最終更新日:2023-09-01
レビューやSNS投稿といったUGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用して、自社のWebサイトやLPのCVRを改善したいと考えている方へ。UGC活用ツールの機能や選び方、タイプ別のおすすめツールを紹介します。
UGC活用ツールとは、商品・サービスレビューやSNS投稿といったユーザーが生成したコンテンツ(UGC)を管理・活用するためのツールです。商材の購入率や申込率といったCVR改善を目的として利用されています。
UGC活用ツールを使えば、自社の商品に関する口コミ・レビューや、様々なSNS上の投稿などを収集して、ECサイトやLP、広告といった様々なチャネルに表示できるようになります。
更に、成果につながる優秀なUGC収集を効率化したり、トップページや買い物かごページといった接点ごとに最適なUGCを掲載したりといったことが可能です。また、UGC起点でLP改善を行うこともできます。
このようにUGCを活用することで、CTR/CVRのアップやブランドイメージの向上、エンゲージメントの強化、コンテンツ作成コストの削減など、多くの効果が見込めます。
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UGC活用ツールを導入すればどんなことができるようになるのか、主な機能から見ていきましょう。
ハッシュタグや@メンションがついた投稿を自動的に検知・収集する機能。収集したUGCは専用の管理ページでグルーピングできます。
UGCの収集対象となるのは、InstagramやTikTokなどのSNS。見栄えの良い写真や動画をピックアップしてサイトに表示できるツールも。
商品購入後に、レビュー投稿依頼のメールを送ったり、割引クーポンなどのインセンティブを付与したりして、UGCを生成・収集を促進する機能。
サイト内で製品・サービスへのレビュー投稿の表示機能がある場合に、ユーザーからのレビュー投稿を獲得するのに役立ちます。カート連携で投稿を促すほか、LINE経由でレビュー依頼のメッセージを送れるものもあります。
自社のWebサイトやECサイトに、SNSから収集したUGCを引用掲載するための機能です。任意のページにタグを設置するだけで、UGCの掲載が可能になります。テキストだけでなく動画や静止画の掲載に対応しているツールも多数あります。
引用掲載したいUGCの投稿者に利用許諾申請を行う機能。投稿者の許可なしにUGCを引用掲載すると著作権侵害にあたる可能性があるため、事前にユーザーから許諾を取ることが推奨されています。
しかし、マンパワーで掲載許諾を取るのは大きく手間がかかるため、SNS投稿の引用掲載をメインにしたい場合は、この機能が搭載されているツールを選ぶと良いでしょう。
UGCごとのCTRやCVRを計測して、どんなUGCが効果につながるのかを分析する機能。分析結果から、より高い効果が見込めるUGCを優先的に表示するツールもあります。
UGC活用ツールは大きく3つのタイプに分けられます。それぞれのタイプの特徴と選び方を解説します。
レビューの依頼・獲得、サイトへのレビュー掲載、レビュー掲載による効果分析・最適化といった機能を持つタイプ。
たとえば、「Letro」は、カート連携やギフティングにより、成果につながりやすいUGCを生成・収集することが可能。加えて、UGCごとのCTR/CVRを計測し、表示を最適化したり、デザイン検証をしたりといった機能も搭載しています。
「そもそも口コミが集まらない」という場合には、「ReviCo」や「U-KOMI」のようなレビュー獲得に強みを持つツールがおすすめです。
X(Twitter)やInstagram、TikTokといったSNS投稿から、#(ハッシュタグ)や@(メンション)をもとにUGCを収集できるタイプです。SNS投稿の引用掲載や効果分析にも対応。
特にファッションや美容・コスメ、グルメなど、ビジュアル訴求がカギとなる業界で導入が進んでいます。たとえば「EmbedSocial」や「OWNLY」はSNS投稿からのUGC自動収集から利用許諾申請、管理まで幅広く対応。大幅な業務効率化が期待できます。
ほとんどのUGC活用ツールはネットショップやECサイト向けですが、実店舗や施設のマーケティング効果向上を狙ったツールもあります。
たとえば、実店舗向けのマーケティングツールである「aumoマイビジネス」は、SEO・SNS・MEOの管理・運用・分析に加え、UGCの収集・掲載・効果測定まで一気通貫して行えるようになっています。
UGC活用ツールの導入検討をする際に留意したい、4つの比較ポイントについて解説します。
UGCの獲得・収集ができる対象メディアは、ツールによって異なります。メールやLINEからのレビュー獲得に対応しているのか、それともX(Twitter)やInstagram、TikTokなどのSNSをメインにUGC収集ができるのか、しっかりとチェックしておきましょう。
「EmbedSocial」のように主要なSNSに加えて、Googleビジネスプロフィールの口コミの取得に対応したツールもあります。
自社商品・サービスと親和性の高いメディアに対応しているツールを選ぶと、更に成果につながりやすくなります。たとえば、ECやD2C事業を行っている場合は、「LEEEP」のようにInstagramに特化したツールや、「UGCクリエイティブ」のようにTikTokの縦型ショート動画に対応したツールなどがおすすめです。
レビュー・口コミ投稿の獲得方法として、どのようなものが用意されているかも要チェックです。主な方法としては、「カートとAPI連携して、注文後に自動でレビュー依頼メールを送信する」「割引クーポンなどのインセンティブを付けて、メルマガからレビュー投稿を促す」などが挙げられます。
必要なUGC獲得方法を備えていることに加え、獲得率向上に役立つ機能も必要です。たとえば、「U-KOMI」には、「レビュー獲得率向上につながる配信アルゴリズム」「LINE公式アカウントからのレビュー依頼」「ログイン不要でのレビュー投稿」といった機能を搭載しています。
商品の購入・予約を促す機能があれば、更なるCVR向上が見込めます。
たとえば「YOTPO」では、買い物かごページに高評価なレビューや商品を表示してカゴ落ちを防止します。また、「OWNLY」は、Instagram投稿に関連する商品やサービスの詳細ページにユーザーを誘導する「Findry」機能を搭載。気になる投稿からダイレクトにECサイトや予約サイトへ遷移させることで、検索の動作が不要になり、CTR/CVRの向上といった効果が見込めます。
ECサイトにUGC活用ツールを導入する場合、利用中のカートシステムと連携していると便利です。先述したように、カートとのAPI連携によって、注文後に自動でレビュー依頼メールを送信できたり、買い物かごページに高評価なレビューや商品を表示してカゴ落ちを防いだりといったことが可能になります。
たとえば、「U-KOMI」は、「EC-CUBE」「shopify」「futureshop」「Makeshop」など幅広いショッピングカートと連携できることに加えて、HTMLとJSのタグ追加が可能であればほとんどのカートに対応できます。
「Letro」も「ecforce」「futureshop」「shopify」「リピストクロス」「サブスクストア」といった主要なショッピングカートとのAPI連携に対応しています。
レビュー獲得に強みを持つUGC活用ツールを4つご紹介します。
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(出所:ReviCo公式Webサイト)
レビューの収集・活用に強みを持つUGCツール。商品購入後のレビュー依頼メールの自動配信によって、レビューをスムーズに収集し、サイト上に反映することで、ECの購入率向上を支援する。
商品の属性ごとにレビューの質問や評価項目を設定。ユーザーは、自身が気になるポイントが書かれたレビューを、年代や悩みの種別などで簡単に検索・確認することが可能。質の高いレビューによって商品の購入前に不安を解消できるため、顧客体験の向上につながる。また、商品詳細部分は、AmazonのQ&Aのように利用することも可能。ユーザーからの質問に対して、スタッフもしくは別のユーザーが回答することで、商品情報の拡充はもちろん、ファン同士の交流によるサイトの活性化も期待できる。
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(出所:Letro公式Webサイト)
UGCの生成から最適化までの運用サイクルに強みを持つUGCソリューション。成果につながるUGCを戦略的かつ継続的に生成し、ページ・UGCごとのCTR/CVRを計測・評価する運用サイクルが特徴だ。
カートシステムとのAPI連携に対応しているので、購入後のレビュー依頼メールの自動送信や、買い物かごページへのUGC掲載が可能。インフルエンサーに商品・サンプルを提供することでUGC生成を促す「ギフティング」にも対応している。
UGCごとのCTR/CVRを計測結果から、特定のUGCを優先表示や表示UGCの入れ替えといった最適化も行える。また、経験豊富なカスタマーサクセス担当によるサポートが得られるのも心強い。
(出所:U-KOMI公式Webサイト)
サイトの価値向上や商品プロモーションに強みを持つUGC活用ツール。製薬会社や英会話教室、健康食品会社など、幅広い業界・業種で導入されている。
購入後のレビュー獲得に強みを持ち、独自のメール配信アルゴリズムを活用することで、通常1~2%程度のレビュー獲得率を10%前後まで向上させられる。ログイン不要でレビュー投稿できるので、ユーザーの負荷軽減につながる。メールだけでなく、LINE公式アカウントからのレビュー依頼も可能だ。また、InstagramからのUGC収集にも対応。
「EC-CUBE」や「shopify」をはじめ、15種のショッピングカートと連携しているので、既存ECサイトへの導入が簡単なのも魅力。
(出所:YOTPO公式Webサイト)
レビューやInstagram写真・動画などを収集・活用し、ECサイトの売上向上を目指すUGCマーケティングツール。ShopifyやMakeshop、futureshop、カラーミーショップなどでの導入事例あり。
レビュー獲得率最大10%という実績があり、レビュー依頼メールの送信はもちろん、過去購入者や自社チームが訪問者の質問に答える「コミュニティQ&A」、レビュー投稿者へのクーポン付与といった機能がそろっている。
また、UGC収集機能では、サイト内のギャラリーに写真や動画などのビジュアルUGCを、Instagramから収集・掲載でき、ワンクリックで掲載許諾申請が送れる。買い物かごページに優秀なUGCを掲載してカゴ落ち防止やアップセルを狙うなど、様々な効果が期待できる。
SNS投稿の収集に強みを持つUGC活用ツールをご紹介します。
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(出所:EmbedSocial公式Webサイト)
SNS投稿やGoogleの口コミなどの取得、ユーザ―への返信、サイト更新などの作業を自動化できるUGC活用ツール。国内外15万以上のユーザーによる利用実績があり、X(Twitter)やInstagramをはじめ、TikTokやYouTubeなど、多くの主要SNSに対応している。
収集した投稿や口コミは自社HPに埋め込み表示させることが可能。自社HPとSNSの融合し、訴求力の高いコンテンツを発信することで、サイトパフォーマンスの向上や収益拡大が見込める。
また、口コミへの返信の自動作成や、投稿の自動翻訳など、ChatGPTを含むAIを活用した機能も。業務効率の向上に貢献する。
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(出所:旅アトリーチ公式Webサイト)
SNS上の口コミを自動で自社サイトに掲載できるUGC活用ツール。投稿選定、掲載交渉・同意書締結、口コミのサイト掲載までワンストップで委託できるため、運用の手間がかからない。掲載した口コミに既存の予約システムへのリンク設置も可能で、予約CVR向上に貢献する。
口コミ掲載10件まで無料で利用できるため、UGC活用ツールを試用してみたい場合にも最適。有料プランも月額5,000円~の安心価格で、コストを抑えながら導入できる。週次サイクルで口コミ反映が可能な「タイムリー反映」や、口コミ提供者にクーポンを配布できる「クーポン配布」といったオプションも利用可能。新規顧客の獲得だけでなく、既存顧客のファン化・リピート率向上にも役立つ。
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(出所:OWNLY公式Webサイト)
導入ブランド750以上、施策実施数4,500件以上の実績を持つマーケティングツール。SNSキャンペーンとUGC活用を一元管理できるのが特徴だ。
#ハッシュタグや@メンションが付いた投稿を自動的に検知して、専用の管理ページに収集したら、グルーピングして管理。優れたUGCを選んで、Webサイトに掲載できる。UGCの掲載許諾を取る機能も搭載。また、Instagram導線最適化機能「Findry」を使えば、ユーザーをInstagramから購入ページへと誘導することが可能。Findry導入によって、CTR15%、CVR2.2%アップしたという事例も。
更に「投稿キャンペーン」や「Instagramコメント」といったSNSキャンペーンと連動させることで、より多くのUGC創出が見込める。
(出所:LEEEP公式Webサイト)
#ハッシュタグなどからInstagramの動画・画像を収集し、ECサイト・LPへの掲載までを一括管理できる顧客体験向上ツール。
管理画面から動画をアップロードすればタグが発行され、サイト上の好きな場所に動画を掲載できるように。Instagramライブやリールにも対応しており、ECサイトを重くすることなく、高画質な動画コマースを実現する。
また、コンテンツの表示数・再生数・貢献売上を可視化する自動レポーティングを搭載。人気のコンテンツを見極め、サイト運営の指標として役立てることができる。「カラーミーショップ」や「shopify」などとのAPI連携にも対応。
(出所:UGCクリエイティブ公式Webサイト)
レビューやInstagram、TikTokのUGCを活用してCVRとLTVを向上させる、EC・単品通販・D2C特化型UGCツール。UGCの生成から収集、活用、分析、改善まで、一気通貫で自動化させることができる。テキスト・写真・通常の動画に加えて、TikTokの縦型ショート動画に対応。TikTokとInstagramから収集したUGCの利用許諾の一括申請も可能だ。
検証・改善に強みを持ち、UGCの効果測定やABテストの分析結果をもとに、専任のカスタマーサクセス担当から改善提案を受けられる、無料サポートサービスが魅力的。
同社提供のサービスに、インフルエンサーに口コミUGC投稿を依頼する「ECキャスティング」も。
(出所:visumo social公式Webサイト)
500社以上で導入されている、Instagram連携UGC活用ツール。化粧品メーカーから大手飲食店チェーンまで、多種多様な業界で利用されており、ECサイトのCVR130%アップ、離脱率15%改善、ページ/セッション300%アップといった実績も。
管理画面から#ハッシュタグでのUGC検索・掲載許諾申請をすれば、タグを貼り付けるだけで任意のUGCをサイトに掲載できるようになる。UGCに関連する商品・コンテンツを紐づけることも可能だ。
また、UGCごとの効果分析に対応しているので、ビジュアルマーケティングの実施にも役立てられる。
実店舗での集約などに対応したUGC活用ツールをご紹介します。
(出所:aumoマイビジネス公式Webサイト)
大手飲食店チェーンや旅館・ホテルなど30,000店舗以上で導入されている、実店舗向けマーケティングツール。実店舗のマーケティングに必須な、SEOとSNS、MEO(Googleマップ上位対策)に対応した機能を搭載しているほか、Instagram上のUGC活用にも対応している。
UGCの収集から掲載、効果測定までワンストップで実施することで、予約・来店数の向上といった効果が期待できる。また、UGCの導入によってSEOの効果アップにもつながる。
実店舗のマーケティング施策をワンストップで実施したい場合に最適だ。
コンテンツ作成にかかるコストと手間を抑えながら、自社サイトを充実させる方法として有効なのが、「UGCの活用」です。本記事でご紹介したツールを使えば、CTR/CVR向上につながる優秀なUGCを効率的に生成・収集できるようになるでしょう。分析機能を使えば、サイトやLP全体の改善もできるようになるはずです。
本記事でご紹介したUGC活用ツールは、「①レビューの獲得・掲載に強みを持つタイプ」と「②SNS投稿からの収集が得意なタイプ」、「③実店舗のマーケティング施策全般をカバーするタイプ」の3つに分けられます。自社の商品やサービスの特徴に合わせて、最適なタイプを選ぶと成果につながりやすいでしょう。
また、「対応しているメディア」や「UGCの獲得方法」「購入や予約などを促す機能の有無」「対応するカートシステム」といった比較ポイントも要チェック。
効率的かつ効果的なマーケティングツールの1つとして、ぜひ導入を検討してみてください。
UGC活用ツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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レビューを効率的に収集・活用できるVOCツール。レビューの「質」と「量」を上げて最適化することで、CVRとユーザーの顧客体験を向上します。実店舗での利用も可能。...
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SNS投稿やGoogle口コミなどを取得してHPに埋め込み表示できるUGC活用ツール。国内最安クラスの費用でHP制作効率化・収益拡大を実現します。...
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