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LED監視自動化サービス|インタビュー掲載

LED監視自動化サービス|インタビュー掲載

画像認識AIでIT機器のLEDランプ監視を自動化するサービスです。 作業員の見回りやスケジュール作成の負担、目視によるミスを削減します。また監視頻度が大幅に増加することで、異常の発生から発見までのタイムラグを縮小し、監視業務の品質向上に貢献します。

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サービス概要

LED監視自動化サービスは、IT機器等のLEDランプ監視を、画像認識AIを用いて自動化するサービスです。USBカメラでLEDランプの動画を撮影して映像解析し、正常状態からの逸脱を検知した場合はメールで通知。撮影した動画はクラウドにアップロードされるため、機器の前に移動することなく自席のパソコンから状態を確認できます。

LED監視の自動化により、巡回などの業務負担や目視によるミスが削減され、監視頻度が大幅に増加し、監視業務の品質を向上します。

サービスご利用イメージ

 

主なポイント

  • 工数削減、タイムラグ縮小、監視頻度増加により、監視品質の向上を実現

カメラで撮影したLEDの動画を画像解析し、LED監視自動化サービスクラウドにアップロード。異常状態を検知した場合には、メールで通知します。
監視作業を自動化することにより、目視による工数や負担、人的ミスが削減されることに加えて、監視頻度も高められるため、異常の発生から検知までのタイムラグを軽減し、監視品質の向上を実現します。

<イメージ>
サービスイメージ

 

  • 複数でも、遠隔地でも、自席にいながらLED監視が可能

監視用ラズベリーパイ1台に、カメラを最大5台まで接続可能。 1カメラにつき最大10個のLEDの監視が可能です。
監視状況はクラウドにアップロードされるため、遠隔地であっても自席にいながら、随時複数のラズベリーパイの監視状況を把握できます。遠隔地にあるSNMP非対応機器のLED監視も可能です。

適用例

 

  • 検知ポイントの柔軟な設定が可能

検知対象LEDを指定し易いユーザーインターフェースの他、設置場所や機器情報などの検知対象LEDを特定するための任意項目、フォーカスや露出値など柔軟な設定が可能なパラメーターが用意されているため、監視の確実性を高めて安心して利用できます。また設定情報はCSVファイルへのインポート・エクスポートが可能です。

 

インタビュー

LED監視業務を簡単自動化!工夫を重ねた画像認識で効率化と品質向上を実現

株式会社TOKAIコミュニケーションズ IoTソリューション推進部 阿部 千尋様

株式会社TOKAIコミュニケーションズ IoTソリューション推進部 阿部 千尋様

―LED監視自動化サービスは、どのようなサービスでしょうか?

LED監視自動化サービスは、画像認識AIを用いてIT機器のLEDランプ監視を自動化する、自社開発のサービスです。

弊社のデータセンターでは、IT機器のLEDランプの監視をサービス提供しています。監視業務はサーバーなどから上がってくる信号の監視がメインですが、異常がその信号に現れないものもあり、目視によるチェックの必要性を感じているお客様も多いのです。しかしこれには相当な人手がかかっており、従来より課題として上がっていましたが、昨今の新型コロナ禍で人手の問題が加速しています。

目視チェックは現場に行かないとできないため、どうにかして効率化できないか、自動化できないかという課題が開発のきっかけとなりました。最初は自社からそうした声が上がり、その後、他社様に話を聞いてみると、同様に自動化したいというデータセンター事業者様が多数いらっしゃったため、弊社が率先して実施しようという流れになりました。

―そもそも目視によるLEDの監視はどういった事情で行うものなのでしょうか?

通常、目視以外の監視では機器の稼働状況の死活監視や、CPUの稼働率やネットワークのトラフィックなどの性能監視を監視ツールでモニタリングしています。ただ、それをしていても現れない、いわゆる「サイレント故障」と呼ばれるエラーもありまして、それがLEDの点灯の仕方に現れる場合があるため、目視の監視をしているという状況です。

弊社のデータセンターサービスでは月次・週次・日次などのタイミングでお客様からご希望をいただいて、どこのLEDがどういう状態であるかを確認するというオーダーを承けて巡回しています。例えば、毎日3回程度にわけて、1回につき何十分もかけて行うという場合があるので、これを自動化・効率化できないかと考えたわけです。同様のニーズを抱えてらっしゃるデータ事業者様は少なくないかと思います。

―LED監視自動化サービスを使えば、それらの作業時間をゼロにできるのですね。

そうです。機械が自動的に決めた間隔でチェックをするようになりますので、人の巡回という工数は発生しなくなります。また、機械が作業しますので、月次・週次・日次などのタイミングより、もっと短い頻度で実施できます。

そのため、例えば異常が発生しているとき、目視の場合は巡回のタイミングでないとわからず、発見までにタイムラグがありましたが、自動化することでタイムラグを短縮できます。つまり、単純に自動化によって工数を削減できるだけでなく、監視の間隔を極小化することで、品質の向上にも繋がるというメリットがあります。

また、クラウド経由で監視できるため、監視ロケーションを選ばないというのも大きいと思います。エラー通知が来た時の点灯状況を、クラウドにアップロードされた動画で確認することもできますから、一か所での集中管理やテレワークなどの多様な働き方に対応可能です。

―開発にあたって苦労した点、こだわった点を教えてください。

開発開始当初は、場合によりLEDランプの検知の結果が微妙に変わってしまうという問題がありました。原因を確認すると、周囲の明るさや撮影する角度によってLEDの光量が変化するということがわかり、オン・オフを判定する際の輝度の閾値を自由に調整できるようにしました。

他にも、認識の精度を高めるためにテストを重ねた結果、暗いLEDや点滅頻度の違いなどの検知を、パラメーターの変更で柔軟に対応できるように工夫をしています。現在も日々、検証環境のなかで多様なパターンを試しつつ、実際のお客様のパターンに対応できるよう、ノウハウを蓄積しているところです。

加えて、コストを下げることにもこだわりました。LEDのランプはかなりの数が一つのサーバーに付いていますし、一つのカメラで映すにも限界があります。カメラを何個付けるかが問題になりますが、そうするとコストが高くなりやすいです。そこで、お客様によりご利用いただきやすいよう、汎用機器を使ってハードの値段を下げるなど、サービス全体のコストを下げるために尽力しました。

―その他にもお客様目線で役立つ機能や工夫はありますか?

わかりやすいユーザーインターフェースもポイントです。運用にあたって、想定した通りの監視内容を、そのまま設定として楽に落とし込めるような作りにしてあります。また、検知ポイントも指定しやすいよう、マウスのカーソルをクリックしたところが検知対象になるようにしたり、露出や輝度の閾値をお客様の環境によって自由に変えられて、なおかつ変更もレクチャー不要なくらい簡単にしたりと、設定の自由度をかなり高くしました。

―どのようなお客様に向いたサービスなのでしょうか?

まず我々と同じデータセンター事業者など、多数のサーバーやネットワーク機器を自社で管理している事業者様ですね。また、キャリアやCATV事業者など、複数の遠隔拠点に監視対象機器を持つ事業者様にも相性がよいと思います。それ以外にも、ネットワークに載せられない機器の監視を行いたい事業者様がターゲットになってきます。

導入の目的としては、LED監視業務をサービスの一環として提供するにあたって利用したいという場合と、自社の作業員の負担を減らしたいという場合が考えられます。ですので、こういったニーズを抱えているお客様が対象です。

―導入して効果が出るのはどういった点でしょうか?

まずは巡回の工数削減です。1回につき何十分という監視業務がなくなります。それに、監視要員をオンサイトに配置しなくてもよい可能性が生まれますので、昨今の働き方改革にもマッチしますし、監視もリモート対応できるようになります。

次にサービスの品質を向上できることです。LEDの見回りのサービスは、1日1回、1週間に1回などの頻度で提供されていると思いますが、自動化することで5分に1回、1日に換算すると288回と、より高い頻度でサービス提供できるようになります。頻度が上がるということは、単純に品質の向上に繋がりますが、こういった品質の高い監視サービスを、安価に提供できるようになる、ということが期待できます。

―導入面で強調したいことはありますか?

監視用ラズベリーパイ1台から導入できるというのは、お客様にとって利便性が高いと思います。少ない出費でお試し利用ができますので、まずは試していただいて効果を確認していただき、徐々に数を増やしていくという導入方法がおススメです。

サービスメニューとして展開する場合も、A社のお客様のひとつのラックだけ自動化するなど、まずは少ない点数でサービス提供するという流れが考えられます。特定のお客様の特定のネットワーク機器のみ自動化にするといった柔軟な対応ができるのも本サービスの導入ポイントだと思います。

―導入にあたってノウハウの習得は必要でしょうか?

マニュアルの提供のみではなく、設置・設定のときに極力不具合や正しく検知できないことがないよう、必要なサポートはさせていただきます。そのため、本サービスの利用者様にノウハウがなくてもすぐに使い始められます。

―今後、力を入れていきたいことを教えてください。

サービスリリースから最初の一年は、できるだけ多くのお客様にまずお試しいただいて、有効性を確認していただくことが重要だと思っています。そして、有効性を実感していただいたお客様に、より多くの場面で利用していただきたいと考えています。

また、LED監視自動化サービスの開発は、これまでに弊社がデータセンターの空調制御のAIに取り組んできた土壌や風土が下地となっています。これからも、自社開発しているAIと、自社でデータセンターをやっているからこそ得られる知見を活かして、様々な自動化の取り組みを行い、データセンター事業者の最先端を目指します。

 

料金

  • お問い合わせください。

 

会社概要

会社名 株式会社TOKAIコミュニケーションズ
代表者名 福田 安広
資本金 12億2,148万円
所在地 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目9番1号 浜離宮インターシティ(東京本部)

 

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