新卒・中途採用後のミスマッチや離職を防ぐために、AIを用いた適性検査の導入を検討している人事担当者へ。採用活動はもちろん、戦略人事にも活用できるAI適性検査の概要や導入のメリット、タイプと選び方、主なAI機能(AIでできること)と合わせて、おすすめをご紹介します。
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AI適性検査とは、人工知能(AI)を活用して応募者の性格や能力、職務適性などを多角的に分析し、企業でのマッチ度合いや活躍人材としての適応度を評価する採用支援ツールです。
AI搭載型の適性検査は、入社後の活躍可能性や組織との適合度(カルチャーフィット)を高精度で予測。過去の採用データや既存従業員のパフォーマンス情報を学習・解析したデータを活用するため、「自社が必要としている人材」「自社で活躍できる人材」を客観的に評価できます。検査からスコアリングまでオンラインで自動的に完結するため、応募者が多数いる場合でも効率的な選考が可能。候補者・従業員のデータは長期にわたって活用でき、一人ひとりに合わせたフィードバックやコミュニケーションが実現します。
また、AI技術は不正行為の防止にも有効です。特にWebテスト形式で課題となりがちな替え玉受検やカンニング対策として活用されており、監視機能に強みを持つシステムも。受検中のWebカメラの映像やPC画面の操作ログをAIがリアルタイムで監視・解析して、不審な挙動を検知します。
AIに限定せず、幅広い適性検査サービスをお探しの場合は、「適性検査サービスの比較18選。企業の新卒・中途採用に有効なのは?」をご参照ください。
AI適性検査をお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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AI適性検査の導入により、大きく4つのメリットが得られます。
AI適性検査の大きな利点の一つは、「自社で」活躍できる人材の発掘です。全国平均など特定の数値と比較する従来の適性検査と異なり、AI適性検査は自社の従業員やハイパフォーマーとの比較により、企業内でのマッチ度や適性などを客観的に評価します。
個性や価値観、人・部署との相性などをAIが多角的に分析。最適な配置を行うことで活躍する人材が増え、離職率低下や従業員満足度の向上が見込めます。加えて、個人の感覚に頼らないデータドリブンな判断によって、人事施策の再現性アップも期待できます。
自社に必要な人材を客観的・公平にジャッジするための採用基準を、効率的かつスピーディーに設定できるようになります。
従来の適性検査では、採用基準を作成するために多くの手間と時間がかかっていました。しかし、AI搭載型の適性検査では、必要なデータを読み込ませるだけで採用基準を適切に作成。データ量に比例してマッチ度も精度も上がるため、改善も進みやすくなります。
AIが結果を即座に分析・判定することで、合否判断にかかる時間を大幅に短縮。会うべき候補者の優先順位がわかるだけでなく、分析レポートの作成や、面接で聞くべき質問も自動で生成できるため、採用担当者や面接官の負担軽減に寄与します。
また、客観的な評価をAIに任せることで、面接担当者は自社の魅力を伝えるためのクリエイティブな業務に時間を割けるように。
「監視機能に強みを持つタイプ(後述)」を中心に、AI適性検査は不正行為の防止・発見機能にも役立てられます。
WebカメラやAI監視機能を活用することで、ログイン時と受検中の顔を照合し、本人確認を行って替え玉受検を防止。あわせて視線の確認や回答プロセスのログ解析を行うことで、スマホでの検索やAIによる回答といったカンニング行為をリアルタイムで検知できます。これらの機能により、自宅からの受検でも、テストセンター形式と同等の公正・公平な試験環境を実現します。
AI適性検査は、活用方法やAI機能の強みによって大きく3つのタイプに分けられます。
AIを使った分析や予測に強みを持つタイプ。「自社で活躍できる人材を高精度で見極めたい」というニーズに応えます。
たとえば「アッテル適性検査」は、既存の従業員のデータを取り込んで自社に合わせた明確な採用基準を作成することで、候補者の「入社後活躍可能性」を算出。価値観データと評価データを組み合わせて評価し、適切な採用・育成・配置・マネジメントにつなげます。
同様に「NALYSYS(ナリシス)適性検査」は、45項目にわたる多角的な評価で人材像を可視化。入力した理想の人物像に応じてAIが採用基準を自動で設計するため、一貫性・再現性のある評価とミスマッチの防止が期待できます。
適性検査に、AI面接官による対話機能を組み込んだタイプ。カスタマイズ可能な設問で候補者の本音を引き出し、隠れた個性や適性を見極めます。「はい」「いいえ」といった選択式の検査では物足りない場合や、簡易面接として「転職理由」や「志望動機」などを聞いておきたい場合におすすめです。
代表例である「PeopleX AI適性検査」では、17項目の検査に加えて、AIアバターによる対話型の簡易面接を実施。転職理由や志望動機はもちろん、質問の追加やカスタマイズによって本音を聞き出し、より高精度な評価を行います。
AI監視機能によって、替え玉受験やカンニングなどの不正行為防止に役立つタイプ。AIが監視するため、会場や人数の規模が大きくても対応でき、コストを抑えやすいといった利点があります。
たとえば「TG-WEB eye」は、Webカメラを通じてAIが受検者を監視し、不正行為を検知した場合には依頼企業に報告。同社が提供する、「パーソナリティ」「ストレス対処力」「知的能力(言語・数理)」といった適性検査に組み合わせて利用できます。
AIの持つ機能(できること)はサービスによって異なります。記事後半で紹介する7サービスの概要とAI機能の特徴を、以下の一覧表にまとめました。
| サービス名 | サービス概要 | AI機能の概要 |
|---|---|---|
| アッテル適性検査 | 10万人のデータと特許技術で高精度の評価を実現。対策できない設問設計で候補者の価値観を可視化する |
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| ミキワメAI適性検査 | 社風や既存社員との相性を可視化し、14段階で評価。受検者の負担が少なく、社内受検は何回でも無料 |
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| ミツカリ適性検査 | 人と組織の相性を可視化し、採用ミスマッチの防止や組織改善に強みを持つ。月額無料のライトプランもあり |
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| NALYSYS適性検査 | 45項目の網羅的な検査で多面的に評価。理想の人物像を入力するだけで簡単に採用基準を設計できる |
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| PeopleX AI適性検査 | 17項目の検査+対話型AIによる簡易面接で候補者の本音を引き出す。質問はカスタマイズ可能 |
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| TG-WEB eye | Web検査の様子をAIが監視し、不審な挙動を受検結果と合わせて報告。利便性と公平性を両立させる |
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| GMAP AI監督型WEB受験 | 論理的思考力を問うWebテストを、Webカメラを用いてAIが監視。78万人の過去受験者と比較できる |
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(出所:アッテル適性検査公式Webサイト)
10万人以上のデータと特許技術により開発された、分析に強みを持つ適性検査サービス。候補者が対策しにくい「優劣のない設問」を採用して、価値観や性格をより正確に評価。従業員のデータをベースにした採用基準と照合し、入社後の活躍可能性を客観的に算出するため、ミスマッチのない採用判断が可能だ。取得データは採用シーンのほか、人材配置やコミュニケーション改善にも役立つため、組織全体の生産性向上が期待できる。
性格・学力検査がそれぞれ15分で完了するスピード感、ワンクリックでの簡単分析、専任コンサルタントによる分析支援、レポート使い放題など、分析・活用を重視したサービスを提供。採用管理システムやタレントマネジメントシステムとの連携にも対応している。
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(出所:ミキワメAI適性検査公式Webサイト)
利用企業6,000社・総受検者数200万人以上という実績を持つ、心理学と人事のプロが研究開発したAI適性検査ツール。既存の従業員や部署を分析して「社風」を捉えたうえで、採用基準を策定。候補者の活躍可能性や相性と照合して14段階で評価し、適正な配属やマッチング、離職・休職防止をサポートする。
受検時間はトータル40分、従業員による社内受検は完全無料という、負担の少ない設計も特徴。導入企業の中には、「似ている社員機能」を活用して、性格が近い社員と候補者の面談イベントを実施したことで、内定承諾率が23%改善した例も。
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(出所:ミツカリ適性検査公式Webサイト)
人間関係やコミュニケーションの改善に強みを持ち、5,000社以上が利用しているAI適性検査ツール。社会心理学をベースに候補者と従業員の双方に性格検査を実施し、個人同士、個人と部署などの相性を客観的にデータ化。個人や部署とのマッチ度を客観的に判定し、早期離職の防止に貢献する。
取得した人事データは入社前から退職後まで一貫して活用できるため、データドリブンな戦略人事や意思決定が可能に。また、面接サポート、人物像の要件定義、性格・価値観に合う業務分類など、多様な人事業務をサポートする機能も充実。料金プラン2種類のうち月額無料の「ライトプラン」は、コストを抑えて採用にのみ利用したい場合におすすめ。
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(出所:NALYSYS適性検査公式Webサイト)
募集要件とのマッチ度を可視化し、採用基準の設計まで行える次世代のHRアセスメント。入力した理想の人物像をもとに、AIが最適な採用基準を自動設定し、経験や勘に頼らないデータドリブンな採用を実現する。性格・行動傾向・職務適性などの45項目から網羅的に測定した候補者の性質と照合し、マッチ度や将来的な活躍度まで見極められる。社内にいないタイプの人材を探したい場合にも有効だ。
検査はメールアドレス不要で配信できるため、社用アドレスを持たない従業員も含めて全社的な分析に活用できる。「NALYSYS AI面接」ほか、採用から配置、マネジメント、労務DXまでをサポートするサービスも豊富。
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(出所:PeopleX AI適性検査公式Webサイト)
AIとの対話を通して候補者の本音を引き出す適性検査サービス。17項目の評価指標でコミュニケーションと能力を判定し、人柄や個性、組織カルチャーへのフィット感を診断する。自己申告型の適性検査では判断しにくい候補者の本音や隠れた個性・適性を引き出し、より精度の高い選考を実現する。
ニーズや職種、役割、雇用形態といったポジションなどに応じて、検査での重視ポイントや設問のカスタマイズが可能。簡易面接の内容は録画され、自動文字起こしによって簡単に確認できる。そのほか、「PeopleX AI面接」など、対話型AIを活用したサービスを複数展開。
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(出所:TG-WEB eye公式Webサイト)
従来の自宅受検型テストに、AI監視による不正防止機能を組み合わせたWeb適性検査。「パーソナリティ」「ストレス対処力」「知的能力(言語・数理)」といった項目を測定しながら、AIとPCカメラで受検者の視線の動きや、受検画面を監視。替え玉受検やカンニングといった不正行為を検知した場合は、受検結果と合わせて報告するため、公正な合否判断が可能だ。
年間利用料不要のリーズナブルな料金設定もポイント。事前予約不要でいつでも受検でき、人数制限もないため、海外からの応募者の対応や大人数の採用の際にも活躍する。
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(出所:GMAP AI監督型WEB受験公式Webサイト)
オンラインビジネス能力測定テスト「GMAP」に、AI監督システムを付加した受検サービス。論理思考力を測定・可視化する「クリティカル・シンキング」をベースにした適性検査をリモートで実施し、Webカメラを通じてAIが替え玉や複数人受検などの不正行為を検知する。受検中の映像は録画され、不正の疑いがあると判断されたシーンにはAIがフラグを立てたうえで共有される。
検査結果は過去78万人以上の受検者データと相対比較されるため、候補者のポテンシャルを客観的に評価しやすい。日経平均構成銘柄企業の約4割が導入しており、採用から昇格まで幅広く活用されている。
企業と候補者のマッチ率や、将来的な活躍の可能性などをAIが可視化する「AI適性検査」をご紹介しました。
感覚に頼らざるを得ない人事評価、入社後のミスマッチ、休職・離職、受検中の不正行為といった課題を解消し、「自社で活躍する人材」を高精度かつ客観的に評価。導入により、「入社後に活躍できる人材の増加」「採用基準の改善」「選考プロセスや面接業務の効率化」「不正の抑制」などのメリットが生じます。
AI適性検査は、活用方法やAI機能の強みによって大きく3つのタイプに分けられます。
(1)AIを分析・予測に活用するタイプ
(2)AIで対話型を実現するタイプ
(3)AIを監視に活用
採用段階からAI適性検査を導入することで、将来的な人事活動の円滑化が見込めます。ミスマッチや休職・離職を防止し、新たな社員が性格や適性に合った環境でストレスなく働ける環境を構築するためにも、導入を検討してみてください。
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株式会社リーディングマーク
人材の見極めに強みを持つ適性検査サービス。企業独自の基準に沿って活躍可能性を14段階で判定し、採用のミスマッチを防止します。分析データは配属/育成にも利用可能。...
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