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Smart Facility Manager|インタビュー掲載

Smart Facility Manager|インタビュー掲載

AIとIoT温度センサーを用いた空調の自動制御により、データセンターやサーバールームにおける空調電力使用量の削減や運用業務の負担軽減を実現するサービスです。見える化・分析ツールによって温度のバラつきなどを把握でき、経験に乏しくても運用改善が可能になります。

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サービス概要

Smart Facility Managerは、AIとIoT温度センサーを用いた空調の自動制御により、データセンターやサーバールームにおける空調電力使用量の削減や運用業務の負担軽減を実現するサービスです。見える化・分析ツールによって温度のバラつきなど把握でき、経験に乏しくても運用改善が可能になります。

「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード 2018」の「ASP・SaaS部門 社会・業界特化系分野」で先進技術賞を受賞。

 

主なポイント

  • リアルタイム監視による見回り工数の削減

温度センサーを用いて1分間隔で温度状況を把握して、グラフ表示するとともに、一定以上の温度に到達した場合はアラート通知ですぐにお知らせします。

  • AIによる空調の自動制御

測定した温度状況から熱源をピンポイントで特定し、AIが学習結果のもと、効率的に自動制御をを行います。それにより、空調が使用する電力量や温度設定の負担が大きく削減されます。

  • 分析ツールによる運用改善の促進

センサーごとの温度だけでなくセンサー間の温度のバラつきが時間帯別にグラフ表示されるので、熱溜まりや冷やしすぎなどのバラつきを解消するための運用の参考にできます。運用の知見や時間がないお客様には、改善点を分析・提案する運用支援メニューも提供しています。

 

事業者インタビュー

AIによる自動制御や改善サイクルの短縮化で電力使用量を30%削減

株式会社TOKAIコミュニケーションズ IoTソリューション推進部のみなさま

株式会社TOKAIコミュニケーションズ IoTソリューション推進部のみなさま

―Smart Facility Managerはどのようなサービスなのでしょうか?

Smart Facility Managerは、IoTの温度センサーを用いてデータセンターやサーバールーム内の温度管理を効率的に制御することで電気代を削減するとともに、運用の負担も軽減させるサービスです。

当社はデータセンター事業者として30年以上データセンターを運営しています。これまで運用担当のエンジニアが自社データセンターの空調管理などを行っていましたが、工数がかかる上に、ノウハウが属人化して伝承しにくい、という問題がありました。そこで、AIとIoT温度センサーを用いて運用の自動化に挑戦したところ、大きな電力削減効果と負担軽減を実現することができました。その技術をさらに発展させて2018年よりサービス化したのがSmart Facility Managerです。

―Smart Facility Managerの強みを教えていただけないでしょうか?

一つ目は、IoTの温度センサーを用いて温度状況をリアルタイムで見える化している点です。温度状況をグラフで見える化するだけでなく、1分間隔でデータを取得していますので、仮にある場所が一定の温度以上になったら、アラートが自動で通知されます。それにより、モニターを見続けて監視する必要がなくなります。

二つ目が、AIによる空調の自動制御を実現している点です。人手での空調制御では、どうしてもムダ・ムラが生じてしまいますし、休日や夜間では管理しきれないという問題があります。Smart Facility Managerは、空調機の稼働状況と温度センサーでサーバルームの温度状況を常時監視し、空調機を自動制御しています。例えば、あるサーバーが高稼働で温度が高くなりすぎた場合にそこをピンポイントで把握し、AIが効率的に冷却を行います。そうすることで、これまで温度変化やサーバーの稼働状況を考慮しながら空調機を設定していた作業がAIによる自動化に置き換わります。

三つ目が、見える化・分析ツールによりデータに基づいた運用改善が行える点です。これまでは経験のあるベテランでないと、外の気温を勘案した温度設定や、風の流れを加味した特定箇所の効率的なサーバーの冷やし方などがわからない状況でした。それに、AIによる自動制御を行っても、どうしても温度管理のムダ・ムラが生じてしまいます。Smart Facility Managerの見える化・分析ツールでは、グラフを見ればどの時間帯のどの場所で熱溜まりや冷やしすぎなどの温度のバラつきがあるのか、またその改善点がわかりますので、勘や経験がなくてもグレーチングの調整箇所などを把握できます。

―Smart Facility Managerの導入効果を教えていただけないでしょうか?

当社データセンターでの実績としては、空調に関する電力使用量を年間平均で30%以上削減することができました。データセンターの電力使用量の削減施策として、省エネの空調機に入れ替える以外に策がないと悩まれているお客様にとって期待の持てるソリューションになっています。

省エネのために工数をかけて空調の運用を行っているケースでは、エンジニアの時間を運用業務以外に充てられるよう、運用工数の削減手段としてご利用いただいています。当社のデータセンターでは空調の自動制御を行っていますので、温度監視や空調設定作業はほぼゼロになりました。

―導入効果を高めるためのコツは何かあるのでしょうか?

AIによる空調の自動制御に加えて、見える化・分析ツールを用いて運用改善を行うと効果がさらに高まります。見える化・分析ツールでは温度センサー間のバラつきなどの問題か一目でわかるようになっています。それに、グラフは1分ごとに更新されますので、何か改善を行った際には、「バラつきが小さくなってきた」のように、その場ですぐに結果を確認することができますので、改善サイクルが短縮化されます。

一方で、問題点を把握できてもどう改善すべきかわからないお客様や、問題点を分析する時間もないというお客様もいます。そこで、問題点の分析や、電力の使用効率を向上させる方法について分析・提案する運用支援サービスをオプションメニューとして提供しています。そうすると、お客様に十分な知見や時間がなくとも、当社の運用の知見を活かしてデータセンターの運用を改善することができます。

―今後はどのようなことに力を入れていくのでしょうか?

Smart Facility Managerでは、空調の温度管理の効率化を通じてデータセンターの省エネを実現しています。その次のステップとしては、空調管理以外のデータセンターの運用業務の改善にも取り組んでいきたいと考えます。具体的には、巡回作業の軽減が挙げられます。

通常データセンターでは、サイレント障害を早期検知するために、エンジニアが定期的に巡回作業を行っています。ただし、巡回するだけでも時間を要しますし、休日や夜間なども巡回しなければならないため、運用担当者にとって負担の大きい業務です。そこで、運用負担を軽減すべく、IoTセンサーやAIを用いた外観監視の自動化の実現に向けてサービス開発を進めています。このように、データセンター内の運用自動化による省力化や無人化を推進していきたいと考えます。

こちらのインタビューは2019年12月に公開しており、記載されている情報が異なる場合がございます。

 

料金

  • お問い合わせください。

 

会社概要

会社名 株式会社TOKAIコミュニケーションズ
代表者名 福田 安広
資本金 12億2,148万円(平成31年4月1日現在)
所在地 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目9番1号 浜離宮インターシティ(東京本部)

 

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