自社で把握しきれていないサーバーやネットワークまで含め、セキュリティ対策を強化したい方へ。IT資産に潜むリスクを検出・評価するASMツールの機能や比較ポイントなどを解説します。
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「ASM(Attack Surface Management:攻撃対象領域の管理)」とは、インターネットからアクセス可能なIT資産、すなわちサイバー攻撃の対象となり得る資産を特定し、リスクを検出・評価する一連のプロセスを指します。
ASMツールはこのプロセスを支援するサービスで、攻撃者の視点に立ってリスクを洗い出します。従来の脆弱性診断では見落とされがちな外部公開資産やセキュリティ課題を可視化し、企業・組織のセキュリティ強化をサポートします。
経済産業省「ASM導入ガイダンス」(2023年)によると、ASMツールは主に次の3つをサポート対象範囲としています。
① 攻撃面の発見 | 侵害リスクにさらされているIT資産の発見 |
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② 攻撃面の情報収集 | ①で発見したIT資産に関する情報収集・可視化 |
③ 攻撃面のリスク評価 | 収集した情報をもとに脆弱性の程度を見極める |
上記のほかに、対応優先度の設定やシステムの脆弱性を検証する侵入テストの実施など、より実用的な機能を備えるツールもあります。
ASMツールは、以下のような場面で活用されています。
近年のサイバー攻撃はPCなどのエンドポイントにとどまらず、サーバー、クラウド、IoTデバイスなど多様なデジタル資産に拡大しています。
データや資産の損失、信頼の失墜を防ぐためにも、ASMツールの導入は企業にとって急務となりつつあります。
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ツールによってできることは異なりますが、ASMツールは主に以下のような機能を搭載しています。
継続的な攻撃対象の検出 | ASMツールの中核となる機能。サイバーリスクを継続的に検出することで、自社のセキュリティ状況を定量的に把握でき、拠点ごとの比較や優先度の判断が容易に |
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情報収集 | 検出された攻撃対象について、発見ルートなどの情報を収集し、ダッシュボードで可視化。グラフやマッピングで視覚的に表示することで、セキュリティレベルをわかりやすくするツールも |
リスク評価 | 問題の重要度やセキュリティ成熟度を判定する機能。すぐに悪用されるレベルか、将来的に脅威となる可能性があるかなど、様々な観点からリスクを数値化 |
リスクの優先順位付け | 評価したリスクに対し、優先的に対応すべき順序を提示。クリティカルな問題から優先的に対応できるようになり、効率的な対策につながる |
自動通知 | 検出された問題を、Eメールやチャットにより自動でアラート。 IT部門・セキュリティ対策チームの迅速な対応を促す |
侵入テスト(ペネトレーションテスト) | 自社システムのセキュリティレベルを実際の攻撃で検証する機能。攻撃を模倣することで、想定される攻撃経路や脆弱箇所を割り出す |
IT人材が不足している企業でも、ASMツールを活用することで専門的な監視が可能に。また、IT資産の把握から情報の一元管理までを効率化し、脆弱性対応のスピード向上と被害の最小化が期待できます。
ASMツールのタイプは、主に2つに分けられます。「攻撃対象の把握・管理に強みを持つタイプ」と「侵入テストにも対応しているタイプ」です。まずはそれぞれの特徴について解説します。
自社のIT資産に見落としがないかを調査し、システム全体の脆弱性を把握・管理したい場合に適したタイプです。
クラウド活用が進む中で、放置されたままのIT資産がセキュリティの盲点となり、脅威の侵入口となるリスクが増しています。このタイプは、組織内の未把握のサーバーやネットワーク機器を特定し、定期的に脆弱性情報を提供することで、セキュリティ対策の継続的な改善に貢献します。
たとえば、「Cortex Xpanse」は、自社の環境全体を外部から常時監視し、サイバー攻撃の対象となる攻撃点を自動検出。攻撃者よりも先に脆弱性を発見することで、リスクに対する先回りが可能になります。「UGINT ASM」では、自社だけでなく、グループ会社や海外拠点、取引先も含めた監視に対応しており、サプライチェーン全体のセキュリティ強化もサポートします。
クラウドからWebまで24時間自動で脆弱性を診断する「Shisho Cloud」のようなサービスも。リスクの早期発見に加え、「なぜ修正が必要か」「どのように修正すべきか」をレポートで把握できるため、修正・改善までの流れが円滑になります。
IT資産の可視化や脆弱性の把握に加え、それらのリスク評価を行いたい場合に有効なタイプです。攻撃シミュレーション(ペネトレーションテスト)を通じて、「実際に侵入できるか」「脆弱性がどれほどの危険をはらんでいるか」を検証することで、対処すべき脆弱性の優先順位付けにも役立ちます。
たとえば、「ULTRA RED」は、実際のサイバー攻撃者が使う手法を再現して侵入シミュレーションを実施。脆弱性を的確に洗い出すだけでなく、リスクの深刻度に応じて優先度を評価し、対策の効率化と実効性向上を支援します。
なお、ペネトレーションテストについての詳細は「ペネトレーションテストサービスとツール12選。何を使うべきか?」をご覧ください。
ASMツールを選ぶ際に留意したい、比較ポイントを紹介します。下記を参考に、自社に最適なツールを検討してみてください。
IT資産の発見は、経済産業省のASM導入ガイダンス資料でも示されている通り、一般的に組織名やドメイン情報をツールに入力し、それに紐づく外部資産を特定するという流れで行われます。しかし、どこまで検出できるかはサービスによって異なるので、事前確認が必要です。
「GMOサイバー攻撃ネットde診断ASM」は、ドメイン名を登録するだけで脆弱性を可視化。意図せず開いているポートなどの情報に加え、攻撃方法や影響が公開されている「既知の脆弱性」も管理画面上で確認できます。
「AEGIS-EW」も、使用しているドメイン名から、放置されたサーバーや脆弱性を自動的に検知。開示済みIPアドレスやサブドメインも自動で洗い出されるため、目視確認や手動管理にかかる手間を大幅に削減できます。
「Securify ASM」では、ドメインやグローバルIPをはじめ、クラウドリソースを含めた外部資産の自動棚卸が可能。
検出されたエンドポイントは、公開部分や利用テクノロジー別に整理され、ダッシュボード上に視覚的に表示されます。更に、緊急度の高い脆弱性を検知した際には自動でメール通知を送信できるため、対応の優先順位付けにも役立ちます。
脆弱性が多数検出された場合、すべてに対応するのは非現実的です。限られたリソースを有効活用し、IT部門やセキュリティチームへの過度な負担を避けるためには、対応対象を重要度に応じて整理する機能が不可欠です。
たとえば、「Tenable Attack Surface Management」では、検出された脆弱性に対し、自動で0〜10のスコアを割り当ててリスクの高さを評価。実際のリスクと理論上のリスクを見極めるデータ分析により、対応の優先度が明確になります。
「CyCognito」は、攻撃者の偵察と同様の流れで監視し、検出したリスクを順位付け。加えて、「IT資産の発見されやすさ」を観点に取り入れたり、ネット上で日々収集する脆弱性情報を加味したりと、独自の診断要素を取り入れているのが特徴です。
また、「Mandiant Attack Surface Management」では、単なる優先順位付けにとどまらず、脆弱性の重大性や緊急度に応じた分類を実施。「Macnica Attack Surface Management」の場合は、リスク指標や対応優先度に加えて、専門家によるコメントも提供していることが特徴です。クリティカルな問題から効率的に対応を進められるので、担当者の負担軽減に役立ちます。
多くのASMツールは、継続的なスキャニングを前提に設計されており、新たに追加されたIT資産も自動的に検出できるようになっています。ただし、スキャンの対象となるIT資産やスキャン頻度、把握できる情報はツールによって異なるので、事前の確認が不可欠です。
たとえば「ULTRA RED」では、追加・変更されたホスト、ドメイン、IPアドレスの自動検出が可能。未登録のPCやスマホも自動的にスキャンし、脆弱性の情報とともに資産管理情報に追加します。
「Mandiant Attack Surface Management」は、スキャン頻度を毎日・毎週・オンデマンドから柔軟に設定でき、外部に公開された新規資産も自動で検出します。変化の多い環境でも資産状況を常に最新化し、攻撃の入り口となり得る対象を見逃しません。
「ULTRA RED」のように、侵害されたアカウントを自動的に検出し、削除や修復アクションを促すツールもあります。
また、予算面から継続的な導入が難しい場合には、「Ray-ASC」のように単発利用が可能なプランを用意しているサービスを選べば、目的や状況に応じて柔軟に活用できます。
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(出所:Shisho Cloud公式Webサイト)
クラウドやWebアプリケーションを対象に、セキュリティの脆弱性を網羅的かつ継続的に自動診断できるSaaS。
CSPMやCIEM、ASMなど多角的な手法でクラウド設定や認可制御の不備、公開資産のリスクまで幅広く検出。AIがアプリケーションの仕様を解析し、権限制御の不備も自動で洗い出す。
更に、GMO Flatt Securityの専門エンジニアによる手動診断を組み合わせ、ソースコードレベルの深い脆弱性にも対応。レポート形式で診断結果を提示し、修正支援や改善施策も一貫して提供。SlackやCIツールと連携し、開発フローに無理なく統合できる。
(出所:GMOサイバー攻撃ネットde診断ASM公式Webサイト)
組織全体のIT資産を可視化し、外部公開されたリソースに潜む脆弱性を自動で検出・管理できる国産のASMサービス。
専用ツールとコンサルティングの併用により、専門知識がなくても複数のWebサイトやドメインのリスクを効率よく洗い出せる。診断フローは、攻撃面の発見から情報収集、リスク評価、対応までを一貫して支援。Webアプリケーション、ネットワーク、CMSの既知の脆弱性を網羅的にチェックし、優先順位づけや対応方針まで提示する。
1サイトあたり3,000円という優れたコストパフォーマンスで、継続的な診断運用にも最適。国産ならではの使いやすさと、専門家によるトータルサポートで、はじめての脆弱性管理にも安心して導入できる。
(出所:Macnica Attack Surface Management公式Webサイト)
網羅性と精度にこだわって調査ができるASMツール。OSINT手法とマクニカ独自のナレッジを用いて、インターネットからアクセス可能なIT資産を攻撃者と同じ視点で調査。未把握の資産やシャドーITも含め、サイバー攻撃のリスクを評価する。通常アクセスに限定した調査手法で、海外拠点や関連会社と事前調整は不要。ノイズの少ない調査結果にも強みがあり、膨大なリスク情報を専門家が手動選別するため、自動検知でありがちな誤検知や見落としを抑制できる。
悪用の可能性が高い現実的なリスクに基づく緊急度・優先度に加え、リアルタイムの脅威情報や専門家コメントも提供し、セキュリティ担当者の判断をサポート。また、検出された情報は、専用ポータルで継続的に監視可能。新たに発見されたアセットから既存資産のセキュリティ状態まで、一元的に把握できる。
(出所:Securify ASM公式Webサイト)
外部公開資産の把握・管理から脆弱性診断までを一元化できるASMツール。攻撃対象となるドメインから把握していない外部公開資産がないか、自動で棚卸を実施。組織内のドメインやグローバルIPはもちろん、管理対象として漏れがちなクラウドリソースまで、網羅的な資産管理が可能。「どのドメインが、どのグローバルIPやクラウドリソースに紐づいているか」をダッシュボード上で一覧表示できる点も特徴。
アラート通知機能も備え、緊急度の高い脆弱性が公表された際には、メールで即時通知。タイムリーな対応を支援する。
更に、「Webアプリケーション診断」機能との連携により、脆弱性診断も一括で実施可能。診断レポートは日本語でわかりやすく、脆弱性の危険度や修正方法の例示もあるため、専門知識がなくてもスムーズに対応できる。
(出所:Ray-ASC公式Webサイト)
中小企業でも導入しやすい手軽なASMサービス。外部からアクセス可能なIT資産を中心に調査し、10種類のセキュリティリスクを特定可能。提供されるレポートでは、リスクの危険度を高・中・低の3段階で可視化するだけでなく、ダークウェブ上の漏えい情報も考慮し、攻撃者視点で優先度を付けて提示。スムーズなリスク把握と効率的な対策立案を支援する。
年4回の継続的なモニタリングが可能な「年間契約プラン」に加え、1回のみの調査で完結する「ワンショットサービス」も提供。予算や期間に応じて柔軟に活用できる。
(出所:マモレル公式Webサイト)
サイバー空間におけるリスクを早期に把握し、ブランド保護と信頼構築を支援するサイバーセキュリティサービス。
情報漏えいや脆弱性の調査、ペネトレーションテストを通じて、企業のIT環境を多角的にチェック。万が一のインシデント発生時には、危機管理方針の策定やマニュアル整備、広報対応のアドバイスまで行う。
低コストで導入できる点や要望に応じたオーダーメイド対応、広報支援企業との連携も強み。国内外300名超のホワイトハッカーや海外の認証機関との連携により、スピードと品質を両立し、サイバー対策から広報までをワンストップでカバーする。
(出所:UGINT ASM公式Webサイト)
ハッカーと同じ視点で自社や関連企業のIT資産を調査・監視し、サイバー攻撃のリスクを事前に察知する脅威インテリジェンス・ASMサービス。
調査対象のドメインを指定するだけで、紐づく外部公開資産を自動で洗い出し、脆弱性や設定ミスなどの技術的リスクを診断。更に、ダークウェブやTelegramなどの招待制アンダーグラウンド空間からも情報を収集し、情報漏えいや不正アクセスの兆候を可視化する。
調査結果は、リスクの重大度などをもとにスコアリングされ、緊急対応が必要なリスクを一目で把握可能。使用するデータベースは国家機関でも採用される信頼性の高いもので、調査対象の匿名性と安全性も確保されている。
自社のセキュリティ状況の把握はもちろん、取引先やサプライチェーン全体の防御力向上にも役立つ。
(出所:OSINTモニタリング公式Webサイト)
NTT内での共同開発技術を用いた独自ツールと公開情報調査の専門知見を組み合わせた脅威情報提供サービス。
ドメインやIP、電子証明書など、一般的なASMツールがカバーするIT資産に加え、子会社や旧ブランド資産も対象に情報を自動収集し、幅広い外部資産に対するセキュリティ管理を実現。
ハッカー掲示板やダークネットといった閉鎖的な情報源の監視にも対応しており、より広範囲な脅威情報の収集ができる。
「資産」「脅威」「脆弱性」の三方向からマッチング分析を行い、攻撃者の実際の活動に基づく優先度付けで、早期対策が必要な顕在化リスクを特定。分析付きレポートにより即座に対応可能な形で情報を提供し、現場の負担を軽減する。
(出所:Cortex Xpanse公式Webサイト)
インターネット上の未知のリスクを自動で発見・修正するASMソリューション。インターネット全体を継続的にスキャンし、接続されたシステムや公開サービスに潜むリスクを自動で検出・インデックス化。攻撃対象領域をマッピングし、リスクの深刻度や影響に応じて優先順位を設定。アナリストを増やすことなく、検出から修復までの対応スピードを大幅に向上できる。
更に、自動プレイブックによりITチケットの発行にとどまらず、リスク軽減のアクションを即座に実行。攻撃者より先に脆弱性を把握・修正し、セキュリティ運用の効率化と強化を実現する。
同社のXDRやSOAR製品と組み合わせることで、より強固なセキュリティワークフローを構築することも。
(出所:Tenable Attack Surface Management公式Webサイト)
インターネット全体を継続的にスキャンし、未知の資産も含めて外部に公開されたIT資産を可視化するサービス。
50億以上の資産情報をもとに、組織のアタックサーフェスを網羅的に把握し、変化があれば自動で通知。監視体制と対応力の強化を継続的に支援する。200個以上のメタデータ項目により、各資産のビジネス上の文脈も把握でき、これまで見落とされがちだったリスクの所在も明確に。
Tenable Oneなどと統合することで、外部に公開された資産や脆弱性への可視性と対応力を大幅に強化することが可能。
(出所:CyCognito公式Webサイト)
攻撃者の先回りをして、効率的に攻撃の糸口を発見するクラウドサービス。攻撃者が行う偵察と同じプロセスで、企業に関連するインターネット上の情報を監視し、見逃されがちなリスクも素早く検出する。
診断後はリスクの大きさだけでなく、「資産の発見されやすさ」を踏まえて、脆弱性を自動で順位付け。あわせて解決策も提示されるため、担当者の負担を大幅に削減できる。また、インターネット上で日々新たな脆弱性の情報を収集し、常に最新情報をもとに検出・診断を行っているのも大きな特徴。
(出所:Mandiant Attack Surface Management公式Webサイト)
変化の激しい分散型IT環境で外部資産を継続的に監視し、悪用される恐れのある脆弱性を検知するプラットフォーム。
ドメインや既知のネットワーク、SaaSアカウントなどの情報をもとに、攻撃者視点で資産や露出状況を可視化。スキャン頻度は毎日・毎週・オンデマンドで設定可能で、外部に公開されたアプリケーションやサービスを洗い出し、攻撃の入口となり得る資産を特定する。
更に、ユースケースに応じたアセット検知ワークフローや、MandiantのIOCと最新インテリジェンスを活用した安全なテストにより、実際の悪用リスクを検証。組織の攻撃対象領域を常に最新状態で把握し、先手を打った対策を実現する。
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(出所:イージスEW公式Webサイト)
放置されたサーバーの検出に強みを持つASMツール。メインドメインを1つ入力するだけで、社内で把握されていないHPやメールサーバーなどの外部資産を総合的に検出・診断。開示IPアドレスやサブドメインも自動検索されるため、社内に存在するすべてのインターネットサービスをもれなくスキャン可能。
侵入テストでは、該当端末に攻撃パターンを適用して脆弱性を詳細に検証し、想定される攻撃への対策方法を明確化。検出されたリスクは、グラフや色分けで視覚的に表示されるため、専門知識のない担当者でも自社のセキュリティ状況を直感的に把握できる。
(出所:ULTRA RED公式Webサイト)
高精度な攻撃エミュレーション技術を用い、セキュリティ対策を行うソリューション。サイバーセキュリティ分野で世界的に高い技術力を持つイスラエルの専門エンジニアによる知見をもとに、実際の攻撃者が用いる戦術・技術・手順を忠実に再現。脆弱性の有無や侵入の可能性を的確に診断する。
また、追加・変更されたホストやドメイン、IPアドレスも自動検出できるほか、関連情報を一元的に統合することで、担当者の見逃しを防止。過去10年以上にわたる脆弱性情報を蓄積し、脅威情報を常にアップデートしている点も心強い。
ASMツールは、攻撃者の視点から外部公開資産を洗い出し、従来の脆弱性診断では見落とされがちなリスクを可視化することで、企業のセキュリティ強化を支援するサービスです。
クラウド環境の拡大やリモートワークの普及により、企業や組織のIT資産が攻撃対象となるリスクは急速に高まっています。サイバー攻撃が日々巧妙化・多様化するなか、IT資産のセキュリティを強化するASMツールは、今や不可欠な存在です。
導入にあたっては、「攻撃対象の把握・管理に強み」「侵入テストにも対応」の2つのタイプを把握したうえで、次の観点で比較検討することが大切です。
(1)検出可能な範囲
(2)脆弱性の優先順位付け機能の充実度
(3)継続的なモニタリング機能とその柔軟性
ASMツールを活用すれば、サイバー攻撃にさらされやすいIT資産を網羅的に発見し、リスクを可視化。継続的な監視を自動で実施できるだけでなく、検出した脆弱性に対する修復アクションまでスムーズにつなげられます。
リスクを未然に把握することで、セキュリティ対策を先回りで講じることができ、IT部門やセキュリティ担当者の負担軽減、更にはコスト削減にも貢献します。
高度化するサイバー攻撃に備える手段として、ASMツールの導入をぜひ検討してみてください。
ASMツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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GMO Flatt Security株式会社
専門知識がなくてもWeb・クラウドのリスク管理ができる脆弱性診断ツール。24時間の自動診断やレポート自動作成が可能。リスク判断~修正のアクションを最短化します。...
GMOサイバーセキュリティbyイエラエ株式会社
世界No.1(※)ホワイトハッカーの知見を詰め込んだASMツールです。全社的な脆弱性管理の効率化におすすめ。外部からの攻撃面になる未把握のIT資産を発見し、組織...
Macnica Attack Surface Management
株式会社マクニカ
OSINT手法と独自ナレッジによる調査が強みのASMツール。専門家の手動調査と目視確認も行い、ノイズが少ない調査結果で効率的なセキュリティ対策をサポートします。...
株式会社スリーシェイク
外部公開資産の把握・管理から脆弱性診断まで一気通貫で実施できるASMツール。クラウドリソースを含め網羅的に棚卸しでき、セキュリティ強化と継続的な運用を支援します...
NTTセキュリティ・ジャパン株式会社
収集した、資産・脅威・脆弱性情報を照合して実在するリスクを可視化し、早期報告で先回りの対策・警戒を支援します。...
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