PasCAL for LGWAN(パスカルフォーエルジーワン)は、行政業務支援GISサービスです。操作性と機能性を兼ね備えた地理情報システム(GIS)をLGWAN-ASPとして安全な環境で提供し、庁内で整備された空間情報を各部署で横断的に利活用でき、重複投資の削減・業務の効率化を実現します。PasCAL for LGWANは2011年のサービス開始以来、すでに500を超える自治体で導入され、多くのユーザーに利用され、信頼性の高いサービスです。 ※ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示 認定済み(第0197-1601号)
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PasCAL for LGWANは、誰もが使える・使いたいと感じる操作性と行政業務で十分に活用できる機能性を兼ね備えたクラウドGISサービスです。利用者に負担をかけない「直感的なインターフェース」の採用により、GISに不慣れな方でも安心して、GISを使いこなせます。また、使い続けることにより、多種多様な業務で活用できる機能性を実感いただけるサービスを実現しています。
PasCAL for LGWANは、多忙な行政職員の業務効率化を実現する唯一無二のGISクラウドサービスです。
※2014年度ASP・SaaS・クラウドワードにて、ASP・SaaS部門 社会業界特化系分野グランプリ受賞を受賞しています。
レイヤはアドレスマッチング(ジオコーディング)機能やレイヤの新規作成機能により、ユーザー自身で無制限に作成できます。
市場で流通している様々なデータ形式をサポートしているため、個別システムとのデータ連携も可能です。また、標準でデータインポート/エクスポート機能を搭載しているため、データ整備におけるベンダーロックインがかかりません。
行政事務に必要となる機能を必要十分に備えた庁内共通利用GIS「PasCAL for LGWAN」をベースに、各種業務に特化した機能を備えた個別業務支援GISをオプションサービスとして提供します。
必要なサービスを組み合わせてご利用いただくことで、共通の基盤地図の利用、個別業務GISと庁内共通利用GISのスムーズな連携が実施でき、庁内のGIS環境の最適化を実現します。 利用者の要望に応えた新サービスを順次リリース予定であり、今後もバリエーションは広がり続けます。
事業者インタビュー
株式会社パスコ 事業推進課 課長 脇田 真司様
―「PasCAL for LGWAN」とはどのようなサービスなのでしょうか?
パスコは「パスコGIS自治体クラウドサービス」として、LGWAN(総合行政ネットワーク)とインターネットの異なるネットワークを用いて行政向けGIS*クラウドサービスを展開しています。なかでも「PasCAL for LGWAN」は、500以上の地方公共団体での利用実績がある、全庁横断型のGISクラウドサービスです。
地方公共団体において、地図情報の効率的な利用や地図情報の更新作業の効率化などに利用いただいています。全てクラウドサービスのため、災害が発生してもデータの消失の恐れがなく、LGWANを介して職員端末のブラウザからいつでも利用できるようになっています。
*GIS(Geographic Information System):地理情報システム
―「PasCAL for LGWAN」はどのような目的で利用されるのでしょうか?
まず、「来庁対応業務の効率化」が挙げられます。例えば、住民が家を建設する場合は、住民や建設会社の人が来庁して、建築の制限がないか、道路の幅員はどうなっているかなどの把握が必要なので、来庁して担当窓口に確認します。その際、地図情報が紙媒体ですと、窓口の担当者はページをめくって探すだけでも時間がかかってしまいます。このような問い合わせが一日に何件もありますし、別の課の他の窓口でも同様のことが起きていますので、役所全体としても来庁対応業務に多くの時間を費やしてしまいます。
そのような時に、「PasCAL for LGWAN」であれば、住所や目標物を入力するとすぐに該当箇所が表示されますので、探す時間が大幅に短縮され、来庁対応時間の削減につながります。
次に「地図情報の更新作業の効率化」が挙げられます。例えば、道路台帳は、道路の拡幅工事がある度に拡張後の図面に更新する必要があります。道路台帳の原本が紙媒体の場合は、図を更新するために専門の業者に依頼する必要があり、更新の費用も更新までの時間もかかってしまいます。
それに、法制度で定期的な更新が義務付けられている台帳情報は、予算がないから更新をしない、あるいは更新の頻度を下げる、といった対応はできません。
「PasCAL for LGWAN」では、該当場所を編集する機能がありますので、PC上で道路の新たな線などを引いて保存すれば地図に即反映され、短時間で簡単に作業が行えます。
―「PasCAL for LGWAN」はどのような地方公共団体が利用されるのでしょうか?
規模の大小問わず多くの地方公共団体にご利用いただいています。都道府県庁や政令市はもとより、規模の小さい市区町村でも「PasCAL for LGWAN」の利用が進んでいます。
最近では、窓口応対で「PasCAL for LGWAN」を導入いただくことが増えてきました。これまでは、都市計画の部署や道路関連の部署など、部署ごとにシステムを導入するケースが多かったのですが、それだと来庁者は見たい情報の種類ごとに、それぞれの部署を訪問しなくてはならず、たらい回しとも言える状況でした。
それに対して「PasCAL for LGWAN」は部署に完結することなく、庁内横断で情報を見ることができる全庁型のサービスなので、来庁者は1か所の部署に行けば、必要な情報を一度にそこで確認できるようになります。
―「PasCAL for LGWAN」は来庁対応など以外では、どのように利用されるのでしょうか?
最近では、防災対策や福祉サービスの強化などの場面でも利用されるようになってきました。
防災対策では、例えば、高齢者の避難計画の作成に利用されています。避難所周辺に一人暮らしの高齢者がどれくらい居住しているのかを把握するために、一人暮らし高齢者のリストを「PasCAL for LGWAN」に取り込んで地図上に表示させると、どの避難所周辺は高齢者が多いから、避難時は重点的なサポートが必要だとわかります。
福祉部署においては、重点的にケアしなければならない高齢者がどこにいるかの把握に利用されます。例えば、介護が必要な高齢者と民生委員を地図上に表示させると、高齢者に対して民生委員の人数が十分か、万が一の緊急時に民生委員で対応できそうかが視覚的に判断できるようになります。このように、手元の資料を地図に落とすことで検討できるようになるのは「PasCAL for LGWAN」利用の大きなメリットです。
―今後はどのようなことに力を入れていくのでしょうか?
これまでは都市計画や道路情報を管理する部署を中心にサービスを提供してきましたが、最近では、GISを業務効率化に活かすことのできる他の部署に対するサービスの拡充に力を入れています。
例えば、最近多くの自治体で利用されているサービスとして、「PasCAL for LGWAN固定資産税」があります。固定資産税を計算するには、路線価に加えて、土地や建物の形状などを加味しながら固定資産税を算定する必要があります。その際に、GISで地番や画地条件などを確認しながら効率的に算定できるようになります。
他にも「上下水道管理システム」や「都市計画管理システム」など、GISと親和性の高い業務を支援するサービスを開発・提供しています。
さらに、庁内で作成した情報を庁内業務だけに利用するのではなく、市民にWebサイトで公開することで、来庁しなくても市民が欲しい情報が得られる「わが街ガイド」などの、情報を公開する仕組みについても力を入れています。
PasCAL for LGWAN(庁内共通利用GIS)の利用料は、自治体の人口規模に応じた価格体系です。標準価格表における、同時接続数は10アカウントです。
※データ移行費用、ゼンリン住宅地図利用料などは、別途必要となります。
※同時接続アカウントは、増加させることが可能です。価格はご相談ください。
会社名 | 株式会社パスコ |
代表者名 | 高橋 識光 |
資本金 | 87億5,848万円 |
所在地 | 〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-7-1 パスコ目黒さくらビル |
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