「自社HPからの採用に力を入れたい」「効果の高い方法や独自性のあるサイトの作り方を知りたい」とお悩みの人事担当者へ。採用サイト作成ツールのタイプや選び方、おすすめのサービスについて紹介します。
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採用サイト作成ツールとは、企業が自社の採用活動のために、専用の採用サイトを簡単に作成・運用できるツールです。
従来の採用サイト制作は、外部の専門の企業に依頼して作ってもらうのが一般的でした。しかし、その場合、以下のような様々な課題があります。
採用サイト作成ツールを利用すれば、テンプレートやパーツを利用して、自社オリジナルのサイトを簡単かつスピーディーに作成することが可能。中には、サイト作成だけでなく、ニーズに合った候補者へ直接スカウトする機能や、応募から採用までの進捗管理をする機能などを兼ね備えているサービスもあります。
採用サイト作成ツールには、無料で利用できるものも多数ありますが、できることが限られてしまいます。「サイトのデザインにこだわりたい」「様々な機能を活用したい」という方は、有料のツールを使用するのがおすすめ。有料で利用する場合、安価なものであれば月額約3,500円〜利用可能。外部にサイト制作を依頼すると安くても30万円程、高いものでは数百万円もかかるため、その場合でもコスト削減につながります。
たとえば、Web制作プラットフォーム「Studio」は月額5,460円(Businessプランの場合)で利用可能。安価ながらもコーディング不要で、サイトの構築・運用・公開までワンシステムで完結させることができます。
採用管理システムをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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機能 | できること |
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各種採用ページの作成 | トップページや求人詳細、会社紹介やインタビューページなど、採用サイトに必要なページを作成できる |
デザインのカスタマイズ | 各種テンプレートやパーツを利用して、ドラッグ&ドロップの簡単な操作でイメージに合ったデザインが組める |
求人公開・拡散 | IndeedやGoogleしごと検索などの求人検索エンジンと連携して、求人を外部に公開・拡散することができる |
コンテンツ管理 | サイトを構成するテキスト・画像・ページレイアウト情報などを一元管理することができる |
応募受付 | 応募フォームを作成し、必要な項目やフォームのデザインなども自由に設定可能 |
SEO対策 | 検索結果に表示されるタイトルや説明文、サイト内の見出しや構造など、SEOを意識して作成できる |
レスポンシブルデザイン | スマホやタブレットなどに最適化したデザインを作成できる |
ツールによっては、採用サイト作成以外にも以下のような様々なことに対応したものもあります。
機能 | できること |
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採用管理(連携も含む) | 応募から採用まで、候補者の選考進捗を一元管理できる |
マッチングプラットフォーム | プラットフォームに登録した求職者を検索したり、スカウトしたり、直接連絡を取り合うことができる |
分析機能 | どのページがどれくらい見られているか、ユーザーがどういう行動をとったか、などデータを収集して分析できる |
採用サイト作成ツールは、主に3つのタイプに分類されます。要望に応じて、おすすめのタイプは異なります。
ここからはそれぞれのタイプについて、どういう特徴があるのか、どういう機能を搭載しており、どういう場合におすすめなのかなどについて解説していきます。
Webサイトの制作に特化したタイプ。パーツを組み合わせるだけの直感的な操作でサイトの構築ができるので、コーディングの知識や経験は不要です。
フォームや決済機能など、様々な機能を備えているため、採用サイトに限らず、通販サイト、予約サイト、資料請求サイトなど様々な用途に利用されています。また、プロのデザイナーが作成したテンプレートがあらかじめ搭載されているので、デザイン性に優れたサイトを作成できるのがポイント。「オリジナル性の高いサイトを作りたい」「採用ブランディングにこだわりたい」という方におすすめです。
たとえば、「ペライチ」なら、600種類以上のテンプレートから自社に合ったものを選び、カスタマイズしてオリジナルのページを作成することが可能。ブロックを組み合わせて編集するだけの感覚的な操作なので、デザインやプログラミングの知識は不要。スマホやタブレットなどのモバイル端末でも作成・編集することができます。
求職者がプラットフォーム上で直接企業に応募できるタイプ。募集ページを作成する一環として採用サイトを作成することができます。プラットフォーム上に公開することで候補者の母集団をある程度見込めるのがポイント。中にはニーズに合った候補者に直接連絡できるサービスもあり、応募を待たずに企業側からアクションすることも可能。プラットフォームによってターゲットは異なりますが、母集団形成をしたい場合におすすめです。
たとえば、「Wantedly」なら、ビジョンや事業内容などを伝えられる求人ページと併せて、会社のメインページを作成することが可能。Wantedlyはプラットフォームとしても知名度が高く、400万人以上のユーザーを保有。そのうち20〜30代の若手層が全体の7割以上占めています。学生から社会人まで多様なユーザーが登録しているため、新卒・中途、業務委託やインターンまで様々な採用形態、職種の募集を行うことができます。
応募者情報や採用スケジュールの管理、日程調整など採用活動に伴う業務を効率化できるタイプ。複数の求人媒体・エージェント経由の応募者を一元的に管理できるため、連絡漏れ・遅れを減らし、採用機会を逃さずに済みます。サービスによっては応募者の一元管理だけでなく、採用サイト作成機能を備えたものもあります。サイトの作成や母集団の形成だけでなく、応募者の受付や選考管理にも課題がある場合におすすめ。
たとえば、集客機能が搭載された採用管理システム「クラウドハウス採用」なら、作成した採用サイトと求人媒体を自動連携することで、応募者情報を一元管理することが可能。導入後は採用のプロフェッショナルチームが専属でサポートし、定期的なミーティングや分析レポートの提供を通じて、採用活動全体の改善を支援してくれます。
ここからは、採用サイト作成ツールを選ぶ際に、どのようなポイントを見たら良いのかを解説します。
効果を出すためには、募集職種やターゲットに応じて求人ページや求人票を作り分けるのが大切。しかし実際には手間がかかるので、負担を少なくできる機能があればより便利です。サービスによっては、AIが求人票作成を助けてくれる機能や、職種ごとのテンプレートや求人サンプルなどのサポート機能が搭載されています。また、社内で作成するリソースを確保できない場合は、作成を代行してくれるサービスもあります。
たとえば、「Sonar ATS」では、「AI求人作成アシスタント」機能を搭載。人材要件や理想の人物像に関する質問に回答するだけで、AIが求人票を作成してくれます。これまで採用経験のない職種や、要件が明確でないポジションなどを募集する際に役立ちます。
ツールによって、搭載されているデザインテンプレートの件数や種類、どこまで編集できるかなどが異なります。また、スライド資料や動画コンテンツが挿入できるかにも差があります。自社サイトのオリジナル性やブランディングにこだわる場合には重要なポイントです。
たとえば、「ペライチ」では、業種や商材に合わせた600種類以上のテンプレートをカスタマイズして、オリジナルのページを作成可能。テキストや画像はもちろん、要素やデザインも追加・変更することができます。「Webflow」では、YoutubeやVimeoなどの動画コンテンツやスライド資料も掲載できるため会社のイメージを伝えやすいのが特徴です。ノーコードとコーディングを織り交ぜたサイトを構築できるため、自由度高くカスタマイズを行えます。
プラットフォーム型は別ですが、採用サイトを作るだけでは応募は見込めません。求人検索エンジンやSNSなどを利用して拡散する必要があります。ツールによって、求人検索エンジン(Indeed、Googleしごと検索、求人ボックスなど)やSNS(X、YouTube、Facebookなど)への対応度合いが異なるため、自社のターゲット層に合っているかチェックが必要です。
たとえば、「クラウドハウス採用」では、求人情報をIndeedやGoogleしごと検索などの求人検索エンジンに掲載し、求職者からのアクセスと応募数の増加を図ることができます。また、SNSや各種メディアとの連携機能も備えており、効果的な集客が可能です。
(出所:ペライチ公式Webサイト)
豊富なテンプレートと直感操作で、専門知識不要で簡単に作れるHP作成ツール。プロが作成した600種類以上のテンプレートが使い放題。業種や商材に合わせた豊富なテンプレートをカスタマイズして、オリジナルのページを作成することが可能。ブロックを組み合わせて編集するだけの感覚的な操作で、スマホやタブレットなどのモバイル端末でも作成できる。
キーワードをもとにコピーライティングを生成する「AIアシスト」機能や、ABテスト用ページをワンクリックで作成する機能などもあり、スピーディーなサイト制作に最適。チャットやオンラインでのサポート体制も充実している。
(出所:Studio公式Webサイト)
コーディング不要でデザイン性の高いサイトを作成できるWeb制作プラットフォーム。7,600以上のフォントと様々な用途に応じたテンプレートを搭載。既存のテンプレートをカスタムする方法と白紙の状態から作り上げる方法、どちらにも対応可能。ピクセル単位の微調整やアニメーションの設定もノーコードで実現。デザインエディタ上でドラッグ&ドロップするだけで応募フォームも作成・設置可能。デザインやフォントなども自由自在。
複数人でのリアルタイム共同編集ができるので、チームで作業を行う際にも便利。サーバー設定などは不要で1クリックで公開することができるのもポイント。
(出所:Webflow公式Webサイト)
自由度の高さが特徴のノーコードサイト作成ツール。会社のイメージを伝えやすいYouTubeやVimeoなどの動画コンテンツや、スライド資料も掲載できるのが特徴。ノーコードとコーディングを織り交ぜたサイト構築が可能なので、自由度高くカスタマイズを行うことができる。
海外サービスではあるが、Webflow Universityというサイトで、ツールの使い方やチュートリアルの解説動画が公開されており、操作方法などを学ぶことができるので安心。
(出所:Wantedly公式Webサイト)
給与や福利厚生などの条件面ではなく、企業のミッションや価値観への「共感」でマッチングするプラットフォームサービス。400万人以上のユーザーを保有しており、20〜30代の若手層が4分の3近くを占める。新卒・中途、業務委託やインターンまで様々な採用形態、職種の募集を行うことができる。
会社のメインページも、フォーマットに沿って画像や文章を入れるだけで簡単に作ることが可能なため、自社採用ページとしても有効活用できる。ニーズに合った候補者へ直接メッセージを送ることもでき、応募を待たずにこちらからアクション可能なのも心強い。
(出所:Green公式Webサイト)
IT・Web業界の経験者採用に強い、成功報酬型のプラットフォームサービス。登録者は120万人以上、そのうちの50%以上がエンジニア・クリエイティブ人材、70%以上が25〜39歳以下であるため、若手の経験者採用を考える場合にはおすすめ。
求人票だけでなく、各社オリジナルの企業紹介ページを作成し、会社の想いや魅力の発信にも活用できる。プロのライター・フォトグラファーが記事作成と写真撮影を実施するため、高品質な採用サイトを作成できるのが強み。
(出所:Engage公式Webサイト)
求人掲載・自社採用ページ作成・応募者管理などを、無料で行える採用プラットフォームサービス。無料でありながら、掲載期間や求人件数、採用人数などに制限がない。コストを抑えながら採用活動を効率化できる。Indeed、Googleしごと検索、求人ボックスなど様々な求人サービスに自動連携できるので、拡散されやすく応募者を集めやすいのが特徴。
テンプレートに沿ってテキストや写真を入れるだけで採用ページと求人ページを作成し、最短15分で掲載が可能。管理画面から応募状況が一覧で確認できるため応募者の管理にも活用できる。
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(出所:クラウドハウス採用公式Webサイト)
自社採用サイト作成機能を備えた採用管理システム。作成した採用サイトとタウンワークやマイナビなどの求人媒体を自動連携させることで、経由を問わず応募者を一元的に管理可能。IndeedやGoogleしごと検索、求人ボックスなどの求人検索エンジンと連携し、効果的な集客も期待。SNSからの応募流入も最大化できる。
導入後は採用のプロフェッショナルチームが専属でサポート。定期的なミーティングや分析レポートの提供を通じて、採用活動全体の改善を支援。求人内容の変更反映やデータベースの一括更新など、一部の業務をカスタマーサービスチームが代行し、企業の負担を軽減してくれる。
(出所:ジョブカン採用管理公式Webサイト)
求人から選考、採用決定までのプロセスを一元管理する採用管理システム。採用サイト、求人媒体、エージェントなどあらゆる経路からの候補者に関して、応募経路、やり取りの履歴、現在の選考状況、評価などを一元管理することができる。
自社採用サイトも、求人情報や画像を入力するだけで、簡単に作成可能。採用サイトに掲載した求人情報は、IndeedとGoogleしごと検索に自動で連携される。そのほか、面接日程調整や評価の入力・共有など採用業務支援機能も豊富。ダッシュボードで求人ごとの応募数や内定率など、各種データを集計・グラフ化し、現状把握や次回の施策検討にも活用できる。
(出所:sonar ATS公式Webサイト)
新卒・中途・アルバイトなど複数の採用を統合管理できる採用管理システム。応募者へのリマインド案内、選考結果の通知などの各種連絡も自動化できるため採用業務効率化につながる。求人媒体・適正検査ツール・Web面接ツールなど様々な外部サービスとの自動連携も可能で、面倒な同期作業も必要ない。応募者のデータ移行、オンライン面接設定、URL・スケジュールの共有などを自動化できる。
採用サイトや求人ページ作成機能も標準搭載。職種ごとのページ整理や写真掲載など、求職者の目に止まりやすくするための編集機能も充実。AI求人作成アシスタント機能も搭載されており、AIとチャットでやり取りをしながら求人原稿を作成できるのもポイント。
(出所:HRMOS採用公式Webサイト)
「ビズリーチ」で著名な同社が手掛ける採用管理システム。採用媒体と連携した母集団形成から選考管理、採用分析まで採用業務を一環して支援。業務効率化と採用力向上を実現する。サイト作成機能も備えており、デザインフォーマットなどを利用することで簡単に見栄えのする採用ページを作成可能。要件定義が難しい・募集経験のないポジション募集でも、AIを活用してキーワード・質問に回答するだけで求人内容を埋めることができるのもありがたい。
一般公募のほか、限定公開ページを利用したリファラル採用や社内公募、選考に漏れた候補者などを経年的に蓄積・育成していけるタレントプールなどにも対応可能。採用力の底上げに有効だ。
採用サイトを作成する際に外部の専門の企業に依頼すると、以下のような様々な課題があります。
採用サイト作成ツールを活用すれば、テンプレートやパーツを利用して、オリジナルのサイトを簡単かつスピーディーに自社で作成することができます。
採用サイト作成ツールを選ぶ際は、次の3つのタイプのうち、ニーズに合ったものを見ていきましょう。
① 採用サイトが作成できれば十分な場合
→サイト作成特化タイプ
② 採用サイト作成だけでなく、応募者の募集や受付にも利用したい場合
→採用プラットフォームタイプ
③ 採用サイト作成だけでなく、応募受付・選考など一元管理をしたい場合
→採用管理システムタイプ
また、下記のポイントも比較して選ぶと良いでしょう。
採用サイト作成ツールを活用することで、自社の魅力や想いを効果的に伝えられるのはもちろん、応募者の募集や選考進捗の一元管理など、採用業務の効率化にもつながります。
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採用管理システムの選び方ガイド(比較表付き)
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