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音声合成ソフト比較11選。法人向けの機能やタイプ、選び方は?

音声合成ソフト比較11選。法人向けの機能やタイプ、選び方は?

最終更新日:2024-02-13

社内用の学習教材、社外用のPR動画などのナレーションを効率的に作成したいと考えている企業の担当者へ。音声合成ソフトの機能やタイプ、比較すべきポイントとともに、おすすめのソフトを紹介します。

目次

音声合成ソフトとは?

音声合成ソフトとは、入力したテキストを読み上げて音声データを作成するソフトです。

従来、デジタル機器や動画などに音声を搭載するには、自分の声を録音するか、専門のナレーターに読み上げてもらうかして、音声データを作成する必要がありました。ただし、シナリオの追加や変更が発生するたびに収録し直さなければならず、手間やコストがかかるのがネックでした。

音声合成ソフトであれば、テキストを入力するだけで音声データが作れるので、録音の手間や外注コストを大幅に削減。シナリオの追加・変更があっても、既存の設定ですぐにシナリオの追加や変更点の修正もできます。

ここ最近は、AI音声による音声合成技術が進化。誤読や不自然なイントネーションの検出性能が上がり、違和感の少ない自然な声を生み出せるようになりました。利用シーンに応じたボイスチェンジやリアルタイム変換ができるようになったため、YouTubeなどの動画ナレーションやライブ配信、自動電話応対サービス、電車の乗車券売機など、様々なシーンで活用されています。

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音声合成ソフトのメリット

音声合成ソフトを使う一番のメリットは、ナレーターの手配が必要なくなり、制作コストが抑えられることです。また、これまで自社の従業員を利用していた場合は、録音にかかっていたリソースを別の作業にあてることができます。

ほかにも、音声合成ソフトの活用により、以下のようなメリットが見込めます。

①シーンに合った音声を生成できる

音声合成ソフトを使えば、棒読みではなく、シーンに合ったメリハリのあるナレーションを生成できます。

たとえば、PowerPointで作った資料にナレーションを入れたい場面を想定します。同ソフト付属の読み上げ機能を使ってひと通りナレーションを作ることはできるものの、機械的な音声になってしまうのは否めません。

音声合成ソフトを使えば、より人の肉声に近く、聞き手の耳に残りやすいナレーションを展開できます。また、ソフトによっては大人の男性・女性の声だけでなく、子どもやキャラクター、著名人の声など様々な種類をそろえており、シーンに合わせて活用できます。

②イメージ通りのナレーションが作れる

音声合成ソフトであれば、声の速度や単語のイントネーションなどのカスタマイズも自由自在。また、ソフトによっては喜怒哀楽のような感情も再現可能です。たとえば、災害アナウンスであれば話すスピードを速めて切迫したトーンに、応援メッセージであれば活気あふれる声で、など、用途のイメージに合ったナレーションを作成できます。

これらを人間の声を使って録音する場合、プロのナレーターでない限り抑揚のバランスを取るのは難しいもの。対して、音声合成ソフトであれば、スキルに依存しない均一なナレーションを実現できます。

③コンテンツに付加価値を付けられる

音声合成ソフトの中には、人気芸能人の声や、VTuberなどのキャラクターボイスを利用できるサービスも。商用利用ができるため、コンテンツの付加価値アップにもつながります。

一例として、展示会のデジタルサイネージや広告動画などで効果的に利用すれば、ユーザーの興味関心を惹きつけるきっかけを創出できるでしょう。

 

音声合成ソフトでできること(機能)

ソフトの種類によって異なるものの、音声合成ソフトは主に以下の機能を備えています。

音声読み上げ・生成 音声合成ソフトに搭載されている最も一般的な機能で、テキストボックスに文字を入力すれば、ソフトが自動で読み上げてくれます。日本語だけではなく、外国語も読み上げできます。
音声の調整 ソフト内のバーをスライドさせることで、音声の速度やイントネーションを細かく調整できます。ソフトによっては、喜怒哀楽などの感情の再現も可能です。
単語登録、辞書登録 会社名のような固有名詞やよく使う単語は、イントネーションを設定したうえで辞書登録しておけます。一度登録しておけば、その言葉に何度も調整をかける必要がなくなります。
音声ファイルの保存、
ダウンロード
生成した音声は、MP3やWAVなどのファイル形式でダウンロードできます。

プラスアルファの機能

そのほか、ソフトによっては以下の機能が備わっています。

API連携(アプリケーション同士の連携)

API連携できる音声合成ソフトもあります。たとえば、自社で新たなプロダクトを開発するにあたって合成音声を使いたいといった場合に、簡単に連携できるのがメリットです。

中には、AIチャットサービス「ChatGPT」と連携できるものも。PCやスマホに声で質問を投げかければ、ChatGPTが声で回答を読み上げてくれる仕組みで、対話形式での情報検索が実現します。

オリジナル音声の作成

自身の声のサンプルをいくつか録音することで、オリジナルのAI音声を作成可能です。中には、最短15分で音声を作成できるソフトも。サンプル数が多ければ多いほど、再現度が高くなります。

 

音声合成ソフトのタイプ別の選び方

音声合成ソフトのタイプは、重視したい目的によって大きく5つに分けられます。

①幅広いシーンで利用可能なタイプ

商用利用可能で、社内・社外問わずあらゆるシーンで使えるタイプ。一例を挙げると、社内ではeラーニングのコンテンツ、社外向けには展示会に設置するデジタルサイネージのナレーションなど、幅広く活用できます。

たとえば「AITalk® 声の職人®」は、イントネーションが複雑な関西弁の合成音声を作成できるので、現地のイベントや漫才の台本作りといったシーンでも使えます。また、同社が展開している別ソフトを利用すれば、館内放送などのシステムやスマホのような小型機器へも実装可能です。

「ReadSpeaker」は、日本語をはじめ英語や中国語など、44カ国もの言語をラインナップしており、グローバルに事業展開している企業も利用できます。また、API連携できるクラウドソフト「speechCloud API」も用意。自社で開発する新たなプロダクトに合成音声を入れたい場合、コードを数行追加するだけで簡単に搭載できるソフトです。

「VOICEPEAK」は、音声のアクセントやイントネーションはもちろん、読み上げの長さも単語単位で調整可能です。

②有名人・人気キャラクターボイスが豊富なタイプ

人気芸能人やキャラクターの合成音声を豊富にそろえているタイプ。これらの声を広告動画に利用すれば、プロモーション効果をより高めることができます。また、学習教材にキャラクターボイスを使えば、生徒のモチベーションアップにもつながるでしょう。

「コエステーション」は、60種類以上の人気タレントや声優のボイスストックがあり、著名人の声を活用したイベントやキャンペーンなどで活用できます。

「A.I.VOICE Biz」も、YouTubeなどで活躍する人気キャラクターの合成音声が豊富。用途に合わせた料金プランが選べるのも特徴で、たとえば一種類のキャラクターボイスを利用し続けたい場合は買い切り、様々なキャラクターボイスを使いたい場合は、月額制で利用するのがおすすめです。

③手軽に利用できるタイプ

音声読み上げ・ダウンロード機能を手軽に利用できるタイプ。規定の範囲内なら無料で使えるほか、有料であっても比較的安価に利用できます。まずは、音声合成ソフトの使い心地を試してみたい場合に最適です。

「音読さん」は、5,000文字までなら無料で音声を作成できます。また、複数の種類の声を使い分けて、対話しているような音声が作れる「会話機能」を搭載。複数の声を使ったナレーションを作成したい場合に活用できます。(無料利用の場合はクレジット表記が必須)

「Narakeet」は、WordやExcelのファイルをアップロードするだけで、テキストを拾って音声に自動変換してくれるほか、PowerPointのスライドから文字を抽出し、音声読み上げ付きの動画を作成できる機能も。ビジネスの場で、急遽ナレーションが必要になった場面などで重宝します。

④機器・システムへの組み込みに特化したタイプ

専用機器やサーバーなどの組み込みに特化したタイプ。導入したいシステムがインターネット環境下にない場合でも利用できます。

「AquesTalk」は、約100万台に実装されている機器・装置・システムへの組み込み用に開発されたソフトです。「ANSI-C」言語準拠のコードを使うことで、OSを持たない小型IoTなどにも実装できます。

⑤動画制作ソフトの一機能として利用できるタイプ

動画編集ソフトの一機能として、字幕に合わせたナレーションを付けられるタイプ。

「Filmora」には、動画の字幕タイミングに合わせたナレーションを簡単に作成できる「TTS機能」が付いています。更に、TTS機能により合成した音声にエフェクトをかけられる「ボイスチェンジャー機能」も。キャラクター風ボイスやロボットのような機械音など、多彩な音声を1つのソフトで生成できます。

 

音声合成ソフトの比較ポイント

音声合成ソフトを選ぶ際に留意したい、3つの比較ポイントを紹介します。

(1)調整機能の精度

人間の声により近いイントネーションで音声を合成したい場合は、どこまで細かく調整ができるかをチェックしましょう。

たとえば「ReadSpeaker」は、固有名詞のイントネーションや間合いなどのわずかな調整も、スライドバーで直感的に操作できます。調整作業は一時保存できるので、ほかの業務のスキマ時間で作業できるのも嬉しいポイントです。

「AITalk® 声の職人®」は、独自の合成音声エンジン「AITalk®」の性能の高さから、テキストを読み上げた際のイントネーションの違和感が少ないのが特徴。調整作業にかかるリソースを軽減できます。

(2)声の種類のバリエーション

多種多様な声を利用したいのか、あるいはバリエーションにこだわらず音声を生成できれば良いのか、ニーズによってもおすすめのソフトが変わってきます。

たとえば、バリエーションに富んだ声を利用したい場合は「Coefont」が最適。著名人含む5,000人以上が同ソフトに音声登録をしており、それらが月額3,000円から使い放題です。

「コエステーション」でも様々な人の声を利用できますが、著名人の声を使いたい場合は用途によって金額が変わってくるため、別途見積もりが必要です。

一方、バリエーションにこだわりがない場合は「VOICEPEAK」の「商用可能 6ナレーターセット」がおすすめ。汎用的に使える男女6種類の音声が収録されており、買い切り型なので、用途や利用料金を気にすることなく使えます。

(3)代行サービスの必要性

音声合成ソフトは、発音や話速などを簡単に調整できます。とはいえ、調整せねばならない音声の量が膨大な場合、自社でイチから作業するのは手間がかかるもの。

「AITalk® 声の職人®」は、リソースを割くのが難しい企業のために、音声調整の代行サービスを提供しています。読み上げてほしい文章を用意しておくだけで、自然なイントネーションで高品質なナレーション音声を作成。5,000文字程度であれば、最短1週間程度でデータを納品可能です。

 

おすすめの音声合成ソフト(幅広いシーンで利用可能)

社内・社外問わず、幅広い場面で利用できる音声合成ソフトを紹介します。

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Voice Space(株式会社stand.fm)

VoiceSpace公式Webサイト

(出所:Voice Space公式Webサイト)

テキスト読み上げ、ボイスチェンジ、独自音声モデル作成など、1つのパッケージで音声AI機能がすべて使える総合型音声AIサービス。ナレーターの落ち着いた声からアニメ声まで200以上のAI音声モデルを提供し、シーンに応じてボイスチェンジができる。2分以上の音声データがあれば独自の音声モデルの作成も可能。アクセントやスピード、読み上げスタイルなど細かい調整もでき、28ヵ国語の翻訳・音声生成にも対応している。広告やエンタメ、アナウンス、教育/研修、ライブ配信など、幅広い分野で活用可能だ。
画像や動画からアバター作成し、生成した音声を発話させられる機能がユニーク。芸能事務所とのネットワークにより、声優・タレントなどの著名人のIPモデルをアバターに起用することもでき、イベントや企画などマーケティングにも活用できる。

  • 料金:月額4,000円(スタータープラン、月間契約時の料金) ※無料のフリープランあり

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AITalk® 声の職人®(株式会社エーアイ)

AITalk® 声の職人®公式Webサイト

(出所:AITalk® 声の職人®公式Webサイト)

独自に開発した合成音声エンジン「AITalk」により、人間の発声に近いナチュラルな音声を作成できるソフト。テキストを入力するだけで簡単にナレーションを作成でき、喜怒哀楽などの感情や、抑揚、話速などはスライドバーで自在にコントロールできる。デモページが公開されており、導入前に使い心地を試せるのもポイントだ。声のバリエーションは男女の大人から子どもまで18種類で、イントネーションの複雑な関西弁にも対応する。
同社では、「声の職人®」以外にも様々な「AITalk®」シリーズのソフトを展開。たとえば、館内放送などのシステムやスマホのような小型機器へ組み込めるタイプや、ChatGPTと連携可能なタイプ、PowerPointに組み込むことでスライドに簡単に音声をプラスできるタイプなど、ニーズに合わせて選択できる。

  • 料金:要問い合わせ

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ReadSpeaker(HOYA株式会社/リードスピーカー・ジャパン株式会社)

ReadSpeaker公式Webサイト

(出所:ReadSpeaker公式Webサイト)

最先端の機械学習技術「ディープラーニング」の活用により、豊かで繊細な感情を再現できる音声合成ソフト。直感的に操作できるUIで、イントネーションや間合いのわずかな調整もスムーズ。調整作業は一時保存できるので、ほかの業務のスキマ時間で対応可能だ。また、日本語をはじめ英語や中国語など、44カ国語に対応しているため、グローバルに事業展開している企業でも利用できる。
テキストを入力し、音声を合成するオーソドックスなソフトのほかにも多様なサービスを用意。たとえば、POSレジや券売機などの機器の組み込みに対応するソフトや、自社でプロダクトを開発する際に、コードを数行追加するだけで簡単に音声を搭載できるAPI連携ソフト、自社のイメージに合ったオリジナル音声を作成できるサービスなどがある。

  • 料金:要問い合わせ

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VOICEPEAK(株式会社AHS)

VOICEPEAK公式Webサイト

(出所:VOICEPEAK公式Webサイト)

最新のAI音声合成技術を搭載したソフト。人の声と区別が付かないほどの高品質な音声読み上げが可能なうえ、感情表現にも優れているのが特徴。「楽しみ・幸せ・悲しみ・怒り」の4つの感情を、パラメーターで自在に調整できる。声のアクセントや読み上げの長さも、単語や文字単位で細かく調整可能だ。
声のサンプルは男女6種類。商用利用可能なので、アバターの声や、公共施設内の音声案内、家電製品の音声ガイドなど、あらゆる用途で重宝する。また、ソフトは買い切り型のため、大量のテキストを音声変換したい場合でも、利用料を気にすることなく使える。

  • 料金:29,800円(税込・商用可能 6ナレーターセットの場合)

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おすすめの音声合成ソフト(有名人・人気キャラクターボイスが豊富)

人気芸能人やキャラクターの声を豊富にそろえているタイプの音声合成ソフトを紹介します。

コエステーション(株式会社エーアイ)

コエステーション公式Webサイト

(出所:コエステーション公式Webサイト)

一般ユーザーから著名人まで、多種多様な合成音声を利用できるソフト。人気タレントや声優の声のバリエーションが豊富で、PR動画や学習教材などで活用すれば、ユーザーの興味関心を惹きつけるきっかけを作れる。音声は、専用ツール「コエステーションエディター」により自由に編集可能。話速や声色のほか、喜怒哀楽の感情もパラメーターで調整でき、シーンに合ったナレーション作成を実現する。API連携もできるため、作った音声をカーナビやスマートスピーカー、オーディオブックなど、様々な場面で活用可能だ。
そのほか、珍しい地名や読み方が難しいワードを登録しておける「辞書登録」機能が便利で、ソフトの中には3万個もの単語をストックできる。

  • 料金:月額50,000円/2種類の音声

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CoeFont(株式会社CoeFont)

CoeFont公式Webサイト

(出所:CoeFont公式Webサイト)

バリエーション豊富なAI合成音声を作成できるソフト。VTuberや現役アナウンサー、声優など著名人のボイスが5,000種類以上ストックされており、月額3,000円から使い放題なのが嬉しい。使い方はシンプルで、音声を選択し、読み上げてほしいテキストをコピー&ペーストするだけ。最短1秒で音声に変換するスピード感も魅力だ。
ほかにも、自身のオリジナルAI音声をたった15分ほどで作成できるプランがあり、録音時間の削減につながる。ユースケースは、動画資料・店内放送・オーディオブックなど。

  • 料金:月額3,000円〜(スタンダードプランの場合)

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A.I.VOICE Biz(株式会社エーアイ)

A.I.VOICE Biz公式Webサイト

(出所:A.I.VOICE Biz公式Webサイト)

人気キャラクターや有名声優などの個性豊かな合成音声を利用できるソフト。独自の日本語音声合成技術「AITalk®」を活用しており、テキストから適切なイントネーションを読み取ってくれるうえ、細かいピッチや抑揚、話速の調整も簡単だ。音声は商用利用可能なので、イベントやPR動画で活用することで、キャラクターのファン層の集客が期待できる。
用途に合わせた料金プランが選べるのもポイント。たとえば、一種類のキャラクターボイスを利用し続けたい場合は買い切り、イベントなどで様々な声を使いたい場合は、月額制のプランが適している。

  • 料金:月額60,000円(WEB Editorプランの場合)

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おすすめの音声合成ソフト(手軽に利用可能)

無料、または安価で手軽に利用できる音声合成ソフトを紹介します。

音読さん(株式会社さん)

音読さん公式Webサイト

(出所:音読さん公式Webサイト)

ブラウザ上のテキストボックスに、読み上げてほしい文章を入力するだけで簡単に合成音声を作成できるソフト。無料ながら音声の種類は15種類あり、読み上げ速度、声の高さもカスタマイズできる。日本語のほかに英語、中国語、フランス語など数十種類の言語で音声変換できるため、語学練習や、外国語でのナレーションを作りたい場面でも有効だ。
また、複数の音声種類を使い分けることで、対話しているような音声が作れる「会話機能」や、ChatGPTとの連携により、回答を音声で読み上げてくれる機能も。
音声作成は5,000文字まで無料で、それ以上は有料となるが比較的安価に利用できる。

  • 料金:月額980円(ベーシックプランの場合)

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Narakeet (Video Puppet Limited)

Narakeet公式Webサイト

(出所:Narakeet公式Webサイト)

海外製品ながら、日本語の声のバリエーションは15種類と豊富な音声合成ソフト。特徴的なのは、ブラウザにWordやExcelをアップロードすれば、ファイルに書かれた文字を音声に自動変換してくれる機能だ。更に、PowerPointのスライドから文字を抽出し、音声読み上げ付きの動画を自動作成してくれる機能も。音声付きのスライドでプレゼン発表をしたい場合や、ビジネスの場でナレーションが必要になった場面などで重宝する。
これらの機能はすべて無料で利用できるが、読み込みたいPowerPointのスライドを増やしたい場合や、商用利用したい場合は、有料プランを導入する必要がある。

  • 料金:$100(1,000分の場合)

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おすすめの音声合成ソフト(機器・システムへの組み込みに特化)

機器・システムへの組み込みに特化した音声合成ソフトを紹介します。

AquesTalk(株式会社アクエスト)

AquesTalk公式Webサイト

(出所:AquesTalk公式Webサイト)

数百万台の製品に実装されている、機器・装置・システムへの組み込み用の音声合成ソフト。「ANSI-C」言語準拠のコードで記述されており、インターネット環境下にない機器の組み込みに対応。耳なじみの良いクリアな音質で、駅のガイダンスから小型IoT機器の音声まで、様々な場面で利用されている。
ソフトは数種類のバリエーションがあり、リソース制約の厳しい小型機器への組み込みにも対応する「AquesTalk pico」や、明瞭な声質が特徴の「AquesTalk10」などの中から、実装したい機器のスペックを見ながら選べる。更に、各ソフトにはオプションで、たとえば人名を適切なイントネーションで読み上げる機能などをカスタマイズできる。

  • 料金:要問い合わせ

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おすすめの音声合成ソフト(動画制作ソフトの一機能)

最後に、動画制作ソフトの一機能として利用できる音声合成ソフトを紹介します。

Filmora(株式会社ワンダーシェアジャパン)

Filmora公式Webサイト

(出所:Filmora公式Webサイト)

動画編集ソフト「Filmora」の一機能として利用できる音声合成ソフト。動画の字幕表示のタイミングと連動したナレーションを簡単に作成する「TTS機能」を搭載。声の種類は男女あわせて10種類で、声の高さやピッチも調整可能だ。更に、TTS機能により生成した音声にエフェクトをかけられる「ボイスチェンジャー機能」も。キャラクター風ボイスやロボットのような機械音など、多彩な音声を生み出せるので、動画の表現の幅を広げることができる。

  • 料金:14,900円(税込・法人・商用向け買い切りライセンスの場合)

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まとめ

AIの発展によって音声合成技術は年々進化しており、人間の肉声に近い自然な声を生成できるようになりました。そのため音声合成ソフトは、社内用のeラーニングやプレゼン資料、社外向けの広告動画やデジタルサイネージなど、あらゆる場面のナレーションに続々と活用されています。

更に、音声合成ソフトにより、キャラクターや芸能人の声も手軽に利用できるようになったので、使い方次第でコンテンツに大きな付加価値をもたらすことができます。

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