28社（2024年3月時点）の保険商品を最短3分で一括見積可能な保険代理店向けシステム。検索・提案・申込までワンストップで対応できます。意向把握など業法改正にも対応済み。
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AS-BOXは、来店型保険ショップ「保険クリニック」を全国展開する同社が開発した保険商品提案システムです。保険商品の検索・比較から、意向把握や申込・ライフプラン・証跡管理まで、生命保険募集業務を効率化するための機能を豊富に搭載しています。
特に保険商品の検索・比較に優れており、2024年3月時点で28社もの保険会社の商品を一括検索可能です。更に、複数の商品を横に並べた統一フォーマットの比較表も作成できます。各保険会社より募集文書を取得しているため、顧客にもそのまま提示可能です。
その他、改正保険業法に対応した意向把握や証跡管理機能を実装しており、業務に余計な負荷をかけることなく、顧客ニーズの把握・提案履歴の管理が可能です。
「入院保障の金額」「特定疾病の給付金額」など希望の条件を選択・入力するだけで、2024年3月時点で生保26社・損保2社（第三分野商品）から意向に合った商品を探し出し、一括で見積・試算まで行うことができます。詳細を知りたい場合は、商品ごとの保障内容や特約内容なども確認可能です。
更に、複数の保険会社の商品について比較表や提案書まで作成可能です。各保険会社より募集文書を取得済みのため、そのまま顧客に提案できます。出力したものを渡すだけでなく、メール送付やオンライン相談で画面投影しながら提案することも可能です。
当初意向・最終意向確認の実施・未実施をステータス管理できます。取得データは無制限・無期限で保管可能です。また、提案した商品がどの意向をカバーできているか自動判定してくれるため確認の手間もかかりません。証跡管理機能で各募集人がどのようなフローで提案したのか確認もできるため安心です。
更に、定型コメントを作成・活用すれば、募集人による入力負荷を軽減できます。作成した定型コメントは他のユーザーIDに自動反映することも可能です。証跡管理機能により、各募集人の意向把握実施状況やコメントも随時チェックできます。
登録した個人情報や設計内容を各社設計書システムへデータ連携を行うことで、申込手続きがスムーズにできます。これにより、各社システムに入力していた事務負荷が軽減されます（2024年3月時点で紙申込2社・ペーパーレス申込12社に対応）。
募集文書を取得した比較資料を出力できる
業界唯一の保険商品提案システム
株式会社アイリックコーポレーション ソリューション事業部 課長 戸田悠弥さん
―AS-BOXはどのようなサービスですか？
AS-BOXは複数社の保険商品を検索・比較し、申込までできる保険商品提案システムです。このシステムの前身となるのが、2004年に独自開発した保険分析・検索システムの「保険IQシステム」です。これは、弊社が全国に279店舗（2024年3月現在）展開している来店型保険ショップ「保険クリニック」での使用を前提に開発されました。すると、保険業界内で「とても良いシステムがあるらしい」と⼝コミが広まり、ほかの保険代理店からもシステムを使いたいという要望を多くいただくようになりました。
そんな経緯から、2008年に特にニーズの⾼かった⽐較推奨機能に特化し、利用料を安価に設定した「AS-BOX」を全保険事業者様へ提供開始しました。ほかの⼤⼿保険ショップや訪問型の代理店へ提案したところ、弊社と同じような課題を抱えていたことがわかり、導⼊数が⼀気に拡⼤していきました。
―どのような課題を抱えていたのでしょうか？
複数の保険会社を取り扱っている代理店には、主に2つの課題がありました。1つ目が、各社異なるシステムにログインし、その都度個人情報を入力する手間がかかること。そして2つ目が、出力された設計書のフォーマットが各社バラバラで説明しにくい点です。お客様からもわかりにくい印象を持たれてしまいがちでした。
この2つの課題を一気に解消できるのがAS-BOXです。個人情報や希望する保障は、一度入力するだけで複数社の商品に反映され、そのまま申込手続きまでシームレスに連携できるので業務効率化に役立ちます。設計書も共通のフォーマットで横並びに表示されるため、保険料や支払事由、支払限度などの大切な情報の比較が簡単に。現在、生命保険26社、損害保険２社(第三分野商品)の見積・試算に対応しています。
―他社にも保険比較システムはありますが、AS-BOXの強みはどんなところにあるのでしょうか？
募集文書付きの比較資料・提案資料を出力できるのが最大の強みです。AS-BOXは各保険会社から募集文書を取得しているため、検索・比較後にそのまま提案につなげられます。ほかにも同じような保険比較システムはありますが、募集文書を取得した比較資料まで出力できるのはAS-BOXだけ。複数社の設計書システムとAPI連携しているため、商品アップデートもほぼ即日で反映されます。
―他にも強みはありますか？
先述の通り、自社の保険ショップでAS-BOXを利用しているため、実際に使っていて直面する不明点や効果的な活用方法などを伝えられる点です。
弊社はシステム開発会社ではなく、あくまでも保険代理店という自覚を持っています。そのため、初めてお会いした代理店さんにも「同じ保険代理店なのですが」という前提で話をするようにしています。実際、この一言で仲間意識も持ってもらえることも多いです。システムの提供だけでなく、接客時の使用方法までしっかり伝えられるのは、保険代理店ならではの強みだと思っています。
また、保険業法改正に対応した意向把握・証跡管理機能も強みの1つ。業務品質調査の時間軽減につなげられ、募集人・管理者どちらもサポートできるツールとなっています。
―サポート・カスタマーサクセスについて教えてください
導入時には、管理者だけでなく利用者向けにも操作研修を実施し、スムーズなスタートを支援。導入後も、専用サポートデスクを用意しており、電話、メール、システム内のマニュアル参照と、場面にあわせてお問い合わせいただけます。
また、毎年実施しているユーザーアンケートや、ヒアリング、ユーザーテストを反映し、募集フローに求められる機能の開発、操作性の改善を図っています。ユーザー向けセミナーも定期的に開催しており、AS-BOXの操作・活用方法や業界動向も踏まえた最新情報も提供しています。
―どのような保険代理店様での利用が多いのでしょうか?
複数の生命保険会社を取り扱っている保険代理店で、規模は大小問わず、募集人の在籍も数名～数百名と様々。現在は全国約400社で導入いただいています。
店舗形態は来店型と訪問販売型どちらにも対応しています。来店型保険ショップでは、お客様とのコンサルの中でAS-BOXを使った複数社の商品を比較・提案がメイン。訪問販売型では、AS-BOXで事前に比較資料を作成し、お客様のもとで提案するという流れになります。どちらの型でも、タブレットなどの端末で設計内容を変えればすぐに再試算が可能。また、最近ではオンライン保険相談での活用も進んでいます。
―代表的な導入事例があれば教えてください。
導入いただいた代理店様からは、「比較推奨をスムーズにできるようになった」「提案の効率化ができた」との声をいただいています。
これまでのお客様説明時は、各社システムを立ち上げる手間がありましたが、AS-BOXの導入でシステムの切り替えは不要に。画面上で特約をつけたり、設定を変更したりと提案がスムーズになったそうです。提案の効率化の面では、同一フォーマットなので説明時間が短縮できる、パンフレットを熟読しなくてもメリット・デメリットを簡単に把握できるといった点を評価いただいています。
また、代理店様を通じて「たくさんの候補から選んだ実感がある」「比較表の内容提示に裏付けがあるため安心できる」などのお客様の声を伺うこともあり、顧客満足度向上につながっていることを実感しています。
―今後、注力していきたいことがあれば教えてください。
現在は商品提案フェーズでの活用がメインですが、今後は保険募集全体で利用できるようなツールにしていきたいと思っています。たとえば、加入中の保険を簡単に調べられる機能といった保全フェーズで利用できる機能の強化を考えています。
保険代理店事業をサポートする様々なツールがある中、商品提案はAS-BOX、顧客管理は他システムというようにそれぞれが独立していると、使いこなすための労力が必要に。我々も保険代理店の立場から、負担の大きさを十分に理解しています。そのため、AS-BOXを他システムとAPI連携させることで、意向把握、商品提案、保全という募集フローを1つのシステムで完結できる世界観を目指していきたいと考えています。
| 会社名 | 株式会社アイリックコーポレーション |
| 代表者名 | 勝本 竜二 |
| 資本金 | 13億5,478万円 |
| 所在地 | 〒113-0033 東京都文京区本郷2-27-20 本郷センタービル4階 |
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