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おすすめオープンソースのCRM

オープンソースのCRMおすすめ12選。メリット・注意点・選び方

オープンソースのCRMおすすめ12選。メリット・注意点・選び方

自社で管理したい項目を備えたCRMが見つからない、SaaS型CRMのランニングコストがネックになっている企業のシステム構築担当者へ。オープンソースのCRMを利用するメリットや選び方とともに、おすすめのシステムを紹介します。

目次

オープンソースのCRMとは?

オープンソースのCRMとは、ソースコードが公開されており、ライセンスの範囲内で利用者による改変や再配布が認められている顧客管理システムです。

オープンソースソフトウェア(OSS)は、構築・メンテナンスに一定の技術力やリソースが求められます。一方で、ランニングコストを抑えつつ、自社の業務に合わせてシステムを柔軟に設計・運用できる点がメリットです。

OSSに限らず、様々なCRMを比較したい方は「CRMツール比較17選!できることや選び方をわかりやすく紹介」や「顧客管理システムのおすすめ14選。機能・料金などを一覧で紹介」をご覧ください。

また、中小企業向けにシンプルな機能で構成され、手頃な価格で利用できるCRMもあります。詳しくは「中小企業向けCRM15選。費用やできること、おすすめを紹介」をご参照ください。

 

オープンソースのCRMのメリット

クラウド上で動作するSaaS型CRMとの比較も交えつつ、オープンソースのCRMを導入するメリットを以下に整理しました。

ランニングコストを抑えられる

オープンソースのCRMは、ソースコードを無料で利用できるケースが多く、SaaS型CRMのようにユーザー数に応じた月額料金がかかりません。別途、サーバーの運用・保守費用は必要になりますが、長期での利用や大人数での利用であれば、トータルコストの抑制につながります。

なお、コストを抑えて導入したい場合は、無料で利用できるCRMを検討するのもひとつの方法です。詳しくは「無料で使える顧客管理システム(CRM)9選。利用条件や選び方」をご覧ください。

カスタマイズ性が高い

SaaS型CRMは、製品やプランによってカスタマイズの範囲が限られる場合があります。オープンソース型であれば、管理項目や画面レイアウトの変更、機能の拡張を行いやすく、現場の運用にフィットしたCRMを構築できるのが強みです。

たとえば、顧客情報管理画面に「初回接点日」「紹介元」など自社独自で管理したい項目を簡単に追加できます。卸売・小売業や製造業のように多くの商品を扱う企業であれば、各商品の品番・ロット番号・価格・割引率などの項目を追加して、顧客情報・商談情報と紐付けて管理する運用も可能です。

ベンダーロックインを避けられる

自社で利用するシステムが、特定のべンダーの提供する製品や技術に依存してしまう状態である「ベンダーロックイン」を避けられます。

SaaS型CRMを利用している場合、仮に開発元が急にサービスを停止したら、その間顧客情報にアクセスできなくなる恐れがあります。また、開発元やベンダーから急な価格変更を提示された時は、コストの増加を受け入れるか、別のシステムへ乗り換えるかを検討せざるを得ません。

一方で、オープンソースのCRMによりソースコードやデータを自社で管理していれば、特定のサービスの方針変更に左右されない運用が実現します。

外部システムと柔軟に連携しやすい

SaaS型のCRMは、製品によって連携できる外部ツールの種類が異なります。オープンソースCRMは、ソースコードやAPIを活用して外部システムとより柔軟に連携しやすい点が特徴です。

たとえばERPと連携すれば、CRM上の顧客情報と、販売管理・在庫管理・会計管理などのデータを紐付け可能に。顧客ごとの受注・請求・入金状況を部門横断で共有できるようになり、確認の手間や対応の行き違いを防げます。

中には、ChatGPTやClaudeなどのAIアシスタントとシステム内のデータを連携するための仕組みである「MCPサーバー」を備えたCRMもあります。これにより、CRM内の情報を会話形式で検索したり、データをもとに顧客の傾向を分析したりが可能になり、利便性が高まります。

内部構造のブラックボックス化を防げる

基本的にソースコードが公開されていないSaaS型のCRMに対し、オープンソースCRMはソースコードを確認できるため、内部構造のブラックボックス化を防げます。構造を把握できていれば、セキュリティ上の懸念や運用面の課題に対する改善策をより効率的に検討できます。

 

オープンソースのCRMの注意点

オープンソースのCRMを導入・運用するうえで注意すべき点を解説します。

導入・運用には専門技術が必要

オープンソースCRMは構築の自由度が高い一方で、導入・運用・改修には一定の技術力が必要です。また、CRMの種類によっても開発言語は異なり、PHP、Python、JavaScriptなど、導入を検討するシステムの技術スタックを理解できる人材が求められます。

社内に十分な技術力やリソースがなく、CRMの設計・カスタマイズを外部に相談したい場合は「CRMコンサルティング会社おすすめ9選。支援内容や選び方」もあわせて参考にしてください。

運用・保守に見えないコストがかかる

オープンソースCRMを運用するには、サーバー費用に加え、保守管理の工数・費用がかかります。それらに対応できるエンジニアが社内にいない場合は、外部委託費用も見込まなければなりません。

導入を検討する際は、初期構築費用だけでなく、運用開始後にかかる保守・改修コストや社内リソースも含めて確認しておくことが大切です。SaaS型CRMとも比較しながら、コストと運用負担のバランスを検討しましょう。

セキュリティ管理やメンテナンスの負担が大きい

オープンソースCRMを自社で運用する場合、SaaS型CRMのようにアップデートや不具合対応が自動で実行されるわけではありません。そのため、バージョンアップ、バグの対応、セキュリティパッチの適用などのメンテナンスを自社で継続的に行う必要があります。

こうした対応を担うリソースが不足していると安定的な運用を続けるのは難しく、サイバー攻撃のリスクにさらされる危険性もあります。

日本語対応や個別サポートが限られる

オープンソースのCRMは海外製が多く、管理画面やマニュアルは基本的に英語です。日本語での解説記事や事例が少ないと、設定方法の理解やトラブル対応に時間がかかることもあるでしょう。

また、無料で利用する場合、個別のカスタマーサポートは付かないケースが一般的です。公式ドキュメントやユーザーコミュニティ内の情報を活用しながら自力で解決する必要があります。サポート体制を重視したい場合は、有料のサポートが用意されているシステムを選ぶのがおすすめです。

ライセンスの確認が必須

オープンソースCRMには、利用・改変・再配布などに関する条件を定めたライセンスがあります。商用利用時の制約が含まれる場合もあるため、導入後のトラブルを避けるためにも、内容は事前に確認しておきましょう。

 

オープンソースのCRMのタイプと選び方

オープンソースのCRMは、以下4つのタイプに分類されます。それぞれの特徴を紹介します。

(1)日本企業向け・導入支援型

日本企業向けにカスタマイズされたタイプ。日本語での導入支援や運用・定着サポートを受けられるため、初めてオープンソース型CRMを利用する企業でも安心です。

VtigerCRMを日本企業向けにカスタマイズした「F-RevoCRM」の場合、有料のF-RevoCRM Enterprise Editionを契約すれば、初期設定・自社業務に合わせた機能の開発を任せられます。別途有料で、F-RevoCRMのカスタマイズ方法を学べる技術トレーニングも実施。将来的に自社で運用できる体制を整えたい企業に最適です。

(2)AI連携・業務自動化型

MCPサーバーが備わっており、ChatGPTなどのAIアシスタントと柔軟に連携できるタイプ。情報検索の自動化や、CRMの操作の自動化をはかりたい場合におすすめです。

たとえば「Atomic CRM」は、AIとの壁打ちによりCRM内のデータ検索のほか、連絡先の作成、商談ステータスの更新、レポート作成なども実行できます。

Notionのように直感的なインターフェースを備えた「Twenty」の場合、Claude CodeやCursorといったAI開発支援ツールとも連携可能。チャットでの指示により、CRMの画面構成や機能をコードベースで作り込めるのが便利です。

また、「Krayin CRM」には本体側の機能として「Magic AI」が用意されています。

AIが、顧客データを含むPDF・画像データから名前やメールアドレス、電話番号などを自動で抽出し、システムに転記してくれます。

(3)CRM特化・拡張型

CRMの基本機能を幅広くカバーしたタイプ。拡張機能やサポートも充実しており、自社の事業に合わせた運用がしやすいのがポイントです。

たとえば「Vtiger CRM」が運営するマーケットプレイスでは、CRMの機能を拡張できるツールを200種類以上提供。一例として、CRM内のメール作成画面から生成AIを呼び出し、本文や件名のドラフト作成に活用できるツールがあります。

「SuiteCRM」の場合、有料プログラム「SuiteASSURED」を用意。バグが見つかった場合の修正保証が受けられるほか、万が一SuiteCRMのコードが第三者から著作権・特許などの権利侵害を指摘された場合に備えた法的補償もあり、安心して運用できます。

「EspoCRM」では、不動産業向けの拡張機能を無料で提供。自社で扱う物件情報や顧客の希望条件を登録できるようになります。

(4)ERP統合・基幹業務対応型

顧客管理にとどまらず、製品・在庫管理、会計、人事などの基幹業務を単一のシステムで管理できるタイプ。コーディング作業を効率化するものや、分析機能に優れたものなどシステムによって様々な特徴が備わっています。

「IDURAR」は、コードジェネレーターを実装。データの登録・閲覧・更新・削除といった基本操作に必要な定型コードを自動生成できるため、開発負担が軽減します。

「ERPNext」は、分析機能が充実。たとえばセールスファネル分析を行えば、リード獲得〜受注までの各プロセスにどれだけの見込み客がいるかを視覚的に把握できます。時間の経過に伴う数値の変化も追えるため、どの段階で商談が停滞しがちなのかがわかり、営業活動の改善に役立ちます。

「Odoo」の場合、CRMをはじめ業務に関連する機能がアプリとして提供されており、必要なものを追加しながら自社に合った環境を構築できます。

 

おすすめのオープンソースのCRM(日本企業向け・導入支援型)

日本企業向けにカスタマイズされたオープンソースのCRMを紹介します。

F-RevoCRM(シンキングリード株式会社)

F-RevoCRM公式Webサイト

(出所:F-RevoCRM公式Webサイト)

VtigerCRMを日本企業向けにカスタマイズしたオープンソースのCRM。顧客データの管理をはじめ、営業案件管理、問い合わせ対応管理、マーケティング施策の支援など、顧客対応や営業活動に必要な機能が一通りそろう。
ワークフロー機能を活用すれば、メルマガへの反応やキャンペーンの参加履歴をもとに、自社への関心度が高い見込み客を営業担当者へ自動で通知。マーケティング部門が獲得・育成した見込み客を営業部門へ引き継ぐ体制が整い、タイミングを逃さず商談につなげられる。
オープンソース版は無料で利用可能。一方で、有料のF-RevoCRM Enterprise Editionを契約すれば、初期設定から自社業務に合わせた機能の開発を任せられる。
別途有料で、F-RevoCRMのカスタマイズ方法を学べる技術トレーニングも実施。初期構築は支援を受けながら進めつつ、将来的に自社で運用できる体制を整えたい企業に最適だ。

  • 料金:無料

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おすすめのオープンソースのCRM(AI連携・業務自動化型)

MCPサーバーが備わっており、ChatGPTなどのAIアシスタントと柔軟に連携できるオープンソースのCRMを紹介します。

Twenty(Twenty.com PBC)

Twenty公式Webサイト

(出所:Twenty公式Webサイト)

Notionのように直感的でモダンなインターフェースを備えたオープンソースのCRM。顧客情報の管理に加え、商談の進捗・タスク管理などの基本機能を網羅。また、営業担当者・管理者などの役割ごとにアクセス権限を設定可能。閲覧・編集できるデータの範囲を管理できる。
MCPサーバーを備えているため、ChatGPTやClaudeなどのAIアシスタントとの連携が実現。CRM内の情報をチャット形式で検索・更新できるほか、商談の進捗状況の確認や、停滞・失注リスクのある案件の洗い出しにも活用できる。
更に、Claude CodeやCursorといったAI開発支援ツールを活用すれば、チャットでの指示によりCRMの画面構成や機能をコードベースで作り込める。

  • 料金:無料

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Atomic CRM(Marmelab)

Atomic CRM公式Webサイト

(出所:Atomic CRM公式Webサイト)

MCPサーバーを介してChatGPTやClaudeなどの各種AIと連携できるオープンソースのCRM。AIとの対話によってCRM内のデータを検索できるほか、連絡先の作成、商談ステータスの更新、レポート作成なども実現。CRMの操作に不慣れでも直感的に情報を扱いやすい。
商談はカンバン形式で管理する仕様で、各案件のカードをクリックすれば、対応状況やチーム内で共有したいメモを自由に書き込める。また、顧客へのメール送信時に専用アドレスをBCCに入れるだけで、メールの内容をCRM内に保存可能。その際顧客の連絡先が未登録であれば、メールアドレスのドメインをもとに会社情報や宛先名を自動登録してくれるのも便利だ。
自社で構築・運用するオープンソース版は無料。サーバー管理やバックアップなどのサポートを任せたい場合は、有料プランも選べる。

  • 料金:無料

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Krayin CRM(Webkul Software Pvt Ltd)

Krayin CRM公式Webサイト

(出所:Krayin CRM公式Webサイト)

AIとの連携による業務の効率化に強みを持つオープンソース型のCRM。本体には「Magic AI」を搭載。AIが、顧客データを含むPDFや画像データから名前やメールアドレス、電話番号などを自動で抽出し、システムに転記してくれる機能だ。また、外部のAIエージェントと連携するためのMCPサーバーも用意。AIエージェントに自然言語で指示するだけで、リード情報の作成・取得といった操作を直感的に実行できる。
AI関連以外では、リード管理・売上予測・顧客の属性に応じたメールの配信などのマーケティング、カスタマーサポートなどの機能がそろっており、利用は無料。別途有料の拡張機能を利用すれば、在庫管理や発注管理などもカバーできる。

  • 料金:無料

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おすすめのオープンソースのCRM(CRM特化・拡張型)

基本機能を網羅しているオープンソースのCRMを紹介します。

SuiteCRM(SuiteCRM Ltd)

SuiteCRM公式Webサイト

(出所:SuiteCRM公式Webサイト)

顧客との商談、契約などの関連情報を一画面で管理できるオープンソースのCRM。公式サイトには問い合わせ・ユーザー登録不要で利用可能なデモ画面があり、導入前に画面構成や操作感を確認できる。
画面上部の「+」ボタンから、顧客情報の入力や見積もりの作成、会議の設定などがすぐに行えるのが便利だ。また、定型業務を自動化するワークフローも作成可能。一例として、新しいリードが登録されたら営業担当者を自動で割り当て、翌日にフォローの電話を入れる予定の設定まで自動化できる。
オープンソース版は無料。サーバーの監視やアップデート、データのバックアップなどを任せたい場合はホスティング代行プランもある。更にサポートが手厚い「SuiteASSURED」を契約すれば、バグが見つかった場合の修正を保証。万が一、SuiteCRMのコードが第三者から著作権・特許などの権利侵害を指摘された場合に備えた法的補償も受けられる。

  • 料金:無料

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Vtiger CRM(Vtiger Systems (India) Private Limited)

Vtiger CRM公式Webサイト

(出所:Vtiger CRM公式Webサイト)

シンプルな画面で構成され、顧客管理や営業活動、カスタマーサポートなど一通りの業務をカバーするオープンソースのCRM。利用料は無料。
連絡先入力欄には、住所や電話番号などの基本項目のほかに、メール配信の希望有無や電話連絡の可否をチェックする項目もある。商談管理画面では、各案件のステータス(アプローチ中/最終交渉中など)を設定でき、進捗状況を可視化。次回フォローや打ち合わせなど、次に取るべきアクションのリマインダーもセットできる。顧客からの問い合わせも同様にステータスを登録できるほか、対応にかかった時間も記録可能で、工数の把握管理に役立つ。
同社運営のマーケットプレイスでは、機能拡張ツールを200種類以上提供。一例として、CRM内のメール作成画面から生成AIを呼び出し、本文や件名のドラフト作成に活用できるツールがある。

  • 料金:無料

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EspoCRM(EspoCRM, Inc.)

EspoCRM公式Webサイト

(出所:EspoCRM公式Webサイト)

顧客管理、営業支援、マーケティング、カスタマーサポートまで広くカバーするオープンソースのCRM。「Lead Capture」機能により、自社サイトのフォームから送信されたデータをリード情報として自動で取り込む運用が実現。取り込んだデータは営業チームに割り当てるよう設定でき、問い合わせ後のフォローがスムーズに進められる。
また、顧客情報を属性ごとにセグメントし、ターゲットに合わせたメールの配信も可能。配信後は、開封数や配信拒否数などの反応を確認できる。カスタマーサポート機能も搭載。顧客からの問い合わせに優先度やステータス(対応中/完了など)を設定すれば、対応状況を一目で把握できる。
そのほか、無料で配布されている不動産業向け拡張機能を使えば、自社で扱う物件情報や顧客の希望条件も管理可能に。顧客の提示条件に合う物件をCRM内で検索・照合できるようになり、迅速な提案につなげられる。

  • 料金:無料

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おすすめのオープンソースのCRM(ERP統合・基幹業務対応型)

顧客管理にとどまらず、製品・在庫管理、会計、人事などの基幹業務を管理できるオープンソース型CRMを紹介します。

Odoo(Odoo S.A.)

Odoo公式Webサイト

(出所:Odoo公式Webサイト)

顧客管理に加え、販売・財務・製造・マーケティングなど多様な業務を支援するオープンソースのERP/CRM。
これらの業務に関連する機能はアプリとして提供されており、必要なものを追加しながら自社に合った環境を構築できる。CRMアプリでは、商談案件をカンバン形式で管理可能。各案件のステータスは、進捗に応じてドラッグ&ドロップで変更できる。顧客からの受信メールもCRMに集約。チームメンバーが必要な情報にいつでもアクセスでき、社内での情報共有やコミュニケーションの円滑化をはかれる。
ほかに、販売アプリと連携すれば、洗練されたデザインの見積書を簡単に作れるように。請求書アプリを追加すれば、顧客データを引き継いだ請求書データを送付したのち、未決済の支払の追跡も行える。更には自社サイトにライブチャットを設置できるアプリもあり、訪問者と対話しながらのアプローチが実現する。

  • 料金:無料

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ERPNext(Frappe Technologies Pvt. Ltd.)

ERPNext公式Webサイト

(出所:ERPNext公式Webサイト)

顧客管理のほか、生産・製造・販売管理、プロジェクト管理、会計管理機能などが備わったオープンソース型のERP/CRM。
ソースコードはGitHub内で無料公開されている。画面上に新たな管理項目をノーコードで追加できるのが特徴。たとえば「初回接点日」や「紹介元」など自社独自で登録したい項目を追加できる。リード情報の登録を自動化する機能も搭載。問い合わせ窓口に届いたメールや、Webフォームから送信された情報をスムーズに引き継げる。
分析・レポート機能も充実しており、セールスファネル分析を行えば、リード獲得〜受注までの各プロセスにどれだけの見込み客がいるかを視覚的に把握可能。時間の経過に伴う数値の変化も追えるため、どの段階で商談が停滞しがちなのかがわかり、営業活動の改善に役立つ。ほかにも、Webサイト・店舗・展示会などの集客チャネルのうち、効果の高いチャネルをグラフで表示する機能もある。

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Dolibarr(Dolibarr Association)

Dolibarr公式Webサイト

(出所:Dolibarr公式Webサイト)

顧客管理、製品・在庫管理、請求管理、会計、人事など多様な業務に対応するオープンソースのERP/CRM。
管理画面から使いたい機能だけをボタンひとつで有効化できるモジュール方式を採用。導入初期は顧客管理まわりの最小限の機能に絞り、運用に慣れてから機能を段階的に追加する運用ができる。
CRMは、顧客の連絡先管理、案件のステータス管理などの機能がそろっており、案件成約後は注文管理や在庫管理とも連携可能だ。
顧客データや注文データをもとにした契約書の作成にも対応。契約書の有効期限が迫っている場合はアラートするよう設定できる。また、請求書に関しては請求頻度や初回請求日、発行回数などを設定しておけば、定期的な請求を仕組み化でき、発行漏れを防げる。

  • 料金:無料

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IDURAR(IDURAR AI, Inc)

IDURAR公式Webサイト

(出所:IDURAR公式Webサイト)

JavaScript周辺技術を中心とするMERNスタックで構築されたオープンソースのERP/CRM。JavaScriptに慣れたエンジニアであれば、カスタマイズや機能追加に取り組みやすい。また、データの登録・閲覧・更新・削除といった基本操作に必要な定型コードを自動生成するコードジェネレーターを実装しているのが特徴。エンジニアの開発負担軽減につながる。
無料版には主要機能がほとんど含まれていないため、導入前の開発検証目的での利用がおすすめ。本格的な導入の際は、顧客管理に加え、顧客への提案管理、見積書の作成、請求・支払い管理までカバーしている有料のProfessional Lifetime Licenseの利用が選択肢となる。更に上位のEnterprise Licenseでは、複数会社・複数拠点の管理が可能になる。

  • 料金:要問い合わせ

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Akaunting(Akaunting, Inc.)

Akaunting公式Webサイト

(出所:Akaunting公式Webサイト)

中小企業やフリーランス向けの会計管理機能をベースに、機能の拡張で顧客情報の管理にも対応するソフト。会計ソフト本体はソースコードが公開されており、一社利用などの条件付きで無料利用できる。CRMは有料アプリとして追加する仕組みで、連絡先の登録数は無制限。各案件はカンバン形式で管理でき、受注額、会議のスケジュール、メモを紐付けられる。
CRMで管理している受注案件や顧客情報は、Akaunting内の請求管理機能と連携可能。請求書の発行がスムーズに行えるほか、取引先ごとに支払済み・未払い・延滞の金額を確認できるため、入金確認や未回収対応にも活用できる。
更には、取引先にPayPalやStripeなどのオンライン決済専用ページを共有する機能も搭載。請求・回収業務の効率化につながる。
別途アプリを追加すれば在庫・給与管理も可能なため、周辺業務までひとつのソフトで管理したい場合に適している。

  • 料金:年額60ドル(CRMアプリ代金、本体料金は無料)

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まとめ

オープンソースのCRMは、ソースコードを無料で利用できるケースがほとんどです。サーバーの運用・保守費用は必要になりますが、大人数で長期的に利用する場合はトータルコストの抑制につながります。

また、システムを構築・メンテナンスするための技術力は必要になりますが、その分自社で管理したい項目や機能を柔軟に追加・カスタマイズしやすい点もメリットと言えます。サーバーの管理やバックアップなどの保守を自社で担うのが難しい場合は、サポートサービスを提供しているOSSを選ぶと安心です。

オープンソースのCRMは、以下4つのタイプに分けられます。

(1)日本企業向け・導入支援型
(2)AI連携・業務自動化型
(3)CRM特化・拡張型
(4)ERP統合・基幹業務対応型

本記事を参考に、自社に合ったオープンソースのCRMを選んでみてください。

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