エンタープライズ企業向けのクラウドワークフローシステム。大企業特有の複雑な組織構造や商習慣にも対応可能。法務・営業・人事・経理・ITなど、幅広い用途で活用できます。
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kickflowは、IPO準備企業や従業員数百名～数万名の中規模から大規模企業など、エンタープライズ企業向けの次世代クラウドワークフローです。
従来のエンタープライズ企業向けのワークフロー製品は、オンプレミス型のものが多く、一方でクラウド型の製品は中小企業向けのものが中心で、エンタープライズ企業の要件に合致しないという課題がありました。
kickflowなら、情報システム部門の業務を圧迫することなく、以下を実現することができます。
kickflowは、マルチデバイス対応でスマホ・タブレットからも利用可能。SlackやMicrosoft Teams 、ChatWork、LINE WORKSなどと連携することで、稟議の申請から承認まで即日対応も可能です。
承認フローに関しても複雑な条件分岐や並列承認、更に代理申請も可能。あらゆる構造の組織で、申請・承認のスピードを大幅に向上させることができます。
kickflowは、使いやすいUIのためトレーニングコストがかかりません。また、組織・経路を安全に管理するための機能を多数搭載しており、たとえば、ロール設定でシステム管理権限を移譲したり、ユーザーごとに閲覧範囲をコントロールしたりできます。
更に組織図の異動予約やバージョン管理機能に加えて、複数部署の兼務などもノーコードで柔軟に設定可能。面倒なインフラ・DB設計等の必要はありません。
豊富なAPI連携やSaaS連携により、ワークフローの前後にある業務までシームレスに連携可能。シングルサインオンに対応する一方、IPアドレス・ドメイン制限などの多様な認証方式にも対応しており、セキュリティ面も万全です。「管理画面で誰がどんな操作をしたか」を監査ログも取得・閲覧可能なため、内部統制にも有効です。
エンタープライズ企業が使いやすい、まったく新しいSaaS型ワークフロー
株式会社kickflow 井領 明広様
―kickflowはどのようなサービスですか？
kickflowは、エンタープライズ企業向けのワークフローシステムです。市場参入は2021年と、かなり後発のワークフロー製品です。事前に他社のワークフローシステムをお使いのエンタープライズ企業300社以上にヒアリングを行い、その結果をもとに開発しました。
ヒアリングによれば、現在利用するワークフローシステムの大半がスクラッチ開発かオンプレミス型で、「運用が大変」「属人化している」「セキュリティ面に不安がある」などの課題を抱えていることがわかりました。市場にはこれらの課題を解決できるようなシステムが存在していなかったことから、エンタープライズ企業に特化したまったく新しいSaaS型ワークフローシステムとして「kickflow」を開発。2021年10月より提供開始した次第です。
―エンタープライズ企業に特化したSaaS型のワークフローは他に存在しなかったのですか？
はい。ワークフローシステムは、内部統制ブームが発端となり、2010年前後から導入が進められました。歴史ある領域です。当時はまだSaaS型のシステムはほとんど存在しなかったため、主流は必然的にオンプレミスやスクラッチ開発であり、多くの企業が今日までこれを長く使い続けています。
現在ではハイエンドな製品と安価な中小企業向けの製品に二極化しています。外資系製品含め、ハイエンドなワークフローシステムは企業のDXプラットフォームなど大掛かりな用途に利用できますが、その分、初期投資莫大な資金が必要であり、学習コスト非常に高い。一方で数百円から始められるライトな製品は、従業員数十名程度の中小企業での利用を前提としているため、エンタープライズ企業ならではの複雑な要件に対応するのが難しい状況です。
そのような中、kickflowは「エンタープライズ企業向けに特化したSaaS型のワークフローシステム」というユニークなポジションをとっています。中堅〜大企業のような大きな組織での運用を想定した機能を多数標準搭載しておりますので、導入までのリードタイムも短いのが特徴です。また、学習コストもかなり抑えることができるようになっています。
―具体的に、どのようなことが実現できるのでしょうか？
まず1つ目は、メンテナンスが非常に楽になるという点です。エンタープライズ企業では定期的に行われる人事異動や組織改編、権限規定のルール変更などに対して、ワークフローシステムもそのつど修正しなければなりません。kickflowは、人事異動や組織図の事前予約〜自動適用はもちろん、新しい承認経路やワークフローのフォームなども事前予約が可能です。これにより、期の変わり目にシステム改修のために深夜残業しなければいけない、といった事態も避けられ、スムーズな運用ができるようになります。
2つ目は、複雑な組織形態・承認経路にも対応できるところです。回覧や合議、割合承認（3人のうち2名の承認を要する）など、上場企業や歴史ある企業様での運用にも耐えられるよう細かいチューニングを行っています。もちろんハイエンドな製品でもこういった複雑な処理は可能ですが、kickflowでは現場・管理者も直感的に設定やメンテナンスができる点がポイントです。
3つ目は、厳しいセキュリティ要件にも耐えられるところです。エンタープライズ企業には厳しいコンプライアンスや自社・取引先のセキュリティポリシー遵守が求められますが、kickflowは監査ログやシステム操作ログの取得、シングルサインオン、IPアドレス制限、特権管理権限のカスタマイズ、といった高度なセキュリティ要件にも対応できるようにしています。ガバナンス強化にも役立ちます。
―どのようなお客様での利用が多いのでしょうか?
メインとなるのは、従業員数百名から数千名の企業です。必ずしも上場企業に限らず、そのグループ会社やホールディングス会社、それ以外にも上場を見据えているスタートアップ企業などにも導入いただいています。業種業態は特に問いませんが、運用をラクにしたい中堅〜大企業の方々が大半です。
―実際に導入したお客様から評価されるポイントとしては、どんなことが多いですか？
さきほど述べた点以外では、API連携をお褒めいただくことが多いですね。エンタープライズ企業の案件ではSaaS・オンプレを含め無数のシステムが存在し、APIによる連携を求められるケースが大半です。
この点、kickflowはAPIを豊富に取り揃え、公開しています。SAPを始めとしたERP、SalesforceなどのSFA/CRM、SlackやTeamsなどのチャットツールなど連携先は多岐に渡ります。業務の自動化を皆様実現されていますね。
―代表的な導入事例があれば教えてください。
まずはスクラッチ開発のシステムから切り替えた例としては、株式会社SHIFT様の事例が挙げられます。SHIFT様は、勤怠、給与計算、社内メディア、コミュニケーションツールの機能が詰まった内製ツールを使われており、ワークフローもその中の一つとして利用されていました。しかし、その分、承認フローや条件分岐、申請入力フォームに制約があり、ワークフローの種類や管理の作業量が膨大になってしまっていました。
シンプルさとメンテナンスのしやすさの観点から選んでいただいたのがkickflowです。フォームや経路の関係性がシンプルで、変更もすぐに実行できること。そして、組織のバージョン管理機能などのメンテナンスのしやすさを評価いただきました。以前はワークフローが約130本もあったそうなのですが、kickflowで条件分岐を柔軟に設定できたことで、現在は約3割削減できたそうです。
もう一つはオンプレ型のシステムから切り替えたグリー株式会社様の事例です。グリー様の場合、運用コスト過多の課題を抱えていました。
自動化・業務の簡略化に長けたワークフローシステムということで選んでいただいたのが、kickflowです。特に、他システムと連携できるAPI、手厚いサポート体制などを評価いただき、導入に至りました。結果、API連携を活用して稟議申請や人事異動など多くの業務を自動化でき、承認スピードも上がったとの声をいただきました。
―導入前後のサポートの部分で力を入れていることがあったら教えてください。
製品の導入検証、すなわちトライアルにはかなり力を入れています。前述した通り、kickflowの良さは、現場で実際にシステムを運用する情シス担当の方に一番刺さります。ですので、トライアル期間中に触っていただくうちに、だんだんと良さをわかっていただくことが多いですね。
オンボーディングも同様で、週次の定例でミーティングの場を設けて、お客様の業務フローの設計、そしてその後の運用の助言まで手厚く支援します。kickflowはエンタープライズ企業に特化している分、弊社にノウハウを蓄積しやすく、「どのような場合にどのようなフローが最適か」「どういった場合に事故がおこりやすいか」など、お客様のケースに応じてアドバイスできるのも強みだと思います。
もちろん、ご契約いただいた後も「こういうのがあったらいいな」など適宜ご希望をお伺いして機能開発を行ったり、更新時のタイミングで課題を伺い、「今後はこう対処していきましょう」と改善提案も行ったりしていきますのでご心配はありません。
―今後のビジョン、目指していることなどがあったら教えてください。
エンタープライズ企業に使いやすいワークフローを作る、そのために最善を尽くす。それしか考えていません。日々お客様から「こういうのがあると助かる」といった要望が何件も寄せられてきますが、そのうちリクエストが多い機能を順次開発しています。お客様からも「開発が早くて驚いた」とおっしゃられるぐらい、「爆速」で開発しています。
2021年のサービス提供開始後、ありがたいことに多くのエンタープライズ企業にご利用いただいています。今後1社でも多くの企業にkickflowをご利用いただき、満足していただくためにも引き続き、爆速で取り組んでいきたいです。
※30日間の無料トライアルあり
| 会社名 | 株式会社kickflow |
| 代表者名 | 重松 泰斗 |
| 資本金 | 2億1,010万8,000円（資本準備金含む） |
| 所在地 | 〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル 5F KSフロア |
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