脈拍数から体調の異常を検知。医療専門家と分析を重ねた異常検知方法が強み。製造現場、工事現場等での利用実績多数。ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2年連続受賞。
資料では機能紹介、ご利用方法、詳細画面、5つの事例やユーザーの声などを約30ページでご紹介しています。
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リストバンド型センサーで脈拍数を計測して従業員の体調変化を常に把握することで異変を瞬時に察知します。脈拍数の急激な変化と発生場所が関連付けられるので、ヒヤリ・ハットした場所の特定にも役立ちます。工場や建設工事現場等での熱中症対策、健康対策、事故防止策として活用されています。
ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2年連続受賞。
熱ストレス、作業強度といった一般的な指標だけでなく、多くの利用・蓄積してきたデータを基に、医療専門家の知見に基づいたアドバイスにより、体調不良のおそれ検知の精度を高めてきました。
健康時の状態は個人差が大きいので、異常時の基準は一律ではなく、個人ごとの数値設定が重要です。みまもりがじゅ丸では、約1カ月個人データを蓄積すれば傾向を分析して自動で閾値を設定します。
従来の形態ではスマートフォンを中継機として利用していましたが、スマートフォンの代わりに集約型の通信装置を用いることにより、その通信装置周辺の方は、リストバンド型センサーのみを装着するだけでサービスをご利用になれる準備を進めております。高所での作業や工場などスマートフォンを持ち込めない場所などでも利用できます。
熱中症の事前検知や特定箇所での事故未然防止に貢献
株式会社NTTPCコミュニケーションズ 営業本部 営業企画部 部長 中山 幹公様
―「みまもりがじゅ丸」とはどのようなサービスなのでしょうか?
みまもりがじゅ丸は脈拍数を計測することで、体調変化をリアルタイムで把握し、異変を検知した場合は管理者に通知することですぐに対処できるようにする従業員の健康と安全を見守るサービスです。
サービスの仕組みとしてはまず、装着したリストバンドで脈拍数を計測します。リストバンドはBluetoothでスマートフォンと連携しており、計測した脈拍数のデータはスマートフォンを経由してクラウドに蓄積されます。クラウドでは異常検知ロジックを用いて常時健康状態を監視しており、異常を検知すると、管理者に通知されます。
(高所作業などスマートフォンが携帯できないことを想定したスマートフォンに代わる集約型の通信装置の提供も予定しています)
また、スマートフォンに内蔵されたGPSにより、どの場所で頻繁に脈拍数が上がっているか(=危険を感じているか)、対策を検討すべきポイントが見えてきます。
リストバンドタイプの活動量計とスマートフォンアプリ
個人ごとに脈拍数(心拍数)が記録され、個人の傾向が分析される
GPSの位置情報で脈拍数が大きく変化した場所を自動的に記録
従業員がヒヤリ・ハットした瞬間は脈拍数が急激に変化する傾向があるので、注意すべき場所と考えられます。何人もの従業員が同じ場所でヒヤリ・ハットしているとそこに危険が潜んでいる可能性が高いことがわかります。
脈拍数に変化があると注意喚起表示
脈拍数は正常の場合は緑色、注意の場合は黄色で示され、危険の場合は赤色表示とともに管理者に通知されます。
―体調の異常はどのようにして検知するのでしょうか?
体調異常の検知には3つの基準を用いています。
脈拍数では、上限値や下限値に到達した場合に検知します。熱ストレスは気温等による身体への負担が高くなった場合の脈拍の兆候を検知します。作業強度は体にどれだけ負荷がかかっているかを表す尺度です。温度や湿度などが快適できない環境で、ストレスが蓄積する状況が続いた場合や、身体への負荷が大きい作業を継続的に行った場合は、身体の支障や事故発生リスクが高まります。それらを防ぐべく一定の水準到達時に検知します。
―これらの検知精度が「みまもりがじゅ丸」の大きな強みでしょうか?
そうです。これらのロジックは大学や研究所の医療専門家の協力のもと、実証段階だけでも約1年にわたり13社、延べ550人日以上の利用者データを集めながら検知精度を磨いてきました。サービスリリース後は200社以上からのお問い合わせや導入が進んでおり、それら利用者からの要望や取得したデータを用いてチューニングを重ねています。
また、脈拍数は同じ労働でも経験の長さ、体質や日々の体調等により個人差が大きいので、一律的に基準値を当てはめるのではなく、個人ごとに傾向を分析して個人に適した基準値を見出せるように技術開発を進めました。サービスリリース当初は手動での個別設定が負担になっていましたが、いまでは利用者のデータが1カ月間蓄積されると、適正な基準値が自動で設定されるようになりました。
―「みまもりがじゅ丸」はどのような場面で活用が広がっているのでしょうか?
建設工事会社、警備会社、介護事業所等で活用が進んでいますが、最近では、特に製造業での活用が増えています。
製造現場は、常に落下物や機械誤操作等の事故発生リスクがありますし、近年の猛暑で室内でも熱中症リスクが高まっています。人手不足や従業員の高齢化も進んでいるだけに、従業員の健康対策のニーズがますます高まっています。
みまもりがじゅ丸は脈拍数の分析を通じて、熱中症などの事前検知だけでなく、特定の場所でヒヤリとしたことが何度も続いているから対策が必要だ、のように事故発生リスクを防ぐ手段としても活用されています。
―今後はどのように発展させていくのでしょうか?
脈拍数から分析できるのはまだまだ数多くあります。例えば、運送会社にとってドライバーの眠気リスクは常に重大なので、脈拍数の変化から眠気による集中力低下を検知できれば、防止措置につながります。現在、医療専門家とともに眠気対策の研究を行っています。
また、APIによるシステム連携の活用を進めていきたいと考えています。例えば、勤怠管理システムと連携させて、リストバンドを装着して計測開始したら打刻、勤務中に疲労を感じたら休憩を促し、休憩時間を勤務実績に反映することが考えられます。
このように、従業員の健康リスクを察知するだけでなく、健康を守るための環境づくりにも貢献していきたいと考えます。
※金額は税別。
会社名 | 株式会社NTTPCコミュニケーションズ |
代表者名 | 田中 基夫 |
資本金 | 40億円 |
所在地 | 東京都港区西新橋二丁目14番1号 |
資料では機能紹介、ご利用方法、詳細画面、5つの事例やユーザーの声などを約30ページでご紹介しています。
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