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保育園向け写真販売システム比較11選!タイプと選び方

保育園向け写真販売システム比較11選!タイプと選び方

最終更新日:2024-09-27

保育園や幼稚園で行われる発表会や運動会など、イベント写真の販売で生じる職員の負担軽減や販売フローの効率化を図りたい方へ。保育園向けの写真販売システムのメリットや料金・販売価格、比較ポイントとともに、おすすめの写真販売システムを紹介します。

目次

保育園向け写真販売システムとは?

保育園向け写真販売システムとは、園で撮影した子供たちの写真を、保護者がインターネットを介して写真の確認から注文、購入まで行えるシステムのことです。

保育園や幼稚園では、保護者が直接参加して写真撮影できる運動会や発表会といった大きなイベントのほかに、遠足やお泊まり会、日常の様子など、現場の保育士や専属カメラマンしか撮影できない場面も多くあります。

それらの写真を販売する際、従来は講堂やホールにクラス別に写真を掲示して、保護者がそこに貼られている写真にすべて目を通したうえで注文用紙に写真番号と枚数を記入する、といった方法が一般的でした。

しかし、この方法では、現場で働く保育士と保護者、双方にとって負担が大きいうえに、様々な課題があります。主な課題は、以下のとおりです。

園側の課題

  • 写真の整理、掲示、販売といった工数がかかる
  • 正しく写真が配布されているか管理が必要
  • 現金でのやり取りはミスが発生しやすい

保護者側の課題

  • 壁一面に貼り出された膨大な写真からわが子を見つけ出す苦労
  • わざわざ会場に写真を選びに出向く手間
  • お釣りのないように写真代金を現金で用意する手間

このような課題を解決する手段として注目されているのが、保育園・幼稚園向けの写真販売システムです。インターネットを介して、スマホをはじめとするデバイス端末で時間と手間をかけることなく、安全に写真販売ができるため、多くの園で導入が進んでいます。

保育園向け写真販売システムをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。

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保育園向け写真販売システムの料金・販売価格

保育園・幼稚園側の利用料金

写真販売システムの多くは、保護者による写真購入代金を収益としているため、保育園・幼稚園側は無料で導入できます。

初期費用やランニングコストをかけることなく、写真の掲示、販売、配布といった作業負担が軽減されるため、保育園・幼稚園側としてはメリットが大きいといえます。

ただし、保育業務支援システムの一機能として写真販売サービスを提供しているタイプは、システムの利用料が発生する場合も。写真販売の利用を前提に利用料金が無料になるサービスもあるため、導入時にはそれぞれの違いを理解したうえで検討するとよいでしょう。

たとえば、月額利用料が発生するシステムでは、写真販売に加えて、園児の情報をシステムで一元管理し、職員間の情報共有をしやすくしたり、アプリを使って保護者との連絡をスムーズにしたりと、便利な機能を提供しています。更に、職員のシフト・勤怠管理、保育料の計算、集金など、園側の運営支援までカバーするものもあります。

保護者への販売価格

写真の購入代金は、L判プリントで1枚80円のように、システムごとに異なる価格が設定されていることが多いです。なかには、販売価格を自由に設定できるサービスや、最低販売価格が設定されており、それ以上の価格で販売した場合には差額を手数料として園に振り込んでくれるものなど、サービスによってさまざまです。

 

写真販売システムを使ってできること・メリット

実際に写真販売システムを導入することで得られるメリットや、基本的な機能を、園側(管理者・保育士側)と保護者側、それぞれの視点から説明していきます。

管理者・保育士に嬉しい機能・メリット

1.写真の自動アップロード

スマホやタブレットに専用のアプリをインストールして撮影するだけで、自動的にシステムに写真がアップロードされるように。PCにデータを移行し、印刷して貼り出すといった工数がすべて不要となります。

2.写真の自動仕分け

あらかじめ撮影前に設定しておくことで、写真のデータをクラスごとや日付ごとにシステムが自動で仕分けてくれるため、撮影から販売までの流れがスムーズに行えるようになります。

3.注文受付・販売決済

保育園や幼稚園の現場の保育士が行うのは、写真撮影と自動アップロードされた写真からブレがひどい写真を削除したり、販売期間を設定したりするだけ。その後はインターネット上で保護者とシステム提供会社が直接やり取りするため、これまで行っていた注文の受付や集金、写真を保護者別に包装して配布するといった手間も省けます。

保護者向けの嬉しい機能・メリット

1.顔認証機能

何枚もある写真から自分の子供が写っている写真を見つけるには、手間と時間がかかります。顔認証機能を使うと、自分の子供が写っている写真だけをAIがピックアップして表示してくれるため、写真選びが楽に。

2.決済手段が豊富

従来の園から直接購入する方法の場合、写真を買う際の決済手段は現金のみが主流でした。保護者は先生の負担を増やさないために、細かい小銭を用意してお釣りが出ないようぴったりの金額で支払うなど、気を遣うことも多くあったでしょう。写真販売システムでは、ほかのネットショッピングと同じように、クレジットカード払いやコンビニ支払いができるため、現金を用意する手間や負担を考える必要がなくなります。

3.写真がすぐに手に入る

写真データは、決済後すぐにダウンロードできるように。プリント写真の場合も、保護者が都合のよいタイミングで発注すれば、サービス提供会社から速やかに発送されるため、無駄に待たされる心配はありません。

4.遠方の家族にも写真が共有できる

遠方に住む家族に写真を共有する場合、これまでは園で販売されている写真を購入した後にアルバムにまとめて発送したり、帰省する際にアルバムを持ち帰ったりしていた人もいたはず。写真販売システムでは、写真を注文する際に発送先の変更もできるため、遠方に住んでいる家族の住所を設定して、サービス会社から直接写真を送ってもらうこともできます。

 

写真販売システムのタイプと選び方

写真販売システムは、大別すると以下の2つのタイプに分けられます。

写真販売専用タイプ

写真販売(代行)に特化した「専用タイプ」です。既に何らかの保育システムを利用しており、業務フローを変えたくない場合や、写真販売以外に課題を感じていない場合におすすめのタイプです。コストをかけずにスピーディーに導入することができます。

たとえば、「そだちえ」や「はいチーズ!フォト」は、スマホ専用アプリで写真や動画を撮影するだけで自動アップロードできるため、現場の保育士の負担削減につながります。

「みんなの写真屋さん」は、自家処理専用設計のスクール写真システムとなっており、写真撮影を依頼する特定のカメラマンがすでにいる保育園におすすめ。写真販売システム導入後も、これまでどおり同じカメラマンに依頼できます。

保育業務支援の一環である汎用タイプ

保育業務支援システム(ICTシステム)の一機能として写真販売機能を利用できるのが「汎用タイプ」です。写真販売に加え、「出欠・打刻管理」「園児・職員管理」「午睡管理」「クラウド日誌管理」など、保護者への連絡・コミュニケーションや保育士の管理業務の効率化を支援する機能を備えています。総合的な園業務の負担軽減を目的にしている場合は、こちらのタイプを検討するとよいでしょう。

たとえば、「ルクミーフォト」や「hugnote」は、写真管理や販売を専用アプリで完結。ICTシステムのほかの機能と連携させることで、写真データをデジタル連絡帳や日誌に添付して、お知らせや情報共有が可能です。

「コドモン」では、写真販売の売上を原価・送料・手数料を引いて園(保育環境)へ還元できるように。コドモンポイントでも受け取れ、絵本やおもちゃなどへ交換するといった活用法も。

 

写真販売システムの比較ポイント

「専用タイプ」と「汎用タイプ」、双方の写真販売システムの特徴を踏まえたうえで、比較ポイントを5つ紹介します。

なお、写真の品質に関しては、長期保管に適した印画紙の使用が一般的なので、サービスによってクオリティに大差が出ることは考えづらいです。ただし、購入可能なプリントのサイズや1枚あたりの購入価格に関してはサービスによって違いがあるため、保護者のニーズに対応できるかどうか事前に確認しておくとよいでしょう。

日常写真の販売

イベント時の写真だけでなく、日常の保育の様子を撮影した写真も販売できるかどうかもポイントに。園の方針として、子供たちの季節ごとの遊びや過ごし方の様子も保護者に伝えたい場合は、日常写真の販売にも対応したシステムを選ぶのがおすすめです。

動画の販売

システムによっては、写真だけでなく、撮影した動画を販売できるものも。撮影や動画の編集、DVDなどの制作まで対応しているサービスもあるので、園行事の動画販売に課題を感じている場合には対応有無を確認しましょう。

プロスタッフによる撮影代行

イベント時にプロの撮影スタッフを無料で派遣してくれるサービスも。「保育士に撮影させるのが難しい」「保護者からよりクオリティの高い写真を求められる」という場合は、撮影代行サービスを備えたシステムの導入を検討してもよいでしょう。

保護者へのアナウンス・リマインド

システムのなかには、写真データのやり取り以外のアナウンスを自動配信してくれるものも。園側が、手紙やアプリでの写真販売期間・閲覧パスワードの手動配布に負担を感じている場合は、アナウンス・リマインド機能を備えたサービスが最適です。

サポート体制

導入後に、保護者から「システムの使い方がわからない」といった問い合わせが保育園や幼稚園側に数多く寄せられると、現場の業務が増えてしまい、かえって負担が増えてしまうことも。サービスによっては、システム提供側が問い合わせ窓口になってくれる場合もあり、サポートの手厚さもシステムを選ぶ際のポイントになります。

 

おすすめのシステム(写真販売専用タイプ)

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そだちえ(株式会社リコー)

そだちえ公式Webサイト

(出所:そだちえ公式Webサイト)

リコーが手掛ける無料の幼稚園・保育園向け写真・動画販売システム。スマホ専用のアプリで撮影するだけで、写真や動画を自動でアップロード。アップロード作業や仕分け、配布などの手間なく、Webで公開・販売することが可能に。スマホで写真や動画を手軽に確認し、顔認証機能によってわが子の写真を簡単に見つけられるため、保護者側のメリットも大きい。園だよりや給食メニューなど、紙で配布していた資料をデジタル化し、Webで配信する「お知らせ配信機能」も便利だ。
写真の公開ページは、クラス別にパスワードを設定できる上、保護者ごとに会員登録・認証を行うことで閲覧ができる仕組みを提供。二重のセキュリティ(ダブル認証方式)で不正アクセスを防止する。個人情報や写真などはすべて暗号化され、万全のセキュリティ体制を敷いている。

  • 料金:園側は無料(購入者へプリント料金や動画購入料金が発生)

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みんなの写真屋さん(株式会社ルクレ)

みんなの写真屋さん公式Webサイト

(出所:みんなの写真屋さん公式Webサイト)

保育園・幼稚園向けの写真販売システム。全国の写真店と連携し、近隣の写真店が撮影から写真の配送まで一貫して行う。普段依頼している写真店が対応していれば、撮影者を変えることなくシステムを導入できる。保護者からの問い合わせは、専用のサポート窓口で専任スタッフが担当。保育士の負担の大幅な削減に貢献する。
独自の顔認識AIを搭載し、マスクを着用した子供の顔も90%以上の高精度で見つけられる。英語や中国語など4カ国語に対応しているため、外国人の保護者がいても導入がスムーズに。購入写真からLINEスタンプを作成する機能も搭載し、保護者満足度の向上につながる機能も充実。そのほか、会員登録やパスワードの入力、セキュリティキー認証など、不正アクセス対策も徹底している。
同社では、保護者向けの卒園アルバム作成サービス「みんなのアルバム屋さん」や、子供の成長を保育士と保護者で共有するサービス「せんせいみて!」なども展開。管理者や保育士、保護者を包括的にサポートする。

  • 料金:園側は無料(購入者へプリント料金やデータ料金が発生)

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スナップスナップ(株式会社フォトクリエイト)

スナップスナップ公式Webサイト

(出所:スナップスナップ公式Webサイト)

幼稚園や保育園をはじめ、全国の教育機関約18,700校で導入されているスクールフォト販売サービス。専用の管理画面から写真を直感的にアップロードできる上、保護者からの問い合わせ対応も代行し、写真販売に関わる業務負担を軽減。「先生写真撮影プラン」や「撮影事業者紹介プラン」といった複数のプランを組みわせて利用できるため、園や保護者のニーズに合わせた柔軟な運用が可能だ。豊富なテンプレートから卒園フォトブックを簡単に作れる機能も搭載している。
クレジットカード・PayPay・NP後払い・代金引換・Tポイント払いなど、様々な決済手段に対応し、集金業務も効率化。マスクをしていても検出できる「かお検索機能」、遠方に住む祖父母にもオンライン上で写真を共有できる「ファミリー共有機能」など、保護者の利便性向上にも貢献する。

  • 料金:園側は無料(購入者へプリント料金やデータ料金が発生)

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はいチーズ!フォト(千株式会社)

はいチーズ!フォト公式Webサイト

(出所:はいチーズ!フォト公式Webサイト)

保育業務支援システム「はいチーズ!」が展開する、写真販売サービス。シリーズで全国16,000以上の園や学校での導入実績を持つ。
「カメラマン撮影プラン」と「先生撮影プラン」の2つのプランを用意。「カメラマン撮影プラン」は年1回~利用でき、来年度に向けてお試しで導入するといった活用法も。日常の撮影にもカメラマンを派遣でき、延長料金もないため、遠足をはじめとするイベントシーンでも安心。地元の写真館との併用も可能なため、ニーズにあわせた使い方ができるのも魅力だ。「先生撮影プラン」では、アプリで撮影した写真をアップロードするだけでOK。写真の選定を代行するサービスも提供しており、保育士の負担軽減に役立つ。
プライバシーマークを取得しており、セキュリティ対策も充実。利用した98%の園が、次年度以降も継続している。

  • 料金:園側は無料(購入者へプリント料金が発生)

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えんフォト(株式会社うるる)

えんフォト公式Webサイト

(出所:えんフォト公式Webサイト)

動画の撮影や販売にも対応した写真販売システム。写真のアップロード後、保護者に一斉メールが送られるため通知の手間がかからない。顔探索機能搭載で、保護者もわが子の写真をスムーズに探せる。動画販売サービスでは、提携のプロカメラマンによる高クオリティ動画の撮影に対応。撮影から編集、DVDやBlu-ray Discの制作などすべての工程を任せられる。写真品質にこだわりがあり、Kodak社仕様の印画紙に銀塩プリントを用いた製法で作成しているため、長期保管にも最適。「合言葉の設定」「保護者の承認」「アルバムへのパスワード」の3つの仕組みにより、セキュリティ面でも安心して利用できる。

  • 料金:園側は無料(購入者へプリント料金や動画購入料金が発生)

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フォトレコ(株式会社エクスラント)

フォトレコ公式Webサイト

(出所:フォトレコ公式Webサイト)

幼稚園・保育園・小学校・中学校など、各種スクール向けインターネット写真販売サービス。保護者が購入した写真は、園や学校にまとめて届けられるため、保護者の送料負担を抑えつつ、個人情報保護の観点からもメリットが大きい。
写真未購入の保護者に対して、注文し忘れ防止のお知らせメールを自動配信したり、先生が撮影した写真も販売できたりするなど、便利な機能がそろう。システムの操作で悩んだときは、Zoomでのオンラインミーティングや、園にスタッフが直接訪問して操作説明をするなどサポート体制が整っており、導入後も安心だ。写真閲覧に必要な認証キーを1回入力するだけで、1年間の行事写真の閲覧・注文ができるため、保護者にとっても利便性が高い。

  • 料金:園側は無料(購入者へプリント料金やデータ料金が発生)

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おすすめのシステム(保育業務支援の一環である汎用タイプ)

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ルクミーフォト(ユニファ株式会社)

ルクミーフォト公式Webサイト

(出所:ルクミーフォト公式Webサイト)

シリーズ累計20,000件以上の導入実績を持つ、保育園・幼稚園・こども園向けの総合ICTサービス「ルクミー」の機能の一つ。専用アプリで撮影→NG写真を確認してまとめて削除→販売期間の設定、という3ステップで写真販売を完結できる。カメラマンの派遣や動画の撮影・販売にも対応。児童ごとのデジタル連絡帳に写真添付したり、日誌に写真を添付して保育士同士で情報共有をしたりと、ICTサービスの機能と連携した活用法も強み。
連絡帳やお便りのペーパーレス化といった保護者向けの連絡アプリ「ルクミー連絡帳」以外にも、職員のシフト管理といった業務管理をサポートする「ルクミーシフト管理」なども備え、園や施設全体での運営の効率化に役立つ。

  • 料金:月額5,000円(園児・職員数無制限、購入者へプリント料金が発生)

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はいチーズ!システム(保育ICT株式会社)

はいチーズ!システム公式Webサイト

(出所:はいチーズ!システム公式Webサイト)

「はいチーズ!フォト」の千株式会社(保育ICT株式会社のグループ会社)が運営する、保育の事務作業をICTにより効率化する業務支援システム。登降園管理、保護者連絡、書類作成、勤怠・シフト管理、健康管理・午睡チェック、写真販売といった30以上の便利な機能が無料で利用可能。システムは直感的に操作できるため、PCの操作が苦手な方でも使いやすい。
豊富な機能のなかから、必要なものだけを選んで段階的に導入していける柔軟性も魅力。「はいチーズ!フォト」で撮影した写真が無料で使い放題となる、卒園アルバム向けサービス「はいチーズ!アルバム」も用意している。

  • 料金:園側は無料(購入者へプリント料金が発生)

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hugnote(株式会社Gakken SEED)

hugnote公式Webサイト

(出所:hugnote公式Webサイト)

学研が提供する保育ICTサービス「hugnote」に含まれる写真販売機能。アルバム管理機能を搭載し、「hugnote」にアップロードされた写真の閲覧・管理が行える。アップロードされた写真はそのまま販売でき、写真掲示・注文取りまとめ・集金はアプリ上で完結。写真の販売価格は施設やアルバムごとに自由に設定可能だ。
AIを活用した顔認識技術で、該当写真のスムーズな検索を実現。保護者はネットショッピングのような簡単操作で利用でき、プリントした写真が手元に届く「写真プリント」、写真をダウンロードする「データ販売」、選択した写真を冊子にする「フォトブック」の3つの購入方法をそろえている。

  • 料金:月額5,000円、初期費用30,000円(ライトコースの場合)
    ※利用料無料のスタートコースあり

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WEL-KIDS PHOTO(ウェルキッズフォト)(株式会社ウェルキッズ)

WEL-KIDS PHOTO公式Webサイト

(出所:WEL-KIDS PHOTO公式Webサイト)

園の事務作業を徹底的に効率化するICTシステム「WEL-KIDS(ウェルキッズ)」に含まれる、無料で利用可能なインターネット写真・動画販売サービス。先生はスマホ・タブレットから写真・動画を撮影し、専用アプリ「センセイカメラ」からアップロード・公開。集金や写真の印刷・配送、保護者への連絡は、同社がすべて代行する。加えて、写真のブレ・ピンボケや暗さ、撮影日の印字といった写真品質はAIが自動判定するなど、写真販売までの様々な工数を削減できる。
自分の子供の写真を瞬時に見つけられる「顔検索機能」や、購入した写真をいつでも見返せる「アルバム機能」、データダウンロード販売など、保護者の利便性を高める機能・サービスも充実している。

  • 料金:月額・初期費用なし
    ※購入者はプリント代や動画購入費のほか、送料・決済手数料が発生
    ※ICTシステムの料金は月額5,000円~、初期費用なし

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コドモン(株式会社コドモン)

コドモンプリント公式Webサイト

(出所:コドモン公式Webサイト)

保育園・幼稚園・学童・小中学校・塾・習い事など、幅広い教育施設で利用されるICTサービスのなかの写真販売機能。先生は撮影した写真をアップロードするだけでOK。保護者へはアプリを通じて、写真をスピーディーに共有・販売できる。写真購入の決済や印刷、配送はコドモンが代行する。
ICTサービスでは、登降園の記録やシフトの管理、お便りの配信や連絡帳のやり取りといった施設運営を支援する基本機能がそろう。そのほか、園児の情報を連携させながら給食の献立作成や食事チェックをしたり、保護者へ献立表や食育に関する情報を配信したりといった機能も用意。保護者向けのページは日本語から英語とポルトガル語への切り替えにも対応し、外国籍の保護者でも安心して利用可能だ。

  • 料金:園側は無料(購入者へプリント料金が発生)
    ※ICTサービスの料金は月額5,000円〜(定員31~60名の場合)、初期費用なし

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まとめ

保育園でのこれまでの写真販売は、園内で写真を掲示し、そこから保護者が選定して注文用紙に記入する方法が主流でした。しかし、園側は写真の整理や販売・配布などの工数がかかり、保護者もたくさんの写真からわが子を探すといった手間を要しています。

保育園向け写真販売システムを導入することで、撮影後は専用アプリからシステム上へ自動で写真のアップロード・振り分けができるように。注文受付・決済処理もシステム提供会社が代行するため、園側の負担を大幅に削減します。

保護者はAIがピックアップしたわが子の写真をスムーズに選べるため、都合のよいタイミングで注文から購入まで完結できます。

写真販売システムは、大きく下記のタイプに分けられます。

  1. 写真販売専用タイプ
  2. 保育業務支援の一環である汎用タイプ

「専用タイプ」と「汎用タイプ」それぞれの特徴をおさえたら、下記のポイントに沿って比較してみるとよいでしょう。

  1. 日常写真の販売
  2. 動画の販売
  3. プロスタッフによる撮影代行
  4. 保護者へのアナウンス・リマインド
  5. サポート体制

「既に保育システムを活用している」「写真販売を含めて総合的なICTシステムの導入を考えている」といった園の状況や、方針・希望にあわせて写真販売システムを検討してみてください。

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