問診・受付業務の効率化や、非接触での問診を実現するために、Web問診システムの導入を検討している医療機関の方へ。Web問診システムの特徴や機能、導入した場合のメリット・デメリット(注意点)、自院に最適なシステムを選ぶための比較ポイントとともに、おすすめのシステムを紹介します。
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Web問診システムとは、紙を使った問診票の代わりに、スマホやタブレットなどのデジタル端末を使って円滑に問診を行うシステムです。
患者が紙に手書きで回答する従来の問診票の場合、記入や確認(文字の判読)に時間がかかる、記入漏れ・ミスなどで差し戻しの手間が増える、待合室の混雑度に影響する…といったデメリットがあり、患者側にも受付スタッフ側にも負担がかかっていました。
Web問診システムを利用することで、上記の課題が解消できます。来院前にスマホなどで詳しい情報を入力してもらうことで、来院後の受付業務を効率化。入力・転記の手間を削減するだけでなく、それによる待ち時間の軽減など患者側にも多くのメリットが見込めます。
また、電子カルテや予約システムなど他のシステムとも連携することで、問診に限らず、受付業務の更なる効率・改善も可能に。中にはQRコードを使った非接触チェックインができるなど、コロナ禍で高まった非接触ニーズに応えるシステムもあります。
Web問診票への入力方法は、患者の年齢層やインターネット環境の有無に合わせて、大きく3つに分けられます。
医院のWebサイトに問診票を記入するフォームを設置する方法です。予約システムと連携すると来院予約と同時に問診票の記入ができるため、来院当日にスムーズな対応ができます。
医院に設置したQRコードを読み取ってもらい、患者自身のスマホから問診票を記入する方法です。順番待ちシステムと連携することで受付対応にかかる時間を減らせるほか、待合室の混雑防止にもつながります。
医院で入力用のタブレット端末を用意して、患者が記入する方法です。スマホなどのインターネット環境がない患者や、小さい文字が見えにくい患者にも対応できます。
近年のWeb問診システムは問診機能だけでなく、ユーザーと医療機関の利便性を高める多様な機能を備えているのが特徴。「これは便利」と評判になっている機能を一部紹介します。
ここからは、Web問診システムの導入を検討している方に向けて、メリット・デメリット(注意点)、自社にあったシステムの選び方などをわかりやすく紹介していきます。診療予約システムと合わせて検討したい場合は「診療予約システムの比較17選。タイプ別の選び方」もご覧ください。
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Web問診システム導入により、以下の3つのメリットが期待できます。
患者が手書きした紙の問診表を、手作業でPCに転記もしくはOCRで読み取る手間や、作業時間を削減できます。
患者自身が入力した問診データをそのまま電子カルテに反映できるため、転記ミスが起こる心配がありません。予約システムと連携すれば、予約時にシームレスに事前問診に進むため、受付け業務にかかる時間や待ち時間を削減できます。医師との情報共有もスムーズになり、混雑緩和にもつながるでしょう。
たとえば、「Medibot診療」では、LINEアプリからの事前問診が可能。問診内容を自由にカスタマイズできるため、科目や初診/再診などのシーンに合わせて情報収集できます。「メルプWEB問診」では、診療科別・症状別・検査別の豊富なデザインテンプレートを提供。使いたいテンプレートをカスタマイズするだけの手軽さで、スムーズに利用開始できます。
Web問診システムの多くは、選択肢形式や一問一答形式など、患者が入力しやすいように設計されています。そのため回答精度が高まり、症状を医師に正確に伝えられます。
中でも、「Symview(シムビュー)」は、患者の症状や年齢・性別ごとに質問を出し分けられる特許取得機能を搭載。患者の心理・行動を研究し、患者をより深く理解した設計にこだわった、問診テンプレートも豊富です。
また、「アポクル問診」ではドリルダウンやチャット形式を用いることで、質問の深掘りが可能。患者の悩みや症状を細かく知れるため、診察の効率や精度向上につながります。
Web問診システムは、コンスタントな情報発信や、患者のニーズを把握する上でも有効です。
たとえば、「メルプWEB問診」では、問診効率化・情報共有円滑化を叶える患者向けのアプリを提供。患者自身が問診の履歴を確認できるほか、予防接種の案内や来院予約日の通知、アンケートを配信する機能を備えています。患者本人はもちろん、家族の情報もアプリ内で管理・共有できるため、家族全員の健康管理につながります。
「Fanka」では、患者の年齢や処置内容に基づいたセグメント配信が可能。かかりつけの医療機関として、患者とのつながりを強化できます。「Symview」では、アンケートの結果を活かして、質問や出現条件を自由に設定できるマーケティング機能を搭載。患者ニーズの掘り起こしや、満足度調査などでも活用されています。
LINE特化型の「Medibot診療」は診療体験の提供だけでなく、マーケティング機能も充実しています。LINE上のメッセージ導線を設計したり、データで反応を確認しながら広告配信したりして、患者のニーズに合わせた情報配信に貢献します。
導入によるメリットが多いWeb問診システムですが、導入までに気をつけたい注意点もあります。
Web問診システムを導入する際は、Web問診システムに誘導するためのWebサイトの整備や、インターネット環境がない患者への対応フローを準備しなければなりません。
患者の年齢層によってはスマホやタブレットの操作に慣れておらず、スタッフが説明する手間が発生する可能性も。紙の問診票と併用するなど、柔軟に対応する必要があります。
また、細かく質問内容を設定できる反面、患者が回答に時間がかかってしまう、医療機関側も回答結果を確認する工数が増えることも考えられます。その場合、Web問診ですべてを聞き出そうとするのではなく、質問内容を必要最低限に絞る、選択形式やチェックボックスで簡単に回答できるようにする、といった対策も一手です。
Web問診システムは、大きく3つのタイプに分類できます。
シンプルな機能で、問診票のWeb化に特化したタイプです。手間なく導入してすぐに運用したい場合や、紙の問診票からWeb問診システムに切り替えたい医院におすすめです。
たとえば「Ambii WEB問診」は、シンプルな画面構成で患者が入力しやすいのが特徴です。Web問診の内容は自動で医療用語に翻訳された上で電子カルテに転記されるため、効率化が図れます。
予約受付管理や検査結果の確認、電子カルテの管理など、医師や受付事務全般の業務を効率化する多機能タイプです。医療業務を支援する総合的なシステムの一部としてWeb問診が組み込まれているケースが多く、医院全体をDX化したい場合に適しています。
たとえば「医'sアシスト」は、オンラインAI問診票のほかに、過去の診察履歴や検査結果などの情報を参照できるため、医師とのスムーズな連携が可能です。レセプトの自動点検や請求漏れチェック機能も備わっており、医療事務の負担軽減にもつながります。
大人数の受診者のデータを管理できるタイプです。問診票を効率的に配布したい場合に向いています。
問診内容のエラーチェックや、問診結果のCSV出力などの機能があり、大人数のデータを最低限の手間で管理可能。一部のシステムでは、医院の基幹システムや健康診断システムと自動連携でき、患者の健康状態やリスク要因を管理できます。
健康診断の効率化を目的に開発された「スマートジェイ・メディキュー」では、事前配布したURLから受診者が問診票を入力可能。自宅で入力が間に合わなくても、医院の受付から回答できます。
自院に合ったタイプを絞り込んだら、続いては具体的にシステムを比較検討する番です。以下の4つポイントで比較するとスムーズです。
医院では診療科目によって、求められる問診票の設問が異なります。たとえば小児科ではワクチンの接種状況、内科では生活習慣や喫煙歴のように、問診票の設問を柔軟に設計できるか確かめましょう。
「メディカル革命 byGMO」の場合、回答結果や患者の属性に合わせて設問の分岐や出し分けを細かく設定可能。チャット形式のUIでスムーズに回答でき、患者へ画像のアップロードも依頼できます。
「メルプWEB問診」では、テンプレート活用事例サイト「メルプ問診百科」に公開されたサンプルからテンプレートを選んで、必要な項目をそろえた問診票を簡単に作成できます。シェーマや電子署名への手書き入力、患部の写真や動画の送信も容易です。
患者数を増やすには、マーケティング機能が充実しているシステムがおすすめです。LINEの友だち登録機能や、来院のきっかけといった気軽な質問を足がかりに、患者への案内や広告展開をする施策につなげられます。
たとえば、「Symview」では、Web問診完了画面からLINE友だち登録を促せます。医院のLINE公式アカウントの友だちを手間なく増やせるので、プッシュ通知から来院アプローチが可能です。LINEに特化した「Medibot診療」では、メッセージ導線の構築や計測データに基づく広告配信に対応。充実したマーケティング機能で、成約率や再診率向上をサポートします。
「デジスマ診療」は予約から受付、問診、カルテ連携、決済、次回予約まで1つのシステムで完結。キャッシュレス決済や診察券のアプリ化にも対応しており、患者の利便性を高められます。
なお、人間ドックを行なっている医院では、健康診断の結果を閲覧する機能などがあると、受診者の利便性が上がります。たとえば、「どこでも問診」では、初期値として前回の入力値があらかじめ設定されているため、イチから入力する手間が省けます。
既に電子カルテを導入している場合、Web問診システムで取得したデータを連携できるか確認しましょう。
たとえば、「Symview」では電子カルテ内の情報を自動で取り込めるほか、URLやQRコードでも連携可能。インターネットに接続していないオンプレ型を含め、あらゆるメーカーの電子カルテとも連携できます。
「メルプWEB問診」は、Bluetoothを使って文字情報を近距離で飛ばす特許技術を採用。セキュリティを担保した上で、オンプレミス型の電子カルテとの連携を実現しています。
なお、Web問診システムに加えて、「電子カルテについても詳しく知りたい」「幅広く比較検討してみたい」という方は「電子カルテシステム比較15選」をご参照ください。
カルテ作成業務や問診票の質問設計をより効率化したい場合には、AI問診が有効です。
たとえば「ユビーAI問診」や「医’s アシスト」は、入力された主訴に対してAIが疑い疾患を推測しながら質問を投げかけます。20~30問ほどの質問によって詳細に問診できるため、精度が高い診察が可能です。
一方で、AI機能は導入コストもかさむため、本当に自院の業務にAIが必要か検討する必要があります。
ここからは、Web問診に特化したシステムを紹介します。
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(出所:アポクル問診公式Webサイト)
単体でも、予約システムと連携しても使えるWeb問診システム。ドリルダウン型の問診票はフルカスタマイズでき、基本的な問診から深掘り質問、複数選択した場合の質問の分岐まで設定可能。マルチデバイスに対応した簡単入力機能により、来院前など事前に問診を済ませられる。
予約システム「アポクル」との連携で、予約画面上での問診回答の有無の確認や、問診内容の確認がスムーズに行える。予約完了画面で視認性の高い大きなバナーを用いて問診に誘導するため、93%以上という高い問診回答率を実現している。病院口コミ検索サイト「Caloo」への情報掲載とセットの契約で、月額10,000円から安価に利用可能。
(出所:Symview公式Webサイト)
保険診療中心の医科診療所に適した、正確な問診をサポートするWeb問診システム。電子カルテや予約システムとスムーズに連携し、患者の問診内容をワンタッチで電子カルテに入力して転記作業の負担を軽減する。患者心理・行動を研究し、患者をより深く理解した問診設計にこだわり、各診療科目や症状、目的別に豊富な問診テンプレートを備える。
患者の回答内容や属性情報に応じて、質問の出現条件を設定できる特許取得済みの機能を搭載。本当に必要な質問に絞りながら患者の状態をより正しく把握できるのはもちろん、質問数が抑えられることによる、患者側の入力負担軽減にも役立つ。オンライン診療を支援するビデオ通話機能も標準装備。
(出所:Ambii WEB問診公式Webサイト)
症状や回答内容に応じて設問やページの出し分けができる、高いカスタマイズ性を備えたWeb問診システム。診療科別のテンプレートを活用しつつ、必須項目の設定や画像アップロードにも対応し、医療機関ごとのスタイルに合った問診票を構築できる。スマホやタブレットに不慣れな患者にも配慮したUIで、事前入力をスムーズに誘導。
入力内容は医療用語に自動変換され、QRコードを介して電子カルテに転記可能。インターネット非対応のカルテにも利用できるほか、14言語への標準対応により、外国人患者の入力内容も日本語で確認できる。ワクチン予診票の自動化などにも対応しており、受付業務の負担軽減にもつながる。
(出所:メルプWEB問診公式Webサイト)
シンプルな問診機能と多彩なオプションが特徴のシステム。特許技術を用いたBluetooth連携による問診結果の電子カルテ入力や、発熱外来のゾーニング機能など、医院の業務を効率化する機能を多数搭載。問診票はLINE風のチャット形式で入力しやすく、高いカスタマイズ性を活かして施設に適した内容のフォームを作成できる。
オプションとして、電子署名やシェーマ機能、患者向けかかりつけアプリ、多言語対応などを提供。基本機能と組み合わせることで、独自性の高いシステムを構築できる。
(出所:CLINICS問診公式Webサイト)
電子カルテや予約システム、オンライン診療などの関連システムが充実しているのが特徴のシステム。Web問診システム単体でも導入できるが、他システムとの同時導入・連携によって、予約や受付など各業務を一括して効率化できる。質問内容は回答に応じて切り替えられるため、質問の深掘りをはじめ柔軟な設計が可能。
質問項目を自由に作成・編集できるほか、問診票テンプレートからも作成できる。回答しやすい画面設計によって、患者の入力にかかるストレスを軽減する。
(出所:ユビーメディカルナビ公式Webサイト)
複数のソリューションで構成された医療機関向けパッケージ。5万件の医学論文と医師監修のもとに、新しいエビデンス情報を更新し続けるAI問診機能が強み。問診内容に対して疑い疾患を推測しながら深掘り質問を投げかけることで、疾患の見落とし防止に役立つ。
問診段階で患者の無自覚な症状まで掘り下げることで、診察時のやりとりを効率化し、短時間で充実した診察を実現。会計後にはアンケートを自動送信し、患者の満足度や要望を汲み取ることでかかりつけ化を促進する。
ここではクリニックの業務全般に対応する多機能なシステムや、総合的な業務支援システムを紹介します。
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(出所:医'sアシスト公式Webサイト)
医療機関の業務効率化と、患者とのつながりを強化する様々なシステムを搭載した、オールインワン型の業務支援システム。機能豊富な予約管理機能や、受付管理機能、順番待ちの呼び出し番号の院内ディスプレイへの表示や、スマホへの順番通知、オンラインAI問診票、電子カルテや診察支援、診療録エディタなど、診察業務に関わる全般をカバーしている。
レセプト点検や患者への検査結果の送信、メッセージなど、かかりつけ化やマーケティングをサポートする機能も多数。同社が提供する健康管理アプリ「ウィズウェルネス」と連携することで、患者との更なるコミュニケーションが期待できる。
(出所:CLIUS公式Webサイト)
予約・問診から、オンライン診療、経営分析まで一元化するクラウド電子カルテ。マルチデバイスに対応しており、様々な端末で使用できる。300種類以上の検査・画像・システムと連携しており、属性・起動・データ自動取り込みなどの連携もカバーしている。
Web問診のほかに、年齢や体重、体表面積による適切な処方量を参照できる薬用量機能や、傷病名と処方、相互作用などをチェックする機能も。在宅医療や、院内機器連携による複数の離島施設での稼働、オンライン診療など、多様な医療形態・業務をサポートする。
(出所:デジスマ診療公式Webサイト)
予約から問診、決済、次回予約までの一連の動線をオールインワンパッケージ化したシステム。電子診察券による自動受付や、スマホでの問診、アプリによる後払い決済など、医院で時間のかかる業務を圧縮。院内の滞在時間を短くし、定期的な診療にかかる時間を効率化する。
次回予約促進で囲い込みによるかかりつけ化を促進し、再診率を向上。受付、会計、予約、問診と連携した電子カルテによって、シームレスな診療プロセスの構築を実現する。
よりサポートが充実した「プレミアムプラン」も提供している。
(出所:Fanka公式Webサイト)
予約・問診から決済までをトータルサポートする保険医療機関向けシステム。スマホを使ったWeb予約は、直感的な操作によりわずか3タップで完結。事前問診のWeb対応はもちろん、保険証・クレジットカード情報の事前登録も可能なため、受付や会計の待ち時間を短縮できる。更に、LINEを活用した診療後のアフターフォロー機能も搭載し、患者の“ファン化”を実現。患者の年齢や処置内容に応じたセグメント配信機能を活用すれば、再来院率の向上や広告費などの集患コスト削減も期待できる。
電子カルテやレセプトとも連携して問診回答率アップにつなげるほか、事後決済率を高めて受付業務の大部分を自動化。事務業務にかかる人件費の圧縮にも貢献する。
(出所:メディカル革命 byGMO公式Webサイト)
医療機関の業務改善と効率化の全般をパッケージ化した総合的なシステム。非接触チェックインによる受付やキャッシュレス決済、Web問診、LINE予約、オンライン診療などの多彩な機能で、徹底した業務効率化と院内オペレーションの改善に寄与。簡単な操作で条件分岐のある項目を作成できるWeb問診システムは、患者も入力しやすく、スムーズな診察につながる。
問診で得られたデータを分析し、論文資料や経営改善に活用できる集計機能も搭載。手軽かつコストを抑えて導入したい施設に向けて、LINE連携やWeb問診機能を利用できる安価な「DXスタータープラン」を用意している。
(出所:Medibot診療公式Webサイト)
LINEでのオンライン診療に特化した、クリニック向けのクラウド診療システム。予約から問診、診療、決済までの一連の工程をLINE上で完結でき、クリニックの業務効率化と患者の利便性向上を両立。科目やメニューに合わせて問診票の項目を設定し、患者にあらかじめ共有することで、スムーズな診療準備を実現する。回答内容は電子カルテに自動連携されるため、転記等の手間もかからない。24時間利用可能なボット機能も備わり、予約に関する問い合わせ対応の負担軽減にも役立つ。
来院を促進する予約後の自動リマインド配信や、流入計測データを踏まえた広告配信にも対応。患者の需要に合うメッセージ配信で、診療収益の強化もサポートする。導入支援として、LINE公式アカウントの開設サポートを行っている。
(出所:AIチャート byGMO公式Webサイト)
集患、予約管理、患者呼び出し通知(LINE/SMS)、AIアシストなど、一連の業務に必要な機能を標準搭載した医療プラットフォーム。同社が提供するクリニック検索・予約サービス「GMOクリニック・マップ」と連携することで、患者は診療予約から薬の受け取りまでオンライン完結することも可能。GMOクリニック・マップで予約をした患者にはWeb問診票の入力を依頼でき、入力ステータスは予約表から手軽に確認できる。
Web問診票は、項目の追加や設問の分岐、診療科目ごとの複数作成など、自由なカスタマイズにも対応。専用アプリや機材なども不要で、クリニック側にカメラ付きPC、患者側にスマホなどの通信機器があれば、そのままオンライン診療が行える。
月額利用料や初期導入費が無料で、クレジットカード決済手数料のみで利用できる点も魅力。
最後に、健康診断や人間ドックを行なっている医院・クリニック向けのWeb問診システムを紹介します。
(出所:スマートジェイ・メディキュー公式Webサイト)
健康診断などの大量の受診者に対する問診業務の効率化に特化したシステム。問診のエラーチェック機能や、未入力受診者への当日回答機能などで業務効率化と精度アップをサポート。問診データ化作業の軽減によって、省人化や労働時間の短縮に貢献する。
回答状況の確認や入力内容の証跡管理、問診結果を基幹システムに入力するためのCSVデータ出力にも対応。過去の問診結果の表示や、マルチデバイス対応など、受信者にも利便性の高い設計になっている。
(出所:どこでも問診公式Webサイト)
健康診断や人間ドック向けに作られたクラウド型Web問診システム。タブレットやスマホから入力でき、最大4カ国語が用意できる多言語対応で、日本語での回答が難しい外国籍の人でも回答できる。
記入漏れや整合性チェック機能によって、問診回答の精度を向上。問診結果の管理のほかに、独自アンケートの取得もでき、患者の要望を汲み取ることでリピート率の向上にも活かせるのが特徴。3省3ガイドラインに準拠したセキュリティシステムで、クラウド型でも安心して運用できる。
Web問診システムとは、紙を使った従来の問診票の代わりに、患者がスマホやタプレットなどのデジタル端末を用いて、質問内容に回答するシステムです。
電話や紙での問診票を用いた従来の方法では、受付業務・手書き回答の負担、記入漏れ・ミスなどによる差し戻し、待合室の混雑度や待ち時間の増加といった課題がありましたが、Web問診システムなら事前に情報を入力してもらうことで、これらが解消できます。以下のようなメリットが挙げられます。
(1)問診業務の効率化
(2)回答精度の向上
(3)患者との関係性強化
Web問診システムは、大きく3つのタイプに分類できます。
(1)Web問診に特化したタイプ
(2)クリニック業務全般に対応するタイプ
(3)健診・人間ドック向けのタイプ
大まかなタイプを選んだら、以下の4つの比較ポイントに注目して、自院の必要としている規模や内容にあったWeb問診システムを選びましょう。
(1)問診設計の柔軟性
(2)来院促進機能の充実度
(3)電子カルテとの連携性
(4)AI問診の必要性
Web問診システムは受付・問診業務を効率化するだけでなく、マーケティングや経営分析など、多角的に活用できます。加えて、高精度の問診により的確な診療が受けられる、診察にかかる時間が短くなる、順番を画面で視認できるなど、患者にとってのメリットも少なくありません。自院の課題に合わせて導入を検討してみましょう。
Web問診システムをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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株式会社レイヤード
熟練の医療者のような詳細かつ正確な問診を支援するWEB問診システム。電子カルテや予約システムとの連携で診療業務を効率化。患者ニーズの掘り起こしや満足度向上にも貢...
Ambii株式会社
シンプルで答えやすいUIで、診察に必要な情報が取得しやすいWEB問診システム。QRコードを活用し、ネット非接続のカルテにも反映可能。カルテ作成の効率化を支援。...
株式会社DONUTS
CLIUS(クリアス)はクリニック(無床診療所)向けのクラウド型電子カルテです。CLIUSを運営する株式会社DONUTSは、導入実績15万社を誇るバックオフィス...
GMOリザーブプラス株式会社
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