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輸配送管理システムとは?TMSの主要機能とクラウド11選

輸配送管理システムとは?TMSの主要機能とクラウド11選

最終更新日:2023-03-10

物流管理を効率化したい、コストを下げたい、属人的作業から脱却したいという担当者は必見です。輸配送管理(TMS)システムにはどのような機能があり、どのような導入メリットがあるのか。具体的なシステムをもとに分かりやすくご紹介します。

目次

輸配送管理システム(TMS)とは?

輸配送管理システムとは、物流のあらゆる局面で業務を効率化することのできるシステムです。具体的には、配車・配送計画、進捗管理、積付、運賃計算、請求書発行といった管理業務に対応。Transport Management System の頭文字をとって「TMS」とも呼ばれています。

「車両がどのルートを通ると一番効率的か」「どのように荷物を積み込めば積載効率が向上するか」などは、熟練スタッフの「経験・勘」に頼って行われることが多く、なかなか標準化されていないのが現状です。近年では人手不足や高齢化によって、企業としての対応がますます難しくなってきており、業界をあげて働き方改革が求められています。更に、BtoCの小口配送や請負が激増したことから、管理業務も更に複雑化が進み、業界全体としてアナログからデジタルへの移行を迫られています。

  • 車両費・人件費・燃費などコストを減らしたい
  • トラックの積載効率を向上させたい
  • 日報作成の手間や荷待ちをなくして業務効率を上げたい
  • 将来を考えて、属人的な業務を平準化したい など

これらの要望を叶えるために注目されているのが、輸配送管理システム(TMS)システムです。現状では業務ごとに切り分けて、個々のシステムで効率化するやり方が一般的ですが、近年は「ULTRAFIX」のように複数機能をオプションによって追加できる、拡張性の高いシステムも登場しました。

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輸配送管理システム(TMS)の主要機能

物流管理には様々な業務があります。ここでは、根幹をなす「配送計画系の機能」を中心に、「進捗管理系」「運輸管理系」など主要機能について言及していきます。

配送計画系の機能

日によって違う配送先を回らなければならない場合は、「どの車両でどこを回るのか」「どのルートを通るのか」といった配車・配送計画を作成する必要があります。そのためには、車両の種類や積載量、ドライバー、配送先、道路交通状況、到着時刻の指定など無数の条件を考慮しなければなりません。

従来はベテランスタッフの経験・勘を頼りに、手作りで行われてきましたが、高齢化や業務の多様化・複雑化が進む近年では「ベテランスタッフが引退したらもう同じように作成できない」「そもそも、今の配送計画が最適なのかわからない」といった課題が出てきています。

配送計画系の機能を持ったシステムを用いれば、作業効率・コスト面で最適な配車・配送計画を自動的に作成することが可能。使用可能な車両や積載量、対応可能なドライバーを事前登録しておけば、配送オーダーがくるごとに「納品先」「納品時間」「物量」などを入力するだけで、必要な車両台数・配送順・ルート・予定の到着時刻などが組めるようになります。

ひと昔前のシステムは配車マンのサポート的機能しか持たず「制約条件が複雑すぎて一般人には使いこなせない」「リアルタイムの道路状況・オーダー変更に対応できない」などの課題もありました。しかし、現在主流のクラウド型システムは「事務員でも使いこなせる」「ドライバーもスマホを通じてリアルタイムで変更指示を受けられる」など使い勝手のいいものに変わってきています。

また、スムーズな配送に限らず、以下のような様々なメリットも見込まれています

  • 属人的な配車計画からの脱却(人手不足の解消)
  • 車両・人員の最適化による余剰コストの削減
  • 積載効率や回転率の向上による売上・利益増
  • ドライバーの残業時間の削減(定着率の向上)

様々なシステムが存在しますが、「Loogia」のようにAIを利用することで時間指定・車格制限・地理的条件、積載量・稼働時間など何十もの制約条件を加味した最適な配車・配送計画を、わずか数分で作成できるシステムもあります。

進捗管理系の機能

配送計画を練ったとしても、それはあくまで計画に過ぎません。実際の配送中、ドライバーが予期せぬ事故渋滞に巻き込まれたり、配送先のバースで荷待ちをしたり、計画とズレが生じる場合もあります。その場合、企業は直ちに計画を修正して、指示を出さなければなりません。

次いでご紹介したいのが、この修正指示のために必要な「現状把握のできる進捗管理系の機能」です。動きや状態を管理するという点で「動態管理機能」もしくは、車両に関する情報を管理するという点で「車両管理機能」とも言われています。

従来であれば、企業はデジタコなどの車載器を車両に搭載していましたが、その場合、得られる情報は限られています。また帰社後に回収するためリアルタイムで活かすことができません。その点、現在のクラウド型システムの多くは、スマホなどの端末等を利用した仕組みで多くの情報をリアルタイムで得ることができるのが特徴です。

  • 「車両が今、どこにいるか」という位置情報
  • 「作業が今、どのようなステータスにあるのか」という作業進捗
  • 「ドライバーが今、どのような運転をしているか」という運転状況 など

進捗管理系の機能で得た情報は、最適な配車・配送計画に活かされるだけではなく、様々なシーンで役立てられています。ドライバーによっては動態管理システムについて「日頃の行動を見張られているようだ」と不快感を示す人もいます。その場合、企業はサボリや車両の私的使用を追及したいのではなく、正確な情報を得ることで様々な利点があることを説明してあげましょう。

  • 乗務記録を記した運転日報を自動で作成可能(わざわざ作成する手間を省ける)
  • 走行履歴から安全運転指導を実施可能(危険運転を未然に防げる)
  • エコドライブ促進による燃料費の削減(優秀者は表彰でモチベーションアップ)

運輸管理系の機能

続いて、ご紹介するのは「お金」を正確に管理するための運輸管理系の機能です。たとえば、運賃計算を行う「運賃管理機能」、請求、入金の管理を行う「請求管理機能」などが挙げられます。

配送運賃は基本「地域間ごとの運賃表」「運送距離」「運送時間」の3パターンで算出されます。その他、「休日割増」「冬季割増」など状況に応じた複雑な計算が必要な場合もあります。決められたエリア・ルートで配送を行っている場合は問題ありませんが、エリアや事業を拡大する際には手間取る企業も多いでしょう。

システム化されていない場合、運賃計算・請求は知識が豊富なベテランスタッフ、もしくはExcelに長けた人が行う場合が大半です。しかし、その場合、頼りにしていた人が引退してしまったり、法改正や団体交渉などで基本運賃や運賃体系が変わってしまったりした場合、対応が難しくなります。Excelでマクロや関数を使っている場合は数値を全て変更しなければなりません。手間がかかる上に、ミス・変更忘れなどのリスクもあります。

運輸管理系の機能を利用すれば、電卓を叩いたり、Excelをいじったりする必要はなくなります。よく利用する基本運賃や運賃体系などをマスタ化すれば簡単に計算することができます。また、これまで別個に行っていた「荷主への請求書の発行」「傭車先への支払通知書の発行」も運賃計算結果を用いて一元的に管理することもできるようになります。

たとえば、「ハコベル 物流DXシステム」なら協力運送会社への配車依頼から運行管理、請求確認に至るまで、Web上で完結可能。これまで電話・メールなどで行っていたやりとりを一気に効率化できます。また、「ULTRAFIX」のように、単に運賃計算や請求書発行をするだけでなく、輸送形態や積載率などを切り口として、運賃分析を行うことのできるシステムも存在します。

積付計画系の機能

次いで、荷物をどうやって積み込むか「積付計画系の機能」について説明していきます。

荷物のサイズは「縦・横・高さ」様々です。効率的な配送を行うためには、ドライバー(オペレーター)は現場ごとに荷物を無駄なく積まなければなりません。しかし、積込には上積・下積制約、重量制約、混載制約など様々な条件が付されています。すべて守った上で、かつ卸す手間も考慮して積み方を考えるのは至難の業です。

従来、現場熟練者の知恵と経験を頼りに行われてきましたが、属人的なやり方には限界があります。積付を上手くできなければ、より良い配車・配送計画を練ったとしても意味がありません。そればかりか重心の偏り・荷崩れにより、走行障害・横転事故を起こす可能性もあります。

積付計画系の機能を利用すれば「必要な車両台数」「効率のいい・安全な積み込み方法」を自動で計算可能です。システムによっては、パズルのように分かりやすい3Dシミュレーション画像で確認し、手動で修正することもできます。トラックの荷台に限らず、コンテナへの積載・カゴ車への積み込み・段ボールへの詰め合わせなど、様々な空間に対応できます。

利用する上では、保有車両・制約など基本条件を設定しておくだけで面倒な手間はほとんどありません。車両台数を最小化・積載率の向上以外にも、以下のような副次的なメリットが見込まれます。

  • 受注窓口の事務担当者でもシミュレーションできる
  • 早めに作業人員・車両を手配できる(手配しやすい)
  • 無理な受注をしなくて済む(現場での「積めない」というリスクを回避できる)

バース予約機能

バースでの荷待ちは、ドライバーの長時間労働を招くだけでなく、荷受け側の生産性も低下にもつながるなど問題視されています。しかし、ドライバー側ではコントロールすることができないため、業界でも長らくやむをえない事態として受け入れられてきました。

近年、バース混雑解消の切り札として導入が進んでいるのが「バース予約機能」です。バースの空き時間を「見える化」することで、管理者やドライバーはスマホなどの端末からバースを事前予約することができます。そこから逆算して配送計画を組むこともできます。

また、バース予約システムは荷卸しする側だけでなく、荷受け側にとっても作業のスケジュールが組みやすいのが特徴です。庫内作業の効率化や作業精度の向上など、様々な利点が見込まれています。

 

主なクラウド型の輸配送管理システムのタイプや選び方

最適な輸配送管理を行うためには、様々な機能が必要であることはお分かりいただけたと思います。残念ながら、すべての機能を標準搭載した輸配送管理(TMS)システムは存在しません。機能に応じて、システムが分かれているのが現状です。

  • 配送計画系であれば配車システム・配送計画システム
  • 進捗管理系であれば動態管理システム・車両管理システム
  • 運輸管理系であれば運輸管理システム
  • その他、積付計画システム、バース予約システムなど
    ※商品・サービスによって機能やシステムの分類は多少異なります

めぼしい機能に優先順位をつける

「あれもこれも」と言い出したらきりがありません。「どの機能・システムを導入すればいいか」検討する際には、まずは現在の事業ドメインで不可欠な機能を最優先し、その後、課題に沿って優先順位をつけることをお勧めします。たとえば、ベテランの配車マンに頼り切っているものの「定年が近い」「体力的負担が大きい」という場合には、配車・配送計画系の機能を早急に検討すべきです。

基本はクラウド型でカスタマイズ対応

かつては、個社ごとに専門のシステムを開発するのが一般的でしたが、現在は汎用性の高いクラウドシステムが主流になりつつあります。「自社固有の要件がある」「条件設定が複雑で難しい」「対応範囲が広すぎてカバーしきれない」という場合を除き、まずはクラウド型システムを検討しましょう。ある程度はカスタマイズ対応してもらえる場合もありますので、多少の違いは心配いりません。

互換性・拡張性(全体・未来)も考慮する

商品・サービスの中には配送計画から進捗管理系まで、複数機能に対応できるものも存在します。たとえば、複数の業務でシステムを導入する必要がある場合には拡張性の高いシステムを検討しましょう。個別のシステムの良し悪しもさることながら、データの引継ぎなど互換性・連携性や運用しやすさなど、物流管理全体の効率・コストを考えることも重要です。積付やバース予約など、現時点では導入予定のない機能も、将来も視野に入れて検討しておくことをお勧めします。

以下、「配車・配送計画」に強みを持つシステム、「車両管理・動態管理」に強みを持つシステム、そして「運輸管理」に強みを持つシステムを具体的にいくつか紹介しています。検討する際の参考にしてください。

 

主なクラウド型の輸配送管理システム(配車・配送計画に強み)

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Loogia(ルージア)(株式会社オプティマインド)

Loogia公式Webサイト

(出所:Loogia公式Webサイト)

AIを利用した配車・配送計画に強みを持つクラウドサービス。「組合せ最適化」を研究テーマとする大学教授が技術顧問を務めており、国内トップクラスのアルゴリズムが「ズレのない配送計画」の自動作成を実現。配送先での時間指定、道路事情(一方通行・Uターン禁止・有料道路の選択)など、約40種類もの制約条件を考慮した上での最適な配送ルート作成が可能だ。
物流会社や自社配送企業だけでなく、配送を外部委託されている企業でも利用されており、業界は宅配・宅食・店舗配送・コンビニ・宅配水・家具・建設資材・鉄鋼製品・運送会社など様々。その他、点検業務などの人流ビジネスにおいても活用されている。

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LYNA 自動配車クラウド(株式会社 ライナロジクス)

LYNA 自動配車クラウド公式Webサイト

(出所:LYNA 自動配車クラウド公式Webサイト)

AI研究の中心的技術である「組合せ最適化」をコアに開発された完全自動配車計画可能なクラウド型システム。使える車両を登録しておけば、後は配送オーダーを入力するだけで、配送コストが最小になる「必要車両台数」「配送ルート」を教えてもらえる。時間指定・車格制限・地理的条件・積載量・稼働時間など複雑な制約条件を課すこともできる。2000年にリリースされた自動配車システム「ライナ2」のクラウド版であり、多数の企業で導入実績あり。その間も要望を反映しながら改良を続けてきたため、大半の制約・条件に標準機能で対応済。カスタマイズがほぼ不要なため、導入・運用も低コスト。

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ODIN リアルタイム配送システム(株式会社オンラインコンサルタント)

ODINリアルタイム配送システム公式Webサイト

(出所:ODIN リアルタイム配送システム公式Webサイト)

スマホGPSによる動態管理と配送計画が連動した、配送の進捗をリアルタイムで把握することができるクラウド配送システム。配送業向けに特化した見た目や操作がわかりやすい機能が充実。スマホが普及し始めた2012年からスマホを用いた動態管理の開発・販売を行っており、導入企業数は2,700社以上。
ドライバーはスマホを持って移動するだけで運転に集中することができる。先進の動態管理で位置情報が自動取得され、運行管理者は配送計画の進捗をPC上で把握、状況に応じて荷主への遅配連絡もワンクリックで可能。配送計画もオンラインで作成できるので、配送業でもリモートワークを実現できる。特定の曜日や日にちに決まった配送がある場合に、いつどこへ行くのかを登録するだけで配送ルートが作成できる「定期便ルート自動作成機能」も便利。

  • 料金:月額2,300円(税込)※1ドライバーあたり、初期費用165,000円(税込)

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LogiSTAR(ロジスター)(株式会社パスコ)

LogiSTAR公式Webサイト

(出所:LogiSTAR公式Webサイト)

スマホ1台で作業内容の確認・報告からナビゲーションまでできる、クラウド型のロジスティクス支援サービス。配送ルートの最適化を図る「配送計画」機能と、ドライバーや車両の状態を管理する「動態管理」を兼ね備える。特徴はユニークユーザー数5,000万人を超える「ナビタイム」と業務提携しているところ。ドライバーは配送情報からワンタップでナビゲーションを開始し、渋滞情報や規制情報などの道路状況に即したカーナビゲーションを活用できる。作業終了後は各案件の「作業完了」「保留」「留守」などステータスを変更して管理者に通知。メモや現場写真を添付して詳細な状況を共有することもできる。

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主なクラウド型の輸配送管理システム(車両管理・動態管理に強み)

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LINKEETH(NTTコミュニケーションズ株式会社)

LINKEETH_公式Webサイト

(出所:LINKEETH公式Webサイト)

3,000社、10万台を超えるシリーズ導入実績を誇る、車両管理業務を総合的に支援する法人向けクラウドサービス。AI搭載の通信型ドライブレコーダーによる安全運転支援システムと動態管理システムが一体となった車両管理システムに加え、2022年度の法改正に対応したアルコールチェックサービスも提供。運行データとアルコール測定結果の一元管理を実現する。各データが日報に自動反映されるため、日報作成の手間や管理負担を低減できる。
また、大手物流会社に採用されている高精度な診断ロジックで、ドライバー毎の運転指導に役立てることができるほか、運転者自らがスマホアプリから診断結果を確認することが可能。日々の運転をその日に振り返ることで安全運転の意識向上に寄与する。

  • 料金:月額 1,980円/台~ ※詳細は要問い合わせ

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モバロケ(モバイルクリエイト株式会社)

モバロケ公式Webサイト

(出所:モバロケ公式Webサイト)

端末の高精度な位置情報を地図上で共有できる、クラウド型動態管理システム。業務用IP無線システム「iMESH」の標準搭載機能として利用できる。タクシーやバスの位置確認のほか、配車や物流、自治体の災害時の情報共有など、様々なシーンで活用されている。IP無線機は、車載タイプやハンディタイプ、アプリ版など用途に合わせて選択でき、個別通話以外にも、一斉通話、割り込み通話など業務に役立つ多彩な通話モードに対応。チャットやメッセージ機能も備える。
端末で撮影した画像・動画は、送信日時や住所、コメントなどとともに地図上の撮影地点にプロット表示させることが可能。通常時の情報共有はもちろん、事故や災害といった非常時など、現場の状況をより正確に伝えるのに役立つ。

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SmaRyu Truck(CBcloud株式会社)

SmaRyu Truck公式Webサイト

(出所:SmaRyu Truck公式Webサイト)

ドライバーや管理者などのスマートな働き⽅を⽀援するDXシステム。強みは配車管理から請求書発行まで一気通貫で行えること。案件情報を入力すればドライバーのスマホにリアルタイムで連動。車両・ドライバーのスケジュールを見える化することで空車を防ぐことができる。
また、ドライバーの位置情報・到着予想時刻・作業進捗などの動態管理もリアルタイムで表示。配送中、何かあってもスピーディーに対応可能できる。その他「日報作成の自動化」「リアルタイムで売上集計」「ワンクリックで請求書発行」など様々な機能を備える。デジタコから一歩進んだデジタル化を望む、中小規模の運送会社には最適。

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主なクラウド型の輸配送管理システム(運輸管理に強み)

運輸管理に特化したシステムはほとんどなく、トータルソリューションシステムの一機能・オプションとして存在する場合が大半です。中には「ハコベル 物流DXシステム」のように必要な機能のみを切り取って導入できるようなものもあります。自社の課題に合わせて導入を検討してみましょう。

その他、直接運賃を計算する機能はありませんが、「トラッカーズマネージャー」のように、車両台帳情報を一元管理することで利益を見える化し、より適切な運輸管理が期待できるシステムもあります。

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ハコベル 物流DXシステム(ハコベル株式会社)

ハコベル 物流DXシステム_公式Webサイト

(出所:ハコベル 物流DXシステム公式Webサイト)

セイノーとラクスルのジョイントベンチャーが手掛ける物流DXシステム。協力運送会社への配車依頼から運行管理だけでなく、請求確認までをワンストップで実現可能。案件登録→配車依頼→車両・ドライバー割当→運行管理→請求依頼→請求確認といった煩雑なワークフローをWebシステム上で完結。課題がある部分のみ限定して利用することができるのもポイント。
運送会社からの請求はまとめてWeb上で確認でき、しかも案件ごとに発注額・請求額の差分も確認可能。突き合わせをする必要がないため請求処理時間を大幅に削減できる。導入企業の中ではそれまでの6~8割削減の実績あり。蓄積した運送・発注データを分析することで物流コストの可視化・最適化にも役立つ。

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トラッカーズマネージャー(株式会社Azoop)

トラッカーズマネージャー公式Webサイト

(出所:トラッカーズマネージャー公式Webサイト)

運送業界に特化したクラウド業務支援システム。保有車両の空き状況・稼働状況、案件履歴、車検記録、整備記録、リース期限、燃費、更にデジタコやドラレコの搭載状況など、台帳に記載すべきあらゆる車両情報をクラウド上で一元管理可能。その他、シフト管理や配車計画、請求書作成まで、運送業に関わる業務をワンストップで行うだけでなく、車両1台ごとの損益レポートもリアルタイムで把握可能。案件ごとの適正な人件費や運賃を算出するのも期待できる。
「Excelや紙の車両管理台帳をやめたい」「ベテラン配車マンの属人的管理から脱却したい」「テレワークに対応できるようにしたい」などの課題を感じている企業におすすめ。

  • 月額37,500円〜(運行管理プラン)

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ONEsLOGI(ワンスロジ)(ロジスティードソリューションズ株式会社)

ONEsLOGI公式Webサイト

(出所:ONEsLOGI公式Webサイト)

配送計画から動態管理、運行実績管理、運賃計算/支払請求までカバーできる輸配送管理システム(TMS)シリーズ。様々なシステムから成り立つが、中でも特徴的なのが運賃計算から請求・支払業務の平準化・可視化ができる「運賃計算システム」。
運賃計算に必要な区域、路線タリフ、コンテナ便運賃などの基準運賃に加えて、「休日割増」「冬季割増」などの膨大な運賃計算機能一覧も備わっているため、企業は独自でシステムを開発する必要がない。運賃計算結果は、荷主への請求書の発行、傭車先への支払通知書の発行まで可能。業者別の請求運賃、支払運賃を正確に把握することで、輸送コストを削減も期待できる。

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ULTRAFIX(NECソリューションイノベータ株式会社)

ULTRAFIX公式Webサイト

(出所:ULTRAFIX公式Webサイト)

輸配送管理システム(TMS)だけでなく、倉庫管理システム(WMS)までカバーした、物流のトータルソリューションシステム。配送計画、進捗管理、バース予約、積付計画など必要なオプションを組み合わせることによって、自社に合った効率的なシステム構築が可能。
運輸管理機能を利用すれば、デジタル地図上の移動距離と車格、重量データなど、配送計画結果から運賃タリフで計画運賃を算出できる。更に輸送形態や積載率など様々な切り口で運賃分析を行うことにより、高い輸送品質を維持しながら無駄なコストを削減できる。道路工事資材製造業、飲料メーカー、家電量販店、営業倉庫業、ローリー輸送業、製造業の工場間輸送など様々な現場で導入されている。

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まとめ

輸配送管理システム(TMS)は物流管理を効率化させるためのトータルソリューションです。配車・配送計画、進捗管理、運輸管理、積付計画、バース予約など様々な機能が存在します。「最適な配送ルートを考えてくれる」配車・配送計画システム、「車両の現在地や状況を教えてくれる」動態管理システム、「複雑な運賃計算を自動でしてくれる」運賃計算システムなど、現状は機能ごとにシステムが独立している状況ですが、近年、複数機能にオプション対応する拡張性の高いシステムも登場しています。

システムの導入を検討する際にはまず自社の物流管理業務をすべて洗い出し、課題と希望に応じて、「何を拡充すべきか」「どこを補うべきか」優先順位をつけることをお勧めします。その上で個々の業務に切り分けて、システムを比較しましょう。その際も物流管理の「部分」ではなく「全体」、「今」ではなく「未来」を見据えて、互換性や拡張性に考慮しながら検討することが大切です。

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