コールセンターやアンケートなどのVOCやSNSを活用し、マーケティングの強化やCS向上、社内の業務改善を実現したい方へ。テキストマイニングツールのタイプ別の選び方や比較ポイントとともに、AI機能を備えたものや無料のものも含めておすすめを紹介します。
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テキストマイニングツールとは、大量のテキストを分析し、その中から目的に応じた情報を抽出できるツールのことです。
データ分析は近年話題のAIも得意そうなイメージですが、AIには未加工の大量のローデータを読み込ませることはできません。その前段階で「ローデータから余計なデータを除去して、学習に適したデータを作り出す」という点でもテキストマイニングツールは有効です。
たとえば、SNSで飛び交うテキストデータの中から、自社のサービスについてのコメントを拾い上げ、効果的に分析して、マーケティングやPR施策に活かすといった使い方が可能です。
「テキスト(文章)」「マイニング(採掘)」を組み合わせた造語です。自然言語処理技術の一つで、膨大なテキストの山から貴重な情報を掘り当てるという意味で名付けられました。一見すると難解に思えますが、実際には「アンケート結果から傾向を読み取る」「問い合わせログからよくある質問を見つける」など、企業内でも日常業務として行われています。
しかし、紙やExcelから必要な情報を探す・整理するといったアナログなやり方では、「情報収集をはじめとする下準備が大変」「分類が上手くいかない」「作業が属人的になりやすい」といった課題も。このような課題解決に期待されているのがテキストマイニングツールです。
テキストマイニングツールは、膨大な量のテキストデータを集約し、条件に合うものを抽出したり、分析結果を可視化したりするのに向いています。主な分析対象としては以下のようなものが挙げられます。
SNS | 一般消費者の本音に近い意見をキャッチ。新しい商品やマーケティング施策のアイデア出しなどに活用される |
---|---|
問い合わせログ | 問い合わせで頻繁に使われるワードを分析することで、顧客が抱える課題やつまずきがちなポイントをとらえられる。収集した課題に対して、「よくある質問」のページで解決策を提示して自己解決を促し、問い合わせ件数を減らすといった使い方が可能 |
アンケート | 自由記述欄へのコメントから、商品に対するリアルな感想やイメージを分析。収集したユーザーの声は、ブランディングやマーケティング方針の立案、商品改良に役立てられる |
社内文書/日報 | 優秀な社員の発言や行動パターンを抽出。可視化されづらいノウハウやナレッジを社員間で共有することで、人材育成に役立つ |
テキストマイニングツールは強みとする部分によって、下記のタイプに分けられます。
記事後半ではタイプ別におすすめのツールを紹介していますので、「今すぐツール選定に移りたい」という方はそちらをご覧ください。
「もう少し詳しい選び方を知りたい」という方はこのまま読み進めてください。どのようなメリットがあるのか、選び方・比較ポイントなどをわかりやすく紹介しています。
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テキストマイニングツールを導入することによるメリットとしては、主に以下の3つが挙げられます。
SNSや集計したアンケート、コールセンターでの対応など、様々なチャネルで収集した膨大なデータをリアルタイムで可視化。SNSの情報や顧客からのコメントを横断的に分析することで、顧客のニーズを正確に把握し、新たな製品の開発や効果的な施策を打ち出していくヒントとしても活用できるように。競合比較による特徴語からトレンドをとらえ、素早くPDCAサイクルを回すことで、プロダクトの迅速なアップデートにも役立ちます。
また、自社の製品やサービスに関するキーワード推移や新出語などをキャッチできれば、既に起きているトラブルへのスピーディーな対応はもちろん、潜在的なリスクに備えた対策も取れるようになります。
テキストマイニングツールには、傾向変化のモニタリング、マッピング、ランキング、単語の組み合わせと関連性など、様々な手法でデータを見える化する分析機能が搭載されています。
テキストデータに含まれる膨大な情報を、時期や期間、性別、年齢など、様々な条件でセグメントしたり、分析定義を柔軟に設定したりすることで、多角的に顧客ニーズをとらえて現場感覚とデータの乖離を防止。分析結果をより納得感のある施策に活かせるようになります。
また、分析結果から見えてくる消費者のインサイトを可視化することで、新しい切り口でデータを分析するきっかけにもなります。
自社の製品やサービスがどのような言葉で表現され、どのようなキーワードと紐づけられているのかを分析できれば、これまで気づかなかった価値や相関関係を見つけだすこともできるはずです。それにより、新たな広告やマーケティング方針の立案、新製品開発にも役立てられるでしょう。
テキスト解析エンジンにより、大量のテキストデータを素早く・確実に・高精度で処理できるため、Excelを使った手作業でのデータ入力・確認による集計の手間が不要となり、業務の大幅な効率化が可能です。これまでマンパワー不足により分析しきれなかった自由形式などのアンケート結果もデータ化し、有効活用できるようになります。
また、テキストマイニングツールの多くは、分析結果のレポートを活用しやすい形式で自動作成したり、ダッシュボードで共有したりする機能を用意。データ加工の手間をかけることなく、分析データをそのまま会議資料へ活用することも可能です。
集計から分析、加工までにかかる手間と時間を削減することで、顧客の反響や要望、トレンドといった旬な情報もタイミングを逃すことなく得られます。
テキストマイニングツールは、無料で使えるものから専門的なテキストを分析するものまで、幅広いタイプに分かれます。
マーケティングや製品開発、カスタマーエクスペリエンスの向上などに活用したい場合におすすめのタイプです。このタイプは、X(Twitter)・Instagram・FacebookなどのSNSやブログから、「本音に近い感想や意見」を収集できる点に強みがあります。
主なサービス | 特徴 | 料金 |
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見える化エンジン |
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要問い合わせ |
Tofu Analytics |
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月額10,000円~、 初期費用なし |
TextVoice |
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月額12万円(2~5IDの場合)、初期費用20万円 |
Quid Monitor |
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要問い合わせ |
日報や現場メモといった長く複雑な文章を、効率的かつ体系的に分類・分析して現場の業務改善に役立てたい場合に適しているタイプです。
豊富な分析手法に加えて、分析結果を実務で活用するための機能が充実。「クラスタ(話題の集合体)」をくっつけたり離したりと、自由自在に加工することで、分析結果をよりわかりやすくする「クラスタマップ機能」や、類似するテキストをすべて抽出して少数でも重要な意見を見落とさずに把握する「全件マッチング機能」などがあります。
主なサービス | 特徴 | 料金 |
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VextMiner |
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要問い合わせ |
TRAINAテキストマイニング |
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要問い合わせ |
Text Mining Studio |
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要問い合わせ |
アイタスクラウド |
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月額25万円/ID~ |
SMART ANNOTATOR |
|
要問い合わせ |
カスタマーサポートセンターやコンタクトセンターなどのコールセンターにおいて、顧客とオペレーターの会話といった「話し言葉」を分析したい場合に適したタイプ。音声認識システムにより、単純なテキストや書類・文書ではなく、会話ややり取りをベースにしたVOCのマイニングが可能です。
主なサービス | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
VOiC Finder |
|
要問い合わせ |
Vext Voice Miner |
|
要問い合わせ |
テキストマイニングツールの中には、無料で利用できるものも。たとえば「AIテキストマイニング」は、解析したいテキストを入力(アップロード)するだけで、「どのような単語の利用が多いのか」「一緒に使われる言葉には何が多いのか」などを可視化できます(以下、「銀河鉄道の夜」サンプル利用)。
(出所:AIテキストマイニング公式Webサイト)
「コストをかけずに試しに導入したい」「シンプルな機能のみで問題ない」という場合にはおすすめです。
ただし、無料で利用できるツールには、「分析対象がテキストのみ」「テキストを自ら用意する必要がある」「ある程度プログラミングの知識が必要」といった制限があります。広範囲・高精度でテキストマイニングを実施したい場合は、有料のツールまたは以下で紹介するツールの有料版の利用がおすすめです。
主なサービス | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
AIテキストマイニング |
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無料 ※有料版として「Social Insight」を提供 |
KH Coder |
|
無料 ※有料版あり |
テキストマイニングツールの導入目的が明確になったら、下記のポイントに沿って比較すると自社に適しているツールが見つけやすくなります。
SNS、アンケート、コール、チャットなど、どのチャネルに対して分析可能なのか、対応範囲を確認しましょう。SNSのデータ取得はオプションサービスで提供されているケースもあるので、どのデータソースが必要で、それをどれくらいの頻度で利用したいと思っているのかを整理しておくのがおすすめです。
また、テキストマイニングに対応しているだけでなく、分析したいデータソースそのものに強みがあるかどうかもポイントに。「見える化エンジン」であれば、急騰ワード分析やリアルタイム検知などSNS情報の活用が可能。「VOiC Finder」は、話し言葉に特化しているので、コールセンターでの会話で構築される複数の文章の関係性を読み取れます。
自社の目的に適した分析機能を備えているかだけではなく、専門知識がなくても分析や結果を活用できるかどうかも重要です。
たとえば「TRAINA」では、各キーワードや文の主述関係をマッピング・サーモグラフといった手法でビジュアル化。ネガティブ・ポジティブのイメージも分析してくれるので、直感的に傾向を把握できます。「TextVoice」は、最大6つの言葉の組み合わせを認識して分析結果を要約し、関連性の理由、原因、背景などを可視化するサマライズ機能を搭載。「Quid Monitor」は多彩なフィルタリング機能を活用してノイズを除去することで、必要なデータに絞りつつ汎用性の高い分析が行えます。
固有名詞や専門用語などを認識しやすくするための辞書機能が充実しているか、また、マイニングの条件をカスタマイズできる自由度があるかどうかも確認しておくとよいでしょう。
「AIテキストマイニング」の有料版「Social Insight」では、カスタム辞書を作成できるので、固有名詞や除外語を設定したテキストマイニングを実現。より自社の目的に合った分析が可能です。「TRAINA」では、日々新語・造語への対応やチューニングを行っているので、流行による言葉の変化もカバー。業界・商品種別の「感性辞典」も搭載されていて、業種に合わせた分析がしやすいツールです。
一般的に使い分けられることの多いAIとテキストマイニングツールですが、テキストマイニングツールの中にはより高度な分析を行うためのAI学習機能や外部の生成AIとの連携機能を備えたツールも存在します。「使い分けるのが面倒」「より効果的に分析を行いたい」という場合は利用を検討しましょう。
たとえば「VextMiner」は、回答精度を向上させるのに必要なAI学習知識の生成機能を搭載。また、「TRAINAテキストマイニング」は、ChatGPTとの連携によりキーワード設定の作業負荷を大幅に低減。PowerPoint形式のレポートを自動作成することもできます。
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(出所:見える化エンジン公式Webサイト)
SNS、問い合わせログ、アンケート、社内文書、日報のデータ活用に対応しているテキストマイニングツール。コールセンターやSNS、アンケート、音声認識データなど、多様なデータソースをカバー。様々な形式のデータを統合して見える化する。
20年以上磨き続けられた高度な言語処理技術によって、感情や要望を正確に抽出。40種類以上の分析機能を標準で搭載しており、定性データと定量データの両面から顧客体験を可視化。全体像の把握から個別グループの特徴分析まで、幅広い分析が行える。分析結果をタイムリーに社内外にフィードバックできるレポート共有機能も便利。
(出所:Tofu Analytics公式Webサイト)
ソーシャルリスニング・SNSマーケティング・SNS集客を自動化するSNS分析ツール。InstagramやX(Twitter)、Facebook、LINE、TikTok、YouTubeなどのSNSの投稿を独自の分析技術で全量分析。リーチ、エンゲージメントなどのソーシャルリスニング分析はもちろん、競合調査やトレンド分析、 マーケット調査にも利用できる。
料金は初期費用無料、月額10,000円~、契約期間・利用人数の縛りもなし。手頃な価格ながら、テキストマイニング機能やAIによる画像分析機能も備える。更に、各SNSで二次拡散、三次拡散を含めて影響を与えているインフルエンサーを発見し、自動でアプローチしてくれるインフルエンサーマーケティング支援機能といった便利な機能も標準搭載。大手企業から創業間もないスタートアップ企業まで、多くの業種で利用されている。
(出所:TextVoice公式Webサイト)
20年以上の実績を持つマーケティングリサーチ会社によるテキストマイニングツール。シンプルで直感的なUIで、分析はCSVデータをアップロードするだけ。辞書の自動生成機能を備えており、類義語を自動でまとめて分析対象にすることが可能。テキストマイニングで必須の類義語整備を自動化することで、大幅な作業効率向上が見込める。
言葉の出現量を文字の大きさで表現する「ワードクラウド」や、言葉と言葉のつながりを可視化する「ネットワーク」など、7種類の分析結果を自動出力できる。一つのデータについて様々な切り口で分析することによって、ニーズやその時々の気持ちといったインサイトをより正確に読み取れ、顧客理解を深めるのに役立つ。
(出所:Quid Monitor公式Webサイト)
豊富な導入実績を持つソーシャルリスニングツール。X(Twitter)、Facebook、Instagram、YouTube、ブログ、レビューサイトなどの多様なデータソースから、独自のAI技術を活用してリアルタイムで分析。フィルタリング機能を活用すれば、ノイズ情報を除去し、時間コストをかけずに必要なデータだけに絞って分析できる。
ストリーム機能では、SNS上の投稿と属性情報を照合したり、画像付き投稿を分析したりと、潜在ニーズや新規ターゲットの発掘が可能。社内データを取り込み、独自の角度から消費者インサイトを抽出するデータアップローダー機能も便利。分析結果はダッシュボードにまとめられ、定期的なメール配信にも対応。チームでの情報共有の効率化に貢献する。
(出所:VextMiner公式Webサイト)
大量の文書情報を解析し、人間では読み切れない情報を抽出・活用できるようにするテキストマイニングツール。言語の自動学習機能に強みがあり、文章ごとに主要話題を簡潔に抽出し、工数を削減。類似話題を自動分類し、分類体系をスピーディーに構築することで、ルールとして抽出可能にする。
会話テキストやSNSなどで取得できる、数百万件規模の大量データの分析に対応し、予兆監視、文脈抽出などの分析結果はわかりやすく可視化。ビックデータに潜む少数意見を漏れなく発見する。チャット履歴・FAQの抽出によるAI学習知識の生成や、追加メンテナンスを自動化して、チャットボットの回答精度を向上させるオプションも備えている。
(出所:TRAINAテキストマイニング公式Webサイト)
野村総合研究所が自ら使い込んで開発したテキストマイニングツール。業界・商品種別の「感性辞書」や、意味・感情解析技術を開発しており、「ポジネガ分析」として独自の辞書を搭載。分析データに応じて適切な感情の分析が行えるのが強み。
ほかにも、データ分析を効率的かつ正確に行うための様々な機能を搭載。ChatGPTとの連携によりキーワード設定の作業負荷を大幅に低減したり、分析結果からPowerPoint形式のレポートを自動作成したりも可能。特徴マップ機能を用いて隠れた傾向を網羅的に抽出するのに加え、多角的なデータ比較もできる。
(出所:Text Mining Studio公式Webサイト)
データマイニングに必要なデータの前処理から、データの分析・処理まで、高機能なツール群を簡単に利用できるWindows向けのインストール型汎用ツール。マウスでメニューをクリックするだけで、ネットワーク図やバブルチャートなどの基本的な分析が行える使いやすさに定評。製造、流通、金融、通信、運輸、バイオ技術などあらゆる分野で利用されている。
頻度分析や注目分析、特徴分析など、豊富な分析機能を搭載。特に自然言語処理に優れており、係り受けやニュアンスを単語と掛け合わせることで、要望や困りごとなどの更なる詳細分類が可能となっている。元のテキストも分類結果と一緒に表示されるため、説得力も高い。
(出所:アイタスクラウド公式Webサイト)
VOCのテキストデータから、課題解決のヒントを発見できるテキストマイニングツール。自然言語処理により、何に対するどんな意見が多いのかを時系列でモニタリング。単語ではなく、フレーズで意見を理解するため、VOCの変化に素早く気付ける。その意見を更に深堀し、辞書設定なしで類似する意見を自動でグルーピングして、視覚的にマッピング。CRMデータと連携し、VOCテキストデータに含まれる意見の質と量を掛け合わせて優先的に対応すべき課題を特定する。解約や離反につながる潜在的なリスクを洗い出し、フォロー施策につなげられる。
(出所:SMART ANNOTATOR公式Webサイト)
文章を理解できるAIを活用して大量のテキストデータを自動で仕分けられるツール。機械学習用のデータ作成や問い合わせ内容・アンケート結果などの分類に活用可能。作業効率が向上する画面設計に強みがあり、CSVファイルをアップロードして仕分けたいクラス数を選択し、実行ボタンを押すだけのわずか3ステップで分類したリストを出力する。ディープラーニングを用いた最先端の言語理解AIが、高精度にテキストの意味を理解。クラス情報をアップロードして、テキストデータの仕分け結果と突合することも可能。あらかじめ設定した分類項目やFAQの回答と仕分け結果を紐づけられるため、スピーディーなデータセット作成に役立つ。
(出所:VOiC Finder公式Webサイト)
会話や音声データのVOC分析に強みを持つ、日産自動車と共同開発したテキストマイニングツール。コールセンターでの顧客との会話をはじめとする、「話し言葉」のテキストデータを高精度で分析。複数文の関係性まで考慮した解析を実現する。
10万語以上の大規模なデフォルト辞書に加えて、AIを活用した自動辞書生成機能も備える。業界や商品分野に特化した辞書を迅速に構築できるため、準備期間を短縮しつつ確実な分析に有用。困りごと、要望、感謝などの辞書を豊富に取りそろえているのも特徴。CX分析やペインポイント分析など、様々な応用も可能だ。
(出所:Vext Voice Miner公式Webサイト)
Vext Minerの音声データ対応版で、コンタクトセンターやコールセンターに蓄積された音声データを有効活用できる音声マイニングツール。リアルタイムで音声を認識するリアルタイム型と通録装置に保管してバッチ処理を行うバッチ型を用意している。
バッチ型では、音声認識で全通話をテキスト化し、オペレーター別の傾向やスクリプトとの合致度を分析する。音声認識・分析・レポート作成の自動化により、教育工数の削減につなげられる。リアルタイム型は音声認識で全通話をテキスト化し、会話文章を書き言葉に自動要約。会話内容からFAQやトークフローを表示したり、チャットでの書き言葉に変換したりすることで、平均処理時間を大幅に削減し、応対品質の均一化に貢献する。
(出所:AIテキストマイニング公式Webサイト)
無料で提供しているテキストマイニングツール。ダウンロードの必要がなく、ブラウザから手軽に使える。文章の入力またはファイルをアップロードするだけでワードクラウドの作成が可能。スコアが高い単語は文字が大きく表示され、品詞の種類で色分けもされているため、頻出する単語について瞬時に把握しやすい。出現頻度は品詞ごとにグラフ化されるほか、係り受け解析や共起キーワードの描画などもあわせて可視化される。更に、2つの文書をワードクラウドも含めて比較したり、音声入力によるテキスト化にも対応したりと、無料でも幅広い機能をそろえている。
有料版として、同社が展開するSNS分析・運用ツール「Social Insight」内にテキストマイニングツールを用意。感情分析AIや自動分類AIによる効率的な分析や、カスタム辞書機能などを利用できる。
(出所:KH Coder公式Webサイト)
立命館大学の教授が計量テキスト分析を実現するために開発した自由ソフトウェア。プログラミング不要で、マウス操作のみで本格的な分析を実現している。学校や研究機関での学術的な使用や商業的な目的など、用途を問わすに利用可能。ソースコードも提供しているので、自身での機能の追加・修正も行える。
有料版では、ワードクラウドや関連語の可視化、表記ゆれや同義語の調整などのプラグイン機能を追加することもできる。3つのエディションを用意しており、インストールやセットアップのサポート、セミナーの受講、Q&A対応といったサービスも受けられる。
インターネット接続不要で分析できるため、情報漏えいや倫理違反などのリスクを最小限に抑えられる点も魅力。
大量のテキストデータを分析し、目的に応じた情報を抽出する、テキストマイニングツールを紹介しました。
以下、よくある質問をまとめていますので、参考にしてください。
無料で利用可能なテキストマイニングツールには、「AIテキストマイニング」や「KH Coder」などが挙げられます。いずれも分析対象がテキストのみであったり、分析するテキストは自ら用意する必要があったりと制限があるのが前提です。
自社の用途に合っているかをまずは無料版で確認しつつ、より対応範囲を広げたい場合は有料ツールを検討するのがおすすめです。
テキストマイニングツールを選ぶ際は、以下のポイントに沿って比較するとスムーズです。
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株式会社misosil(ミソシル)
SNSマーケティングを改善するSNS分析ツール。InstagramやTwitter、LINE、TikTok、YouTubeのソーシャルリスニングに加え、 拡散に...
TDSE株式会社
SNS・ブログ・消費者レビュー・ニュース・掲示板に投稿されている膨大な投稿・口コミから消費者のホンネを可視化。消費者ニーズの発見や競合比較に活用可能。...
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