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パッチ管理ツール比較12選。自動化しやすいのは?

パッチ管理ツール比較12選。自動化しやすいのは?

最終更新日:2025-09-19

セキュリティ対策の一環としてパッチの配布・更新を自動化したいと考えている社内情報システム部門のマネージャーの方へ。パッチ管理ツールの機能やタイプ、比較ポイントをおすすめのツールと併せて紹介します。

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目次

パッチ管理ツールとは?

ソフトウェアやOSの脆弱性、システムのバグといった「穴」を修正するために、開発元が無料提供する更新プログラムのことを「パッチ」といいます。そのパッチの適用状況を一元管理し、必要に応じて自動で配布・適用することで、社内のコンピューターを常に最新・安全な状態に保つためのソフトウェアがパッチ管理ツールです。WindowsやMac、LinuxといったメジャーOSだけでなく、AdobeやJava、Dellといったサードパーティアプリケーションにも対応します。

高度化するサイバー攻撃への対策はもちろん、複数のOSやアプリが混在する環境、テレワークの拡大により、パッチ管理の必要性は高まっています。更に、「情シス担当者がいない」「いても"ひとり情シス"」といった環境だと、手動でのパッチ管理は現実的ではありません。そのため、パッチ管理ツールを導入して、コンピューターのセキュリティ強化、日々の運用や監査対応の効率化を進めることが重要です。

 

パッチ管理ツールでできること(機能)

パッチ管理ツールには、主に以下のような機能が搭載されています。

OS/アプリのパッチ適用 提供されたパッチの適用可否を判定し、必要なパッチを自動で適用する機能
管理プロセスの自動化 コンピューターのスキャン、適用テスト、パッチ配布、レポートといったパッチ管理のプロセスを自動化する機能
配布スケジュールの管理 パッチを配布するタイミングや、時間帯を設定できる機能。配布後の再起動やシャットダウンといった動作設定も可能
パッチテスト/承認 パッチを適用する前に、システムやアプリケーションへの影響がないか確認し、問題がなければ承認を行う機能。承認済みパッチは、自動でコンピューターへ適用される
外部ツールとの統合 複数のツールと統合し、一元管理する機能。同一IDでのログインやデータ収集・分析の自動化、セキュリティ異常の検出など、統合するツールによって多様な機能を追加できる

パッチ管理ツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。

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パッチ管理ツールのタイプと選び方

パッチ管理ツールは、大きく以下の5つのタイプに分類されます。

1.複数OS×特化したタイプ

Windowsだけでなく、MacやLinuxといった幅広いOSを利用している環境下で、パッチ管理に特化したツールを探している方に最適なタイプ。

たとえば「Ivanti Patch for Endpoint Manager」は、WindowsやRed Hat Linux、SUSE Linux、macOSといった各種OSに加え、サードパーティアプリケーションにも対応。幅広いプラットフォームにおける脆弱性の検出から修正、レポート作成まで自動で行います。

2.Windows向け×特化したタイプ

社内ネットワークにおいて、WindowsのPCをWindowsのサーバーで管理している場合、WSUSを利用するのが一般的でしたが、2024年9月に新規開発中止が発表されました。すでに導入済みであれば、今後しばらくは使い続けられると見られていますが、万が一Windows Updateの仕組み自体に何らかの変更があった場合、WSUS側ではそれに合わせた更新が行われず、管理不能になるリスクがあるため新規導入はおすすめできません。現状では、代替ツールとして「Windows Autopatch」を利用するケースが増えつつあります。

ただし「Windows Autopatch」はMicrosoft社製品のパッチ適用のみ対応。Windows社以外のOSやデバイスを利用する場合は、ほかツールの検討が必要となります。

たとえば「ESET Vulnerability & Patch Management」のように、Windows OSやアプリケーションの脆弱性と、それぞれのパッチ適用状況を管理できるツールも。脆弱性情報にリスクスコアが付与されるため、重要度の高いものから速やかに対応できます。

3.Windows向け×IT資産管理に対応するタイプ

Windows PCのパッチ管理に加えて、機器管理やソフトウェアライセンス監視、利用状況管理、マルウェア検知といったセキュリティ対策にも取り組んでいきたい場合には、パッチ管理機能を搭載した「IT資産管理ツール」も選択肢となります。

たとえば「AssetView」は、PC更新管理機能として「AssetView P」を提供。人事情報管理やマルウェア対策・駆除、セキュリティアップデート管理といったIT資産管理向けの機能に加えて、パッチ配布やWindows Updateの実行、Office更新、脆弱性検出・対策などが行えます。

なお、IT資産管理ツールを中心に検討したい場合は、「IT資産管理ツール比較14選!図解でタイプ分けして紹介」もご参照ください。

4.複数OS×構成管理に対応するタイプ

ハードウェアやソフトウェア、ネットワーク、ライセンス、サーバーなどITシステムを構成する「要素」を管理する「構成管理ツール」の中で、複数OSにおけるパッチ管理に対応するタイプ。構成管理ツールの導入も併せて検討している場合は、パッチ管理も1つのツールで完結する、こちらのタイプがおすすめです。

たとえば「Puppet」では、独自の宣言的なドメイン固有言語(DSL)を使い、マニフェストファイルに「どうあるべきか」という理想的なシステム構成を記述することで、インフラ全体をその状態に自動で設定・維持。この仕組みはパッチ管理にも応用でき、適用すべきパッチの状態を定義するだけで、脆弱性への対応を自動化できます。

5.Mac向け×MDMに対応したタイプ

Mac PCのパッチ管理とモバイルデバイス管理を両立したい場合におすすめのタイプ。Mac向けのMDMに対応しているツールなら、スマホやタブレットといった企業資産となるデバイスの管理・運用が行えます。

たとえば「Jamf Pro」は、MacやiPhone、iPadといったApple製品の一元管理が可能。組み込み機能を活用すれば、連携したあらゆるデバイスにおけるソフトウェアの状況を手軽に把握でき、必要に応じてアップデートもスムーズに行えます。

 

パッチ管理ツールの比較のポイント

自社に合うタイプがわかったら、今度は以下の3つのポイントに留意しながら最適なソフトを絞り込んでいきましょう。

1.パッチ配布の対象範囲

メインがWindows PCの場合、Windows OSのデバイスやOffice関連のソフトウェアが中心になります。しかし、それら以外のソフトウェアも管理したい場合には、対象範囲が広いツールを選びましょう。

たとえば「Ivanti Patch for Endpoint Manager」は、Google ChromeやAdobe、Zoom、Java、Firefoxなど多様なサードパーティアプリケーションのパッチ配布・管理が可能です。あらゆるパッチ情報を自動で確認・取得し、適用したいパッチを選択するだけで運用できます。

また「ManageEngine Patch Manager Plus」も、WindowsのほかmacOSやLinux、Adobe、Java、ブラウザなど850種類以上のサードパーティアプリケーションに対応。監視対象として登録したすべてのOSやアプリケーションに関するパッチ適用状況を確認できます。

2.パッチテスト機能の有無

互換性の問題や、パッチ自体に潜む未知の不具合などが原因で、パッチ適用後にシステムやアプリケーションが正常に動作しなくなることがあります。そうしたリスクを避けるため、慎重にパッチ適用を進めたいなら、パッチテスト機能を搭載したツールがおすすめです。

たとえば「ManageEngine Patch Manager Plus」は、パッチ配布前のテスト実施と承認ワークフローを設定可能。事前に「テストグループ」を作成しておけば、管理対象全体に配布する前に、一部のコンピューターでパッチテストを行うなど柔軟な運用も叶います。

3.仮想マシンへの対応有無

仮想環境にあるPCやサーバーのパッチ管理も行いたい場合は、それに対応したツールを選ぶ必要があります。

たとえば「SolarWinds Patch Manager」なら、仮想環境を含む数万台のシステムに数分でパッチを適用。配布されるパッチは事前テスト済みなので、既存のシステムやアプリケーションに悪影響を及ぼすリスクを避けられます。

 

主なパッチ管理ツール(複数OS×特化)

複数のOSに対応し、パッチ管理に特化しているパッチ管理ツールを紹介します。

ManageEngine Patch Manager Plus(ゾーホージャパン株式会社)

ManageEngine Patch Manager Plus公式Webサイト

(出所:ManageEngine Patch Manager Plus公式Webサイト)

Windows、macOS、Linux端末への自動パッチ配布に加えて、850種類以上のサードパーティアプリケーションに対応する自動パッチ管理ツール。脆弱性情報の収集をはじめ、ベンダーサイトからのダウンロード、パッチ配布、レポート作成まで、パッチ管理に関する一連の作業を完全自動化。脆弱性対応の負担軽減と、迅速な対応によるセキュリティ向上を同時に実現する。
パッチの承認については、手動か自動かを選択可能。承認したパッチについては自動的に適用されるが、適用前にはパッチテストが行われるため、安心・安全な運用ができる。

  • 料金:年額15万6,000円(50台・1名の場合)

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Ivanti Patch for Endpoint Manager(株式会社ジャパンコンピューターサービス)

Ivanti Patch for Endpoint Manager公式Webサイト

(出所:Ivanti Patch for Endpoint Manager公式Webサイト)

何千台ものWindows、Mac、Linuxシステムと何百ものサードパーティアプリケーションの脆弱性を検出・修正する自動パッチ管理ツール。企業ごとのポリシーに基づいて、パッチの適用先やタイミング、適用頻度を詳細に管理できる。
また、特許技術であるピアダウンロード配信により、ネットワークへの負荷をかけずに配信効率の高いプル型配信が可能だ。併せて、コンピューターを遠隔起動させるWake-on-LAN機能も搭載。夜間や営業時間外などに社内全体のデバイスを起動することで、日中の業務を妨げない効率的なパッチ適用を実現する。

  • 料金:要問い合わせ

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ESET Vulnerability & Patch Management(イーセットジャパン株式会社)

ESET Vulnerability & Patch Management公式Webサイト

(出所:ESET Vulnerability & Patch Management公式Webサイト)

WindowsやLinux、Macといった各種OSとアプリケーションの脆弱性やパッチ適用状況を一元管理する自動パッチ管理ツール。自動スキャン機能で収集した組織全体の脆弱性情報をスコアリングして、リスクが高いものからタイムリーに修復することで常に安全な運用を実現する。
アプリケーション名やリスクスコアでフィルタリングして、特定の値の脆弱性情報のみを抽出して表示可能。併せて、利用可能なパッチも一覧化できることから、初めての導入でも迷うことなくパッチ適用が行なえる。パッチ配布については、柔軟なスケジューリングや自動・手動オプション、特定のシステム除外といったカスタマイズにも対応。

  • 料金:要問い合わせ

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主なパッチ管理ツール(Windows向け×特化)

パッチ管理に特化した、Windows向けパッチ管理ツールを紹介します。
※料金はすべて要問い合わせ

Windows Autopatch(Microsoft Corporation)

Windows Autopatch公式Webサイト

(出所:Windows Autopatch公式Webサイト)

Windows OS、Microsoft 365 Apps、Microsoft Edgeなどの更新プログラムを自動化するクラウドサービス。必要なタイミングで自動更新を行うことで、デバイスを常に最新の状態に保つ。
現場担当者は更新プログラムを展開するスケジュールと、対象とするグループを設定しておくだけで、簡単に更新作業が行える。Autopatchグループや更新リングといった機能で、対象デバイスへの展開を柔軟に制御。更新プログラムを複数のデバイスグループへ段階的に展開し、信頼性や互換性のシグナルに対応しながら進めることで、エンドユーザーの業務中断リスクを最小限に抑える。

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SolarWinds Patch Manager(SolarWinds, Inc.)

SolarWinds Patch Manager公式Webサイト

(出所:SolarWinds Patch Manager公式Webサイト)

サーバーとコンピューターへのパッチ適用を自動化し、システムのセキュリティを強化するために構築されたWindows向けパッチ管理ツール。脆弱性情報のスキャンからパッチテスト、承認まで自動化することでパッチ適用作業の負担を軽減。加えて、パッチ適用結果のレポート作成やダッシュボードによる一覧表示まで行える。
また、パッチ適用を自動化するにあたって、グループごとに異なるスケジュール設定ができるビジネスグループ作成機能が便利。夜間や休日はもちろん、エンドユーザーの使用率が低い時間帯などを選んで更新できる。

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主なパッチ管理ツール(Windows向け×IT資産管理対応)

IT資産管理に対応した、Windows向けパッチ管理ツールを紹介します。
※料金はすべて要問い合わせ

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System Support best1(SS1)(株式会社ディー・オー・エス)

System Support best1(SS1)公式Webサイト

(出所:System Support best1(SS1)公式Webサイト)

運用者の使いやすさを重視して開発されたIT資産管理ツール。機器管理や契約管理といったIT資産管理に必要な基本機能と、ログ管理やソフトウェア管理などのオプション機能を自由に組み合わせて運用できる。
デバイスの使用制限やセキュリティパッチの適用管理といったセキュリティ対策機能を搭載。加えて、各種収集機能を活用すれば、従業員の労務管理までカバーできる。事前に登録したデバイスであれば、WSUSのない環境下でもWindows大型アップデートの適用管理が可能。システム内に機器ごとのパッチ適用状況が一覧表示されるため、適用時間などを設定しておけば、指定した条件下で自動更新が行われる。

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AssetView (株式会社ハンモック)

AssetView公式Webサイト

(出所:AssetView公式Webサイト)

組織が抱えるPC管理の課題を解決する統合型IT運用管理ソフトウェア。PCの設定変更やソフトウェアアップデートの自動化といったPC管理の基盤から、情報資産の可視化や証跡管理、セキュリティ対策まで幅広く対応。基本機能と、必要なオプションプランを組み合わせることで、効率的な運用とコスト削減を実現する。
パッチの自動適用をしたい場合には、PC更新管理製品の「AssetView P」との組み合わせがおすすめ。専用サーバーが更新プログラムを自動的に取得するため、社内ネットワークを圧迫しない運用が可能だ。実行時間や配信パターンなど様々な条件を指定しながらパッチ配布・適用が行える。

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SKYSEA Client View(Sky株式会社)

SKYSEA Client View公式Webサイト

(出所:SKYSEA Client View公式Webサイト)

1,000台超の大規模から数台規模まで、幅広い企業・団体で導入されているIT運用管理ソフトウェア。定期的にバージョンアップを行いながら、企業の情報漏えい対策の強化やIT資産管理の効率化をサポートする。
資産管理はもちろん、ログ管理やセキュリティ管理、デバイス管理、レポート作成、メンテナンスまで1つのシステム内で完結。更新プログラム配布管理・WSUS連携機能を活用すれば、Windowsの更新プログラムを一括で取得・インポートしたうえで、必要なプログラムをダウンロード。更に、PCへのパッチ配布・適用まで自動で行う。業務に支障のない平日深夜や休日などを指定して、定期的に適用するといったスケジュール設定にも柔軟に対応できる。

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主なパッチ管理ツール(複数OS×構成管理対応)

複数OSを対象とし、構成管理に対応したパッチ管理ツールを紹介します。
※料金はすべて要問い合わせ

Puppet(Puppet, Inc.)

Puppet公式Webサイト

(出所:Puppet公式Webサイト)

OS設定やアプリケーションの構築、サーバーやエンドポイントデバイスのアップデート管理などを自動化するソフトウェア。パッチ管理はもちろん脆弱性管理までをカバーしており、インフラのライフサイクル全体を自動化する。有償のEnterprise版では、AIを活用した構成異常の検出や最適案の提案機能、コード管理、脆弱性発生時の緊急パッチ適用や適用状況の可視化といった機能も利用できる。
宣言型言語を採用しているのが特徴で、インフラが「どうあるべきか」という理想状態をマニフェストファイルに記述することで、多様な環境で一貫した構成を自動で維持。手動作業や設定ミスを削減する。

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Red Hat Ansible Automation Platform(Red Hat, Inc.)

Red Hat Ansible Automation Platform公式Webサイト

(出所:Red Hat Ansible Automation Platform公式Webサイト)

運用ライフサイクルのあらゆる段階で意思決定と IT アクションを自動化する、IT資産管理プラットフォーム。クラウドから物理環境まで、大規模なIT自動化を構築・運用するためのフレームワークを提供し、多様な環境の自動化をサポートする。
自動化実行エンジン、公式モジュール・プラグインの自動配布、自動監査、レポート作成といった機能に加え、1,700以上のモジュールを用意。中には、GNUパッチツールを使用したパッチ適用、システムへの自動パッチ配布などパッチ適用に役立つモジュールも含まれる。更に、Ansible Playbookに一連のタスクをまとめて記述すれば、企業全体で一貫性のある自動化を実現できる。

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主なパッチ管理ツール(Mac向け×MDM対応)

MDMに対応した、Mac向けパッチ管理ツールを紹介します。
※料金はすべて要問い合わせ

Jamf Pro(Jamf Japan 合同会社)

Jamf Pro公式Webサイト

(出所:Jamf Pro公式Webサイト)

Mac、iPad、iPhoneといったApple製品に特化したMDM型総合管理ツール。各種デバイスのセットアップ、OSやアプリケーションの配布・更新などを自動化し、資産管理やトラブル対応にかかる工数を削減する。
構成プロファイルやポリシー作成、動的な「スマートグループ」機能などを活用することで、企業や部署、チームごとの要件に合わせた柔軟な設定と管理が可能だ。ポリシー作成により組織内デバイスだけでなく、サードパーティ製のmacOSソフトウェアのアップデートにも対応。加えて、ソフトウェアアップデートを自動配布するためのパッチポリシーを作成すれば、指定条件下での自動パッチ適用が可能に。

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Mosyle(Mosyle Corporation)

Mosyle公式Webサイト

(出所:Mosyle公式Webサイト)

Mac、iOS/iPadOSなどに対応したAppleデバイス専用の統合プラットフォーム。企業向けMDM機能はもちろん、次世代エンドポイントセキュリティ、ID管理、アプリとOSのパッチ管理まで、Appleデバイスのライフサイクル全体を網羅する機能を提供する。
クラウド経由でデバイスの初期設定や構成を自動的に行える「ゼロタッチデプロイ」に対応しており、従業員サイドは難しい設定など一切不要でデバイスを利用できる。更に、Mosyle Catalog機能を活用することで、簡単にアプリケーションの自動アップデートを実現。即座に実行あるいは指定日時に実行、とアップデートのタイミングも柔軟に設定できる。加えて、新たなアプリケーションのインストールとパッチ適用も完全自動化が可能。

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まとめ

ソフトウェアやOSの脆弱性、システムのバグといった「穴」を修正するための更新プログラムを「パッチ」と呼び、それら複数のパッチにおける適用状況を一元管理し、コンピューターを最新・安全な状態に保つためのソフトウェアが「パッチ管理ツール」です。

パッチ管理ツールは、以下の5つのタイプに分類されます。

  1. 複数OS×特化したタイプ
  2. Windows向け×特化したタイプ
  3. Windows向け×IT資産管理に対応するタイプ
  4. 複数OS×構成管理に対応するタイプ
  5. Mac向け×MDMに対応したタイプ

対応するOSが限定されているソフトも多いため、まずはそこから確認して自社に合ったタイプを見つけましょう。自社環境に合ったタイプがわかったら、今度は以下のポイントに留意して最適なソフトを絞り込んでいきます。

  1. パッチ配布の対象範囲
  2. パッチテスト機能の有無
  3. 仮想マシンへの対応有無

たとえば、現在Windowsをメインに利用していても、将来的にサードパーティアプリケーションを導入する可能性がある場合はそれらに対応したソフトを選んでおくと安心です。パッチ適用を徹底し、確実なセキュリティ強化と業務効率化を実現するためにも、本記事を参考にパッチ管理ツールの導入を検討してみてください。

パッチ管理ツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。

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