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製造業向け図面管理システムの比較10選。主な機能や選び方

製造業向け図面管理システムの比較10選。主な機能や選び方

最終更新日:2022-11-11

1,000以上の図面データを運用しており、「多すぎる図面データを効率よく管理したい」、「過去のデータを活用したい」とお考えの製造業の方へ。図面管理システムの機能や選び方、比較ポイントをおすすめのサービスとともに詳しく解説します。

目次

図面管理システムとは?

図面管理システムとは、CADやOffice(Word/Excel/PowerPoint)、PDFなどで作成した図面、完成図書、設計資料といった図面の一括管理を可能にするシステム。単なる管理だけでなく、検索活用・破棄、CADデータの取り込みとPDF変換、属性情報の読み取りといった機能が充実しています。

紙やCADを使った図面は、必要なものを探したり、膨大な図面の中から最新版を選り分けたりと、管理に手間も時間も場所も必要。なおかつ人によって管理の方法が異なる、担当者に頼らざるを得ないなど、属人化しがちです。常態化してしまうと、ペーパーレス・テレワークの時代に合わない、業務が滞るなどといった状況に陥ります。これらの課題を解決するのが図面管理システムです。

建設業向けのシステムもありますが、今回の記事では製造業向けのシステムに絞って解説します。

 

図面管理システムでできること(機能)

図面管理システムには、主に以下のような機能が搭載されています。

  • 参照用ファイルの作成…取り込んだデータをPDFファイルに変換
  • 図面プレビュー…専用ビューワ不要で簡単に図面を確認
  • 一括印刷…複数のデータを一括で印刷。部門別・担当者別などの制限の設定も可能
  • 自動採番…自社のルール定義を設定した上で、採番を自動化
  • 図面の検索…全文検索や、属性、タグなどでの検索
  • バージョン管理…チェックイン・チェックアウトの排他制御、変更履歴と最新版の表示
  • 承認ワークフロー…起案作成から公開日までの承認ルートを設定し、スムーズな情報伝達を実現
  • 図面比較…変更・追加・削除した箇所を視覚的に明示

更に、次のような機能を備えたシステムもあります。

  • BOM管理機能…CADデータ(3D、図面ファイル、技術文書など)の構成管理
  • アクセス・操作ログ管理…データベース、フォルダ、ファイルへの操作やアクセスをログとして保存・集計
  • セキュリティ…ID・パスワード、静脈認証による生体認証などで管理

 

図面管理システムの比較のポイントと選び方

自社に合った図面管理システムを選ぶ際には、以下のようなポイントで比較検討を進めていくと良いでしょう。

オンプレかクラウドか

図面管理システムにおいては、オンプレ型が圧倒的に多数ですが、「システム管理の負担をできるだけ減らしたい」「社外での共有をスムーズに行いたい」という場合は、クラウドタイプも選択肢となるでしょう。

クラウド型のシステムとしては、たとえば、株式会社アマダの「図面共有クラウドサービス」が。事務所にあるPCや現場のスマート端末から図面をアップロードでき、クラウド上に蓄積された情報を取引先や協力工場などからでも簡単に引き出せます。

ただし、高度な検索機能や、CAD連携、図面比較の確認のしやすさなど、管理効率や利便性を高めていきたい場合には、オンプレ型に敵わない部分も多いので、その点を考慮して検討すると良いでしょう。

セキュリティ機能の充実度

図面や文書は重要な資産です。情報流出を防ぐための機能をチェックしましょう。

「楽々Document Plus」では、ファイルやフォルダ単位のアクセス制御に加え、ファイルの印刷・ダウンロード制御や透かし文字の挿入などもでき、持ち出し制御にも対応しています。更に、万一の際の追跡ができるようにアクセスログ管理も装備し、情報漏えい対策を強化しています。

また、Windowsユーザーには「FullWEB」のセキュアPDF配信機能もおすすめ。Adobe Acrobat/ReaderでのPDF表示のみを有効とし、それ以外のアプリでは、表示を含め、保存・再配布すべてを無効化できます。

類似図面検索機能への対応有無

見積り作成時や設計時に過去の類似案件を参考にしたい場合、類似の図面を検索できれば、効率的に作業が進められます。

たとえば「Hi-PerBT Advanced 図面管理」では、150万枚の図面を対象とした検索が約5秒で完了。過去の図面を知らなくても、簡単な操作で調べられるので、空いた時間でコア業務が進みます。また、図面や部品単位で類似の構造をしている図面も検索できるため、不良発生時にも安心。効率よく潜在類似不良を洗い出せ、コストを最小限に抑えられます。

「D-QUICK7」では、オプションとして類似図面検索機能を提供。文字ではなく図形(部品の形状)で検索でき、更に検索結果から2つの図面を形状比較。相違点をわかりやすく視覚化してくれます。

なお、類似図面検索についての詳細は、「AI類似図面検索システム。仕組みやメリットは?」もご覧ください。

多言語対応の有無

海外拠点でも利用したい場合や、外国人スタッフが多い場合は、中国語と英語に対応している「FullWEB」のように、多言語に対応しているシステムが便利です。

カスタイマイズ対応の可否

自社特有の要件に対応させたい場合は、カスタマイズ性の高さも重要です。たとえば、株式会社ハイエレコンの「図面管理システム」は、図面検索やデータの一元管理といった標準的な機能を搭載しつつ、CADやBOM、基幹システムなどの他システムとの連携も柔軟に対応できるイージーオーダータイプ。

「Hi-PerBT Advanced 図面管理」は拡張性の高さが強みで、2次元CADや外部システムとの連携機能が充実しているほか、「Hi-PerBT 図面検索AI」「Hi-PerBT Advanced BOM」といったシリーズの追加導入が可能です。

「FullWEB」のように、SDK(ソフトウェア開発キット)を使って自社で開発することができるツールもあります。

紙や画像から情報を取り込むためのOCRへの対応有無

紙のドキュメントが多い場合や、画像データのなかに読み取りたい文字情報が多い場合には、OCRやAI OCRを使えば、自動で読み込みが可能。従来のように、属性情報を手入力する手間をカットできます。

この機能を搭載しているツールの一つが「楽々Document Plus」。紙図面をスキャンして登録すると、自動OCRによりファイルの中まで高速全文検索できるようになります。紙図面の状態が悪く、OCRで誤認識した文字がある場合も、あいまい検索でヒットさせられます。「D-QUICK7」では、CADフォントに対応した、認識率を向上させられるAI OCRオプションが用意されています。

 

主な図面管理システム(オンプレ型)

オンプレ型から、おすすめの図面管理システムをご紹介します。中にはクラウドサービスを提供しているものもあります。

Hi-PerBT Advanced 図面管理(株式会社日立ソリューションズ西日本)

Hi-PerBT Advanced 図面管理公式Webサイト

(出所:Hi-PerBT Advanced 図面管理公式Webサイト)

図面管理にかかわる業務をフルサポート。図番採番、文字重畳、照査承認ワークフロー、原寸印刷、一括印刷、配付受領、廃図処理など、図面管理に必要な機能を標準実装している。スキャナ・複合機・プリンター・プロッタなどの周辺機器はどのメーカーにも対応しており、導入後もそのまま利用できる。
AutoCAD・BricsCADから自動的に図面を変換し、属性登録が可能。BricsCADの図面庫として動作するモデルもある。オンプレ型だが、AWSを利用したクラウド型でのシステム構築も可能。

  • 料金:要問い合わせ

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FullWEB(株式会社コネクテッド)

FullWEB公式Webサイト

(出所:FullWEB公式Webサイト)

製造業を中心に500社以上の導入実績のある文書管理・図面管理システム。2つ以上の記録項目を組み合わせられる検索機能、リマインドメールを設定できるメール通知機能、Excel属性抽出、複数ブラウザ対応など、多彩な機能をローコストで使用できる。
英語や中国語でメニュー・ヘルプにも対応しているので、海外工場でも利用しやすい。閲覧のみのユーザーは無償で利用でき、保守契約ユーザーには、新バージョンパッケージが無償提供される。クラウド版のほか、SDKの提供もあり。

  • 料金:要問い合わせ

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D-QUICK7(株式会社アイサイト)

D-QUICK7公式Webサイト

(出所:D-QUICK7公式Webサイト)

エクスプローラーに似た操作感の図面・文書管理システム。ダブルクリック操作で編集ができ、編集を完了すると自動的にシステムへ格納されるため、複数ファイルの時系列管理も可能。取り扱えるファイル形式に制限はなく、3DCADデータや部品構成(BOMやPDM)、共通部品管理にも適している。
APIを利用した柔軟なカスタマイズのほか、簡易承認ワークフロー機能、AI OCR、エクスプローラー、Webブラウザなどオプションも充実。クラウドサービスの提供あり。

  • 料金:要問い合わせ

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図面管理システム(株式会社ハイエレコン)

図面管理システム公式Webサイト

(出所:図面管理システム公式Webサイト)

各機能の仕様を柔軟にカスタマイズできるイージーオーダー型。検索機能などの標準機能に加え、マルチCAD(AutoCAD、ACROVA GMM、JWCAD)、生産管理システム、販売管理システム、採番システム、BOM、CAMといった既存のCADやシステムと連携できる。
電子承認機能、電子印鑑機能などペーパーレスを加速させる電子承認や、セキュリティ機能も充実。拡張機能も強みで、「図面と合わせて設計部品表を管理したい」「図面作成と並行して複数仕様の検討を行いたい」といった要望にも対応してくれる。

  • 料金:要問い合わせ

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PDMics(株式会社アイ・シー・エス)

PDMics公式Webサイト

(出所:PDMics公式Webサイト)

図面整理から手軽に始められる設計情報管理システム。基本性能に徹したシンプルなPDMで低価格、その上でカスタマイズにも対応しているため、中小規模や、スモールスタートしたい場合におすすめ。
部品図面の関係性をツリー表示する「正展開・逆展開」機能、図面情報に過去の図面を紐付けて管理する「リビジョン管理」など、図面管理をより効率化する標準機能のほか、オプションして自動押印機能を用意。2D CAD(AutoCAD、AutoCAD Mechanical、BricsCAD)、3D CAD(iCAD SX)と連携できる。

  • 料金:1,000,000円(サーバー+5ライセンス)〜

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まいく郎WEB(株式会社FMシステム)

まいく郎WEB公式Webサイト

(出所:まいく郎WEB公式Webサイト)

ブラウザベースの電子ファイリングツール。ラスターデータとCADデータをスピーディーに表示・印刷するビューアーを標準搭載している。全文検索と属性情報検索の2種類の検索機能、大規模なデータベースの分割管理など、効率化を促進する機能が豊富。
自社サーバーにインストールし、各ユーザーはブラウザ画面を介して利用する仕組みのため、本社と支社や工場など、拠点間でも運用可能。登録ファイルに付与する属性情報は自社独自の分類項目を設定でき、既存システムから検索情報やファイル属性情報を引き継いで利用したい場合にも柔軟に対応。

  • 料金:要問い合わせ

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図脳TeCA(ティーカ)(株式会社フォトロン)

図脳TeCA公式Webサイト

(出所:図脳TeCA公式Webサイト)

製造現場部門を中心に最適化した図面管理システム。CADメーカーが開発した図面管理特化型、コンパクトな構成と操作性で、特に中小規模組織で運用しやすい。
図面検索、図面配布、出図、版管理、改訂履歴管理など図面の管理面に機能を限定。専用カスタマイズしないで使えるパッケージシステムのため、設計時間と導入費用を抑えられる。データベース型のため、文書種類や図面種類、製品名称などの属性による絞り込みにより誰でも必要なファイルを簡単に見つける。Webブラウザで閲覧できるほか、iPadにも対応。

  • 料金:要問い合わせ

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楽々Document Plus(住友電工情報システム株式会社)

楽々Document Plus公式Webサイト

(出所:楽々Document Plus公式Webサイト)

様々な業種・用途で750社以上の導入実績を持つ文書管理システム。ファイルを登録・保管するだけでなく、作成日や契約先、製品型番など、業務に必要な属性情報を付与して管理できる。ワークフロー機能を使った電子承認も可能で、脱ハンコを簡単に進められる。
高性能な全文検索エンジンと高速ビューワ、あいまい検索機能で、ファイル形式を問わずスピーディーな検索を実現。どのブラウザ、タブレットからでも同じように閲覧できるほか、ファイルの印刷・ダウンロードの権限制御にも対応しているためセキュリティ対策も万全。

  • 料金:要問い合わせ

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図管王Standard(株式会社デザイン・クリエィション)

図管王Standard公式Webサイト

(出所:図管王Standard公式Webサイト)

CAD図面の管理に強みを持つ図面・文書管理システム。シンプルな操作性と多彩な機能で、CAD図面から関連ドキュメントまで、あらゆる部門で情報共有の領域を拡げる。
キーワード検索、複合検索、視覚による高速イメージ検索などの関連文書管理機能、データを活かすエディタ機能、用紙サイズやファイル形式を混在させた状態での一括印刷機能などを搭載。CAD図面を出力する場合、線種・線色・線幅・線端種などの細かいスタイル変更も行える。

  • 料金:480,000円(基本クライアントセット)〜

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主な図面管理システム(クラウド型)

最後に、クラウドタイプのシステムをご紹介します。

図面共有クラウドサービス(株式会社アマダ)

図面共有クラウドサービス公式Webサイト

(出所:図面共有クラウドサービス公式Webサイト)

作業のムダ・滞留を解消するクラウドサービス。図面の基本的な保管に加え、動画・写真などの情報を連携することにより、現場の段取り作業等を軽減する。
「お客さまデータ保全サービス」と組み合わせれば、展開図・立体姿図との情報連携も可能に。バックアップされた加工情報はクラウド内で“図面番号”をキーとして連携され、加工ノウハウの“カプセル化”が実現する。スマート端末は、iOSの位置情報の参照サービス機能を利用してアクセス制限をかけられる。

  • 料金:要問い合わせ

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まとめ

製造業向けの図面管理システムについて、機能や比較のポイント、選び方をご説明しました。オンプレかクラウドか、マストで取り入れたい機能は何かと検討していくことで、自社のニーズに沿った最適なツールが見つかるでしょう。

膨大な量の紙のデータを電子管理することで検索性・効率が高まり作業がスムーズに進むだけでなく、ペーパーレス、テレワークも促進できます。拡張機能やオプションを柔軟に活用して、より自社に適した仕組みを作り上げていきましょう。

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