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顔認証の入退室管理システム12選。メリットやタイプ別の選び方

顔認証の入退室管理システム12選。メリットやタイプ別の選び方

最終更新日:2024-08-02

オフィスや工場のセキュリティ強化、入退室の効率化、鍵の運用管理の負荷軽減のために顔認証の入退室管理システムに興味を持っている方へ。機能の概要、メリット、選び方のポイント、具体的なサービスを紹介します。

目次

顔認証の入退室管理システムとは?

顔認証の入退室管理システムとは、目や鼻などの「顔の情報」で本人確認を行い、入退室を管理する技術を搭載したサービスのことです。

顔認証は生体認証技術の一つ。カメラで撮影した顔の画像から、「目」「鼻」「口」「輪郭」などの特徴点の位置をもとにデータベースと照合を行い、本人かどうかを特定します。認証の精度は、AIによるディープラーニングによって向上しています。

顔認証の特徴

顔認証以外の生体認証技術に、指紋認証、掌紋認証、静脈認証、声紋認証、虹彩認証などがあります。

顔認証の特徴は、カメラ以外の専用デバイスが不要で、ほかの生体認証技術よりも手軽に導入できるところ。人の出入りが多く、かつ安全の確保が必要な場所での利用が向いています。

顔で本人確認をするため、ICカードの貸し借りや盗難による「なりすまし」での入退室防止も期待できます。ICカードなど物理的なツールが不要な非接触認証のため、衛生面でも安心です。スマートな施錠管理を可能にすることで、管理者の負担軽減のみならず、従業員の働きやすさにもつながります。

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顔認証の入退室管理システムの機能

顔認証の入退室システムの機能は、細かく比較するとシステムごとに異なりますが、主に以下のような機能を備えています。

開錠を制御 電気錠システムと連携させることで開錠を自動制御
メール通知 管理者や警備員へ入退室情報を通知、塾などの場合は保護者への通知
入退室記録の作成・出力 作成した入退室記録をHTML形式やCSV形式で出力
スケジュール設定 有効期限、入退室エリアの利用時間、休日設定などが可能
コロナ対策 マスク検知機能や体温測定機能
セキュリティ連携機能 顔認証とIDカードの二要素認証、電動シャッター、セキュリティゲート、火災報知器などとの連携
業務連携機能 会員管理システムや勤怠管理システムとの連携

 

顔認証による入退室管理システムのメリット

顔認証による入退室管理システムのメリットを整理すると、主に4つ挙げることができます。

(1)セキュリティの強化

顔認証の最大のメリットは、セキュリティを強化できること。顔による入退室記録の管理によるなりすましリスクが低減に加え、ログに顔情報が残るため、不正入室の抑止にも有効です。指紋や静脈などのほかの生体認証と比べて、入室資格の有無を一目で判断できるので、警備や管理の負荷軽減にも役立ちます。

また、ICカードや社員証といった物理的なツールを使わずに済むというメリットも。紛失・盗難時の対応が不要になるほか、貸し借りなどの悪用リスクの回避にもつながります。

(2)オフィスの入退室の利便性向上

オフィスのエントランスなど、人の出入りが多い場所では、物理的なカードをタッチしていると打刻待ちで混雑してしまうことが。ほかの生体認証と違って、手に荷物を持っていたとしても、スムーズに開錠できるのも、顔認証ならではのメリットです。

また、虹彩認証の場合は機器に瞳を近づける必要がありますが、顔認証の場合は、カメラのある方へ顔を向けるだけで認証できます。

(3)受付業務の効率化

顔情報を登録しておけば、来客者に対しても顔認証システムを活用することができます。特定の来客者が来た際には、担当社員を自動的に呼び出すことも可能。

顔認証で入退室記録を残せるので、受付で情報を記入して担当者に確認するといった業務工数も削減できます。

(4)感染症対策

指紋認証や静脈認証は、デバイスに触って認証を行う必要があります。感染症対策上、衛生面に不安を覚える人は少なくありませんが、都度消毒などするのも大変です。その点、顔認証なら非接触なので、衛生面での不安・リスクを低減できます。

また、顔認証同時に体温測定ができる機能を付加したシステムも。入室時に体温の検知を同時に行うことで、オフィス内での感染症リスクを低減させることができます。

 

顔認証の入退室管理システムのタイプ

顔認証の入退室管理システムには大きく分けて、以下の3タイプに分けることができます。

(1)入退室管理に特化

顔認証での入退室管理に特化したタイプ。シンプルな機能で手軽に導入できるものが多く、オフィスでの利用をメインとしていますが、工場や施設での活用も可能です。

たとえば「workhub顔認証ソリューション 」は大規模な工事をしなくても導入でき、全体のコストを低く抑えることができます。「Safie Entrance2」は、顔情報をクラウドで集約管理しているので、複数拠点で登録済みのユーザー情報を利用することが可能に。

また「WelcomID顔認証」は、電気錠と顔認証システムを連動させることができ、施錠が必要な施設の管理が容易になります。

(2)オフィスの運用効率向上に強み

オフィス内の混雑状況を把握したり、出社時の健康チェックを自動化したりと、オフィスの運用を効率よく行うための機能を備えたタイプ。入退室管理の機能以外にも「職場稼働分析」「来客管理」「人数検知」など機能もあります。

「SECURE AI Office Base」は、入室時に検温とマスクチェック、発熱者は入室STOPアラートを出すなどの健康管理や、職場の混雑度や使用率といった利用状況を把握することができます。

「日立タッチレスソリューション」は、入退室データを勤怠管理システムへ反映させることができ、一元管理が可能です。

(3)受付管理にも強みのあるタイプ

素早く人物を特定できるタイプで、受付業務の簡素化にも寄与するタイプです。顔情報を事前登録することで、当日の手続きを省力化できます。たとえば「FreeiD」は、来訪予定者にアプリを通じて予定表を送信して来客前の作業を効率化したり、来客時に顔認証での受付が完了すると、担当者に来客を通知して呼び出しをスムーズにしたりすることができます。

また、「Bio-IDiom KAOATO」では、顔特徴量データを登録したQRコードを印刷した受験票やIDカードを発行。本人確認をQRコードとその場で撮影した本人の顔画像により行うため、なりすましの防止と同時に本人確認作業の効率化にもつながります。

 

顔認証の入退室管理システムの選び方のポイント

顔認証の入退室管理システムを選ぶ際は、以下の5つのポイントを意識して選びましょう。

1. 認証の精度やスピード

顔認証の精度やスピードは、必ず確認しておくべきポイントです。たとえば、「メガネや髪型が変わるだけで認証を失敗してしまう」「顔の写真や動画で認証してしまう」という不具合が生じないかどうかは、確かめておきたいところ。認証スピードについても、素早く・見落としなく認証できると、エントランスの混雑時に手こずりません。

2. 設置したい場所に設置できるかどうか

顔認証のデバイスを設置する場所に制限がある場合、場所から逆算してある程度サービスを絞り込めます。デバイスは「ウォークスルー型(立ち止まることなく測定ができる)」「タブレット型」「受付設置型」「屋外対応型」など用途に応じてタイプが分かれます。

たとえば、エントランスゲートのように多数の人が出入りする場所で、同時に複数人の認証をスムーズに行いたい場合は、ウォークスルー型が向いています。

3. 効率化したい業務との兼ね合い

どのような業務を効率化したいのかを踏まえて、顔認証の入退室管理システムを検討するのも手です。勤怠管理を効率化したい場合は、自社で使っている勤怠管理システムと顔認証システムの連携が可能かどうかを確認しておきましょう。新型コロナ対策や感染防止対策を効率化したい場合は、体温を検知できるサーマルカメラとの連携が必要です。

4. 運用開始後の負荷軽減につながる機能

運用開始後に負担になるのが、顔情報の登録と更新作業です。顔情報は一度登録すれば変化に対応し、登録作業を自動化できます。認証のたびに顔情報を自動更新したり、手動で登録した情報を削除防止できたりする機能があると、登録作業の負担を減らせます。

5. システムダウン時の対応

万が一、システムがダウンしてしまうと、オフィスに入れなくなるトラブルが発生します。そのようなときでも、認証・開錠ができる対策が用意されているシステムだと安心です。

ローカル端末内で顔認証ができる通信環境が不要なオフライン認証が適用できるシステムや、自動で別の方式や系統に切り替えてシステムが使用可能な状態を維持できるサービスもあります。

 

主な顔認証入退室管理システム(入退室管理に特化)

まず、入退室管理に特化した手軽に導入できるタイプのサービスをご紹介します。

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workhub顔認証ソリューション (株式会社ビットキー)

workhub顔認証ソリューション公式Webサイト

(出所:workhub顔認証ソリューション公式Webサイト)

スマートロックによる、NFCカードリーダー、自動ドアとの連携など、豊富なプロダクトを提供しているbitlockシリーズの顔認証ソリューション。入退室管理システムやエリア予約システム、ワークブースなどと連携することで、セキュアな完全カードレス⼊退室を、大規模な工事なしで導入できる。そのため、全体のコストを低く抑えスピーディーに利用開始できる点が特徴だ。
歩きながら認証端末に少し顔を傾ける程度で認証できるウォークスルー型で、顔認証+パスワードなど、より安全性の高い多要素認証にも対応。また、設置場所に応じて、認証強度・認証距離(範囲)を調整することもできる。

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Akerun入退室管理システム(株式会社Photosynth)

Akerun入退室管理システム公式Webサイト

(出所:Akerun公式Webサイト)

NECが提供するクラウド型顔認証サービス「NeoFace Cloudスマートロックサービス」を組み合わせた、中小規模事業者向け顔認証入退室管理システム。NECの顔認証技術を活用することで、高い機密性が必要とされる特定エリアへのアクセス権限を持たない人をブロック。オフィスのセキュリティ向上に役立てられる。
また、管理者がWebから簡単に、利用者の顔の登録、顔認証と紐づいたデジタル鍵権限の発行・剥奪ができるなど、クラウドサービスならではの強みを持つ。加えて、低コストかつ簡単に導入可能というメリットも。

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WelcomID顔認証(HOUSEI株式会社)

WelcomID顔認証公式Webサイト

(出所:WelcomID顔認証公式Webサイト)

AI搭載端末で、わずか0.3秒で顔認証と検温を同時に行える入退室管理システム。電気錠や自動ドアとの連携により、非接触での入室を実現。マスク着用時にも認証できる上、マスク未着用者や発熱者にはテロップや音声で案内するなど、感染リスクの低減にも貢献する。部屋ごとの入室権限管理や、QRコードによる来客者の一時入退許可といった柔軟なニーズに対応。通過者の顔写真や日時のデータは自動保存されるため、不正入室の防止にも効果的だ。
また、同社が提供するWeb予約システムとの連携で、来客者の予約時間に合わせた入室管理が可能。そのほかWeb決済システムや監視システムなども取り揃え、オフィスだけでなく店舗の無人化運営もサポートする。

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Safie Entrance2(セーフィー株式会社)

Safie Entrance2公式Webサイト

(出所:Safie Entrance2公式Webサイト)

顔認証によるハンズフリーでの入退出を実現し、多拠点での導入も簡単なクラウド型入退室管理サービス。入退室社の顔が履歴に残るため、誰が・いつ・どこで入退室したかを、効率的に管理ができる。
登録された情報はクラウドで集約管理されており、ユーザー情報を複数の拠点で利用することも可能だ。更に、扉単位・ユーザー単位での入退室制限も管理画面から設定でき、入退室履歴はCSV形式でのダウンロードに対応。そのため勤怠管理システムへの取り込みも簡単になっている。

  • 料金:月額15,000円(100名分の顔を登録した場合)、※機器代や工事費などの初期費用は別途

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AUTH thru KEY(株式会社ロココ)

AUTH thru KEY公式Webサイト

(出所:AUTH thru KEY公式Webサイト)

顔認証入退場管理システム「AUTH thru」に電気錠を連動したシステム。専用機器は不要で、電気錠システムとタブレットがあれば、簡単に導入できるのがメリット。電気錠システムがない場合でも、導入から相談できるのも嬉しい。
マスクの有無にかかわらず高い顔認証率を実現。顔データは認証のたびに自動更新するため、経年変化にも対応している。ローカル端末内で顔認証ができるオフライン認証で、ネット通信環境が不要な点も特徴的だ。オプションで検温器との連動にも対応する。

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アズビル 顔認証システム(アズビル株式会社)

アズビル 顔認証システム公式Webサイト

(出所:アズビル 顔認証システム公式Webサイト)

建物向けのBAシステム製品、セキュリティシステム製品、サービス、ソリューションなどの提供会社がてがける顔認証システム。オフィスや工場のウォークスルー認証を想定しており、物理鍵やIDカード、パスワード設定が不要でハンズフリー認証ができる利便性が特徴だ。
0.3秒以内で照合できる高速認証により、スムーズな入退室を実現。また、感染対策としての高速温度検知機能、マスク・メガネ着用時での高い認証性も備えている。アズビルの入退室管理システムと組み合わせて使うのがおすすめだ。

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主な顔認証入退室管理システム(オフィスの運用効率向上に強み)

続いて、オフィスの運用効率向上に寄与するサービスを2つご紹介します。

SECURE AI Office Base(株式会社セキュア)

SECURE AI Office Base公式Webサイト

(出所:SECURE AI Office Base公式Webサイト)

従業員規模数十名から千人超えの企業まで、幅広く対応できるクラウド型入退室管理システム。職場のフリーアドレス化やサテライトオフィスの活用といったニューノーマル時代の職場のあり方に対応した、幅広い機能が特徴だ。
代表的な機能として、入室時の検温・マスクチェックと発熱者アラート、フルリモートでも行える入退室管理・遠隔運用、職場の混雑状況の可視化など。加えて、稼働状況の分析機能、なりすまし対策としてのAI顔認証機能、ゲスト向けの顔認証ワンタイムパスなど多くの機能を備えている。

  • 料金:月額10,000円/扉〜(30〜100名規模・顔認証入室管理ライトプランの場合) ※初期費用は別途

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日立タッチレスソリューション(株式会社日立ビルシステム)

日立タッチレスソリューション公式Webサイト

(出所:日立タッチレスソリューション公式Webサイト)

顔認証や人数検知といったセンシング技術を活用したタッチレスソリューション。衛生面・防犯面における効率的な管理を意識したサービスを提供しており、顔認証システム・人数検知システム・入退室管理・サーマルカメラ・防犯カメラといったサービスがそろう。
顔認証システムでは、顔データを立体的に認証する専用端末を使用。共連れによる不審者の入室を防止してセキュアな入室を実現する。入退室管理はリモート操作できるので、派遣社員へのID発行や退職者の削除処理など、煩雑な管理業務を大幅に削減できる。

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主な顔認証入退室管理システム(受付管理にも強みのあるタイプ)

来訪者対応など、受付管理にも強みのあるサービスをご紹介します。

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FreeiD(フリード)(DXYZ(ディクシーズ)株式会社)

FreeiD公式Webサイト

(出所:FreeiD公式Webサイト)

オフィスの施錠を顔認証に一元化し、顔認証で自動ドア開錠や入室管理をおこなえる顔認証ソリューション。顔認証システムによる業務自動化で、来客にまつわる申請・連絡・受付・応対といった来客受付作業を効率化できるのが特徴だ。来客者は事前に登録した顔情報でゲートや会議室のセキュリティを解除でき、受付も顔認証で完了するので、来訪時のトラブルや待ち時間からも解放される。
管理画面では、社員情報の登録・削除・更新のほか、ゾーニング機能で執務エリア、セキュリティエリア、応接エリアなどの権限設定も一括で行える。

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Bio-IDiom KAOATO(NECソリューションイノベータ株式会社)

Bio-IDiom KAOATO公式Webサイト

(出所:Bio-IDiom KAOATO公式Webサイト)

特許出願済み技術を採用した顔認証パッケージソフトウェア「Bio-IDiom KAOATO」の顔認証入退管理システム。データベースに登録された顔画像と、カメラが捉えた顔画像を高速・高精度に自動照合する。ウォークスルーで複数人の認証にも対応できるほか、不正な行動・動作をAIが検知する機能も搭載している。
顔認証のほかに、PINコードを求めるマルチステップ認証や、IDカードとの二要素認証など幅広い認証方法を用意。また、顧客の顔事前登録情報をすることで、社内外のVIP来訪にも対応可能。VIP検知によりアラートを発令できるほか、エレベーターと連携してスムーズなフロア移動へと誘導できるという特徴も。

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グローリー 顔認証ソリューション(グローリー株式会社)

グローリー 顔認証ソリューション公式Webサイト

(出所:グローリー 顔認証ソリューション公式Webサイト)

通貨処理製品を中心に様々な分野で経験・実績を持つ画像識別技術を活用した、国産の顔認証システム。全国1,000カ所以上で導入されている。マスクやサングラス、ウォークスルー、逆光や暗所など厳しい環境での顔認証に対応。99.9%の認証精度と、平均1秒以内という認証時間のスピーディーさに強みを持つ。
優良顧客の来訪やナイトフロント対応から、不審者・要注意人物の来訪の検知、患者や入居者の予期せぬ外出を検知するといった、従業員以外への活用事例が多いことも特徴だ。

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JCV SPARK(日本コンピュータビジョン株式会社)

JCV SPARK公式Webサイト

(出所:JCV SPARK公式Webサイト)

ソフトバンクの子会社である同社が提供する、高精度な顔認証・認証管理システム。利便性とセキュリティを両立した入退室管理や、不正な勤怠打刻の防止、イベント会場などでのチケットレス入場といったシーンで活用されている。AIによる顔認証で、「通行量ピーク時の入退効率低下」「不正ななりすまし入室」「部外者の割り込み入室」といったリスクを低減する。他人受け入れ率は10万人中1人という高い精度が心強い。クラウドデータベースには、最大100万人の顔を登録でき、ログは最大365日保存される。
また、ユーザーIDグループ毎のアクセス権限管理、アクセス履歴の確認・検索、認証記録の取得など、管理機能も充実。

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まとめ

顔認証は、人間が他者を識別する方法をシステムに応用した技術です。それを入退室管理システムに搭載したことで、セキュアでスムーズな入場管理を可能にしました。

管理者にとっては、IDカードの発行の手間や受付業務の負担・コストを削減、従業員に対しては物理的なカギを持つ負担やタッチパネルにパスワードを入力することによる感染症リスクへの不安といった心理的負担の低減になります。

ほかの生体認証システムに比べて、専用装置が不要で導入しやすい点も大きなメリットです。

「いつ・誰が入退室したか」についても、ログを正確に残せるので不正入退室の防止につながります。企業のガバナンスやセキュリティレベルを強化している場合、優先的に導入検討したいシステムであると言えるでしょう。

管理業務の効率化を実現させるためにも、技術の著しい進歩によって実現した顔認証による入退室管理システムの導入を検討してみてください。

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