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中小企業向けCRM12選。費用やできること、おすすめを紹介

中小企業向けCRM12選。費用やできること、おすすめを紹介

最終更新日:2024-05-24

Excelで行っている顧客管理をより効率化したい、日々の営業活動を円滑にしたいと考えている中小企業の担当者へ。中小企業向けCRMを利用するメリットや選び方、費用相場とともに、おすすめのCRMツールを紹介します。

目次

中小企業におけるCRMのメリット

CRMとは、顧客情報や商談案件を効率的に管理して、営業・業務の生産性や顧客満足度の向上を促進するツールです。中小企業向けのCRMは、従業員数が数十名程度の企業でも使いやすいよう、シンプルな機能で構成されています。

CRMの詳細については、「CRMツール比較14選!機能一覧やセールスフォースも紹介」に詳しくまとめてあるのでご覧ください。

ExcelやGoogleスプレッドシートで顧客管理を行う際の課題

中小企業の場合、顧客管理をExcelやGoogleスプレッドシートで行っているケースも多いでしょう。コストがかからず、ファイル内を自由にレイアウトができる点がメリットです。一方、顧客数や営業担当者が増えてくると、以下のような課題に直面するでしょう。

  • ファイルを複数人で同時編集できない(Excelのみ)
  • 編集履歴を残せないため、上書き保存前のファイルを復元できない(Excelのみ)
  • 社用PC以外の端末(スマホ・タブレット)でデータを参照しづらい
  • ファイルの保存データ量が多いと動作が重くなり、読み込みに時間がかかる
  • データの閲覧権限をユーザーごとに細かく設定することが難しい
  • 関数やマクロなどの一定の知識がないと、高度な分析は難しい

中小企業がCRMを使うメリット

中小企業向けCRMであれば、顧客管理に必要な機能が集約されており、操作性もシンプルです。利用により受けられる主なメリットは、以下の通りです。

  • Excelと同じような感覚で顧客データを直感的に入力・更新でき、部署全体で共有可能に
  • 「いつ・誰が・どのように」顧客データを編集したかが時系列で追える
  • データをスマホやタブレットでも参照でき、外出先でもアクションが取りやすい
  • 複数人でデータ編集が可能。従業員ごとにデータの閲覧権限の設定もできる
  • データを分析して自動でグラフ化するため、高度な関数やマクロを組む必要がない
  • 商談の進捗管理機能や顧客へのメール自動配信機能など、業務を効率的に進めるための機能がそろっている

このようなメリットがあり、自社の担当者が抱える業務の効率化・工数削減をはかれるため、中小企業におけるマンパワー不足解消に役立ちます。また、中小企業向けCRMは無料、あるいはリーズナブルに使えるツールが多く、費用がネックになっている企業でも導入しやすいのがポイントです。

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中小企業向けCRMのできること(大企業向けとの違い)

中小企業向けCRMは、顧客や見込み顧客の情報を集約する「顧客管理機能」がメインで構成されているタイプがほとんどです。

顧客管理機能では、主に以下の情報を管理できます。

  • 顧客や見込み顧客の企業情報・連絡先・役職・自社の担当者情報
  • 商談日・商談内容・進捗状況
  • 商品受注履歴・受注金額
  • 顧客からの問い合わせやクレーム、その後のフォローなどのやり取り

顧客管理機能以外に、充実した機能を持つツールもあります。一例として、名刺を読み込み顧客データを自動で抽出するツールや、売上目標と実績をリアルタイムで照らし合わせる分析機能を持つツールが存在します。

大企業向けCRMとの違い

大企業でCRMを扱う場合、多数の顧客を抱えているがゆえ、膨大なデータを集約・管理しやすいツールが必要に。また、たとえば同じ営業部門でも、課やチームが細かく分けられた組織体制であるケースが多いため、部署間との情報連携が取りやすいツールが求められます。

ほかにも、蓄積される大量のデータからより高度な分析を行いたい、定められている会社独自のルールにツールを順応させたい、などのニーズを抱える大企業も多いでしょう。

このような大企業が抱えるニーズを満たすCRMの機能や仕様の一例は、以下の通りです。

  • 地域別や会社規模別などテリトリーで顧客情報を管理
  • 部署間の情報を横断的に閲覧・管理
  • 様々なチャネル(メール・チャットツールなど)と連携し、散らばっている情報を集約
  • SFA(営業支援ツール)、MA(マーケティング活動支援ツール)との連携
  • ダッシュボード上で分析項目やグラフの種類を自在にカスタマイズ
  • ワークフロー設定機能により、自社のルールに合わせて一連の業務を管理

会社の規模拡大にも対応可能な中小企業向けCRMの一例

中小企業向けCRMを、会社の規模や事業の拡大に伴い上位プランにアップグレードすれば、上記のような大企業向け機能を利用できる場合があります。

将来的に組織拡大を見据えていたり、いずれ高度な分析機能を利用したいと考えている中小企業は、まずはスモールスタートできるプランを選び、状況に合わせて上位プランの利用を検討すると良いでしょう。

たとえば「Zoho CRM」は、「無料」「スタンダード」「プロフェッショナル」「エンタープライズ」「アルティメット」の5つのプランを用意しています。

中でも大企業向けのエンタープライズプランでは、顧客を複数の条件をもとにスコアリング(点数化)する機能を利用でき、優先すべき顧客に注力する基盤を整えられます。

また、ツールに内蔵されている専用AIを活用できるようになり、様々な角度で営業活動をアシスト。たとえば、商談の成約確度を自動予測しパーセンテージ化したり、一つの案件において、自社の担当者が次に起こすべき行動を自動提案したりする機能があり、顧客のアクションに先回りした効率的な営業活動が行いやすくなります。

利用可能な分析手法も増え、コホート分析 (顧客を属性や条件ごとに分けて動向の変化を分析する手法)や、象限分析(計測対象のデータを4つの象限に分類して表示する手法)などの高度な分析ができます。

「HubSpot CRM」も無料で使えて、顧客管理のほか営業、マーケティング、CSなど6つの領域を支援する機能が一通りそろっています。また、「HubSpot CRM」に蓄積したデータをベースに、以下6種類の有料エディションを導入すれば各領域の機能を拡張できます。

  • Sales Hub(営業支援)
  • Marketing Hub(マーケティング支援)
  • Service Hub(CS支援)
  • Content Hub(コンテンツ作成支援)
  • Operations Hub(オペレーション支援)
  • Commerce Hub(請求・決済支援)

6種類の有料エディションには、個人〜中小企業向け、大企業向けのプランが複数用意されています。

一例として、「Sales Hub」の大企業向けProfessionalプランでは、ワークフローを外部のアプリケーションにより柔軟にカスタマイズできる機能や、Salesforceとの連携機能などがそろっており、拡大する営業組織の効率化、強化をはかるための基盤が整います。

更に、最上位版のEnterpriseプランには、蓄積されたデータを読み取ったうえで、見込み顧客のスコアリングと順位付けを自動で行う機能を搭載。成約確率の高いリードを一目で把握できます。

なお、「Zoho CRM」の無料版や「HubSpot CRM」については、後の章「中小企業向けCRMの費用相場」で詳しく紹介しているのであわせてご覧ください。

 

中小企業向けCRMのタイプと選び方

中小企業向けCRMは、機能や仕様の特徴によって以下のタイプに分類されます。

(1)顧客情報管理に特化

シンプルな操作で顧客情報の入力・更新・閲覧がしやすいタイプ。顧客管理の効率化に特化した機能を求めている企業におすすめです。

たとえば「kintone」は、従来Excelで顧客情報を管理していた場合でも、そのファイルを読み込めばツールにデータをすぐ反映できます。データを反映したページは、案件別、担当者別などの軸でソートして必要な情報を取り出しやすいのがポイント。部署やメンバーごとにページのアクセス権限を設定できるので、セキュリティ面も安心です。

「Notion」は顧客管理用のテンプレートが充実しており、顧客の連絡先管理から、商談案件の進捗状況、受注金額を管理できるものまでそろっています。テンプレートのアレンジはもちろん、添付ファイルや参照URLも自由に貼り付けられるので、Excelと同じような操作感での顧客管理が可能です。

(2)組織・施策の拡大を見据えての導入を検討

将来の組織拡大を見据えてCRMを導入したい企業におすすめのタイプ。このタイプは、更に以下2種類に分けられます。

2-1)コストを抑えながら利用可能

有料プランを選択しても比較的安価に使い続けられるタイプ。無料プランを備えているツールもあります。最初はなるべくコストを抑えて、徐々に機能を拡張したいと考えている企業におすすめです。

「HubSpot CRM」の場合、顧客情報を入力すると、同社独自のデータベースをもとに顧客が属する企業の概要、売上高などの詳細情報を自動的に追加する機能が無料で備わっています。

「FlexCRM」は、スケジュール管理、営業日報入力、ファイル共有などが行えるグループウェア機能を有しており、本ツール一本で社内のコミュニケーションを完結できるのが便利です。

2-2)CRM業務全般を効率化

ある程度の費用がかかっても、顧客情報の入力はもちろん、データ分析や売上予測を最適化したい場合におすすめのタイプ。

たとえば「GENIEE SFA/CRM」は、契約プランを問わず一人あたり月額980円の追加オプションで、GPT-4を利用したAIアシスタント機能を付けられます。AIが蓄積したデータをもとに、売上や顧客の行動を予測する機能などがあり、自社で営業施策を考える際の参考になります。

「eセールスマネージャーRemix」には、受注に漕ぎつけるために押さえないといけない役職者、関係者をあらかじめ設定し、データを色分けできる「人脈管理機能」を搭載。まだ会えていない決裁権限を持つ人とコンタクトを取るための段取りが組みやすくなります。

「Mazrica Sales」は、外部グループウェアやツールとの連携先が幅広いのが特徴。たとえば「Google Workspace」や「Microsoft 365」と連携し、グループウェア内でのメールのやり取りをツールの顧客情報・案件情報に紐付け可能。情報を一カ所に集約する体制を整えられます。

(3)名刺データから顧客情報管理

名刺データの読み取り、管理機能を主軸としたタイプ。接触のあった顧客や見込み顧客情報の入力を効率化したい、取引先の組織体制を整理して把握したい場合におすすめです。

「Sansan」のデータベースには、企業の役職者情報がデフォルトで20万件以上搭載。名刺交換をしていない、接点を持っていない企業にもアプローチできます。ほかにも、登録した顧客情報を同社のリスクデータベースと突合し、取引リスクのある企業を通知する機能もあり、自社の健全な運営に役立ちます。

「ホットプロファイル」は、顧客情報とあわせて、顧客の興味・関心なども登録可能です。その顧客と接触したことがある自社の担当者も検索できるので、顧客の特徴について事前にヒアリングしたり、商談の同行を依頼したりなどのアクションが取りやすくなります。

(4)EC・BtoCビジネス向け

ECなどのBtoC向けビジネスを展開している企業におすすめのタイプ。顧客理解を深めるための分析・マーケティング機能が充実しています。

たとえば「カスタマーリングス」では、購入されやすい商品の組み合わせを抽出する「バスケット分析」や、顧客を購入金額ごとにグルーピングし、それぞれに合った施策を考える「RFM分析」などの高度な分析が可能。自社商品の更なる売上アップが期待できます。

 

中小企業向けCRMの費用相場

中小企業向けCRMは、無料またはリーズナブルに使えるタイプが多いです。この章では各CRMの具体的な価格と、できることを紹介します。

(1)無料から利用可能

「HubSpot CRM」は、ユーザー数5名まで無料で利用できます。 また、無料ながら単なる顧客管理だけでなく、営業、マーケティング、CSなど6つの領域を支援する機能が一通りそろっているのが特徴です。一例として、営業支援の領域では、商談案件を行う際に必要なタスクを「アポ取得」「成約」などフェーズごとに分類して進捗管理できます。 (無料版の場合は、一つのアカウントにつき一件の商談まで 管理可能)

CS領域においては、顧客からのよくある質問に対する回答をストックしておけるスニペット機能を搭載。CS担当者がチャットやメールをより素早く返信できる環境を整えられます。

機能の拡充を検討している場合は、有料エディションの利用がおすすめです。たとえば営業支援を担う「Sales Hub」のStarterプラン(月額1,800円/ユーザー)では、営業担当者がルーティンで実施するタスクを自動的に繰り返せるよう設定できたり、新たなタスクを担当者に自動で割り振ったりすることが可能です。顧客からの受注金額を、円だけでなくドルなどほかの通貨でも管理できるようになります。

「Zoho CRM」 の無料版でも多くの機能が利用でき、一例として顧客、見込み顧客情報の登録や、商談で発生するタスク・スケジュールの管理、メール送信やタスクの登録などを自動で処理するワークフロー機能などが付いています。

ただし、無料版の場合は3名までの利用、データはすべてのタブ合計で5,000件までしか登録できません。一件の顧客情報に対して「連絡先」「取引先」などの情報が別々のタブで記録されるので、実質顧客情報は5,000件より少ない件数しか登録できない点に留意が必要です。

より多くの顧客データを蓄積したい場合は、有料プランへのアップグレードを検討する必要があります。たとえば、一人あたり月額1,680円のスタンダードプランでは、売上予測ができるように。一人あたり月額2,760円のプロフェッショナルプランでは、分析したい項目をダッシュボード上でカスタマイズ可能で、より多くの角度で顧客情報や営業活動を分析できます。

(2)一人あたり月額1,000円程度から利用可能

「eセールスマネージャーRemix」 のRemix MSエディション「グループコース」は、月額1,000円/ユーザーで利用可能。企業情報や顧客情報を登録できる基本機能が付いています。

ただし、本ツールはグループコースのみでの契約は不可。別途一人あたり月額3,500円のスタンダードコース(※利用人数5〜30名までの制限あり)を契約する必要があります。

スタンダードコースのアカウントでは、予実管理や商談登録・管理が可能 です。たとえば、商談管理をメインで使いたい営業担当者がスタンダードコースを利用し、顧客情報の登録・共有で十分なメンバーはグループコースを利用するといった使い分けをすると良いでしょう。

「FlexCRM」 のスタンダードプランは月額1,200円/ユーザーで利用でき、CRMに必要な一通りの機能がそろっています。たとえば顧客の基本情報だけでなく、購入履歴、対応履歴や顧客ランクなど様々なデータを登録可能。取引先の所在地をピン留めしたマップや、PDF・Wordなどの関連資料もページ内に添付できます。

(3)一人あたり月額3,000円程度から利用可能

「Salesforce」 のStarter Suiteプランであれば、月額3,000円/ユーザーで利用可能。シンプルな画面で、顧客に関連する商談事項やToDoを同一画面で管理できます。CS担当者向けに、顧客からの問い合わせ情報管理を効率化できる機能も。一例として、ツールによくある質問の回答をナレッジとして集約する機能が付いており、CSの負担軽減に貢献します。

なお、上位のPro Suiteプラン(月額12,000円/ユーザー)を選べば、売上予測や見積書の作成機能などが使えるようになります。

「GENIEE SFA/CRM」 のスタンダードプランは、月額34,800円/10ユーザー。ユーザー数を追加したい場合は、一人あたり3,480円かかります。顧客管理はもちろん、営業担当者が抱えている商談をステータスごとに進捗管理できます。

また、別途同社のMAツール「GENIEE MA」とも連携可能。見込み顧客の詳細な分析や、顧客行動に合わせた効率的なメール配信を行いたい場合におすすめです。

「Mazrica Sales 」のStarterプランの場合、月額27,500円〜/5ユーザー。ユーザーの追加は、一人あたり5,500円です。顧客情報を登録するにあたって、取引先の各種データ(概要、財務、有価証券報告書データ)やプレスリリースを自動で収集する機能が備わっています。売上実績や推移、着地見込みなどのデータもダッシュボードで簡単に分析可能です。

同ツールには、スタートアップ支援プランが用意されているのも特徴。設立5年以内かつ、ツールの運営元・株式会社マツリカと提携するベンチャーキャピタルから出資を受けている企業は、ツールを最大50%割引の価格で利用できます。

 

おすすめの中小企業向けCRM(顧客情報管理に特化)

シンプルな操作で顧客情報の入力・更新が行いやすいタイプのCRMを紹介します。

kintone(サイボウズ株式会社)

kintone公式Webサイト

(出所:kintone公式Webサイト)

顧客情報や抱えている商談案件、自社の売上などを直感的な操作で管理できるツール。従来Excelで顧客情報を管理していた場合、Excelファイルを読み込めばkintoneへすぐに反映。顧客名、商談案件名、受注金額、案件担当者などの情報を社内のメンバーで共有し合える体制が整う。集約したデータは案件別、担当者別などの軸でソートしやすく、必要な情報を取り出しやすい。また、顧客管理のページは部署やメンバーごとにアクセス権限を細かく設定できるので、セキュリティ面も安全だ。ツールにはチャット機能が内蔵されているので、顧客や商談について社内でやり取りしたい場合、メールやほかのチャットツールを介する必要がないのも便利。
受注・売上データはワンクリックでグラフ化可能。そのほか、kintone内で自社の業務形態に合わせた顧客・案件管理システムを作ることもできる。

  • 料金:月額780円/ユーザー(ライトコースの場合)※5名から利用可能

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Notion(Notion Labs Japan 合同会社)

Notion公式Webサイト

(出所:Notion公式Webサイト)

シンプルなUIで、顧客情報を柔軟に管理できるツール。CRM用にカスタマイズされたテンプレート が充実。顧客の連絡先をはじめ、商談の進捗状況、受注金額を管理するものまでそろっている。添付ファイルやURLも自由に貼り付けられ、Excelのように直感的に操作できて使いやすい。一人あたり月額8ドルのオプション「Notion AI」を利用すれば、スマホで撮影した名刺情報を抽出、アップロードできる。
小規模な企業向けに月額8ドルから利用できるプランを用意しており、ページ内にアップロード可能なファイル容量は無制限。Slackとも連携可能で、Slack内で交わされた内容をNotionに反映することもできる。

  • 料金:月額8ドル/ユーザー(プラスプランの場合)

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おすすめの中小企業向けCRM(コストを抑えながら利用可能)

なるべくコストを抑えたい企業のために、無料、またはリーズナブルに使えるCRMを紹介します。

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Zoho CRM(ZOHO Japan Corporation)

Zoho CRM公式Webサイト

(出所:Zoho CRM公式Webサイト)

世界で25万社以上の導入実績を誇り、業務効率化と売上最大化を支援するCRMツール。無料版は3名まで利用可能で、従業員数がそれ以上の企業は有料プランを使う必要がある。顧客情報は直接入力のほか、Excelのデータを一度にインポートしたり、「Salesforce」や「HubSpot」などに蓄積されたデータを移行したりできる。
また、顧客のニーズや興味関心のレベルに応じたスコアリングが可能。顧客情報を検索する際にスコアでソートできるので、営業担当者が優先すべき顧客に注力する体制を整えられる。商談案件管理機能も備わっており、顧客情報にタスク、予定、商談履歴などの情報を紐付けることで、進行中の案件をリアルタイムで追跡。あわせて、ワークフロー設定機能でメール・日報の送信などのアクションを自動化すれば、営業部門全体の業務効率が飛躍的に向上する。

  • 料金:無料、初期費用なし ※有料は月額1,680円/ユーザー〜

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HubSpot CRM(HubSpot Japan株式会社)

HubSpot CRM公式Webサイト

(出所:HubSpot CRM公式Webサイト)

簡単な操作で豊富な機能を利用できるCRMツール。5人まで無料利用可能で、顧客情報を入力すると、同社独自のデータベースをもとに、顧客が属する企業の概要、売上高などの詳細情報を自動的に追加。また、営業活動状況を管理する「取引パイプライン」機能も備わっており、各案件を「アポ取得」「成約」などフェーズごとに分類でき、取引金額もあわせて記録できる。CS担当者に役立つ機能も。たとえば顧客からのよくある質問に対する回答をストックしておけるので、担当者がチャットやメールをより速く返せる基盤が整う。
利用機能の拡大を視野に入れたい場合は、セールス、マーケティング、CSなど計6種類の領域に特化した有料エディションと連携可能。6種の領域の機能を集約したパッケージ「Starter Customer Platform」も月額2,400円〜導入できるので、自社の事業形態に応じて検討するのがおすすめだ。

  • 料金:無料、初期費用なし ※有料は月額1,800円/シート〜

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FlexCRM(株式会社G.FLEX)

FlexCRM公式Webサイト

(出所:FlexCRM公式Webサイト)

月額1,200円と低価格ながら、CRMに必要な機能を網羅したツール。顧客の基本情報だけでなく、購入履歴、対応履歴や顧客ランクなど様々なデータを登録可能。事業所の所在地をピン留めしたマップやPDF、Wordなどの関連資料もページ内に添付できる。顧客管理画面にはメール送信、電話ができるボタンもあり、営業担当者がスマホから顧客にワンタッチで連絡を取りたい場面で役立つ。
また、営業担当者が関わる各商談の進行状況も管理可能。担当者以外のメンバーとも常時進捗を共有できるので、対応もれやミスをチームで防ぐ状況が整う。更に、進捗状況に入力された情報をもとに、売上目標と実績の対比をダッシュボードで一覧化。データ加工する手間がかからず、次の施策をすぐに立てられる。
そのほか、スケジュール管理、営業日報入力、ファイル共有などが行えるグループウェア機能を有しており、本ツール一本で社内のコミュニケーションを完結できる。

  • 料金:月額1,200円/ユーザー(スタンダードプランの場合)

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おすすめの中小企業向けCRM(CRM業務全般を効率化)

顧客情報の入力はもちろん、データ分析や売上予測を効率化したい企業におすすめのCRMを紹介します。

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Salesforce(株式会社セールスフォース・ジャパン)

Salesforce公式Webサイト

(出所:Salesforce公式Webサイト)

月額3,000円〜で、中堅・中小企業でも活用しやすいSalesforceシリーズのCRMツール。見やすいUIで、顧客が属する企業情報や連絡先を一元化。顧客に関連する商談情報やToDoも同一画面で管理できる。商談の進捗状況をフェーズごとに可視化する機能も付いており、担当者が営業活動をスムーズに進めるために役立つ。
また、CS担当者向けに、顧客からの問い合わせ情報を一元管理できる機能を搭載。たとえば問い合わせを各担当者に自動で割り振る機能や、よくある質問の回答をナレッジとして集約する機能が付いており、CSの負担軽減に貢献する。更に、顧客の行動をセグメント化して、それぞれに適したメールを一斉配信する機能も備わっており、マーケティングの推進にも役立つ。
料金プランは2種類あり、上位のPro Suiteプランを選べば売上予測や見積書の作成などが可能に。

  • 料金:月額3,000円/ユーザー(Starter Suiteプランの場合)

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Mazrica Sales(株式会社マツリカ)

Mazrica Sales_公式Webサイト

(出所:Mazrica Sales公式Webサイト)

現場ファーストでビジネスの成長を支援するCRMツール。顧客情報を入力すると、企業概要、プレスリリース、有価証券報告書まで自動で集約・参照できる仕様に。各顧客に関連する商談案件も紐付けて、「アプローチ」「クロージング」などフェーズごとに管理できる。売上実績や推移、着地見込みなどの数値データをレポーティングする機能もあるため、データを別途加工する手間がかからない。
本ツールは、外部グループウェアやツールとの連携先が幅広いのも特徴。たとえば「Google Workspace」や「Microsoft 365」と連携し、グループウェア内でのメールのやり取りをツールの顧客情報・案件情報に紐付けすれば、情報を一カ所に集約できる。エンタープライズプランでは、AIによるリスク分析や類似案件の直接アドバイス機能が利用可能。
情報セキュリティマネジメントISMSを取得しており、機密性の高い情報は暗号化して保管するため、セキュリティ面も安心だ。

  • 料金:月額27,500円〜/5ユーザー(Starterプランの場合)

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eセールスマネージャーRemix CLOUD(ソフトブレーン株式会社)

eセールスマネージャーRemix CLOUD公式Webサイト

(出所:eセールスマネージャーRemix CLOUD公式Webサイト)

顧客情報画面を開くだけで、自社が取引先とどのような関わりを持っているかが一目でわかるCRMツール。顧客情報は手入力はもちろん、名刺をスキャン・スマホで撮影して取り込むことも。顧客情報には商談履歴やスケジュール、ToDoを紐付けられ、スマホからでもデータを参照できるので、営業担当者が状況を確認しやすい。
また、受注に漕ぎつけるために押さえないといけない役職者、関係者をあらかじめ設定し、データを色分けできる「人脈管理機能」を搭載。まだ会えていない決裁権限を持つ人とコンタクトを取るための段取りが組みやすくなる。すでに接触のある人物が、自社の提案に前向きか後ろ向きかも登録可能だ。
そのほか、顧客情報画面に顧客から受けた問い合わせ・クレームも登録可能。営業担当者だけではなく、CSなど他部門の担当者にも状況を共有しやすい。

  • 料金:月額3,500円/ユーザー(スタンダードコースの場合)※利用人数5〜30名までの制限あり

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GENIEE SFA/CRM(株式会社ジーニー)

GENIEE SFA/CRM公式Webサイト

(出所:GENIEE SFA/CRM公式Webサイト)

シンプルな画面で、顧客情報の入力や検索がしやすいCRMツール。顧客情報は直感的に編集が行えて、入力項目もカスタマイズ可能。商談履歴もあわせて管理できる。SlackやChatworkとワンクリックで連携する機能があるのもポイントで、データが更新されたら自動で通知がいくため、ツールを開かなくても最新情報をキャッチできる。
また、本格的なSFAの機能も備えており、商談の進捗状況を「ヒアリング」「提案」「受注」などフェーズごとに管理でき、受注予定金額も入力できる。探したい商談データも、フリーワードや日付、取引先名で検索できるので便利だ。営業担当者が抱えるタスクも顧客情報に紐付け可能で、タスクは担当者・管理者間で共有されるので、対応もれや属人化の防止をはかれる。更に、管理者はダッシュボードで月間・年間の売上見込みや、担当者ごとの目標進捗状況などを把握できるため、部下のマネジメントが行いやすい。

  • 料金:34,800円/10ユーザー(スタンダードプランの場合)

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おすすめの中小企業向けCRM(名刺データから顧客情報管理)

名刺から顧客データを効率的に管理しやすいCRMを紹介します。

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Sansan(Sansan株式会社)

Sansan公式Webサイト

(出所:Sansan公式Webサイト)

名刺管理をはじめ、企業情報や営業履歴を一元管理・全社共有することで、売上拡大をはかるCRMツール。AIとオペレーターによるデータ入力で、名刺を99.9%の精度でデータ化。同一人物の名刺データも把握し最新のデータに更新するため、情報の重複登録を防げる。名刺データにはメモを残せる仕様に。たとえば名刺交換の際の印象を入力しておくことで、次回のアポや商談の引き継ぎに役立てられる。
また、同社のデータベースには100万件を超える企業情報がストックされており、その会社の最新の動向や、導入しているITサービスまでわかるので、自社の商材に適した顧客を探すのに役立つ。あわせて、20万件以上の役職者情報も搭載されているため、接点を持っていない企業にも効率的にアプローチできる。
そのほか、顧客情報を同社の持つリスクデータベースと突合し、取引リスクのある企業を通知する機能もあり、ガバナンス強化をはかれる。

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ホットプロファイル(株式会社ハンモック)

ホットプロファイル公式Webサイト

(出所:ホットプロファイル公式Webサイト)

名刺情報入力・管理を自動化して営業業務の生産性向上をはかるCRMツール。必要な作業は名刺をスキャナーやスマホで読み込むだけ。読み込んだ画像をもとに、オペレーターが目視で会社名や氏名、役職、メールアドレスなどを正確にデータ化する。表記ゆれはシステムで自動補正されるため、営業担当者が情報を修正する手間が省ける。
ストックした顧客情報は、「お客様カルテ」に集約。顧客に対して行った営業活動や、顧客の興味・関心などを登録できる。その顧客と接触したことがある自社の担当者も登録・検索できるので、顧客の特徴について事前にヒアリングしたり、商談の同行を依頼したりなどのアプローチがしやすい。
そのほか、SFAの機能として商談案件管理機能を搭載。商談化〜クロージングまでの流れがフローチャートで示されるため、進捗が一目でわかる。案件に伴うタスクも紐付けられるので、営業担当者が今何をすべきかを把握しやすい。

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おすすめの中小企業向けCRM(EC・BtoCビジネス向け)

最後に、ECやBtoCサービスを展開している企業におすすめのCRMを紹介します。

カスタマーリングス(株式会社プラスアルファ・コンサルティング)

カスタマーリングス公式Webサイト

(出所:カスタマーリングス公式Webサイト)

EC・BtoCビジネスを展開している企業の売上アップに貢献するCRMツール。店舗スタッフは、接客時の会話や顧客の特徴などをメモで入力・蓄積可能。ECカートやLINEなどの情報も連携できる。また、ほかのツールでバラバラに出力されたデータをIDをフックにして統合したり、顧客の年齢を年代へ変換したりなどのデータ加工がツール内でできるのも便利だ。分析機能も充実しており、購入されやすい商品の組み合わせを抽出する「バスケット分析」や、顧客を購入金額ごとにグルーピングしそれぞれに合った施策を考える「RFM分析」などができる。
そのほか、生成AIを活用した機能 も料金内で利用可能。顧客データを吸い上げ、その顧客の特徴を言語化し、効果的な施策を提案する機能や、開封につながりやすいメールの件名を自動生成する機能などで、自社のマーケティング精度を高められる。

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まとめ

Excelで顧客管理を行う場合、ファイルを複数名で編集できないため、入力作業の順番待ちが発生してしまいます。また、売上分析をする際に、都度ファイルを加工したり、関数を入れ直したりすることに煩わしさを感じる場合もあるでしょう。

そのような課題を解決し、顧客情報管理を効率化するために役立つのが、中小企業向けのCRMです。顧客管理に必要な機能を集約しており、簡単な操作で利用可能。小規模な人数でも利用しやすく、顧客データや商談に関わる情報は、部署全体で共有できます。

中には、営業データや顧客の行動データを詳細に分析できるツールや、優先対応すべき顧客をスコアリングできるツールも。営業効率が飛躍的に向上するため、自社商品の売上アップにもつながりやすくなります。

中小企業向けCRMには、無料で使えるタイプをはじめ、比較的リーズナブルに使えるタイプが多いです。組織拡大、事業拡大に応じて機能を拡充可能なツールもあるので、本記事を参考にしながら自社に合ったCRMを選んでみてください。

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Sansan(CRM)

4.0 3件の口コミ・評判

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