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データセンターの運用監視業務を効率化する方法とサービス

データセンターの運用監視業務を効率化する方法とサービス

最終更新日:2021-03-08

運用監視の業務効率を上げたい、人件費・電気代を節減したいとお考えの担当者は必見です。業務を自動化するとしたらどんな方法があるのか、どのようなツールを導入するといいのか、分かりやすくご紹介します。

目次

データセンターの運用監視業務とは?

データセンターの運用監視業務とは、サーバーやネットワーク機器などのIT機器を安定して稼働させるために電源・ネットワーク・温度などセンター内の環境を適切に管理する業務のことを言います。具体的には、以下のような業務が存在します。

<定型業務>

稼働状況の監視
運用監視の中で最も日常的な業務です。サーバーやネットワーク機器が正常に動作しているかを判断する「死活監視」、CPUやメモリの使用率を調べる「性能監視」などがあります。監視ツールを用いたメールやSlackなどへの通知、監視ツール上でのステータスの目視確認のほか、センターを巡回してサーバーのLEDの点灯状況や温度確認を行う監視も存在します。

監視ツールの設定
監視ツールを用いてサーバーやネットワーク機器などの稼働状況を監視する場合に必要な業務です。監視ツールを利用すればモニター上で状況を把握することができますが、そのためには機器ごとに綿密な設定作業が必要です。監視項目やレポーティング方法は機器ごとに異なるため、データセンターの規模が大きくなるほど、設定の負担が大きくなるという実情があります。

異常発見時の対応
異常が検知された場合には、早急に原因調査と復旧対応を行わなければなりません。対応マニュアルにそって一次対応を行った後、それでも復旧が難しい場合は、エスカレーション対応を行ったり、契約保守ベンダーへ連絡を行ったりします。異常発見時と復旧時に、顧客にメール等で連絡を行うのも業務の一つであり、頻繁にアラートが鳴るようだと、それだけでも大きな負担になります。

空調管理
センター内の温度を適切に保つための業務です。冷気が十分に行き渡らなかったり、冷却に偏りがあったりすると、センター内に局所的な高温部が発生したり、電気代が高額になってしまったりする恐れがあります。その時々の外気や室内温度・機器の稼働状況・空調機の処理能力など様々な要素を踏まえた上で、無駄の出ないように空調機を設定・稼働させていく必要があります。

<非定型業務>

業務改善活動
リスクを最小限に抑えるためには、起こったことにだけ対応するのではなく、障害を未然に防ぐための働きかけが必要です。たとえば、性能監視でサーバーのCPUやメモリの使用率が高くなっていることに気づいたら、遅延が発生するリスクに備えて「早急にサーバーの台数を増やした方がいい」など、状況に応じた改善提案をしていくことが考えられます。

電力コスト削減活動
みずほ情報総研株式会社が行った調査*(経済産業省委託調査)によれば、日本のデータセンターの電力コストは他国に比べて相対的に高く、それを理由に大規模データセンターを国内ではなく、米国ワシントン州に稼働している大手インターネット会社があるほどです。データセンターにとって、電力コストの節減は喫緊の課題と言えるでしょう。無駄な電力消費を抑えるためには、細かな温度制御に加えて、「どういう空気の流れにすると熱効率がよくなるか」など、様々な視点から分析・改善提案が考えられます。
*平成 29 年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備

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データセンターの運用監視業務を効率化する方法

データセンターは24時間365日、昼夜問わず運営されており、有事の際には即時の復旧が求められます。従来は有人監視がメインでしたが、その分「属人的で業務効率が上がらない」「ヒューマンエラーが避けられない」などの課題が指摘されてきました。

近年では、監視ツールを導入し、自動化することで業務効率・コスト削減を図る企業が増えています。今回は「具体的にどうすればいいかよく分からない」という方向けに、以下3つの自動化の方法をご紹介していきます。後半部に、具体的なツールも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

サーバーやネットワーク監視の自動化

サーバーやネットワーク機器などの稼働状況をアナログなやり方で確認・集計している場合にお勧めです。監視ツールを導入すると、リアルタイムでモニター上から確認できます。障害発生時の原因究明・早期回復だけでなく、そこで得たデータを分析・レポーティングすれば、「いつ頃サーバーリソースの追加が必要になりそうなのか」などデータセンターの効率的な運営にも役立ちます。

既に何らかの監視ツールを導入しているものの、状況によっては「サーバー監視ではこのツール、ネットワーク監視はこのツール、パブリッククラウドはこのツール…」というように使い分けている場合も考えられます。規模が小さいうちは問題ありませんが、50台以上の規模や複数の環境が混在すると、その都度画面を切り替えながら確認したり、監視項目を設定したりするのは手間です。一つのツールで全て監視できる統合監視ツールを利用することをお勧めします。

LED目視の自動化

センターを定期的に巡回して、LEDランプからサーバーの稼働状態や通信状態を確認しているような場合には有用です。何百台もの機器を目視で確認するのは大きな負担ですし、見逃し・見落としの恐れもあります。そもそも、ランプの点灯状況や色を確認するためだけに、わざわざ人を常駐させたり、派遣したりするのは考えものです。自動化することで、人件費の削減・業務効率の向上、更に働き方改革も期待できます。

たとえば、サーバーの扉部分にカメラを設置して、LEDランプの点灯状況を24時間体制で監視できる「LED監視自動化サービス(TOKAIコミュニケーションズ)」ならリアルタイムで異常検知ができるので、スタッフがわざわざ巡回する必要もありません。離れた場所でもモニターを通じて稼働状態・通信状態を確認することができるため、遠隔地にある無人中継設備などの監視にも有用です。

空調制御の自動化

スタッフが一日に何度も見回り・温度計測を行って、空調機の温度の上げ下げ、風量や風向きを調整しているような場合にお勧めです。IT機器の障害を防ぎ、安定稼働させるにはセンター内の温度を最適化することは不可欠ですが、現行では属人的な経験・勘に頼っている部分が大きいのが実情です。業務の効率化はもちろん、エンジニアの採用難を懸念するのであれば、AIとIoTを用いて空調制御を自動化させるのも手です。

たとえば、「Smart Facility Manager(株式会社TOKAIコミュニケーションズ)」なら、IoTセンサーを用いて1分間隔でサーバーの温度をモニタリング可能です。モニターを通じて温度分布・温度変化を一目で把握することができ、蓄積したデータを利用すれば最適温度に保ったり、特定の箇所をピンポイントで冷却したり、空調を自動制御することもできます。最大30%もの大幅な電気使用量の節減が期待できます。

 

データセンターの業務効率化を進める上での注意点

自動化することでどのようなメリットが得られるか、概ねご理解いただけたと思います。ただし、自動化ツールは「手動で切り替え」「巡回による目視」「勘頼りの空調制御」などの業務を効率化することはできますが、その一方で「新しい運用フローに慣れる」「機器を使いこなす」必要も出てきます。

また、コストに関しては、ツールの導入費用や設定・運用負担も計算しなければならないため、「すぐに削減効果が出るとは限らない」ということを覚悟しておきましょう。むしろ自動化することで生まれた余裕を生かして「改善提案・施策が打てる」「教育研修などに力を入れられる」など、長期的なコスト削減も視野に入れるべきです。

 

運用監視を効率化するサービス(サーバー監視ツール)

「死活」「性能」を自動で監視できるサーバー監視ツールには様々な種類が存在します。大規模・複数の環境が混在する場合は、「System Answer G3(アイビーシー株式会社)」のようなネットワークとサーバーを一つのシステムで統合監視できるサービスがお勧めです。中には、「Zabbix(Zabbix社)」のように無料で利用できるオープンソースソフトウェア(OSS)のツールも存在します。詳細はこちらをご参照ください。

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運用監視を効率化するサービス(LED監視)

続いて、LEDランプの監視業務を効率化するサービスをご紹介します。

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LED監視自動化サービス(TOKAIコミュニケーションズ)

LED監視自動化サービス

(出所:LED監視自動化サービス公式Webサイト)

クラウドにAIとIoTをかけあわせたLEDランプ監視の自動化サービス。サーバーの扉部分に固定したカメラで、LEDランプの点灯・消灯・点滅状態やRed・Orange・Green・Blueなどの色を撮影。5分間隔で1日288回の頻度で判定し、異常検知時・復帰時には指定のアドレスに自動でメール通知可能。
監視用のラズベリーパイ1台に対して、カメラを最大5台まで接続でき、1カメラにつき最大10個のLEDを監視可能。ミス・漏れ・巡回工数の大幅削減や異常の早期発見が期待できる。担当者も現地まで行かずに、自分のパソコンからアップロードされた映像を見ることで状態を確認できるため、多くのサーバーを管理するサーバールームや遠隔地にある無人中継設備などの監視には最適。

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パトロールクラリス for LED(株式会社コムスクエア)

パトロールクラリス for LED

(出所:パトロールクラリス for LED公式Webサイト)

4,000社以上の利用実績を誇るサーバ・ネットワーク統合監視ソフトウェア「パトロールクラリス」の新たなオプション機能としての、サーバ・ネットワーク機器のLEDランプ遠隔監視ソリューション。カメラによる検知ではなく、カラーセンサーによりLEDの変化を取得する点が特長のため、カメラ検知の場合の焦点距離確保に課題を持つ企業におすすめ。豊富なバリエーションのスマート治具でどんな場所にも簡単に取り付け可能。LEDの点灯パターンの変化度を、AI(機械学習)で算出し面倒な閾値設定なしで、正常→異常の変化を検出できることも特長。

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pmoni(ピーアイシステム株式会社)

pmoni

(出所:pmoni公式Webサイト)

監視対象機器の電源ランプ、ステータスランプ等のLED光を物理的に監視し、色や点灯状態の変化があればアプリケーションと連携して通知。現行のサーバラックの状態を変えることなく、また監視対象機器への改造・ソフトのインストールの必要なく、容易に取付け可能。
特徴はLED光に限らず、あらゆる光源を検知することができるところ。外部の光を物理的に監視するため、古いハブやルーターなどSNMP非対応の機器、IT機器以外も監視可能。様々な機器の稼働状況の監視にも利用できる。色の変化はRGBの値で設定でき、フルカラー(1620万色)のパターンから選択可能。正常・異常の閾値を任意に設定・変更できるため「設備周りの明るさ」「LED光自体の明るさ」の変化にも対応できる。

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運用監視を効率化するサービス(空調制御)

最後に、データセンターの空調制御に関する業務を効率化するサービスをご紹介します。

Smart Facility Manager(株式会社TOKAIコミュニケーションズ)

Smart Facility Manager

(出所:Smart Facility Manager公式Webサイト)

30年以上ものデータセンター運営実績を誇る同社が、長年のノウハウを活かして開発した、サーバールームの環境改善クラウドサービス。IoTセンサーを用いて1分間隔でサーバーの温度をモニタリングし、ヒートマップなどを用いて温度変化を見える化。蓄積したデータを分析すれば「どの時間帯のどの場所で熱溜まり・冷やしすぎなどの温度のバラつきがあるのか」を把握可能。勘や経験に頼らず、データに基づいた運用改善が期待できる。その他、AIに学習・分析させればサーバールーム全体を最適温度に保ったり、特定の箇所をピンポイントで冷却したり、自動制御も実現できる。同社は本サービスを用いて、自社データセンターで空調に関する電力使用量を年間平均で30%以上の削減に成功している。

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SmartDASH(株式会社NTTファシリティーズ)

SmartDASH

(出所:SmartDASH公式Webサイト)

NTTグループが提供するデータセンター用のスマート空調制御システム。温度センサーから計測したホットスポット・コールドスポットなどの情報を収集サーバーに無線でデータ送信し、それを独自アルゴリズムのAIエンジンの自動学習機能で分析。自動で気流の変化を計算し、最適な空調制御を行うことができる。
レイアウト変更やサーバー増設時でも20秒ごとに空調効果の分析・計算を行うことができるため、大事に至る心配がない。既存の空調設備を使用することができるため、短期間での施工が可能。消費電力最大30%削減が見込めるが、同社のICT装置用気流制御システム「アイルキャッピング」と併用することで最大40%削減も可能。

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まとめ

データセンターでサーバーやネットワーク機器などのIT機器を安定して稼働させるためには、適切な運用監視業務が不可欠です。従来は有人監視がメインでしたが「属人的で業務効率が上がらない」「ヒューマンエラーが避けられない」、また24時間365日昼夜を問わず運営されるため「負担が大きい」といった課題が指摘されています。近年では監視ツールを導入し、業務を自動化する企業も少なくありません。

自動化する方法としては「サーバーやネットワーク監視の自動化」「LEC目視の自動化」「空調制御の自動化」の3つが考えられます。それぞれ監視ツールは異なります。優先順位をつけ、自社のデータセンターに合ったものから検討していきましょう。ツールを導入するだけで直ちに業務改善・コスト削減が実現できるわけではありません。長期的な視野に立って運用していくように心がけてください。

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