最終更新日:2024-02-16
「人手不足を解消してコア業務に集中したい」「ミスなく効果的に業務をアウトソースしたい」と考えている方へ。オンラインアシスタントのタイプ別の選び方や比較ポイント、料金相場とともにおすすめのサービスを紹介します。
オンラインアシスタントとは、専門スキルを備えたアシスタントがオンライン上で業務を代行してくれるサービスです。
秘書代行サービスといわれることもありますが、電話の取次やスケジュール管理などの業務にとどまらず、人事・労務や採用、経理などのバックオフィス業務、マーケティング・調査、営業事務、Web編集や画像加工、SNS運用・広告運用など、幅広い業務に対応しているのが特徴です。
電話代行や秘書業務をメインにしたサービスについては、「電話代行・秘書代行サービス比較9選。費用相場と比較ポイント」にて詳しく説明しています。
人材不足を解消する方法は、派遣社員やパート・アルバイトスタッフの採用、業務委託など複数ありますが、求める人材を探すには手間がかかり、信頼性やスキル面でも実際に稼働するまでわかりません。
オンラインアシスタントは、業務に必要なスキルを備えたアシスタントを手配してくれるため、採用活動にかかる負担を削減。必要な時だけ業務の代行依頼ができるので、人件費を調整することも可能になります。
そのため、オンラインアシスタントは、以下のようなケースやフェーズで導入される傾向があります。
時期によって業務量が変動する場合、繁忙期になると過度な残業時間が発生し、既存社員のみでは対応が難しくなることも。また、業務内容が流動的で、幅広いスキルを備えた人材が必要となるケースもあります。
オンラインアシスタントは、業務量が通常よりも増加するタイミングのみ依頼でき、専門スキルを備えたアシスタントが業務内容に応じて代行してくれます。
創業間もないベンチャー企業や事業拡大中の組織のなかには、「単純な日常業務が増えてきたものの、まだ人材を採用するフェーズではない」という場合も。既存社員がコア業務に加えてルーチンワークも担うため、業務過多に陥りやすくなってしまいます。
オンラインアシスタントサービスを導入すれば、今後ルーチンワークが更に拡大しても、業務内容・量にあわせて適切なプランを選ぶことができます。
オンラインアシスタントが対応している代表的な業務について、4つのカテゴリーに分けて紹介します。
多くのサービスがバックオフィスに対応しており、主に以下のような業務を代行しています。
| 人事・労務 | 従業員の勤怠管理、入退社に伴う諸手続きなど |
|---|---|
| 採用 | 求人票作成、応募者対応、面接日程の調整など |
| 経理 | 記帳代行、給与計算、支払い・振込手続き、決算業務など |
| 秘書・総務 | 出張手配、リサーチ、資料作成、翻訳、英語メールの対応など |
営業先リストの作成・管理やマーケティング、電話対応など、営業活動をフォローする幅広い業務に対応しています。
| マーケティング・調査 | 新規顧客獲得に向けたマーケティング支援など |
|---|---|
| リスト作成 | 営業先リストや顧客リストの作成など |
| メール・電話対応 | メール返信や電話の取次など |
| カスタマーサポート | 顧客や見込み客からの問い合わせ対応 |
Webサイト制作に関わる業務をメインに、各種販促ツールなどの作成に対応しているサービスもあります。
| Webサイト全般 | Webサイトのデザイン・コーディング、LP・バナー作成、画像加工、動画編集、記事のライティング・チェックなど |
|---|---|
| 営業・販促ツール | 名刺、チラシ、ノベルティの作成など |
ECサイトやSNS、広告などの運用業務を担います。
| 入稿 | サイトにアップする画像や原稿などの確認・入稿 |
|---|---|
| 管理・運用 | ECサイトやSNSの運用代行、クラウドソーシングの管理など |
オンラインアシスタントサービスは、対応する業務範囲や専門性の違いなどによって、いくつかのタイプに分けられます。
バックオフィス系の業務から営業事務、クリエイティブまで、幅広い業務に対応するタイプ。特定の業務のサポートだけではなく、自発的に幅広い業務を代行してほしい場合や、サイト制作や運用改善など一定の判断が必要な業務も担ってほしい場合におすすめです。
幅広い業務に対応するタイプは、サービスの特徴や強みによって、更に以下のタイプに分かれます。
豊富な実務経験による、高度な専門スキルを備えたアシスタントが在籍。それぞれの経験を活かしながら、チームで対応することで幅広い業務をカバーするタイプです。
たとえば、「HELP YOU」は、厳しい筆記試験と面談をクリアした人材のみ、アシスタントとして登録。それぞれ異なるスキルを持ったアシスタントが平均5名でチームを組み、広範囲の業務をサポートしています。
「Hanaco」でもチーム制を採用し、専属ディレクターが窓口としてニーズを取りまとめ、業務内容に応じて最適な担当者をタイムリーにアサイン。営業アシスタントやSNS・メディア運用まで幅広く対応します。
登録スタッフ数が多く、アサイン可能なスタッフが充実しているタイプ。独自の人材データベースの活用や、パートナー企業との連携により、条件にあった人材を探しやすいのが強みです。
たとえば、「ビズアシ」は、クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」が保有する500万人以上のデータベースを活用。希望にマッチする経験やスキルを持つ登録スタッフのみを紹介し、スムーズな業務依頼が可能に。
「タスカル」は秘書や人事、経理、Webサイト運用まで多様な業務に対応。登録者のなかからアサインが難しい場合は、対応可能なパートナー企業を紹介。手間なく、ワンストップで利用できる体制を整えています。
秘書業務をはじめ、経理や事務などのバックオフィス業務に強みを持つタイプ。ハイレベルな専門スキルを持つスタッフが、きめ細やかにフォローします。
たとえば、「CASTER BIZ assistant」では、選考課題・面接をクリアし、1/100の倍率を通過した優秀なアシスタントがそろっています。ルーチンワークから、専門スキルが必要な人事や経理業務まで広く担っています。
「フジ子さん」は、経理や人事、英語対応、Webサイト運用などにおけるサポート業務を、実務経験豊富な人材が自主的に進めます。大手企業や官公庁にも導入されており、専門性や難度の高い依頼への対応にも定評があります。
特定の業務分野に特化したタイプ。「専門知識やノウハウが必要な業務を代行してほしい」「より効果的な方法を提案してほしい」といった要望を持つ場合におすすめです。
たとえば、「メリービズ」は、経理業務に特化したオンラインアシスタント。簿記検定2級以上を持つ実務経験豊富な登録スタッフが、仕訳入力や経費精算、決算から会計ソフト導入まで、あらゆる経理業務に対応します。
「セリーズ（Selly-s）」は、主にセールスとマーケティングの領域に特化。リード獲得の支援やインサイドセールスのサポートなど、フロントオフィス業務をトータルでサポートしています。
オンラインアシスタントサービスの利用料金は、基本的には実働時間を基準に設定。時間数にもよりますが、多くのサービスが月額35,000～50,000円程度から利用できるプランを展開しています。
なかには、お試し感覚で使いたいというニーズに応えたプランも。「秘書とクロコ」では、ちょっとした業務から依頼ができる、月10時間で30,000円のプランを提供しています。
以下では、料金を公開しているサービスとその料金プランをいくつか見ていきます。
「CASTER BIZ assistant」では、月の稼働時間を30時間から設定。契約期間別に2つのプランを用意し、6カ月の場合は月額13万2,000円、12カ月の場合は月額12万円と、長期的に導入したい方に向けた内容となっています。
「なげっぱ」は、月の稼働時間に応じて3つのプランを用意。ライトユーザー向けの月12時間程度のプランは月額30,000円、幅広い業務に対応する月21時間程度のプランは月額50,000円、月45時間程度のプランは月額10万円と、依頼したい作業の難易度やボリュームにあわせて選べます。
設定時間に応じた月額料金のほか、多くのサービスでは時間延長が発生すると追加料金がかかります。イレギュラーな依頼の発生が多い場合は、前もって料金を確認しておくとよいでしょう。
「Hanaco」が提供している「カスタムプラン」では、休日や夜間などの稼働時間や、オフラインでの対応といった要望に応じてプランを作成してくれます。
オンラインアシスタントを選ぶ際は、下記のポイントに沿って比較・検討してみましょう。
オンラインアシスタントサービスを導入するにあたり、「対応するアシスタントによって業務品質にばらつきがないか」「常に一定のクオリティで安定した業務を行ってくれるのか」が、心配な方も多いはず。検討するサービスにおいて、業務品質を担保する仕組みが整っているかを確認するとよいでしょう。
たとえば、「HELP YOU」は、どのアシスタントが担当しても一定のレベルで安定的に対応できるよう、業務内容マニュアルを作成。業務を属人化させず、誰でも対応可能な仕組みを備えています。
「CASTER BIZ assistant」では、窓口を務める専任のリモートアシスタントと定常業務を行う別のアシスタントがおり、チームでサポートする体制を敷いています。固定のアシスタントに相談しながら業務を依頼でき、依頼側の意図を理解してもらいやすいのも強み。また、アシスタントを変更する際には業務の手戻りがないようしっかりと引き継ぎを行います。
「Radice」は、窓口も業務担当も専属アシスタントが対応するため、業務のナレッジが蓄積され、自社で雇用したスタッフのような感覚で利用が可能。専門性の高い依頼が発生したら、その都度スタッフを追加してチーム体制を構築します。
また、業務をアシスタントに引き継ぐ際、スムーズに導入できるように支援するオプションを設けているところも。
「CASTER BIZ assistant」の「導入コンシェルジュ」では、経験豊富な導入コンシェルジュが1カ月専任で業務内容をヒアリングし、業務の切り出しをサポート。「業務内容がうまく伝わらない」「正確に把握してもらうのが難しい」といった障壁を感じることなく、スムーズな引き継ぎを実現します。
「自社で使っているツールをそのまま利用できるか」「ワークフローの変更は必要ないか」も、事前に確認しておきたいポイント。企業の環境に応じて柔軟に対応できるサービスを選ぶと、スムーズに導入・活用できるでしょう。
「CASTER BIZ assistant」は柔軟性の高さに定評があり、チャットや人事管理システムなど、基本的に普段使っているツールをそのまま継続利用できます。
なお、業務のやり取りをチャットツールのみに限定し、電話対応がNGのところも。普段利用しているツールに対応してもらえるかに加えて、業務上電話の使用頻度が高い場合は、対応可否をあらかじめ確認しておきましょう。
多くのオンラインアシスタントが、最低利用期間や稼働時間に応じた料金プランを用意しています。しかし、依頼したい業務量が増えて規定の時間を超過したり、反対に月によっては想定よりも依頼業務が発生しなかったりすることも。利用期間の縛りや、料金設定に負担がないかも忘れずにチェックしましょう。
たとえば、「なげっぱ」は最短1カ月から利用でき、月12時間目安で月額30,000円というわかりやすい価格設定。契約期間の縛りもなく、月内に利用しきれなかった時間を翌月に繰り越せます。「Radice」でも、月12時間から利用でき、契約はひと月ごとの更新。月の途中からでも業務量に応じてプランを変更できます。
業務量や作業時間の変動が多い場合は、前もって契約期間や契約内容の柔軟性、繰り越しへの対応についても押さえておくと安心です。
オンラインアシスタントサービスは、原則オンラインで対応できる業務を代行しますが、なかにはオフラインの業務に対応しているサービスも。
たとえば、「i-Staff」は、名刺や書類のファイリング、ハガキや請求書などの発送といったオフラインの業務依頼も受けています。
そのほか、「ビーフォロー」は、配送センターを保有しているメリットを活かして、オフライン作業も相談可能。また、「CASTER BIZ assistant」では、清掃代行も提供しています。
サービスよって対応できるオフライン作業は大きく異なるため、事前に依頼したい業務はオフラインも含めて整理しておきましょう。
豊富な経歴を持つアシスタントが在籍し、これまでの経験や専門的な知識を活かして対応するオンラインアシスタントサービスを紹介します。
（出所：HELP YOU公式Webサイト）
営業事務や秘書・総務・翻訳、経理、人事・労務・採用など幅広い業務をカバー。バックオフィス業務を得意としており、SNS運用やデザインといったスキルが必要な業務や、RPAやAIを用いた業務の自動化にも対応している。
多様な業種・職種の経験を持つアシスタントが500名以上在籍。窓口の担当ディレクターが要望にあわせて平均5名のアシスタントでチームを組み、それぞれの専門的なスキルによってコア業務に集中できる環境を整備。業務マニュアルを作成するため、アシスタントに変更があっても、クオリティを落とすことなくスムーズに業務を遂行する。
（出所：なげっぱ公式Webサイト）
資料・企画書の作成、リサーチ・データ収集といったビジネス全般や、Webサイトの編集・更新、動画編集など、Web・デザイン系の業務を広く依頼できるオンラインアシスタント。
会計・経理では業務歴10年以上のベテランのみを採用するなど、得意分野での豊富な実績と高い実務能力を持つアシスタントを厳選して登録。窓口担当が業務内容や納期にあわせて引き継ぎから進捗管理まで行うので、必要な時に業務を依頼するだけでOK。クオリティの高さに加え、依頼から原則24時間以内に納品するレスポンスの早さにも定評がある。契約に縛りもなく、1カ月から利用できる。
（出所：Radice公式Webサイト）
「人手はほしいが、社員を雇うほどではない」「業務量がばらばらで年間を通して雇うのが難しい」といったニーズに応え、秘書、人事・総務、経理、Web・メディアといった領域の業務を代行。
窓口・業務を対応する専属の担当アシスタントと、進捗管理を行うアシスタントマネージャーが連携し、安心して依頼ができる体制を構築。急な依頼や専門性の高い依頼が発生した場合は、追加でリソースをアサインできる。業務のナレッジが蓄積されるため、自社雇用の感覚で利用できるのも魅力。契約は1カ月ごととなり、月の途中でも業務量にあわせてプラン変更が可能だ。
（出所：Fammアシスタントオンライン公式Webサイト）
時間のかかる日々の業務を高スキルのアシスタントへ任せられる、オンラインアシスタントサービス。ECショップやSNSの運用代行といったWeb系の業務から、受電・架電対応、営業事務、経理サポートなどのバックオフィス業務まで代行する。
希望の業務・コスト・稼働時間をヒアリングしたうえで、ニーズにあったアシスタントとプランを提案。Webデザインやコーディング、動画編集などの経験を持つアシスタントが多く在籍しており、一般的なWeb・映像制作会社よりも低コストで依頼できることも。要望に応じて1～2カ月からのプランも相談できる。
（出所：Hanaco公式Webサイト）
秘書業務を中心に、バリエーション豊かな業務に対応。たとえば、営業アシスタントは、営業リストの作成やスケジュール調整、メール代理対応以外にも、インサイドセールスやアウトバウンド・インバウンドコールの代行も依頼できる。チームで幅広い業務を効率的に遂行する体制ができており、窓口を務める専属ディレクターが顧客のあらゆる業務依頼を取りまとめ、業務に応じて最適な秘書をタイムリーにアサインする。
月ごとのプラン変更や、スポット依頼も可能。休日・夜間・オフラインといった要望に応じる、カスタムプランも用意している。
アサインできるスタッフが充実しており、より条件にあった人材とのマッチングに強みを持つサービスを紹介します。
（出所：ビズアシ公式Webサイト）
登録スタッフ数500万人以上の人材データベースを活用し、顧客の要望にマッチした経験やスキルを持つスタッフをスピーディーに紹介可能。営業事務からライティング・編集、人事・労務、経理、カスタマーサポート、デザイン・コーディング、広告運用など幅広い業務を網羅している。
1to1の担当者固定制を採用。常に同じ担当者がコミュニケーションを図りながら業務のPDCAサイクルを回し、業務レベルの向上と安定化を実現している。稼働開始時のオンボーディングや担当者によるフォロー体制も充実しており、高い契約継続率を誇っている。
（出所：ココナラアシスト公式Webサイト）
40万人以上の登録スタッフのなかから、スキル・知識経験・稼働可能時間・費用などの複数条件を満たす人材をマッチング。事前に経歴・スキルシートで登録者の得意分野や実績を確認したうえで依頼できる。
人事・採用、経理・労務、カスタマーサポート、デザイン・制作、マーケティングなどに対応し、「繁忙期だけ頼みたい」「毎日午前中のみ対応してほしい」といった依頼も可能だ。使いきれなかった時間を翌月に繰り越せるほか、業務量の増加による時間超過の調整にも柔軟に対応してもらえる。
（出所：タスカル公式Webサイト）
最短即日スタートが可能なオンラインアシスタントサービス。秘書、人事、経理、Webサイト運用など、専門スキルが必要な仕事から日常の業務まで対応している。依頼にあたってマニュアルの準備は不要。アシスタントが業務を進めながら必要な仕組みやマニュアル作りを行うため、導入にかかる工数も削減する。
タスカルの登録者で対応することが難しい業務は、パートナー企業を紹介。ワンストップでオンラインアシスタントを利用できる体制を備えている。また、契約期間中は、月内に使いきれなかった時間を翌月に繰り越しも可能だ。
事務・秘書業務を得意とし、きめ細やかなサポートやフォローを提供するオンラインアシスタントサービスを紹介します。
（出所：CASTER BIZ assistant公式Webサイト）
秘書や事務業務をメインに、人事や経理サポート、Web制作、SNS運用サポート、オフライン対応、電話代行など、ルーチンワークから高度な専門性が求められる業務まで広く対応。全国から集まるアシスタントはすべて自社で採用。1/100の倍率で選考課題と面接をクリアした優秀なアシスタントが業務をサポートする。
固定のアシスタント制で対応しており、日々のやり取りを通じて意図を十分理解したうえで業務を進める。そのほか、使用するツールを制限せずに、企業ごとに普段使用しているツールにあわせて柔軟に対応。導入にあたり、手間がかからないのも特徴だ。
（出所：フジ子さん公式Webサイト）
実務経験豊富なアシスタントが、経理、秘書・総務、人事をはじめとするバックオフィス業務や、Webページの編集、SNSの運用代行といったWebサイトの運用業務をサポート。領収書やレシートの仕分け作業、手紙の執筆代行などのオフライン業務にも対応している。
厳しい採用基準を設けてアシスタントを採用。採用後も継続して研修を実施し、サービスのクオリティを維持。また、セキュリティ管理にも力を入れており、業務に関するデータ・通信はすべて暗号化。全アシスタントに対して定期的に情報セキュリティに関する研修を行い、個人情報の保護を徹底している。
（出所：i-Staff公式Webサイト）
秘書業務を中心に、経理、人事、Web運用サポートなど幅広い業務をカバー。業務品質を高めるため、アシスタントの採用に厳しい基準を設定。専門業務ごとに複数のテストを実施し、採用率1%の優秀なアシスタントが業務を代行する。
オフライン業務にも応じており、領収書や名刺の整理、各書類のファイリング、ハガキや請求書の発送業務などを請け負っている。なお、顧客の個人情報や社内機密情報が含まれる業務はすべて本社勤務のスタッフが担当。外部記録媒体の持ち込みも禁止しており、人為的な情報漏えいの対策を講じている。
（出所：秘書とクロコ公式Webサイト）
営業事務や総務、人事採用といった事務業務を対象に、オンラインアシスタントサービスを提供。フロントスタッフが窓口となり、チーム制で対応している。繁忙期・閑散期それぞれの業務量にあわせてプラン変更が可能なため、必要なタイミングで必要な分だけ業務を依頼することができる。
毎月10時間から手軽に依頼できるプランも用意。「ちょっとした業務から依頼したい」「お試し感覚で始めたい」といったニーズにも応えられる。
（出所：ビーフォロー公式Webサイト）
スケジュール管理やリマインド、出張・会場手配、メール対応といった秘書業務を中心に、営業サポート、人事・経理、Webページやバナーの作成などを代行。アシスタントは、20～40代の実務に長けた経験者が中心。専属アシスタントが窓口となり、専門スキルを備えたサポーターチームが日々の業務を担う。
依頼やコミュニケーションは、企業ごとに希望のツールに対応。配送センターも保有しており、オフライン業務の依頼も請け負っている。また、月ごとにプラン変更が可能なため、繁忙・閑散のタイミングにあわせたコスト調整も実現。当月時間が残った場合も、翌月に繰り越せる。
最後に、特定の業務に特化し、専門知識やノウハウを活かして業務を代行するサービスを紹介します。
（出所：メリービズ公式Webサイト）
会計・経理業務を広くカバーするバーチャル経理アシスタント。freee会計やマネーフォワードクラウド会計など主要会計ソフトを中心に、独自の会計・経理システムにも対応。簿記2級以上を取得し、実務経験豊富なスタッフチームと、ディレクターによるプロジェクトサポート体制を敷いており、安定的に質の高いサービスを継続して提供。経理担当者がコア業務に集中できるようにサポートする。
更に、クラウド会計ソフトの導入支援や経理業務改善を目的としたコンサルティングも実施。会計・経理体制を刷新したい場合にも適している。
（出所：セリーズ公式Webサイト）
営業・マーケティング部門に特化したオンラインアシスタントサービス。インサイドセールス・営業支援や、リードの獲得・育成・フォローなど、フロントオフィス業務全般を支援している点に強みがある。
アシスタントは営業・マーケティングの実務経験者のみ。ディレクターが依頼内容にマッチしたスキルを持つアシスタントを采配することで、幅広い業務を効率的にワンストップで対応している。また、顧客の業務理解を深められるよう、ディレクターとアシスタントの2名体制で担当。必要に応じて、企業ごとの課題や悩みにあわせたカスタマイズ支援も行っている。
秘書業務を中心に、人事や経理、営業、Webサイト運営など、多様な領域の業務に対応するオンラインアシスタントサービスを紹介しました。
オンラインアシスタントサービスは、バックオフィス系の業務を中心に広く代行しているタイプや、事務や秘書業務に強みを持つタイプ、特定の分野に特化しているタイプなどに大別できます。
自社にマッチしたサービスを選ぶ際は、「業務品質を担保する仕組みを構築しているか」「チャットをはじめ、普段使っているツールに対応しているか」「負担のない契約期間や料金設定であるか」などのポイントを踏まえて、サービスを比較・検討してみてください。
ルーチンワークに追われてコア業務に集中できない方や、専門性の高い業務を代行してもらうことで業務の効率化や利益向上を図りたい方にとって、オンラインアシスタントサービスは力強い助け舟となるでしょう。
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