サービス概要

FortiMailは、Eメール起点の多様な脅威・リスクに対応する包括的なメールセキュリティソリューションです。
多層型セキュリティで、既知・未知の脅威やなりすましなどに広く対応。マルウェアやゼロデイ攻撃、フィッシング、ビジネスメール詐欺（BEC）といった、様々な脅威を防ぎます。

世界最大級の脅威インテリジェンス「FortiGuard Labs」と連携することで、最新のマルウェアをリアルタイムで検知可能。サンドボックス機能もあり、未知の脅威からシステムを保護します。
受信メールだけでなく、送信メールの保護や情報漏えいを防ぐ機能があり、メールベースの多様なリスクを低減できます。

クラウド・オンプレミスといった導入形態や、ゲートウェイ・API連携などのオペレーションモードを選べるのもポイント。企業のシステム環境や運用に応じて、柔軟に利用できます。

主なポイント

• AIを用いた多層防御で、未知・高度な脅威にも対応

AIベースの「FortiGuard Labs」を活用した高度なマルチレイヤーセキュリティで、既知・未知を問わず、Eメール経由の多様な脅威からシステムを守ります。マルウェアやフィッシング、スパムの検知率は、第三者機関による試験で業界トップレベルの評価を獲得。AI分析や高度なファイル解析ができるサンドボックス機能などを組み合わせた検知で、日々進化する脅威に対応し、攻撃を含むメールをリアルタイムに防ぎます。

また、SPF、DKIMに加え、DMARC、ARCと、多様な送信ドメインに対応でき、送信者認証やいとこドメイン検知などの機能で、なりすましやBEC攻撃もブロック。更に、従来のセキュリティ対策では検知しづらいQRコード詐欺（クイッシング）やZIP爆弾攻撃なども防御できます。

• 情報漏えいや誤送信を防ぐ、送信の暗号化・制御機能を搭載

受信メールだけでなく、送信メールに潜むリスクを検知・保護する機能も多数提供しています。例えば、「gmai.com」など、間違いやすい類似ドメインを自動判別し、送信前にブロックが可能。入力ミスを悪用した情報搾取を行うタイポスワッティングを防止できます。フリーアドレスを含む、特定の宛先に送信したメールの検知にも対応。添付ファイルや個人情報が含まれるメールを隔離・通知するDLP機能も搭載し、情報漏えいの未然防止も可能です。

また、送信先がTLS暗号化に対応していないといった課題にも対応。IBE（IDベース暗号化）を利用して暗号化し、WebMail経由で閲覧できるため、安全にデータをやり取りできます。

• 企業に合わせて柔軟に導入可能、クラウドでは運用最適化も支援

クラウド型、仮想マシン型、アプライアンス型と多様な提供形態に対応し、企業状況に合わせて利用できます。仮想マシン型とアプライアンス型では、自社でメールセキュリティのフルコントロールが可能。クラウド型では、インフラ運用をフォーティネットに任せられるため、管理効率化が図れます。

特に、クラウド型「FortiMail Cloud」は、Google WorkspaceやMicrosoft 365などとAPI連携でき、既存インフラへの影響や工数を抑えて導入可能。企業規模が大きくても短期間で展開して、メールボックスのリアルタイムスキャンや修復でセキュリティを強化できます。また、クラウドのメールサービスが障害発生などの緊急時にFortiMailがメールボックス機能を代替するオプションも提供。復旧後にはデータ同期するため、業務継続もスムーズです。

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