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介護ソフト比較16選!図解とタイプ分けで選び方を解説

介護ソフト比較16選!図解とタイプ分けで選び方を解説

最終更新日:2025-12-24

もっとケアに集中できる環境を作りたい方へ。訪問介護や居宅介護の事務作業を効率化する介護ソフトについて、比較ポイントとともに、中小・大規模向けから請求・記録に特化したものまでタイプ別のおすすめを紹介。一覧表付き「選び方ガイド」も入手できます。

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目次

介護ソフトとは?

介護ソフトとは、利用者情報の管理やケアプランの作成といった日常業務から、国保連(国民健康保険団体連合会)への請求、職員の給与管理といった基幹業務までをワンストップで効率化するためのツールです。

老人ホームや介護施設をはじめ、居宅介護支援や通所介護、訪問介護などの介護サービスを提供する事業所で幅広く活用されています。

主な利用目的(機能)

搭載される機能はサービスにより異なりますが、主に以下のような業務を効率化するために導入されています。

  • 利用者情報管理
  • アセスメントの作成
  • ケアプランの作成・管理
  • 予定実績管理(サービスの予定と実績の管理)
  • ケア記録
  • 請求管理(介護保険請求、国保連伝送など)
  • 経営管理(各種レポーティング)
  • 介護職員の勤怠管理や給与管理 など

介護ソフトのおすすめ

以下、おすすめの介護ソフトを図解で一覧表示しています。どのような介護施設向けのシステムがあるのか、把握する際の参考にしてみてください。

目的・タイプ別 介護ソフト 図解

記事後半ではタイプ別にサービスの詳細も紹介しています。「今すぐツール選定に移りたい」という方は以下のリンクからご覧ください。

「選び方をもう少し詳しく知りたい」という方は、そのまま読み進めてください。タイプ別の特徴や比較ポイントなどをわかりやすく解説していきます。

介護ソフトをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。

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主要な介護ソフトを一覧で比較

人気の介護ソフトについて、提供しているメーカーや公表されている導入実績、月額費用などを一覧にまとめました。各ソフトの特徴も記載していますので、サービス選びの参考にしてください。

ソフト名称
(メーカー名)
タイプ 特徴 導入実績 月額費用
ほのぼのNEXT

(NDソフトウェア株式会社)

あらゆる事業所・業務に対応

大企業向け

業界トップシェア。AIを使った最新機能も 72,600事業所 要問い合わせ
ワイズマンシステムSP

(株式会社ワイズマン)

医療連携に強く、複数施設の運営に最適 61,200事業所 要問い合わせ
カイポケ

(株式会社エス・エム・エス)

立ち上げ・経営支援まで幅広くカバー 50,000事業所 月額5,000円
(居宅介護支援)
まもる君クラウド

(株式会社インタートラスト)

最新のケアプランデータ連携に対応 7,100事業所 月額7,800円
(居宅介護支援)
ケア樹(けあき)

(株式会社グッドツリー)

あらゆる事業所・業務に対応

中小規模向け

iPad専用アプリで介護記録がスムーズに 4,000事業所 要問い合わせ
ナーシングネットプラスワン

(プラスワンソリューションズ株式会社)

記録から国保連請求まで。端末制限なし 6,000事業所 月額8,000円〜
介舟ファミリー

(株式会社日本コンピュータコンサルタント)

介護・障害福祉の両方に対応できる 17,000事業所 要問い合わせ
Care-wing

(株式会社ロジック)

ICタグ×スマホで訪問記録を効率化 3,000事業所 要問い合わせ
介護トータルシステム『寿』

(株式会社ソフトサービスライフケア)

請求・記録・経営資料を一元管理 5,500事業所 要問い合わせ
Rehab Cloud

(株式会社Rehab for JAPAN)

デイサービス向け。加算取得に強み 3,500事業所 要問い合わせ
かんたん介護ソフト

(株式会社LITALICO)

介護保険を中心 利用サービス数に関係なく定額料金

-

月額10,780円
ワイズマンセカンドライン

(株式会社ワイズマン)

請求特化で低コスト

-

月額1,500円
(居宅介護支援)

Q:介護ソフトのシェアは?

A:オンプレミス型が主流だった時代から、長年にわたり介護業界を牽引してきた大手メーカーといえば、「NDソフトウェア」と「ワイズマン」の2社が代表として挙げられます。

NDソフトウェアの「ほのぼのNEXT」はシリーズ累計で約72,600事業所、「ワイズマン」は約61,200事業所の導入実績と高いシェアを占めています。近年では、事業所の立ち上げや経営支援まで幅広くカバーする「カイポケ」が約50,000事業所まで急速にシェアを伸ばしています。

Q:大手メーカーの介護ソフトを選ぶべき?

A:知名度も一つの目安になりますが、自社の課題解決に必要な機能とコストのバランスを見極めることも重要です。

大手メーカーを選ぶ最大のメリットは、長く使い続けられる安心感にあります。経営が安定しているためサービス終了のリスクが低く、頻繁な法改正にも迅速かつ正確に対応してくれます。また、困った時に電話やチャットで相談できる手厚いサポート体制も大きな魅力です。

一方で、事業所の規模によっては機能を持て余して操作が難しく感じたり、コストが割高に感じられたりする場合も。導入実績だけで判断せず、自施設の実情に合っているか、現場のスタッフが無理なく使いこなせるかといった視点で、サービスを比較検討することが大切です。

もっと詳しく比較してみたい方は、以下の資料ダウンロードボタンから「介護ソフトの選び方ガイド」をチェックしてみてください。主要13ソフトを対象に、計25項目で調査した比較一覧表が付いています。

比較表PDF_抜粋

13 種の 比較表
介護ソフト
選び方ガイド

介護ソフトの選び方ガイド(比較表付き)

 

介護ソフトのタイプと選び方

続いて、具体的な選び方を見ていきましょう。介護ソフトは大きく2つのタイプに分けられます。

  • [1]あらゆる事業所・業務に対応できるタイプ
  • [2]介護保険の請求を中心としたタイプ

[1]は、更に「大規模事業所向け」「中小規模事業所向け」の2つに分けられます。以下、各タイプの特徴と具体的なソフトを例に挙げながら、ソフトの選び方について解説します。自社が導入するとしたら、どれに当てはまるのかを検討してみてください。

1.あらゆる事業者や業務に対応できるタイプ

日常業務から基幹業務まで、幅広い業務に対応。利用者情報の管理やケア記録、国保連請求管理など、網羅的に機能を備えています。

居宅介護支援事業所、介護老人福祉施設、訪問介護事業所、小規模多機能型居宅介護事業所など、様々な事業所で利用できるのが特徴です。

このタイプのソフトを選ぶ場合、事業所の規模にあわせるのがおすすめ。そこで、「1-1.大規模事業所向け」と「1-2.中小規模事業所向け」に分けて違いを説明します。

1-1. 大規模事業所向け

複数の施設・事業を運営する、大規模事業所向け機能を搭載したタイプ。同じ利用者が複数の施設・サービスを利用するケースが多い場合にもおすすめです。

たとえば「カイポケ」や「まもる君クラウド」では、居宅介護支援や通所介護など、提供しているサービスごとに様々なラインナップのソフトを用意。各ソフトは入所手続きから施設の稼働状況の把握、利用料・入金管理まで、幅広い業務に対応しています。

また、施設間の連携・情報共有によるサービスの均質化や、業務効率化に役立つ機能を備えた「ワイズマンシステム SP」といったソフトもあります。

1-2. 中小規模事業所向け

新規立ち上げや小規模施設で導入しやすいタイプ。介護事業に必要な請求や記録など、基本的な機能が揃っています。上記の大規模事業所向けに比べて、対応する種類や事業施設間連携に制限があるものの、その分シンプルで使いやすく、安価なソフトが多いのも特徴です。

たとえば、月額200~400円/IDで使える「トリケアトプス」といったソフトが挙げられます。

2. 介護保険請求を中心としたタイプ

介護保険請求(国保連請求)と、請求業務に関連する記録作成・管理業務を効率化したい場合に適したタイプ。機能が限定的な分、比較的安価で導入できる傾向にあります。

「楽すけ」のように介護請求ソフトに特化したものや、「ナーシングネットプラスワン」のように利用者情報の管理、サービス計画書の作成に対応する介護施設向けシステムが該当します。請求が多い施設や、請求・記録・管理に割いているリソースを削減し、ケア業務に充てたい場合におすすめです。

 

介護ソフトの比較のポイント

「介護ソフトのタイプと選び方」で解説したように、搭載している機能や対応する事業内容・プランはソフトにより様々。そのため、自社にあったソフトやプラン内容を吟味する必要があります。

ここでは、導入を検討する際にチェックしておきたい、4つの比較ポイントを紹介します。

1.入力・記録業務を効率化する機能

工数のかかる業務の一つが、利用者の健康状態や介護状況といったケア記録。アナログな転記作業をなくすだけでなく、入力を効率化する支援機能があると、現場の負担軽減につながります。

多くの介護支援ソフトは、ケア記録を入力すれば日誌や申し送り、各種帳票に自動で反映されるので、転記の手間が省けるように。更に、「ほのぼのNEXT」や「ワイズマンシステムSP」では、タブレットでの音声入力やバイタル機器との自動連携により、スピーディーな入力を実現。ネックスピーカー型デバイスを使用すれば、ハンズフリーでのチャット送信や報告の共有も行えます。

また、「ほのぼのNEXT」や「ワイズマン」は、AI支援サービス「SOIN(そわん)」と連携することで、最適なケアプランの提案や要介護度の予測まで行えるように。ケアプラン作成時間の短縮はもちろん、利用者への説明資料や新人教育ツールとしても役立てられます。

スマホを利用した人気の介護記録アプリについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

▼関連記事:「介護記録アプリのタイプ別おすすめ16選。無料で使えるアプリは?

2.外部機器やシステムとの連携性

外部機器と連携することで、コール記録を自動作成したり、服薬情報をモバイルからチェックしたりと、業務効率や安全性が高まります。見守りシステムやナースコール、服薬管理システムなど、自社の環境にあわせてどのような外部機器と連携できるかを確認しましょう。

また、加算取得に欠かせない「科学的介護情報システム(LIFE)」や、FAX等のやり取りをデジタル化できる「ケアプランデータ連携システム」への対応も要チェックです。

たとえば、「ケアカルテ」では、バイタル機器や見守りシステムをはじめ、約30種類の外部機器と連携。ナースコールやベッドセンサーなど、様々なICT機器やサービスから集約したデータを活用すれば、ケアの質も高められます。

見守りシステムついて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

▼関連記事:「介護施設向け見守りシステムの比較12選。タイプ別に紹介

3.周辺業務をどれだけカバーできるか

介護業務だけでなく、勤怠管理や給与計算、シフト作成といった、スタッフ管理のための周辺業務が負担になっていることも。その場合、「あらゆる事業者や業務に対応できるタイプ」を中心に、業務を効率化できる機能を活用しましょう。

「カイポケ」であれば、事業所のHP作成から、訪問ヘルパーのシフト作成、「マネーフォワード」と連携した会計・給与・勤怠管理、「カイゴジョブ」への求人広告の無料掲載まで、周辺業務の効率化機能が充実。限りある業務時間を、本来の業務である利用者ケアのために活用できるように。

どこまでの範囲をソフト一つで完結させたいか、あるいは既存のバックオフィスソフトと連携させたいかを明確にすることで、自社に最適な効率化の範囲が見えてきます。

4.操作性や導入の手軽さ

多忙な現場へ介護ソフトをスムーズに浸透させるには、「手間なく導入できるか」「誰でも迷わず使いこなせるか」といった点が鍵になります。低コストながら多機能な「ナーシングネットプラスワン」や、デイサービスの業務フローに特化した「Rehab Cloud」などは、使いやすさ・分かりやすさを追求したシンプルな設計が魅力です。

また、導入形態に関しては、煩雑な設定が不要なクラウド型ソフトであれば、機器を設置するといった手間をかけずにスタート可能。「まもる君クラウド」や「かんたん介護ソフト」はインストール作業が不要ですぐに始められるうえ、低コスト且つ明瞭な料金プランで、サポート費用や法改定時のバージョンアップ費用もかかりません。

PCでの作業に不安がある場合は、タブレット端末から操作できるソフトを検討しましょう。「ほのぼのNEXT」を導入した事業所では、「PCは苦手でも、タブレットのソフトウェアキーボードなら問題なく使える」といった声も。

 

おすすめの介護ソフト(大規模事業にも対応)

「あらゆる事業者や業務に対応できるタイプ」のうち、大規模事業所向けの介護ソフトを紹介します。

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ほのぼのNEXT(NDソフトウェア株式会社)

ほのぼのNEXT公式Webサイト

(出所:ほのぼのNEXT公式Webサイト)

シリーズ累計72,400以上の事業所で利用されている介護業務支援ソフト。特養や居宅介護支援、訪問介護など、幅広い事業所・サービスに対応している。
利用者情報やスケジュールの管理から、タブレットでのケア記録、請求システムなどまで、業務工数の削減に役立つ機能が豊富。音声入力やネックスピーカー型デバイスといった最新技術も取り入れ、話すだけでチャットやケア記録が入力できるように。更に、専門用語に強い高精度の変換機能も備え、記録作業を大幅に短縮できる。
見守り介護ロボットやナースコール、ベッドセンサーなど、豊富な外部システムとの連携も強み。新LIFEにも完全対応。訪問サービス向けアプリ「Care Palette Home/Nurse」や、記録業務に特化したアプリ「Care Palette」なども備え、更なる業務効率化が期待できる。

  • 料金:要問い合わせ

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ワイズマンシステムSP(株式会社ワイズマン)

ワイズマンシステムSP公式Webサイト

(出所:ワイズマンシステムSP公式Webサイト)

居宅介護支援事業所やホームヘルパー、デイサービスなど、介護・福祉領域を広くカバーするサービス。豊富なラインナップが特徴で、施設の規模や形態にあわせて、必要なソフトを組み合わせられるので、複数事業を展開する大規模事業者に適している。
ケアマネジメント業務や請求業務をトータルサポートする「居宅介護支援事業所向け介護ソフト」といったパッケージソフトに加え、訪問先からタブレットでの記録入力に対応する「すぐろくケアマネ」などの関連ソフトまで、業務全体を支援するサービスがそろう。そのほか、介護報酬請求を効率化する伝送代行サービス「けあ蔵」や、服薬支援システム「服やっくん」といった連携ソリューションも提案してくれる。

  • 料金:要問い合わせ

サービス詳細へ

カイポケ(株式会社エス・エム・エス)

カイポケ公式Webサイト

(出所:カイポケ公式Webサイト)

記録・請求業務だけではなく、経営管理、勤怠管理、給与計算、シフト管理など、周辺業務の効率化も図れる介護ソフト。通所介護や訪問介護、居宅介護支援などに対応し、中小から大手まで50,400以上の事業所で導入されている。
タブレットから入力したバイタルチェックやケア記録は、様々な帳票と連動しており、国保連請求データへの反映も自動化が可能に。転記作業が不要になるため、残業時間の大幅削減が見込める。また、メニューの流れに従って作業するだけで、誰でも簡単に計画書の作成から介護保険の請求まで行える「カイポケレセプト」も搭載。

  • 料金:月額5,000円(居宅介護支援事業所の場合)、初期費用なし

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まもる君クラウド(株式会社インタートラスト)

まもる君クラウド公式Webサイト

(出所:まもる君クラウド公式Webサイト)

介護現場に必要な機能を網羅する、完全クラウドタイプの介護ソフト。介護請求、介護記録、売上管理、LIFE対応など、介護事業所の運営に必要なすべての機能がそろう。更に、居宅介護支援、通所介護、訪問介護といった様々なサービスに対応。サービスごとの固定月額制のため、利用者数や使用するPCが増えても定額で利用できるのが強み。スマホやタブレットでも全機能を制限なく使える。
使いやすい操作画面も特徴で、たとえば、スタートメニューの「申し送り機能」では、利用者の体調をメッセージや画像で伝達でき、スムーズな情報共有を実現。また、メインメニューでは利用者一覧を項目別にソートし、認定有効期限切れや、期限間近の利用者などの確認も容易に。オプションの国保連伝送サービスを使えば、電子請求データをワンタッチで連動できるため、国保連請求管理の効率化も図れる。

  • 料金:月額7,800円(居宅介護支援の場合)、初期費用なし ※同一法人に限りセット割あり

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クラウド型介護保険システム(株式会社カナミックネットワーク)

クラウド型介護ソフト公式Webサイト

(出所:クラウド型介護保険システム公式Webサイト)

地域包括ケアを促進する、医療・介護情報共有システム「カナミッククラウド」シリーズの介護ソフト。地域包括ケアの課題の解決につながる、豊富なサービスをそろえているのが強み。居宅介護支援システムでは、多職種間の情報共有システムを無料で利用可能。関係する介護事業所はもちろん、利用者の主治医や薬剤師、地域包括の職員を巻き込んだケアを実現する。また、法定帳票をはじめとするコンプライアンス管理や、返戻の大幅削減、ペーパーレス化による経費削減に役立つ機能も用意。ケアマネジメントに関わる業務を、網羅的に効率化する。
訪問介護・看護システムでは、移動中や訪問先でのスマホ・タブレットからのケア記録の入力・閲覧に対応し、入力作業の工数を削減。実績入力完了後は、国保連・医療保険・利用者請求データが作成でき、スタッフ給与へも連動する。

  • 料金:要問い合わせ

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ケアカルテ(株式会社ケアコネクトジャパン)

ケアカルテ公式Webサイト

(出所:ケアカルテ公式Webサイト)

現場の記録からプラン・請求まで、介護・福祉サービスの運営をトータルサポートする介護ソフト。スマホやタブレットからケア記録の入力ができ、音声入力にも対応。写真や動画も保存できる。また、施設の運用フローにあわせて記録項目のカスタマイズが可能。食事量と排泄量の相関関係を時系列で把握したり、入浴実施状況を一覧で確認したりといった、一覧・グラフ機能も搭載している。
ナースコールやバイタル測定機器、見守り機器といった多様なICT機器と連携し、計測記録を一元管理できるのも強み。記録から実績を自動作成し、国保請求書・個人請求書の作成も行う。

  • 料金:要問い合わせ

サービス詳細へ

 

おすすめの介護ソフト(中小規模向け)

続いて、「あらゆる事業者や業務に対応できるタイプ」のうち、中小規模事業所向けの介護ソフトを紹介します。

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ケア樹(けあき)(株式会社グッドツリー)

ケア樹公式Webサイト

(出所:ケア樹公式Webサイト)

必要な機能を直感的に操作できる、使いやすさに定評のあるクラウド型の介護ソフト。請求業務(伝送)、計画書管理、アプリにも対応した介護記録、報告書作成など、幅広い業務の一括管理が可能だ。タブレットを活用し、現場での記録や報告書作成、写真の登録といった情報共有が容易に。空き時間で効率よく入力でき、残業時間の圧縮にもつなげられる。
22種の介護サービスのほか、LIFEにも完全対応。ネット環境さえあれば事業所内での利用台数・人数に制限はなく、職員数と業務内容にあわせて導入できる。職員ごとのアクセス制限や、データ通信の暗号化など、万全のセキュリティ対策も魅力。

  • 料金:要問い合わせ

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ナーシングネットプラスワン(プラスワンソリューションズ株式会社)

ナーシングネットプラスワン公式Webサイト

(出所:ナーシングネットプラスワン公式Webサイト)

日々の事務作業の手間を省き、記録から国保連請求まで一気通貫で行えるスマホ・クラウド対応の介護ソフト。アセスメント作成、各サービス計画書作成、介護給付費のインターネット請求なども網羅。そのほか、利用者の基本情報の登録やスケジュール管理などで、事務作業の効率化が図れる。スマホやタブレットから、事業所内だけでなく自宅・訪問先からでもデータ入力が可能だ。
直近で開いたページを一覧表示して入力業務を支援する機能や、スタッフ間の情報共有に活躍するチャット・メモ機能、絞り込み条件を自由に設定できるタグといった便利な機能が充実。毎月のソフト料金のみのリーズナブルな料金体系もポイント。

  • 料金:月額8,000円〜、初期費用なし

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介舟ファミリー(株式会社日本コンピュータコンサルタント)

介舟ファミリー公式Webサイト

(出所:介舟ファミリー公式Webサイト)

介護保険・障害者福祉の両制度に対応している総合型の介護ソフト。記録や帳票、送迎スケジュール作成、簡易給与計算、請求処理など標準で使える実用性が高い機能が充実。介護保険の場合は記録や実績データを活用して、請求処理~国保連インターネット伝送までを一連の業務を一つのシステムで完結できる。計画~実績データの一元管理による業務効率化はもちろん、実績データを計画や実績登録に利用することで、二重登録や入力ミスの削減などにも役立つ。
導入前はもちろん、導入後の電話や遠隔サポートも手厚いので安心だ。拠点が複数ある中小規模の事業所や、通所リハビリテーション、福祉用具貸与など訪問系サービス以外にも拡充計画がある場合にもおすすめ。

  • 料金:要問い合わせ

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Care-wing(株式会社ロジック)

Care-wing公式Webサイト

(出所:Care-wing公式Webサイト)

介護記録にスマホとICタグを活用することで、業務効率化を図れる介護ソフト。特許出願中の特殊な構造のICタグにスマホをかざすだけで、サービスの開始・終了が記録される。特記事項やコメントはスマホの音声入力からでも記入でき、スマホの文字入力が苦手な方でも安心。写真での記録にも対応しており、1サービスにつき複数枚の写真を添付可能なため、食事量や献立なども一目でわかるように。
リアルタイムでサービスの提供状況を確認したり、ドラッグ&ドロップで手軽にシフト変更を行ったりと、管理業務の手間を省く機能も充実。複数の外部の請求ソフトとも連携するため、使用中のソフトを変更する必要もなし。現在の業務フローを大きく変えずに、介護記録から請求までトータルでのICT化に貢献する。

  • 料金:要問い合わせ

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介護トータルシステム『寿』(株式会社ソフトサービスライフケア)

介護トータルシステム『寿』公式Webサイト

(出所:介護トータルシステム『寿』公式Webサイト)

訪問や通所介護、老健施設など、あらゆる介護保険系サービスに対応可能な汎用型の介護ソフト。導入形態は規模に応じて、クラウドまたはオンプレミスが選べる。法人内の利用者情報を集約し、ケアプラン作成・介護記録・請求・経営資料までワンシステムで一元管理を実現。ちょっとした業務メモを残せるふせん機能付きで、職員間のスムーズな情報共有をサポートする。全てのLIFE様式対応しているのはもちろん、ケアプランデータ連携も標準搭載のため実用的だ。
電子カルテ連携やバイタル測定器、見守りセンサー、介護ロボット連携といった豊富なICTオプションも提供。「ナーシングケア+for寿」を付加すれば、記録入力時にタブレットやスマホも使用できる。

  • 料金:要問い合わせ

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Rehab Cloud(株式会社Rehab for JAPAN)

Rehab Cloud公式Webサイト

(出所:Rehab Cloud公式Webサイト)

全国3,500件以上の導入実績があるデイサービス特化型の介護ソフト。課題に応じて記録、請求、リハビリ支援、AI動作分析システムを組み合わせて利用し、事務作業の効率化とサービス品質の向上を実現。連絡帳はAIが生成した文章を活用して、タブレットで手間なく記録できる。利用者情はアセスメントシートなどの各種帳票に自動反映する仕組みで、サービス提供票は一括作成も可能だ。LIFE提出前がスムーズになるエラーをチェック機能も搭載している。
AIによる動作の客観的評価に加え、2,200種類のリハビリプログラムから目標とセットで個々に適したプランを提案してもらえることも強み。機能訓練計画書をはじめ、書類作成時間を大幅に短縮して、質の高いケアを提供できる体制作りを支援する。

  • 料金:要問い合わせ ※初期費用なし、基本料金・オプション代別途。

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トリケアトプス(岡谷システム株式会社)

トリケアトプス公式Webサイト

(出所:トリケアトプス公式Webサイト)

介護保険サービスと障がい福祉サービスに対応した業務支援システム。現場から寄せられた声をもとに、必要な機能を標準仕様として実装しており、国保連請求から、利用者向けの請求書・領収書の発行や計画書作成、スタッフ給与計算などまで、周辺業務を効率化する機能がそろう。画面レイアウト・メニュー配置の見やすさ、サービスの利用計画や実績、計画書の作りやすさなど、使い勝手のよさにも配慮がなされている。
国保連への伝送サービスや審査・支払い結果確認といった機能を標準搭載。AIを使ったチャット式Q&Aサポートサービスも提供している。料金プランは該当する対応サービスによって分けられ、必要なサービスをコストを抑えながら導入できる。

  • 料金:月額200円/名 ※上限価格5,000円(対応サービスA種[居宅介護支援、居宅療養管理指導、小規模多機能型居宅介護など]の場合)、初期費用なし

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おすすめの介護ソフト(介護保険中心)

最後に、介護保険請求機能がメインの介護ソフトを紹介します。

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かんたん介護ソフト(株式会社LITALICO)

かんたん介護ソフト公式Webサイト

(出所:かんたん介護ソフト公式Webサイト)

国保連請求や事業所運営を効率化する介護ソフト。1つのソフトで、介護保険・障がい者総合支援、移動支援に対応し、様々な帳票や請求書を作成できるのが強み。更に自費サービスや総合事業にも対応しているので、幅広い事業展開を提供している事業所にもおすすめだ。サービス種に関わらず一律月額9,800円〜で、PCは3台まで同時に利用可能。国保連への伝送代行も追加の料金不要で行える。
そのほか、ヘルパーのシフト作成や給与計算、ケアマネージャーの給付管理に加え、予定のリマインドメールといった周辺業務の効率化につながる機能も搭載している。

  • 料金:月額10,780円~、初期費用(契約事務手数料)18,000円

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ワイズマンセカンドライン(株式会社ワイズマン)

ワイズマンセカンドライン公式Webサイト

(出所:ワイズマンセカンドライン公式Webサイト)

介護福祉システム「ワイズマンシステムSP」をベースに、小規模事業者向けかつ請求機能に特化してリリースした介護請求ソフト。1事業所あたり月額1,500~2,500円で、国保連の伝送や法改正対応、電話とメールによるサポートを行う。居宅介護支援に加え、通所介護・訪問介護で利用できるプランも用意。
国保連請求以外に、利用者情報の管理、居宅サービス計画書の作成、サービス担当者会議録の作成、各種帳票の出力といった機能を搭載。安価ながらもSSL(暗号化)対応しているため、セキュリティ面も安心。使用中の介護ソフトからCSVファイル(氏名、住所、電話番号)で簡単にデータ移行できるため、業務や事業規模を拡大する際に、ワイズマンシステムSPへアップグレードするといった使い方も。

  • 料金:月額1,500円(居宅介護支援の場合)、初期費用なし

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楽すけ(ニップクケアサービス株式会社)

楽すけ公式Webサイト

(出所:楽すけ公式Webサイト)

操作性の高さや充実したサポート体制が魅力の介護報酬請求ソフト。「月間ケアプランの作成」「給付請求チェック」「伝送ファイルの作成」という3ステップで、国保連請求業務が簡単に完了。利用者の介護保険認定有効期間切れや、摘要欄の入力漏れなどを通知する機能で、訂正・再請求の手間を最低限に抑えられる。
「楽すけ」の操作や国保連請求をサポートするヘルプデスク、各種操作マニュアルや介護保険関連情報を掲載しているWebサイト「楽すけネット」など、サポートサービスも充実。そのほか、居宅介護支援事業所や地域包括支援センターなど介護保険法に基づく各種サービス、障害者総合支援法に基づく居宅介護サービスに対応している。

  • 料金:年額90,000円(居宅介護支援事業者版の場合) ※初期費用(ライセンス料)は別途。セット割あり

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まとめ

老人ホームや介護施設などの介護現場における、記録業務や国保連請求、職員の給与管理といった事務作業を効率化する介護ソフトを紹介しました。

介護ソフトは、「あらゆる事業所・業務に対応できるタイプ」と「介護保険を中心としたタイプ」に大別が可能。更に、「あらゆる事業所・業務に対応できるタイプ」は、事業規模にあわせて「大規模事業所向け」と「中規模事業所向け」に分けられます。

まずは、「ケアに関する多様な業務を効率化させたい」のか、または「請求業務に特化したものでよい」のかを確認するとよいでしょう。「あらゆる事業所・業務に対応できるタイプ」に当てはまる場合は、自社の規模にあわせてサービスを絞り込むとスムーズです。

自社の介護ソフトのタイプを掴んだら、下記のポイントに沿ってサービスを比較してみてください。

  1. 入力・記録業務を効率化する機能
  2. 外部機器やシステムとの連携性
  3. 周辺業務をどれだけカバーできるか
  4. 操作性や導入の手軽さ

自社に適した介護ソフトを導入すれば、現場スタッフの業務負荷を軽減するとともに、ケアの質の向上にもつながるでしょう。

介護ソフトをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。

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また、選び方ガイドはこちらからダウンロードいただけます(13ソフト比較表付き)。

13 種の 比較表
介護ソフト
選び方ガイド

介護ソフトの選び方ガイド(比較表付き)

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カイポケ

株式会社エス・エム・エス

クラウド型の介護事業者向け経営支援サービス。スマホやタブレットとのデータ連携により、保険請求や勤怠管理など、介護現場におけるバックオフィス業務を効率化できます。...

まもる君クラウド

株式会社インタートラスト

介護請求や介護記録などを一気通貫で行えるクラウド型介護ソフト。PC・スマホ・タブレットに対応。業界最低水準価格(月額7,800円~)で利用でき、低コストでの運用...

ケア樹(けあき)

株式会社グッドツリー

介護サービス22種に対応したクラウド型介護ソフト。コストダウンと業務効率化を実現。法改正でのシステム更新やバージョンアップは無料で自動対応。導入実績3,000件...

ナーシングネットプラスワン

プラスワンソリューションズ株式会社

低価格で利用でき、事業所の記録・計画・請求などの業務効率化を支援するクラウド型介護ソフト。シンプルな画面設計と充実したサポートにより、誰でも簡単に利用できます。...

介舟ファミリー

株式会社日本コンピュータコンサルタント

介護・障害福祉の業務ICT化に役立つ総合型の障害福祉ソフト。17,000以上の導入実績。万全のサポート付き。データの一元管理やスムーズな情報共有を実現します。...

Care-wing

株式会社ロジック

導入実績3,000事業所を誇る介護記録ソフトです。特許出願中のICタグとスマホを利用した簡単操作や音声入力で、介護業務を効率化。完全ペーパーレスの事業所運営を実...

介護トータルシステム『寿』

株式会社ソフトサービスライフケア

全ての介護保険サービスに対応する総合型介護ソフト。国内主要メーカーの見守り機器と連携でき、スマホ入力など実用的な機能も充実。記録/請求/経営をワンシステムで網羅...

Rehab Cloud

株式会社Rehab for JAPAN

業務効率とケア品質を高める機能が揃ったデイサービス特化型介護ソフト。計画/記録/請求の自動連携やLIFE提出を簡単にする機能、客観的評価が可能なAI動作分析が強...

かんたん介護ソフト

株式会社LITALICO

一つのソフトで介護保険・障がい者総合支援・移動支援・自費サービス(保険外サービス)、すべてに対応。シフト作成や給与計算、国保連請求、給付管理機能を搭載しています...

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