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業務用ロボット掃除機の比較14選!4タイプに分けて紹介

業務用ロボット掃除機の比較14選!4タイプに分けて紹介

最終更新日:2025-07-22

ホテル、オフィスビル、商業施設などの清掃業務を効率化し、人員不足や清掃スタッフの負担などの課題を解決したいと考えている方へ。業務用ロボット掃除機を導入するメリットや選び方、どんな製品があるかなどについて紹介します。

目次

業務用ロボット掃除機とは

業務用ロボット掃除機とは、オフィスビルや商業施設など、広い空間を自動で清掃するロボットのことです。近年、少子高齢化による労働力不足や人件費高騰といった課題が深刻化する中、施設の衛生管理基準はますます厳しくなり、常に一定の清掃品質が求められています。

ロボット掃除機はセンサーやAI技術を活用して、障害物を避けながら設定したルートを正確に巡回。人の手を介さずに床の汚れやホコリを除去できるので、清掃業務の効率化と人件費削減につながります。

家庭用ロボット掃除機との違い

業務用ロボット掃除機は、家庭用に比べて強力な吸引力や高性能のモップを搭載しているのが特徴です。埃や細かなゴミだけでなく油汚れやこびりつきに対応できたり、モーターや駆動部も高耐久仕様で、長時間使用しても劣化しにくい構造なのもポイント。家庭用は1〜2時間の稼働を想定していますが、業務用は最大4〜8時間の連続稼働が可能です。

また、家庭用の対応範囲は100㎡ほどのエリアなのに対し、業務用は数百〜数千㎡/h以上のエリアをカバーできるものも。人が行き交う環境でも安心して使えるよう、高度な障害物検知、衝突回避機能や段差センサーも搭載しています。

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業務用ロボット掃除機の機能

業務用ロボット掃除機の機能といえば、まず乾拭きや水拭きを自動で行ってくれるところ。充電しておけば数時間連続稼働が可能。センサーやカメラで部屋の状況を把握し、人が操作しなくても障害物を避けながら自動で掃除を行います。

それ以外にも、業務用ロボット掃除機は以下のような様々な機能を搭載しています。

主な機能 できること
ルート作成・登録 施設内の清掃ルートを事前に設定・登録できる。そのルートに沿ってロボット掃除機が自動で清掃。
障害物の回避 人や荷物、椅子などの障害物をセンサーで感知し、ぶつからずに避けながら清掃。
学習・最適化 掃除する度に部屋の形や障害物の位置を覚え、より効率の良いルートを自動で考える。
タイマー・スケジュール 決まった時間・曜日などに自動で動くように設定できる。
遠隔操作(リモート操作) スマホやPCから、離れた場所でもロボットの動きを確認したり、操作したりできる。
自動ゴミ回収・タンク清掃 ロボット掃除機が集めたゴミや汚水を、自動で専用のステーションに戻って処理。
アラート・通知 清掃が終わった時、バッテリー残量が少ない時、エラーが発生した時などにスマホや管理画面に通知を送ってくれる。
稼働監視・履歴確認 ロボット掃除機がいつ、どこを、どのくらい掃除したかを記録し、後から確認できる。
緊急停止機能 万が一の時に、ボタンやアプリ操作ですぐロボットを止められる。
自動充電機能 バッテリーが少なくなると、自動で充電ステーションに戻る。

 

業務用ロボット掃除機の種類と特徴

業務用ロボット掃除機は、用途や清掃対象に応じて様々なタイプが存在します。掃除方法別に見た場合、大きく分けると以下の3つに分類されます。

  • 乾式タイプ(スイーパー型)
  • 水拭きタイプ(スクラバー型)
  • 複合型(吸引+水拭き両対応)

ここでは、機能や構造の違いをタイプ別に整理し、それぞれの特徴と適した活用シーンをご紹介します。

乾式タイプ

乾式タイプは、床に落ちているゴミやホコリ、髪の毛などの「乾いた汚れ」をブラシや吸引機構で回収するタイプです。一般的に「業務用ルンバ」のような見た目をしており、カーペットやフローリング、タイル床などに対応しています。

主な特徴

  • ダストボックス搭載、機種によってはゴミ自動収集機能あり
  • コンパクトで静音性が高く、夜間清掃にも向く
  • 日常の巡回清掃に最適

利用に適した場所

  • ホテル客室、オフィス、商業施設の共用通路など

水拭きタイプ

水と洗剤を噴射しながらブラシで床をこすり、汚れを落とし、汚水を回収するタイプです。飲食店や医療施設など、より厳しい衛生管理が求められる場所に適しています。

主な特徴

  • 汚水回収タンク搭載
  • 油汚れ、べたつきも綺麗に落とす
  • 機種によっては自動給水・排水機能あり

利用に適した場所

  • 飲食店、病院・クリニック、工場など

複合型(乾式+湿式両対応)

1台で乾式のゴミ回収と水拭きの両方に対応できる多機能タイプです。ゴミの吸引と床の水拭きを連続して行いたい場合や、清掃場所によって清掃方法を使い分ける必要がある場合におすすめです。

主な特徴

  • ゴミの吸引も水拭きも1台で完結
  • モード切り替えで用途に応じた清掃が可能
  • 床の種類や汚れ具合に合わせた運用ができる

利用に適した場所

  • ホテルのロビー、駅構内、公共施設など

 

業務用ロボット掃除機のコスト・費用相場

続いては業務用ロボット掃除機の料金についてです。料金形態としては買い切りの「購入」か月々いくらかの料金を支払う「レンタル・リース」に分かれます。

購入の場合の費用相場

業務用ロボット掃除機の購入価格は、清掃規模やタイプによっても大きく異なります。相場としては、数十万円台~数百万円台。価格を公表していないメーカーやモデルも多いため、購入を検討する場合は複数社から見積もりを取り、確認する必要があります。たとえば、安価なものでは、コンパクトタイプの「RC300DZ」の32万8,500円などが挙げられます。

レンタル・リースの費用相場

業務用ロボット掃除機のレンタル費用は、機種や契約期間、サービス内容によって異なりますが、月額数千円から数万円程度が相場です。たとえば、安価なものでは、「RACLEBO」(ステーションあり)が日額834円〜からレンタル可能です。レンタル期間や清掃範囲、機能によって料金は変動するため、複数のサービスを比較検討することが重要です。

補助金制度の活用

業務用ロボット掃除機の導入にはまとまった初期費用がかかりますが、一方で「中小企業省力化投資補助金」などの公的な補助制度を活用すれば費用負担を大きく軽減できる可能性もあります。この補助金は、人手不足の解消や作業の効率化を目的とした設備投資に対して支給される制度で、ロボット掃除機も補助対象機器として認められています。

機器によっては販売ベンダーが補助金申請の相談・サポートに対応してくれる場合もあるため、手続きに不安がある場合でも安心。利用を検討する際は相談してみましょう。

 

業務用ロボット掃除機の選び方・タイプ

自社に合った業務用ロボットを選ぶ上では、上記に上げた「清掃方法」に加えて、ロボットに清掃してもらいたい「施設規模」の2軸が重要です。

<清掃方法>

  • 乾式/ゴミやホコリを掃いて吸引する(スウィープとバキューム)
  • 湿式/洗剤で床を擦って拭く(スクラビングとモッピング)
  • 乾湿両対応/乾式・湿式のいずれにも対応

<施設規模>

  • 大規模向け/5,000㎡以上の倉庫・空港・大型商業モールなど
  • 中小規模向け/500〜3,000㎡の病院病棟・ホテル共用部など
  • コンパクトタイプ/〜500㎡の路面店・オフィス・会議室・飲食店など

自社に合ったものを選びやすくするため、アスピックでは事前に調査して主な業務用ロボット掃除機を上記の基準で5タイプに分類しました。

  • 業務用ロボット掃除機(大規模向け)
  • 業務用ロボット掃除機(中小規模向け/乾式のみ)
  • 業務用ロボット掃除機(中小規模向け/湿式のみ)
  • 業務用ロボット掃除機(中小規模向け/乾湿両対応)
  • 業務用ロボット掃除機(コンパクトタイプ)

以下、それぞれのタイプについて、どういった特徴があるのか、どういう場合に向いているのかなどを紹介しています。まずは自社がどこに当てはまるのかを考えてみましょう。

業務用ロボット掃除機(大規模向け)

広いフロアを効率よく清掃するために設計されたロボット掃除機です。長時間の連続稼働が可能で、高容量の清水・汚水タンクを搭載しているため、途中で頻繁に給排水する必要がありません。また、幅広のスクラブヘッドを備えているので、一度に広範囲を一気に清掃できるのもポイント。商業施設の共用部、駅ビル、空港、物流倉庫などの大規模な施設に向いており、長時間の無人稼働や大面積の清掃を効率化したい現場におすすめです。

たとえば、「Neo2.0」は最大6時間稼働、1時間あたり最大4,000㎡の清掃が可能。2時間でサッカー場1面分の清掃ができます。360度センサーで人や障害物を常にモニタリング。衝突事故のリスクも減らせます。

業務用ロボット掃除機(中小規模向け/乾式のみ)

ホコリや紙くず、砂ぼこりなど粉塵の回収に特化した乾式タイプのロボット掃除機です。時間あたり500〜2,000㎡の清掃能力があり、軽量・静音設計のものが多いため、夜間のオフィス巡回清掃にも適しています。水拭きの必要がない通路清掃中心の施設や、「夜間に埃だけを取っておきたい」という用途にぴったり。手軽に導入しやすく、メンテナンスも簡単なタイプです。

たとえば、「Whiz / Whiz i」は全面清掃によって隅々まで清掃し、床面に残存しているホコリに付着している細菌やウイルスも除去。AIマッピングとクラウド連携で走行履歴・稼働管理も簡単にできるのが特徴。

業務用ロボット掃除機(中小規模向け/湿式のみ)

水と洗剤を噴射しながら床をこすり、汚水を回収する湿式タイプ。汚れ落としだけでなく、清掃後の床に清潔感と光沢が残るのも特徴です。時間あたり500〜2,000㎡の清掃能力を持ち、床の油汚れやべたつき、ワックス床の手入れなどに強みがあります。高い衛生基準が求められる病院や飲食施設などでの利用に適しており、「衛生管理を強化したい」「定期のワックス清掃を自動化したい」という場合におすすめです。

たとえば、「HAPiiBOT」はティーチング方式とマッピング方式の2種ルート設定に対応可能。病院・食品工場など高衛生管理現場に最適です。コンパクトサイズで壁際15センチまで清掃が可能です。

業務用ロボット掃除機(中小規模向け/乾湿両対応)

乾式(吸引)と湿式(水拭き)の両方を一台で行える複合型。時間あたり500〜2,000㎡の清掃能力を持ち、状況に応じて吸引清掃と水拭き清掃をモード切り替えで使い分け可能。「掃除方法ごとにツールやロボットを分けたくない」、もしくは、カーペットエリアとハードフロアが混在するホテルや複合商業施設などで「様々な床材・清掃方法に対応したい」場合におすすめです。

たとえば、「Phantas(株式会社DFA Robotics)」は1台で吸引・水拭き・掃き・乾拭きの4つの機能を備えた多機能型。サイドブラシで、壁などの障害物に沿って、0cmの距離までゴミをかき出して吸引することができるのも特徴です。

業務用ロボット掃除機(コンパクトタイプ)

幅600mm以下のコンパクトな本体サイズで、什器の下や狭い通路も通れる小型タイプ。軽量で搬送も簡単なため、移動・持ち運びもしやすい点が特徴です。飲食店、クリニック、小型店舗のバックヤードや狭い通路など、省スペースで小回りを求める施設に向いています。

ただし、障害物の多い場所では走行難易度が上がります。自律清掃は段差や傾斜に弱いため、事前に現場環境の確認が必要です。むしろ、小型の利点を活かして、「ロボットを持ち運ぶ」という方式で複数の現場に対応させるのも一つの手です。たとえば、「RACLEBO」は420×420mmのコンパクトサイズで、什器下や狭小エリアも対応可能。椅子下やラックの下など隅々まで清掃でき、重量も30kgと軽量なので持ち運びにも便利です。

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業務用ロボット掃除機の比較表

主な業務用ロボット掃除機を、前述したタイプに沿って、比較しています。
サイズや重量、清掃能力、連続稼働時間、ダストボックスの容量など、よく問われることの多いポイントを一覧で比較しやすくしてあります。ロボット選びの参考にしてください。

ロボット掃除機 タイプ サイズ(長さ・幅・高さ) 重量 清掃能力 連続稼働時間 集塵容積 汚水容積 充電時間
Neo2.0(Avidbots社) 大規模向け 1516mm×760mm×1374mm 661kg 3,120㎡/h 6時間 135ℓ 135ℓ 約3時間
T7 AMR(Tennant) 1645mm×850mm×1450mm 492kg 4,250㎡/h 最長3.5時間 133ℓ 133ℓ 記載なし
Sweeper 111(Gausium) 1530mm×1010mm×1400mm 500kg 4,000㎡/h 4〜6時間 60ℓ 60ℓ 2時間
Whiz / Whiz i(SBロボティクス) 中小規模向け/
乾式のみ
約480mm×470mm×661mm 約34kg 500㎡/h 約3.6時間 6.3ℓ - 約5時間
RSrobo(アマノ株式会社) 1200mm×750mm×970mm 250kg 2,775㎡/h 最大約3時間 30ℓ - 約4時間
Vacuum 40(Gausium) 800mm×690mm×890mm 91kg 2,300㎡/h 掃除機:3時間、
モップ掛け:18時間
12ℓ - 2.5時間
HAPiiBOT(アマノ株式会社) 中小規模向け/
湿式のみ
1200mm×532mm×970mm 190kg 2032㎡/h 最大約2時間 - 33ℓ 4時間
R3 SCRUB PRO(蔵王産業株式会社) 635mm×570mm×828mm 85.5kg 800〜1,200㎡/h 最大3時間 0.45ℓ 24ℓ 2時間
Phantas(株式会社DFA Robotics) 中小規模向け/
乾湿両対応
540mm×440mm×617mm 48kg 350〜700m²/h 4時間(複合利用時) 6ℓ 10.5ℓ 2時間
iXBOT SVD42 w(株式会社くうかん) 620mm×550mm×700mm 70kg 500〜600m²/h 3.5時間(複合利用時) 1.5ℓ 15ℓ 3時間以内
PIKA Robot T1(ロボットバンク株式会社) 600mm×530mm×630mm 記載なし 600〜1,200㎡/h 5〜10時間 記載なし 17ℓ 2時間
CC1(Pudu Robotics) 568mm×663mm×682 mm 60kg 700〜1,000㎡/h 5時間(複合利用時) 記載なし 15ℓ 4時間
RACLEBO(アイグッズ株式会社) コンパクトタイプ 420mm×420mm×184mm 30kg 最大300㎡ 3時間 - 15ℓ
(ステーション)
4.5時間
RC300DZ(株式会社マキタ) 500mm×500mm×204mm 10.6kg 約600㎡/h 約4時間 3ℓ - 約55分

 

業務用ロボット掃除機の比較ポイント

最後に、自社に合ったロボットをより詳しく選ぶためのポイントについて解説します。公開しているスペック情報だけでは判断がつかない部分も多いので、ベンダーや販売店から説明を受ける際にしっかりヒアリングするようにしましょう。

掃除のしやすさ・細かい部分への対応

施設規模が同じでも、通路の幅やエリアの区分け、什器の配置、柱や壁の位置などレイアウトに合っているかによって、清掃しやすさも大きく変わります。ロボット掃除機が「Uターンできるか」「Iターンできるか」も製品ごとに違いがあります。「障害物をどう避けるか」「どの程度の段差まで超えられるか」も確認が必要です。

また、同じ清掃方法でも製品によって適用できる床材に差があります。たとえば、ホテルならハードフロアとカーペットフロアの両方に対応できるかは必須条件。更に同じハードフロアでも、無垢材、塩ビシート、タイル、大理石など素材によって適用可否が異なるので、導入施設の床材に対応しているかを事前にしっかり確認することが重要です。

たとえば、「Phantas(株式会社DFA Robotics)」なら、サイドブラシと高精度センサーを搭載し、壁際0cmまで接近しての清掃が可能。入り組んだ什器の間や通路の端までしっかり対応できます。更に乾拭き・水拭き・スクラブ・モップ掛けの4モードを1台でこなせるため、フローリングからタイル、大理石、カーペットフロアまで幅広い床材に対応できるのも魅力です。

メンテナンスの必要性や運用の手間

ロボット掃除機選びでは、清掃能力だけでなく、日々のメンテナンスのしやすさや運用のしやすさも重要なポイントです。たとえば、乾式タイプでは専用のダストボックスの清掃が、水拭きタイプでは給水・排水の手間やタンク内の清掃が欠かせません。そのほか、湿式機や複合型は排水経路の確保が必須。特に大型機の場合は、清掃作業後の処理ルートや設備配置も計画的に考える必要があります。

日々のメンテナンスや運用に手間に感じるなら、多少価格は上がりますが、充電・ゴミ回収・給排水を自動で行えるステーション付きモデルを選ぶのがおすすめです。また、ベンダーや開発会社によっては、定期点検・保守契約・遠隔サポートなどのメンテナンスサービスを提供している場合もあるので、導入時に確認すると安心です。

たとえば、「CC1」なら、充電・給排水・ゴミ回収を自動で行える専用ステーションに対応しており、稼働後のタンク清掃やバッテリー管理の手間を大幅に削減できます。また、定期点検・遠隔サポート・オンサイト修理・代替機対応と充実したメンテナンスサービスも用意されており、導入後も安心して長く運用できる点も大きな強みです。

特注仕様への対応

業態や場所によっては、既製品のまま導入・運用するのが難しい場面も考えられます。たとえば、工場や物流倉庫では安全対策の一環として、ロボットにメロディー付き回転灯・ブレーキ・ヘッドライト・ウインカーなどの取り付けが求められることもあります。カスタマイズ対応の有無・程度は、ベンダーや販売店によって異なるため、自社固有の条件がある場合は「カスタマイズできるかどうか」をチェックしておきましょう。

メーカーによっては、デザインカスタマイズや安全オプションを柔軟に対応してくれるところもあります。中には、ロゴを貼り付けたり、装飾を施して演出効果を高めたりといった、プロモーション目的の特注仕様に対応してくれるところも。多くの一般客が目にするショッピングモールや小売店舗などにはおすすめです。

たとえば、「Neo 2.0」なら、大型施設向けモデルとして安全対策オプションが充実。回転灯・メロディーアラート・ウインカー・ブレーキ機能などのカスタマイズも柔軟に対応しており、施設の安全基準に合わせた仕様で導入可能です。また、ラッピングやロゴ貼り付けなどのカスタム装飾も可能。実際、羽田空港や渋谷駅などで独自のデザインがラッピングされたものが導入されています。

 

おすすめの業務用ロボット掃除機(大規模向け)

Neo2.0(Avidbots社)

Neo2.0公式Webサイト

(出所:Neo2.0公式Webサイト)

大規模施設向けに設計された自動巡回式スクラブロボット。最大6時間の連続稼働、4,000㎡の清掃能力を誇り、空港・学校・コンベンションセンターなど広大なフロアに最適。360°センサーとLiDAR技術による障害物検知で安全運行を実現し、万が一の停止も即座に判断。クラウドベースでの遠隔監視・稼働ログ管理が可能で、複数台の一括運用にも対応する。バッテリー交換式で稼働時間の延長もでき、施設の稼働状況に合わせたカスタマイズも可能。保守・サポート体制も充実している。

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T7 AMR(Tennant)

T7 AMR公式Webサイト

(出所:T7 AMR公式Webサイト)

自律走行の他、人が乗車して動かすのにも対応した乾湿両用ロボット。110Lの大型タンクを搭載し、最大3.5時間の連続稼働が可能。独自開発の高度な人工知能を搭載しており自律走行と障害物回避に優れる。自律走行から乗車モードへの切替もスムーズ。騒音レベルは66〜70dBAと低く、商業施設内でも安心して稼働できる。人感知・緊急停止センサーなど高度な安全機能も搭載。給水・汚水・バッテリー交換を自動化できるステーション連携にも対応し、運用コストや人件費の削減も期待できる。

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Sweeper 111(Gausium)

Sweeper 111公式Webサイト

(出所:Sweeper 111公式Webサイト)

超高出力バキュームとスイーパーヘッドを搭載した乾式ロボット。幅110cmの大型ヘッドを備え、屋内外の最大4,000㎡/hの清掃効率を実現。微細なホコリから飲料ボトル、タバコの吸殻まで幅広いゴミをこれ1台で回収可能。マシン本体に30以上のセンサーとHDカメラのリアルタイムナビゲーションを搭載しており、障害物や周辺環境の変化にリアルタイムで反応。人混みや障害物の多い通路でも安全かつ効率的な清掃が可能。工場・物流倉庫・大型商業施設の巡回清掃に特に適している。

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おすすめの業務用ロボット掃除機(中小規模向け/乾式のみ)

Whiz / Whiz i(SBロボティクス)

Whiz / Whiz i公式Webサイト

(出所:Whiz / Whiz i公式Webサイト)

世界でも圧倒的なシェアを誇る、業務用乾式ロボット掃除機の定番機種。清掃箇所を手押しするだけでルートを登録できるAIマッピングとリアルタイム走行管理機能を搭載。手動で設定する手間を避け、効率的に清掃を開始。除菌性能も第三者機関で実証済みで、感染対策にも効果的。コンパクトで静音かつ、走行履歴と稼働状況はクラウドで可視化。オフィス・商業施設・病院などの日常清掃を自動化でき、運用負担を軽減。保守・ソフトウェアアップデートにも対応する国内サポート体制も安心。

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RSrobo(アマノ株式会社)

RSrobo公式Webサイト

(出所:RSrobo公式Webサイト)

30Lバケットを備えた高除塵力乾式ロボット。同社のクラウド管理プラットフォームと連携し、複数台の運行を遠隔でモニタリング可能。定期清掃をルーティン化して管理品質を向上させたいオフィスや病院に適した仕様。高度な障害物検知に加え、軽微な段差も乗り越えられる走行性を持ち、環境に合わせたマッピング設定やルート調整も自在。日本市場に特化した導入・保守支援体制も特徴。

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Vacuum 40(Gausium)

Vacuum 40公式Webサイト

(出所:Vacuum 40公式Webサイト)

狭小通路90cmも走行できる乾式ロボット。約570×700×850mmのコンパクトボディながら、720mm清掃幅と12Lダスト容器、更にAI制御による安全走行と複雑なレイアウトに対応可能。商業施設内の広々とした一般通路だけでなく、スタッフ向けのバックヤードや細い通路の清掃にも対応できる。クラウド接続で走行履歴を可視化、稼働率やメンテナンスタイミングの管理が可能。多層階にまたがる定期清掃にも適した搬送性も特徴。

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おすすめの業務用ロボット掃除機(中小規模向け/湿式のみ)

HAPiiBOT(アマノ株式会社)

HAPiiBOT公式Webサイト

(出所:HAPiiBOT公式Webサイト)

高精度な壁際清掃に優れた湿式ロボット。壁ぎりぎりの清掃に特化し、壁面から15cm以内の自動走行が可能。ルート設定はティーチングとマッピング方式で二重対応し、エリアに応じた最適な経路を生成。「高精度の除菌・清掃が求められる」「拭き残しが許されない」と病院や食品工場などの衛生重視現場に最適。汚水回収や量測定もクラウドで管理可能で、清掃記録の一元化も実現。

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R3 SCRUB PRO(蔵王産業株式会社)

R3 SCRUB PRO公式Webサイト

(出所:R3 SCRUB PRO公式Webサイト)

シンガポール発の洗浄特化ロボット。最大2,500㎡の床面を一気に処理可能で、設置スペースを選ばない設計。洗浄専用or吸引専用モデルを選択できる柔軟性が特徴で、飲食店舗・バックヤード・倉庫など、現場に応じた仕様にカスタマイズできる。高精度のカメラとスキャナーを複数利用することで、業界トップクラスの検出範囲を実現。更に障害物回避と遠隔操作にも応用することで、安全に無人稼働を実現できる。

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おすすめの業務用ロボット掃除機(中小規模向け/乾湿両対応)

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Phantas(株式会社DFA Robotics)

Phantas公式Webサイト

(出所:Phantas公式Webサイト)

乾式・湿式両方に対応した複合型ロボット。バキューム清掃、掃き清掃、スクラブ清掃、ダストモップ清掃を一台で実行できる。スマート障害物回避、3D環境認識など業界トップクラスのセンサー精度を備えながらも、比較的コンパクトなサイズを保っているのもポイント。狭い通路やテーブルの下のエリアも楽に通過。サイドブラシと高精度センサーにより、0cmの距離で縁沿いを清掃することができる。クラウド連携による稼働管理・ルート最適化機能を持ち、中小オフィスや商業施設で高評価。また、バッテリーフリーのプラグインモデルも選択可能。
なお、Phantasは中国製ロボットだが、日本で取り扱いのある代理店は株式会社DFA Roboticsのみ。Phantas以外にも様々な国内外のメーカーを取り扱っているため一次窓口としてもおすすめ。

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iXBOT SVD42 w(株式会社くうかん)

iXBOT SVD42 w公式Webサイト

(出所:iXBOT SVD42 w公式Webサイト)

20年以上の実績を誇るiXBOTシリーズのフラッグシップモデル。400~1,200㎡の中小規模施設向けに、乾式・湿式・複合など柔軟に切替可能な清掃モードと安全走行技術が特徴。バッテリーも安定しており、スイープのみなら12時間走行可能。店舗であれば開店〜閉店まで稼働できる。走行ルートのカスタマイズも可能で、店舗以外にも学校・教育施設・オフィスなどの多様な環境に対応。保守・サポートやソフトアップデートにも強みがある。

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PIKA Robot T1(ロボットバンク株式会社)

PIKA Robot T1公式Webサイト

(出所:PIKA Robot T1公式Webサイト)

壁際ぎりぎりまで清掃できるAI自律走行複合ロボット。530×600×630mmの小型ボディに高精度LiDARとブラシモジュールを搭載し、クリニック・店舗・商業施設で細かな床清掃に特化。静音設計で夜間稼働時も安心。専用アプリでルート設定・モード切替・運行ロギングができ、レンタル・リース契約にも柔軟に対応している。バッテリーの持ちもよく、2時間の充電時間で10時間連続の清掃作業が可能(モードにより異なる)。

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CC1(Pudu Robotics)

CC1公式Webサイト

(出所:CC1公式Webサイト)

スイープ・スクラブ・バキューム・モップの4機能を一台に集約した多機能ロボット。最大9時間の静音連続運転により、大型商業施設・百貨店・ホテルで夜間清掃を無人化できる。カメラと広範囲レーザーによるナビゲーションシステムを搭載することで、高度な障害物回避と遠隔監視が可能。導入後の運用効率化を強力に支援。オプションで歩行者との連携走行も可能。バッテリー残量が少なくなった場合でも、タスクを記憶して復帰後、自動でその場所から再開してくれるのも心強い。

  • 料金:23,400ユーロ

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おすすめの業務用ロボット掃除機(コンパクトタイプ)

RACLEBO(アイグッズ株式会社)

RACLEBO公式Webサイト

(出所:RACLEBO公式Webサイト)

高さが20cmに満たない超小型のロボット掃除機。掃き掃除だけでなく、水拭き、その後のローラーによる乾拭きまで対応。水跡が残らないため安全かつ衛生的。什器下や椅子下の清掃が可能で、障害物回避センサーと低床デザインにより狭小エリアに最適。商業施設・カフェ・医院・小型オフィスで多用され、代替人件費の削減と清掃品質の均一化に貢献。軽量なので持ち運びも簡単。ステーション設置すれば溜まったゴミを自動で捨てられるため管理も楽。

  • 料金:日額834円(レンタル/ステーションありの場合)

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RC300DZ(株式会社マキタ)

RC300DZ公式Webサイト

(出所:RC300DZ公式Webサイト)

手のひらで抱えられる大きさ、持ち上げられる程度の重さが特徴のコンパクトな業務用ロボット掃除機。約4時間の連続稼働に対応し、充電式で場所を選ばず使える利便性が魅力。コンパクトながらも、マキタ製の強力吸引システムを搭載し、埃・粉塵回収に強く、オフィスや倉庫の狭所清掃に最適。静音設計で夜間使用にも向いているのも魅力。運用管理にも優れ、レーザー照射とカメラセンサで施設の形状をマッピングするためルート設計の手間はかからない。スマホアプリで清掃の進捗状況や清掃履歴も随時確認可能。

  • 料金:32万8,500円

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まとめ

ホテル、オフィスビル、商業施設などの清掃業務には、少子高齢化による労働力不足や、清掃スタッフの負担、人件費の高騰といった様々な課題がありました。

業務用ロボット掃除機は、センサーやAI技術を活用して、障害物を避けながら設定したルートを正確に巡回。人の手を介さずに床の汚れやホコリを除去できるので、清掃業務の効率化と人件費削減につながります。

業務用ロボット掃除機は「清掃方法」「施設規模」によって様々なタイプに分けられます。本記事を参考にしながら、自社に合ったロボット掃除機を選んでください。

<清掃方法>

  • スウィープとバキューム、スクラビングとモッピングいずれを自動化したいか(両方対応か)

<施設規模>

  • 清掃対象の施設はどれくらいの大きさか

業務用ロボット掃除機を導入すれば、清掃スタッフの負担を減らしながら、清掃の質を安定して保つことができます。決められたルートを正確に巡回し、人の手が届きにくい時間帯や場所も効率よく清掃できるので、人手不足やシフト調整の悩みも軽減できるでしょう。

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