月額制・月謝制のサービスを提供しており、業務効率化のために継続課金システムの導入を検討している企業の営業・販売部門マネージャーへ。継続課金システムの機能や、タイプ別の選び方について、おすすめのサービスと併せて紹介します。
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月額での継続課金システムとは、顧客からの解約依頼や手続きがない限り、継続的に課金をするためのシステムです。主な課金方法として、決まった金額を課金する定額課金タイプと、サービスを使用したぶんだけ課金する従量課金タイプの2種類が主流となっています。
継続課金システムを導入することで、顧客が毎月支払い手続きをする手間がなくなる一方、企業側としても管理がしやすいだけでなく、中長期的な売上予想が立てやすい、未入金リスクを回避できるといったメリットがあります。
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継続課金システムには、主に以下のような機能が搭載されています。
顧客情報の登録 | 顧客の氏名や住所といった個人情報、支払情報、購入履歴などを登録する機能。課金方法や日程なども含まれる |
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課金方法の選択 | 口座振替、クレジットカードやキャリア決済、ID決済といった複数の決済方法の中から、顧客に合った方法を選べる |
課金日程の指定 | 毎月の課金日を指定する機能。課金日は毎月25日や末日など、初回の申込日に関係なく指定できる |
課金周期の指定 | 毎月の決まった日に課金するのではなく、1カ月ごと、3カ月ごと、1年に1回など申込日を基準とした課金周期を指定する機能 |
課金金額の変更 | プランやサービス内容の変更申込があった際、内容に応じて課金金額を自動で変更する機能 |
入金管理 | 顧客ごとの入金状況を確認できる機能。何らかの理由で未決済となった場合に企業への通知だけでなく、顧客に対し自動で催促や再決済を行うシステムも |
リトライ | 指定した日時に入金が確認できなかった場合、自動で再決済する機能。再決済の頻度や回数はシステムによって異なる |
洗い替え | 月に一度、自動的にクレジットカードの有効期限を確認し、切れていた場合に最新のカード情報に更新する機能。顧客による更新手続きがなくても、自動で最新のカード情報が反映される |
継続課金システムは、大きく以下の3タイプに分けられます。以下に、それぞれの特徴と選ぶ際のポイントについて解説します。
継続課金において様々な課金方式に対応するタイプ。サービス使用料に応じて料金が変わる従量課金や、使用量によってプラン変動する段階制、超過分を追加請求する超過料金制などに対応したい場合に適しています。
たとえば「Scalebase」は、アップロードした使用量実績データをもとに、従量課金の請求額を算出。請求書を作成できるほか、各請求書発行サービスとの連携も可能です。
また「Stripe Billing」は、従量課金、段階制、定額制+超過料金など、幅広い課金方法をカバー。更にクーポン、無料トライアル、日割り/秒割り計算といった様々な拡張機能も標準搭載されています。
決まった料金を定期的に請求する、スタンダードなサブスクリプション方式に特化したタイプ。課金方法は限られているものの、サブスク事業を最適化するための機能がそろっています。
たとえば「Square」は、ユーザーに対して無料トライアル期間を設けられるほか、終了日や請求間隔を自由に設定できます。これらの機能により、「サブスクリプションサービス登録へのハードルを下げられる」「柔軟な運用によって、顧客の利便性が向上する」といったメリットが見込めます。
毎月の決済業務を自動化するだけでなく、顧客の基本情報や契約状況までを一元管理できるタイプ。契約プランや料金、契約期間といった情報までワンストップで管理できます。
たとえば「シクミネット」では、会員ごとの請求履歴や決済履歴、イベント申込履歴などが1つの画面で確認可能。もちろん、会員毎に異なる決済方法も自動で反映されるため、手動での消込作業も不要です。
継続課金システムを比較する際は、前述のタイプに加えて、以下のポイントに留意すると選びやすくなります。
ほとんどのシステムが口座振替やクレジットカード決済には対応していますが、それ以外の決済手段への対応可否はシステムによって異なります。希望する決済手段に対応しているかどうかは、顧客にとっての利便性にかかわるため、重要な比較ポイントとなります。事前にきちんと確認しておきましょう。
たとえば「サブスクペイ」では、口座振替やクレジットカード決済のほか、コンビニ決済、メール決済、アプリ決済などに幅広く対応。クレジットカードを持たない顧客に対しても、継続課金が可能です。
一方、請求情報の管理に強みを持つ「サブスクONE」は、請求書作成・発行がメイン機能。決済機能は搭載されていないため、オンライン決済を導入する場合には、各種決済サービスとの契約・連携が必要です。
毎月の課金だけでなく、半年〜年単位などでの請求も行いたい場合は、柔軟に請求サイクルを設定できるシステムが最適です。
たとえば「Stripe Billing」では、週次・月次・年次はもちろん、自社ニーズに合わせて請求サイクルのカスタマイズが可能。事前に間隔を設定しておけば、自動で顧客に繰り返し請求を行います。
また「サブスクペイ」は、週次、隔週、月次、3カ月ごと、半年ごと、年次の中から課金サイクルを選べます。商品情報と課金サイクルの紐付けができるため、課金周期が異なる商品も一括管理が可能です。
定期額請求や従量課金に加えて、日割請求やトライアル期間の無償サービス提供などを行いたい場合は、多様な課金方法に対応したシステムがおすすめです。
たとえば「Scalebase」は定額請求に加えて、従量課金や日割請求、割引適用といった複雑な料金計算を自動で処理。更に、段階型請求や期間限定の割引、一括前払い請求などにも幅広く対応します。
また「Stripe Billing」は、段階制課金や超過料金請求などに対応しているほか、クーポン発行やトライアル期間の割引調整なども行えます。
Web上で会員登録を行う際、決済情報まで入力してもらうシステムが一般的です。それ以外の方法を想定している場合は、どのような登録方法に対応しているか事前に確認しておきましょう。
たとえば「Sqaure」では、ユーザーのスマホからQRコードを読み込んで、決済情報を登録できます。QRコードは手軽に作成・印刷できるため、実店舗での決済手段としても活用可能です。
また「ペイジェント サブスク決済」は、カード情報登録用のURLをメールで送信。顧客がURLにアクセスして、簡単な設定を行うだけで登録が完了する仕組みです。
定額請求のほか、従量課金にも対応する継続課金システムを紹介します。
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(出所:Stripe Billing公式Webサイト)
世界における40種類以上の決済手段と、130種類以上の通貨に対応する決済処理ツール。シンプルな継続請求から、従量課金ベースの請求や商談による契約といった複雑な支払いまで、まとめて効率化する。
定額請求のほか、従量課税、段階制、定額制+超過料金など、多様な料金体系によって顧客ニーズに対応。加えて、クーポン発行や無料トライアルの提供、日割り/秒割り計算といった機能を搭載している。また、同社の従量課金ソフトウェアを利用すれば、測定からデータ取込、顧客への請求、決済処理まで一元管理もできるように。
(出所:Scalebase公式Webサイト)
BtoBサブスクリプションビジネスのための販売管理システム。販売条件や請求サイクル、各種契約サービスの組み合わせ、変更履歴といった顧客ごとに異なる契約情報を一元管理できる。更に、その契約内容に基づいた従量料金の計算、請求書の発行・送付、決済システム連携などを一括で自動化する。
また、商品名や料金体系、契約自動更新の有無、日割設定、請求タイミング、支払期限、締日設定など、様々な情報を商品マスタとして登録可能。マスタはカスタマイズ性に優れているため、新サービスや新プランの販売・プライシング戦略をスムーズに実現できる。
(出所:サブスクONE公式Webサイト)
従量課金を含む複雑な課金ニーズに対応することで、迅速な新サービス投入を可能にする課金・債権管理システム。エンタープライズ~中規模企業での安定的な運用実績を持つ。
企画部門や営業部門の要望に応じた複雑な料金プランに対応できるため、新サービスや割引・キャンペーンを素早く実現する。加えて、各種料金マスタなどの初期設定が一通り済んだ状態でシステム利用を開始できるため、導入やリプレイスもスムーズだ。一方、決済機能自体は搭載していないため、システム上で決済まで完結させたい場合には各種決済サービスとの連携が必須となる。
定額請求に特化した継続課金システムを紹介します。
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(出所:Paid公式Webサイト)
サブスクサービスにおける毎月の定額請求を代行する企業間決済サービス。口座振替の手続きだけでなく、請求書払いにおける与信審査、入金確認、代行回収といった煩雑な請求業務を一括でアウトソースできる。また、万が一未入金があっても、代金が100%保証されることが特徴だ。
定額請求を伴う継続課金モデルにも対応しており、取引先情報と請求内容を登録しておけば、Paidが自動で代金請求を行う。銀行振込や口座振替、コンビニ払いといった多様な決済手段で、スムーズな継続課金を実現。更に、社内システムやECサイトとAPI連携することで、請求データの自動処理や支払い状況のリアルタイム確認が可能に。
(出所:Square公式Webサイト)
POSレジアプリや多様な決済手段を備えた決済プラットフォーム。クレジットカードはもちろん、各種電子マネーやQRコード決済にも対応し、顧客の支払い利便性を向上する。最短翌営業日という入金スピードも特徴で、資金繰りの安定に寄与する。
サブスクリプション管理機能を使えば、定期支払いを伴う継続課金モデルも運用可能。サブスク期間の終了日はもちろん、毎月、隔週、半年ごと、1年ごとといった請求サイクルを自由に設定できる。また、簡単な操作で、サブスクリプションプランの追加や編集、一時停止/再開などができるほか、クレジットカード情報や支払い方法の更新にも対応。更に、顧客向けに無料トライアルサービスの提供もできる。
(出所:ペイジェント サブスク決済公式Webサイト)
入金スピードとセキュリティに強みを持つ継続課金システム。自社HPやECサイトなどがなくても、カード情報登録用のURLをメール送付することで、クレジットカードによる継続課金が行える。顧客がクレジットカード情報を登録した後は、専用画面から課金日やサイクル、決済金額を設定すれば、自動的に継続徴収がスタートする。
クレジットカードのほか、銀行ネット決済、キャリア決済、銀行振込、口座振替などに幅広い決済手段に対応。また、オプションとして提供されているファイル処理機能を利用すれば、変額決済の場合もCSVファイルでの決済の一括処理が可能に。
(出所:月額パンダ公式Webサイト)
月謝や月会費の徴収管理に特化した自動集金システム。顧客のメールアドレス、もしくは携帯番号に決済情報登録用のURLを送付すれば、顧客側が簡単な登録作業を行うだけで登録が完了。その後は毎月の徴収状況をスマホやPCから確認できるため、集金管理の手間が省ける。毎月課金のサブスクのほか、半年ごとや1年ごとの徴収にも対応する。決済がない月には、費用が発生しないというメリットも。
決済手段はクレジットカードや口座振替に対応。引き落としができないといった理由で未回収の場合には、コンビニ決済やPayPay決済が使える。
(出所:スコラプラス公式Webサイト)
「業務支援システム」と会員専用「れんらくアプリ」がセットになったクラウドサービス。各種スクールや習い事教室の日常業務から、経営・運営活動に必要な業務を一元管理できる。アプリとセットにすることで、電話やメール、LINEといった別ツールからの顧客対応をゼロに。月謝の入金方法や状況、売上入金履歴の確認といった月謝管理はもちろん、欠席連絡や振替の手続き、顧客へのお知らせもシステム上で管理できる。ただし、クレジットカードや金融口座からの月謝引き落とし機能をシステムに組み込みたい場合は、オプションでの追加が必要。
月々の決済だけでなく、会員管理にも対応する継続課金システムを紹介します。
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(出所:Smart Hello公式Webサイト)
店舗やスクールの無人運営やペーパーレス化を実現する、クラウド型会員管理システム。入会申し込みから予約、会費請求業務までを一元管理できるため、複数システムを利用する必要がなく、運営コストを大幅に削減する。加えて、受付や予約、売上、請求、分析などに関わる業務のペーパーレス運用も可能に。
あらかじめプランや料金を設定しておけば、顧客の所属情報や入金情報をもとに請求額を自動で計算。月払いや年払い、休会、各種キャンペーン割引などにも柔軟に対応する。一方で、クレジットカード決済や口座振替機能を利用したい場合は、同社の集金代行サービス「D-Collect」や、決済代行サービス「SBペイメントサービス」の利用が必須となる。
(出所:シクミネット公式Webサイト)
会員管理、会費徴収、イベント申込、メール配信がワンストップで完結できるクラウド型会員管理システム。情報や請求履歴、イベント申込履歴といった会員情報を管理できるほか、ExcelやCSVでのエクスポートにも対応している。
また、クレジットカードやコンビニ、ペイジー、口座振替など多様な決済手段に対応し、入金情報を自動反映することで管理業務を効率化する。中でも、継続課金に対応するクレジットカードと口座振替をメインにすることで会費徴取率が向上。会員専用マイページからいつでも会費支払いやイベント申込ができるなど、ユーザーにとってのメリットも。
(出所:サブスクペイ公式Webサイト)
継続課金・サブスクリプションビジネスに特化した決済サービス。会員管理から売上分析、顧客エンゲージメント強化まで、サブスクビジネスに必要な機能が豊富にそろう。システム上で取得した情報は単一のデータベースで一元管理されるため、ワンシステムで決済、顧客管理、自動課金を実現する。
契約更新や決済処理の自動化、失敗時のリトライ決済機能により、収益の安定化をサポート。毎週・隔週・3カ月といった課金サイクルや課金日が指定でき、初回の決済金額と2回目以降の決済金額・課金サイクルを設定しておけば、退会まで自動課金が行われる仕組みだ。更に、SFAや会計ソフトとの連携機能やインボイス制度対応の領収書発行機能など、バックオフィス業務効率化に役立つ機能も充実。
(出所:会費ペイ公式Webサイト)
入会申込から会員管理、会費決済、請求管理までをまとめて自動化するクラウド型会員管理システム。Web申し込みフォームから登録された情報を会員管理システムと請求管理システムに自動で反映。業務工数や人的ミスの削減はもちろん、顧客の利便性向上にも貢献する。請求データは毎月13日に確定し、26日にクレジットカードあるいは口座から自動引き落としされる仕組みだ。請求情報の作成や未収金の自動催促、領収書発行までを一括管理できるため、事務作業の負担を大幅に軽減する。
また、会員マイページで契約情報の確認や支払い方法を変更できるため、会員情報の更新にかかる手間も不要に。
継続課金システムとは、顧客からの解約依頼や手続きがない限り、継続的に課金をするためのシステムです。定期的に課金する定額請求と、使用した分だけ課金する従量課金の2タイプが主流となっています。
継続課金システムは、以下の3つのタイプに分けられます。
定額請求だけでなく、サービス使用量に応じて請求金額を設定したい場合は、従量課金に対応したタイプがおすすめ。また、会員情報や契約内容といった顧客管理までまとめて行いたい場合は、会員管理ができるタイプが適しています。自社サービスの内容に応じて、適したタイプのシステムを選びましょう。
自社の目的に合ったタイプを見つけたら、今度は以下の4つのポイントに留意しながら、最適な継続課金システムに絞り込んでいきます。
継続課金システムは、提供するサービスや導入する目的によって最適なシステムが異なります。業務効率化を行い、手間なく確実に料金を徴収するためにも、この記事を参考に継続課金システムの導入を検討してみてください。
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