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画像生成AIの比較9選。特徴やコスト、選び方は?【比較一覧表つき】

画像生成AIの比較9選。特徴やコスト、選び方は?【比較一覧表つき】

最終更新日:2025-06-20

画像生成AIに興味があり、基本的な使い方や各ツールの違いを知りたい方へ。画像生成AIの概要や利用目的と活用法、商用利用と注意点、タイプと選び方、比較のポイント・一覧表と合わせて、おすすめの画像生成AIを利用目的別に紹介します。

目次

画像生成AIとは?

画像生成AIとは、テキストや画像などのプロンプトを入力することで、ユーザーがイメージする画像を生成するAIツールの総称です。「人間」「動物」といったテーマはもちろん、色や形、テクスチャ、場所、背景、雰囲気、光源、カメラアングル、「写真風」「イラスト風」「水彩画風」といったスタイルなど、様々な情報を具体的に盛り込むことで、よりイメージに近い画像を生成できます。

「画像生成AIの使い道」で後述する通り、低コスト・短時間で高品質な画像を作成できる画像生成AIは、個人・法人を問わず幅広いシーンで活用されています。特に、ビジネスにおいて効率的かつ短時間でデザインを作成したいシーンや、アイデア・インスピレーションを得たい場合に有用です。

ただし、便利さと同時に、モラルある利用の重要性も指摘されています。特に、一見してAIによる生成物であると判断しにくい画像の場合は、AI生成物であると明記するなど注意が必要です。版権キャラクターや著名人に似せた画像の生成は避けるなど、著作権や知的財産権、肖像権などに配慮し、各ツールの利用規約と制限事項を守って適切に利用しましょう。

画像生成AIは無料で使える?

多くの画像生成AIは有料ですが、中には「Stable Diffusion」「ImageFX」など無料のサービスや、充実した内容の無料プランを提供している「ChatGPT」「Gemini」「Copilot(コパイロット)」などがあります。生成できる枚数や品質、使用できるAIモデルなどが制限されているものの、「画像生成AIの性能を試してみたい」「趣味の範囲で画像生成を楽しみたい」といったシーンで活用できます。

無料で使えるサービス 無料で利用するための条件・制限
Stable Diffusion
  • OSSなので原則無料
  • Stable DiffusionをベースにしたWebサービスを利用する場合は、付与されるクレジット・トークン数に応じた無料生成が可能
  • ローカル環境で利用する場合は無料かつ無制限。ただし、高スペックなPCが必要
  • 商用利用には有料版へのアップグレードが必要
ImageFX
  • 条件・制限は特になし
  • 商用利用の可否については明言なし
ChatGPT
  • 主要な利用可能モデルは「GPT-4o mini」。「GPT‑4o」「o3‑mini」も制限つきで利用できる。
  • 画像生成の枚数、処理速度、解像度などに制限あり。混雑時は優先度が低くなるため待ち時間が発生する
Gemini
  • 全モデル利用できるものの、最上位モデルには制限あり
  • ストレージ容量15GB(「Google AI Pro」プランは2TB)
  • 商用利用の可否については明言なし
Copilot
  • 生成回数や品質に制限あり
  • 商用利用の可否については明言なし

 

画像生成AIの使い道

画像生成AIは様々な用途・目的で利用が進んでいます。「広告・マーケティング」「教育」分野のように生成物そのものを役立てるケースや、「デザイン」業界のようにアイデア出しを支援するツールとして利用されるケースもあり、活用法は様々です。

主な使い道の例として、以下が挙げられます。

広告・マーケティング
  • 広告バナーやSNS投稿用のビジュアル素材
  • 複数パターンの画像生成によるABテストの実施
デザイン
  • グラフィックデザインにおけるロゴやアイコンの案出し
  • プロダクトデザインなどに必要なコンセプトスケッチの生成
  • 建築パースや室内レイアウト案の生成
教育
  • 教科書や教材の挿絵作成
  • 提示したいテーマに沿った図解やイラストの生成
  • 生徒の年齢・理解度に合わせたカスタマイズ教材の作成
医療
  • X線写真やMRI画像の鮮明化・補完
  • 解剖図や病状説明図など、患者向けの視覚資料の自動生成
研究・科学技術
  • 実験データに近い合成顕微鏡画像の大量生成・分析
  • 遺物の復元イメージ、古写真のカラー化

 

画像生成AIは商用利用できる?

後述の「画像生成AIの比較のポイント(一覧表つき)」で詳述するように、商用利用の可否や料金の有無、「クレジット表記が必要」といった利用条件は、サービスごとに異なります。万一規約に違反した場合には、使用権が失われる可能性もあるため、利用規約やコンテンツポリシーの事前確認が必要です。

加えて、冒頭で説明したように、画家・漫画家・イラストレーターなど特定のクリエイターの画風に酷似した画像の生成は控えましょう。生成物自体が著作権や知的財産権の侵害となり得るのはもちろん、AIに画像データを学習させること自体が、著作権の侵害と判断される恐れがあります。

現在の日本では、営利・非営利を問わず、AIの機械学習に既存作品を用いることに罰則は設けられていません。しかし、近年アメリカでは、作品をAIの学習データとして使用されたアーティストが集団訴訟を起こし、一部訴因について審理継続が認められています。

このように、たとえサービス自体が商用利用を許可していても、以下の2点に気を付けて利用する必要があります。

  • モラルや責任を問われるのは利用者・企業であること
  • 軽はずみな行動がSNSでの炎上などトラブルや、企業のイメージダウンに簡単につながること

 

画像生成AIのタイプと選び方

画像生成AIは、生成できる内容ごとに2タイプに大別できます。

1.画像生成に特化したタイプ

画像生成に特化した機能を備えるタイプ。テキスト生成やディープリサーチといった機能を持たない一方、フィルターや背景リムーバー、生成塗りつぶしといった、高度な画像編集機能を搭載しています。「生成AIを使って画像を作りたい」「イメージ通りの画像を手早く生成したい」といった場合におすすめです。

たとえば「Midjourney」は、商用利用に対応しているほか、高品質な画像を生成できるサービスです。テキストによるプロンプト入力のほかに、写真や画像をプロンプト化する「Describe」機能を搭載。好きなキャラクターや、イメージの雰囲気が伝わる画像などを用いれば、よりユーザーのイメージに近いイラストを生成できます。加えて、気に入った画像に「いいね」をつけたり、ランクづけをしたりすることで、AIが個人のスタイルや好みを学習する「ムードボード」機能も搭載。

「Describe」機能は、アップロードした画像を分析したうえで、説明文やフレーズが提案されるため、「そもそもどんなプロンプトを入力すればいいかわからない」といった場合にも有効です。以降のプロンプト作成に活用できるほか、インスピレーションの獲得にもつながります。

2.画像以外も生成できる汎用タイプ

画像以外も生成できる汎用性の高いタイプ。テキスト生成や画像生成、ディープリサーチといった幅広い機能を搭載した、「ChatGTP」や「Gemini」といったサービスが該当します。汎用タイプとはいえ、高品質な画像を生成できるのが特徴です。

特に「ChatGTP」では、2023年リリースの画像生成モデル「Dall-E 3(ダリ・スリー)」をベースに、2025年3月には新たなモデル「4o Image Generation」を統合。「ChatGTP」上でテキストを入力するだけという直感的な操作で、画像を生成できます。

アップデートにより、日本語テキストの正確なレンダリングや、プロンプトへの忠実性が向上。「ChatGPT」が文脈を理解して、よりイメージに近い自然な画像を生成・提案できるようになりました。「マルチターン生成」によって段階的な調整もできるようになり、「色味を明るく」「オブジェクトを削除」といった対話を重ねることで、イメージ通りの画像を完成させられます。

また、アップロードされた画像や、チャットの文脈などが固有のナレッジベースに蓄積されることから、世界観やキャラクターデザインを保持して一貫性のあるビジュアルに仕上げる連続生成にも対応。特定の世界観で同じキャラクターを動かして、ゲームや漫画、小説といったコンテンツを作成できます。

 

画像生成AIの比較のポイント(一覧表つき)

上記の2つのタイプに加えて、以下の4ポイントに留意して比較検討することで、利用目的に合った画像生成AIが選びやすくなります。4項目をまとめた一覧表とともに解説します。

1.出力指示の種類

テキストのみの指示では、思い描いたイメージを表現しきれないことも。その場合、上記「1.画像生成に特化したタイプ」で紹介した「Midjourney」のDescribe機能のように、テキスト以外で指示ができるサービスであれば、表現の幅が広がります。ただし、既存の画像をイラスト化する場合は、元画像の著作権に留意する必要があります。

たとえば「NovelAI」は、テキストプロンプトに加えて、画像サイズや生成ステップ数をパラメーターで設定可能。高度な編集機能も備えており、「任意の画像の特徴を新しい画像に反映する」「生成した画像の一部に修正・ディテールを追加する」といった機能で、きめ細やかな調整ができます。

2.商用利用の可否

生成した画像を広告やコンテンツに利用したい場合は、商用利用可能なサービスを選ぶ必要があります。

たとえば「Midjourney」「Stable Diffusion」は、有料会員であれば商用利用が可能。「Canva」の場合は、作成したデザイン・画像をWebサイトやSNS、広告などで利用でき、クレジット表記も不要です。ただし販売できるのは、サービスが提供するデザイン素材を十分に編集した、クリエイティビティの高いコンテンツのみ。サービスが提供するテンプレートそのままであったり、AIが生成した画像そのものであったりと、オリジナリティに著しく欠けるデザインは商用利用が認められません。

一方で、「Adobe Firefly」のように商用利用を推奨しているサービスもあります。「Adobe Firefly」では、AI学習には許可されたコンテンツのみを用いる、コンテンツの所有権や作成方法の透明性を確保するなど、クリエイターの権利に配慮した生成AIモデルを活用。商用利用に適した、高クオリティな画像・動画を生成できます。

3.画像生成にかかる費用

多くの画像生成AIは定額課金制で、生成量に応じたプランを用意しています。サービスを選ぶ際は、1カ月あたりの生成枚数の目安と、費用感をもとに検討しましょう。定額課金内のクレジットを使い切った場合、多くのサービスは追加購入に対応しています。ただし中には、「Canva」のように1カ月あたりの生成枚数が決まっているサービスもあるため注意が必要です。

各サービスの費用感については、下記の一覧表をご参照ください。HD画質(1920✕1080pixel)で1,000枚生成した場合の月額費用をまとめています。

4.日本語テキストへの対応

ポスターやチラシ、サムネイル画像など日本語を含む画像を生成したい場合は、日本語テキストの出力に対応したサービスを選ぶことで、文字入れの手間が省けます。

今まで多くの画像生成AIでは、日本語テキストの出力に対応していませんでした。しかし、バージョンアップした「ChatGPT」では、日本語を含む画像の生成が可能に。「明朝体風」「ゴシック体風」といった大まかなフォントの指定や、複数のフォントが含まれた一枚絵の作成などに対応しています。同様に、「Gemini」の有料版や「Copilot」も、日本語を含む画像を出力できます。

一方で、「プロンプトの練度を上げて精密な指示を行う必要がある」「フォントの細かな指定ができない(自然な日本語フォントに見えない)」といった課題も。こだわりを持ってコンテンツを制作したい場合は、編集機能に強みを持つサービスを選ぶのも一手です。たとえばポスターやチラシなどのテンプレートが多くそろう「Canva」で画像を生成し、テキスト部分をデザイン機能で編集すれば、フォントやフレームの種類や位置など、細部までこだわりながら作品を仕上げられます。

なお、プロンプト入力においても、日本語対応への可否はサービスごとに異なります。日本語で指示を出すことで、より細かなニュアンスにこだわりたい場合は、日本語でプロンプト入力ができるサービスを選ぶのがおすすめです。

本記事で紹介する9つの画像生成AIについて、上記の4項目をまとめました。

サービス名 ①出力指示 ②商用利用 ③費用(HD画質・月1,000枚の場合) ④日本語テキスト入力/出力の対応
Midjourney
  • プロンプト
  • 画像
有料会員は可能
※現在は有料版のみ
月額30ドルで1,000枚相当(Standardプランの場合) -
Stable Diffusion プロンプト 有料会員は可能 月額20ドル+クレジット10ドル 拡張機能などで対応
Adobe Firefly
  • プロンプト
  • 画像
可能 月額1,580円で2,000枚(Firefly Standard版の場合) 入力に対応
Canva プロンプト 可能 月額1,180円で500枚まで(プロプランの場合)
※有料プランはいずれも上限500枚/名
入力に対応
NovelAI プロンプト 可能 月額25ドルで無制限(オーパスプランの場合) 入力に対応
ImageFX プロンプト 明示なし 無料
※2025年6月現在
入力に対応
ChatGPT
(4o Image Generation)
プロンプト
(チャット形式)
可能 月額20ドルで無制限(ChatGPT Plusの場合) 入力/出力どちらも対応
Gemini
(Google Imagen3)
プロンプト
(チャット形式)
明示なし 月額2,900円、枚数明記なし(Google AI Proの場合) 入力は対応
出力は有料会員のみ
Copilot プロンプト
(チャット形式)
明示なし 月額3,200円、枚数明記なし(Microsoft Copilot Proの場合) 入力/出力どちらも対応

 

主な画像生成AI(画像生成に特化)

Midjourney(Midjourney, Inc.)

Midjourney公式Webサイト

(出所:Midjourney公式Webサイト)

画像に特化したAI生成サービス。リアル調や絵画調、アニメ調、3Dモデル調など、様々なタッチに対応し、芸術的で洗練された画像を高精度で出力する。画像をプロンプト化できる「Describe」機能のほか、プロンプト作成を支援する「ドラフトモード」など、独自の機能を搭載。WebのほかDiscordでも使えるため、コミュニティ内での画像公開やリミックスも人気。
2023年に無料版が廃止され、現在は生成画像を商用利用できる有料プランのみを提供。生成画像の枚数は、画像を高速生成できる1カ月あたりの時間「Fast GPU Time」をもとに変動する。生成画像の著作権はユーザーに帰属し、商用利用もできるため、広告、デザイン、商品開発など、様々な場面で活用が進んでいる。

  • 料金:月額10ドル〜(Fast GPU Timeが月3.3時間のBasicプランの場合)

サービス詳細へ

Stable Diffusion(STABILITY AI LTD)

Stable Diffusion公式Webサイト

(出所:Stable Diffusion公式Webサイト)

オープンソースのサービスとしてリリースされ、Webもしくは高スペックのローカル環境で利用できる生成AIツール。緻密でリアルな画像生成を得意とするほか、写真風、絵画風、ラインアートなど多彩なスタイルの画像をスピーディーに出力する。高い品質と解像度、プロンプトの忠実性によってプロクオリティの画像を生成。商品広告やバナーなどにも使用されている。
画像編集APIを活用すれば、余計なオブジェクトの消去や書き込み、画風の変換なども容易。画像のほか、動画や3Dオブジェクト、オーディオの生成にも対応している。
年収100万ドル未満のユーザー向けに、コミュニティライセンスを無料で提供。商用利用をしたい場合は、有料の「エンタープライズ」ライセンスが必要となる。

  • 料金:無料(コミュニティライセンスの場合) ※有料プランあり

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Adobe Firefly(アドビ株式会社)

Adobe Firefly公式Webサイト

(出所:Adobe Firefly公式Webサイト)

著作権や知的財産権に配慮した設計で、安全に商用利用できる生成AIソリューション。ベクターを含む画像や動画を、テキストや画像から素早く生成。プロンプトに忠実に対応し、幅広い絵柄とエフェクトでイメージに近い画像に仕上げられる。
「シーンから画像生成」機能を使えば遠近感の調整が可能。建築のコンセプト画や、インテリアデザインのモックアップといった正確な構造理解が要求されるシーンで役立つ。Adobe製品との連携も強みで、「Adobe Express」「Photoshop」「Adobe Stock」などと直接連携できる。また、音声翻訳と生成AIを使用し、20以上の言語に対応した動画の翻訳機能も搭載。SNSコンテンツから研修用の動画まで幅広く活用できる。

  • 料金:月額1,580円〜(Firefly Standard版の場合) ※無料プランあり

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Canva(Canva Pty Ltd)

Canva公式Webサイト

(出所:Canva公式Webサイト)

画像や写真、テキスト生成に加えて、デザイン作成に強みを持つグラフィックデザインツール。会話型AIアシスタント「Canva AI」を備え、ブレインストーミングからコンテンツ構築・設計、ビジュアル生成、デザインまで、一つのインターフェイス上で完結できる。
日本語でのプロンプト入力ができるほか、写真のような写実的な画像から、アニメ、絵画、水彩画など、幅広いタッチが選べる。また、生成した画像に文字を載せるといった編集機能も充実している。画像・グラフィック生成は有料プランでのみ提供し、毎月500クレジット/名が付与される仕組み。ほか、コードや文書のAI生成も可能。

  • 料金:月額1,180円〜(プロプランの場合)

サービス詳細へ

NovelAI(Anlatan Inc.)

NovelAI公式Webサイト

(出所:NovelAI公式Webサイト)

アニメ風のイラストおよび小説の生成に強みを持つAIツール。ブラウザ上で手軽に使え、直感的な操作で高品質なイラストを出力する。複数のキャラクターの生成や、画像の一部修正をはじめとした高度な編集、仕上げのための最終調整といった機能を備えるほか、インスピレーションを刺激する機能も充実。ゲームやアニメ、動画、NFT制作のサポートツールとして活用される例が多い。
料金プランは「テキスト生成のみ」「画像生成のみ」「両方」のサブスクプランがそれぞれ3パターンあるほか、サービス内通貨「アンラス」を用いた都度課金にも対応。画像生成に必要なアンラスの数は画像サイズによって異なり、大量の画像生成を行いたい場合は、枚数に制限がない最上位の「オーパス」プランがおすすめ。

  • 料金:月額10ドル〜(タブレットプランの場合)

サービス詳細へ

ImageFX(Google LLC)

ImageFX公式Webサイト

(出所:ImageFX公式Webサイト)

Google社が提供する無料の画像生成ツール。グーグルアカウントでログインするだけで直感的に操作できる。プロンプト次第で幅広い画風の画像を生成できるが、特に写真のようにリアルなタッチに強みを持つ。プロンプトの候補を自動提案する「Expressive chips」機能を使えば、より精度の高い指示も容易。生成画像にはウォーターマーク(電子透かし)が自動で入るため、AI画像であることが明示され、不正や著作権侵害の防止に役立つ。
1日に生成できる枚数に上限があり、商用利用についての明言がないため、個人の趣味の範疇での利用がおすすめ。

  • 料金:無料

サービス詳細へ

 

主な画像生成AI(汎用タイプ)

ChatGPT(OpenAI, Inc.)

ChatGPT公式Webサイト

(出所:ChatGPT公式Webサイト)

自然なテキスト生成やコード生成に定評のある、チャット形式の生成AIサービス。有料会員を中心に利用できる最新モデルのGPT-4では、より自然かつ共感的な対話、正確性の向上、多言語でのテキスト入力による画像生成などを実現している。
画像作成では、対話を繰り返しながらプロンプトを入力することで、文脈に沿った自然な画像を生成・提案。一貫性の保持により、小説や漫画、ゲーム制作のサポートツールとしても役立つ。ラフ画からの生成や既存イラストの改良にも対応し、生成した画像は商用利用できる。
更に、テキストと画像の双方に対応したマルチモーダル機能や、画像入力・画像からのテキスト抽出、コード生成といった機能も搭載。

  • 料金:月額20ドル〜(ChatGPT Plusの場合) ※無料版あり

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Gemini(Google LLC)

Gemini公式Webサイト

(出所:Gemini公式Webサイト)

テキストやコード、音声、画像など様々な情報やタスクに対応した対話型のマルチモーダルAI。日本語をはじめ40以上の言語に対応し、日本語プロンプトでの画像生成が可能。GoogleアカウントがあればWebブラウザから簡単に利用でき、複雑な調査や分析、レポーティングをAIが行う「ディープリサーチ」、対話型ワークスペース「キャンバス」といった機能も備える。また、Google Workspaceと連携できる点もポイント。
無料版では、「ImageFX」と同様に1日に生成できる画像に制限があるほか、有料版と比べてプロンプト理解の精度や、画像解像度などがやや落ちる。

  • 料金:月額2,900円~(Google AI Proの場合) ※無料版あり

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Copilot(日本マイクロソフト株式会社)

Copilot公式Webサイト

(出所:Copilot公式Webサイト)

OpenAI開発の生成AIモデルを搭載した、対話式のAIアシスタントシリーズ。ビジネス向けの「Microsoft 365 Copilot」、個人向けで無料の「Microsoft Copilot」、コーディングをアシストする「GitHub Copilot」などから成り、環境やニーズに合わせてカスタマイズできる。
Webブラウザやアプリ、Windows 11に付随する「Copilot in Windows」などから、簡単に画像が生成でき、無料版でも1日15回程度の高速生成が可能。日本語でのプロンプトにも対応して、ファンタジーやアニメ風、アート風など多様なタッチの画像を生成できる。
ほか、テキスト生成や音声会話、Office製品との連携などにも対応。Excelのデータ分析やPowerPointでのプレゼン資料作成などを効率化でき、ビジネスシーンでも役立つ。

  • 料金:月額3,200円〜(Microsoft Copilot Proの場合) ※無料版あり

サービス詳細へ

 

まとめ

画像生成AIは、テキストやなどでの指示(プロンプト)をもとに、画像を簡単に生成できるAIツールの総称です。様々な画風や効果をプロンプトのみで指示でき、低コスト・短時間で高品質の画像を作成可能。多くの画像生成AIは有料ですが、中には完全無料のツールや、無料プランでも機能が充実しているツールもあります。

商用利用できるツールもあるため、「広告・マーケティング」「教育」分野では生成物そのものを利用したり、「デザイン」業界ではアイデア支援ツールとして利用されたりと、活用法は様々。ただし、商用利用の可否や料金の有無、「クレジット表記が必要」といった利用条件は、サービスごとに異なります。万一規約に違反した場合には、使用権が失われる可能性もあるため、利用規約やコンテンツポリシーの事前確認が必要です。

たとえサービス自体が商用利用を許可していても、以下のポイントに留意して利用する必要があります。

  • モラルや責任を問われるのは利用者・企業であること
  • 軽はずみな行動がSNSでの炎上などトラブルや、企業のイメージダウンに簡単につながること

画像生成AIは、生成できる内容ごとに2タイプに分けられます。

  1. 画像生成に特化したタイプ
  2. 画像以外も生成できる汎用タイプ

加えて、以下のポイントに留意することで、利用目的に合った画像生成AIが絞り込めます。

  1. 出力指示の種類
  2. 商用利用の可否
  3. 画像生成にかかる費用
  4. 日本語テキストへの対応

画像生成AIを適切に使うことで、利用目的に応じた画像を手間なく、低コストで、スピーディーに入手できます。本記事を参考に、ぜひ画像生成AIの導入を検討してみてください。

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