法人向けIT製品の比較・選定を支援する情報メディア「アスピック」の編集部。 SaaSや業務システムを中心に、バックオフィス・営業・人事・マーケティングなど幅広い領域のIT製品を調査・比較し、導入検討に役立つ情報を発信している。 各サービスの機能や料金、導入実績などの公開情報をもとに、ユーザー視点でのわかりやすい整理を重視してコンテンツを制作。また、実際の利用シーンや業務課題を踏まえ、企業のIT活用による業務効率化や課題解決につながる情報提供を行っている。
院内研修を効率化し、企画運営の負担を軽減したいと考えている病院の経営者や院長、事務部門の管理職の方へ。医療向けeラーニングの機能やタイプ、選び方などについて、おすすめシステムと併せて紹介します。
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医療向けeラーニングとは、医師や看護師、その他医療従事者が、インターネットを通じて専門知識や技術の習得、各種研修などを受けられる学習システムのことです。各自、手持ちのデバイスから自由に受講できることから、勤務形態にばらつきがあり、多忙な医療現場においても、効率的に勉強会や研修を実施できます。
eラーニングを導入することで、集合研修の開催にかかる時間や労力を削減できるほか、個人の習熟度や進捗状況の一元管理が可能に。加えて、医療法施行規則で義務付けられている医療安全や感染対策といった必須講習はもちろん、専門的な臨床知識まで幅広いコンテンツを網羅。職員一人ひとりが主体的に学べる環境を整えられます。
介護職員向けのeラーニングシステムをお探しの方は、「介護職員向けeラーニングシステム10選!研修スタイルに合うタイプを解説」をご参照ください。
また、ビジネスやマナー、情報セキュリティ、ハラスメント対策など、職種を問わない基礎研修をeラーニングで実施したい場合は「eラーニングシステム比較17選。ランキングで選びやすく!」をご参照ください。
医療向けeラーニングをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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医療向けeラーニングは、大きく分けて以下の5つのタイプがあります。
医療機関向けに、経営やマネジメント、接遇スキルといった職種別・階層別の研修を提供するタイプ。病院経営を担う経営者や事務長、看護師、医事会計やレセプト業務を担当する事務スタッフなど、全職員を対象としたサービスが該当します。
たとえば「Waculba」は、現場の医療スタッフ向けに安全管理や医療倫理、感染対策といった専門的な研修コンテンツを提供。加えて「後輩の育成」「中堅一般職の役割」といった人材育成コンテンツや、経営者に向けた「病院経営講座入門編」「診療所のオペレーション改善」といった経営スキルコンテンツなども用意されています。
看護師の人材育成を目的に、臨床を含む実務に役立つ知識が学べる環境を整備できるタイプ。新人育成やラダー研修にも対応します。
たとえば「学研ナーシングサポート」は、現場に即した看護実践の知識やケアのポイントといった臨床に関する知識のほか、病院経営・マネジメントや感染対策、医療安全、多職種連携なども学習できます。
また「S-QUE」は、ラダー別研修に対応しており、基本的な知識・原理・考え方を段階別に整理することで、体系的に理解できる力を育成。加えて、専門性を高めるブラッシュアップ研修も用意されています。
用意された研修コンテンツではなく、既存の教材をそのままeラーニングシステムに載せて運用できるタイプ。自社教材を活用しながら、システム上で受講・進捗管理を行いたい場合に最適です。
たとえば「Smart Boarding」では、Smart Boardingコンテンツを活用できるほか、自社独自の資料や動画のアップロードが可能。これらを組み合わせることで、柔軟な運用が実現できます。
医療法施行規則で義務化されている、年2回の医療安全研修に対応するタイプ。ほかの研修と同様、eラーニングシステム内で実施できます。
たとえば医療安全研修eラーニングツールの「SafetyPlus」では、医療安全を基礎から学べるコンテンツを提供することで、全職員の意識向上と医療の質の向上を支援。資料追加機能を活用すれば、施設独自の医療安全マニュアルも全職員で共有可能できます。
薬学知識や服薬指導、法改正など薬剤師向けの研修が実施できるタイプ。認定薬剤師の単位取得にも対応しており、多忙な中でも時間や場所を選ばず学習できます。
たとえば「MPラーニング」は各種認定制度に対応。研修認定薬剤師制度では、所定の研修を受講し、必要単位を取得することで認定申請ができます。単位取得に上限はなく、必要な単位を自分のペースで取得できるのが便利です。
医療向けeラーニングにおけるシステムごとの特徴を、一覧表にまとめました。
| システム名 | 対象者 | 研修テーマ例 | 月額料金 |
|---|---|---|---|
| サクラボ | 医師 看護師 事務職員 病院経営者 など |
|
24,800円/11ID〜 |
| e-JINZAI for medical welfare | 医師 看護師 事務職員 介護職員 など |
|
500円/ID~ |
| AirCourse | 管理職層 新入・若手職員 事務職員 など |
|
120円/ID~ |
| Waculba | 看護師 事務職員 管理職層 病院経営者 など |
|
36,000円/~ |
| 学研ナーシングサポート | 看護師(医療安全など全体向けもあり)) |
|
39,800円~ |
| S-QUE | 医師 看護師 介護職員 救命救急士 など |
|
15,000円~ |
| CandY Link | 医師 看護師 リハビリ職員 介護職員 など |
|
年額27万円/99ID~ |
| Smart Boarding | 管理職層 新入・若手職員 事務職員 など |
※自社教材のアップロード可能 |
299円/ID〜 ※初期費用は別途 |
| Baritess | 全職員 | なし ※自社教材のアップロード可能 |
要問い合わせ |
| SafetyPlus | 全職員 |
|
要問い合わせ |
| eラーニングマネジメントシステム | 全職員 | なし ※システム上でのコンテンツ作成、既存資料のコンテンツ化が可能 |
要問い合わせ |
| MPラーニング | 薬剤師 |
|
年額8,000円〜 |
| メディカルナレッジ | 薬剤師 |
|
要問い合わせ |
職種別・階層別研修に対応する医療向けeラーニングを紹介します。
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(出所:サクラボ公式Webサイト)
多様なコンテンツで、医療機関の人材育成と経営安定化を支援するeラーニングシステム。医療現場の接遇や管理職育成、医療経営や制度に関する知識、ヒューマンスキルまで幅広い内容を各自好きなタイミングで学習できる。
新人から管理職まで、職種や階層に応じて選べるコンテンツは常時600種類以上。1本5分程度の動画で完結できるため、多忙な中でも着実にスキルを身に付けられるのが魅力だ。また、診療報酬改定の動向や医療経営戦略といったコンテンツが随時追加されることで、最新情報も手軽に入手できる。加えて管理職向けコンテンツの公開、確認テストによる理解度チェックなど便利機能も充実している。
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(出所:e-JINZAI for medical welfare公式Webサイト)
500本以上の医療・福祉の専門動画と、自己研鑽に役立つ3,500本以上の研修動画が定額で学び放題となるeラーニングシステム。医療分野はもちろん、介護職員の人材育成まで支援する研修コンテンツを豊富に提供。1つのシステムで接遇からリーダーシップ、医療経営、制度理解、専門職スキルまで幅広く学ぶことができる。
研修プログラムには、内定者、新入職員、中堅職員、役員・上級管理者など9段階に分けた階層研修を用意。標準搭載された専用の研修管理システム「e-JINZAI LMS」を活用すれば、視聴履歴や理解度テスト、レポート管理などの一元管理も簡便に。
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(出所:AirCourse公式Webサイト)
コンプライアンスをはじめ、WordやExcelの使い方、ハラスメント対策といった汎用的なテーマのコンテンツがそろったeラーニングシステム。新入社員から管理職まで、各階層で必要な知識・スキルを学習できる動画研修が1,000種類以上用意されている。
また、既存の動画や資料をアップロードすれば、手軽にオリジナル研修コースの設計ができるのも強み。自院で用意した専門研修の資料を学習コンテンツとして登録すれば、社会人としての基礎力と専門知識・能力、双方の向上が目指せることから医療機関での導入にも適している。確認テストやアンケート、提出課題などを一目で把握できる管理機能が標準搭載されているなど、管理者側の使い勝手にも配慮がなされている。
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(出所:Waculba公式Webサイト)
医療・介護福祉の現場特有の課題や役職に応じた、90コース以上の専門コンテンツを提供するeラーニングシステム。チームワークやコミュニケーション、マネジメント、人材育成など、医療機関の「見えにくい課題」に対応するコンテンツを中心に提供することで、職員の離職防止を目指す。
また法人内の導入目的の整理から体制設計、周知、浸透まで専任スタッフが伴走する手厚いサポート体制に定評あり。初めてのシステム導入でも安心して運用を開始できる。管理機能も充実しており、月間・累計視聴時間、月間視聴完了コンテンツ数、視聴時間帯など様々な角度から分析でき、CSVでの出力にも対応。
看護師の実務研修に強みを持つ医療向けeラーニングを紹介します。
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(出所:学研ナーシングサポート公式Webサイト)
看護師向けの基礎・管理・研究コースに加え、全職員対象の医療安全や感染対策など、多彩な研修コンテンツを提供するeラーニングシステム。配信テーマは年度ごとにリニューアルされることから、研修カリキュラムを組む担当者の負担軽減にも役立つ。
また、独自のキャリアシート機能を備え、個人の目標設定や視聴履歴、外部研修の履歴などの一元管理ができるため、客観的なデータに基づく評価面談の資料としても活用可能だ。加えて、IDパスワードの設定からシステムの使い方、院内での活用方法の提案といった細かいサポートも受けられる。
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(出所:S-QUE公式Webサイト)
看護師をメインに、看護学生、救急救命士、全職員向けの研修まで幅広いコンテンツを提供するeラーニングシステム。技術動画と手順書から始める「新人看護職員研修」、ジェネラリスト向け「クリニカルラダー別研修」、看護管理者向け「マネジメントラダー別研修」など、受講対象を明確に分けたプログラムはわかりやすく、手軽に役割やキャリア段階に応じた学習が行える。
また、看護師特定行為研修にも対応しており、演習・OSCE・実習すべてを講師映像付き動画で学べるのが特徴。講義だけでなく、申請書や各種添付書類の準備など指定研修機関への申請業務までサポートしてくれるため、特定行為看護師を育成したい場合にもおすすめだ。
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(出所:CandY Link公式Webサイト)
日本看護協会のクリニカルラダーに対応し、対象別の学習と教育計画を支援する看護教育向けeラーニングシステム。新人から中堅・管理職、看護補助者まで、看護部全体を網羅した1,800タイトルのコンテンツを提供する。
動画は1本5〜10 分程度で構成されており、多忙な業務の合間でも効率的に学習できるのが特徴。クイズ形式の問題や、バッジやポイントの収集といったゲーム要素を加えることで、自発的な学習の促進にも寄与する。加えて、自院で作成したオリジナル教材のアップロードに対応。自作の実技動画や講義動画といった素材をシステムに登録し、確認テストと組み合わせれば、全職員向けの集合研修も手軽に実現できる。
既存の自社教材を利用できる医療向けeラーニングを紹介します。
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(出所:Smart Boarding公式Webサイト)
社会人に必要なポータブルスキルの学習向けに、400種類以上の厳選コンテンツを提供する人材育成プラットフォーム。自院独自の研修動画やマニュアルを簡単にアップロード・共有できるのが特徴。既存のコンテンツと組み合わせることで自院に適したコース作成が可能だ。
単なる動画学習に留まらず、ライブ型実践トレーニングが行われるのもポイント。月に50〜60回、他社参加型でオンライン開催され、外部の刺激を受けながらより実践で役立つスキルを身につけられる。一方、管理機能も充実しており、職員の学習進捗や理解度、アンケート結果をリアルタイムで可視化。教育担当者の負担を抑えつつ、自律的に学び続ける組織文化の醸成を後押しする。
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(出所:Baritess公式Webサイト)
電子カルテネットワークとの接続により、セキュアなオンプレミス環境で利用できる研修受講管理・eラーニングシステム。院内における集合研修の案内や申込から出欠管理、動画視聴、テスト、アンケート実施までをワンストップで完結できる。
教材登録は、WordやExcel、PowerPoint、動画など多様な形式に対応。蓄積された教材をカテゴリ別に整理できる管理機能を備え、研修カリキュラムの体系化を支援する。職員ごとの受講状況はリアルタイムで可視化され、未受講者への自動リマインド配信機能も搭載。IT環境に配慮しつつ、教育担当者の事務負担削減と院内全体の着実な学習浸透を両立できる。
医療安全研修に対応する医療向けeラーニングを紹介します。
※料金はすべて要問い合わせ
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(出所:SafetyPlus公式Webサイト)
全職員を対象に、医療安全への意識向上からインシデント発生時の対応まで学習できる医療安全研修特化型のeラーニングサービス。実際のインシデントをもとにした再現ドラマ形式で、基礎から対処法までを視覚的に学べるのが特徴だ。
専門用語を抑えた平易な解説により、医療職のみならず事務や介護職も当事者意識を持って取り組める点が強み。空いた時間にスマホやPCから学習できるよう、全動画は10〜15分程度に設計されている。自作のマニュアルや動画、テスト、解説などを簡単にアップロードできるため、院内研修の欠席者へのフォローにも役立つ。集合研修の組み立てや進行に役立つ指導用マニュアルも提供。
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(出所:eラーニングマネジメントシステム公式Webサイト)
全国に400の関連事業所を持つ「徳洲会グループ」が開発した教育管理システム。医療現場の職員教育と管理を一元化できるうえ、複雑な職種・役職ごとの習熟度管理、JCI認証取得に向けた受講記録管理にも対応する。
医療安全・感染対策・手指衛生など徳洲会で実施した研修コンテンツを活用できるほか、自院における講習会や勉強会の動画アップロードが可能。テストやアンケート機能を活用すれば、理解度の確認も手軽に行える。加えて、受講依頼やリマインドメールの送信、テスト・アンケート結果の集計、レポート分析、Excel出力といった機能がそろっていることから、教育のPDCAサイクルを効率的に回したいという場合におすすめ。
薬剤師の研修に対応する医療向けeラーニングを紹介します。
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(出所:MPラーニング公式Webサイト)
薬剤師の生涯学習と認定薬剤師資格の取得を支援する薬剤師向けeラーニングシステム。疾患、治療、服薬指導、在宅医療、小児医療など、基礎から実践まで幅広い領域のコンテンツが950種類以上用意され、職員は自分のペースで学習を進められる。知識やスキルを習得できるのはもちろん、研修認定薬剤師制度や漢方薬・生薬認定、小児薬物療法認定などの各種認定制度の単位取得にも対応。あらかじめPECS(薬剤師研修・認定電子システム)に登録しておくことで、受講後の単位管理から認定申請までをオンライン上で完結できる。個人の学習進捗や単位取得状況はマイページで一元管理でき、計画的なキャリアアップにも有用。
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(出所:メディカルナレッジ公式Webサイト)
薬剤師の生涯研修における幅広い知識と専門能力のスキル向上を目的に開発された薬剤師向けeラーニングシステム。専門医師や薬剤師を講師に迎え、最新の薬物療法や医療安全、関係法規など、薬剤師に求められる高度な専門知識が学べる950種類以上のコンテンツを提供している。
研修認定薬剤師制度をはじめ漢方薬・生薬認定薬剤師制度や小児薬物療法認定、老年薬学認定といった専門認定に向けたコンテンツも充実。受講前にPECSへ登録しておくことで、取得単位が自動反映され、認定申請までスムーズに手続きが行える。加えて、専用アプリを使えば、より効率的な学びが可能に。
医療向けeラーニングとは、医師や看護師、その他医療従事者がインターネットを通じて専門知識や技術を学べるシステムです。各自、手持ちのデバイスで学習できることから、多忙な医療現場でも効率的に研修が行えます。
医療向けeラーニングは、以下の5つのタイプに分類されます。
それぞれのタイプの中でも、システムによって対象者やテーマが異なるため、全体研修がしたい、特定の職種の育成に注力したいなど、目的に合ったシステムを選ぶことが大切です。
院内研修を効率化し、担当者・職員双方の負担を軽減するためにも、本記事を参考に医療向けeラーニングの導入を検討してみてください。
医療向けeラーニングをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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KIYOラーニング株式会社
動画による研修の実施や受講管理が効率的に行えるeラーニングサービスです。簡単ステップでの動画の作成・配信、受講状況の一元管理、受講管理の自動化機能、標準研修コー...
株式会社FCE
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