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iPaaS製品の比較14選。タイプ別の選び方

iPaaS製品の比較14選。タイプ別の選び方

最終更新日:2023-12-13

複数のクラウドサービスの管理やデータ移行の手間に課題を感じ、iPaaSの導入を検討している方へ。データの統合・一元管理に役立つ機能の詳しい解説に加え、タイプ、比較ポイントやおすすめのiPaaS製品を紹介します。

目次

iPaaSとは?

iPaaS(Integration Platform as a Service)とはクラウドベースのサービスで、複数のアプリケーション、データソース、サービス間でのデータとプロセスの統合を容易にするプラットフォームです。近年、クラウドサービスの導入によって個別業務は便利になったものの、データが孤立する、サービスを連動させた使い方ができていない、という課題が生まれています。

iPaaSは、クラウド環境とオンプレミス環境、または複数のクラウド環境間でデータを連携させ、一元的に利用できるようにすることで、業務効率化を図ります。また、内部統制・IT統制の強化にも役立ちます。

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iPaaSでできること(機能)

iPaaSでできることは数多くあります。製品によって搭載されている機能は異なりますが、代表的なものは以下のとおりです。

  • 【データ連携や変換】一つのプラットフォームで管理可能
  • 【ワークフローの自動化】ノーコードやローコードに対応
  • 【タスクのスケジューリング】作業もれによる人的障害を防止
  • 【イベントの検知】イベントが発生したタイミングで処理を実行
  • 【セキュリティ対応】SSOやアクセスコントロール機能を搭載

それぞれ詳しく見ていきましょう。

データ連携や変換

iPaaSを利用すれば、異なるアプリケーションやサービス間でのデータ連携が可能です。本来それぞれのデータは独立していますが、iPaaSを経由することで一つのプラットフォームで管理できるようになります。それぞれのサービスやデータを個別に活用することで発生する大きなロスを、iPaaSを導入することで解消できます。

また、データを取り込むための変換機能も便利です。それぞれのアプリケーションやサービスは独自のデータを保有していますが、iPaaSを導入していれば利用者はこの差異を意識することなく、データ連携ができるようになります。

ワークフローの自動化

複数のアプリケーションやサービスをまたいだワークフローを自動化できます。

一般的に、異なるアプリケーションやサービス間でのワークフロー自動化は容易ではありません。しかし、iPaaSはノーコードやローコードに対応しているため、簡単なドラッグ&ドロップ操作でワークフローを自動化できます。導入の手間がかからないという点も魅力です。ワークフローを自動化することで、効率よく業務を進められ、働き方改革などにも活かせるでしょう。

タスクのスケジューリング

ワークフローを前もってスケジューリングしておいて、自動的に実行させることができます。たとえば、「毎週日曜日の朝5時にデータを連携する」などと設定しておけば、手動でワークフローを実行する必要がなくなります。スケジューリング機能によって、作業もれによる人的障害の防止に役立ちます。

また、ルーティンワークをスケジューリングしておくことで、別の業務にリソースを割り当てられます。たとえば、毎朝同じ業務があるならば、スケジューリングを設定して業務を自動化するのがおすすめです。

イベントの検知

何かしらイベントが発生したことを検知して、処理を実行する機能。たとえば「Aアプリケーションでファイルを保存すればBシステムに内容を連携する」といった処理が可能です。最初のアクションさえ起こせば、後続の処理は自動的に進められます。

スケジューリングと異なる点は、起点となるイベントが必要となることです。決まった時間に動作するのではなく、イベントが発生したタイミングで動作します。

セキュリティ対応

iPaaSの中には、セキュリティに関連する機能を有しているものがあります。たとえば、ログイン時のSSO(シングルサインオン)や、特定のユーザーしかログインできないように設定するアクセスコントロールといった機能です。また、ユーザーの所属部門や役職によって権限を変えられる製品もあります。

 

iPaaSのタイプ

iPaaSには、大きく分けて以下3つのタイプがあります。

1.SaaS連携タイプ

SaaS(Software as a Service)連携に強みを持つタイプです。様々なSaaSごとに適切な「コネクタ」が用意されており、それらを利用することでデータ連携が容易に実現できるようになります。一般的に「iPaaS」というと、このタイプに該当すると考えて問題ありません。

ただ、SaaS連携タイプでも製品によって強みが異なり、連携できる業務アプリケーションの多さに強みをもつものもあれば、特定領域のSaaSとの連携に強みをもつものもあります。たとえば、iPaaSの代表格である「Zapier」は、業務アプリケーションだけではなく、Googleカレンダー、Slack、ECプラットフォームのShopify、SNSのInstagramなど約5,000種類のサービスとの連携が可能です。

2.様々なデータ連携に対応するタイプ

iPaaSの基本機能はSaaSに保存されているデータの連携・活用です。ただ、iPaaSの中にはSaaSからデータを取得するだけではなく、様々な外部データとの連携に対応しているものがあります。

たとえば、「DataSpider Cloud」は、ExcelファイルやCSVファイルの取り込み、固定長データの取り込み、各種データベースと直接連携しての取り込みなどに対応しています。

「MuleSoft Anypoint Platform(iPaaS)」や「Boomi」なら、SaaS内のデータや外部ファイルなどに加えて、オンプレミス環境に構築された基幹システムのデータや、AWSとも連携可能。SaaSだけでなく、オンプレやIaaSなど幅広い環境のデータを一元管理したい場合に適しています。

3.その他特徴的なタイプ

上記で紹介したiPaaS以外にも、特定の領域・機能に特化した特徴的な製品があります。たとえば「Anyflow Embed」は、自社プロダクトと他社プロダクトを連携させたいときに利用する、SaaS事業者向けのiPaaSです。近年は提供会社の違うSaaS間でも、データ連携を求められるケースが増えているため、自社と他社とのデータ連携を実現したい場合に適しています。

また、「Yoom」のように業務の自動化に強みを持つプラットフォームも。こちらはデータ連携と自動化処理だけでなく、自社独自のデータベースの作成まで対応しています。更に、受信メールの保存や、入力フォームの値の管理など、iPaaSだけでは実現が難しい機能まで実装可能です。

 

iPaaSの比較のポイント

iPaaSの導入比較をする際に、押さえておくべきポイントは次の3つです。

1. 連携可能なサービス数

連携できるサービスの種類や数はiPaaSによって大きく異なります。iPaaSを比較する際には、SaaS連携のうちどの程度のサービスと連携できるのかの確認が必須です。数が多ければ多いほど利便性が高まりますが、重要なのは「自社が求めるSaaSをサポートしているかどうか」です。

たとえば、「Zapier」は5,000種類以上のSaaSなどとの連携に対応。多くのAPIと連携することで、業務の効率化が期待できるでしょう。

また、「BizteX」のように、連携可能なサービス数は極端に多くないものの、Office関連製品といった主要サービスをカバーしているiPaaS製品もあります。連携したいサービスや、iPaaSの用途が明確になっていれば、連携サービス数が少なくとも十分活用可能です。

2. レシピ機能の豊富さ

自動化したい業務フローを「レシピ」や「シナリオ」として定義できる、業務フロー自動化に強みを持つiPaaSもあります。実行したいレシピやシナリオを用意しておけば、選択したり組み合わせたりするだけで、簡単に業務を自動化できるのが特徴です。

たとえば「bindit」には、業務の自動化に適したレシピが「テンプレート」として最初から用意されており、「Googleドライブにファイルがアップロードされる→アップロードを検知→Slackへ通知→ファイル名をスプレッドシートに記録する」といった一連の作業を簡単に自動化できます。「Zapier」にも、「新しい見込み顧客に個人的なメッセージを送信する」「新しいリードをスプレッドシートまたはデータベースに追加する」といった便利なテンプレートが豊富に用意されています。テンプレートをそのまま利用できるほか、カスタマイズして自分なりのレシピを作ることも可能です。

なお、レシピ機能が搭載されていても、どこまで自動化できるかは各製品によって異なります。検討の際には、詳細を比較してみましょう。

3. 連携フロー作成時の条件設定の細かさ

連携フローなどを作成する際に、細かく条件設定ができるかどうかも要チェックポイントです。自動化をより効率化したいならば、条件設定の粒度についても確認しておきましょう。

たとえば、「特定のタイトルのメールが届いたら、添付ファイルを所定のフォルダへ自動的に保存する」といった条件分岐なら、レシピの活用やSaaS側の設定だけで簡単に実装できます。

ただ、更に細かい条件分岐を設定するとなると、難易度は上がります。たとえば、上記の分岐に「AさんからのメールはAフォルダ、それ以外はBフォルダへ保存する」という条件を追加するとなると、対応しきれないiPaaSが多く、必要に応じて分岐用のツールを導入しなければなりません。

そういったケースには、「Zaiper」のように細かな分岐に対応しているiPaaSがおすすめ。たとえば、フォームからデータが送信された際、住所が特定のエリアだった場合にのみ通知する、といった設定が可能です。いくつもの条件分岐がある業務を自動化したいならば、それに対応したiPaaSを導入することが求められます。

 

主なiPaaS(SaaS連携に強み)

SaaS連携に強みがあるタイプのiPaaSを紹介します。

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JOINT iPaaS for SaaS(株式会社ストラテジット)

JOINT iPaaS for SaaS公式Webサイト

(出所:JOINT iPaaS for SaaS公式Webサイト)

自社プロダクトと他社SaaSの相互連携の実装を最短1週間で実現できるiPaaS。コーティングやデータベース、ネットワークなどの専門知識不要。直感的に操作できるUIで、他社SaaSとの連携アプリのノーコード開発が可能だ。連携時に時間がかかるデータのマッピング作業の半自動化にも対応し、ノンコア部分にあたる外部連携開発を効率化を支援する。
構築したアプリは、アプリストア構築や自社プロダクトへの組み込みで、自社サービスとしてスムーズに展開可能。「ひとつのSaaSだけを使っている感覚」をエンドユーザーに提供できるのが強みだ。ヘルプページの作成や連携アプリ・ユーザー管理ができるだけでなく、アプリストアでは支払管理にも対応。アプリストアの運用代行やカスタマーサポートの一次受付といった代行サービスも利用でき、運用・保守の工数削減も可能。

  • 料金:月額50,000円~

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Zapier(Zapier Inc.)

Zapier公式Webサイト

(出所:Zapier公式Webサイト)

5,000以上もの圧倒的な種類のサービスと連携できることが強みのiPaaS。一般的な業務アプリケーションはもちろん、ショッピングカートやSNSなど、ほかのiPaaSが対応していない領域もカバーしているのが魅力だ。
加えて、複雑なワークフローの自動化にも対応。条件分岐が何度もあるようなワークフローや、細かな分岐が必要なワークフローの自動化に適している。また、ワークフロー自動化のためのテンプレートも充実。マーケティングやプロジェクト管理向けのテンプレートから、事業主向けのものまで幅広くそろう。初心者向けの入門ガイドがあるなど、利用開始のハードルの低さにも定評あり。

  • 料金:月額 53,701円(Teamプランの場合)

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BizteX Connect(BizteX株式会社)

BizteX Connect公式Webサイト

(出所:BizteX Connect公式Webサイト)

様々なサービスをGUI上で簡単に連携させられるiPaaS。ノーコードで連携フローが作成できるので、プログラミングの知識がない初心者でもスムーズに使いこなせる。1,000社以上での導入実績をもとにした、利便性の高いテンプレートが多数そろうのも特徴だ。
また、同社が提供するRPA(Robotic Process Automation)と標準で連携できることが強み。加えて日本語のマニュアルが提供されているため、国内企業での導入もスムーズ。製造業やEC支援企業、広告代理店など、様々な領域で利用されている。

  • 料金:要問い合わせ

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ActRecipe(アクトレシピ株式会社)

ActRecipe公式Webサイト

(出所:ActRecipe公式Webサイト)

「レシピ」を用いた手軽な構築が強みのiPaaS。業務目的に合わせた機能をパッケージした「レシピ」を選ぶだけで、データ連携と自動化を実現。ITの専門知識がなくても、複雑な会計業務を自動化できる。
たとえば、会計ソフトや経費精算システムといったSaaSやFinTech間のデータ連携や統合にも対応している。会計業務の効率化に加え、適切な経費精算を実現することで内部統制の強化にも役立つ。
提供会社がバックオフィス業務に強みを持つことから、各企業のニーズや条件に対応した、バックオフィス向けレシピが多く用意されているのも特徴。他社事例をふまえた最適な運用方法の提案を受けることもできる。

  • 料金:月額50,000円(Standardプランの場合)

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bindit(株式会社ユニリタ)

bindit公式Webサイト

(出所:bindit公式Webサイト)

レシピを選ぶだけで、ノーコード・ノンプログラミングで業務フローを自動化するiPaaS。ITの専門家でなくても、SaaS・クラウドアプリケーション連携による業務効率化が実現できる。レシピにはない業務も、連携させたいクラウドアプリケーション・SaaSを組み合わせて、数ステップで独自の連携フローの作成が可能。使い慣れたスマホアプリのようにシンプルなUIも特徴だ。あえて搭載機能をしぼることで、初心者でもすぐ使いこなせるように考えられている。

  • 料金:なし(β版)

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Workato(Workato, Inc.)

Workato公式Webサイト

(出所:Workato公式Webサイト)

全社的なシステム統合から、データ連携・自動化を実現するオールインワンプラットフォーム。API連携、iPaaS、会話型bot、ERPなどのレガシーシステムとの連携、RPAとの連動、ワークフロー自動化といった機能がすべて搭載されているため、組織全体の統合・自動化を実現できる。また、ノーコード・ローコードで利用できる直感的なUI/UXも特徴。IT知識不要で使いこなせるので、現場の要望を反映したワークフローが作成可能。
管理者によるアクセス管理・統制といったセキュリティ機能を標準実装しているので、個人情報や機密データを扱う企業でも、安心して利用できる。

  • 料金:要問い合わせ

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Celigo(Celigo, Inc.)

Celigo公式Webサイト

(出所:Celigo公式Webサイト)

多くのSaaSとスムーズかつ安価に連携できるiPaaS。アメリカを中心に、業務アプリケーションだけではなく、ECサイトやCRM、オンプレミスやフルスクラッチのシステムとも連携できる。FTPやHTTPでのデータ連携もできるため、連携側のコストも抑えられるのが特徴だ。
ドラッグ&ドロップでのシステム連携はもちろん、高度なスクリプトやコード・インジェクションによる開発まで、幅広い統合パターンをカバーしている。更に、Celigo統合マーケットプレイスでは、10万種類以上ものアプリケーションに対応したコネクタを販売。ITの専門家でなくても、最適なワークフロー構築が実現できる。
また、販売代理店・Blue Tiger Consultingによる日本語サポートを受けられるので安心だ。

  • 料金:要問い合わせ

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主なiPaaS(様々なデータ連携に対応)

幅広いデータ連携に対応しているiPaaSを紹介します。

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MuleSoft Anypoint Platform(iPaaS)(株式会社セールスフォース・ジャパン)

MuleSoft Anypoint Platform公式Webサイト

(出所:MuleSoft Anypoint Platform公式Webサイト)

iPaaS機能と、APIの開発から運用・監視までに必要な機能を併せ持つ統合プラットフォーム。あらゆるアプリケーションとデータをAPIベースで接続可能。オンプレミスやクラウド、ハイブリッドなど、自社の要件に沿った方法でシステムを連携。幅広いユースケースに対応することで、企業全体でシームレスな接続を実現する。Salesforceをはじめとしたマルチクラウド環境や、ERP、基幹システムなどとノーコードで接続できるのも嬉しい。
プラットフォームは1つのデータセンターが停止しても別のデータセンターで継続利用できるほか、レプリカの問題を監視して回復する機能、HTTP APIのエンドユーザのダウンタイムをなくす機能などを実装。柔軟なITインフラストラクチャを構築することで、長期的な生産活動をサポートする。

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DataSpider Cloud(株式会社 セゾン情報システムズ)

DataSpider Cloud公式Webサイト

(出所:DataSpider Cloud公式Webサイト)

全世界40カ国・10,000社以上で利用されている、ファイル連携・データ連携ツール「HULFT」シリーズのデータ連携プラットフォーム。オンプレミスで信頼性の高い通信を提供してきた実績を持つことから、SaaSからオンプレミスまで幅広い環境に対応できる。主要なデータベースやアプリケーション、大手クラウドサービスなど50種類以上の連携先を持つ。
また、GUIだけで開発できる手軽さと、通常のプログラミングと同レベルの本格的処理が実装できる高機能さを併せ持つ。Javaで開発すれば約14,000ステップかかるようなデータ連携フローも、たった13個のアイコンをつなぐだけで開発できる。大容量データの高速処理も可能だ。

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Boomi(Boomi Japan 合同会社)

Boomi公式Webサイト

(出所:Boomi公式Webサイト)

オンプレミスの基幹システムやCRM、SaaS、AWSなどをまとめてデータ連携できる統合プラットフォーム。IaaSを含めた幅広い環境の一元管理を実現できるのが強み。
ドラッグ&ドロップで操作できるUIや、システム間をつなぐ豊富なコネクタ、様々な統合パターンのサポートなど、スピーディーな連携フロー構築を実現するための機能が豊富に揃う。コネクタが実装されていないシステムでも、少ない作業でデータ連携が可能に。また、データマッピングやエラー解決、回帰テストができるコミュニティも心強い。

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Informatica Intelligent Data Management Cloud(インフォマティカ・ジャパン株式会社)

Informatica Intelligent Data Management Cloud公式Webサイト

(出所:Informatica Intelligent Data Management Cloud公式Webサイト)

データ連携ソフトウェアを幅広く開発しているInformatica社が手掛けるデータマネジメントプラットフォーム。マルチクラウド、オンプレミス、サーバーレスといった様々な環境のデータを統合・連携することができるなど、データマネジメントの効率化に強みを持つ。また、Informatica Cloudコネクタを利用すれば、数百ものクラウド、オンプレミス、モバイル、ソーシャルデータソースに接続できる。
更に、機械学習を活用して、データやメタデータからインサイトを得られる点が他社のiPaaSとの大きな違いだ。

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Asteria Warp(アステリア株式会社)

Asteria Warp公式Webサイト

(出所:Asteria Warp公式Webサイト)

導入企業9,800社以上と国内トップクラスのシェアを持つ、iPaaS。多くの企業で導入されていることから、ナレッジやサポートが充実しているのが特徴だ。専門知識がなくてもノーコードで設計・開発が行えるため、誰でも業務の自動化・効率化やデータの活用を実現できる。
SaaSに限らず異なるデータソースの統合に強みを持ち、クラウドとオンプレミスが共存する環境に最適だ。iPaaSにAsteria Warpを採用すれば、オンプレミス環境を残したまま、データ活用やワークフローによる業務の効率化が可能となる。

  • 料金:月額60,000円~(Core +プランの場合)

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主なiPaaS(その他特徴的なもの)

その他特徴的なiPaaSを紹介します。

Anyflow Embed(Anyflow株式会社)

Anyflow Embed公式Webサイト

(出所:Anyflow Embed公式Webサイト)

自社プロダクトと他社のSaaSとのAPI連携ソリューションを開発・実装するための、SaaS事業者向けiPaaS。Anyflow Embedを導入することで、最短1週間かつ最低限のリソースでAPI連携を実装できるように。SaaS事業者が自社プロダクトにAnyflow SDKを組み込めば、ユーザーはiPaaSの購入・設定不要でAPI連携が可能となる。
API連携のセットアップ画面もノーコードでデザイン可能だ。また、連携先SaaSのAPIアップデート仕様変更やエラー対応も、Anyflow Embedにアウトソースできるのでランニングコストの削減にも有効。

  • 料金:要問い合わせ

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Yoom(Yoom株式会社)

Yoom公式Webサイト

(出所:Yoom公式Webサイト)

様々なSaaSとデータ連携することで、独自の業務ツールを作成できる、iPaaSの機能を有したノーコードプラットフォーム。様々な業種・規模の企業1,500社以上で利用されている。90以上のアプリとノーコードで連携して、日々の繰り返し業務を自動化する。
また、ほかのシステムやアプリケーションとデータ連携をするだけではなく、Yoom自体にデータを集約・同期できる独自機能「データコネクト」を搭載。複数のSaaSにまたがるデータを一元管理したい場合に最適だ。

  • 料金:月額27,000円/20ID~(スタンダードプランの場合) ※無料プランあり

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まとめ

SaaSの導入でそれぞれの業務負担を軽減できたものの、「データが孤立する」「サービスを連動させた使い方ができていない」といった課題が生まれています。

iPaaSを活用してあらゆるデータを一元管理することで、業務の自動化による効率アップや、高度な分析によるインサイトの取得など、様々なメリットが得られるでしょう。

iPaaSには、次の3つのタイプがあります。

  1. SaaS連携タイプ
  2. 様々なデータ連携に対応するタイプ
  3. その他特徴的なタイプ(特定の領域・機能に特化したもの)

この中から、「連携可能なサービス数」「レシピ機能の豊富さ」「連携フロー作成時の条件設定の細かさ」などの比較ポイントを参考に、自社に最適なiPaaSの導入を検討してみてください。

それぞれに独自の機能があるため、料金も鑑みて自社に適したものを探してみましょう。

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