最終更新日:2022-10-03
アポ獲得数を伸ばすために、営業リストの数を増やしたい方へ。成約やアポにつながりやすい効果的な営業リストを自動作成してくれる営業リスト作成ツールのタイプや選び方、タイプ別のおすすめをご紹介します。
営業リスト作成ツールとは、営業先企業の情報を自動でリスト化するツールです。営業リストを手作業で作るとなると、情報収集や整理、更新に膨大な時間がかかります。営業リスト作成ツールを導入すれば、これらの業務を自動化できるため、大幅な効率化が図れます。
営業リスト作成ツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
利用規約とプライバシーポリシーに同意の上、
資料をダウンロードしてください。
営業リストと一口にいっても、1件当たりの項目数はツールによってかなり差があります。基本的な項目の例だと「業種」「売上高」「資本金」など。より細かく指定できるツールも多く、「今年求人を行っている企業」「ECサイト保有状況」「代表者の出身大学」などが挙げられます。そのため、ツールを選ぶ際に自社の求める項目をカバーできているかを確認しておく必要があります。
また、各企業の情報は日々更新されていますし、社名変更や企業の統廃合などもあります。存在しない企業、つながらない電話番号などを避けるためにも、最新の情報であることを確認する必要があります。更新頻度は必ずチェックしましょう。
営業リスト作成ツールを目的に応じて5つの分類別にご紹介します。
自社のターゲットにあった企業をしっかり絞り込み、反応率を高めたい場合には、検索項目の豊富さがポイントになります。より細かく項目を指定することで、ピンポイントで見込みの高い企業情報を収集できます。
たとえば「Musubu」は、高精度な絞り込み提案に強みを持つサービスで、25種以上の検索軸でリストアップが可能。10,000を超える事業内容キーワードや「売上高増加率」、「工場数」など、ほかのツールにはない絞り込みができます。
たとえば、飲食店向けに営業を行いたい場合には、「ぐるなび」や「ホットペッパーグルメ」などの飲食店検索サイトに登録されている企業だけをリスト化した方が効率的です。このように、特定のサイトからリスト化可能なツールがあります。
「Urizo」は飲食関係サイトや、旅行情報サイト、美容院情報サイトなど31の専門サイトから企業情報の収集が可能です。また、人材採用に力を入れている企業に向けて、「HRogリスト」のように求人サイトに特化したサービスもあります。
リストの価格は、ツールによって、1件0.5円~40円と幅があります。メールや問い合わせフォームを利用したDMを大量に送りたいなど、より多くの企業の情報がほしい場合は、無制限で企業情報を得られるツールがおすすめです。
たとえば、「リスタ」は指定キーワード検索に対応していないプランであれば、月額20,000円で件数無制限でリスト化が可能。また、1件あたり0.5円から購入できるプランもあります。
お問い合わせフォームからアプローチする「フォーム営業」や、問い合わせ窓口のメールアドレスへ案内を送る「メール配信」での営業手法を採用する場合には、営業リスト作成からアポ獲得まで一つのツールで完結できる機能を備えたツールが便利です。
「ホットアプローチ」がその一つで、営業リスト作成後、各企業にあわせたアプローチ文の中から適切な雛形を選択して文面を作成、設定するだけで一斉にアプローチができます。反応があった企業を営業リストに反映することで、営業活動の傾向を把握することも可能です。
「自社のプロダクトによりマッチした営業ターゲットを見つけたい」「営業活動に役立つ情報を取得したい」など、フォーム投稿などによるアポ獲得だけでなく、顧客理解を深める情報も収集したいという場合には、企業リサーチに強みのある営業リスト作成ツールが適しています。
たとえば、「FORCAS」には、顧客リストをアップロードすると受注企業の傾向を分析して教えてくれる「顧客分析」機能があります。決算情報や人事異動ニュースなどの情報もあり、成約確度の高い提案に役立てられます。
おすすめの営業リスト作成ツールを紹介します。まずは多様な絞り込み方法に強みを持つ4つから。
利用規約とプライバシーポリシーに同意の上、
資料をダウンロードしてください。
(出所:Musubu公式Webサイト)
140万件以上の信頼度の高い企業情報のなかから、わずか30秒で営業リストを作成できるツール。検索項目数は、売上や代表者の出身大学、店舗数など、業界最多クラスの25個以上。顧客となる可能性の高い企業を絞り込んでリストアップできる。
登録した企業にはタグやメモを付けることができ、案件情報や営業担当者の情報も簡単にまとめられる。また、作成した営業リストからそのままメールを配信することも可能。配信したメールの開封率、クリック率は可視化できるので、最適なターゲット企業や有効なアプローチ方法を分析できる。
(出所:ソーシャル企業情報公式Webサイト)
1日最大10万件のデータがダウンロードできる法人営業用リスト作成ツール。業種カテゴリが93と細分化されているため、ターゲットの業種の情報をピンポイントで抽出できるのが強みだ。エリアや従業員規模、年商規模など、様々な条件と掛け合わせることで、更に精度の高いリストを作ることができる。
データの更新頻度が高いのもポイントの一つ。営業リストは2カ月に1回更新され、2022年9月の更新では13万件以上の企業情報が更新されている。電話番号は年2回のクリーニング、メールアドレスも独自の基準で管理されており、スムーズなアプローチをサポートしている。
(出所:BIZMAPS公式Webサイト)
国内最大級の企業検索サービスで、登録企業数は170万社以上。最大の特徴は、様々な視点で検索できる「オリジナルタグ」。ポータルサイトや新設法人、経営者の特徴などのほか、「#3年連続で展示会に出展している企業」「#中途採用を複数媒体で行っている企業」など、受注確度の高いリストが作成可能だ。
企業データの更新にも力を入れており、約3,200人のリサーチャーがデータベースをクリーニング。東京・大阪・福岡は3カ月に1度、その他は1年に1度、情報の更新や新規法人の追加を行っているため、常に鮮度の高いデータベースを閲覧できる。
(出所:B-HACK LIST公式Webサイト)
受注につながるリストをわずか10秒で抽出できる営業リスト作成ツール。10項目以上のセグメント情報から、様々な切り口で検索可能。営業代行BTOP、ネットワーク管理、ECサイト通販など、50カテゴリ以上の事業内容から選択できるほか、テレワークや海外進出といった企業シナリオタグというカテゴリも設定可能だ。
企業の質の面で特徴的なのが、信用スコアの付与。信用調査会社と連携しており、26項目のポイントがまとめられたリストが提供される。また、受注企業に類推するリスト作成機能も搭載。営業リストをアップロードするだけで、類似かつ未アプローチの企業をリスト作成してくれるため、既存リストを活かして高確度な企業リストを作成できる。
続いて、業界・用途などの絞り込みに強い3ツールです。
(出所:Urizo公式Webサイト)
全国560万件以上から企業情報を取得することができるツール。特定の業界を扱うサイトからの情報収集が可能で、取扱数は業界最多クラスの31サイト。一例を挙げると、飲食関係なら食べログ、美容関係ならHOT PEPPER Beauty、車関係ならGoo-netなど。もちろん複数サイトを横断しての検索も可能だ。
Urizoの強みが企業情報の「増強機能」。これは、たとえば1つのサイトでは電話番号しか掲載されていない企業でも、インターネット上を再検索しFAX番号・メールアドレスを自動で補完してくれる機能だ。独自の検索エンジンがインターネット上をクローリングしているため、常に新しい情報が反映される。
(出所:HRogリスト公式Webサイト)
求人企業情報を収集する、人材業界に特化した営業リスト作成ツール。100以上の登録サイト数から、「外国人を積極採用している」「今週新規掲載された」「毎年新卒求人サイトに出稿している」など、細かく検索が可能だ。求人広告プランや予想出稿金額から採用予算の高い企業も割り出すことができる。
リスト作成だけではなく、リスト納品にも対応。用途のヒアリングや提案を行った上で、人材業界のエキスパートスタッフが検索とリスト化し、最適なデータ項目・納品形式のリストにカスタマイズして提供してくれる。
(出所:ココリスト公式Webサイト)
850万件から地域、業種別に企業リストを作成できるツール。iタウンページに掲載されている企業データをはじめ、求人サイト、グルメサイト、不動産情報サイトなどを地域・業種等で検索し、収集した情報毎にCSV形式で出力できる。FAXやメールアドレスがサイトに掲載が無い場合でも、インターネット上から自動的に探し出す「FAX/メール増強機能」を搭載しており、検索漏れを防いでくれる。
コストパフォーマンスも良く、エンタープライズ版であれば1件0.57円の低コストで購入可能。また、有料版と同じ機能で1,500件分のデータをダウンロードできる無料版が使用可能なので、使い勝手を試せるのも嬉しい。
低コストで大量の企業の営業リスト作成ができるツールを紹介します。
(出所:リスタ公式Webサイト)
見込み客創出アプリ「リスマ」を構成する、営業リスト作成ツール。リリースから12年と歴史が長く、これまで4,000社以上に利用されている。ライト版では月額10,000円で20,000件、シンプル版では月額20,000円で件数無制限と、コストパフォーマンスの高さがポイントだ。
機能面の特徴は、検索の際に設定できる「チェックツール」。FAXやメール、問合せフォームに関して、営業DMが禁止されている企業を自動チェックできる機能だ。営業リスト取得後のアプローチの仕方に役立てることができる。
続いては営業リスト作成に加え、アプローチの機能もある4ツールを紹介します。なお、こちらのタイプについては、「フォーム営業ツールの比較。利用の注意点もご紹介」にて詳しく解説しています。
利用規約とプライバシーポリシーに同意の上、
資料をダウンロードしてください。
(出所:ホットアプローチ公式Webサイト)
クラウド型名刺管理ツール「ホットプロファイル」を運営するハンモックが提供する営業リスト作成ツール。日本全国470万社以上の企業データベースから営業リストを作成できるのが特徴。「コンプライアンス推進企業」「DX導入・関連企業」など、最新のビジネスモデルでの検索にも対応している。企業データベースは国税庁や経済産業省の情報をもとにしているため、信頼性も高い。
営業リストはそのままフォーム営業に活用可能。業種ごとに文章の雛形があり、簡単にアプローチができる。文章内にはURLが含まれており、自社HPにアクセスが合った場合「どのページを」「どのぐらい」閲覧しているかを確認できる。
利用規約とプライバシーポリシーに同意の上、
資料をダウンロードしてください。
(出所:SEARCHROOM公式Webサイト)
AIによる企業検索と分析を行う企業情報プラットフォーム。保有する50万社以上の企業データをキーワード、売上、業界、エリア、従業員数、資本金などの軸でクラウド上で何度でも検索する事が可能。検索されたリストは、優先順位が明確化された状態で表示される。このキーワードランキング機能により、ターゲット選定の手間を大幅に削減することができる。
リスト上でチェックした企業へのアプローチ、営業代行の依頼も可能。 プランはコールごと課金プラン(1コール400円)と月当たりの定額プラン(月額30万円、1,500件まで)から選択することができる。
利用規約とプライバシーポリシーに同意の上、
資料をダウンロードしてください。
(出所:APOLLO SALES公式Webサイト)
営業リストの作成からフォーム投稿まで一括でできるツール。150万社以上のデータベースから企業情報をカスタマイズして検索可能なほか、URLなどからののリクエストにも対応しており、リクエスト内容を反映したリストを取得することもできる。フォーム投稿に加えメール配信もでき、問い合わせ・メールの開封率や本文中URLのクリック率を確認できる効果測定機能も搭載されている。
企業ごとに導入コンサルティングをしてくれる専任担当者が付くサポート体制も魅力的。営業メール文面の提案までサポートしてくれるため、安心して始めることができる。
(出所:Listers公式Webサイト)
業種や企業規模ごとにまとめられた営業リストを販売する営業リストのマーケットプレイス。欲しい営業リストだけを買い切りで手に入れることができ、企業の情報が今すぐ欲しい場合に最適だ。販売中のリストは、スタートアップ・ベンチャー企業、全国の製造業、オフィスビル入居企業一覧リストなど計402種類と豊富。
別途「Listers form」を使えば、問い合わせフォームから自動でアプローチが可能。初期費用なし、月額30,000円から低価格でありながら、送信可能数に上限がなく、好きなだけ利用できる点が強みだ。
営業情報の収集も可能なツールを紹介します。
(出所:FORCAS公式Webサイト)
企業規模、シナリオ、成約確度スコアなどを軸にリストを作成できるツール。特徴的なのが、顧客分析機能。企業リストをアップロードするだけで、共通する特徴や傾向を自動的に分析し、受注企業の傾向をレポーティングしてくれる。これにより、無駄のない営業アプローチにつなげることができる。
また、リスト化だけでなく企業のリサーチも可能。企業名で検索をかけるだけで、競合情報、ニュース、人物情報、業界分析など、提案力を高めるための情報を取得でき、顧客戦略の強化が期待できる。
最後に、コストをかけずに営業リストを作成したいという方向けに無料で使えるツールを紹介します。
(出所:FUMA公式Webサイト)
全国の有力企業160万社のデータから最短5秒でリストを作成できるツール。リストの抽出・表示だけなら完全無料、更にログインも不要なので、単発ですぐに使いたい場合に最適だ。ただし、CSVでダウンロードするのは有料となる(1件あたり5円)。
なお、先に紹介したツールにも上限ありで無料使用できるものも。たとえば、「Urizo」は月1,600件まで、「BIZMAPS」は、月100件まで期限なく、無料で利用できます。
営業リスト作成ツールの違いや選び方、ツールの一例を紹介しました。まずはアプローチをかけたい企業の数や分類を整理し、ターゲットのタイプを精査するのが良いでしょう。
営業リスト作成ツールの導入は、情報検索や整理にかけていた作業時間の解放をもたらしてくれるはず。その時間で実際にアプローチしたり、営業知識を増やしたり、有意義なものに変換することで新たな販路の獲得にもつながるはずです。本記事で紹介した5タイプの中から、最適なツールをぜひ探してみてください。
営業リスト作成ツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
利用規約とプライバシーポリシーに同意の上、
資料をダウンロードしてください。
ホットアプローチ
企業のHPなどにある問い合わせ窓口にアプローチをかけるフォーム営業ツール。日本全国470万社以上の企業データベースからリストを作成し、3分で500社に営業が可能...
利用規約とプライバシーポリシーに同意の上、資料をダウンロードしてください。
SEARCHROOM
50万社以上の企業データをもとにした、AIによる企業検索・分析・抽出ができるB2B企業向け企業情報プラットフォーム。営業やM&Aに役立つ企業リストをより早く、よ...
利用規約とプライバシーポリシーに同意の上、資料をダウンロードしてください。
アスピックご利用のメールアドレスを入力ください。
パスワード再発行手続きのメールをお送りします。
サービスの導入検討状況を教えてください。
ご登録いただいているメールアドレスにダウンロードURLをお送りしています。ご確認ください。