最終更新日:2022-05-23
クラウドPBXは、電話業務のテレワーク対応、電話環境の新たな構築、受電業務の効率化、BCP対策などにおすすめです。導入するなら何を選べばいいのか。選び方・比較検討ポイントなどをわかりやすくご紹介しています。
クラウドPBXとは、クラウド上のPBXと電話回線の代わりとなるインターネット回線を使って、ビジネスフォンのような電話機能(内線・外線・転送など)を利用することのできるサービスを言います。クラウド上でビジネスフォンが使えることから、「クラウドフォン」と呼ばれる場合もあります。
従来、ビジネスフォンを利用するにはPBX(電話交換機)をオフィスに設置するのが一般的でした。しかし、クラウドPBXはその必要がありません。そのため、「初期投資が安価で済む」「配線を設置する必要がない」などコスト・工数面に大きなメリットがあります。何より、オペレーターがオフィスにしばられることがなくなるとあって、近年のテレワーク推進の流れを受け、多くの企業で導入が相次いでいます。
今回は、そんな企業向けにクラウドPBXの導入メリット、それから自社に合ったサービスの選び方、おすすめのサービスなどをご紹介していきます。
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クラウドPBXの具体的なメリットとしては、以下の7つが挙げられます。
従来のPBXでは、機器や設置工事のための初期費用や毎月の通話代が負担になりがちでした。クラウドPBXは物理的な機器の購入や設置が不要になりますので、これまでのように耐用年数ごとに大型の投資をする必要がなくなります。
また、従来は区域内で3分10円弱、遠距離だと3分30円以上だった通話料金が、クラウドPBXであれば、全国どこでも3分8円(サービスによる)のように、1回あたりの通話料が安価になります。
スマホやPCにクラウドPBX専用アプリをインストールするだけで、会社宛にかかってきた電話を受けられるようになります。オフィスにいなくてもスマホで電話応対できるため、テレワークには最適です。
また、私用スマホにアプリをインストールした場合でも、取引先に発信する際は、会社の代表番号など事前に用意したビジネス用の外線番号からかけることができます。「取引先にプライベートの携帯番号を教えたくない」という従業員も安心です。
専用アプリをインストールしたスマホやPC同士なら、テレワークや出張中でも内線扱いで通話できます。もちろん、内線なので通話料金は発生しません。私用スマホでも利用可能なため、社用スマホを貸与するのに比べると、大幅にコストを削減できます。なお、ビジネス通話分は個人利用分とは別に会社へ一括請求されるので、面倒な精算業務も不要です。
スマホで着信した電話を、他に転送することができます。たとえば、保留にして内線で別の担当者に取り次いだり、滞留させてその間に別の電話に対応したり、会社電話と同じような使い方ができます。中には「通話中」「休憩中」などステータスを表示したり、IVR(自動音声応答)を使って適切に振り分けたり、より便利な使い方ができるものもあります。
個人で作成した電話帳だけでなく、会社・部署で作成した共有の電話帳を利用できます(登録・編集・削除まで)。
また、頻繁にやりとりする取引先はワンクリックでコールできるように設定したり、着信時に社名を自動表示させたり(ポップアップ表示)することも可能です。中には、他の顧客管理システムやCTIと連携して、より詳細な情報をやりとりできるものもあります。
録音データを保存して、いつでも確認することができます(サービスによって異なる)。「言った・言わないのトラブル時の確認」「聞き間違い・聞き逃しの防止」「理不尽なクレームや悪質な業務妨害への牽制」などのトラブル対策のほか、「音声ノウハウとしての社内共有・研修材料」「営業電話の振り返り」などの用途でも役立てることができます。
従来のPBXの場合、事務所の開設・移転時はもちろん、オフィスのレイアウトを変更するだけでも、電話機の設置・配線やPBXの設定などが必要でした。しかし、クラウドPBXなら工事は不要。「誰にどの番号を割り振るか」はWeb上の管理画面から簡単に設定変更できるので、工事会社に依頼する必要もなくなり、保守・運用管理の負担を大幅に削減することができます。
クラウドPBXの概要・導入メリットをご理解いただけたところで、次にサービスの選び方についてご案内していきます。
自社に合ったサービスを選ぶには、まず「何を目的としてクラウドPBXの利用を考えているのか」導入目的を明らかにすることが重要です。クラウドPBXは多くのサービスが存在しますが、導入目的に応じて最適なサービスが異なるからです。
導入目的は大別すると4つに分けられます。
以下、一つひとつ具体的に「このような場合は、こういった機能を持ったサービスがおすすめです」と説明していきますので、まずは自社がどれに当てはまるのかを考えてみましょう。
複数当てはまる場合は、優先順位をつけて考えてみるとスムーズです。「どれも捨てきれない。すべて実現したい」という場合には、記事後半に[1]多目的タイプも紹介していますので、そちらを参考にしてください。
テレアポ、コールセンター、サポートセンターなど、電話業務が主業務になっており、普通にテレワーク対応させようとすると、社用携帯の手配・貸与・管理、転送サービスの契約・利用などコスト・工数がかかる他、複雑な取次・転送によるコミュニケーショントラブルの恐れもある場合です。上記した「どこでも外線の発着信」「スマホ・PCの内線化」「電話の転送・取次」「電話帳の共有」などの機能は基本的にほぼすべてのクラウドPBXで標準搭載されているため、どのサービスを選んでも変わりません。
検討するとしたら、社内の既存インターネット回線・IP電話子機・PBX等と上手く連携できるかどうか。その他、音声がクリアかどうかもサービスによって違いがあり、気になるところです。たとえば、「BIZTELモバイル(株式会社リンク)」の場合、携帯電話の通話機能を利用するため、データ通信を用いる通話に比べて高品質で、電話回線並に安定した通話が期待できます。
また、リモートワークする上で、新たに発着信のための複雑な設定作業が必要な場合や、従来の運用方法を変更せざるを得ないような場合には、スマホにアプリをインストールするだけで利用でき、設定作業も簡単に行える「Comdesk flat(株式会社Widsley)」のようなサービスがおすすめです。取次の際には「○番○○さんです」などボタンで保留する日本特有の使い方も可能なため、従来通りの運用法を継続することができます。
次に考えられるのは、新拠点の開設、移転・増床などに合わせて、電話環境を構築しなければならない場合で、かつ「コスト・工数をできるだけ抑えたい」「より早期に環境を整えたい」「テレワーク対応を含めてより柔軟な体制にしたい」と望んでいる場合です。
設置・配線工事が不要でスピーディーに電話環境を構築することができる、という点ではどのクラウドPBXを選んでも基本変わりはありません。検討するとしたら、利用する規模や用途に合ったプランがあるかどうかです。
たとえば、電話回線を別途手配する手間を省きたいのであれば、全国主要都市46の市外局番の電話回線が一体化された(オンラインで取得できる)「03plusエンタープライズ(株式会社グラントン)」、また基本料金に代表回線1本・内線5本の合計6回線の電話回線が含まれている「まとめてクラウドPBX(株式会社コヴィア・ネットワークス)」などがあります。
その他、「ひかりクラウドPBX(NTT東日本)」の「まるらくオフィスサービス」というオプションを利用すれば、電話だけでなく、情報セキュリティ対策、Wi-Fi環境などICT環境について丸ごとサポートを受けることができます。「オフィス環境全体を構築したい・見直したい」という場合にはおすすめです。
続いては、問い合わせ業務対応を効率化したい場合です。コールセンター、サポートセンター、ヘルプデスク、テレアポ等での利用が考えられます。誰から電話がかかってきたのかを事前に把握したい場合は着信時にポップアップ表示してくれる「CTI機能」、取次をスムーズに行いたいなら従業員の状態を教えてくれる「ステータス表示」、そもそも取次の手間を減らしたいのであれば「IVR(自動音声応答)機能」といったような機能が備わっていると便利です。
たとえば、「T-Macss(株式会社クロノス)」はオフィス電話・モバイル内線化に加えてコールセンター機能も充実。IVR、ACD、発信規制がオプションのライセンスの追加のみで使用でき、IVRフローの確認や編集も管理ツールから簡単に行えるため、自社で構築・管理できます。IVRがオプションではなく、標準機能として搭載されている「BIZTELビジネスフォン(株式会社リンク)」もおすすめです。案件内容によって最適な窓口に適切に割り振ることができるだけでなく、営業時間外でも緊急性の高い案件は即時にオペレーターが対応するなど、優先順位をつけた運用も可能です。
その他、ユニークなところでは「トビラフォンCloud(トビラシステムズ株式会社)」には、オフィスへの迷惑電話を自動ブロックする「迷惑電話フィルタ」が搭載されているため、余計な問い合わせを減らすことができます。また、電話帳に登録されていない電話番号も、独自のデータベースから読み取って自動表示する「事業者名表示」機能を利用すれば、初回電話からスムーズに応対することも可能です。
最後は、クラウドPBXを業務の効率化だけでなく、BCP対策の一環として考える場合です。従来のPBXの場合、オフィスが被災してしまうと、電話通信が遮断されてしまう恐れがあります。PBXが故障して会社の電話がすべて使えなった、という事態も稀に発生します。その点、Web管理画面上で一元管理できるクラウドPBXなら心配いりません。被害を受けた拠点への着信を一時的に本社の緊急ホットラインに転送するといった柔軟な対応も可能です。この場合は、データのバックアップ体制やデータセンターの立地・冗長化対策などを検討してみるといいでしょう。
たとえば、「MOT/TEL(モッテル)(株式会社バルテック)」は1つ目のクラウドPBXが使えなかったら2つ目のクラウドPBXに自動的に切り替えるなど、バックアップ機能に長けています。その他、「Arcstar Smart PBX(NTTコミュニケーションズ株式会社)」は、同社の「Biz安否確認/一斉通報」「緊急地震速報配信」など各種サービスと合わせて利用することで災害発生~業務復旧まで、トータルでBCP対策を行うこともできます。
自社に合ったクラウドPBXのタイプがつかめたら、以下のようなポイントに沿って、具体的なサービスを比較検討してみましょう。
クラウドPBXは、小規模向けなら数人~数十人規模、中規模向けであれば数百人規模までを想定したサービスが主流です。千名以上を想定したサービスはほとんどありません。大規模での利用を検討する場合は「既存のPBXと連携できるかどうか」。また、導入規模によっては価格帯も変わってくるため、気になるサービスがあれば「どれぐらいのチャンネル数・席数に対応したことがあるのか」「どういう料金形態になっているのか」実績やプランを確認しておきましょう。
当初、最小限の規模で導入した場合でも、その後、事業拡大に応じて「複数拠点の展開」「従業員のテレワーク対応」「BCP対策」など、様々な局面を迎えることが考えられます。現状に合わせたクラウドPBXを導入してスモールスタートするのも重要ですが、少し先の未来を見据えて、当初の導入目的と異なる場合にも「柔軟に対応できるか、拡張できるか」をチェックしておきましょう。
業務を効率的に行なう上では、同一のインタフェース上に電話機能とは別に、ビデオ通話やチャット、FAXなどビジネスツール機能が備わっているとより便利です。たとえば、「UNIVOICE powered by Avaya(トラムシステム株式会社)」は電話だけでなくメール、チャット、電話会議やWeb会議など多くの通信手段に対応しています。「MOT/TEL(株式会社バルテック)」はスマホ・PCでインターネット回線を通してFAXの送受信ができます。
クラウドPBXの多くはIP電話を利用する場合が多く、ユーザーの環境によっては、音質が安定しない場合もあります。特にWi-Fi環境のテレワーク下で、クレーム処理・金融系商材などを取り扱う場合は注意が必要です。音声品質・安定性を重視する場合には、「モバビジ(クラウドテレコム株式会社)」のように「総務省の最高品質基準クラスA」など、通話品質の高さをアピールしているサービスを選ぶようにしましょう。
クラウドPBXをAPIで他のシステムと連携できると、より電話業務の効率化につながります。たとえば、チャットやSMSと連携して「○○さんが通話可能になりました」などステータスの変化を自動通知させると、リモートワーク下でも稼働状況を管理しやすくなります。その他、「BIZTELビジネスフォン(株式会社リンク)」の場合、IVRと受注システムと連携させることで、受注や解約業務を自動化するという使い方もできます。
たとえば、「MiiTel(株式会社RevComm)」なら、会話を自動録音して、AIが「何を、どのように話したのか」音声解析してスコアリング可能。電話対応スキルを向上させる場合、従来はOJTやロープレに頼らざるを得ませんでしたが、MiiTelを利用すればセルフコーチングによる、効率のいいスキルアップが期待できます。更にハイパフォーマーの通話を分析して、ナレッジとして共有することも可能です。
上記のすべての導入目的に対応した、豊富な機能・実績を備えたタイプです。BCP対策に関しても、実際に企業・自治体等でBCP対策として導入実績のあるものをピックアップしています。
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サービス名 | 特徴 | 料金 |
Arcstar Smart PBX | NTTコミュニケーションズが手掛けるクラウドPBX。BCP対策として自治体でも導入実績多数。 | 月額5,000円+500円/ID |
MOT/TEL | 15年以上の豊富なPBX開発・製造実績あり。累計導入実績27,000社超。 | 月額8,500円(20〜40名) |
(出所:Arcstar Smart PBX公式Webサイト)
NTTコミュニケーションズが手掛けるクラウド型PBXサービス。PBXやビジネスホンのクラウド化により、設備・保守コストを削減。スマホやPCなど多様なデバイスで、ロケーションを問わず無料で内線電話を利用可能。被災時には被害状況の共有・指示などを行うためにも通信環境は不可欠だが、「通信設備の復旧を気にせず、それ以外の初動対応を先に行える」点を評価され、実際に全国の市町村でBCP対策の一環として導入が進んでいる。
その他、同社では災害発生~業務復旧までの各フェーズをトータルでサポートするため、「Biz安否確認/一斉通報」「緊急地震速報配信」など各種サービスを展開中。BCP対策を検討する企業・自治体はお勧め。
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(出所:MOT/TEL公式Webサイト)
置き型(オンプレミス)のPBXに関して15年以上の開発・製造実績を誇る同社が、そのノウハウを活かして開発したクラウドPBX。「チャット」「IVR」「インターネットFAX」「通話録音」などの多機能性の他、高い通話品質を評価され、累計導入実績27,000社超。
通話数の多い大規模コールセンター向けに、専用PBXをデータセンターに置くことで安定した通話を提供する「プレミアムB」、災害時にも1つ目のクラウドPBXが使えなかったら、2つ目のクラウドPBXに自動的に切り替える、高度なバックアップ機能を備えた「プラチナ」などのプランも特徴的。秘匿性が高い、大容量のデータを取り扱うコールセンターなどにはお勧め。
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「どこでも外線の発着信」「スマホ・PCの内線化」「電話の転送・取次」「電話帳の共有」などは標準機能のため、基本的にどのサービスを選んでも問題ありません。ここでは主に通話品質に自信のあるサービスや電話業務に便利な機能を持っているものを取り上げています。
サービス名 | 特徴 | 料金 |
Comdesk Flat | ボタン型保留など、日本型ビジネスフォンをスマホアプリで完全再現。デバイスによる制限一切なし。 | 月額1,980円/ID〜 |
BIZTELモバイル | 携帯電話の通話機能を利用するため、データ通信を用いる場合より高品質の通話が期待できる。 | 月額30,000円〜 |
モバビジ | NTTの専用電話回線網を利用するため、音声品質が利用中のプロバイダーに左右されない。 | 要お問い合わせ |
(出所:Comdesk Flat公式Webサイト)
スマホアプリでPBXを利用できる、モバイルファーストのクラウドPBX(スマホの他、タブレット、PCなども利用可能)。利用にあたってサーバーや回線工事はもちろん、面倒な設定変更依頼なども必要なし。スマホにアプリをインストールするだけでビジネスフォン機能とコールセンターレベルのPBXを利用できる。
特徴は日本型ビジネスフォンに対応できるところ。取り次ぐ際も「○○商事の○○様からお電話です。3番お願いします」というボタン型保留が可能。これまでの電話業務の運用法に合わせて利用できるのが強み。
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(出所:BIZTELモバイル公式Webサイト)
コールセンターシステムのパイオニア「BIZTEL」シリーズの一つ。企業の内線通話を携帯電話で実現するクラウド型モバイル内線化サービス。携帯電話の通話機能を利用するため、データ通信を用いる通話と比較した場合、高品質の通話・安定的な電話環境が期待できる。企業の携帯契約種別により、docomo/auの回線を利用する「キャリアFMCタイプ」とスマホを利用する「アプリFMCタイプ」の2種類から選択可能。
「保留」「パーク保留」「転送」などの一般的なオフィス電話機能以外にも、着信先を振り分ける「IVR(音声ナビ)」、発信元の番号に応じて着信先や対応方法を変更して取り次ぎや迷惑電話を減らす「着信ルーティング」などの便利な機能も多数。リモートワークの他、フリーアドレスやノマドなど多様なワークスタイルに適応可能。
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(出所:モバビジ公式Webサイト)
NTT東日本・西日本のひかり電話と、クラウドテレコム のクラウドPBX・スマホアプリ、PanasonicのIP電話機の組み合わせで実現した新しいビジネスフォンサービス。
一般的なIP電話の場合、インターネット網を通るため音声品質が劣化しがちだが、本サービスは収容されるデータセンター網とNTTの次世代の電話回線網が直結した回線を利用するため、利用中のプロバイダーのインターネット品質により音声品質が左右されることがない。スマホからでも総務省判定基準Aクラスの高い通話品質を得ることができるため、サポートセンターやコールセンターなどの電話業務のテレワーク化にもお勧め。
新拠点の開設、移転・増床などに合わせて、電話環境を構築しなければならない場合におすすめのサービスです。イチから立ち上げる場合を考慮して、あらかじめ複数の回線がセット化されたサービスや、電話環境だけでなくFAXやWi-Fiなどオフィス環境全般にも対応できるサービスをピックアップしています。
サービス名 | 特徴 | 料金 |
03plusエンタープライズ | 全国主要都市46の市外局番をオンラインで取得可能。固定電話番号が欲しい場合におすすめ。 | 月額980円(1ID・1回線) |
まとめてクラウドPBX | 1契約で代表回線1本・内線5本利用可能。最小コストでテレワークを導入したい場合におすすめ。 | 月額4,800円 |
ひかりクラウドPBX | スマホ1台で3つの番号を使い分け可能。私用スマホ(BYOD)を利用したい場合におすすめ。 | 要お問い合わせ |
UNIVOICE powered by Avaya | 既存の番号をそのまま利用可能(現地収容・番号移行)。海外グローバルにも標準対応。 | 月額1,500円/ID(30〜1,000名) |
(出所:03plusエンタープライズ公式Webサイト)
全国主要都市46の市外局番が利用可能な、電話回線が一体化したクラウドPBXサービス。希望エリアの固定電話番号をオンラインで取得でき、電話回線の手配やゲートウェイ機器等の設置も不要。最短即日で導入できる。従業員はスマホにアプリをインストールしてログインするだけ。取次ぎはもちろん、着信の鳴り分け設定も可能。受注窓口やコールセンターなど、電話対応の優先度が高い部署でもテレワーク化することができる。
1回線月額980円で初期費用0円(年払いの場合)。1ID追加ごとに月額700円と料金面でも導入しやすいのがポイント。たとえば、30ID・電話番号1回線の場合、月額21,280円で利用できる。
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(出所:まとめてクラウドPBX公式Webサイト)
03番号と050番号の両方がプリセットされた代表回線1本と内線5本の合計6回線が含まれたクラウドPBX。オフィスのアナログ電話回線にターミナルアダプタを接続するだけで、オフィスにかかってきた電話を転送し、自宅もしくはスマホで電話対応可能。月額基本料金 4,800円のシンプルでわかりやすいワンプライスのため、スモールスタートの電話環境を構築するのにはお勧め。
カレンダーで営業日・休業日、営業時間などを設定すれば、それに合わせて転送・自動応答も可能。転送する際も、同時に一斉で鳴らしたり、優先順位を付けたり、「10秒間呼び出して応答がない場合に次へ」へといった使い方も可能。
(出所:ひかりクラウドPBX公式Webサイト)
NTT東日本が提供するクラウド型電話機システムサービス。既存のビジネスフォンやPBXとの併用も可能なため、新たに拠点や部署・店舗をイチから立ち上げる場合だけでなく、既存の拠点との連携やオフィスのレイアウト変更などのタイミングでも導入可能。
その他、オプションの「まるらくオフィスサービス」を利用すれば、クラウドPBXを用いた電話環境だけでなく、「離れた拠点間をよりセキュアなネットワークで結ぶ」などの情報セキュリティ対策、さらに光アクセスサービス・WiFi環境などICT環境について、丸ごとサポートを受けることも可能。複数拠点のICT環境を見直したいが「社内に詳しい人がいない」という場合にはお勧め。
(出所:UNIVOICE powered by Avaya公式Webサイト)
世界No.1出荷数を誇る電話システムを展開するAvaya Inc.の技術をベースに共同開発された高機能クラウドPBXサービス。内線・外線・パーク保留・転送・留守電などの電話機能だけでなく、メール・チャット・電話会議やWeb会議など企業で利用される多くの通信手段に対応している。新たに拠点や事業部を新設・増設する場合で、通信環境全般の構築を希望する場合にはお勧め。
創業以来3,000社以上の圧倒的な電話構築ノウハウと高い技術力が特徴。システムに詳しくない場合のフォロー・障害時の緊急派遣体制に至るまでサポート体制に強みを持つ。
中規模までの事業所はもちろん、多くの問い合わせに対応しなければならないコールセンター、サポートセンター、ヘルプデスク、テレアポ業務におすすめのタイプです。ポップアップ表示・ステータス表示・IVRなど効率化に長けた機能を持つもの、その他、システム連携に長けたものなどを掲載しています。
サービス名 | 特徴 | 料金 |
トビラフォンCloud | 独自データベースを使って、社名表示させたり、迷惑電話をフィルタリングしたりできる。 | 月額3,000円 |
BIZTELビジネスフォン | IVRを標準搭載。問い合わせの内容に応じた様々なタイプの電話窓口も運用可能。 | 月額21,000円〜 |
T-Macss | IVR、ACD、オートコール、CRM連携、通話録音などコールセンター機能が豊富。 | お問い合わせ |
GoodLine | 稼働・通話状況を管理画面で見える化。リモートワークでも効率よく振り分けできる。 | お問い合わせ |
MiiTel | IVR、待ち呼、キューイングの他、AIが会話をスコアリングして、オペレーターの品質管理も可能。 | 月額5,980円/ID〜 |
(出所:トビラフォンCloud公式Webサイト)
クラウドPBXを利用した設備投資不要のクラウド型ビジネスフォンサービス。連絡先・発信先だけでなく、ユーザーの利用状況・対応状況などを一元管理できたり、Web管理画面上から必要なデータにすぐにアクセスできたり、業務を効率化する機能も豊富。
独自の迷惑電話防止技術により、集めた約30,000件の迷惑番号リストを基に、オフィスへの迷惑電話を自動ブロックする「迷惑電話フィルタ」、電話帳に登録されていない電話番号でも約537万件の事業者番号データベースにマッチした名称があれば自動表示する「事業者名表示」など、ユニークな機能も備わっている。
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(出所:BIZTELビジネスフォン公式Webサイト)
シリーズ累計2,000社超の導入実績を誇り、幅広く利用されているクラウド型IPビジネスフォンサービス。標準機能で搭載されているIVRを利用すれば、問い合わせの内容に応じた様々なタイプの電話窓口も運用可能。たとえば、クレジットカードのサポートセンターなら、緊急性の高い「カードを盗難・紛失された場合」のみ即時にオペレーターに切り替えるなど、優先順位をつけた最適な運用が可能。
その他、オプションのAPI連携を用いれば、着信時・応答時・切断時・発信時に、社内チャットに自動投稿したり、SMSで通知したり、自社の環境や業務フローに即した効率化が実現。
(出所:T-Macss公式Webサイト)
基本のオフィス電話機能に加えて、コールセンター向け機能も網羅した多機能クラウドPBXサービス。利用中のスマホにソフトフォンアプリをインストールするだけで、従来のビジネスホンと同じ機能(内線、転送、03番号への着信)の利用が可能。各社CTIに柔軟に連携できる他、オプション機能の一時利用も可能。利用状況に応じて柔軟な使い方ができることが魅力。
その他のコールセンター機能は、IVR(自動音声応答)やACD(着信条件設定)をはじめ、オートコール、CRM連携、通話録音、あふれ呼リマインドなど。高機能でありながらも、1台のサーバーですべての機能を実現するため、運用コストを抑えられる点や、管理画面で簡単に設定できるため、完全自社運用が可能な点もポイント。
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(出所:GoodLine公式Webサイト)
導入実績3,500社以上を誇る多機能型クラウドPBX。ビジネスフォンに必要な機能はもちろん、「自動録音」「グループ着信」「時間差着信」などクラウド型ならではの便利な機能を豊富に搭載。待機中・発信中・休憩中などのステータスを管理画面から確認でき、「○○さんが通話可能になりました」などのステータスの変化をチャットで自動通知させることもできる。従業員が他拠点やテレワーク中でも、スムーズに内線や電話を取り次ぎ可能。
発着信履歴は1年分保存でき、それに応対状況などをメモに紐づけて残すことも可能。あらゆる条件から検索して、振り返ることもできるため、原因分析・業務分析など様々な用途で利用可能。
(出所:MiiTel公式Webサイト)
ブラックボックスになりがちな電話業務の可視化・効率化に優れたAI 搭載型のIP電話サービス。会話は自動録音して、AIによる音声解析が可能。話す速度、ラリー回数、被せ率などの話し方を定量評価してくれるため、効率よくオペーレターの品質管理ができる。自動で文字起こしされたものを合わせれば、セルフコーチングやトップパフォーマーの分析を通じてトークスキル向上も可能。
IVR、待ち呼、キューイングなど顧客対応を効率化するための機能の他、クリックトゥコールやプレディクティブコールなどアウトバウンド向けの機能も標準搭載しているため、受電のみならず架電業務の改善も可能。SalesforceやKintone、Slack等外部システムと連携すれば更なる業務効率化もできる。
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クラウドPBXは、オフィスのビジネスフォンのような電話機能(外線・内線・転送など)を、スマホ・PCから利用することのできる便利なサービスです。「初期投資が安価で済む」「配線を設置する必要がない」「通話料も安価」などコスト・工数面でも大きなメリットがあるため、多くの企業で導入が進んでいます。
自社に合ったサービスを選ぶためには、「何を目的としてクラウドPBXの利用を考えているのか」以下のような導入目的に沿って選ぶとスムーズです。
導入目的に合ったタイプをつかんだら、その中で、「対応できる導入規模」「拡張性・柔軟性」「ビジネスツールとしての機能」「通話品質」「システム連携」などのポイントに沿って、具体的なサービスを比較検討してみるといいでしょう。
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