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熱中症対策に有効なIoTサービス8選

熱中症対策に有効なIoTサービス8選

最終更新日:2021-04-15

工場・作業現場等での従業員の高齢化が進む一方、近年の猛暑日の増加が続き、従業員の熱中症対策が必要不可欠になっていきています。そのような中、IoTの活用も急速に進み、熱中症への有効な対策となりそうです。ここではどのようなタイプのIoTがあるのか、ご紹介します。

目次

熱中症対策IoTソリューションとは?

IoTを活用して、気温・湿度等あらゆる計測データの分析を通じて熱中症になる危険兆候をいち早く察知し、予防行動を促すサービスです。特に、心拍数・発汗量なども測れる身体に装着するウェアラブル機器などによって注目を浴びています。

主には、建設現場、工場など作業環境が苛酷になる可能性がある場面で従業員の安全を確保するために利用されつつあります。IoTサービスの広がりの理由としては、デバイスの小型化や、データの送信手段となるスマホの普及などが挙げられます。

熱中症対策IoTソリューションとして提供されているサービスで注目すべきは以下の4種です。

1.ウェアラブル端末での心拍等身体データ計測

リストバンドや下着などの専用ウェアラブル端末で従業員の心拍数等を計測、計測データを気温・湿度等と共に連携したスマホを通じてクラウドで分析。事務所で現場従業員の最新の状況を遠隔でチェック、アラート通知を受けることができるため、警告や休憩を促すなど、熱中症対応策に役立てられる。脈拍数の急激な変化と位置情報を紐づけて危険個所の特定・予測を行う他、加速度から転倒・転落を把握するなどといった利用方法もある。

2.センサーでの気温・湿度計測

従業員が個別にセンサーとスマホを携帯し、センサーで気温・湿度等を計測、スマホを通じて事務所にいながら現場の熱中症の危険指数を把握、警告や休憩を促すことができる。

3.暑さ指数の予測値を知らせる表示板

現在の暑さ指数(=WBGT。気温、湿度、輻射熱から算出)のみならず、民間気象会社から配信される1時間後の暑さ指数の予測値をも取得し表示。警戒値を超えた際はパトランプやブザーで通知し、警告を促す。

4.遠隔での室温把握、エアコン操作

室内の温度や湿度が基準に達すると熱中症アラートがスマホに通知され、エアコンをスマホで遠隔操作できる。1~3と異なり、在宅の高齢者やペットの熱中症予防に効果的。

中でも特に注目されている1について、仕組みやメリットなどを詳しくご紹介します。

熱中症対策のIoTソリューションをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。

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熱中症対策IoTソリューションの主なタイプと仕組み

最も多いものは、前項で1としてご紹介した、センサーデバイスを通じて身体の計測情報を取得、取得データはスマートフォン経由でクラウドに送信して、クラウド側で分析して管理者にリスク発生を通知するといったタイプです。

主な種類

  • 計測する情報:心拍(脈拍)、温度・湿度、加速度、発汗量
  • センサーデバイス:リストバンド搭載型、ウェア搭載型
  • 分析方法:熱ストレス、作業強度等の指標を用いた分析

サービスによって異なりますが、一般的には計測する情報としては、心拍(脈拍)が基本情報になり、そこに他の計測データを掛け合わせて分析をします。判断指標としては、気温等による身体への負担の大きさを表す尺度の熱ストレスや、体にどれだけ負荷がかかっているかを表す尺度の作業強度がよく使われます。

心拍と、当日の温度・湿度さえわかれば分析可能ですが、有効性・正確性を考えた際に重要なのは、個人差を考慮した結果かどうか、という点です。同じ32度でも、湿度の違い、日陰か日向かで熱中症の危険度が大きく異なるように、同じ分析結果の数値でも普段の心拍数との差や、年齢が20代か50代かなどの条件によって危険度は違います。それらの個人差を踏まえた上での分析ができるサービスも注目です。

なお、瞬間的なデータのみでなく、労働科学の専門家による評価結果を機械学習でモデル化し、時系列性までをも考慮した分析を行うといった、AIの活用例もみられます。

 

熱中症対策IoTソリューションの導入効果・メリット

熱中症対策IoTソリューションを導入すると実際どのような効果があるかというと、以下の3つのメリットが挙げられます。

メリット1:熱中症の予防

当然のことながら、最大のメリットは熱中症を予防できることです。熱中症は従業員の健康を損なうばかりか、それにともなう事故の発生は企業にとっては管理責任を問われうる重大な問題です。熱中症対策IoTソリューションの利用により、危険兆候が確認できれば、該当者に休憩を促すといった対応ができるようになります。

今までも水分・塩分補給や休憩の声掛けなど、熱中症対策はどの現場でも実践されているでしょうが、熱中症は自覚症状が出にくく、出た時には多くが手遅れであること、また自覚症状があっても納期に間に合わない、代わりがいないなどの理由から言い出しにくい、休みにくいといったのが現状です。そこでIoTソリューションを利用することで数値で危険性を可視化し、気づけない、気づいても言い出せない、という問題を解決します。

メリット2:従業員の健康管理の推進

計測した身体データは、熱中症の予防だけでなく体調面の管理にも有効です。疲労がある、体調面が優れない等も察知できるため、事故を未然に防ぎ従業員の健康を守ることに繋がります。特に安全対策のために酷暑の中でも長袖・長ズボン、ヘルメットの着用が義務付けられている作業現場や、従業員の高齢化が進む企業においては健康管理、安全管理は最優先課題の一つと言えるでしょう。

メリット3:従業員の健康を大事にするという社内外へのメッセージ

発生時のリスクを減らすだけでなく、従業員を大切にしているというメッセージの発信は従業員にも社外関係者にも届きます。人材定着や人材採用等にもよい影響が見込まれます。また、言葉でのコミュニケーションに不安要素のある外国人労働者を多く抱える企業の場合は、非言語的に情報をやり取りできるIoTソリューションの活用によって、他の日本人従業員同様に目を配ることができます。

 

熱中症対策IoTソリューションを選ぶポイントとは?

実際に熱中症対策IoTソリューションを選ぶ際には下記の3点がポイントとなってきます。

分析アルゴリズムの精度

生体情報の分析なので、精度の高さは何よりも重要です。そのためには基となる豊富な研究経験や分析実績が必要で、そのような裏付けのあるサービスにすべきです。

また、熱中症になる条件は個人差やその時の体調面に大きく左右されるため、単に一律の数値を超えるとアラートではなく、個人差を加味した分析であるかどうかは必須です。

個人差の判断基準となるデータは即日では蓄積・分析できません。具体的には、あるサービスでは約一か月の利用で個人データが蓄積され、適正な基準値が設定されるようになると言われています。つまり、正確なデータを蓄積するためには、本格的な猛暑になるよりも先に、前広に導入を進めることが重要となってきます。

運用負荷のボリューム

分析時の条件設定や、個人差の調整などを手動で設定するとなると大変です。リスクの検知精度が高まらないばかりか、検知のための作業に追われてしまう可能性があります。前述のように、個人データを一定量蓄積すれば自動で分析して基準値を設定してくれるサービスがあるので、そういったサービスを選ぶことで導入時、そして運用時の設定、調整にかかる手間暇を省いていくことが導入成功への近道です。

業務に支障のないセンサーデバイスか

リストバンド型、下着型(ウェア型)かで使い勝手は異なります。リストバンド型は複数存在しますが、作業の邪魔になるといって従業員がつけてくれないと意味がありません。業務に支障のない軽量でコンパクトなデザインのものを選ぶべきです。

ウェア型は、まだ製造メーカーも少なく最先端の注目技術です。下着として着込んでしまうため、作業に支障が生じにくいというメリットがありますが、搭載できるウェアを何枚も用意しなければならないため、費用がかさみます。

いずれにせよ、センサーデバイスと共にデータの送信手段となるスマホを携帯するのが基本となります。スマホなしでも動作できるタイプもあるので、高所での作業などスマホを持ち込めない環境での作業が多い場合にはお勧めです。

 

おすすめの熱中症対策IoTソリューション

熱中症対策IoTソリューションの選ぶポイントを踏まえてサービスをご紹介します。

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リストバンド型センサー

みまもりがじゅ丸(株式会社NTTPCコミュニケーションズ)

みまもりがじゅ丸

(出所:みまもりがじゅ丸公式Webサイト)

脈拍数から検知するリストバンド型。スマホなしで動作するタイプもあり。医療専門家と分析を重ねた異常検知方法が強み。一か月のデータ蓄積により自動で個人差設定。デスクワークやテレワーク中の心的ストレスをみまもるオフィスワーカー向けの新プランも提供されている。

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バイタルセンシングバンド(富士通株式会社)

バイタルセンシングバンド

(出所:バイタルセンシングバンド公式Webサイト)

リストバンド型。脈拍等の他、加速度も計測できるため、転倒・転落の検知にも繋がる。

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ウェア型センサー

Smartfit for work(倉敷紡績株式会社(クラボウ))

Smartfit for work

(出所:Smartfit for work公式Webサイト)

繊維メーカーが開発した心拍等を計測するストレッチウェア(下着)搭載型。データ分析技術は大阪大学等の共同研究。

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hamon(ミツフジ株式会社)

hamon

(出所:hamon公式Webサイト)

ウェア搭載型。心拍や気温の他、呼吸数も計測できるため、製造、工事などの現場従業員のみならず、スポーツや介護・福祉の面でも活用。

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hitoe(東レ株式会社と日本電信電話株式会社が共同で開発)

hitoe

(出所:hitoe公式Webサイト)

心拍数を計測するウェア型。加速度から作業員の姿勢を検知。大林組で導入。

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気温・室温センサー

熱中症対策サポーター(株式会社コモドソリューションズ)

熱中症対策サポーター

(出所:熱中症対策サポーター公式Webサイト)

気温や湿度を計測するセンサーとスマホを携帯することで、事務所で現場の環境を把握。

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その他

ヒートロイド(エコモット株式会社)

ヒートロイド

(出所:ヒートロイド公式Webサイト)

1時間後の暑さ指数(WBGT)を予測し、設定温度を超えた時点でアラートを発する表示板。民間気象会社から配信される1時間後の観測データと周囲データを基に算出・予測。

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Link Gates(ミサワホーム株式会社)

Link Gates

(出所:Link Gates公式Webサイト)

外出先からでもスマホで室内の温度を確認でき、エアコン操作等できる。一定の温度になると通知される「熱中症アラート」機能。高齢者やペットの見守りに。

この他、発汗量から体内の水分量を計測するリストバンド型の商品が海外で販売、国内でも開発などされています。

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まとめ

熱中症対策というと夏だけのイメージですが、熱中症対策IoTソリューションは夏だけの利用ではありません。従業員の体調管理は年間通して長期的に行われてこそ意味があります。また急激な心拍の変化から「ヒヤリ・ハット」箇所を見つけて注意を促すことや、加速度から転倒・転落をいち早く発見することなど、すぐにでも取り組むべき価値があります。熱中症対策を一つのきっかけとして、これらのIoTソリューションを調べてみることが、安全・安心な環境作りへの有効な手段です。

なお、熱中症対策のIoTソリューションをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。

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作り手の生の声が聞けるインタビューはこちら。

みまもりがじゅ丸®|従業員の健康を守るIoT|インタビュー掲載

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脈拍数から体調の異常を検知。医療専門家と分析を重ねた異常検知方法が強み。製造現場、工事現場等での利用実績多数。ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2年連続...

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