最終更新日:2019-05-11
こんにちは。ちそう株式会社の山本です。今回は、以前「プレスリリースの書き方|社外広報のアウトカムを意識した作成と展開」で触れた、記者クラブへの投げ込み方を書いていきたいと思います。
紹介するのは、東京にある二つですが、記者クラブは、業界や地域でも構成していることがありますので、一度、自社に関連する記者クラブがないか、調べてみると良いと思います。場所は、大きな自治体庁舎、業界団体の入居するビルなどにあることが多いので、庁舎案内などから調べてみる方法もあります。特に、自社に適した記者クラブが見つからないときは、掲載してもらいたいと考えているメディアに聞いてみることもお勧めします。
(最寄り;都営大江戸線「都庁前」駅)
都庁記者クラブは、東京都庁の6Fにある記者クラブです。都庁記者クラブの加盟社は、読売新聞や朝日新聞などの一般紙、日本経済新聞等新聞、NHKやテレビ東京フジテレビなどテレビをはじめとする主要なメディアで、各メディアの記者が詰めています。
主に、政治、都政などを担当する記者が詰めていますが、中小企業やスタートアップも担当している記者もいます。この記者クラブへリリースを投げ込んで、話題になった企業、サービスも多数ありますので、コストを掛けずにできることとして、やっておいて損はないと思います。
都庁記者クラブへのプレスリリースの投げ込み手順は以下の通りです。
これで終了です。記者クラブに詰めている加盟社の数は変わることもありますので、大目に準備するか、年に1回程度、事前に都庁代表電話(03‐5321‐1111)に電話して、記者クラブの幹事社に必要部数を確認するとよいと思います。
(最寄り:東京メトロ東西線/日比谷線「茅場町」駅)
もう一つは、東京証券取引所内にある兜クラブです。兜クラブも都庁記者クラブ同様、ベンチャー、中小企業担当の記者も詰めています。ここでは、次のような手順で投げ込みを行います。
上記手順は、入口に手順を書いた紙が置いてあることもあるので、参考にするとよいと思います。
記者クラブの場所は、Webでも調べることができますが、投げ込み(投函)の手順はあまり明示されていないことが多いので、二つだけですが、できるだけ詳細に書いてみました。記者クラブへの投げ込みは、すぐに成果が出るものではないものの、数多くのリリースを見る記者に対して、流し見になりがちなメールと違い、物理的に視認してもらう機会を作る効果があります。まだ実施されていない方は、交通費以外のコストもかからないことですし、ぜひ、やってみてください。
執筆者:山本 智(ちそう株式会社 代表取締役/PRSJ認定PRプランナー)
東証一部部品メーカー、マザーズ上場マーケティング会社での広報経験を経て、2017年11月にちそう株式会社を設立。10年以上の広報経験と大学、大学院で専攻していた科学を組み合わせた事業、Think Squares Project、事業活動で得た知見と広報経験による、広報・PR支援を事業として行っている。
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