務知識に基づく文章生成能力によって、アイデアを必要とする企画や広報などの業務もサポートする。
他の外部ツールとの連携に優れており、たとえば社内SNSに設置して問い合わせに自動対応するなど、ハブとしても利用できる。仮に自動応答で対応できなかった場合でも、オペレーターへエスカレーションする機能があるのも心強い。英語、簡体中国語、繁体中国語、韓国語など多言語対応可能。
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(出所:PEP公式Webサイト)
「あの書類どこ?」「申請ってどうやるの?」など社内の繁雑な業務上の問い合わせ応対を自動化できる社内チャットボット作成ツール。チャットはシナリオ型でドラッグ&ドロップで直感的に簡単に作成可能。プログラミングなどの専門知識は不要。
たとえば、社内のポータルサイト上にあるものの、ほとんど利用されていないQ&Aを管理画面でチャットボット化して、現在使用しているチャットツールや社内ポータル、グループウェアなどのインターフェースに設置するだけでも問い合わせ工数を削減することができる。その他、CRM、勤怠管理、経費精算ツールとAPI連携もできる。
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(出所:HiTTO公式Webサイト)
大手企業の管理部門を中心に導入されている社内DX特化型のAIチャットボット。人事・総務・労務・経理・情報システムなどのバックオフィスの膨大な量の質問パターンを学習させた共通AIを搭載。従業員の質問の意図を自動で解析するため、「勤怠の代理申請」「本人不在時の勤怠」なども同一の質問として回答可能。重複回答を避け、高い精度の受け答えが期待できる。個社ごとにAIに関して「どのような見た目にするか」など細かくキャラクター設定できるため、愛着を持って利用できるのもポイント。
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最後に、無料プランを持ったチャットボットツールを1つご紹介します。無料のトライアル期間を設けているツールはほかにもたくさんありますが、期間を定めず無料で利用できるものはそれほど多くありません。「実際に使い込んで試してみたい」という場合にはおすすめです。
(出所:HubSpot CRM公式Webサイト)
世界120カ国、12万社以上の利用実績を誇る米国製ツール。顧客データを管理する「HubSpot CRM」を軸に、マーケティング、営業、顧客のサポートや管理など、一気通貫で行うことができる。チャットボット作成ツールは、無料で導入・利用継続できる「HubSpot CRM」の一機能として利用可能。CRMに顧客情報ややりとりの詳細を蓄積して、その都度ひきだせるため、パーソナライズドな対応も可能。最大100万件のコンタクトを登録でき、ユーザー数にも上限なし。
チャットボットは導入しさえすれば効果を発揮するものではありません。導入後も「こういう質問には、こういう風に回答すると良い」など会話、それ以外にも、問い合わせ対応の業務フローの最適化が必要です。そのためにも、運用負担の少ない自社に合ったチャットボットツールを選ぶことが重要です。ぜひ、本記事を参考にしてください。
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