最終更新日:2023-06-26
営業プロセスを可視化して、案件管理の効率化や営業力の強化を図りたい方へ。SFAツールの機能(できること)やメリット、タイプ別の選び方、比較ポイント、具体的なおすすめツールをご紹介します。比較表付きの選び方ガイドもダウンロードできるのでぜひご活用ください。
SFA(Sales Force Automation)ツールとは、案件管理や顧客管理などを効率化・自動化する、営業活動に欠かせないツールです。「営業支援ツール」とも呼ばれています。
「どの取引先に、いつアプローチして、どのような提案をしたのか」「商談はどのフェーズにあるのか」「どれくらいの金額で受注できそうなのか」など営業活動にまつわる様々な情報を一元的に管理し、組織全体で共有できるようになります。ノウハウや業務の属人化を解消して、効率的・効果的な営業活動を行うために有効なツールとして、多くの企業で導入が進んでいます。
SFAと混同しやすいツールとしてCRM(Customer Relationship Management)とMA(Marketing Automation)が挙げられます。SFAとの違いとそれぞれの利用目的を解説します。
顧客情報を一元的に管理し、自社と顧客の関係を強化するために利用されています。SFAと共通する機能も多いですが、大きく異なるのが「誰を主軸とするか」という点。SFAが「営業」を軸にデータを把握・管理するのに対して、CRMは「顧客」を軸にしています。同じ営業部門でも、アウトサイドセールスではSFA、インサイドセールスではCRMといった使い分けがされています。
CRMについての詳細は、「CRMツール比較14選!機能一覧やセールスフォースも紹介」をご覧ください。
マーケティングオートメーションという名称の通り、「マーケティングの自動化」を目的としたツール。マーケティング部門で見込み顧客の発掘、見込み顧客への的確な情報発信、見込み度合いの把握といった目的で利用されています。
MAについての詳細は「MAツール比較12選!シンプル・多機能・伴走型などタイプ分け」をご覧ください。
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SFAツールを導入すると、以下のようなことができるようになります。ツールによって差異はありますが、主要な機能と導入メリットをご紹介します。
商談情報の管理 | 顧客との商談から、電話・メール・チャット・カレンダーでのやりとりまでを自動で取り込んで一元管理する機能。 情報共有の効率化、抜けもれの防止といったメリットがある。 |
---|---|
案件情報の管理 | カンバン方式などで案件ごとにフェーズや見込み金額をわかりやすく表示する機能。 案件管理の負荷軽減、タスクの見落とし防止などに役立つ。 |
顧客情報の管理 | 外部データベースなどと連携して、取引先情報等を自動で取り込んで更新する機能。 情報更新作業の効率化・精度向上が見込める。 |
予実管理 | 蓄積したデータを利用して、実績と見込の可視化や分析をする機能。 予実管理表や、会議用の資料を別途作成する必要がなくなる。より正確な予実管理ができるようになるメリットも。 |
営業の行動管理 | GPS情報を利用して営業の行動を把握し、顧客接点データを集積する機能。 営業行動の可視化をすることで、社員教育や進捗管理の効率化、ノウハウの蓄積といった効果が見込める。 |
その他 | 名刺管理・タスク管理・日報や週報の自動作成など、日々の雑務を効率化するための機能。 細かなタスクを効率化・自動化することで、営業活動にフォーカスできる。 |
SFAツールは、海外製のものから無料のものまで含め、たくさんの種類がありますが、特徴によって3つのタイプに分けることができます。
なお、記事後半に「迷った場合の実績豊富なSFAツール」を紹介しています。網羅的に機能をそろえたい場合には、そちらをご参照ください。
シンプルな操作で、誰でも直感的に案件管理が行えるタイプです。たとえば、「カンバン方式」に対応したツールでは、横軸が「ヒアリング」「提案」「受注」などのフェーズごとに分かれており、案件が「今どの段階にあるのか」が瞬時に把握できるようになっています。ドラッグ&ドロップで操作でき、更に項目追加・編集・並べ替えなども簡単に変更できるようになっているため、自社の営業体制・フローを反映させやすいのもポイントです。
たとえば「Mazrica Sales」は、AIが蓄積したデータを学習することで、案件ごとに成約確率・契約日・契約金額まで予測可能。注力すべき案件が可視化されるため、より効率的な営業ができるようになります。「GENIEE SFA/CRM」は入力項目や機能を厳選することで組織への定着を促進。ストレスなく常に最新の案件情報が集約される仕組みとなっています。
「とりあえず、案件管理だけしっかり行いたい」という場合はもちろん、「案件管理を中心に営業体制を見直したい」という場合にもおすすめです。
見込み顧客の獲得を目指すマーケティングや、受注後の顧客満足度の向上を目指すカスタマーサクセスなど、関連部門と連携がとりやすく、営業活動の前後の業務までまとめて効率化できるタイプです。
たとえば、「ホットプロファイル」は名刺交換、メール配信、Web訪問履歴の分析機能を備えており、見込み顧客の獲得から育成・発掘・アポ獲得、商談・クロージングまでを一本化できます。「Sansan」は顧客情報を取り込むだけで、取引リスクを自動で検知する機能を搭載。商談前にリスクチェックの依頼を行うことや結果を待つといったタイムラグや、リスクが発覚した際の営業活動のロスを防いで、営業リソースを有効に使えるようになります。
また、1つのツールだけで完結できないものの、同シリーズの他サービスが充実しており、それらを組み合わせることで幅広い業務を効率化できる「Sales Hub」「kintone」のようなツールも。今後、営業を主軸として、マーケティングやサポート・カスタマーサクセスの充実も視野に入れている場合は、あらかじめ拡張性の高いツールを導入しておくのも手です。
スマホ・タブレット端末から情報入力ができるなど、外回りやフィールドセールスの現場での活用が期待できるタイプです。たとえば、「cyzen」はGPSに裏付けされた顧客への訪問履歴やメンテナンスの作業記録などを残す機能をはじめ、外回りに最適な機能を多数搭載しています。ルート営業やメンテナンス・保守業務のように、現場訪問が中心で報告業務が多い企業にはおすすめです。
また、「Report@(レポルタ)」はGPSの位置情報をもとに、地図上で営業担当者の活動状況が確認できるほか、出先でのスキマ時間を活用し、スマホやタブレットのアプリから案件ごとの報告や活動日報を作成できます。訪問業務が多く、「誰がどこで何をしているのかわからない」「報告書作成のためだけに帰社しなければならない」という課題を抱えている企業に向いています。
主なSFAツールの機能比較表(主要10ツールを対象に計27項目で調査)を作成しています。上記したタイプを踏まえて、サービスごとに一覧で確認できるようになっています。
比較結果のポイントは以下の通りです。
「SFA/CRMツールの選び方ガイド(比較表付)」には機能要件の解説とともに、比較表が掲載されていますので、サービス選びにお役立てください。
CRMツール
自社に合ったSFAツールのタイプがつかめたら、以下のようなポイントで具体的に比較検討していくと良いでしょう。
まず、会社全体から見た営業部門の立ち位置や、業務内容との相性を確認しましょう。いくつか具体例を挙げます。
【組織が成熟期の場合】
案件管理の効率化だけでは物足りなくなるフェーズです。「顧客満足度向上」に重点を置いて取り組みたい場合には「The Model」を提唱している「Sales Cloud」のような高機能なSFAツールが候補になります。アドオン機能も豊富で、あらゆるデータを集約して顧客の全体像を把握することが可能なため、よりパーソナライズされた最適なアクションへとつなげられるようになります。
【組織が成長期の場合】
「これから体制を整えていきたい」、「最低限、営業活動の情報共有ができれば良い」という場合は、多機能なSFAを導入しても持て余してしまう恐れがあります。そのような組織には、安価で手軽に始められるツールや、少ないステップで操作が完了するなど直感的に使いこなせるツールが適しています。
【フィールドセールスが中心の組織の場合】
スマホやタブレット端末からの入力に特化したSFAツールが選択肢になります。ほとんどのSFAツールがスマホ対応していますが、現場での活用に特化して開発されたものなら音声入力やタップだけで報告書の作成が完了するなど、より使い勝手に配慮した作りになっています。
SFAツールはデータの最新性が継続的に担保されることが効果を発揮する鍵となってきます。従来何の管理も行っていなかった企業がSFAツールを導入する場合、顧客情報や案件情報、ステータス、タスク、ToDoなどを都度入力しなければならず、「むしろ手間が増えた」という事態になりがち。このような事態を避けるためには、入力の手間を省いて営業を支援してくれる機能を備えたSFAツールを選ぶことが重要です。
たとえば、「Mazrica Sales」はGmailやGoogleカレンダーと連携して、メールの内容や案件のアポなどのスケジュールをツール内に自動で取り込んだり、Mazrica Salesの企業データベースと連携して取引先情報を自動で取り込んだりすることができます。また、「ネクストSFA」はWebサイト上にWebフォームを生成設置でき、そこに登録された顧客の情報を、ツールに自動で取り込むことができます。
そのほか、入力作業に限らず、あいさつメールの作成・送信、営業担当者の割り振り、日報作成など、様々なルーティンワークを自動化できるとより便利です。たとえば、「Zoho CRM」のワークフロー機能を利用すれば、顧客からの問い合わせがあった際に、「どの担当者を割り当てるのか」「どんな対応をとるのか」などの工程を、AIを用いて自動化することもできます。
自社に既に利用しているツールがある場合、SFAツールとそれらの外部ツールとの連携可否も重要なチェックポイントです。たとえば、名刺管理ソフトから顧客情報を取り込んだり、逆にMAツールに顧客情報を流したり、会計ソフトに売上や請求情報を取り込ませたり、といった連携機能です。そうした機能を標準搭載しているか、もしくはAPIを使って連携できるか、確認しておきましょう。
たとえば、「eセールスマネージャーRemix CLOUD」は各種APIを取りそろえており、Web会議ツール「Zoom」やチャットツール「Slack」、データ・ナレッジ共有ツール「Box」「Dropbox」、名刺管理システム「Sansan」、経費精算システム「楽楽精算」、CTI「BIZTEL」など多種多様なソリューションとの豊富な連携実績があります。
高機能で汎用的なSFAは、1ユーザーあたり月額1万円以上の価格になります。営業担当者が10人いると月額10万円以上かかり、コスト負担は少なくありません。
多彩な機能は不要で、価格を抑えてシンプルに運用を行いたいという場合は、最低限の機能だけを搭載した、「kintone」の営業支援パックや「GENIEE SFA/CRM」のようなツールもおすすめです。また、「Sales Force Assistant」も月額3,500円~と手頃な価格で利用することができます。
ただし、SFAツールは中長期的な顧客情報全般を蓄積することで、高い効果が得られるという性質があります。そのため導入の際には、短期的なコストだけにとらわれず、長期的な運用を視野に入れることも不可欠です。データのインポート・エクスポートができるとはいえ、ツール乗り換えに伴うデータ移行作業には、大きな負荷がかかります。少なくとも数年は使い続けることを前提に、導入を検討すべきでしょう。
システム名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
Mazrica Sales | AIが案件のリスク分析や類似案件を直接アドバイス。カンバン形式で直感的な案件管理が可能。 | 月額27,500円/5ID~ |
ネクストSFA | 案件管理、メール配信、フォーム生成機能まで対応。営業体制に合わせたカスタマイズ性に強み。 | 月額50,000円/10ID〜 |
GENIEE SFA/CRM | 手軽な導入に最適。大手SFAの約1/3のコストで導入可能。シンプルで直感的な操作性。 | 月額29,800円/10ID〜 |
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(出所:Mazrica Sales公式Webサイト)
契約継続率98%、DAU55%。誰でも簡単に使いこなせるUI/UXと豊富な機能が特徴のセールス・マーケティングプラットフォーム。特にカンバン形式で行う案件管理に定評があり、更新頻度に応じて色分けすることで状況を直感的に把握できる。アラートもできるため対応もれ・遅れの心配もない。
AIが成約確率や契約日・契約金額まで予測できるため、適切なアップセルや納期なども無理なく提案可能。たとえ、失注した場合でも、「予算が下りず検討見送りになった」「繁忙期なので3カ月後に連絡してほしい」など、受注できなかった理由を案件ごとに蓄積することで「ネクストアクション」の明確化に役立つ。
案件管理以外にも、リード創出から企業情報の自動収集、顧客管理まで対応している。
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(出所:ネクストSFA公式Webサイト)
MA・CRM機能も兼ね備え、リード獲得から顧客管理まで一貫して活用できるSFAツール。案件管理画面では、フェーズごとの案件数や金額を一目で把握可能。案件の確度、確度ごとの金額や件数の集計もドラッグ&ドロップだけで変更できるため、管理業務の効率化につながる。
また、項目追加・編集・並べ替えなどの設定変更も簡単にできるため、追加料金などのカスタマイズをしなくても、企業の営業体制や管理項目を反映しやすいのもポイント。自分だけが確認できる「マイページ」、チームメンバーで共有できる「シェアボード」の2種類があり、どの数字やグラフを表示させるかも自由に設定可能。営業戦略やKPIなどの周知・徹底も期待できる。
(出所:GENIEE SFA/CRM公式Webサイト)
「使いやすい」「作りやすい」「入力しやすい」を掲げる、国産営業管理ツール。案件管理であれば、会社名・商談金額など商談概要をカードにして、「発掘」「ヒアリング」「一次提案」「商談」「二次提案」といったフェーズごとに分類し、進捗に応じてドラック&ドロップで簡単に変更できる。特定のフェーズで溜まっている案件が一目でわかるので、進めるべき課題やタスクがどこにあるかも瞬時に把握可能だ。
多くの項目がプルダウン形式で選択でき、記述入力が少ないためITに苦手意識がある従業員でも使いこなせる。ライトプランは月額29,800円/10IDからと安価に利用できるため、「シンプルな操作でまずはしっかり案件管理をしたい」という企業におすすめ。
システム名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
ホットプロファイル | 99%の精度で名刺情報のデータ化が可能。見込み客の発見、MAツールとしての活用にも定評。 | 要問い合わせ |
Sansan | 名刺をスキャンするだけで顧客情報を自動でデータ化。顧客管理データベースを簡単に構築できる。 | 要問い合わせ |
Sales Hub | 営業プロセスに必要な機能を集約した営業支援CRM。見積もり作成、レポート、分析機能などを搭載。 | 月額54,000円/5ID〜 |
Knowledge Suite | 手入力の他、名刺スキャン、Webフォームから自動取り込み、インポートによる取り込みで顧客登録。 | 月額50,000円/5GB (ID数無制限)〜 |
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(出所:ホットプロファイル公式Webサイト)
法人向けセキュリティや営業・業務改善のプロダクトに定評がある、株式会社ハンモックのSFAツール。名刺管理、チャット、SFA、MAを1つのツールに集約しているため利便性が高い。名刺管理機能では99%の精度で名刺情報をデータ化し、自動名寄せにも対応。商談・案件管理機能では、営業プロセスを定義することで、新人営業にトップセールスと同じプロセスを定着させられる。
営業現場での利便性の高さに強みを持ち、営業担当者がその場で容易に入力できる工夫が凝らされている。最低限必要な入力項目だけに絞る高いカスタマイズ性に加え、名刺管理と連動しているため入力作業を削減でき、現場に定着しやすい。オンライン名刺交換機能も標準搭載。リード管理機能では、タグやリードソースなどの複合条件を組み合わせて、営業リストの作成やメール配信ターゲットの抽出が可能だ。
シリーズのホットアプローチのデータベースを組み合わせれば新規開拓をより強化できる。
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(出所:Sansan公式Webサイト)
顧客情報管理のためのデータベース機能に強みを持つ営業DXサービス。最大の特徴は、名刺をスキャンするだけで顧客情報を99.9%の精度でデータ化できる点。顧客データの入力工数を大幅に削減でき、転記ミスも防げる。構築したデータベースは組織全体で共有して、「どの取引先の、どのキーパーソンと、どのようなやりとりがあったのか」といった接点履歴も蓄積可能。帝国データバンクが提供する企業データベースの情報などを組み合わせて利用すれば、「データが古くて使い物にならない」「担当者が変わっていた」などのズレを防げる。最適なタイミングで、最適なアプローチをすることで、顧客との関係性を強化。受注確度の向上や売上拡大が期待できる。
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(出所:Sales Hub公式Webサイト)
大企業から中小企業、少人数のスタートアップまで世界120カ国以上17万社以上が利用するHubSpotの営業支援ソフトウェア。効果的な営業メールをテンプレート化・共有できるEメールテンプレート機能、担当者の空き時間が確認できるカレンダーから顧客が都合の良い時間を指定できるミーティング設定機能、競合他社の情報やコールの台本などのコンテンツを社内で共有して教育コストを削減する営業管理プレイブックなど、包括的に営業を支援する機能がそろう。
マーケティングソフトウェア「Marketing Hub」、オペレーション支援ソフトウェア「Operations Hub」、カスタマーサービスソフトウェア「Service Hub」なども提供されており、それらを組み合わせることで幅広い業務を効率化できる。
(出所:Knowledge Suite公式Webサイト)
オンライン商談ツールやアカウント一括管理ツールなどを提供しているナレッジスイートのSFAツール。グループウェア、SFA/CRM、問い合わせ管理、集計・分析ツールなどがオールインワンになっている。
ユーザー数無制限で利用でき、データ容量を超過した分だけ追加を支払う、定額 + 従量課金型。連携APIやセキュリティ強化といった有料オプションも用意されている。共有範囲や共有グループを指定して、組織、役職、グループなどによって情報を見せる・見せないを制御できる「動的可視化」機能が特徴だ。定着具合に合わせて徐々に機能追加していくことも可能なため、利用ハードルを下げて早期の運用定着化を促進するといった使い方にも便利。
システム名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
cyzen | スマホ利用に最適化された営業活動管理アプリ。顧客情報を地図にマッピング表示して訪問を効率化。 | 月額1,000円/ID〜 |
Report@(レポルタ) | スマホから簡単に、位置情報を活用した報告書作成や顧客情報の管理が行える訪問業務サポートアプリ。 | 月額1,200円/ID〜(ベーシック) |
UPWARD | 直感的に使える営業現場向けのモバイルアプリ。滞在先や活動時間を自動検知し、ワンタップで報告。 | 月額7,800円/ID(STANDARD) |
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(出所:cyzen公式Webサイト)
フィールドセールスやフィールドワーカーの業務効率化と生産性向上を目的として開発された営業活動管理アプリ。写真付き報告書が10秒で作れるという手軽さで、フィールドメンテナンス、インフラ、保守、配送、物流業界などでの導入実績を多数持つ。スマホベースで現場の正確なデータ収集を行えるため、業務を効率化しながらプロセスの可視化ができる。
訪問先への訪問ログが自動で残るオートワークログ、電車移動にかかった費用を自動で取得・計算する交通費自動計算機能、保守対象の機器番号などをバーコードでから読み取って報告書の項目に追加できるバーコード読み取り機能、走行状況やドライブデータをスマホで集計できる安全走行支援機能など、現場営業での業務効率化に特化している。音声入力にも対応。
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(出所:Report@公式Webサイト)
位置情報を活用したスマホベースの訪問業務サポートアプリ。位置情報をもとに、報告書の作成や顧客情報の管理をスマホから簡単に行える。また、「誰が」「どこで」「何をしているのか」を地図上で確認できるのに加え、それぞれの業務状況や報告内容をリアルタイムに確認することもできる。各種営業、運送業、保守点検、警備業、設備工事業といった様々なシーンで利用されており、1,500社以上での導入実績を持つ。
シンプルでわかりやすいUIが特徴で、アプリからワンタップで報告ができるのに加え、アプリ起動中は自動で位置情報を送信するため難しい操作は不要。位置情報と報告の業務管理機能のみなら、一人あたり月額500円で利用できるコストパフォーマンスの良さも人気の理由。
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(出所:UPWARD公式Webサイト)
外回りするフィールドセールス向けのモバイルSFA。スマホの位置情報から、営業が今いる滞在先を自動検知して、活動時間と合わせてシステムに自動記録。「どこの誰をいつ訪問したか」顧客接点データを蓄積し、企業として共有することで、再現性のある営業体制を構築できる。
営業担当者も現在地から近い顧客を自動抽出可能。「取引の有無」「訪問頻度」なども可視化されるため優先度をつけやすい。また、移動手段ごとの最短訪問ルートの作成も可能。より効率的な営業活動を展開できる。そのほか、地図情報だけでなく、モバイルアプリから発信した電話の活動記録を、CRMに自動で記録することもできる。
最後に、上記のタイプに当てはまらない場合におすすめの、実績豊富なSFAツールを4つご紹介します。いずれも豊富な機能を搭載している分、やりたいことが明確でないと運用が複雑になりがちです。導入の際にはサポートを上手く利用して、課題と目的を明確にするように心がけましょう。
システム名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
Sales Cloud | 中堅・中小企業から大企業まで、15万社以上の導入実績のあるCRM・SFAプラットフォーム。 | 月額9,000円/ID〜 |
eセールスマネージャーRemix CLOUD | ⼀度の⼊⼒で必要な情報をすべて⾃動反映。導入・稼働・定着までの各ステップでサポートを徹底。 | 月額11,000円/ID〜 |
Zoho CRM | 営業プロセスの自動化やレポート機能などSFAツールに必要な機能を網羅し、低コストで利用可能。 | 月額1,680円/ID〜 |
Sales Force Assistant | 経営改善ノウハウをシステム化した営業支援システム(SFA/CRM)。 | 月額3,500円~ |
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(出所:Sales Cloud公式Webサイト)
CRMを世界的に牽引するセールスフォースのCRM・SFAプラットフォーム。オンボーディング、トレーニング、コーチングの機能を活用し、営業チームの能力開発とサポートを行う。活動履歴、顧客管理、見込み客管理、商談管理、売上予測における多彩な機能を搭載。見込み顧客の獲得から商談成立まで、ソーシャルメディアを含むあらゆるチャネルでキャンペーンを管理、トラッキングすることができる。ワークフロー機能では簡単なマウス操作で営業プロセスの自動化が可能。一定条件を満たした場合にアラートメールを自動送信することや、案件が進捗した場合にタスクを自動的に割り当てるなど、様々なプロセスを自動化できる。
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(出所:eセールスマネージャーRemix Cloud公式Webサイト)
大手企業から中小企業まで185業種以上、5,500社以上での導入実績を持つCRM/SFAツール。案件管理、商談管理、予実管理、日報管理など基本的な機能に加えて、案件シナリオや地図機能、人脈管理などの機能を備えている。タイムライン機能では、営業担当者が活動報告を行うと、その内容が自動的に上司や社内関係者のタイムラインに通知。電話やメールでの別途報告が不要になるなど、業務効率化や社内コミュニケーションの活性化を実現できる。ZoomやSlack、box、Dropbox、Sansanなどの外部ツールとの連携に対応。導入前の検討段階から導入後まで、提案・運用・活用のアドバイスなどのサポートが充実している。
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(出所:Zoho CRM公式Webサイト)
世界180カ国25万社に、企業経営に必要な様々なアプリケーションサービスをクラウドサービスとして提供するZOHO。そのうち、営業・マーケティング向けにSFAとCRMが一体となったパッケージシステム。
初期費用なしで月額1,680円からとリーズナブルな料金で、顧客の一元管理だけでなく、商談管理、見込み顧客の管理、更に担当者の割り当て機能やタスクの管理機能といった便利な機能が利用できる。上位プランなら、オンライン会議ツールやコミュニケーションツールなどの外部サービスとの連携、SNSからの見込み顧客自動作成、定期レポートの作成といった機能も利用可能に。
海外製品だが、導入にあたっては認定サポート企業が課題の洗い出しなどから支援してくれるので心強い。
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(出所:Sales Force Assistant公式Webサイト)
AI秘書が現場の営業担当者を支援する営業支援システム(SFA/CRM)。専属のAI秘書が、スケジュールのリマインドや放置・遅延案件のフォロー、参考事例のピックアップ、ボトルネックのリサーチなど、24時間365日アシストする。「ゲーミフィケーション」の要素を取り入れ、AI秘書が営業担当者の目標達成意欲を刺激してくれるため楽しみながら取り組めるのもポイント。
日本企業特有の営業スタイルの違いを考慮し、「案件営業向け」「ルート営業向け」「案件・ルート併用向け」「案件・リピート商材向け」「会計事務所向け」など全部で7タイプのシリーズ製品を用意しているので、自社に最適なタイプを選べる。シリーズ導入企業9,000社超。
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SFAツールについてご紹介しました。以下、要点(よく聞かれるポイント)を改めてまとめておきましたのでご活用ください。
SFAツールとは?
案件管理や顧客管理などを効率化・自動化することのできるツールです。取引先へのアプローチ状況や、商談フェーズ、見込み受注金額などを一元化して組織全体で共有することができます。
SFAとCRMの違いは?
SFAが「営業」を軸にデータを把握・管理するのに対して、CRMは「顧客」を軸にしていします。同じ営業部門でも、アウトサイドセールスではSFA、インサイドセールスではCRMなど使い分けされています。
SFAツールの料金相場は?
最低限の案件管理だけなら、一人あたり月額500円から使えるものもあります。データを活用したアプローチなど高機能なものだと、一人あたり月額10,000円程度が相場といえます。そのほか、初期費用が10万円程度、管理者ID、月額基本料などが別途必要となるサービスもあります。
SFAツールのおすすめは?
SFAツールは営業支援のどこに注力したいかによって3つのタイプに分けられます。迷った場合には、網羅的に機能をそろえた多機能タイプを選ぶと良いでしょう。タイプ別のおすすめは以下の通りです。
SFAツールの比較ポイントは?
タイプを選んだら、「営業体制や業務との相性」「営業支援機能の充実度」「データの連携性・APIへの対応」「料金・価格」といったポイントに沿って、比較検討するとスムーズです。
SFAツールの注意点は?
SFAツールは、中長期的な顧客情報全般を蓄積することで、高い効果が得られるという性質があります。導入の際には短期的なコストにとらわれることなく、長期で運用していくという視点が不可欠です。ツール乗り換えに伴うデータ移行作業には、大きな負荷がかかることも考慮して、少なくとも数年は使い続けるつもりで、導入を検討しましょう。
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