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法人向けクラウドFAX受信サービス比較6選。メリット・仕組みなど

法人向けクラウドFAX受信サービス比較6選。メリット・仕組みなど

最終更新日:2023-12-25

取引先からFAXで送られてきた帳票を、自宅のPCで確認する。そんなテレワークにも役立つクラウド型FAXサービスのメリットや比較のポイント、おすすめサービスについてご紹介します。

目次

クラウド型FAX受信サービスとは?

クラウド型FAX受信サービスは、これまでFAX複合機などで受信してプリントアウトしていたFAXを、クラウド上でPDF形式にて受信することで、Web上やメール上で文書が確認できるようになるサービスです。

クラウド型FAX受信サービスの必要性

従来のFAXは紙で受信・確認するのが一般的ですが、その場合、複合機などのFAX機が必要になります。本当ならリモートワークできるはずなのに、FAXを受信するためだけにやむなく出社するケースも見受けられます。

クラウド型FAXサービスなら、FAX機がなくても受信できるため、出社の必要はありません。送受信作業をすべてPC上で完結できるため、FAX業務の改善や企業としてのペーパーレス化につながります。従業員のテレワークなどの多様な働き方の推進にも有用です。

クラウド型FAX受信サービスの仕組みと利用法

従来のFAX送受信は、送信側のFAX機で原稿を一旦電気信号に変換し、電話回線を通して相手側へ送信します。そして、受信側のFAX機で電気信号を再変換して、紙で出力するという仕組みです。

一方、クラウド型FAX受信サービスでは、インターネット回線を通してやり取りを行います。送信側がFAX機で原稿を送ると、そのデータをクラウド事業者がPCで閲覧できるような状態に変換して、受信側に送信するという仕組みです。

DXが進む中、従来通りFAXを使い続けている現場もまだありますが、その点、クラウド型FAX受信サービスは、取引先に手間をかけることなく業務改善を行うことができるのがポイントです。

クラウド型FAX受信サービスをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。

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クラウド型FAX受信サービスのメリット

クラウド型FAX受信サービスの導入メリットについて、まずは主にオフィスで利用しているFAXを電子化した場合のメリットを4つご紹介します。

業務の効率化

何より受信者の受け取り業務の効率化が挙げられます。席を立つ必要なく、PC上でFAXを送受信でき、受信したFAXの仕分け作業まで行えるのは魅力的です。わざわざFAXが届いていないかの確認のため、あるいは送信のためにオフィス内のFAX機まで足を運ぶ必要がなくなるのは非常に便利です。

なお、単に受信するだけでなく、受信したFAXに捺印、あるいは日付、数量、コメントなどを追記して返信する、また別部署に転送する、などといった付随したコミュニケーションが多い場合は、特に大幅な効率化が見込めると言っていいでしょう。

業務スピードの向上

クラウド型FAX受信サービスを利用すると、インターネット環境とPCさえあれば、FAX機のあるオフィスに戻らずとも出先でFAX送受信ができるため、業務のスピードアップが図れます。外出先からオフィスにいる人にFAXを確認して欲しい、と依頼する必要もなくなり、レスポンスが早くなり、取引先等の送信者にとっても満足度向上につながるはずです。

ペーパーレス化

様々な情報が電子データ化されている中、FAXのやり取りだけは紙での管理が必要でしたが、FAXサービスを利用することで、ペーパーレス化が加速します。保管場所の確保や紛失リスクもなくなるのも安心です。帳票によっては、7年や10年など、保管期間が義務付けられているものもあり、大量の帳票のために倉庫を借りているといったケースもあるでしょう。

FAXサービスによっては、クラウド上に一定期間データを保管してくれるサービスもありますので、保管の手間からも解放されます。既に電子データでの保存をしている企業においては、紙で受信したFAXをいちいちスキャンしてデータ化し、保管していたかもしれませんが、その手間もなくなります。

テレワーク、働き方改革の推進

PC一つで受信、送信ができるため、FAX機の設置されているオフィスへの出勤にしばられる必要がなくなります。自宅やコワーキングスペースやカフェなどの出先でFAXのやり取りができるようになり、コロナ禍におけるテレワークへの対応や、昨今掲げられている働き方改革推進の後押しになるとも言えます。

次に、基幹業務とのやりとりでFAXを使う場合のメリットはこちらの2点が挙げられます。

FAX情報の取り込みの効率化

発注書や請求書などの帳票をFAX受け取っていて、その情報を基幹システムに手入力している場合は大きく時間がとられているでしょう。ここで、FAXサービスを用いると、受信したFAXをそのままOCRで読み取ってデータに変換し、そのデータを基幹システムに連携して入力、とすることができます。そうなると、転記作業が一気になくなるので業務の効率化が大きく進みます。

また、受信したFAXを特定の箇所に格納する場合は、受信したFAXをPDFなどのデータに変換して、適切なフォルダや場所に自動で保管されるので、整理の手間が減ります。

FAX回線コストの抑制

帳票の量が多い場合や、帳票ごとに回線を持つ場合など、受信する帳票の量に合わせて大量のFAX回線を持つ必要がありましたが、FAXサービスを利用することでたくさん持つ必要がなくなるため、FAX回線コストを抑制し、FAX回線の利用料を効率化できるようになります。

 

クラウド型FAX受信サービスの比較のポイント

実際にサービスを導入する場合、どのようなポイントで選べばよいでしょうか。クラウド型FAX受信サービスの比較のポイントは3つ挙げられます。

現在のFAX番号を変える必要があるか?

FAXの番号を変えても問題なければこの点を気にしなくても大丈夫ですが、FAX番号を変えると何かと大変という場合は、変更せずにすむサービスが有効です。たとえば、「FNX e-受信FAXサービス(株式会社ネクスウェイ)」では、専用アダプタに利用中のFAX回線、LAN回線を接続するだけで利用できるタイプのため、FAX番号を変えずに導入することができ便利です。

なお、FAX回線をサービス提供業者が用意するタイプのサービスでは、新しい番号に変える必要があるため、送信先の取引先に新しいFAX番号を周知しなくてはなりませんので、連絡業務だけでも大変な手間になります。連絡先が少ない場合や、社内の各支店など周知徹底がスムーズにできそうな場合は、番号の変更はさほどネックにならないかもしれません。

一部導入からスタートできるか?

サービスの形式によっては、FAX受信を全社一斉に切り替えねばならず、部署や拠点ごとのFAX受信の必要性を問わず、導入する必要があります。そうなると、利用頻度の低い部署の分は費用がかさみますし、切替えに伴う負担も生じてしまいます。

紙のやり取りが少なく電子化が不要な部門などは巻き込まず、導入したい拠点、部門だけでスモールスタートできるサービスが便利です。

運用管理の負担が少ないか?

FAXサーバーのために不具合対応、ソフトウェアアップデートやサーバーの管理をしていては時間がとられてしまいますので、クラウド型で、メンテナンスに負荷のかからないサービスにする必要があります。

ただし、どうしてもFAXの送受信において、送れなかった、受信できなかったなどのトラブルはつきものなので、問題発生時に原因究明を頼れるサポートがあると大きく助かります。できるだけサポートの対応時間や対応メニューが充実しているサービスにすべきです。

 

主なクラウド型FAX受信サービス

ここまでお伝えしたポイントを踏まえ、おすすめのFAXサービスをご紹介します。

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FNX e-受信FAXサービス(株式会社ネクスウェイ)

FNX e-受信FAXサービス公式Webサイト

(出所:FNX e-受信FAXサービス公式Webサイト)

30年以上FAXサービスを提供しているネクスウェイが開発したクラウド型FAXサービス。導入実績は900拠点以上。専用アダプタを既存のFAX機につけるだけなので導入が簡単。FAX番号を変える必要なく、そのまま利用できる手軽さが同サービスならではの特徴。
受信したFAXをPDFデータとしてクラウドサーバーに管理されるので、いつでもWeb上で閲覧や送信が可能。FAX番号、受信日時などによって、フォルダへの自動仕分けも行ってくれる。コメントや画像の入力、スタンプ押印、定型文登録機能などを標準搭載。レ点チェックや二重線なども入力でき、現場の紙業務をWeb上で再現できる。FAX回線単位で導入ができるため、部署や事業所を限定したスモールスタートにも最適。

  • 料金:月額15,000円~、初期費用62,000円。FAX受信は何枚でも追加料金なし
  • FAX送信料は21円/枚

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BizFAX スマートキャスト(NTTコミュニケーションズ株式会社)

BizFAX スマートキャスト公式Webサイト

(出所:BizFAX スマートキャスト公式Webサイト)

利用中のFAX端末やメール環境をそのまま活用してFAXをデータ化、送信にも受信にも強みのあるクラウド型FAXサービス。フリーダイヤル(012o)やナビダイヤル(0570)の番号宛にFAXを発信することで、FAXイメージが電子データに変換され、指定メールアドレスにて添付メールとしてFAXを受信することが可能。
基幹システムとの連携も得意で、大量受信も大量送信も対応。2分間隔で最大50回の自動送信で送達率もアップ。最大3,000宛先へ短時間で一斉送信できる。FAXの受信が集中しても、バッファリング機能で48ページまでサービス提供側にデータを蓄積してくれるので、受信が止まる懸念が少ない。発送結果通知でステータスがわかるので、漏れやエラーも防止できる。

  • 料金:月額基本料と初期費用はなし
  • FAX送信料は25円/枚(平日昼間の場合。夜間は19円/枚)

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MOVFAX(日本テレネット株式会社)

MOVFAX公式Webサイト

(出所:MOVFAX公式Webサイト)

クラウド上でFAXの受信・送信ができるインターネットFAX。同社はFAX関連サービスで35,000社の導入実績を持つ。受信したFAXはブラウズ上で確認できる。受信したFAXにコメントやスタンプなどの画像を追加できる編集機能があることも特徴。月額基本料金は利用人数ごとに発生する。プレミアムプランなら管理者以外にサブIDを4つまで作成可能。用途に応じて受信FAXを分類・管理できるマイフォルダ作成機能、大量のFAX受信に対応したフォルダの自動振り分け機能もある。同社のFAX一斉同報サービスや帳票送信サービスと連携することで、より便利に活用可能。

  • 料金:月額基本料金980円/ID(スタンダードプラン。FAX受信は1,000枚まで追加費用なし)、初期費用1,000円
  • FAX送信料は1送信2枚ごとに10円

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isana(株式会社エディックワークス)

isana公式Webサイト

(出所:isana公式Webサイト)

受注センター向けのシンプルさが売りのクラウド型FAXサービス。受信したFAXは、相手先番号や受信FAX番号、会社名などの振り分け条件を設定することで、自動振り分けも可能。クラウドOCRとの連携で、受信した文書を文字認識して、データとして格納することもできる。
また、自動返信機能を搭載しており、自動返信の設定を行うと指定の番号からFAXを受信した際に相手先へ自動で返信を行え、テキスト加筆やスタンプ押印されるように設定することも可能。今使っているFAX番号をそのまま引き継ぐことができ、複合機とも連携できる。

  • 料金:月額6,400円(ユーザー5ID、データ容量1GBまで)、初回登録料25,000円

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どこでもMyFAX(ヤマトシステム開発株式会社)

どこでもMyFAX公式Webサイト

(出所:どこでもMyFAX公式Webサイト)

FAX機とFAX回線が不要で、PCで送受信、携帯電話で受信できるFAX送受信サービス。契約後、「03」「050」「0120」「0800」から始まる番号を提供される中から選び、その番号宛に送信されたFAXがPDFに変換され、Web画面やeメールにて受信できる。
受信したFAX(PDFファイル)は1カ月間保管され、それ以上の保管を希望する場合は、PDFでの一括ダウンロードが必要。申込書受領日から約5営業日で使用開始できる。海外からの受信も可能。事前にグルーピングしておけば、20宛先までならFAX同報できる。
FAX送信にも対応しており、Word、Excel、PDFなどのファイルを添付するだけで送信することができる。

  • 料金:月額2,200円〜(受信1,000枚まで)。1,001枚目から10円/枚がかかる。初期費用は3,000円〜
  • FAX送信料は10円/枚

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KDDI ペーパーレスFAXサービス(KDDI株式会社)

KDDI ペーパーレスFAXサービス

(出所:KDDI ペーパーレスFAXサービス 公式Webサイト)

クラウド上でのFAX受信や送信に対応したサービス。受信したFAXデータをGoogleドライブに自動的に格納することができるので、保管作業の負担が少なく、チームでの共有がしやすい。
また、PCからFAX送信することができるので、FAX機器がない環境にいても手軽にFAX送信が行える。専用アプリケーションでメッセージやFAXをPC上で簡単に管理できる。
2024年10月末でのサービス終了が発表されている。

  • 料金:月額基本料金950円+FAX送信15円/枚。FAX受信は追加費用なし。初期費用1,000円

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まとめ

クラウド型のFAXサービスを利用すると、「業務の効率化」「業務スピードの向上」「ペーパーレス化」や「テレワーク・働き方改革の推進」などが期待できます。特に、基幹システムと連携するケースにおいては、OCR等との組み合わせで大幅な自動化が図れそうです。

FAXの比較検討に際しては、以下のポイントを押さえておきましょう。

(1)現在のFAX番号を変える必要があるか?
(2)一部導入からスタートできるか?
(3)運用管理の負担が少ないか?

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