サービス概要

SaaSパトロールは、社内のSaaSアカウントの可視化を支援する情報セキュリティ担当者向けのSaaS管理システムです。約200種類のSaaSがプリセットされており、台帳登録は自社で利用しているSaaSを選ぶだけで完了。該当のSaaS利用の許可・要申請・禁止といった運用ルールの明確化、利用申請・承認を含む業務フローの一元管理にも対応します。

退職者のアカウントや利用者が不明なアカウントも分かりやすく一覧表示。メールスキャンやWebアクセスログ分析で、シャドーITを検知することも可能です。不正利用が多いサービスや利用者を把握しやすいダッシュボードオプションも提供し、セキュリティインシデントの予防と運用効率化を実現します。

主なポイント

• 社内SaaSに関わるフローをベースに社内SaaSの一元管理に対応

SaaSの登録や申請、承認といった運用フローを含め、会社全体で効率的なSaaSの一元管理を実現します。約200種類のプリセットから自社で利用中のSaaSを選択するだけで、台帳に登録が可能。登録の際には、許可・要申請・禁止の3つに分類することで、取り扱い方針に合った明確なルール設定が可能です。利用用途や機密情報の有無などの記録にも対応します。

また、利用中のSaaSはサービスカタログとしてユーザーに公開できるため、部署別管理で起こりやすい重複購入のリスクもありません。

• 契約状況とサービスを関連づけて、削除漏れ防止や棚卸し作業の効率化を実現

社内で利用されているSaaSの契約状況をテナント単位で登録・管理することで、業務効率化をサポート。API連携を用いてユーザーマスタと突合すれば、「退職者のアカウント」「利用者が不明なアカウント」を自動的に可視化できます。不要な契約をスピーディーに手間なく把握し、権限をもたないユーザーの削除漏れを防ぎます。

また、棚卸し作業の進捗チェックに加え、「利用継続の有無の確認」「利用者へのレビュー依頼」といった作業の依頼もボタン一つで簡単に実施できます。手動作業を大幅に削減して、セキュリティリスクの低減を実現します。

• 社内のシャドーITも可視化して、情報漏洩えいのリスクを低減

未把握のSaaS利用によるリスクを減らすため、シャドーITの自動検知に対応。自社で利用中のメールサービス（Exchange Online）と連携すれば、「社内ネットワークを経由していない」「従業員個人のアドレスで契約している」といったSaaSの利用状況を早期に把握できます。ログスキャン連携を利用して、統合エンドポイント管理ツールのWebアクセスログを活用し、検知精度をさらに高めることも可能です。

また、承認を得ていないなど不正に利用されることが多いサービスやユーザー、削除漏れユーザーが多いテナントの可視化に役立つ分析ダッシュボードも提供。インシデントが発生する前に対策することで、社内全体の適切なリスク管理・安全な運用に貢献します。

料金

• 月額80,000円～/ユーザー数無制限
  ※契約期間1年・年額一括払いの場合。

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