レジの混雑緩和、会計作業の効率化に向けてキャッシュレス決済端末の導入を検討している飲食店、小売店、美容院などの店舗経営者へ。キャッシュレス決済端末の種類、導入方法や決済サービス会社の選び方、比較すべきポイントを紹介します。
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キャッシュレス決済端末とは、現金の受け渡しを行わずに、クレジットカードやスマホで代金を決済できる端末のことです。
現金を数える手間がなくなり、会計処理がスピーディーになるため、店舗の混雑緩和にも寄与します。また、端末とレジを連携すれば、決済データが自動でレジに反映され、会計ミスの防止にもつながります。
近年は、訪日外国人が自国で使っているQRコード決済に対応した端末も。インバウンド対応を目的に導入を進める店舗が増加しています。
キャッシュレス決済端末で利用できる、主な決済手段について紹介します。
クレジットカード、デビットカードを端末に差し込んで決済する手段。タッチ決済(コンタクトレス決済)機能を備えたカードなら、暗証番号・サインは不要。決済端末にカードをかざすだけで支払いが完了します。
| チャージが必要 | 交通事業者が発行する交通系電子マネー | Suica、PASMOなど |
|---|---|---|
| 小売店、流通事業者が発行する流通系電子マネー | WAON、nanacoなど | |
| チャージ不要 | クレジットカード経由で引き落とされる電子マネー | iD、QUICPayなど |
なお、クレジットカードや電子マネーはスマホにカード情報を登録しておけば、スマホを端末にかざして決済することも可能。カードを持ち歩く必要がなくなります。
スマホに表示されたQRコード、バーコードを端末にかざして決済する手段。実物のカードは存在せず、スマホ内で代金をチャージして利用します。日本では「PayPay」「d払い」「au PAY」などがよく使われています。
キャッシュレス決済端末をお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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キャッシュレス決済端末には様々なタイプが存在します。この章では、端末の種類を具体的に紹介します。
店舗のレジカウンターに設置して使うタイプの決済端末。レジの場所が固定されている店舗に適しています。
たとえば、決済サービス「stera pack」の機種「stera terminal」は、店舗側と顧客側の 2 枚のタッチパネルを1台に集約。暗証番号入力やサインの際に端末の向きを変える必要がなく、スムーズな決済が行えます。
「EPARKペイメントサービス」に利用されている「JT-VT10シリーズ」は、大型タッチパネルを備え、1台でクレジットカード、QRコード読み取り、タッチ決済、電子マネー決済をカバー。プリンター内蔵のため、スムーズにレシートを渡せます。
ワイヤレスで、持ち運びできるタイプ。
たとえば、「Airペイ」のワイヤレス端末は手のひらサイズで、省スペースな店舗や有線が邪魔になる環境に向いています。端末は、iPadかiPhoneとBluetoothで接続し、両者が大きく離れなければ決済が可能です。
また、Wi-Fiやモバイル通信に対応している機種も。テーブル会計が基本の飲食店や、Wi-Fiが届かない屋外などでの決済に便利です。
一例として、「JMS」の「VEGA3000 Mobile2」シリーズや、「楽天ペイ ターミナル」などは、場所に合わせてモバイル通信(4G/LTE)と Wi-Fi を切り替えられます。
クレジットカード、電子マネー、QRコード・バーコード決済を1台でまとめて扱えるタイプ。このタイプが主流です。
特定の決済方法に特化した端末を指します。既存の決済環境にプラスして、QRコードなど特定の決済手段だけを追加したい場合におすすめです。
たとえば、「USEN PAY」の 「USEN PAY QR」 は、専用アプリをダウンロードするだけで複数のQRコード決済を一括導入可能。一度の申し込みで 「PayPay」「d払い」「楽天ペイ」「メルペイ」「Alipay+」「WeChat Pay」「FamiPay」「au PAY」「Smart Code」 などの主要ブランドに対応し、QRコード決済を手軽にまとめて運用できます。
キャッシュレス決済端末を導入する方法は主に次の2つです。
クレジットカード・電子マネー・コード決済など、各決済手段を提供する事業者と直接契約し、端末を購入する方法です。代理店や決済サービス会社を介さないため、月額利用料や各種手数料を抑えられる点がメリットです。
一方で、多数の決済手段を導入したい場合は、決済事業者ごとに審査や契約手続きが必要となり、手間がかかります。また、各事業者の規定に沿って決済環境を自ら構築する必要がある点も負担となります。
そのため、直接契約は「PayPayのみ」など、導入する決済手段を絞る想定の店舗に向いています。
決済サービス会社と契約する方法です。決済サービス会社は複数の決済事業者と提携しており、それぞれの審査・契約手続きを代行してくれるため、店舗側は決済サービス会社とのやり取りだけで導入できます。
会社によっては端末代や月額利用料が無料のプランを用意している場合もあり、導入コストを抑えやすい点も魅力です。更に、端末故障時のメンテナンスを無料で提供する会社もあり、安心して利用できます。
決済サービスの利用は、初めてキャッシュレス決済を導入する店舗や、事務負担・コストをできるだけ減らしたい店舗にもおすすめです。
次の章からは、決済サービス会社の利用を前提に、キャッシュレス決済端末の選び方や比較すべきポイントを紹介します。
キャッシュレス決済端末を提供するサービス会社は、以下6タイプに分けられます。店舗の業態やニーズに合うものをチェックしてみてください。
キャッシュレス決済に加え、店舗運営や業務効率化を支援する機能がそろったタイプ。
「stera pack」は、専用アプリストア「stera market」から、店舗運営や業務改善に役立つアプリをインストール可能(オプション)。ストアでは、飲食店向けの売上・客層分析アプリや、複数店舗間での情報伝達を円滑化するチャットアプリ、決済端末で勤怠管理ができるアプリなど、50種類以上をラインナップしています。
また、デジタル会員証やクーポン、電子スタンプを発行できる「おみせポケット」とも連携でき、集客導線の構築にも活用できます。
ランニングコストをできる限り抑えたい店舗におすすめのタイプ。
「EPARKペイメントサービス」は、初期費用、端末代金、月額利用料が0円~で、決済手数料は2%台〜と低水準。初めてキャッシュレス決済の導入を検討する飲食店に最適です。
決済端末と、POSレジとの連携に強みのあるタイプ。レジ締め時間の短縮や、高度な売上分析を行いたい店舗に向いています。
たとえば、「USEN PAY」では、飲食店・理美容室・小売店・整体院に特化したタブレット型のPOSレジ「USENレジ」をラインナップ。同社スタッフが機材手配・設置から従業員のトレーニングまでサポートするので、操作に不慣れな店舗でも安心です。
「Airペイ」は、iPadにインストールするPOSレジアプリ「Airレジ」を無料で利用できるのが特徴。商品単価登録や日別・商品別の売上分析、在庫管理などの機能が一通りそろっており、POSレジのランニングコストを抑えたい店舗に適しています。
「CASHIER」では、POSレジ機能を搭載したモバイル型オールインワン決済端末を用意。クレジットカード、電子マネー、コード決済まで対応し、会計カウンターはもちろん、客席や屋外など、幅広いシーンで利用できます。
そのほか、「PAYGATE」の場合、レジ機能搭載の専用アプリ「PAYGATE POS」を決済端末にインストールすることで、商品計算から決済まで端末のタッチパネル内で完結可能。レジまで場所を移動する必要がなく、効率的に会計できます。
販促機能を活用し、集客強化につなげたい店舗向けのタイプ。
たとえば、「楽天ペイ ターミナル」は、楽天ポイントカード機能を追加可能。楽天ポイントの加盟店として、導入店舗の意向で「ポイント倍付けキャンペーン」なども実施でき、効果的な集客施策を展開できます。
「PayCAS Mobile」は、「ライトプラン あんしんプラス」に加入することで、故障に備える保証サービスに加えて、PayPayクーポンやスタンプカードなどの販促機能が利用できるように。決済手数料も優遇されるため、集客とコスト面の双方でメリットがあります。
国内外の多様な決済ブランドをカバーしたい店舗におすすめのタイプです。
たとえば、「JMSおまかせサービス」は、「PayPay」や「d払い」をはじめ、「メルペイ」や「ゆうちょPay」など、日本国内で使われている20以上のコード決済ブランドを幅広くカバー。更に、東南アジア全域で利用されているマルチ決済手段「Alipay+」も導入できます。この「Alipay+」は、シンガポールの「EZ-Link」や韓国の「KakaoPay」、フィリピンの「Gcash」など、20以上のコード決済を網羅。インバウンド対応を強化できます。
短期間だけキャッシュレス決済端末を利用したい場合に適したタイプ。期間限定のイベントなどでの利用に向いています。
ヤマト運輸株式会社が運営する「マルチ決済端末レンタルサービス」は、最短1日からモバイル型端末をレンタルできます。端末到着後は手順書に従って初期設定とロール紙セットを行えばすぐ利用でき、返却時も同梱の箱で送り返すだけで完了します。
「アルファポータブル」は、1日のみ利用できるプランと、3日以上向けのプランを提供しており、イベント期間に応じて柔軟に選択可能。「PayPay」をはじめとした主要QRコード決済や電子マネー、インバウンド決済など、70種類以上の決済手段をまとめて利用できるため、来場者の多様なニーズを取りこぼさず、売上機会の最大化に役立ちます。
キャッシュレス決済端末提供サービスを利用する場合、一般的には以下の費用が発生します。
ただし、決済サービス会社によっては、決済手数料以外の費用を無料にしている場合も。この章では、端末代金やサービス利用料が無料のサービスを紹介します。
| サービス名 | タイプ | 無料の条件 |
|---|---|---|
| EPARK ペイメントサービス |
リーズナブルに導入したい | 要問い合わせ |
| USEN PAY | レジ業務を効率化したい |
|
| JMSおまかせサービス | 様々な決済方法に対応したい | なし ※モバイル型端末「VEGA3000 Mobile2」でLTE通信を利用したい場合は、SIMカード代が必要 ※有線LAN型端末「VEGA3000 Countertop」でQRコード決済を利用したい場合は、スキャナー代が必要 |
| サービス名 | タイプ | 端末代金 | 月額利用料 |
|---|---|---|---|
| Square ターミナル | レジ業務を効率化したい | 39,980円(税込) | 無料 ※業種別の有料プランをでは月額費用が発生 |
| サービス名 | タイプ | 端末代金無料の条件 | 月額利用料 |
|---|---|---|---|
| PAYGATE | レジ業務を効率化したい | 数量限定 | 3,000円 |
| CASHIER | レジ業務を効率化したい | 1店舗1台まで ※モバイル型決済端末の場合、3カ月継続して利用が必要 |
2,000円(モバイル型POSレジ・スタータープランの場合) |
| USEN PAY (マルチ決済型端末「USEN PAY」の場合) |
レジ業務を効率化したい | なし | 1,980円/台 ※合計決済額が月50万円以上の場合に限り、月額利用料無料 |
| PayCAS Mobile | 店舗の集客強化をはかりたい | PayPay経由で申し込み | 1,980円〜/台 |
| STORES決済 | リーズナブルに導入したい | なし ※1台のみ |
3,000円/台(スタンダードプランの場合) ※フリープランでは決済端末代金が発生 |
キャッシュレス決済端末のタイプや無料の条件を踏まえつつ、そのほかに比較検討すべきポイントを紹介します。
どの決済サービスも、VISA、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスなど主要なカードブランドに対応しています。電子マネーも、交通系や流通系、「ID」「QUICPay」を一通りカバーしているサービスが多いです。
幅広い決済手段を取り入れているサービスとして 「キャッシュレス決済端末の目的別の選び方」の章(5)でも説明している「JMSおまかせサービス」が挙げられます。
また、「楽天ペイ ターミナル」もインバウンド向けのサービスが充実しており、「Alipay+」に加えて、台湾でシェアの高いスマホ決済サービス「JKOPAY」、中国全土で使われている「UnionPay QRコード」を利用可能です。
そのほか、「Airペイ」はdポイント、Pontaポイント、楽天ポイントなどを貯める・使えるサービス「Airペイポイント」を提供(利用には別途審査)。新規顧客獲得や販促施策の強化に活用できます。
多くのキャッシュレス決済サービスの決済手数料は、概ね3%前後です。
たとえば「Airペイ」は、クレジットカード・電子マネー・交通系電子マネー・QRコード決済は3.24%、「COIN+」は1.08%と設定されています。
一方で、3%未満に抑えられるサービスも。「stera pack」のスタンダードプランでは、「VISA」「Mastercard」が2.7%、「PayCAS Mobile」では、「PayPay」「VISA」「Mastercard」が2.8%(PayPay経由の申し込み時)と、比較的低水準です。
また、業態によって更に手数料が下がるサービスもあります。「EPARKペイメントサービス」「STORES決済」などは、病院・クリニック向けに1%台〜という低い手数料を設定しており、医療機関のキャッシュレス導入に適しています。
決済売上を店舗口座に入金するタイミングはサービスごとに異なります。多くのサービスは月1〜2回の入金サイクルですが、この章ではそれ以上のサイクルで売上入金が可能なサービスを紹介します。
「Airペイ」は売上入金先を、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行に指定した場合、月6回、その他金融機関でも月3回。いずれも振込手数料は「Airペイ」が負担するため、入金サイクルが多くても手数料を気にする必要がありません。
「Square」の場合、みずほ銀行、三井住友銀行に設定した場合、最短翌営業日に入金。現金と同じ感覚でキャッシュフローを回せます。そのほかの銀行の場合は、毎週金曜日に入金され、「Airペイ」と同じく、どの銀行を利用しても振込手数料はかかりません。
また、決済サービス会社が指定する銀行を利用すると、入金サイクルが増える場合も。
たとえば、「楽天ペイ ターミナル」は、楽天銀行を入金先に指定すると、前日分の売上を平日・土日祝に関係なく翌日に入金できます。
「USEN PAY」の場合も、住信SBIネット銀行を入金先に指定した場合のみ、クレジットカード、交通系電子マネーの売上が翌日に入金されます(カード決済、交通系電子マネー決済のみ対象)。
キャッシュレス決済をはじめ、店舗業務を効率化できる機能を有したサービスを紹介します。
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(出所:stera pack公式Webサイト)
決済機能に加え、POSレジや勤怠管理など多様な機能も利用できるキャッシュレス決済端末提供サービス。
1台の端末に、店舗側と顧客側の双方が操作できる2枚のタッチパネルを搭載。端末の向きを変えずに暗証番号入力やサインが行えるため、決済がスムーズ。
オプションの「stera market」を利用すれば、50種類以上の業務支援アプリを使用可能。飲食店向けの売上・客層分析アプリや、決済端末だけで勤怠管理が行えるアプリなどがそろう。
決済手数料は、「VISA」「Mastercard」であれば2.7%と低水準(スタンダードプランの場合)。入金サイクルは毎日締めを含む4種から選べ、三井住友銀行口座なら振込手数料無料。24時間365日サポートに加え、端末の修理・交換、レシートロール紙が無料のため、安心して運用できる。
ランニングコストを抑えたい店舗におすすめのサービスを紹介します。
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(出所:EPARKペイメントサービス公式Webサイト)
会員数4,000万人以上のEPARKが提供する対面型の決済サービス。契約期間の縛りがなく、初期費用、端末代金、月額利用料0円~と、リーズナブルに始められる点が強み。
クレジットカードや交通系電子マネーのほか、iD、QUICPay、QRコード決済「PayPay」も利用でき、決済手数料は2%台〜と業界でも低水準(病院・クリニックでは1%台〜)。売上入金サイクルは月1回または月2回から選べるため、キャッシュフローの安定化にもつながる。
月々のランニングコストを抑えながらキャッシュレス決済を導入したい飲食店におすすめ。
決済端末は据え置きタイプ、タッチ決済対応タイプ、モバイルタイプの3種類から選択可能。店舗の環境や会計方法に合わせて導入すれば、オペレーションの効率化にも役立つ。
(出所:STORES決済公式Webサイト)
1.98%〜という業界最安水準の決済手数料が魅力のキャッシュレス決済サービス。医療機関など一部業種では1.5%〜で利用でき、コストを抑えながら幅広い決済手段を取り入れたい店舗に適している。
導入もスムーズで、申し込み後は最短3営業日で審査結果が届き、端末代金0円のスタンダードプランを選べば初期費用をかけずにスタート可能。電子マネーやSmart Code™を含むQRコード決済も幅広く利用でき、利用者の多様な支払いニーズに応えられる。
各種POSレジとの連携にも強く、売上管理や会計処理を効率化できる点も特徴。どの金融機関の口座にも最短翌々日に入金され、請求書決済などオンライン機能も備える。
POSレジとの連携が可能で、レジ業務の効率化をはかりたい店舗におすすめのサービスを紹介します。
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(出所:PAYGATE公式Webサイト)
1台で各種決済とレシート印刷、POSレジ連携が可能なキャッシュレス決済端末提供サービス。端末はWi-Fi接続、モバイル通信に対応し、場所を問わず決済できる。
レジ機能搭載の専用アプリ「PAYGATE POS」を端末にインストールすれば、商品の計算から決済までを端末内で完結できるのも便利。更に、高度なレジ機能を利用したい場合は、POSレジアプリ「スマレジ」の導入もおすすめ。
無料プランでも、日別・曜日別・客層別といった多角的な売上分析に加え、予算管理まで利用できる。有料プランにアップグレードすれば、複数店舗の一括管理や、「マネーフォワード」「弥生」などの会計ソフトと売上データ連携もでき、経理・決算業務の効率化が図れる。
初期費用、端末代金はかからず、PAYGATEの月額利用料として3,000円が発生。「スマレジ」の有料プランを利用する場合は、別途料金がかかる。
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(出所:CASHIER公式Webサイト)
豊富なラインナップで、幅広い業種や店舗規模にフィットするクラウドPOSレジ。クレジットカードや電子マネー、コード決済に使えるモバイル型POSレジに加えて、初期費用・端末費用・月額費用が無料の決済端末も提供し、導入しやすさを重視している。
更に、タブレットPOSやセルフレジ、タッチパネル式券売機など、店舗運営に必要な機器を自社開発しており、ハンディオーダー、テーブルオーダー、テイクアウト注文など、多様な業態に応じた運用設計が可能。
基幹システムやECサイトとのデータ連携、独自レポート作成、専用アプリケーション開発など、運用の最適化につながる拡張にも柔軟に対応する。
導入前の要件整理から納品・運用開始後まで伴走するサポート体制も備えており、店舗のデジタル化を総合的に支える。
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(出所:Airペイ公式Webサイト)
iPad/iPhoneに決済金額を入力し、専用カードリーダーと連携させるだけでキャッシュレス決済が行えるサービス。 クレジットカード、電子マネー、交通系電子マネー、QRコードなど、81種の決済ブランドをカバーし、国内外の幅広い支払いニーズに応える。
カードやスマホをタッチ・挿入するだけで支払いが完了するため、操作はシンプル。iPhoneだけで非接触決済ができる「Airペイ タッチ」にも対応し、専用端末が不要な導入方法も選べる。
更に、無料のPOSレジアプリ「Airレジ」と連携すれば、会計金額が自動反映され、打ち間違いの防止やレジ締め作業の短縮が可能。経営管理サービス「Airメイト」との併用で売上やコストの自動集計・分析も行える。
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(出所:Square ターミナル公式Webサイト)
キャッシュレス決済とレシート印刷を1台で実現できる、店舗向けの決済サービス。クレジットカード、電子マネー、QRコードなど主要な決済手段に幅広く対応し、シンプルな操作で会計が完了。無料のSquare POSレジアプリと連携すれば、売上管理や商品登録などのレジ業務を端末上で一元化できる。
対面決済の手数料は、無料プランで「1.8%+80円」または「3.25%」から選べ、有料プラン加入時には主要ブランドが「2.5%」で利用可能。
内蔵バッテリーにより長時間運用でき、本体価格以外の初期費用や月額固定費は不要。必要に応じて周辺機器を追加し、店舗規模に合わせた柔軟な運用が行える。
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(出所:USEN PAY公式Webサイト)
飲食店・理美容店・小売店・整体院など、業種別に最適化されたPOSレジアプリ「USENレジ」と、複数種類の決済端末を連動して利用できるキャッシュレス決済サービス。
たとえば、小売店向けレジアプリには、セール価格反映や入荷・棚卸・ロス管理など店舗運営に必要な機能がそろう。
決済端末は、現金会計もできる簡易レジ一体型の「USEN PAY+」、クレジットカード・電子マネー・QRコードに対応するモバイル型「USEN PAY」、カード/電子マネー専用の「USEN PAY ENTRY」、QRコード専用の「USEN PAY QR」の4種類を用意。インバウンド決済の「WeChat Pay」「Alipay+」を、決済手数料3.0%で導入できるのもポイント。
導入時は専任スタッフが書類確認から初期設定・動作テストまでサポートし、不具合時にはエンジニアが現場で支援するなど、運用面の手厚さも魅力。
集客強化をはかれるタイプのキャッシュレス決済端末提供サービスを紹介します。
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(出所:楽天ペイ ターミナル公式Webサイト)
楽天のキャッシュレス決済端末提供サービス。モバイル通信(4G/LTE)とWi-Fiに対応し、場所を選ばず決済できる。
アジア各国で利用されている決済手段をカバーしているのも特徴。中国本土での利用が多い「Alipay」「WeChat Pay」をはじめ、シンガポールの「EZ-Link Wallet」、韓国の「Kakao Pay」などを導入できるため、インバウンド集客を重視する店舗に適している。
楽天ポイントカード機能を追加すると、来店客が楽天ポイントを貯めたり使ったりできるように。楽天会員への訴求がしやすく、ポイント倍率設定などのキャンペーン機能も活用できる。
また、売上の振込先を楽天銀行に設定すると、前日分の売上が翌日に入金され、現金感覚でキャッシュフローを回せる点もメリット。
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(出所:PayCAS Mobile公式Webサイト)
1台で30種類以上の決済ブランドに対応するキャッシュレス決済端末を提供するサービス。
クレジットカード、電子マネー、QRコード決済をコンパクトな筐体に集約し、タッチ決済やICカードの差し込み、磁気カードの読み取り、QRコードのカメラ読み取りまでスムーズに行える。大画面タッチパネルで操作しやすく、プリンター内蔵でレシート印刷も可能。PayPayと同時申し込みもでき、決済手数料はQRコード決済1.98%~、クレジットカード決済2.20%~と利用しやすい水準となっている。
「ライトプラン あんしんプラス」(月額1,980円)に加入すると、故障に備える保証サービスやPayPayクーポンやスタンプカードなどの販促サービスが利用できるほか、決済手数料も優遇される。
国内外の決済ブランドを網羅しているタイプのキャッシュレス決済端末提供サービスを紹介します。
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(出所:JMSおまかせサービス公式Webサイト)
カード会社3社が出資する決済代行会社JMSが提供する、キャッシュレス決済サービス。
クレジットカード、電子マネー、QRコードなど最大71種類の決済ブランドをカバー。条件を満たせばクレジットカード手数料2.48%~と業界水準の中でも低いレートで利用できる。
売上代金は月2回の振込手数料無料に加え、月6回の早期振込にも対応。契約情報や売上明細、振込内容はWeb管理画面「i.Land」でいつでも確認でき、必要データのPDF/CSV出力や備品請求も可能。
端末はプリンター内蔵の一体型「VEGA3000」シリーズと、クレジットカード・電子マネーのみ決済できるコンパクトな機種「J-MupsⅡPocket」を用意。
最後に、最短1日からキャッシュレス決済端末をレンタルできるサービスを紹介します。
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(出所:マルチ決済端末レンタルサービス公式Webサイト)
最短1日からキャッシュレス決済端末をレンタルできるサービス。クレジットカード・電子マネー・QRコード決済を1台で扱えるほか、バッテリー内蔵で持ち運びできるため、電源が確保できない場所でも利用できる。端末はモバイル通信で接続されるため、屋外イベントなど電波環境が不安定な場所でも決済が可能。
レンタル期間は最大6カ月まで選べ、期間限定の催事やイベント利用に適している。
端末が届いたら、手順書に沿って初期設定とロール紙をセットするだけで利用開始でき、返却は届いた箱に入れて送るだけと手続きも簡単。決済代金は当月末締め・翌月8日支払い。
対応ブランドは、クレジットカードがVISAなど4ブランド、電子マネーが交通系・流通系・「QUICPay」「iD」、QRコード決済が「PayPay」「d払い」「auPAY」と主要サービスをカバーしている。
(出所:アルファポータブル 公式Webサイト)
70種類以上の決済ブランドをカバーするポータブル型キャッシュレス決済端末を、最短即日で導入できるサービス。
レンタルは最短1日から利用でき、イベントや短期利用にも柔軟に対応。端末はWi-Fiに加えて4G回線でも運用できるため、店舗はもちろん屋外イベントや無店舗のサービス業でも安定した決済環境を構築可能。複数台の同時導入もできる。
入金サイクルは月1〜8回から選択でき、資金管理のしやすさも特徴。導入時は専任担当者が最適なプランを提案し、導入後は365日24時間のサポートセンターが運用を支援する。
キャッシュレス決済端末とは、現金を使わずにクレジットカードやスマホで支払いができる端末のことです。
キャッシュレス決済端末を提供するサービスには様々な種類がありますが、選ぶ際のニーズに応じて、次の6つのタイプに整理できます。
(1)店舗業務全般を効率化したい
(2)リーズナブルに導入したい
(3)レジ業務を効率化したい
(4)店舗の集客強化をはかりたい
(5)様々な決済方法に対応したい
(6)期間限定でレンタルしたい
比較検討する際は、自社が求めるタイプを踏まえたうえで、次のポイントを押さえると選びやすくなります。
(1)対応する決済手段
(2)決済手数料
(3)入金サイクル
どの端末もクレジットカード・電子マネー・コード決済に対応していますが、対応ブランドや手数料はサービスごとに異なります。中には、訪日外国人向けのQR決済に対応し、インバウンド集客に強いものも。
本記事を参考に、店舗の業態や目的に合うキャッシュレス決済端末を選びましょう。
キャッシュレス決済端末をお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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オンライン決済システムの選び方ガイド(比較表付き)
株式会社EPARK
順番受付や予約サービスで実績を持つEPARKの実店舗用決済サービス。端末代・初期費用・月額費用0円~で、ランニングコストを大幅に削減できます。...
株式会社ユニエイム
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