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電子カルテシステム比較13選。規模別におすすめを紹介(図解)

電子カルテシステム比較13選。規模別におすすめを紹介(図解)

最終更新日:2024-03-14

電子カルテの選び方・比較ポイントを、おすすめの電子カルテシステムと併せて、わかりやすくご紹介します。「導入実績の多いメーカー・製品はどこ?」「いくらぐらいで導入できるの?」などにも合わせてお答えします。

目次

電子カルテシステムとは?

電子カルテシステムとは、診察記録や処方内容などの記録(カルテ)を電子化して、一元管理できるシステムのことです。

紙のカルテで運用するのに比べて、「整理・検索しやすい」「保管の必要がない」「会計とも連携しやすい」など多くのメリットがあります。

電子カルテシステムの種類

電子カルテシステムは大きく分けると「オンプレミス」と「クラウド」の2種類に分けられます。かつては電子カルテといえば、院内にサーバーを設置するオンプレミス型が主流でしたが、近年はサーバーの運用負担のないクラウド型の電子カルテが登場したことで、一般診療所や200床未満の中小規模の病院でも導入が相次いでいます。

電子カルテシステムの費用・価格・料金

電子カルテシステムを導入するための料金は、初期費用+月額利用料です。オンプレの場合は高額な初期投資が必要な場合が多いですが、クラウドなら月額数万円から利用可能。安価なものでは1万強で利用できます。初期費用が無料のものも少なくありません。

電子カルテシステムのおすすめ

本記事では電子カルテについて、医療機関の規模別に種類分けして、おすすめのサービスや選ぶ際のチェックポイントも合わせて紹介していきます。記事後半には各タイプのおすすめの電子カルテも紹介しています。「今すぐシステムを選定したい」という方はそちらをご覧ください。

無床病院・クリニック向け/CLIUS、CLINICSカルテ、エムスリーデジカル、Medicom-HRf
中小規模病院向け/Medicom-CKⅡ、Open-Karte Cloud、blanc、Henry
大病院向け/HOPE LifeMark-HX

「規模ではなく、診療科から選びたい」という方は、以下の記事もご参照ください。産婦人科や眼科、自由診療に特化した電子カルテを取り上げて紹介しています。

産婦人科向け電子カルテ7選!専用型ならではの便利な機能とは
眼科向け電子カルテおすすめ8選!専用型のメリットとは?
自由診療向け電子カルテ8選。導入のメリットや選び方

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電子カルテシステムのシェア

まずは、主だった電子カルテシステムにはどのようなものがあるのか。代表的なメーカーや製品と、その導入実績(シェア)などを紹介していきます。

オンプレミス時代から長年取り組んでおり、実績・ノウハウが豊富な企業としてはNECや富士通、ウィーメックス(旧PHC)などが挙げられます。特に、ウィーメックスの「Medicom」シリーズは、同社の強みであるレセコン導入実績を活かして、一般診療所で導入が進み、今では25%を占めている状況です(現在はクラウド型も提供)。

主要メーカー・製品としては、以下のようなものが挙げられます。

メーカー 製品名 提供開始 導入実績 特徴
エムスリーデジカル株式会社 エムスリーデジカル 2015年 5,000件 AI自動学習機能でカルテの入力時間を大幅削減。スマホやタブレットなどの利用にも優れる。
株式会社メドレー CLINICSカルテ 2016年 3,100件 ORCA内包。シリーズ製品と連携すれば予約〜受付〜カルテ〜会計業務まで完結可能。
株式会社DONUTS CLIUS 2018年 非公開 60社・120種類を超える外注検査会社や他の医療機器・システムとの連携が可能。

 

電子カルテシステムのメリット・デメリット

続いては電子カルテシステムを導入することで、今の業務がどう変わるのか。メリット・デメリットについて紹介します。

電子カルテシステムのメリット

電子カルテシステムの導入メリットとしては、紙カルテに比較した場合、オンプレミス型と比較した場合の2つが考えられます。

紙カルテから電子カルテに切り替えるメリット

情報管理の効率化 患者情報・診療情報をデータ化することで、検索しやすくなる。ファイルを探す手間が省ける。
診療業務の効率化 テンプレや補助機能を利用してカルテを簡単に入力・作成可能。処方箋や紹介状などもボタン一つ。
ミスの削減 情報をシームレスにやりとりするため転記ミスを防げる。アラート機能で異常値を早期発見できるものも。
ペーパーレス 紙カルテがなくなるため、これまでカルテを保管していたスペースが不要になる。ファイリングの手間も省ける。

クラウド型電子カルテならではのメリット

導入・運用コストが低い 初期費用が安価(無料も多い)。サーバーの保守・監視、バージョンアップなどメンテナンスも事業者側で行うためコスト・手間がかからない。月額料金も1万円~数万円程度。
診療情報にアクセスしやすい 複数人で同時に閲覧・編集可能。在宅医療・往診時にもスマホ、タブレットなどで院外から利用可能。チーム医療・地域医療促進にもつながりやすい。
外部システム・機器と連携しやすい Web問診システム、画像ファイリングシステム、各種検査機器、自動精算機、診療予約システムなど、個別の設定なしでも連携しやすい。
緊急時のバックアップになりうる 外部のサーバーにデータが保管されているため、万が一医院が火事・災害などで罹災した場合でも復元しやすい。

電子カルテシステムのデメリット(注意点)

メリットばかりに思える電子カルテシステムですが、当然ながら「コストがかかる」「業務フローの変更が必要」など注意点もあります。特にクラウド型のシステムを導入する場合は、セキュリティ対策が重要です。

クラウド型は外部サーバーに情報を保管しておくことから、一昔前は「情報漏えいが心配」という声がありましたが、技術が向上した現在はその心配はほぼありません。むしろ、注意しなければならないのは日々電子カルテシステムを操作する中で誤ってネット上に情報漏洩を起こしてしまうこと。スタッフへの操作方法と一緒に、個人情報の取り扱いについての周知徹底などが求められます。

もう一つ、クラウド型で注意すべきは「カスタマイズ」です。従来の個別開発の場合は、病院の業務や希望に合わせて仕様や機能を作ることできましたが、クラウド型は既に定まっている場合が大半です。システムによっては、その中から病院に合わせて選び取ったり、メーカーに要望して新たに機能開発したりすることもできますが、個別開発ほどの柔軟性がないことは理解しておきましょう。

 

電子カルテシステムの選び方(図解)

現在、無数の電子カルテが登場していますが、得意とする規模に違いがあり、それにより、3つのタイプに分けられます。

タイプ別 クラウド型の電子カルテ 図解

イチから自院に合ったものを探そうとすると大変ですので、以下を参考にして、まずはある程度タイプを絞り込んでみましょう。

無床病院・クリニック向け

月額数万円で利用できる、安価なクラウド型が揃っています。多くが使い勝手の良いインターフェースを採用しているため、特別なスキル・知識がなくても、サクサク利用可能。カルテ作成以外にも、オンライン診療機能や診療予約、更に勤怠管理など、周辺業務を効率的に行うための機能を備えているものも多いです。

中小規模病院向け

中小規模病院向けの電子カルテでクリニック向けと異なるのは、看護やリハビリ、検査など各部門との連携を視野に入れた支援機能を搭載しているところです。PC・タブレット・スマホなどマルチ端末で利用できるものも多く、訪問診療にも役立ちます。レセコンとの棲み分けに関しては「同じメーカーの製品しか利用できない」と言ったものもあるため、注意が必要です。

大病院向け

規模の大きい病院の場合、人や情報も膨大な数になるため、機能性だけでなく、安全性や冗長性などのインフラ環境も重要です。また、様々な用途で利用されるためカスタマイズ性も求められます。従来は個別に設計・開発するのが一般的でしたが、近年はそれらのニーズに答えて柔軟な対応のできる電子カルテシステムも増えてきています。

 

電子カルテシステムの比較ポイント

最後に、具体的に電子カルテシステムを選ぶ上での比較ポイントを6つご紹介します。

1. レセコンとの棲み分け

電子カルテは、内部にレセコンを内包した「一体型」、日本医師会標準ソフトであるORCAやその他のレセコンと連携して「連携型」に分かれます。

現在のレセコンを引き続き利用するのであればそれと連携できるか、乗りかえるのであればデータ移行できるかをチェックしておきましょう。中には、同じメーカーのレセコンとしか連携できないものや移行できるデータが限られているものもあるので注意が必要です。

新規開業、もしくはレセコンの乗り換えを考えている場合は、レセコン一体型の「CLINICSカルテ」や「Medicom-HRf」、「MAPs for CLINIC」。ORCAにこだわりがある場合は、ORCA連動型で電子カルテとワンパッケージになった「きりんカルテ」がおすすめです。

中小病院向けの一体型電子カルテであれば、自社開発のレセコンと電子カルテが一体になっており、外部のレセコンに連携するのに比べるとデータ通信速度が段違いに速い「Henry」、更にレセコン以外にもオーダリングシステムも備えた「HOPE Cloud Chart II」などがおすすめです。

2. システム・機器との連携範囲

現在、病院・クリニックで利用している検査会社や医療機器、その他、Web問診システム、レセプトチェックシステム、画像ファイリングシステム、自動精算機、診療予約システムなどがあれば、連携できるかどうかチェックしておきましょう。システムによっては同社製品としか連携できないものなど、連携が限られるものもあります。

たとえば、「CLIUS」なら、60社・120種類を超える、多くの外注検査会社や他の医療機器・システムと連携可能です。また、本来別のシステムで賄うべき機能を備えた一体型の電子カルテも存在し、「CLINICSカルテ」なら他のCLINICSシリーズを利用すれば、予約~オンライン診療~電子カルテ~レセコンまで完結することができます。

3. OS・デバイスの利用制限

システムによっては「Windowsしか利用できない」「Androidでは利用できない」など利用が制限される場合もあります。「Macでも使いたい」「出先でタブレットでも使えるようにしたい」などの要望がある場合は、事前に対応しているかチェックしておきましょう。

中には、「Medicom-CKⅡ」のように、往診時にはPC・タブレット・スマホなど持ち出し用端末をVPN接続することで、訪問先でのカルテ参照・記載も可能にするなど、院外利用を想定した電子カルテも存在します。この場合は、院内だけでなく、法人グループ内の連携、地域医療連携などにも有用です。

4. カルテ作成サポート機能

システムの中には、カルテの作成を効率化してくれる機能を備えたものもあります。たとえば「CLIUS」は医師の処方や処置行為をAIが自動学習することで、よく使う処方・セット・SOAPをランキング形式で表示してくれます。イチから入力しなくて済むため、カルテ作成の手間を大幅に省くことができます。

また、「エムスリーデジカル」のように専用のペンとiPadを用いることで紙に書くような書き心地を実現しているものもあります。更にシェーマや記載用テンプレートを事前登録することで、紙カルテと同様にハンコ感覚で使うこともできます。「手書きを好む」「写真撮影やシェーマをよく使う」という医師にはおすすめです。

更に、日々の診察で利用するテンプレート・入力セットを詳細な組み合わせで設定できる「MAPs for CLINIC」のようなものも。「主訴・所見」、「オーダー」、「病名」の一括セット化に対応するなど、スピーディーなカルテ入力をサポートします。

5. 文書作成・共有機能

カルテ以外にも、指示書・稟議書などの文書の作成をサポートしてくれる機能があると便利です。特に在宅医療の場合、居宅療養管理指導書や訪問看護指示書、特別訪問看護指示書など作成文書が多く、医師の負担が大きいため必須です。

たとえば、「blanc」は、カルテ内の各種情報から紹介状や診断書等の文書を自動作成可能。文書様式や記載内容も簡単にテンプレート化できるため、文書作成業務を大幅に効率化してくれます。また、「何がどこでとまっているか」など文書作成状況も一覧で可視化できるため、作業の遅延や登録漏れも防げます。

6. サポート体制

電子カルテの導入に際して、どのようなサポートを取っているかはシステムによって変わります。不安がある場合は「Open-Karte Cloud」のように、専任のスタッフが客先を定期訪問し、電子カルテの運用提案や操作のレクチャーを行うなど丁寧にサポートしてくれるものが心強いです。

また、「エムスリーデジカル」のようにWeb面談でデモを行うことで相談のしやすさを売りにしているシステムも存在します。院内に専任担当者がいないために医師や事務長が直接担当しなければならず、時間をかけられないという場合にも向いています。

訪問し、電子カルテの運用提案や操作のレクチャーを行うなど丁寧にサポートしてくれるものが心強いです。

また、「エムスリーデジカル」のようにWeb面談でデモを行うことで相談のしやすさを売りにしているシステムも存在します。院内に専任担当者がいないために医師や事務長が直接担当しなければならず、時間をかけられないという場合にも向いています。

 

主な電子カルテシステム(無床病院・クリニック向け)

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CLIUS(株式会社DONUTS)

CLIUS公式Webサイト

(出所:CLIUS公式Webサイト)

企業のバックオフィス業務を効率化する「ジョブカン」シリーズを手掛ける同社が提供するクラウド型電子カルテシステム。電子カルテのほか、オプションプランを用いることで「オンライン診療」「患者予約」も利用可能。
ジョブカンの勤怠・給与・労務管理を利用すれば、院内業務の効率化も期待できる。外注検査会社や他の医療機器・システムとの連携に優れており、業界最大規模の60社・120種類を超える。文書作成機能にも長けており、オリジナルの文書雛形を作って、それをもとに自動で書類作成も可能。無数の文書を作成しなければならない在宅医療を行っているようなクリニックにはおすすめ。レセコンはクラウド版のORCAを連携させて利用。

  • 料金:月額12,000円(5IDまで)~

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CLINICSカルテ(株式会社メドレー)

CLINICSカルテ公式Webサイト

(出所:CLINICSカルテ公式Webサイト)

現場経験豊富な臨床医とデザイナー目線で徹底的に使いやすいUIにこだわったクラウド型電子カルテシステム。ORCAを内包しており、院内の様々な機器とシームレスに接続することも可能。CLINICSシリーズの「オンライン診療」「予約」機能を利用すれば、予約〜受付〜カルテ〜会計業務まで一つのシステムで完結。一貫性のある操作で、効率的に業務を行える。
なお、既にレセコンを利用している場合でも、独自の移行プログラムを利用してデータをスムーズに抽出・移行するようサポートを受けられるので安心。導入に当たってはオンラインサポートだけでなく、必要に応じて往訪でのサポートもあり。

  • 料金:月額40,000円~

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エムスリーデジカル(エムスリーデジカル株式会社)

エムスリーデジカル公式Webサイト

(出所:エムスリーデジカル公式Webサイト)

日本の医師の9割にあたる30万人以上が登録する医療従事者専門サイトを運営する同社が、医療現場のニーズに合わせて開発・提供するクラウド型電子カルテシステム。導入実績5,000施設以上。
マニュアル不要で直感的に操作できるシンプルなインターフェイスのほか、医師がよく用いる処置行為を学習してサジェストすることでカルテ作成・オーダー入力を効率化してくれる「AI自動学習機能」、紙カルテを超える書き心地で、シェーマもハンコ感覚で使える「iPad アプリ」など便利な機能を豊富に備える。レセコン一体型、ORCA連動型から選択可能。

  • 料金:月額24,800円~(レセコン一体型)、月額11,800円~(ORCA連動型)

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きりんカルテ(ウィーメックス株式会社)

きりんカルテ公式Webサイト

(出所:きりんカルテ公式Webサイト)

日医標準ORCAのクラウドサービスである「日レセクラウド」とワンパッケージで提供されている電子カルテ。電子カルテとしての基本機能はもちろん、外来受付や予約機能、更に訪問スケジュール作成機能や在宅医療文書作成機能など、在宅医療に対応した機能も備える。
その他、保険診療だけでなく、自費診療カルテの作成ができ、両方を患者単位で管理したり、切り替えたりできる。更に患者向けの自動予約アプリや、患部をスマホで撮影した画像・選択した画像をカルテにアップデートできるアプリもある。

  • 料金:月額25,300円~

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Medicom-HRf Hybrid Cloud(ウィーメックス株式会社)

Medicom-HRf Hybrid Cloud公式Webサイト

(出所:Medicom-HRf Hybrid Cloud公式Webサイト)

診療所向けで高いシェアを誇る医事一体型電子カルテシステム。オンプレ型とクラウド型の両方に対応。カルテとレセプトを一元管理できるため、カルテ入力時にリアルタイムでチェック可能。直感的な操作性と充実のアシスト機能によって、カルテ入力やレセプト点検における手間を大幅に軽減できる。更に、PACS、問診システム、予約・再来受付システムなど約170社の様々な機器と連携することで、院内業務をより効率化。
個人情報の漏えい防止機能や不正アクセス防止機能など、セキュリティ対策も万全。サポート体制が全国約120拠点に整備されているため、運用サポートも充実。

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MAPs for CLINIC(株式会社EMシステムズ)

MAPs for CLINIC公式Webサイト

(出所:MAPs for CLINIC公式Webサイト)

専用アプリを使うことで高い操作性を実現したクラウド電子カルテ。UIは各診療スタイルに合わせたカスタマイズに対応。情報の表示はファンクションキーへの操作割当で最小の操作で済むほか、機能の動作やパーツの選択・配置を画面上で簡単に設定することも可能。起動や操作時のレスポンスも早く、入力操作でストレスを感じる心配もいらない。日々の業務を円滑に進めることができる。
また、カルテ作成を効率化する機能として「主訴・所見」、「オーダー」、「病名」の一括セット化にも対応するなど、入力速度を向上するテンプレート・入力セットの柔軟な設定が可能。レセコン一体型で豊富な機能を搭載しながら、月額20,000円~の低コストで利用できるのも魅力。

  • 料金:月額20,000円(1接続)~

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主な電子カルテシステム(中小規模病院向け)

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Medicom-CKⅡ(ウィーメックス株式会社)

Medicom-CKⅡ_公式Webサイト

(出所:Medicom-CKⅡ公式Webサイト)

1972年に日本初のレセプトをリリースして以降、医療のIT化を担ってきた同社が開発した中小規模病院向けWeb型電子カルテ。電子カルテに看護支援機能やリハビリ支援機能などを一体化し、中小規模病院の現場で役立つ機能をシンプルで使いやすい画面に集約。PC・タブレット・スマホなどマルチ端末で利用でき、訪問診療時には院内ネットワークと持ち出し用端末をVPN接続し、訪問先でのカルテ参照・記載も可能。
チーム医療だけでなく、法人グループ内連携、更に地域医療連携などへの貢献も期待できる。レセコンは内包しておらず同シリーズの 「Medicom-HSi」 のみ使用可能(別売)。

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Open-Karte Cloud(ウィーメックス ヘルスケアシステムズ株式会社)

Open-Karte Cloud公式Webサイト

(出所:Open-Karte Cloud公式Webサイト)

中小規模病院向けのクラウド型電子カルテシステム。検査結果、アレルギー情報、医薬品情報などを一画面に集約して表示できる「アシストビュー機能」を搭載。何をどう表示するかはユーザー側の端末ごとに設定可能で、ユーザーは経過を観察できるため、情報の見落としも防げる。
部門別業務にも対応しており、看護・検査・リハビリなど各部門の支援機能を搭載した「トータルパッケージ」を採用。利用サービスを絞ることで導入の初期投資を抑えたり、段階的にサービスを拡張したりすることも可能。レセコンは内包しておらず、ORCAもしくは提携企業の「Medical Leader-Account(ML-A)」との連携が必要。

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HOPE Cloud Chart II(富士通株式会社)

HOPE Cloud Chart II公式Webサイト

(出所:HOPE Cloud Chart II公式Webサイト)

富士通が長年培ったノウハウとユーザーの意見を活かして開発した、中堅病院向けレセプト・オーダーリングシステム一体型のクラウド電子カルテシステム。専門の知識がなくても簡単に操作できるシンプルなデザインが特徴。カルテ、各種専用オーダ、看護支援、各部門との連携など豊富なパッケージ機能を用意。
データ・センターに専門要員を配置し、24時間365日監視体制を採っているため、院内にシステム管理者を配置する必要がない。導入に当たっては講師を無料派遣し、院内勉強会も実施。導入後はヘルプデスクも用意してくれるなど、システムの検討から稼動後まで手厚くサポートしてくれるのも心強い。

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セコム・ユビキタス電子カルテ(セコム医療システム株式会社)

セコム・ユビキタス電子カルテ公式Webサイト

(出所:セコム・ユビキタス電子カルテ公式Webサイト)

無床~中小規模病院向けクラウド型電子カルテシステム。外来・入院機能、会計やレセプト、更に在宅機能まで、様々な運用に対応した充実の機能を揃えており、医事・放射線・薬剤・リハビリ・検査・給食など、様々な部門・システムと連携可能。
また、患者一人ひとりに共通IDを付与できるため、病院のほか、診療所・老人保健施設・訪問看護ステーションなど複数施設を展開している場合でも患者情報の共有がセキュアに行える。データはセコムが運営する自社のデータ・センターに保管され、インターネットに関してもセコムのセキュアな専用回線を使用するため、災害時も心配がいらない。

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blanc(JBCC株式会社)

blanc公式Webサイト

(出所:blanc公式Webサイト)

全国200施設以上で利用されているWeb型電子カルテ「エクリュ」を、よりシンプルなレイアウトや操作性を追求したクラウド電子カルテ。遠隔診療や訪問医療・看護・介護など、様々なシチュエーションにも利用可能。
カルテ内の各種情報から紹介状や診断書等の文書を自動作成できるほか、処方内容を用途に応じて事前にセット化すれば、診療科・医師・患者ごとにワンクリックでオーダー可能。状況も一覧で可視化できるため、登録漏れ・オーダー漏れを防げる。その他、オーダーの期間重複チェックや薬剤投与時の禁忌チェックなどの各種チェック機能のほか、院内の予約状況がひと目でわかる予約簿機能なども搭載。

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Henry(株式会社ヘンリー)

Henry公式Webサイト

(出所:Henry公式Webサイト)

使い勝手の良さが特徴のレセコン一体型クラウド電子カルテ。無駄なボタンや画面を排除したシンプルな画面のため、スマホのように直感的な操作が可能。自社開発レセコンと一体型のため、入力処理が早いのもポイント(待ち時間0.5秒)。デバイス問わず利用できるため訪問診療などにも利用可能。
診療・会計以外にも、複雑な受付・診察フローにも対応できる受付機能を備えているため、複数診療科を持つ中小病院も安心。導入・運用に当たっては、元医療事務・看護師など医療従事者が多数在籍するチームでサポートしてくれるのも心強い。

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主な電子カルテシステム(大病院向け)

規模の大きな病院は診療科や業務フローが複雑なため、病院ごとに希望や課題に応じてカスタマイズ開発するのが一般的です。そのため、オンプレミス型が主流で、クラウド型はほとんど存在しません。ここではオンプレミス型でありながら定期的に改修が行われる、パッケージ型の電子カルテをご紹介します。

HOPE LifeMark-HX(富士通株式会社)

HOPE LifeMark-HX公式Webサイト

(出所:HOPE LifeMark-HX公式Webサイト)

「社会に広がるデータとの連携」をコンセプトにした大中規模向けでの「オンプレ型」の電子カルテ。必要な情報を1画面に集約したUI、画像・検査結果の時系列表示、情報の探索機能など利用者の「使いやすさ」を重視したつくりになっている。
データウェアハウス機能をもち、電子カルテ、オーダー、医事データから医事会計、その他業務データなどあらゆる種類の大量データを格納して、分析のために取り出しやすくしているのも特徴。サーバーの二重化など業務の継続性対策も充実。

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まとめ

本記事では近年、導入が加速しているクラウド型の電子カルテシステムについてご紹介しました。

クラウド型の電子カルテは、紙カルテでの管理や従来のオンプレミス型の電子カルテに比べて、「導入・運用コストが低い」「診療情報にアクセスしやすい」「他システム・機器と連携しやすい」「緊急時のバックアップになりうる」など様々なメリットが期待できます。

現在、多くの電子カルテが存在しますが、得意とする規模によって「無床病院・クリニック向け」「中小規模病院向け」「大病院向け」と、ある程度種類分けできます。自院に合った電子カルテを選ぶ際は、規模に合った電子カルテをいくつかピックアップして、以下のようなポイントで具体的に比較検討していくとスムーズです。

  • レセコンとの棲み分け
  • 外部のシステム・機器との連携
  • OS・デバイスの利用制限
  • カルテ作成サポート機能
  • 文書作成・共有機能
  • サポート体制

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