ラストワンマイルに特化した、誰でも高精度な配車計画を作成できる「自動配車クラウド」です。「業務の属人化・ドライバー不足」などの課題解決や車両台数・物流コストの削減にも貢献します。
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Loogiaは、ラストワンマイルに特化して、「どの車両が、どの配送先を、どの順で、どういうルートで」配送するのが最適なのかを教えてくれる「自動配車クラウド」です。
国内最高峰の最適化アルゴリズムを自社開発し、複数の配送先や車両、様々な条件を組み合わせて、一度に最適な配車計画を計算することができます。また日本全国の車両の実走行データを解析することで、従来の配車システムとは一線を画す、高精度な配車体験を実現します。
過去の配車システムにありがちな「現場では使い物にならない」「計画通りに走れない」「熟練者にしか使いこなせない」という心配はいりません。
荷主・運送会社、自社物流・委託物流を問わず、「ラストワンマイルの効率化」を希望する幅広い配送業態130社以上で利用されています。
【以下のような課題・希望をお持ちの企業にはおすすめです】
Loogiaは、単なる効率的なルートではなく、様々な条件・制約を考慮した「使える配車計画」を作成できます。
条件は、勤務時間・休憩時間、車格・積載容量、配送時間指定・ドライバー指定などの他、「訪問先への左付け」「配送先でのUターン禁止」など多種多様。
現場ならではの細かな制約を加味することで、実際に“現場で使える配車・配送計画“を作れます。
Loogiaは、日本全国を走る、数十万台の車両の走行データ・GPSデータを解析しています。
「この道は法定速度60Kmだが、実際の平均速度は40Km」「この時間帯は渋滞が起きやすい」など、道路事情による実走行速度や細かな道路情報を学習することで、机上の空論とは異なる“より精度の高い配車計画“を作成できます。
Loogiaは、使いやすさを追求した、シンプルなデザインの操作画面が特徴です。
Web管理画面もスマホも直感的に操作可能だから、新人配車マンもITに不慣れなドライバーも心配いりません。
中には、現場職ではない事務職の方が配車計画を作成している企業もあります。
開発だけじゃなく、配送現場の経験もたくさんあります。「現場を知っている」という点では、どこにも負けないと思います。
株式会社オプティマインド 代表取締役社長 松下 健様
—Loogiaはどのようなサービスですか?
ラストワンマイルに特化して、現場目線で、現実的な自動配車を実現する自動配車クラウドです。
開発の端緒は、私が名古屋大学で行っていた組合せ最適化の研究にあります。研究室ではまさに配送計画問題という研究テーマに取り組んでいたのですが、2017年当時は、「宅配クライシス」という言葉に代表されるように、eコマースが普及するにつれ、現場のラストワンマイルを担う宅配業界が悲鳴を上げ始めていた時期でした。課題が大きいのにテクノロジーの浸透がなかなか進んでいない、ということで自分たちが持っているテクノロジーを何か活かせないかと思うようになったのがプロダクト開発のきっかけです
その後、実際に現場に出て調べるようになったのですが、その中で一番課題に感じたのは、現状の配送計画がベストかどうか判断する基準がないというところです。今はとりあえず現場が回っているものの、それがいい状態なのか悪い状態なのか判断できない、基準がない。
また、仮に今の配送品質が100点だったとして、それがベテランの配車係が退職したらどうなるのか、事業を継続できるのか、10年後は破綻するかもしれないと危機感を訴える方も大勢いました。「判断基準がない」「持続的ではない」この2つの課題に対して、現場のニーズに合ったソリューションを提供したいという想いが、今のLoogia開発につながっています。
—開発時にこだわった点を教えてください。
実際に走行可能なルートで「現実的な計画を立てられること」、「現場の制約条件を加味できること」、「ベテランでなくても使いこなせる画面設計であること」、その3点です。
まず、1つ目の現実的な計画を立てられるという点ですが、いくら最短距離のルートを作れても、実際に走れなければ意味がありません。弊社はその点、全国の道路と走行速度のデータベースを自社で構築し、「どの時間帯なら、どの道を、どの速度で走れるか」を把握できます。そのため、現場にすぐに落とし込める精度で、1分でも早く、現実的に走れるルートを作成できます。実際、Loogiaの配送計画に沿って検証したところ、誤差はほんのわずかでした。
2つ目の現場の制約条件という点に関しては、「街中では2トン車は通れない」といったラストワンマイルならではの制約条件を含めて、Loogiaは40個近い制約条件を設定できます。というのも、どの現場でも配送係の方にお話を伺うと、「配車の締め時間はどうしても11時にしなくてはならない」「あの配送先だけは○○さんが届けなくてはならない」など、法規制以外の条件も存在するからです。そうした条件を落とし込めてはじめて「使える配送計画」になるわけです。
3つ目の「使いやすさ」に関しては、ITリテラシーがない方でも使いこなせる、見やすくてわかりやすい設計にしてあります。人によっては飛行機のコックピットみたいなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、それとは真逆です。最低限入力すべき情報を入れるだけで、後の複雑な計算は全部システムがやってくれます。お客様先で実際にLoogiaを使って配車を担当している事務の方がいるのですが、以前「Loogiaの画面が好き」とおっしゃっていただいたことがあって、嬉しかったですね。
—Loogiaの高い精度は、具体的にどのようにして実現しているのでしょうか?
サービスによっては、道路の法定速度や自社保有の走行データをもとにルートを計算することが多いですが、その場合、実際に走ってみたら違うということになりかねません。その点、Loogiaは数十万台の車両の走行データ・GPSデータなど定期的に「活きたデータ」を仕入れて、それをもとに最適なルートを統計解析しています。「この時間帯には、この速度で走れた」というデータを使っているため、精度が高くなります。
もちろん、日本全国には、離島などそもそも車があまり通らない場所など、データが少ない場所もあります。しかし、そういった場所についても、信号の数や交差点の間隔などの特徴を取り出して、類似した道路と照らし合わせて速度推定しています。実績データがない道であっても、きちんと推定モデルを出すことができますので、現場で「使えない」という心配もありません。
—Loogiaは「現場」にずいぶんとこだわりがあるんですね。
弊社は企業理念に「現場力」を掲げていますが、それに恥じず、他のどのサービスよりも「現場を知っている」という自負があります。プロダクトに関しても、当然現場の状況を一番に意識して開発しています。開発当初は大学発ベンチャーということもあり、プロダクトありきで現場のことをあまり考えられていませんでしたが、「これじゃいけない」ということで、ある時から私も配送現場に一定期間行き、実際に業務を経験するようになりました。
私に限ったことではなく、弊社の社員の半数はエンジニアも含めて、物流現場で実際に配送を経験しています。朝5時ぐらいに起きて、現場を10個も20個も回る、それを2、3日やってみると、現場の人がどんなことを考えているのか、配車係の人がどこに課題を感じているのか。Googleマップと同じようなルートを出しても、現場じゃ使えないということがリアルにわかってくるわけです。そうやって現場に足繁く通っているというのが、現場で使えるプロダクト開発にも活きているのだと思います。
—Loogiaはどのようなお客様の利用が多いのでしょうか?
規模としては中堅から大手の企業様が中心です。業種では物流に限らず、ラストワンマイルに課題を感じている企業様であれば対象になります。実際、自社の家具・家電を配送している会社様、お酒や食品、サッシや建設資材などを扱う卸の会社様も多いですね。あとはLPガスボンベの配送会社様ですね。最近ではワクチン輸送をしている会社様など、業種・業界問わずに幅広く導入いただいております。
—導入したことで具体的にどのような効果があるのか、事例と合わせて教えてもらえますか?
導入事例としてWebサイトでも紹介しているのですが、佐川急便様、ローソン様、IKEA様などで挙げられた「効率化」と「脱属人化」の2つが挙げられます。
効率化という面は、どこの企業様からも配車計画を組む時の時間も、実際の配送にかかる時間も大幅に短縮することができたというお声をいただいています。中には「これまで断っていた荷物も受けられるようになったことで、配送の量が増えた」「定期ルート配送でこれまで何十台も車を使って運んでいたのが、数台減らしても運べるようになった」という声も届いています。
脱属人化についても同様です。先述した画面設計の使いやすさなども相まって、Loogiaを使えば、新人の担当者でも適切な配車 計画が出せるようになります。確かに、熟練の配送係のノウハウが100点だとしたら、それには及ばないかもしれませんが、テクノロジーを用いて誰がやっても80点を出せるようになるというのは、事業継続の点では大きなことだと思います。
—導入から運用までのカスタマーサポートについてお聞きしてもいいでしょうか?
導入に当たっては、個々の現場の状況を丁寧にヒアリングするように心がけています。具体的には弊社の営業担当が、現状のオペレーションで変えられるところ・変えられないところを見極めた上で、スムーズにご利用いただける運用方法を提案しています。単にシステムを導入するのではなく、より効果を上げやすいように、業務上の課題を特定してLoogiaがマッチする部分を丁寧に洗い出すという作業に力を入れているのが特徴です。
「この時間帯はこの道は通れない」「ここはこのお客様を優先しなければならない」といった現場の情報に対しても、そのまま受け入れるのではなく、「本当にその通りなのか」「変えられる部分はないのか」と弊社でも検討し、お客様と調整していくこともあります。その点では業務コンサルティングの面も大きいかもしれません。実際、営業担当には大手コンサルティング 会社出身者が多数います。現場でコミュニケーションを取りながら、初期のセットアップに必要な手厚いサポートを行っていくので、まずは気軽にご相談いただければと思います。
—導入が進みやすい企業の特徴などはありますか?
そうですね。課題感を持つお客様であれば広く活用いただけますが、あえて挙げるとすると、諸々の条件がデータ化されている会社様は比較的導入が進みやすいです。細かな制約条件が現場スタッフの頭の中にしかない状態だと、まずは条件を抽出・整理する必要があります。ある程度IT化が進んでいたり、受注情報やドライバーの情報がIT化されていたりすると、手間が省けるため、導入がスムーズです。
また、現場にシステムを合わせるだけでなく、これを機に「オペレーションも変えよう」という気持ちがある会社様も導入しやすいですね。理想的な配送状況を作るためには、先ほども述べたように、変えられるところは変えた方が良いケースが出てきます。そのため、現場との折衝を上手くこなしていて、そういった柔軟性を持っている会社様は話が進みやすいです。
—近年の物流業界で、新型コロナ禍などの影響を実感する部分はありますか?
業界規模ではまだそれほど大きな変化は起こっていないように思います。ただ、今までは漠然と人手不足に伴う課題解決が求められていましたが、新型コロナ禍や働き方改革関連法が施行される2024年問題などへの懸念が顕在化したことで、「本腰を入れて対応しなくてはならない」と温度感が変わってきたのは感じます。
また、近年ではSDGsやDX化の波も来ています。これまでの効率化やコスト削減といったニーズに加えて、「標準化・脱属人化・サステナビリティ」といったキーワードが重要になってきました。今は「どんな状況、どんな人員構成になっても配送を保てる体制を作る」ことを重視する企業が増えています。Loogiaはその点、標準化や脱属人化にも大きな効果を発揮できるため、そういった文脈でも有用だと思います。
—今後、注力していきたいことを教えてください。
まずは、Loogia内で配車が完結するという状況を目指し、機能開発を愚直に進めていきたいです。現状はなかなかハードルが高く、あらゆる業種において最後にちょっとした手直しが必要だったり、多少の調整が必要だったりしますが、それを完全に自動配車できるようにしたいです。
それ以外で言うと、配車に限らず、企業の課題を分析して、データドリブンな経営を支援できるようなシステムを目指したいですね。これはシステムとしての立ち位置の問題かもしれませんが、具体的には経営に関して何かしら示唆を与えられるようになるといいなと考えています。
たとえば、Loogiaを使えば制約条件の作り方、それ以外にも配送先を絞るのか、取引先を増やすのか、それによって経営にどうインパクトが出るのかが可視化されるようになります。そういったものを活かして、経営目線からの業務改善や新しい物流施策の検討などに関して、高度な示唆を与えられるようなサービスにまでブラッシュアップしていければいいですね。
会社名 | 株式会社オプティマインド |
代表者名 | 松下 健 |
所在地 | 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2丁目11番30号 セントラルビル9F |
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