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IoTプラットフォームとは?選び方とサービス比較5選

IoTプラットフォームとは?選び方とサービス比較5選

2020.01.24

企業でIoTプラットフォームの導入を検討している担当者の方に向けて、IoTプラットフォームの概要、動向、機能やIoTプラットフォームサービスの選び方などをご紹介します。

目次

 

IoTプラットフォームとは?

IoTプラットフォームとは、IoTデバイス、アプリケーション、ネットワークなどを、クラウドを介して効率的につなぐための “プラットフォーム(土台)”のことです。この言葉は様々な意味合いで使われることがあり、構築されたシステム全体のことを示す場合もあります。今回は、IoTを用いたサービスを導入する際に土台として必要となるクラウドサービスのことを「IoTプラットフォーム」と呼び、説明していきます。

IoT技術はここ数年で急速に進化を遂げています。スマートフォンやデジタル家電、その他各種産業で業務や生産管理に使用するシステムなど、さまざまな“モノ”をインターネットでつなぐことで、多くの異なる情報を複合的に管理・活用できるようになりました。

企業がデータ分析や、収集したデータを活用した業務効率化及び最適化を目的としてIoTプラットフォームを導入するケースもありますが、企業の枠を超えて複数のモノやサービスを安全に接続するためには、自社だけでなく他社サービスの仕様も理解する必要があります。その際、IoTサービスを開発するために、サービスやデバイスごとに仕様を理解して連携させるようでは、膨大な負担になりますので、共通規格で接続できるIoTプラットフォームがあれば、その負担を減らすことができます。

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IoTプラットフォームの動向

IoTプラットフォームは世界でさまざまなベンダーがサービスを展開していますが、各サービスによってできることは異なり、また技術の進化によってIoTプラットフォームで実現できることも拡大しています。

当初IoTプラットフォームとして提供されるようになったのは、IoTデバイス向けの通信環境です。インターネットから直接アクセスできない専用線での接続により、社内の限定された環境でセキュアなシステム構築が可能になりました。そして最近では、通信環境を提供するだけでなく、クラウド間での相互接続により、異なる規格のIoTデバイスやアプリケーション間の連携をしやすくしたプラットフォームも登場しています。

これにより、互換性が確保された一社のIoT製品同士だけでなく、各社が提供する製品の連携ができるようになり、多様なサービスの創出が可能となったのです。

他にも、IoTプラットフォームは「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の実現手段としても注目されています。

デジタルトランスフォーメーションとは、2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱した概念です。経済産業省もデジタルトランスフォーメーション推進のためのガイドライン取りまとめるなど、人々の生活を豊かにするために国家戦略としてデジタルテクノロジーの浸透が重要視される中、IoTプラットフォームはその一端を担う手法として期待されています。

また、こうした動きに伴って2019年には東芝と東芝デジタルソリューションズが新たな取り組みを実施。同社が開発したIoT技術「ifLink」をベースとしてIoTサービスのオープンな共創を目指す「ifLinkオープンコミュニティ」を設立することが発表されました。同社は2020年3月までに100社の加入を目指しており、IoT市場のさらなる活性化が期待されています。

 

IoTプラットフォームの主な機能と効果

ここからは、IoTプラットフォームの主な機能と、企業が導入することで得られる効果をご紹介します。

IoTデバイスの接続

IoTプラットフォームの主要機能として、デバイスマネジメントが挙げられます。プラットフォーム側が提供するAPIやSDK、ドライバーを通じて各種IoTデバイスおよびクラウドに接続し、統合管理します。さらにハードウェアデバイスの登録、管理、メンテナンスを行うことも可能です。

セキュリティの確保

PKI(公開鍵基盤)などの通信・認証技術を用い、IoTデバイスやアプリ、プラットフォーム間の通信を保護します。IoTプラットフォームはその性質上、常に未知のセキュリティリスクに晒されます。第三者による不正アクセス、悪意のあるデバイス操作、情報盗難などが考えられますが、認証や暗号化により強固なセキュリティによりリスクを防ぐことが可能です。決済情報や個人情報など、機密情報を扱うニーズにも対応すべく、非常にセキュアなIoTプラットフォームが増えています。

データ分析

IoTプラットフォームによっては、数千〜数万のデバイスを同時接続するケースもあります。それらから得たビッグデータを収集・分析するのもIoTプラットフォームの役割です。例えば、農業分野において、当日の天候や気温をセンサーが収集・分析し、適切な量の水を撒くといったことも可能です。そして、水を撒く効率を高めるために、蓄積したデータにAIを用いて分析して、この気温や今後の天気の見込みであればここにこれくらい撒く、といった自動制御を行うことも考えられます。

遠隔制御

IoTプラットフォームには、デバイスを遠隔制御するコントロール機能があります。現場に赴く必要がなく、遠隔地のデバイスや設備の稼働停止、リスタート操作、各種設定などが可能です。身近な例では、スマート家電が遠隔制御に対応します。ロボット掃除機のルンバ(iRobot社)は、特定のモデルでiRobot HOMEというスマートフォンアプリが使用でき、出先で清掃開始・停止、清掃完了のプッシュ通知、清掃履歴の確認、スケジュール設定が行えます。

ソフトウェアアップデート(ファームウェアのアップデート)

デバイス側がSOTA(Software Over-the-Air)あるいはFOTA(Firmware Over-the-Air)に対応している場合、内蔵ソフトウェアなどの自動アップデートが可能となります。複数のソフトウェアに対し、リアルタイムで更新をトリガーできるため、運用効率の向上が期待できます。なお、本機能を利用することで、デバイスやソフトウェアに新機能を追加することも可能です。

システムの監視(IoTデバイスからのエラーの検知など)

一部のIoTプラットフォームには、IoTデバイスのモニタリング機能が搭載されています。システムの作業状況をリアルタイムで監視できるほか、エラー検知時はつぶさに内容を表示します。また今後は、カメラと映像解析システムの連携により、ヒューマンエラーの検知ができるIoTプラットフォームも登場する見込みです。

 

IoTプラットフォームの選び方

IoTプラットフォームを選ぶ際は、「データ収集・蓄積」「データ解析・サービス化」「ソフトウェア開発環境」「他IoTプラットフォーム(デバイス)との連携性」「コスト」といった5つのポイントを意識することが大切です。これらを考慮したうえで、IoTプラットフォームの選び方をケース別でご紹介します。

IoTデバイスを開発して小規模でスタートさせたい場合

小規模でIoTデバイスの種類が限定的なIoTサービスを構築する場合、SORACOMのような経済性に優れたIoTプラットフォームがおすすめです。初期費用はもちろん、月々のランニングコストも考慮して適切なプラットフォームを選びましょう。また小規模での開発においては、環境を構築するための人的リソースに制限がある場合もあるでしょう。予めAPIやSDKなどが用意されたプラットフォームであれば、開発のリソースを最小限に抑えた構築が可能となります。

多様なIoTデバイスやアプリとのスムーズな連携を重視する場合

異なるデバイス、アプリ同士の連携を重視するならば、接続方式に強みを持つIoTプラットフォームを選ぶとよいでしょう。例えば、国産IoTプラットフォームのひとつにIoT-EXがあります。同プラットフォームは、業界標準のWeb-APIによる接続方式を採用するほか、さまざまなデバイスとのプロトコルフリーな接続を実現するデバイスドライバを搭載。各種デバイスの通信プロトコルを意識せず、スムーズな相互接続が可能となります。

一通りのIoTサービスの構築を依頼したい場合

社内でのサービス構築が難しい場合、外部にアウトソーシングするのもひとつの手です。委託先は、IoTサービスの構築・運用を得意とするSI(システムインテグレーター)が候補になるでしょう。IoTデバイスの相互接続など、サービス構築に必要なプロセスを全て一任できます。

 

主なIoTプラットフォームの比較

IoTプラットフォームを選ぶ際は、複数のプラットフォームを比較し、自社にマッチするものを選ぶことが大切です。ここでは、5つのIoTプラットフォームおよびベンダーの特徴と、その魅力をご紹介します。

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IoT-EX(IoT-EX株式会社)

IoT-EX公式Webサイト

(出所:IoT-EX公式Webサイト)

IoT-EX株式会社が提供する「IoT-EX」は、異なるデバイスやアプリの連携を可能にするクラウド間相互接続サービスです。最大の特徴は、IoT-Hubへの接続にプリンタードライバーモデルを採用していること。これにより、各デバイスのプロトコルの違いが吸収されるため、異なるメーカーのIoTデバイスでも容易に接続できます。

その他、開発時間の待機ロスを防ぐ バーチャルマシン(仮想デバイス)機能により、開発工数の大幅な短縮が可能。

さらにIoT-EXは、ローカルデバイスの設定・管理・遠隔制御などが可能なデバイス管理機能を搭載しています。これにより、ローカルに延長したIoTルーターを経由し、迅速かつセキュアな通信によって、さまざまな業務の自動化が可能になります。

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Symphonict(NECネッツエスアイ株式会社)

Symphonict公式Webサイト

(出所:Symphonict 公式Webサイト)

「Symphonict」は、NECネッツエスアイ株式会社が設立したデジタルトランスフォーメーション事業の新ブランド。最先端技術を取り入れたIoTプラットフォームを提供しています。各種デバイスやサービスをIoT化するほか、これまで個別管理していたデータの一元管理が可能。さらに蓄積データを“見える化”することで、現場の状況や問題点を洗い出しやすくなります。

デバイスのIoT化に伴うセキュリティリスクについては、同社が培ってきた閉域ネットワーク技術で対応。拠点間における高セキュアなデータ通信により、情報漏洩のリスクを回避できます。

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SORACOMプラットフォーム(株式会社ソラコム)

SORACOM公式Webサイト

(出所:AWS IoT公式Webサイト)

株式会社ソラコムが提供する「SORACOMプラットフォーム」は、IoTデバイス向けの専用SIMを提供するIoTプラットフォームです。これを導入することで、IoTデバイスが携帯通信網で通信できるようになります。料金プランは、データ通信料に応じた従量課金制を採用。後でサービス規模が拡大しても料金体系が変わらないのも嬉しいポイントです。SIM1枚あたりの初期費用が安価であり、複数回線使用時においても、維持コストを抑えやすいのが魅力。また、専用SIMの提供に加え、IoTデバイスを一元管理する機能も用意されています。

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Things Cloud(NTTコミュニケーションズ株式会社)

Things Cloud

(出所:Things Cloud 公式Webサイト)

NTTコミュニケーションズ株式会社が提供する「Things Cloud」は、ノンプログラミングでIoTサービスを開発・構築できるIoTプラットフォームです。デバイスの接続、データ収集・分析、蓄積データの“見える化”など、IoT導入に必要な基本機能を搭載しています。さらに多くのウイジェットや、あらゆるシーンで活用できるテンプレートを用意。IoT関連の知見がなくとも、容易にサービスを構築できます。APIが豊富に用意されているため、外部デバイスやアプリとの連携もスムーズです。

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AWS IoT(Amazon Web Services)

AWS IoT

(出所:AWS IoT公式Webサイト)

「AWS IoT」は、ネットワークに接続したIoTデバイスと、Amazon Web Servicesが提供するAWS クラウドの双方向通信を可能にするIoTプラットフォームです。最大の特徴は、近年注目されているMTQQという通信プロトコルに対応していること。これにより性能が低いデバイスや、ネットワークが不安定な場所においても、軽量かつスピーディーなデータ通信が行えます。またAmazon Kinesis StreamやAmazon Redshift、AWS Lambdaなど、既存AWSサービスとのスムーズな連携が可能です。

もうひとつの特徴として、デバイスSHADOWと呼ばれる機能を搭載しています。IoTデバイスによっては、常にネットワークに接続せず、同期が困難な場合がありました。この課題を解決するのがデバイスSHADOWであり、最後に通信した状態を保持し、デバイスがネットワークに繋がったタイミングで同期を取ることができます。サービス構築における必須機能ではありませんが、利活用できるシーンは多いでしょう。

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まとめ

IoTプラットフォームは、市場全体が黎明期であるにも関わらず、多種多様なサービスが存在します。データ分析や、収集したデータを活用した業務効率化及び最適化といった目的でIoTの導入を検討している企業担当者の方は、本記事を参考に、自社環境やサービスにマッチするプラットフォームを探してみてください。

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インタビューはこちら。

IoT-EX|インタビュー掲載

IoT-EX|インタビュー掲載

IoT-EXは、異なるメーカーのモノやサービスを安全に接続し、連携可能にするIoT相互接続サービスです。プロトコルの違いを吸収するプリンタドライバモデルの採用、...

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