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クラウド型電子カルテシステムの比較【中小病院での選び方3点】

クラウド型電子カルテシステムの比較【中小病院での選び方3点】

2019.05.13

電子カルテが便利なのは分かるが、費用をかけ、紙カルテからの面倒な切り替えを行ってまで導入すべきかお悩みの方へ、電子カルテ導入のメリットや効果、比較のポイント、おすすめのシステムなどをご紹介します。なお、ここでは病床数20~200程度の中小規模の病院を主に想定しています。

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目次

電子カルテシステムとは?

電子カルテシステムとは紙で管理していたカルテをデータ化したもので、患者の基本情報の他、SOAPや検査結果、処方情報等をPCやタブレットで参照、記録することができるシステムです。レセプトコンピューターと一体型あるいは連携可能で、活用することで受付~診察~会計までの病院内の各種情報をペーパーレスで管理することができます。

政府は2015年の時点で「2020年度までに400床以上での普及率90%」を目標としており、実際に病床数400以上の病院での導入は7割を超えていますが、病床数200だと導入率はまだ半数程度と言われており、病院の規模が小さくなるにつれて、導入の割合も低いのが現実です。利用すると便利なのは明らかなので都心の新規開業のクリニックでは高確率で導入されていますが、今まで紙カルテでの運用をしてきている病院では紙からシステムへの切り替えの手間や、コストの負担から導入をためらっている、というのが現状です。中小規模の病院でも導入しやすいクラウド型の電子カルテシステムがどんどん増えていますので、この後順番に詳しくご紹介します。

なお、クラウド電子カルテの詳細比較(タイプごとに主な対象・特長・機能・料金等を比較)はこちらでご紹介していますので、ぜひご覧ください。

クラウド型電子カルテの選び方 ~中小病院向けサービスを詳細比較~

電子カルテシステム

クラウド型電子カルテの選び方 ~中小病院向けサービスを詳細比較~

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電子カルテシステムの効果はどれほど?メリットをご紹介

電子カルテシステムを導入すると便利そうなことは分かりますが、では実際にどのような効果があるのでしょうか。大きく4つに分けて主な機能とともにご紹介します。

  1. 業務効率化

紙管理でなく電子化することであらゆる面で業務効率化が図れるのが一番のメリットでしょう。具体的には下記の機能が挙げられます。

  • 患者情報のデータベース一元管理(カルテ画面)

紙管理でなくなることで、まず受付スタッフは大量のカルテの中から探し出す必要がなくなります。医師は、診察中は一つの画面で患者の基本情報、病歴、検査結果、処方、現在の入力画面等を一覧できるため、診察に集中することができます。看護師はカルテの受け渡しや持ち運びの必要なく、どの病室でもPCやタブレットのみで情報を参照、入力できます。同時に複数人が参照することもでき、また診療科をまたぐ場合での情報共有時もスムーズです。

  • コミュニケーションの正確化、円滑化(オーダー画面・指示画面)

電子カルテシステム上で処方や検査のオーダー、処置や特記事項の共有を行えるため、口頭やメモなどで行うよりも確実に伝えることができます。

  • 文書作成機能

紹介状や診断書などの作成を助ける機能を利用することで文書作成の手間が軽減されます。

 

  1. セキュリティ対策

病歴や通院歴を含む患者の個人情報を守るため、紙カルテを倉庫に保存するより厳重なセキュリティ対策が求められます。

  • 不正を防ぐ「アクセスログ管理機能」

誰がいつどのデータをどのように操作したかが記録されるため、不正の抑止力となるだけでなく、万が一の際の原因究明が可能です。紙管理だと施錠された倉庫に入った記録までは分かっても、それ以上は追えません。

  • 「利用者認証機能」

IDとパスワードだけでなくICカード等も含めた利用者の認証の徹底の他、著名人などのデータを守るため特定の患者に対してパスワードをかけるなどの機能もあります。

その他、データ流出を防ぐ「暗号化」や、紛失リスクがないバックアップ体制(データセンターでの定期的なバックアップやセキュリティ管理)等も重要です。

 

  1. 人的ミス防止

ある意味最重要項目と言えますが、電子カルテシステムの機能の中でミス防止につながる機能の割合は決して多くないので3番目に記載しました。

  • 「バーコード読み取り照合機能」

患者のリストバンドのバーコードと、注射や点滴のバーコードを読み取って照合させる機能です。万が一医師の指示と違う場合はエラーとなるため、ヒューマンエラーを防げるという仕組みです。

また、薬剤投与に関する医療知識や併用禁忌の警告などをあらかじめデータベース上に入れ込むことで、電子カルテシステム上で不適切な指示が出た際にエラーや警告を促すなどの利用方法も見られます。

 

  1. ペーパーレス

1.の業務効率化と共有する点もありますが、ペーパーレス化という観点でみると下記のようなメリットがあります。

  • 倉庫の管理不要

紙のカルテを保存するための倉庫が不要となります。

  • スピードアップ

紙のカルテを探したり受け渡しをしたりする必要がなくなった分、病院全体でスピードアップが図られます。診察や会計の待ち時間短縮、看護師同士の申し送りの時間短縮などが挙げられます。

以上のように様々なメリットがあります。また、業務効率化やペーパーレスによる時間短縮、混雑緩和の結果として、受付スタッフなどの人件費削減につながる例もみられます。

 

電子カルテシステムはクラウド型がよいか?

中小規模の病院での電子カルテシステムの普及が進んでいない一番の理由として、費用の点が挙げられます。莫大な金額でシステムを購入し、更に管理のためにサーバールームを持ち、保守できるスタッフを抱えることを考えると、電子カルテシステム導入を躊躇していたというケースが多いでしょう。

一般企業向けの各種業務システムで、中小規模でも導入しやすいクラウド型のシステムが主流となってきているのと同様、電子カルテシステムの分野においてもクラウド型のシステムがどんどん増え、導入のしやすさを理由に注目を浴びています。導入のしやすさの理由は下記の通りです。

  1. 初期費用、月額料金が安価

安いものでは初期費用なし、月額料金1万円~数万円程度、といったものもあります。利用人数に応じたプラン展開や、受付患者人数によって加算されるなど、料金体系は様々です。レセプトソフトORCAとセットプランのものもあります。

  1. サーバーのメンテナンス不要

クラウドサービスなので、サーバーの保守、監視、バージョンアップなどはシステム提供会社がやってくれるため、病院内のサーバールーム管理や、担当者を置く必要がありません。

  1. バックアップが安心

クラウドサービス内でバックアップされ、災害時の対策もされるため、紙カルテと比較すると紛失リスクが削減されます。

  1. サポートが安心

使い方サポートやトラブル時に対応できるよう、サポートがあります。

電子カルテシステムの比較のポイント

では実際に電子カルテシステムを導入するとなると、どのような点に気を付けてシステムを比較し、選んだらよいのでしょうか。比較のポイントを3点ご紹介します。

  1. レセコンとのシステム連携

電子カルテシステムは単体でなく、レセコン(医事会計システム)やオーダーリングシステムと連携して利用します。よって既に利用しているレセコンがある場合には、連携可能かの確認が必要です。なお、電子カルテシステムはレセコンと一体型のものもあり、また日本医師会のオープンソースのレセコンORCAとセットプランで申し込めるものもあります。

  1. セキュリティ対策

どんなに使い勝手が良くなっても、患者の個人情報が守られなければ意味がありません。

①内部不正抑制、②外部からの不正アクセス防止、③紛失リスクに対するバックアップ対策、の3つの観点で対策が取られているかどうか、しっかりと確認すべきです。

例えば、①の内部不正抑制においては、電子カルテの改ざんや盗み見られることなどがないように「どこで誰が何をどの順番で操作したか(どの患者のカルテに対して誰がどう操作したか)」を独自の分析画面で追跡・確認しやすくしているシステムもあります。

  1. 使いやすさ 特に入力画面

使いやすさ、と言えば当たり前ですが、重要なポイントです。特に、電子カルテシステムは患者を目の前にした診察中に入力するものなので、入力画面の見やすさ、画面の構造、動作レスポンスなど、入力画面の操作性は最重要ととらえて選ぶべきです。最近使ったツールが表示される機能や、テンプレート機能、シェーマ図の取り込み、コピーペーストなどの入力補助機能も重要です。

また、多機能なのは良いですが、使わない情報の表示が多すぎて読みづらい可能性もありますので、その場合は不要な項目を非表示にさせる機能(開発時のカスタマイズでなく、設定画面でユーザーごとに簡単に個別設定)や、中にはAIの自動学習機能を使ってよく使うパターンが上位表示されて入力を助けるといった機能のものもあります。

中小規模向け、クリニック向け、と対象の医療機関の規模別にサービスが展開されているものが多いですが、中には眼科向け、産婦人科向け、精神科向け、といったように診療科目によって専門性を高めたサービスもあります。検査項目、処方、テンプレートなどがその科目に沿って設定されています。

番外編として、大きな変更がネックであれば、カルテは電子カルテだが、部門への指示は指示箋で紙のまま、といったシステムもあり、運用に合わせて選ぶこともできます。またiPadにタッチペンで手書き入力できるタイプもあります。単にタイピングが苦手な人向けというだけでなく、シェーマを多用する場合や、キーボードを持たない訪問診療が多い場合にも向いています。

 

大病院向け電子カルテシステム

基本的にはクラウド型でなく、オンプレ環境向けパッケージソフトが一般的です。該当するクラウドサービスがないため、パッケージソフトを一つご紹介します。

HOPE EGMAIN-GX(富士通エフ・アイ・ピー株式会社)

HOPE EGMAIN-GX

(出所:HOPE EGMAIN-GX公式Webサイト)

ユニバーサルデザインに基づき使いやすさを追求した画面作りの他、診療情報の一元管理、チーム医療専用のツールなど、情報の共有、統合管理機能が豊富。バーコード認証機能あり。セキュリティ面でも個人認証やアクセスログ管理など、情報漏洩の防止策多数。

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中小規模病院向けクラウド型電子カルテシステム

HAYATE/NEO(ハヤテネオ)(株式会社ファルコバイオシステムズ)

HAYATE/NEO

(出所:HAYATE/NEO公式Webサイト)

HAYATE/NEO(ハヤテネオ)は完全クラウド型の特性を活かし、サーバー設置不要、システム担当者不要、サーバールーム不要のクラウド型電子カルテシステム。専用クラウド環境の他、暗号化や外部機関によるセキュリティホール診断、アクセスログ管理など、セキュリティ面でも数多くの対策が取られている。同社の医事会計システムもORCAも連携可能。

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HOPE Cloud Chart(富士通株式会社)HOPE Cloud Chart

(出所:HOPE Cloud Chart公式Webサイト)

高セキュリティネットワークを使用し、富士通の堅牢なデータセンターで大量のデータを保管するクラウド型電子カルテシステム。他のクラウドシステムや地域医療連携システムとスムーズに連携可能。電子カルテ・オーダリングシステムと医事会計システムから構成。

  • 初期費用700万円~ + 月額32万円~。

 

Open-Karte Cloud(日立ヘルスケアシステムズ株式会社)

Open-Karte Cloud

(出所:Open-Karte Cloud公式Webサイト)

データセンターとの通信は高セキュリティのIPSecVPNサービスを利用。ユーザーが欲しい情報を画面切り替えなしに一画面で集約して表示できる「アシストビュー機能」を搭載。医事会計システムはMedical Leader-AccountかORCAのどちらか選んで連携。

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無床病院・クリニック向け電子カルテシステム

CLIUS(クリアス)(株式会社Donuts)

CLIUS(クリアス)

(出所:CLIUS公式Webサイト)

Macを使ったクラウド型電子カルテシステム。利用頻度学習や、クリック数、操作数、高速化など、使いやすさとカルテの入力時間の短縮にこだわった作り。ORCAと連携可能。

  • 月額12,000円。初期費用なし。
  • 追加ログインIDは2,800円。

 

エムスリーデジカル(エムスリーデジカル株式会社)

エムスリーデジカル

(出所:エムスリーデジカル公式Webサイト)

手頃な価格が売りで、導入施設700以上。入力時間が80%削減されると謳うAIによる自動学習機能も搭載。iPad Proアプリの手書き機能ではシェーマへの書き込みなども簡単。レセコン一体型と、ORCA連動型から選べる。

  • レセコン一体型 月額19,800円。
  • ORCA連動型 月額9,800円。
  • 初期費用なし。

 

カルテZERO(きりんカルテシステム株式会社)

カルテZERO

(出所:カルテZERO公式Webサイト)

完全無料で使える電子カルテシステム(別サービスを運営、収益を得ているため)。ORCA内蔵のレセコン一体型。基本機能の他、患者向け予約アプリや撮影画像アプリ等の機能も充実。外部機器や外部検査機関のデータ等との連携も可能。

  • 初期費用も月額料金もなし。完全無料で使える。

 

まとめ

長年オンプレ環境が主流だった電子カルテシステムにクラウド型サービスがどんどん増え、投資金額が少なくて済むことから中小規模病院やクリニックでも導入が続いています。サービス提供会社は様々で、パッケージ開発で電子カルテシステム事業に長年の知見を持つ大手電機メーカー系のものから、医療分野での各種サービスを提供し専門性の高い医療系企業のもの、またシンプルな料金体系やアプリ開発等に強みを持つ各種業務ソフト運営会社のものなど、それぞれに特長があります。レセコンとの連携の点である程度候補を絞り、あとは入力画面の使いやすさを見比べて、電子カルテシステム導入のイメージをつかんでみてください。

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なお、今回ご紹介したサービスはこちらでさらに詳しくご紹介(タイプごとに主な対象・特長・機能・料金等を比較)していますので、ぜひご覧ください。

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作り手の生の声が聞けるインタビューはこちら。

HAYATE/NEO(ハヤテ・ネオ)|インタビュー掲載

HAYATE/NEO(ハヤテ・ネオ)|インタビュー掲載

「HAYATE/NEO(ハヤテ・ネオ)」は「かんたん導入・成長を続ける電子カルテ」をコンセプトに開発した、中小規模病院向けクラウド型電子カルテです。クラウド特性を活かした、コスト削減(サーバー機器設置不要、専任システム管理者不要、サーバー室設備投資不要)に大きく貢献できます。

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