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SPPM|インタビュー掲載

SPPM|インタビュー掲載

情報セキュリティの知識がなくても安心して導入・運用可能なMDM。シリーズ累計での導入社数は約5,800社を突破。サポートも充実しており、24時間365日、ロック・ワイプの操作代行を実施します。

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サービス概要

SPPMは、株式会社AXSEEDが提供する端末管理サービス(MDM)です。
初期費用なし、初月月額利用料無料、1ID(月額330円 税込~)から契約可能。クラウドサービスのため、お客様側でサーバを用意する必要がなく、設備投資をせずに最小リソース・低コストで導入できます。

端末の盗難・紛失時の情報漏洩を防ぐほか、端末の目的外利用を制限することで利用者側の違反行為抑止の効果も期待できます。シリーズ累計での導入社数は約5,800社※に上り、官公庁や大手飲食チェーンへの導入実績があります。

SPPM3.0では、業務用スマートフォンだけでなく、業務用PCの管理にも焦点をあて機能を強化。PCとモバイル端末の管理に必要な機能がそろった「セキュリティパック」では、AI技術を検知システムに採用しているアンチウイルスソフトもパッケージされているため、これ一つで必要な対策をすぐに実施することができます。

※2022年6月時点

複数SIMの表示に対応

利用方法は、管理対象の端末にSPPM Agentアプリをインストールすることで(iOSはプロファイルの場合あり)、アプリが端末上で常駐稼働し、端末の状態・利用状況を統合管理サーバに伝えます。
ルール違反時にはアラートが上がるため、管理者が管理画面を監視し続ける必要はありません。
端末紛失時に端末ロックをかけて第三者から操作させない状態にするセキュリティ機能や、リモートでアプリやファイルを配布する機能を備えており、手間をかけずに端末の管理を行えます。

 

主なポイント

  • キャリアフリーで複数SIMの情報把握が可能。マルチOSにも対応

複数SIM表示画面

3大キャリアだけでなく、格安SIMやWi-Fiモデルにも対応。また、2022年11月の機能追加により、従来のMDMでは難しかった、端末で使用中の複数のSIMカードの情報把握も可能になりました※。
OSも、スマートフォンは(Android,iOS)、PCは(Windows,Mac)に対応しており、これらが複数混在していても、一括管理が可能です。

※3枚以上のSIMが存在する場合、2枚までのみ表示されます
※ios端末のみ対応。Android 向けの機能追加については時期未定です

  • 24時間365日 緊急時操作代行で運用をサポート

デバイスの紛失や盗難が、業務時間外や休日・深夜に起きた場合も安心。
SPPMなら追加料金は不要で専門のオペレーターが24時間365日デバイスのロック・ワイプ指示を代行し、管理部門の業務負担を軽減します。

  • 安心の専用電話サポート窓口を完備

平日9時~21時にフリーダイヤルで繋がる電話サポート窓口を用意。
知識豊富な専門部隊による徹底サポートで問題解決へとスピーディーに導きます。

 

オンラインミーティング

 

インタビュー

大手金融機関も安心するきめ細かなセキュリティ機能。悩まず使える徹底した顧客目線のサポート力

株式会社AXSEED 営業部営業課課長 萩原 耕平様(左)、開発一部部長 小川 敬晴様(右)

株式会社AXSEED 営業部営業課課長 萩原 耕平様(左)、開発一部部長 小川 敬晴様(右)

—SPPMは、どのようなサービスですか?

業務用のモバイル端末にアプリをインストールすることでセキュリティ対策と端末管理を実現する、クラウド型のMDMサービスです。

弊社はMDM業界では10年以上続く老舗のベンダーです。2004年の設立当初、受託系の業務システム開発をメインで行いつつ、自社製品の開発も視野に入れていました。そのタイミングでWindows Mobileを搭載したPDA(個人向けの携帯情報端末)が市場に登場した際、カメラ機能など、業務で不要な機能を端末利用者が使えないように制限したいという管理者のニーズがあることがわかりました。
そこで2007年にWindows Mobile向けに「SPPM(Smart Phone Policy Manager)」をサービスイン。以降、市場にiPhoneやAndroid™ などが登場し、業務端末がガラケーからスマートデバイスに移行するだろうと予想して、Androidデバイスに特化した形で改良を進めてきました。

そのため、お客様の間でも「SPPMはAndroidに強い」という印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか。さらに、iOSにも対応してバージョンアップし、現在の「SPPM2.0」に至ります。2020年にはGoogle™ 社が率いる「Android Enterprise Recommended」をSPPM2.0が取得しました。この基準を通過することはGoogle が定めた企業要件を満たしたEMMベンダーとして認められ、信頼性のある優れたMDM製品を提供していることの証明になります。MDMとしては全世界で10社しか選ばれていませんので、非常に光栄です。(2021年10月時点)

—Androidに強いからこそこだわっている点を教えてください。

MDMの観点でiOSとAndroidを比較すると、まずiOSはAppleの開発方法で統一されているため、その範疇でのみ動作するという特徴があります。一方でAndroidは端末を作るメーカーとOSを作るメーカーが異なるため、動作が機種によって異なるのです。

そこで弊社は一台ずつ端末の検証を丁寧に行い、「この端末ではこういう動きが見られるので、この機能は使えない」と、機種ごとの特性を確認しています。これは弊社のこだわりであると同時に、お客様に注意事項や前提事項を知ってもらったうえで安心してご利用いただくために大切なポイントです。

—端末検証未実施の他社ベンダーは実際に使ってから問題が露呈するケースもあるのでしょうか?

場合によってはあるようですね。そもそもMDMを利用するお客様はできるだけ機種に関わる問題点を意識せずに使用したいはずです。そのため弊社は検証に力を入れ、お客様にはできるだけ機種依存などを意識せずに使ってもらえるように尽力しています。毎年docomo・au・SoftBankから様々な新端末が登場しますが、地道に検証を行いお客様に不自由なくご利用いただけるサービスを実現しています。

セキュリティ対策に関するUIとして、SPPM2.0の管理画面にはExcelシートのように端末一覧が表示されています。そのなかにあるステータスのシグナル欄を見れば問題が起こっている端末が一目でわかります。
他にも、問題発生時の通知方法にもこだわっています。管理画面上で問題を確認できることはもちろん、管理者向けのメーリングリストで通知したり、利用者個人に向けてメールを送信したりと、複数経路でアラートを伝えられるよう工夫しています。

—相性がいいのはどんなお客様でしょうか?

ご利用いただいている業種・業界は多種多様ですが、そのなかでも大手保険会社様など、金融系のお客様と比較的、相性がいいと思います。また飲食店など、キオスク端末としてご活用いただいています。SPPM2.0は他のMDMとは違って1IDから初期費用なくご利用いただけます。最安で月額税込み165円から契約できるため、導入ハードルは低いです。実際に1IDからのお客様もいますし、数万単位のIDをご契約いただいているお客様もいます。どんなお客様にもフィットできるように多彩なプランを用意しております。

—金融機関での導入が進む背景にはどのような理由があるのでしょうか。

まず、SPPM2.0の運用実績を評価いただいているという側面があると思います。また、利用者が端末を紛失した場合の「リモートロック」や端末の初期化など、問題発生時を意識した機能性も信頼をいただいているポイントです。

端末のSIMが抜かれたオフラインの状態だとリモート操作ができなくなりますが、その際は端末にインストールされているアプリケーションが作動します。「パスワード入力に何回失敗したら初期化する」「一定期間SPPM2.0で管理しているサーバーに接続できなければ初期化する」など、複数の初期化のトリガーを端末のアプリケーションに設定しておくことで、端末内の情報を守ることができます。

—どのような目的での導入が多いですか?

「業務端末のセキュリティを担保したい」「端末の運用管理を楽にしたい」という2つの目的が多いです。

セキュリティ面では、紛失時だけでなく、SMSなどを経由してOSの脆弱性を突く攻撃にも対応しなくてはなりません。SMSが届いてリンクをタップしたら悪質なページに移動し、ウイルスに感染したり情報が抜き取られたりするといったケースです。SMS機能やカメラ機能、業務で使わないアプリケーションなどを使えないように制限することで、そうしたリスクを回避し、セキュリティを担保できます。

運用管理において、従来はExcelやスプレッドシートに登録して端末を管理している場合が多いと思います。しかし、その方法だと手動入力によるミスや更新漏れも発生してしまうでしょう。SPPM2.0を導入すると、端末を登録した時点で電話番号やインストールしているアプリの一覧が取得でき、システマティックに管理できます。アプリケーションの更新や配信も管理画面から遠隔で行えるので、端末ごとに設定し、確認していくという手間がなくなり、運用管理の工数も大幅に削減できます。

—他に特徴的な機能などはありますか?

SPPM2.0には、動態管理、利用統計、クラウド電話帳という3つの特徴的な機能があります。

「動態管理」では、端末位置情報取得機能を活用し、最大15端末まで複数のデバイスを地図上に表示できます。
たとえば、ルート営業を行っている営業マンの所在地を確認したり、運送業ではトラック運転手の現在地を確認したりできるため、運用管理に役立ちます。

「利用統計機能」は、端末で取得したアプリケーションの利用時間やWi-Fi・4G・5G経由での通信量を取得できるAndroid限定の機能です。前日分のデータを翌日には取得でき、たとえば特定の利用者の通信量が多いなど異変があった場合、原因を即座に調査できます。企業様によってはデータ通信量を月次報告会で提示するケースもあるため、そうした観点で導入を検討するお客様もいます。

「クラウド電話帳」は、スマートフォン内の電話帳データのバックアップや、部署・チームなどの連絡先をまとめる際に役立ちます。他製品の場合、こういった電話帳アプリは別契約となることが多いですが、SPPM2.0の場合フル機能パック内に含まれますので、コストメリットも感じていただけるのではないでしょうか。

—機能面以外の強みを教えてください。

サポート力をご評価いただいています。SPPM2.0はサービスの企画段階から開発・検証まで自社内ですべて行ってきました。お客様から連絡を受けた際にはすぐに開発と連携して対応できる体制です。テクニカルな質問でも解決策を的確に回答できます。
また、お客様の声から機能要望をまとめ、ユーザーエクスペリエンスを高めるための機能追加を実施しています。実際にお客様のサポートに関する満足度調査を行ったところ、不満があるという回答はほとんどなく、多くの方にご満足いただけているという結果が出ました。お客様目線での開発・サポートができている証であるととらえています。

加えて、導入段階でお客様の課題や実現したいことを詳しく伺い、ポリシー設定に落とし込む作業のご支援もしています。管理者の方は「何から手を付けていいかわからない」と考えている場合が少なくありません。そういった方向けに営業担当者が伴走して相談に応じるなど、導入から運用までをサポートしています。
端末購入まではキャリアの販売代理店が対応しますが、それから先をどういった形で使っていくかは弊社が親身に対応しています。

ポリシーの提示は、代理店の営業担当の方から喜んでいただけるポイントでもあります。アフターフォローに優れているので手離れが良いと感じてもらいやすいのです。

—代表的な導入事例を教えてください。

規模として最も大きいところは、ある大手保険会社様です。そのほか、世界規模で開催された大きなイベントにも採用され、1万台以上の端末をご利用いただきました。また、某レストランチェーン様では10数万台、駐車場の管理などをされている会社様では、7万台の端末に導入いただいております。
某大手視聴率調査会社様ではアプリケーションの利用を限ってキオスク端末にしたいという要望があったため、要件をすくいあげて、1万7千台以上を採用していただけました。お客様のご要望に真摯に耳を傾け、課題解決のお手伝いができた好例だと思います。

—今後、力を入れていきたいことについて教えてください。

今後も常に品質にこだわり、GoogleやAppleによる機能アップデートにあわせて最新の状態を保っていきたいです。そのうえで、弊社の強みであるAndroidや、利用統計・動態管理など、携帯端末をビジネスで活用する際に役立つ機能追加やサービス提供を進めていきます。
また、ユーザーエクスペリエンスを重視して情報を得やすい画面に作り替えるなど、MDMのなかでもSPPM2.0ならではの価値を追求していきます。

 

料金

  • 初期費用0円
  • 初月月額利用料0円
  • Android,iOS…月額330円(税込)/台
  • Windows,Mac…月額550円(税込)/台
  • セキュリティパック…月額1,100円(税込)/スマートフォン1台+PC1台+アンチウィルスなど

SPPM_料金

 

会社概要

会社名 株式会社AXSEED(アクシード)
代表者名 田中 伸一
資本金 2004年3月1日
所在地 〒150-6139 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39F WeWork内

 

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