名刺管理の入力業務を効率化し、社内・組織内でスムーズに情報を共有・活用することで、営業力向上を目指したい方へ。名刺管理ソフトの費用相場や比較ポイント、シェアなどとともに、無料で使えるアプリも含めて法人向けを中心におすすめを紹介します。
名刺管理ソフトとは、名刺に記載された情報をクラウド上に保管し、社内や組織内で共有・活用するためのアプリのことです。
スマホで名刺を撮影・スキャンして情報を取り込むといったシンプルな機能であれば、個人利用には無料アプリでも十分です。しかし、名刺情報を企業の「資産」として組織全体で活用する場合には、次で紹介するような機能を備えた法人向けの名刺管理ソフトが適しています。
サービスによって違いはありますが、法人向けの有料の名刺管理ソフトには、基本的な名刺管理機能に加え、営業支援やシステム連携に役立つ多彩な機能が搭載されています。
検索 | 組織や部署を横断して組織内でシームレスに情報を検索 |
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共有 | 名刺情報を一元管理し、組織内で共有・閲覧 |
自動通知 | 人事異動などで情報が更新された際に自動通知 |
企業のニュース配信 | 名刺登録のある企業の最新ニュースを自動配信 |
Web電話帳 | 登録済みの名刺情報をそのまま電話帳として利用 |
他システムとの連携 | CSVでの取り込みやAPI連携で名刺情報をCRM/SFA、MAツールなどへ反映 |
メール配信 | 一斉メール配信や開封状況を計測 |
タグ付け | タグごとにメールの一括送信やデータダウンロード |
名刺管理ソフトは、各々の強み・特徴とする部分によって、次のようにタイプ分けされます。
記事の後半では、各タイプのおすすめの名刺管理ソフトを紹介しています。各システムの詳細を早く知りたいという方は、以下のリンクからご確認ください。
なお、無料アプリの詳細は「無料で使える名刺管理アプリおすすめ9選。メモツールを活用する裏ワザも!?」でも紹介しています。
法人向け名刺管理ソフトをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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法人向け名刺管理ソフトの導入メリットを4つ紹介します。
名刺情報をスムーズに共有することは、営業活動の効率化に直結します。個人がアナログな方法で名刺管理をしていると、誰が誰と名刺交換をしたのかが社内でうまく共有されず、せっかくのコネクションを活かせないばかりか、相手企業にマイナスの印象を与えてしまう恐れがあります。
たとえば、「飛び込み営業で同じ相手に別の営業担当者が営業をかけてしまう」「別の部署で既に継続的な取引があるにも関わらず、新たにコンタクトを取ってしまう」といったケースが考えられます。
名刺管理ソフトを活用すれば、社員と外部担当者とのつながりが社内全体で可視化され、取引先からの信頼を失うリスクを未然に防げます。新規営業時のルート整理にも役立ち、営業部門内だけでなく部署やグループ企業をまたいだ情報共有にも有用です。
更に、属人化しやすい引き継ぎ作業も、前任者と後任者が取引先の情報をアプリ経由で引き継ぐだけで完了するため、業務移行がスムーズに進みます。
名刺管理ソフトに名刺情報を登録すると、登録データの二次利用がスムーズになります。名刺管理ソフトから蓄積したデータをCSV形式で取り出し、年賀状やDM、メールマガジンの配信などに活用できるほか、登録直後にお礼メールを自動送信できるサービスも。
最近では、メール配信後の開封状況を測定する機能、関心を持ちそうなユーザーを見つけるスコアリング機能など、マーケティングオートメーション(MA)の機能を搭載したソフトも増えており、営業活動とマーケティング施策を一体的に進めやすくなっています。
法人向けの名刺管理ソフトに蓄積されたデータは、顧客関係管理システム(CRM)や営業支援システム(SFA)、MAツールなどと連携させることで、商談ステータスの可視化や商談情報の蓄積、見込み顧客の属性に応じたメールのセグメント配信などに役立てられるように。
連携の際に顧客情報の入力が効率化されるのはもちろん、データを手作業で転記する手間や入力ミスの削減にもつなげられます。
名刺管理の方法を従来のファイル管理からクラウド上での管理に切り替えることで、名刺情報を登録・確認するために帰社したり、オフィスに電話をかけて誰かに調べてもらったりする手間がなくなります。全社員が平等に情報へのアクセスできるようになるため、リモートワークをはじめとする多様な働き方を後押しする効果も期待できます。
また、名刺交換した相手の電話番号といった情報はアプリ内で確認。外出先でもすぐに電話をかけられ、スピーディーなアプローチを実現できます。
法人向けの名刺管理ソフトの料金は「利用者数」「名刺の数」に応じて決まります。サービスによっても異なりますが、1IDあたり月額600~2,500円程度が一般的です。なかには定額、ユーザー数無制限で利用できるものもあります。
また、名刺データの入力やスキャンを外部に依頼する場合は、1枚あたり50円程度が相場です。自社で導入を検討する際には、従業員数や毎月獲得する名刺数を参考に、コストを算出するとよいでしょう。以下、料金が公開されているサービスの基本料金を一覧にまとめていますので、参考にしてください。
サービス名 | 料金 |
---|---|
トーニチ・ネクスタ・メイシ | 月額600円~/ID |
アルテマブルー | 月額3,000円/ID |
CAMCARD BUSINESS | 月額1,700円~/ID |
GRIDY 名刺CRM | 月額55,000円~(CRMの利用料に含まれる。500枚まで) |
名刺de商売繁盛 | 月額32,000円(20万枚まで) |
メイシー | 月額1,980円(2,500枚まで) |
名刺管理ソフトは、強みや特徴によって、いくつかのタイプに分けられます。
ここでは、無料で利用できるアプリタイプを除いた3つのタイプについて、どのような場合におすすめなのか、具体的にどういったサービスがあるのかを紹介していきます。自社に当てはめて考えてみましょう。
高精度なOCR機能や自動名寄せ、コンタクト管理、訪問先情報の表示、SFAやCRMとの連携など、名刺管理に必要な機能を一通り備えたタイプ。成長中の企業で継続的に新規顧客の開拓を行っていて、「名刺管理を効率化したい」「豊富な機能を活用したい」と考えている場合におすすめです。
たとえば、「Sansan」は、専用スキャナやスマホアプリで名刺を読み込むだけで、AIと人の手を合わせてほぼ100%の精度でデータ化が可能です。最新の企業情報を確認できるデータベースも標準搭載しており、市場の把握や見込み顧客の発掘、タイムリーなアプローチなどにも有用です。
名刺管理にとどまらず、営業活動全般をフォローするための機能を備えたタイプ。名刺情報を一元管理するだけでなく、取得した名刺情報をもとに架電やメルマガ配信といった次のステップを効率的に進めたい場合におすすめです。
代表的なサービスには、Web電話帳機能を活かしてクラウドPBXとしても利用できる「PHONE APPLI PEOPLE」や、SFA、CRMなどとの連携機能が充実しており、MAツールとしても利用できる「ホットプロファイル」などが挙げられます。
前述のタイプが利用者(ID)ごとに料金が発生するのに対し、こちらは定額の月額基本料で「利用者無制限」で利用できるタイプ。大人数での利用を想定しており、機能や利用法よりもコストを重視し、「企業として名刺情報を一元的に管理できれば十分」という場合に適しています。
たとえば、「メイシー」は月額1,980円の安価な料金で、利用者無制限で利用可能。別途、データ入力料金25円/枚、スキャン料金10円/枚の従量課金が加わりますが、展示会前後といったスポット利用がメインになりそうな場合は特におすすめです。自社の利用範囲に合わせて、コストパフォーマンスの高い料金体系を選ぶとよいでしょう。
法人向け名刺管理ソフトの導入を検討する際の基準になる、比較ポイントを紹介します。
名刺の取り込み方法には、スマホアプリで撮影する方法と、スキャナや複合機を利用する方法があります。スマホアプリは手軽に利用でき、外出先や隙間時間を活用して効率的に取り込める点が特徴です。一方、スキャナは大量の名刺を一度にスピーディーに処理できるため、展示会やイベントなどで名刺を多く受け取る企業に向いています。
大量の名刺を溜め込んでしまい、取り込み作業に時間を割けない場合には、「名刺フォルダやローロデックスごと送る」あるいは「出張スキャンサービスのように取り込み作業を外注する」といった方法も一手となるでしょう。
取り込みの際に「取引先」「セミナー」「交流会/展示会」など、名刺交換をした場所をタグ付け(ラベル付け)しておくとより管理しやすくなるので、タグ付け作業が簡単かどうかも選ぶポイントとなります。
更に、社内や組織内での共有においては、操作が簡単であることに加えて、閲覧権限を柔軟に設定できるかが鍵となります。
たとえば「トーニチ・ネクスタ・メイシ」では、情報の重要度に応じて名刺単位や部署単位で「名刺自体は公開、タグやメモ書きなどは非公開」といった設定が行えるため、取引先に合わせて共有範囲を変更したい場合に役立ちます。
名刺情報の読み取りの精度が低いと、修正作業が頻繁に発生してしまいます。名刺には決まったフォーマットが存在しないため、OCRによる自動読み取りだけでは正しく認識できないケースも。特に、特殊な背景色や独自のフォントを使用した名刺、イラストや顔写真が入ったデザイン性の高い名刺を受け取る機会が多い場合には注意が必要です。
そういった場合には、オペレーターによる手入力にも対応しているアプリを選ぶと安心です。サービスによって、「OCRのみ」「オペレーターのみ」「OCRとオペレーターの併用」、あるいは「OCRは無料でオペレーターは有料」といった料金形態の違いがあります。
たとえば「Sansan」は、AI認識と人手による入力の組み合わせにより、ほぼ100%に近いデータ化を実現しているため、名刺情報の読み取り精度を重視する企業に適しています。
法人が名刺管理ソフトを導入する際は、単に業務効率化を図るだけでなく、営業やマーケティングへの活用も視野に入れるケースが増えています。実際に現場で利用されるためには、取引先企業の人事異動や最新ニュースの自動通知、CRM・SFA・MAツールとの連携、メール配信、タグ付けなど、営業活動を支える機能が備わっているかの確認が重要です。
特にタグ付けは、名刺一枚に対して「取引先」「年賀状」といった複数のタグを設定でできると、取引先一覧や年賀状の宛名リストの出力など、データを使える幅が広がります。複数タグ付け機能の有無もチェックしておくとよいでしょう。
たとえば、「名刺バンク2」や「トーニチ・ネクスタ・メイシ」「Sansan」ではタグ付け機能を搭載。アプリ内検索だけで必要な情報を社内共有できて便利です。
企業にとって名刺交換情報は資産であると同時に、機密情報でもあります。入力するオペレーターを経由して、合併や買収、新サービスに関する情報などが漏れてしまうような事態を防ぐには、万全なセキュリティ対策が欠かせません。
ソフトによっては、以下のような対策を講じていることもあります。自社が定める基準に沿った機能を搭載しているかチェックしましょう。
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(出所:Sansan公式Webサイト)
大手金融機関や官公庁をはじめ、10,000社以上で導入されている、法人向け名刺管理サービス。業界トップクラスのシェアを誇る。
名刺は専用スキャナを使えば100枚を約5分で読み込めるほか、スマホアプリでの撮影もでき、いずれもAIと人の手を組み合わせることで、ほぼ100%に近い精度でデータ化を実現。
機能面では、自動名寄せやコンタクト管理、訪問先情報の表示、人事異動やニュースの自動配信、組織ツリー表示、複数タグ付け、一斉メール配信など、営業活動を幅広く支援する機能が充実。更に、CRMやSFAとの連携にも対応している。
セキュリティ面では、通信暗号化やスキャン後の端末からの画像自動削除、定期的な脆弱性診断、データセンターの二重化などを実施。費用はライセンスやオプション料金に加えて、専用スキャナの月額利用料が発生する。
(出所:トーニチ・ネクスタ・メイシ公式Webサイト)
1ユーザーあたり月額600円から利用できる法人向け名刺管理ツール。企業単位で名刺を一元管理し、社員の人脈を可視化・共有することで営業戦略に活用できる。
OCRは、世界トップレベルの理系大学として知られるインド工科大学(IIT)出身のエンジニアが開発し、高精度の読み取りを実現。AI学習により誤りを一度修正すれば次回以降は候補が自動表示されるため、入力効率が向上する。
基本的な名刺管理・検索・共有機能に加え、「自動名寄せ機能」や「タグ付け機能」、オンライン名刺交換機能も標準装備。
更に、2要素認証を採用し、不正ログインやなりすましを防ぐなど、セキュリティ面も強化されている。
(出所:アルテマブルー公式Webサイト)
名刺管理を資産活用へと進化させ、業務効率化と営業力強化を同時に実現する、法人向け名刺管理サービス。
専門知識や複雑な準備を必要とせず、誰でも直感的に操作できるシンプルな設計が特徴。導入前にはコンサルタントが最適な活用方法を提案するため安心して利用を始められる。機能は「取り込む・整頓する・使う」の3ステップで完結。名刺はスマホ撮影やCSVインポートでスピーディーに取り込み、自動整頓や名寄せ、データ一括更新、退職者名刺の管理などで常に最新状態を維持できる。
更に、人脈マップや営業日報作成、メール一斉送信など営業活動を支援する機能も豊富。2週間のトライアルで、自社に合った使い勝手や機能を事前に確認できる点も魅力。
(出所:CAMCARD BUSINESS公式Webサイト)
全世界で1億人以上が利用する名刺管理アプリ「CAMCARD」を基盤に開発された、法人向けサービス。
高精度OCRとオペレーター補正(制限あり)により、名刺をスマホやスキャナから最短5秒で正確にデータ化。名寄せや一括更新、人事異動の自動反映によって常に最新情報を維持できる。
「往訪」「来訪」「メール」「電話会議」などの商談情報を追記して共有できる簡易SFA機能を備え、各種CRMとも連携可能。更に、オンラインでの名刺交換や一斉メール配信、人事異動ニュースの配信も利用でき、共有範囲は細やかに設定できる。17カ国語に対応。
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(出所:PHONE APPLI PEOPLE公式Webサイト)
名刺やWeb電話帳の連絡先をはじめ、従事する業務内容やスキルなど、社内外の最新情報を一元管理・共有できるコミュニケーションポータル。
名刺管理は柔軟性に優れ、部署・チーム単位はもちろん、メンバー単位でも権限を設定可能。OCRで読み取った情報は自動的に名寄せされ、重複を防止。取り込みはスマホ、スキャナ、複合機に対応し、大量データも一括で反映できる。
また、検索した連絡先からチャット、クラウドPBX、メールなどの多様なコミュニケーション手段へシームレスに遷移できる点も特徴。更に、API連携により、既存システムの従業員情報と同期でき、更新作業の負担を軽減する。
(出所:ホットプロファイル公式Webサイト)
名刺管理はもちろん、新規開拓から営業支援(SFA)まで、受注に必要な営業プロセスをトータルで実行し、生産性向上に寄与するクラウド型営業支援ツール。
名刺はスキャナやスマホで取り込み、専任オペレーターによる補正入力と480万社の企業データベースを活用したデータクレンジングにより精度を高め、名寄せ処理で人物や企業単位に一元管理。更に、法人番号や従業員数など、名刺にない情報も自動付与される。
オプションでSalesforceやkintoneとも連携でき、最新の顧客情報を社内で共有し、活用の最大化に貢献。
必要な機能を段階的に追加できる柔軟性を備えるほか、経済産業省の「クラウドサービス提供における情報セキュリティ対策ガイドライン」に準拠した万全の運用体制で、安心して利用できる。
(出所:GRIDY 名刺CRM公式Webサイト)
SFA/CRM、グループウェアとしても利用できる総合ビジネスアプリケーション「Knowledge Suite」の名刺管理機能。名刺はスキャナまたはスマホで取り込み。高性能のOCRに加えて独自の名刺辞書、オペレーター入力により、ほぼ100%の精度でデータ化される。
取り込まれた名刺情報はSFA機能「GRIDY SFA」に自動反映され、営業報告と直結。日々の営業活動が可視化されるだけでなく、担当者の異動や退職時にも確実な引き継ぎが行え、大切な顧客資産の損失を防止。更に、顧客への接触履歴を蓄積することで、他部署との重複アプローチを回避できる。
ユーザー数は無制限で利用可能。成長中の企業から中規模以上の企業まで、名刺管理とSFAを一体的に導入したい場合におすすめ。
(出所:mソナー公式Webサイト)
国内最大級の企業データベースを搭載した、企業情報&名刺管理アプリ。名刺はスマホ撮影で最大6枚まで同時に即時データ化でき、スキャナーによる一括読み取りも可能。2次元バーコードやメール署名からの登録、オンライン名刺との連携もできる。
登録情報は企業単位でSFAやCRMに自動連携され、取引履歴や活動状況と統合。名刺交換前から企業情報や最新ニュース、業界レポートを確認でき、商談準備や新規顧客開拓を効率化する。
更に、内線通話やチャット機能で社内共有を活性化。与信や反社チェックもスマホから簡単に行え、直感的な操作性により誰でもすぐに使いこなせる。
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(出所:名刺de商売繁盛公式Webサイト)
利用人数に制限なく、定額利用できる名刺管理ソフト。スマホ・タブレット・スキャナ・複合機など、多様なデバイスから名刺をスキャンでき、タグ付けや名寄せ、引き継ぎといった便利な基本機能を標準搭載。取引先の名刺に商談内容を紐づけて登録・共有できるため、議事録として活用できるほか、管理者へ自動でメール報告が送信される日報機能としても利用可能。
SFAやCRMとのAPI連携、一斉メール配信、アンケートのデータ化など、オプション機能も充実。スキャンした名刺データは宅急便などの運用システムを管理する、ヤマトシステム開発のデータセンターで保管され、専門スタッフによる24時間365日の安定稼働が支えている。
(出所:メイシー公式Webサイト)
ユーザー数無制限・月額基本料1,980円の名刺管理サービス。スキャンやデータ入力は従量課金制のため、自分でスキャンすればコストを更に抑えることも可能。OCRスキャンと入力を依頼した場合は、入力スタッフとチェックスタッフによる二重チェック体制で、ほぼ100%の精度を実現している。
名刺ファイルやローロデックス(回転式名刺ホルダー)を送付して外注できるスキャン代行サービスや、出張スキャンサービスも用意されており、少人数で管理に手が回らない企業にもおすすめ。
安価ながらも、CSVでの出力やラベル付け、一斉メール送信といった基本機能がそろう。SFAや請求書発行システムとの連携にも対応。
(出所:名刺バンク2公式Webサイト)
ユーザー数ではなく、名刺枚数に応じた従量課金制を採用した名刺管理アプリ。国内最高水準のアイネットクラウドデータセンターで運用され、端末に情報を残さない仕組みにより、個人情報漏洩リスクを最小限に抑える。
スマホやタブレット、複合機やスキャナなど多様なデバイスで名刺を取り込み、秘書による代理登録や権限設定にも対応。登録データはCSV形式で出力でき、顧客リストの作成やマーケティング施策に活かせる。更に、NIコンサルティング社の「Sales Force Assistant」シリーズとのデータ連携も可能で、営業活動の基盤を強化。検索やタグ管理、電話・メール・地図との連携により、人脈情報を効率的に活用できる。
最後に、個人が無料で利用できる、おすすめの名刺管理アプリを紹介します。
名刺の読み取りやグルーピングといった機能が充実している一方で、情報共有機能が不十分だったり、有料アプリへの切り替えに手間がかかったりといったデメリットも。その点を踏まえたうえで、導入を検討してみてください。
(出所:Eight公式Webサイト)
法人向け名刺管理アプリSansanが運営する、ビジネスにも使える個人向け無料名刺管理アプリ。アプリ(iOS・Android)で名刺を撮影するだけで正確にデータ化され、アプリ内で管理できる。取り込んだ名刺は、名前、会社名、部署、役職で検索可能。
同サービスでつながった相手の転職や昇進を通知する機能、メッセージの送受信機能も備え、PCでの利用にも対応。相手にQRコードやURLを送るだけで、オンラインでの名刺交換も行える。
有料プランの「Eightプレミアム」(月額600円)では、名刺両面の全項目データ化や名刺情報のダウンロード、共通の知り合いの把握や連絡先連携といった、より高度な機能が利用できるように。
(出所:CAMCARD公式Webサイト)
世界で1億人以上の個人ユーザーを持つ名刺管理アプリ。自分の名刺情報を事前に登録しておくだけで、オフラインの商談でも相手と電子名刺を交換できる点が強み。スマホで撮影するだけで名刺情報を正確に読み取り、タブレットやPCからも利用できる。
並び替えや検索、タグ追加機能に加え、画像やテキスト、やり取りの履歴などを添付できるため、訪問記録やリマインダーを追記するといった活用法も。
法人向けのサービスとして前述の「CAMCARD BUSINESS」も提供している。
(出所:Wantedly People公式Webサイト)
ビジネスSNSで有名な「Wantedly」が運営する、利用者数400万人以上の名刺管理アプリ。1回の撮影で同時に10枚の名刺をデータ化するため、受け取る名刺の枚数が多い人におすすめ。
スキャンした名刺から相手の関連情報を検索でき、企業ニュースや転職・昇進などの最新動向も把握可能。スマホの連絡先と同期すれば着信時に相手の名前が表示され、利便性も向上する。更に、他サービスからのデータインポートやPCでの利用にも対応し、無料で幅広く活用できる。
(出所:myBridge公式Webサイト)
SNSの「LINE」が運営する、無料の名刺管理アプリ。スマホで撮影するだけで、OCRとオペレーターによる手入力で名刺を正確にデータ化でき、修正や入力の手間は不要。共有名刺帳を使えば、社内の名刺を一括管理でき、LINEやメールで簡単に共有可能。検索は名前・会社名・部署・役職などで行え、必要な名刺をすぐに探し出せる。
Google連絡先への保存やExcel出力にも対応。更に、自動生成された固有コード付きURLを送付するオンライン名刺機能により、セキュリティを確保したうえで名刺交換ができる。着信時には未登録の相手でも名刺情報を表示。他サービスからのデータ移行もスムーズ。
名刺管理ソフトは、名刺情報をクラウドに保存し、社内で共有・活用できるアプリです。
導入することで、「スムーズな情報共有による営業活動の効率化」「データの二次利用がしやすい(DM・メルマガ配信など)」「システム連携による顧客情報入力の効率化」「様な働き方の後押し」といったメリットが期待できます。
名刺管理ソフトのタイプは、大きく次の3つに分類されます。
また、導入時には以下の比較ポイントを意識すると、自社に適したシステムを選びやすくなります。
これらに加えて、記事内で紹介した費用相場も参考に検討すると良いでしょう。
また、導入実績を公開している名刺管理ソフトは、主に下記が挙げられます。導入シェアが気になる方は、こちらも参考にしてみてください。
なお、こちらの名刺管理システムの選び方ガイドでは、5つの観点の「計30項目」でシステムの機能を比較しています。
名刺管理システムの選び方ガイド(比較表付き)
法人向け名刺管理ソフトをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
“法人向け名刺管理ソフト”の 一括資料ダウンロードする(無料)
Sansan株式会社
名刺や企業情報、営業履歴を一元管理し、全社で共有できるようにすることで、売上拡大とコスト削減を同時に実現するビジネスデータベースです。...
東日印刷株式会社
1ユーザー月額660円(税込)~、業界屈指のコストパフォーマンスを誇る法人向け名刺管理ツール。理系世界最高峰と称されるインド工科大卒エンジニアが開発したAI名刺...
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