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顔認証対応の勤怠管理システム

顔認証対応の勤怠管理システム8選。チェックポイントや選び方

顔認証対応の勤怠管理システム8選。チェックポイントや選び方

100名以上の従業員を企業で、勤怠管理における不正打刻や打刻もれといった課題を抱える人事マネージャーの方へ。顔認証対応勤怠管理システムの機能やタイプ、選び方などについて、おすすめツールと併せて紹介します。

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目次

顔認証対応の勤怠管理システムとは?

顔認証対応の勤怠管理システムとは、専用端末やスマホ、タブレットなどのカメラで撮影した従業員の顔を認証キーとして本人確認を行い、出退勤の記録や労働時間の管理を行うシステムです。画像認証技術を用いて、システムに登録された顔データと、打刻時にカメラに映った顔画像を照合し、本人であることを特定します。

従来のようにタイムカードやICカードなどの物理的な媒体を使用しないため、第三者による代理打刻やなりすましといった不正行為の防止が可能に。また、ICカードの発行・回収、紛失時の再発行といった手間やコストも不要になります。

 

顔認証による打刻のメリット・デメリット

顔認証を使った打刻のメリット・デメリットを以下にまとめました。

メリット

不正打刻の防止 本人が直接認証を行うことで、第三者による代理打刻やなりすましといった不正行為を防止
管理の手間・コスト削減 ICカードの紛失・忘れのリスク心配、再発行にかかる手間やコストを削減
非接触で衛生的 共有の端末に触れずに打刻できるため、感染症対策に有効
利便性の向上 持ち運び不要で紛失のリスクがないうえ、両手がふさがっている状態でもスムーズな打刻が可能
混雑の緩和 瞬時に本人確認が完了することで、出退勤時の打刻待ちを解消
付加機能との連携 体温検知器やアルコールチェッカー、セキュリティゲートと連動可能なシステムもあり

デメリット

顔データ登録作業の負担 導入して稼働させるまでに、従業員全員の顔写真データをシステムに登録する作業が必要になる
認証エラーの発生 システムの精度や周囲の明るさ、双子の場合など、様々な原因でエラーが発生した際、都度対応が必要となる。加えて、エラー時は打刻待ち時間が発生する
設備や通信環境の整備 専用端末が必要な場合、導入コストが高額になることがある。また、オンライン認証の場合は安定したネットワーク環境の構築が必須

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顔認証打刻の採用可否を判断するためのチェックポイント

打刻方法として顔認証を採用してよいのかの判断のために、以下のポイントを確認しておきましょう。

マスクや眼鏡、帽子を着用していても顔認証が行えるか
  • 多くのシステムはマスクをした状態での顔認証に対応
  • 帽子や保護メガネなどの着用義務がある現場では、実環境での動作検証を行う必要がある
認証精度は維持できそうか
  • 常に明るい室内であればエラーが生じにくい
  • 薄暗い場所や時間帯によって日当たりが変化する場所では認証エラーが発生することがあるため、実環境での動作検証が必要が
ほかの打刻方法と併用はできるか
  • 事業所ごと、あるいは働き方によって複数の打刻方法を組み合わせられると便利
  • ICカードや生体認証との併用のほか、GPS機能と組み合わせることで遠隔地からの打刻を実現
ほかの打刻方法に変更できるか
  • 万が一顔認証が運用に合わなくなった場合、別の打刻方法にも対応していると安心
  • 変更する可能性がある場合は、打刻方法の種類が充実しているものがおすすめ
打刻待ちの渋滞はできないか
  • 出退勤が重なる時間帯にいかにスムーズな認証が行えるかが重要
  • 特に人数が多い場合は、高精度の認証機能があり、高速認証に対応しているシステムを選択する必要がある

 

顔認証対応の勤怠管理システムのタイプと選び方

顔認証対応の勤怠管理システムは、大きく以下の3つのタイプに分類されます。

iPad対応タイプ

iPadにインストールするだけで運用を始められるタイプ。専用機器の導入不要で故障時の入れ替えがしやすく、拠点や人数が増えた場合にも手軽に追加設置できます。使い慣れたタブレット画面を操作するためスムーズな打刻が可能に。

たとえば「KING OF TIME」は、専用アプリをインストールしたiPadのカメラに顔を向けるだけで打刻が完了。マスクを着用したままでも認証されるため、スムーズな運用が行えます。

専用機&検温にも対応するタイプ

顔認証に加え、体調不良者の無理な出勤を防ぐために検温も同時に行いたい場合に適したタイプ。サーマルカメラ搭載の専用機を利用することで、顔認証と同時に非接触で検温まで行えます。

たとえば「e-就業OasiS」は、顔認証による非接触で安心・安全な出退勤記録が可能。温度異常検知システム「VI-Thermal」と連携させれば、同時に体温検知や履歴管理、提携レポート出力なども行えます。

入退室管理に連携するタイプ

勤怠時間を正確に記録したい、なりすましや不正打刻、打刻もれを防ぎたいといった場合におすすめなのが、入退室管理システムと連携できるタイプ。既存のシステムとの連携はもちろん、同時に新しく導入することも可能です。

たとえば「freee人事労務」は、オフィスの扉や入館ゲートなどに設置できるスマートロック「workhub」と組み合わせて導入できます。workhubを通過する際に顔認証を行うだけで、扉やゲートが開いて同時に打刻される仕組みです。

 

主な顔認証向け勤怠管理システム(iPad)

iPadさえあれば運用が始められる顔認証向け勤怠管理システムを紹介します。

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KING OF TIME(株式会社ヒューマンテクノロジーズ)

KING OF TIME公式Webサイト

(出所:KING OF TIME公式Webサイト)

勤怠管理をはじめ人事労務、給与計算、年末調整、データ分析、システムログまで一律料金で利用できる勤怠管理・人事給与システム。休暇管理や各種申請承認といった機能を標準搭載しており、独自の勤怠ルールがある場合もスムーズに移行できる。
従業員の働き方に合わせてPC・スマホ・タブレット・GPSといった多彩な打刻手段から選べるほか、オプションで顔認証「Bio-IDiom KAOATO」の導入が可能。専用アプリをインストールしたiPadの内蔵カメラで顔を撮影するだけで、スムーズな打刻を実現する。NECの顔認証技術を採用しており、マスクを着用したままの打刻にも対応。

  • 料金:月額300円/名、顔認証70,000円/ライセンス

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タスカル(株式会社アイシーソフト)

タスカル公式Webサイト

(出所:タスカル公式Webサイト)

AI顔認証によるなりすまし・不正打刻防止と、多拠点の勤怠一元把握に強みを持つ顔認証対応勤怠管理システム。過重労働の見逃しや残業のかさ増しの防止といった課題の解消にも寄与する。
iPadまたはiPhoneとPCさえあれば、設備コストをかけずに運用を開始できる。他メーカーのタブレットであってもブラウザ版にて顔認証打刻が可能。導入時に各自顔をかざして名前を入力するだけで顔データが登録できるうえ、日々の打刻は約0.5秒で完了。データはクラウド上にリアルタイムで記録され、必要に応じてCSV出力できる。
そのほか出退勤の情報をリアルタイムで把握できるリアルタイムモニタや、年休・シフト管理、各種申請機能など便利機能が充実。

  • 料金:月額350円/名(打刻+勤怠管理プランの場合)

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奉行Edge 勤怠管理クラウド(株式会社オービックビジネスコンサルタント)

奉行Edge 勤怠管理クラウド公式Webサイト

(出所:奉行Edge 勤怠管理クラウド公式Webサイト)

1分単位の残業時間計算、時間外・休日労働時間の自動集計、有給管理などがまとめて行える勤怠管理システム。「顔認証打刻 for 奉行Edge勤怠管理クラウド」とAPI連携することで、手軽に顔認証打刻を実現できる。
iPadのインカメラに顔を近付けるだけで、打刻が即時完了。マスクを着用していても99.65%という高い認識率を実現しているほか、1名あたり約0.3秒という認証スピードに定評を持つ。従業員の打刻情報は「奉行Edge 勤怠管理クラウド」へリアルタイムで反映。顔認証のほか、WebやICカード、専用タイムレコーダーなど多彩な打刻手段に対応しており、用途に応じて使い分けも可能だ。

  • 料金:月額11,800円(従業員20名・担当者1名の場合)、サービス連携料年額1,200円/名、年間保守料金15万円、初期費用7,200円〜

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ジョブカン勤怠管理(株式会社DONUTS)

ジョブカン勤怠管理公式Webサイト

(出所:ジョブカン勤怠管理公式Webサイト)

勤怠管理に必要な機能を1つに備えながら、シンプルな操作性に強みを持つ勤怠管理システム。必要な機能だけを自由に組み合わせて利用できることから、まずは低コストを試したい場合に適している。
打刻方法はPC・ICカード・GPS・生体認証といった豊富な手段から、好きな組み合わせで導入が可能。iPad顔認証打刻を使えば、マスクをつけたままでも出退勤打刻が行えるほか、同時にマイページを開いて残業申請や工数入力を効率化できる。打刻に伴うデータはリアルタイムで「ジョブカン出勤簿」へ反映されるため、手入力・転記の手間から解放される。

  • 料金:月額200円/名(1機能の単独利用の場合)

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主な顔認証向け勤怠管理システム(専用機&検温にも対応)

専用機を導入することで、打刻と同時に検温まで行える顔認証向け勤怠管理システムを紹介します。

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e-就業OasiS(株式会社ニッポンダイナミックシステムズ)

e-就業OasiS公式Webサイト

(出所:e-就業OasiS公式Webサイト)

独自の就業規則や複雑な勤務形態、管理方法などに合わせて柔軟にカスタマイズできる顔認証対応勤怠管理システム。各種アラートや有給休暇管理、日報や月報の自動報告といった機能に加え、専任担当者が導入設定を全て担うため、初めての導入でもスムーズに運用を開始できる。
打刻は、PC・スマホ・タイムレコーダー・PaSoRiなど多彩な打刻形式に対応。認証精度99%のサーマルカメラに顔を映せば、約0.2秒で認証が完了する。AI体温検知システム「VI-Thermal」と連携することで、顔認証での出退勤記録や体温検知が可能に。体温検知履歴をはじめ、各種データについても同システム内で管理できる。

  • 料金:月額16,000円(50名の場合)、初期費用25万円

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MOT勤怠管理(株式会社バルテックITソリューションズ)

MOT勤怠管理公式Webサイト

(出所:MOT勤怠管理公式Webサイト)

出退勤の打刻もれの防止に役立つ顔認証対応勤怠管理システム。設定時刻までに出退勤打刻がないと自動的にアラート通知を行い、管理者の確認作業にかかる負担削減を実現する。
従業員向けに専用のスマホアプリが提供されているほか、PC・二次元コード・ドア開錠といった打刻方法を用意。顔認証には業務用に特化した専用端末が用いられ、専用カメラ・赤外線センサーによって約0.5秒で認証と体温検知が行える。また1カ所で登録すれば全拠点に即時反映。複数拠点がある場合にも有用だ。顔データはカメラ内に保存され、ほかシステムへのAPI連携もオンライン・オフライン両対応のハイブリッド運用でセキュリティを確保する。

  • 料金:月額3,980円/20名まで、初期費用31,500円

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主な顔認証向け勤怠管理システム(入退室連携)

入退室システムに連携できる顔認証向け勤怠管理システムを紹介します。

freee人事労務(+workhub)(フリー株式会社)

freee人事労務公式Webサイト

(出所:freee人事労務(+workhub)公式Webサイト)

入社から勤怠・給与まで一気通貫で連携できる人事労務システム。情報を一元管理し、転記ミスを防止できる。LINE・LINE WORKS・Slackなどのチャットツールを通して勤怠管理が行えるほか、自社の就業規則や職種に応じて柔軟な打刻手段を選べる。
PC・スマホ・GPS・ICカード・チャット打刻に加え、workhubが提供するスマートロックとの連携に対応。簡単な取付作業により、ドアがスマホ・ICカード・社員証・スマートウォッチなどでの開錠可能に。加えて、1日の最初の操作を「出勤」、最後の開錠操作を「退勤」として「freee勤怠」に打刻時間を自動反映できるため、手作業での出勤打刻が不要となる。

  • 料金:システム料月額300円/名、機器使用料月額5,000円~(bitlock PROの場合)

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クロノスPerformance(+SECURE face)(クロノス株式会社)

クロノスPerformance公式Webサイト

(出所:クロノスPerformance公式Webサイト)

労働基準法の改正に対応し、多様な勤務形態に柔軟に対応する勤怠管理システム。変形労働制や有給管理といった給与ソフトと連動するデータの自動集計で、手作業の負担を大幅に軽減する。
PC・スマホ・ICカードといった打刻手段を搭載しているほか、外部システムと連携することで顔認証が可能。たとえば勤怠連携プラットフォーム「SECURE Platform』と連携すれば、入退室時のログが打刻情報としてシステムに自動反映されるため、打刻忘れやなりすましを防ぎ、正確な勤怠状況を把握できる。また、workhub・bitlockシリーズと連携すれば、開錠による自動打刻・会議室予約・不正入室防止が可能に。

  • 料金:年額66,000円/20名・1CALまで(クロノスPerformanceクラウドの場合)

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まとめ

顔認証対応の勤怠管理システムとは、専用端末やスマホなどのカメラで撮影した従業員の顔を認証キーとして出退勤打刻を行うシステムのことです。導入することで、不正打刻を防止できるほか、ICカードなどの紛失リスクや再発行にかかるコストも削減できます。

顔認証対応の勤怠管理システムは、以下の3つのタイプに分類されます。それぞれの特徴を踏まえ、自社の課題に合ったタイプを選ぶことが重要です。

  1. iPad対応タイプ
  2. 専用機&検温にも対応するタイプ
  3. 入退室管理に連携するタイプ

手軽に導入したい、在宅勤務にも対応したいといった場合は、iPadや手持ちのデバイスが利用できるシステムがおすすめです。ただし、認証性能や他の打刻方法との併用可否はシステムによって異なるため、事前に確認が必要です。打刻に関する課題解決に向けて、本記事を参考に顔認証対応勤怠管理システムの導入を検討してみてください。

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