最終更新日:2024-02-29
PCやスマホを使った予約受付の仕組みを導入し、業務効率・売上・顧客満足度の向上につなげたい方へ。予約管理システムの特徴や選び方のコツを紹介します。
予約管理システムとは、PCやスマホなどから様々なサービスのオンライン予約を可能にするシステムです。主に、店舗への来店や施設の貸し出し、セミナー参加など、予約制の各種サービスを提供する企業で導入されています。
予約受付に加えて、予約者へのメールの送信や予約前後のサポート、チケットの発行、決済、アンケートの実施など、予約に関する業務全般を効率化するための機能や仕組みを搭載しています。
予約管理システムを導入することで、以下のようなメリットが期待できます。
予約受付業務の効率化 | 電話とメール、紙やExcelなどを組み合わせた手作業での処理が不要に |
---|---|
24時間365日受付可能 | 予約受付の自動化により、営業時間外でも予約ができるようになる |
マーケティング施策の高度化 | 顧客の属性や利用履歴などの情報を分析することで、より高度なマーケティング施策を実施。ビジネスチャンスの拡大につなげられる |
スマホからの予約に対応 | PCのブラウザだけでなく、スマホやタブレットのアプリから気軽に予約ができる |
予約に関わる業務を一括で自動化 | 統合型システムのため、予約画面の作成、決済、受付後の管理サポートなどまでを一気通貫で自動化 |
導入ハードルの低さ | 初期費用や月額費用が無料のシステムなら、必要なときにすぐに試して導入できる |
記事後半で、各サービスの詳細を紹介しています。「今すぐツール選定に移りたい」という方はそちらをご覧ください。「予約管理システムについてもう少し詳しく知りたい」という方はこのまま読み進めてください。予約管理システムの機能やタイプ・選び方などについて、わかりやすく紹介していきます。
予約管理システムをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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予約管理システムでは、主に以下のようなことができます。
カレンダー型予約ページから、利用者の希望日時を受け付ける機能。同じカレンダー形式でも、「デザイン」「予約枠の設定やオプションの指定可否」「個別URLの割り当て」「仮予約の設定可否」「営業日や利用可能日の表示の可否」など、サービスごとに様々な特徴や違いがあります。
受け付けた予約の変更・キャンセルを受け付ける機能です。「キャンセル待ち」や「キャンセル時の管理者通知」といった機能が充実していると、キャンセルによる機会損失を抑えられます。また、手軽に予約変更・キャンセルができると、無断キャンセルの防止にも有用です。
ユーザー属性情報(年齢・性別・居住地域など)と予約関連データ(予約頻度・好み・支払い金額など)を紐付けて管理する機能。様々なマーケティング施策に活用できます。会員へのメルマガ配信や会員データの一括CSVダウンロード、会員専用のマイページ作成といった機能を搭載したシステムも。
予約後に、手続き完了メールやサンクスメール、リマインドメールなどを送信する機能。メール内容のカスタマイズ可否や、テンプレートの種類、連絡手段(メール・SMSなど)といった機能はシステムによって異なるため要チェックです。
メルマガ配信、クーポン発行、SEO対策設定など、集客強化に役立つ機能。顧客データを使ったマーケティング施策を実施したい場合には、これらの機能を搭載したシステムがおすすめです。
予約時のオンライン決済や、毎月の定額支払い、コンビニ決済、ペイパル決済など、様々な決済手段を提供する機能。様々な支払方法に対応することで利便性が向上し、新規顧客の獲得や、リピート率アップといった効果が期待できます。
予約サイトに解析タグやコンバージョンタグを設定して、集客状況を分析する機能。また、来店人数や予約流入経路といったデータを組み合わせて、マーケティング施策に活用できるシステムも。
続いては、気になるシステムの利用料金についてです。以下、主だった予約管理システムの料金をまとめておいたので、サービス選びの参考にしてください。
予約管理システムによって異なりますが、「月額固定料金+従量課金」という料金形態が一般的。利用料は月額10,000〜20,000円で利用できるものがほとんどです。中には、「Square」のように利用料・初期費用ともに無料で、決済手数料が発生するサービスも。
サービス名 | 利用料 | 初期費用 |
---|---|---|
Square | 月額3,000円、決済手数料3.6〜3.75% (Square予約 プラスプランの場合) |
なし |
ChoiceRESERVE | 月額20,000円/300件 ※月間予約数を超えた場合は、従量課金あり |
30,000円 |
STORES 予約 | 月額22,880円(税込) (月契約・チームプランの場合) |
なし |
Airリザーブ | 月額5,000円 (ベーシックプランの場合) |
なし |
RESERVA | 月額10,000円/1,000件 (年払い・ゴールドプランの場合) |
なし |
リザエン | 月額10,000円/500件 ※月間予約数を超えた場合は、従量課金あり |
20,000円 |
hacomono | 月額35,000円/店舗 | 15万円 |
WTE | 要問い合わせ | - |
Smart Hello | 月額25,000円/店舗 (ライト・フィットネスプランの場合) |
15万円 |
リザービア | 月額21,000円 (Basic Sプランの場合) |
10万円 |
トレタ予約台帳 | 要問い合わせ | - |
TableCheck | 要問い合わせ | - |
Liny | 要問い合わせ | - |
リピッテ | 月額8,000円/店舗 | 9,800円 |
予約onライン | 月額3,000円/店舗 | 20,000円/店舗 (初期設置料+導入設定料) |
予約管理システムは、以下の3タイプに大別できます。
習い事教室や病院・クリニック、フィットネスクラブ、各種イベントやセミナー・説明会など幅広いサービスの予約受付に対応できるタイプです。
予約管理業務に必要な機能を網羅的に搭載しているのはもちろん、予約画面のカスタマイズ範囲が広かったり、選べるデザインの種類が豊富だったりするのが特徴。「いろいろなことを試しつつ、自社に最適な予約システムを構築したい」という方に向いています。
美容室やサロン、あるいは飲食店など、特定の業界・業種に特化したタイプです。その業界ならではの業務形態やサービス提供内容、慣習などを考慮した各種機能が用意されています。
上述の汎用型とに比べると機能やデザインのバリエーションなどは限定的です。しかし、その代わりに対象とする業界・業種向けに最適化した予約ページを手早く作れるというメリットがあります。
ホテル・旅館向けの予約システムは「宿泊予約システムおすすめ13選!選び方のポイントを紹介」を、オンラインレッスン向けの予約システムは「レッスン予約システム比較13選。オンライン化にも対応したものは?」にて詳細をご覧ください。
多くの人が日常的に利用している、LINEをベースにした予約の受付・管理に対応したタイプ。他タイプの予約管理システムでも、LINEからの予約受付に対応しているものがあります。それに対するLINE特化型の強みは、キャンペーン情報やお知らせの配信、効果測定・分析などについてもLINEの仕組みをそのまま利用できる点です。
LINE公式アカウントと連携した予約サービスについては、「LINE予約システム比較9選!タイプ別に料金・おすすめを紹介」にて詳細をご覧ください。
導入する予約管理システムを比較検討する際には、以下の4つのポイントをチェックしてみてください。
予約管理システムの選定に当たって、まず考えるべきは「自社サービスの提供形態に合った機能を備えているか」です。
たとえば、習い事サービスを提供している場合は、定期的な予約日時から別の日時に振替予約できる機能が欠かせません。「STORES予約」は、振替を「何日先まで認めるか」「回数制限を設けるか」といった細かいルールが設定可能です。
また、オンラインスクールの運営効率化に強みを持つ「WTE」は、予約期限やキャンセル期限なども細かく設定できるため、受講率の向上が図れます。美容サロンや整体院では、「hacomono」「Smart Hello」「RESERVA」のように、スタッフ指名予約機能を備えたシステムがおすすめです。
そのほかにも、飲食店ではグルメサイトやPOSシステムとの連携に対応した「トレタ予約台帳」が適しているなど、サービスの提供形態と親和性の高いサービスを選ぶことで、業務の効率化や売上向上といった効果が見込めます。
予約条件をどれだけ柔軟に設定できるかも重要な要素です。たとえば、スタッフの出勤状況や利用可能な設備の数の増減に合わせて、自動で予約可能枠の表示を変えられれば、手作業での調整が不要となります。
「Airリザーブ」は、サービスメニューとリソースを紐づけた状態での予約受付に対応。たとえば、歯科クリニックでは「初回診察」と「2回目以降の診察」という2つのサービスメニューと、「担当医師」と「チェア(診療台)」というリソースを紐付けた状態で、予約可能枠を表示できます。
また「WTE」では、「スケジュール」「講師」「レッスン内容」といった条件で希望するレッスンを検索して予約できます。「リザエン」のように、「時間」「時間割」「イベント」「日付」といった条件での予約可能枠の設定や、複数名分の予約(団体予約)に対応したシステムも。
予約管理システムに蓄積された顧客情報は、自社ビジネスの発展につながるマーケティング・集客強化施策にも活用できます。そのため、既に本格的な顧客管理システムを導入済みのケースを除けば、顧客管理機能の充実度が重要な比較ポイントになります。
たとえば「ChoiceRESERVE」は、顧客データに独自の属性を付与できたり、会員向けのクローズドな運用に対応していたりと、既存顧客向けのサービスを充実させるための機能がそろっています。
また、顧客情報の管理業務を効率化するための機能の有無もポイントに。CSV形式のデータやExcelファイルなどからの一括登録のほか、「RESERVA」のように重複データの統合(名寄せ)機能などが搭載されていると便利です。
複数の店舗を抱える企業では、多店舗管理機能が充実しているシステムが選択肢となります。他店舗管理機能には、「各店舗の予約・顧客データを一元管理する」「予約業務に関する権限を現場担当者に付与する」「店舗ごとのスタッフのシフト管理」など。
複数拠点管理機能を持つシステムとして「ChoiceRESERVE」「Airリザーブ」「RESERVA」などが挙げられます。
まずは、予約管理に必要な機能を網羅し、幅広い業態に対応する汎用性の高いシステムを紹介します。
(出所:Square公式Webサイト)
予約管理など店舗運営に必要な機能を無料で利用可能な決済サービス。専用の予約サイトを作成すれば、紐付けるだけでSNSやGoogleからユーザーも直接予約可能。予約状況はタブレットやスマホアプリで簡単に管理可能(iOS、Androidどちらにも対応)。リマインド設定もできるため便利。
店頭決済やオンライン決済などキャッシュレスにも対応可能。予約時に事前決済でき、キャンセル料の設定も可能なため、無断キャンセルなどのリスクを防げる。美容室、ネイル・フィットネスなどの各種サロン、塾など幅広い業種で利用されている。
(出所:ChoiceRESERVE公式Webサイト)
15年以上、4,000件を超える導入実績(有償契約アカウント数)を誇る予約管理システム。シンプルで直感的な操作が可能な予約管理カレンダーを採用しており、24時間365日の予約受付および管理に対応できる。店舗やメニューごとに固有の予約用URLを発行可能。予約完了メールや予約当日までのリマインドメールなどを自動送信する機能も備えている。
ジャンルやエリアで予約メニューをカテゴライズできる複数店舗管理機能や、Salesforceや基幹システムなど外部システムとのAPI連携機能も搭載。その他、クレジットカード決済対応、スマホ・タブレット対応、ソーシャル連携(Twitter、Facebook、はてなブックマーク)、オンライン相談・オンラインセミナー対応など数多くの機能を持つ。
(出所:STORES 予約公式Webサイト)
13万社以上の導入実績を持ち、180以上の業種に適応可能な予約管理システム。ユーザー向けの専用アプリを用意していることや、予約管理業務を全般的に自動化できることなどが特徴だ。予約確認メールや来店前日のリマインドメール、来店後のフォローメールなども自動で配信可能。顧客管理機能(顧客カルテ)や予約時のクレジットカード決済機能など様々な業務を幅広くサポートできるよう数多くの機能を搭載している。
ユーザーに提供する専用アプリでは、予約の申し込みを簡単に行えるだけでなく、予約後の振替やキャンセルといった操作も可能。アプリ上で回数券の利用や月謝の支払いもできるようになっている。自社のWebサイト上に「予約カレンダー」を直接貼り付けて誘導できる仕組みも提供する。その他、予約日程に合わせてミーティング用ID/URLを自動発行するZoom連携機能なども備える。
(出所:Airリザーブ公式Webサイト)
一目で分かりやすい画面インタフェースを備え、端末の操作に不慣れな担当者でも直感的に操作できることを売りとしている予約管理システム。予約件数が増えても支払う料金が変わらないこと(固定料金制)も特徴となっている。予約の設定は、ユーザーが好きな時間を選んで申し込む「自由受付タイプ」と企業側が事前に設定した予約枠に申し込む「事前設定タイプ」の2パターンから選択できる。
予約キャンセル待ち、仮予約、日別・曜日別営業時間設定、スタッフ、設備、在庫などのリソース管理、同時受付予約制限など、予約管理に必要な細かい設定に対応する機能が充実。月間予約件数無制限で利用できる無料プランがあるので、まず試してみたいという場合にもおすすめ。
(出所:RESERVA公式Webサイト)
シンプルな操作性や、3分で設定完了という手軽さが売りの予約管理システム。350以上の業種に対応し、20万社を超える登録事業者数を持つ。予約受付、キャンセル待ち受付、自動メール送信、メルマガ配信、顧客・会員管理(CRM)、クレジットカードによるオンライン決済などの機能を備えており、予約の受付から決済、顧客管理、集客といった処理を自動化できる。
複数の予約サイトをまとめた総合サイトを作成し、一つのアカウントで複数店舗の管理画面にログイン可能にする「多店舗管理」機能や、予約受付と同時にZoom会議のURLとIDを自動発行し、予約メールに自動挿入する「Zoom連携」機能なども搭載。PCやスマホ、タブレットなどマルチデバイスでの利用をサポートしている。
日本語のほか、英語、中国語、韓国語、タイ語による予約受付に対応。料金プランも豊富で、広告が表示される代わりに無料で使える「フリー」プラン、フリープランより予約受付件数を増やせる月額3,850円の「ブルー」プラン、広告を非表示にできる月額5,500円の「シルバー」プランなどがある。
(出所:リザエン公式Webサイト)
200以上の業種に対応し、幅広いカスタマイズ性やセキュリティの高さを特徴とする予約管理システム。予約サイトの作成から予約受付、完了メールなどの自動送信、会員管理、クレジットカード決済まで、一般的な予約管理システムに要求される基本的な機能が過不足なく用意されている。
自社のサービス向けに特別なカスタマイズなどをしたい企業向けのプラン「エンタープライズ版」も用意しており、スマートロックの制御やデジタルサイネージへの出力、POSレジ連携といった外部ハードウェア、システムとの連携、クラウドサービスとしてではなくオンプレミスでの利用(パッケージ提供)、個別のセキュリティ対策の実施など個別のニーズに合わせたシステムカスタマイズや開発にも対応できる。
続いて、特定の業界・業種向けに必要十分な機能を備えたシステムをご紹介します。
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(出所:hacomono公式Webサイト)
ウェルネス領域に特化した会員管理・予約・決済システム。フィットネスクラブやパーソナルジム、ゴルフスクール、ヨガスタジオ、エステ、整体院などに対応。ユーザーは、会員マイページからレッスンの予約や受講履歴が確認可能。レッスンの空き状況の確認やスタジオ内での場所の予約もでき、開始時間前に行列に並んで待つ必要がなくなる。さらに、入会・体験の手続きや決済もオンラインだけで完了できるため、顧客体験の向上に繋がる。
パーソナルトレーニングやエステの予約の際に、担当トレーナーやスタッフの指名することも可能。スタッフのシフト設定や利用設備の予約状況ベースに、コースやスタッフを選択してから空きを検索することができる。
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(出所:WTE公式Webサイト)
オンラインレッスン事業に特化した予約支援サービス。受講者は「スケジュール」「講師」「レッスン内容」の諸条件で希望のレッスンを検索して予約できる。予約完了メールやリマインドを自動送信でき、更に予約期限やキャンセル期限なども設定可能だ。その他、生徒の会費や講師の報酬も自動計算しオンライン決済にも対応。運営側は無理なく受講率・業務効率の向上が図れる。
また、システム提供以外にもWebサイト制作・Webライティング、集客代行(SNS運用・SEO対策)など、役務型の支援を受けられるのもポイント。同社は自らも会員数30,000名を超えるオンライン英会話サービスを10年位以上運営しているため、ノウハウには期待。語学スクール、フィットネス・音楽スクール、栄養相談、カウンセリングなど様々なシーンで利用されている。
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(出所:Smart Hello公式Webサイト)
月額10,000円の低価格から利用可能な予約管理システム。専用アプリや店頭端末から簡単に予約ができる。「定員制レッスン型」やスタッフ指名の「パーソナルレッスン型」、場所指定の 「場所貸し予約」など、予約の種類は幅広いサービス形態に対応している。フィットネスクラブ、インドアゴルフ、公共運動施設などの様々な会員制施設で導入されており、予約管理や入会受付、会費の管理・請求など、会員管理に関わる様々な機能をトータルサポートする。
その他、入会申込・体験予約サイトを簡単に作成できる機能や、日々の売上の集計や会員数の変動などを視覚化するデータ分析機能などを搭載。管理業務の効率化につながるのはもちろん、マーケティングにも有効活用できる。
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(出所:リザービア公式Webサイト)
美容室やエステサロン、ネイルサロンなど、美容業界に特化した予約管理システム。全国4,500店舗以上で利用されている。
GoogleマイビジネスやLINE、Instagramとの連携予約が可能。クーポンサイトなどを含め、各媒体からの予約を一元管理できるため、予約枠の調整は不要。ダブルブッキングも防止できる。
予約集計機能があり、媒体ごとの予約数やその割合、新規予約と既存予約の割合、キャンセル率などの把握が可能。会員種別や来店回数、前回メニューなどに応じたDM配信やアプリへのプッシュ通知などにも対応。PDCAを回しながら改善施策を打ち出すことができるため、売上アップにつながる。
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(出所:トレタ予約台帳公式Webサイト)
飲食店・レストラン向けの予約管理システム。20以上のグルメサイトや「Googleで予約」、自社HPなどとの連携により、予約管理業務の効率化を実現する。現場のオペレーションにフィットした使い勝手の良さも特徴で、トレーニング不要で誰でもすぐに使いこなすことができる。
予約管理に加えて顧客管理にも対応しており、顧客の指名はもちろん、来店回数や頻度、注文履歴などを記録。更に、「ワイン好き」「アレルギーあり」といった情報も記録できるため、リピーターの獲得に役立つ。蓄積した情報をもとに、客層分析や集客の課題などがわかるデータ分析機能も搭載している。顧客情報を接客に活用することで、売上がアップしたという事例も。
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(出所:TableCheck公式Webサイト)
多くの人気店・有名店で利用されている、飲食店向けの予約顧客管理システム。自社サイトにリンクを設置するだけで利用できるネット予約ページは、ウィジットのカスタマイズができ、「統一感」と「使いやすさ」の両立に役立つ。複数の系列店舗を一緒に管理できるため、自店舗が満席だった場合に近隣の系列店舗と相互送客するなどして、取りこぼしを防げる。
国内外25のグルメサイト経由の予約を自動で取り込み、一元管理。業界で唯一の「ドタキャン・無断キャンセル対策機能」も備える。予約受付時にクレジットカード情報を取得することで、予約の確度を大幅に向上。万一ドタキャンや無断キャンセルが発生しても、キャンセル料を確実に請求できるため、売上の損失を回避できる。
こちらでは、LINEを使って予約管理の仕組みを実現するタイプのご紹介をします。
(出所:Liny公式Webサイト)
3,500社超の導入実績を持つ、予約管理システムとしての機能を兼ね備えたLINE公式アカウント管理ツール。LINE上でイベントの予約受付ができる。作成した予約フォームから申し込みを受け付ける形をとり、予約変更やキャンセルなどもLINE上で行える。
予約したユーザー(友だち)にリマインドを配信するなど、予約状況に応じた配信設定が可能。申し込み期限や定員の設定といった細かいカスタマイズにも対応する。
(出所:リピッテ公式Webサイト)
LINE@を利用した自動予約管理システム。LINEを使って簡単に予約を申し込むことができ、入った予約は自動で受付・管理される。QRコードをスマホのカメラで読み取るなど、通常のLINEの友だち登録の仕組みを使って予約を受け付けられるため、利用に当たっての心理的不安が少なく、リピーターを囲い込みやすいという特徴を持つ。
最終来店から3カ月経った利用者にメッセージを配信する機能や、誕生月の利用者へ特別割引のメッセージを送る機能なども搭載。管理機能としては、LINEから入った予約の確認だけでなく、電話で受けた予約の手入力や顧客情報の閲覧、メニューの設定などの機能を備えた専用の管理画面を用意している。同管理画面からスタッフのシフト登録やメッセージ配信なども手軽に行える。
(出所:予約onライン公式Webサイト)
予約に関するすべての操作をLINEのサービス上で完結できる予約管理システム。ユーザーを自動認識して、会員登録やログイン不要で予約ができるようになるので、取りこぼしを防ぐのに役立つ。
既存LINE公式アカウントの機能や友だちを継承して、予約機能を追加できるので導入ハードルが低い点もポイント。来店忘れを防止するために、前日か当日の朝にメッセージを自動送信するリマインダー機能なども搭載。
店舗やスクールの予約管理は、一件ずつ手作業で対応していると膨大な時間がかかってしまいます。特にWeb、メール、電話など連絡手段もバラバラだと、受け付けから入力、整理と作業が多く、ミスも発生しがちです。
予約管理システムを導入すると、連絡手段を問わず予約を一元管理できるようになります。24時間365日受付が可能になるため、利用者側の使い勝手も向上。更に、顧客情報をデータベース化できるため、新たな戦略にもつなげられるでしょう。
予約管理システムは搭載されている機能によって、以下の3つのタイプに分けられます。
また、予約管理システムを選ぶ際には、以下の4つのポイントをチェックしましょう。
(1)自社サービスとの親和性
(2)予約条件の柔軟性
(3)顧客管理機能の充実度
(4)多店舗管理機能の充実度
予約管理システムは無料のプランやお試し利用を用意している製品が多く、また導入の難易度も低いため、自社のサービスにフィットしているか試してみながら最適な製品を探してみることをおすすめします。
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