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IT点呼とは?運用方法とクラウドサービス7選

IT点呼とは?運用方法とクラウドサービス7選

最終更新日:2021-01-04

IT点呼は便利だと思っても、なかなか概要をつかみ切れていない運行管理者の方へ、IT点呼の概要、運用方法、導入にあたって必要なもの、おすすめのサービスをご紹介します。

目次

IT点呼とは

IT点呼とは、PCやスマホと、アルコール検知器などを使った、ビデオ通話のような擬似対面点呼を指します。画面を通じて点呼者と運転手が点呼をするので、運転手は営業所に行く必要がありません。また、運転手のアルコール検知結果を営業所へ自動的にデータ送信することも可能です。従来は点呼記録簿など手書きで管理されていたものがデータ管理できるようになり、点呼業務をシステム化できます。

IT点呼のメリット

IT点呼の最大のメリットは運転手が遠方でも点呼ができることです。IT点呼を使うと運転手が営業所に行く手間が省け、営業所を集約化できます。そのため、より少ない運行管理者で業務を回せます。ある事業者ではIT点呼の導入により一つの営業所のみで点呼ができるようになったため、3営業所における早朝点呼は不要となり、運行管理者の人件費を抑制できるようになりました。

さらに、点呼のIT化により、手作業での点呼簿の作成が不要になります。簡単操作で点呼簿、出勤簿、運転日報などの書類が作成できるようになるため、運行管理者の負担が軽減されます。それに、クラウドで管理するタイプの場合は、点呼簿などの書類の紛失も防げます。このようにIT点呼は運行管理者、運転手双方の負担を減らし、人件費の削減や業務の効率化を実現できるITシステムです。

IT点呼の実施条件

IT点呼は無条件に導入できるものではなく、いくつかの条件があります。まず安全性優良事業所(Gマーク事業所)の取得事業者と未取得事業者でIT点呼が行える業務範囲が異なります。Gマークは全日本トラック協会が認定しており、安全性に優れた事業所に交付されます。

Gマーク未取得事業者がIT点呼を行うためには以下の3条件のクリアが前提となります。

  • 営業所を開設してから3年以上が経っている。
  • 過去3年間において自動車事故報告規則第二条にある事故の中で、第一当事者となる事故を起こしていない。
  • 過去3年間、点呼に関する違反で行政処分や警告を受けていない。

IT点呼ができる時間帯は決められています。営業所~他営業所間、営業所~他営業所の車庫間、営業所~遠隔地にいる他営業所に属する運転者間では1営業日のうちに連続する16時間以内に限りIT点呼が行えます。なお、営業所~認可を受けている車庫間は時間帯に関する条件に縛られることはありません。

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IT点呼の運用方法とは?

IT点呼を実現するには、「機器の用意」と「管轄する運輸局への報告書提出」を行ったうえで、法令に沿ったIT点呼方法で運用していく必要があります。

機器の用意

タイプにもよりますが、IT点呼の導入ではいくつかの機器を準備しなければなりません。営業所や車庫においては点呼をするためのパソコンとプリンター、運転手に関してはIT点呼のアプリをインストールしたスマホが必要です。

また、アルコール検知器やIC免許証リーダー、ウェブカメラも必要です。IT点呼の導入にあたっては事前に必要な機器を調査する必要があります。パソコンやスマホ、アルコール検知器については導入するIT点呼ソフトに対応した商品を購入しなければなりません。

管轄する運輸支局への報告書提出

IT点呼の導入に関する諸条件をクリアした上で実施10日前までにIT点呼申請書を管轄する運輸支局へ申請します。申請にあたっては「IT点呼申請書」、「IT点呼の製品カタログ」と「使用構成図」が必要です。IT点呼申請書はそれぞれの運輸局のウェブサイトからダウンロードできます。運輸局への申請にあたっては点呼を行う側、行われる側が属する運輸支局への提出が必要なのでご注意ください。

IT点呼の運用例

IT点呼の一例をご紹介します。運転手はアルコール検知器と連携されたパソコンの前に行くか、もしくはIT点呼アプリがインストールされたスマホを立ち上げます。次に、運行管理者は画面を通じて運転手と対面し、健康状態などの確認作業を進めます。その際に運転手はアルコール検知器を用いてアルコールチェックを行います。結果は点呼に関する帳簿に自動的に登録されるため、面倒な作業は必要なく、万が一アルコールが検知された際は自動で通知されます。

この方法以外にも点呼の方法は考えられます。法令に沿った上で各社に合ったIT点呼の方法を模索することをおすすめします。

 

IT点呼導入のために必要なものは?

先ほど述べたとおりIT点呼の導入には必要な機器があります。少なくともパソコンと書類を印刷するためのプリンター、IT点呼サービスと連携できるアルコール検知器(アルコールチェッカー)を用意します。IT点呼サービスは、クラウド型の場合はウェブを通じて運用するため、インストールも必要ありません。クラウド型でない場合はIT点呼ソフトをインストールします。ソフトには点呼実施映像や点呼簿などが含まれています。

運転手がスマホを通じて点呼する場合はIT点呼アプリが入ったスマホを準備しなければなりません。もしくは運転手個人のスマホにアプリのインストールをお願いすることもあります。

ケースによっては免許証リーダーやウェブカメラ、マイクが必要です。営業所で点呼を行う場合は点呼者カメラと運転者カメラを用意し、それぞれの機器はパソコンのシステムに対応したものを選びましょう。もしくはマイクとスピーカーの代わりにヘッドセットを購入するのもおすすめです。

このようにそれぞれのケースによってIT点呼の必要なものは異なります。またそれぞれの製品により使い勝手が異なるため、慎重に商品選びを行う必要があります。また機器を準備してもIT点呼はスタートできません。先ほど述べたとおり、管轄の運輸支局に報告書や資料の提出をします。

 

IT点呼に補助金は使える?

IT点呼は国土交通省が行っている補助金制度、事故防止対策支援推進事業「過労運転防止のための先進的な取り組みに対する」支援の対象となっています。毎年募集と認定が行われ、一定要件を満たす機器に関して補助金がもらえます。

この補助金制度は国土交通大臣が認定したIT点呼に関する機器の費用や導入時に発生する経費の1/2が助成対象となり、上限は1申請者あたり80万円です。ただしパソコン、プリンター、スマートフォンは補助金の対象にはなりません。また同一事業において国が実施する他の補助金は受け取れません。2020年の補助制度の申請受付期間は10月29日~12月18日まででした。申請受付場所は最寄りの各地方運輸局と運輸支局等ですが、郵送による提出は認められていません。また補助金電子申請「jGrants」でも受け付けています。

また、IT点呼に用いるアルコール検知器などの機器の購入では全国トラック協会と各都道府県のトラック協会が用意する補助金制度が使えます。補助金額や申請条件はそれぞれのトラック協会によって異なりますのでご注意ください。参考までに全国トラック協会の補助制度では国土交通省が指定する呼気吸い込み式アルコールインターロックと携帯型アルコール検知器が対象となり、車両1台につきそれぞれの機器取得価格の1/2(上限2万円)が支給されます。

今後、IT点呼に関する補助制度については変更点が加わる可能性があります。補助金を申請したい方は事前に国土交通省などのウェブサイトを確認することをおすすめします。

 

おすすめのクラウド型のIT点呼サービス

IT点呼サービスは国土交通省が認定したものを選択します。いずれのサービスも機器を通じて遠隔地から点呼できるのが特長です。一方、それぞれのIT点呼サービスにおいて違いが存在します。まずIT点呼がスマホに対応しているか否かに分かれます。スマホの代わりにタブレットからタッチパネルで点呼できるサービスもあります。

また、IT点呼サービスは周辺機器も取り扱っていますが、取り扱いに違いがあるので確認が必要です。たとえばアルコール検知器では複数のタイプから選択するケースと指定されたものを利用するケースに分かれます。その他、一目で運転手のアルコール検知が分かるパトライトを扱っているサービスもあります。

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IT点呼キーパー(テレニシ株式会社)

IT点呼キーパー

(出所:IT点呼キーパー公式Webサイト)

想定設計年齢を70歳に設定したIT点呼サービス。そのためマニュアルいらずの簡単操作となっている。パソコンやスマホを使った点呼、出勤情報やアルコール測定結果、血圧測定などの自動保存機能、血圧計や免許証リーダーとの連携などIT点呼に係る業務を幅広くカバー。システム導入やハードウェアやバーションアップに対する高額費用は発生せず、必要な機械はアルコール検知器、パソコン、ウェブカメラ、スピーカーのみ。連携できるアルコール検知器や血圧計は複数ある中から選択できる。
料金:導入費用は10万円、月額費用は1拠点あたり1万円から。追加でスマホ点呼アプリは5台で3,000円~

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Cagou IT点呼(株式会社コア)

Cagou IT点呼

(出所:Cagou IT点呼公式Webサイト)

独自のIoT技術により高精度の顔認証で、本人確認できる点に強みを持つIT点呼システム。専用のスマホアプリとアルコール検知器との連携により簡単操作。アルコール検知器は長さ10.8cm、重さ120グラムの小型設計なので持ち運びに不便を感じることはない。スマホで撮影した画像とアルコール検知器の結果はクラウドに送信・記録される。スマホとアルコール検知器をクラウドにつなげたらその日からスタートできるシンプルさも特長。
料金:お問い合わせ

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アルキラーPlus(株式会社パイ・アール)

アルキラーPlus

(出所:アルキラーPlus公式Webサイト)

専用のアルコール検知器の扱い・運用に強みを持つIT点呼システム。日本交通や川崎汽船などの大手企業やビールメーカーなどのあらゆる業界での導入実績を誇る。アルコール検知器はモバイル版半導体式(初期費用12,000円税別)、モバイル版電気化学式(初期費用34,000円税別)、据置版電気化学式(初期費用45,000円税別)から選択可能。しかもメンテナンス時の検知器交換費用、検知器センサーの洗浄費用、検知器の修理費用は無料である(例外あり)。また20日間無料トライアルでじっくり試せる点がうれしい。iOSとAndroid、両方対応。
料金:お問い合わせ。

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デジタル点呼マネージャー(株式会社インフォセンス)

デジタル点呼マネージャー

(出所:デジタル点呼マネージャー公式Webサイト)

物流企業の関連企業が作ったIT点呼システム。対面点呼、IT点呼、電話点呼、遠隔地IT点呼など、あらゆる点呼パターンをすべてデジタル化。クラウドでの一元管理を可能とする。また点呼だけでなく車両管理業務やドライバー管理業務もサポートするため、現場管理業務が効率化される。システムはドライバーライセンス制を採用しており、少人数から大規模事業者まで対応可能。
料金:お問い合わせ。

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Navisia IT点呼サービス(株式会社ナブアシスト)

Navisia IT点呼サービス

(出所:Navisia IT点呼サービス公式Webサイト)

簡単操作を実現するための入力補助を多く兼ね備えるIT点呼システム。IT点呼サービスへのログインではパスワードだけでなく静脈認証も可能。運転手はタッチパネル式パソコンもしくはタブレットを用い、タッチパネル入力なので操作が簡単。アルコール検知だけでなく血圧計や体温計との連携も可能なため、健康管理や新型コロナウイルス対策にも役立つ。

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DiSynapse IT-RC IT 点呼システム(株式会社情通)

DiSynapse IT-RC IT 点呼システム

(出所:DiSynapse IT-RC IT 点呼システム公式Webサイト)

運送業の各種管理システムを運営する同社が提供しているIT点呼システム。PCとWebカメラ、マイクを使ってIT点呼を行い、動画記録もできる。IT点呼以外の点呼データも登録可能で、点呼記録をシステムで一元管理できる。連動するアルコール検知器は2製品に対応しており、それ以外の機器は問い合わせ。

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ALC Guardian NET(サンコーテクノ株式会社)

ALC Guardian NET

(出所:ALC Guardian NET公式Webサイト)

オプション品が充実しているIT点呼システム。オプション品のひとつに点呼用パトライトがあり、IT点呼の呼び出しがあった際に光とブザーで教える。またアルコール検出がなかったときはブザーが鳴り緑ランプが点灯し、アルコールが検出された場合はブザーが鳴り赤ランプが点灯。音とランプで検出結果を伝えてくれるので単純な見落としがない。IT点呼自体はテレビ電話機能を搭載し、リアルタイムでの会話が可能。

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まとめ

IT点呼のメリットとして「遠隔地からもできるため営業所を集約化できる」「人件費を削減できる「点呼簿などの点呼記録が簡単に作れる」などが挙げられます。つまりIT点呼の導入により、営業所全体の大幅な業務の効率化が実現できます。

一方、IT点呼を実施するには機械をそろえるだけでなく、管轄する運輸局への届出が必要です。届出の期限はIT点呼実施の10日前までと決まっているため、計画的に準備を進める必要があります。またIT点呼に関わる補助金制度が国土交通省や全日本トラック協会などで用意されているため、補助金への申請も忘れないようにしましょう。

国土交通省が定めているIT点呼には違いがあります。どのタイプが自社にとってピッタリなのか、トライアルもしながら適切な商品・システムを選択したいものです。

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