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「SCS評価制度への対応を求められているが、何から準備すべきかわからない」と悩む企業担当者や経営層へ。制度の概要や星3・星4の違い、ISMS取得後の追加対応について徹底解説。自社に合うSCS評価制度対応コンサル・支援サービスをタイプ別にご紹介します。
SCS評価制度とは、経済産業省や内閣官房国家サイバー統括室が主導し、2026年度末頃の運用開始を目指して準備が進められている新しいサイバーセキュリティ評価制度です。正式名称を「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」といいます。
この制度の狙いは、企業間の取引における情報セキュリティの対策状況を国が定めた「共通の基準」で可視化し、サプライチェーン全体のセキュリティ水準を底上げすることにあります。
これまで企業間取引では、発注元(委託元)が独自のセキュリティ調査票(チェックシート)を作成し、受注者(委託先)の対策状況を確認するのが一般的でした。しかしこの慣習には、双方にとって大きな課題がありました。
SCS評価制度では、企業の対策状況が星マークの数で客観的に認定されます。これにより、発注元は取引先の星マークを確認するだけで一定水準の安全性を判断でき、受注者側も星マークを取得・提示することで個別の調査票へ対応する手間を省けるため、双方の確認負担を軽減する仕組みとなっています。
SCS評価制度対応コンサル・支援サービスをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
現在、多くの企業や情報システム部門の間でSCS評価制度への関心が一気に高まっているのには、主に3つの背景があります。
近年、セキュリティが固い大企業へ直接サイバー攻撃を仕掛けるのではなく、管理が手薄になりがちな関連企業や中小サプライヤー(部品調達先や業務委託先など)を狙うケースが急増しています。それらの企業のシステムを「踏み台」として本命のターゲットへ侵入し、機密情報を盗み出したり工場を停止させたりする深刻な被害が頻発している現状があります。
ひとつの委託先におけるインシデントがサプライチェーン全体を麻痺させるため、発注元企業にとって「取引先の対策状況を厳格に把握・管理すること」は、最重要の経営課題となっています。
前述の通り、複雑化するサプライチェーンの下で、委託先企業はクライアントごとにバラバラの要求事項や監査に対応せざるを得ず、特にリソースの限られる中小企業の負担は大きくなっていました。
「どれが正しい基準で、何から優先して対策すればいいのかわからない」という現場の混乱を収拾するため、業界横断で使える共通の基準が強く求められていたという背景があります。
SCS評価制度における認定取得自体は、基本的には企業の「任意」とされています。しかし、実態としては将来的なビジネスチャンスや取引継続を左右する事実上の「必須条件」へと変化していくことが予想されます。
実際に政府は、大企業が取引先に対して「星マークの取得を取引条件とすること」が下請法や独占禁止法上でトラブルにならないよう、関係法令の整理を並行して進めています。
これは今後、大手企業や親会社から「星3以上を取得していない企業には新規発注をしない」「継続契約の要件として星の獲得を義務付ける」といった動きが活発化することを意味しています。
いざ取引先から対応を求められてから慌てて準備を始めても、体制整備や審査には数カ月単位の時間がかかります。だからこそ、ビジネスリスクを回避するために、制度開始を見据えて先回りで準備に着手する企業が増加しているのです。
SCS評価制度では、企業のセキュリティ対策状況を星の数で段階的に示す仕組みが想定されています。星1・星2は、IPAが推進する「SECURITY ACTION」のレベルにあたり、自己宣言(星1は5項目、星2は25項目の基礎対策の実践をHP等で宣言する制度)を指します。
一方、2026年度末頃から運用開始が予定されている「SCS評価制度」で中核となるのが、企業間取引で求められる「星3」及び「星4」のレベルです。更にその上位には到達点となる「星5」が定義されています。
それぞれの難易度や評価スキームの違いを詳しく見ていきましょう。
星3は、企業として最低限満たすべき「基礎水準」に位置づけられます。最大の特徴は、第三者機関による審査ではなく自社の自己評価がベースになる点です。
ただし、単に自社でチェックシートにチェックを付けて終わりではありません。「情報処理安全確保支援士」や「CISSP」といった有資格のセキュリティ専門家による確認・助言を受け、その専門家の署名をもらったうえで申請する仕組みとなっています。
審査費用などの公的な負担は抑えられますが、専門家のチェックに耐えうる実質的な基礎ルールの運用が求められます。
星4は、サプライチェーン企業が標準的に目指すべき「包括的な安全水準」です。星3と比べて難易度が大きく跳ね上がる理由は、「第三者評価(評価機関による厳格な審査)」と「技術検証」が義務付けられる点にあります。
書類上のチェックだけでなく、実際にシステムが適切に設定・運用されているかを評価機関が実地調査や技術検証を通じてチェックします。そのため、PマークやISMSと同様に審査費用が発生し、体制構築・エビデンス整備のためにより相応の準備期間が必要です。
国際規格等におけるリスクマネジメントの考え方に基づき、現時点で最も効果的で先進的なセキュリティ対策を実施する高度な水準です。
より巧妙化するサイバー攻撃に対抗するための最高レベルと位置づけられていますが、具体的な要求事項や評価スキームは2026年度以降に詳細化される予定となっています。
自社が目指すべき星のレベルは、企業の従業員数や売上規模だけで決まるわけではありません。「親会社や発注元からどのレベルを求められているか」「自社がサプライチェーンの中でどのような情報や役割を担っているか」によって決定します。
なお、SCS評価制度では「上位の段階は下位の事項を包含する」という関係になっています。そのため、「星3を取得していなければ星4を申請できない」わけではなく、必要であれば最初から星4の取得を目指すことも可能です。
自社のビジネス上の立ち位置を見極め、過剰投資にならないよう現実的なターゲット設定を行うことが重要です。
SCS評価制度では、ツールなどの「技術対策」はもちろんのこと、社内の「規程作り」や「日常的な運用体制」、更には正しく運用されていることを証明する「証跡(エビデンス)」までが総合的に審査されます。
そのため、まずは自社のIT資産や現在のルールを正確に棚卸しし、国の要求事項とどれくらいギャップがあるのかを把握したうえで、段階的に体制を整えていく必要があります。
ここでは、評価取得に向けて具体的にどのような準備を進めるべきか、主なステップと確認項目をまとめました。
| 準備項目 | 具体的な確認ポイント・要点 |
|---|---|
| 現状把握・ギャップ分析 | あわてて新たなツールを導入する前に、まずは自社の対策状況を国の要求事項・評価基準と照らし合わせ、不足している項目を洗い出します。何から手を付けるべきか優先順位を明確にする第一歩です。 | 適用範囲(スコープ)の整理 | SCS評価制度は、社内のPCやサーバー、ネットワーク機器だけでなく、「クラウド環境を含むIT基盤全般」が対象となります。一方、工場の制御(OT)システム等は直接の対象外となるため、どこまでが評価対象かを正確に整理します。 |
| 準備項目 | 具体的な確認ポイント・要点 |
|---|---|
| 基本方針・規程類の整備 | 技術的な対策だけでなく、情報セキュリティ基本方針や関連規程、日々の運用ルールの文書化が必須です。IPA(情報処理推進機構)が公開している「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」の規程サンプルやひな型を活用するとスムーズです。 |
| 資産・ID・アクセス管理 | IT機器や利用中のクラウドサービスを台帳化し、IDの発行・変更・退職時の削除フローをルール化します。権限の最小化や、多要素認証(MFA)が適切に設定されているかも重要な評価ポイントになります。 |
| 脆弱性・パッチ管理 | OSや利用ソフトウェアの脆弱性情報を定期的に収集し、更新プログラム(パッチ)を適用する運用フローを整えます。「パッチが未適用のまま放置されている端末を作らない仕組み」が不可欠です。 |
| ログ管理・監視 | PCの操作ログやネットワークログを取得し、「いつ・誰が・何をしたか」を追跡できる状態にします。万が一のインシデント発生時の調査や、評価審査の証跡として提示できるように一定期間保存するルールも定めます。 |
| インシデント対応計画 | サイバー攻撃や情報漏えいが発生した際の初動対応、社内体制、取引先への連絡・報告ルートを明文化した手順書を作成します。IPA公開の「インシデント対応の手引き」等も参考になります。 |
| BCP・データ復旧体制 | インシデント発生時にも業務を止めないため、データの定期的なバックアップや復旧手順、体制を整えます。事業継続計画と連動させて整備することで、実践的な強靭化につながります。 |
| 継続的な従業員教育 | ルールを作るだけで終わらせず、全従業員や経営層に対して継続的なセキュリティ教育を実施します。「研修記録」を残すとともに、現場実務でルールが確実に守られている状態を定着させることが重要です。 |
| 準備項目 | 具体的な確認ポイント・要点 |
|---|---|
| エビデンス(証憑)の整理 | 作成した規程、資産台帳、取得ログ、自己点検の記録、研修履歴などを、評価機関やセキュリティ専門家に「実態を説明できる証跡」として整理・保管しておきます。星4の第三者評価では特に重要視されます。 |
| 申請・評価対応への準備 | 星3はセキュリティ専門家による確認、星4は評価機関による第三者評価や技術検証を求められます。公式な申請スキームや解説書は2026年10月頃に公開予定となっているため、最新情報を確認して手続きに備えます。 |
ISMS(ISO27001)やPマーク(プライバシーマーク)を取得済みの企業であっても、SCS評価制度への追加対応が必要です。
理由は、制度の目的や評価の視点が異なるためです。ISMSやPマークは「情報セキュリティマネジメントシステムの構築(PDCAサイクルが回っているか)」を重視する規格です。一方、SCS評価制度は「サプライチェーン全体の安全性の底上げ」を目的としており、IT基盤における具体的な技術的・組織的対策の実装状況を直接的に評価します。
特に、委託先の監督状況や取引先との契約といったサプライチェーン特有の要件が設けられているため、既存の認証だけではカバーしきれない項目が生じます。
ただし、ISMSやPマークとSCS評価制度には、情報管理体制やガバナンスなど重なる領域も多く存在します。そのため、既存のセキュリティ規程や運用ルールを活かせる部分と、不足している部分を整理することが重要です。
取得済み企業ほど、この「ギャップ整理」を行うことで、ゼロから取り組むよりも効率的かつ短期間で制度への対応を進めることが可能です。
なお、ISMSやPマークの概要・取得方法については、以下の記事でも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
SCS評価制度対応コンサル・支援サービスは、対応の進め方や支援範囲によって、主に以下の4タイプに分けられます。自社の状況や課題に合わせて、最適なタイプのサービスを選ぶことが重要です。
ISMSやPマークといったセキュリティ認証をすでに取得・運用している企業向けのタイプです。
既存の規程や運用体制をベースに、SCS評価制度で新たに追加で求められる要件とのギャップを分析し、効率的に対応を進めることに特化しています。「二重投資や無駄な管理業務を避け、これまでの資産を活かして対応したい」というニーズに最適な選択肢です。
たとえば「LRM」では、企業が現在運用しているISMS関連の規程類をSCS評価制度の星3・星4基準と照らし合わせ、不足項目を「充足」「改善余地あり」といった形で明確に可視化してくれます。二重管理の不安を解消し、効率的な制度対応を実現します。
「取引先から対応を求められているが、何から手を付ければいいかわからない」という企業向けのタイプです。
専門家が客観的な視点で自社のセキュリティ対策状況を診断・評価し、国の要求事項に対して何が足りていないのかを可視化してくれます。「まずは自社の現在地を正確に把握し、対応すべきことの優先順位を付けた具体的な計画を立てたい」という場合に適しています。
たとえば「NECソリューションイノベータ」は、専用のチェックリストやヒアリングを通じて分析した結果を「レーダーチャート形式」でわかりやすく報告してくれます。更に、今後の対応方針や改善計画を具体的な「ロードマップ」として提示してくれるため、社内の関係者とスムーズに合意形成を図り、迷いなく準備に着手できます。
星3の基礎レベルにとどまらず、第三者評価や技術検証が求められる星4の取得を目指す企業や、より高いセキュリティ水準の実現を目指す企業向けのタイプです。
100項目以上に及ぶ複雑な星4の要求事項を正確に解釈し、技術的・組織的対策の実装まで踏み込んだ支援を提供します。「取引先から星4取得を求められている」「機密性の高い設計図や顧客情報を扱っている」といった企業におすすめです。
たとえば「サイバーコマンド」は、社員の半数が国家資格「情報処理安全確保支援士」を保有しており、その高い専門性で星4取得までを一気通貫で伴走します。規程整備だけでなく、セキュリティツールの導入管理やインシデント対応チームの構築といった具体的な実行支援まで担い、企業の規模やリソースに応じたロードマップを設計してくれます。
まずは自社で学びながら主体的に対応を進めたい企業向けのタイプです。
動画講座や規程のひな型といった教材やツールがパッケージ化されており、比較的安価な固定料金で利用できます。「コストを抑えつつ社内にノウハウを蓄積したい」「自走しつつも要所で専門家のチェックや助言が欲しい」という企業にぴったりです。
たとえば「MOTEX」は、「パッケージ製品」として提供されるため、明瞭な価格で手軽に導入できるのが特徴です。いつでも視聴できる動画講座で学び、独自のチェックシートに自己評価を記入して提出すると専門家が添削してくれるため、自社での取り組みと客観的な視点をバランスよく両立できます。
SCS評価制度対応コンサル・支援サービスの料金は、自社が目指す星のレベルや、依頼する支援範囲(診断のみか、規程整備やツール導入までか)によって大きく変動します。
全体的な傾向として、以下のように支援タイプごとに料金体系が異なります。
| タイプ | 料金の傾向 | 要点・確認ポイント |
|---|---|---|
| 既存認証活用タイプ | 月額制、または個別見積もり | ISMS・Pマークなど既存の規程や運用を活かすため、ゼロから整備するより費用を抑えやすい。文書作成や審査対応まで含めるかで金額は変動する。 |
| 現状診断・改善計画タイプ | 個別見積もりが中心 | 現状診断からギャップ分析、改善計画策定までを支援。更に後続となる「規程作成」「システムの実装」「運用プロセスの設計」までを一気通貫で依頼するかによって費用が大きく変わる。 |
| 高度対策・星4対応タイプ | 個別見積もりが中心 | 星4対応や技術的対策まで見据える場合、支援範囲が広がり高額になりやすい。第三者評価に向けた準備・計画策定までか、実際のツール導入・実行支援まで含むか確認が必要。 |
| 教材・パッケージ型 | 定額パッケージ型(数十万円程度) | 伴走型より費用を抑えやすいが、自社で進める体制が必要。講座、チェックシート、規程ひな型、個別相談、添削の有無を確認する。 |
以下に、各タイプにおける具体的なサービス例や料金プランを解説します。
既存の認証をベースにするためコストを抑えやすく、月額制のプランも存在します。
たとえば「スリーエーコンサルティング」は、内容策定を行う「ライトプラン」が月額60,000円から、審査対応や脆弱性診断が付く「ベーシックプラン」が月額13万5,000円からと段階的に選べ、既存顧客は初期費用が無料になります。
一方、「LRM」は個別見積もりとなり、ベースライン分析や実装支援など依頼範囲に応じて価格が決まります。
企業の規模やシステムの複雑さによって診断工数が変わるため、基本的には個別見積もりとなります。「AGS」「NECソリューションイノベータ」「さくら情報システム」はいずれも要問い合わせです。
検討時は、「ロードマップの提示まで」か「規程作成や運用サイクルの設計まで」含まれるのか、支援範囲をしっかり確認することが重要です。
星4取得に向けた「第三者機関の評価」や「技術検証」の支援が必要なため、個別見積もりが一般的です。「サイバーコマンド」や「S&J」も企業に合わせたカスタマイズ提案となるため要問い合わせとなります。
一方、ベース価格を明示している「TIS」は、星3対応支援が180万円から、星4準備支援が220万円からとなっており、対策実行支援は別途見積もりです。高度な対策を求める分、数百万円規模の予算を見据えておく必要があります。
コンサルタントの伴走ではなく、動画講座やチェックシートなどを活用するため、数十万円程度の「定額パッケージ」で提供されるのが特徴です。
「MOTEX」では、動画講座、規程ひな型、チェックシート添削、個別相談がセットになった9カ月間の「実践コース」が45万円、3カ月間の「学習コース」が22万5,000円です。2年目以降は年間12万円で継続利用できるなど、透明性の高い料金設定となっています。
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(出所:スリーエーコンサルティング公式Webサイト)
創立26年、累積9,000社以上の支援実績を誇り、PマークやISOコンサルティングで培った豊富なノウハウをSCS評価制度対応に活かせるサービス。
同社ですでにコンサルティングを受けている既存顧客であれば、SCS評価制度対策プランの初期導入費用が無料になる点が大きなメリットだ。自社の体制を熟知した専門家にそのまま対応を任せられるため、コストを抑えつつ効率的に星3・星4の要件へ準拠させたい企業にとって有力な選択肢となる。
支援内容は、予備調査やギャップ分析から始まり、資産台帳の作成、ルール運用の定着、実際の審査に向けたエビデンス整備まで、全18項目にわたり網羅的にカバーしている。
1社に対して「メイン・サブ・営業」の専任チームが付き、品質管理やカスタマーサポートなどの専門部隊がバックオフィスから支える盤石の体制により、最短ルートでの審査合格へと導いてくれる。
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(出所:LRM公式Webサイト)
ISMSやPマークなど、すでに運用しているセキュリティ規程を活かし、SCS評価制度との差分を整理したい企業に適したサービス。
既存の規程類や運用フォーマットと、SCS評価制度の「星3・星4」基準を詳細に照らし合わせる「ベースライン分析」を実施し、不足項目を徹底的に洗い出す。「充足」「改善余地あり」「再検討」といった形でギャップを明確に可視化するため、ゼロから規程を作り直す非効率な二重管理を防ぐことが可能だ。
分析結果に基づいた具体的な対策プランの提示や実装支援もオプションで用意されており、2026年秋頃に予定される評価ガイド公表後の本格対応へ最短で移行できる状態を整える。同社のコンサルタントが現場の業務実態に即したルールを設計するほか、主要文書の作成代行も担い、専属チームがチャットやWeb会議を通じて社内担当者の負担を軽減しつつ手厚く伴走する。
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(出所:AGS公式Webサイト)
SCS評価制度の基準案に則り、自社の対策状況を客観的に評価・可視化することから始められるサービス。
まずは専用のチェックシートを用いて現在の管理体制や自己評価を分析するため、「自社が今どのレベルにいるのかわからない」という企業の現状把握に最適だ。分析後は、単に不足している課題を洗い出すだけでなく、企業ごとのビジネスモデルや組織体制に合わせて、無理なく実行できる具体的な改善案をITコンサルタントが伴走しながら策定し、報告会にて提示してくれる。
自社で都市型データセンターを運用して培ってきた、強固なセキュリティノウハウを背景に持つ点も非常に心強い。加えて、診断と計画立案にとどまらず、専門エンジニアによる実際のシステム開発や実装、更には従業員への教育訓練までを一気通貫で任せられるため、着手すべき課題を整理した後の実行フェーズまで見据える企業におすすめの選択肢といえる。
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(出所:NECソリューションイノベータ公式Webサイト)
経済産業省が公開する要件案をベースにした専用のチェックリストを用い、直感的な現状可視化に強みを持つサービス。
分析結果が「レーダーチャート形式」で示される点が特徴的。どの領域の対策が進んでいて、どこが不足しているか一目でわかるため、自社の現在地を正確に把握したい担当者にうってつけだ。
チェックリストへの回答に加えて、社内資料の確認や専門家による多角的なインタビューを交えた深い分析を行う。その結果をもとに、対応方針や改善計画を「ロードマップ形式」で報告してくれるため、いつ何から手を付けるべきか具体的な道筋が明確になる。
情報処理安全確保支援士などの公的資格を持つコンサルタントが担当し、キックオフから約2カ月で報告会まで完了するため、見通しを立てて迅速に計画を練り上げたい企業にぴったりだ。
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(出所:さくら情報システム公式Webサイト)
「制度に向けて何から始めるべきか整理できない」という企業の悩みに寄り添い、短期間での現状診断と運用定着に重きを置いたサービス。
多数の導入実績を持つ同社の既存診断ツールを活用し、規程類や技術的対策の整備状況、制度とのギャップをすばやく可視化する。そのうえで、着手すべき優先度を付け、無理のないスケジュールで進められる実行可能な計画を策定してくれる点が特徴だ。
また、IT専任の情報システム部門を持たず総務部門などが兼任している企業に向けた手厚い支援体制も強み。日次や月次の業務を整理し、役割分担やチェックリストといった運用プロセスまで綿密に設計するため、属人化を防ぎながら制度運用開始後も継続して回せる基盤が整う。制度開始前からの先回り準備を推奨しており、元請企業からの要求へ早期に備えたい企業に適している。
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(出所:TIS公式Webサイト)
金融、産業、公共といった高いセキュリティ水準が求められる領域の知見を活かし、星4取得を見据えたコンサルティングを提供するサービス。
第三者評価の取得準備を対象とした専用メニュー「星4Standard」を用意している点が特徴。専門家が既存文書の確認や関係者への綿密なインタビューを実施し、厳格な要求事項と現状のギャップを網羅的に洗い出して課題や対策一覧として可視化。アセスメント段階ではセキュリティ関連規程だけでなくネットワーク構成等の詳細な確認も行い、補強にツール導入が必要な際は具体的な製品の紹介から実装まで手厚く後押ししてくれる。
独自の標準化プロセスにより内製なら半年以上かかる対応を最短3カ月で完了できる迅速性に加え、継続的な管理体制の定着までワンストップで伴走してもらえるため心強い。
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(出所:サイバーコマンド公式Webサイト)
社員の半数が国家資格の「情報処理安全確保支援士」を保有するという、高い専門性を誇るサービス。
100項目以上に及ぶ複雑な星4の第三者評価をクリアするには要件の正確な理解が不可欠だが、有資格者が中心となって伴走することで解釈ミスによる手戻りを防ぎ、確実な星獲得へと導く。現状のギャップ分析や規程整備にとどまらず、実効性のある技術的・組織的対策の実装までフルサポートする対応力が強みだ。自社環境に適したセキュリティツールの選定や導入管理をはじめ、インシデント対応チームの構築や実践的な従業員研修まで手厚く担ってくれる。
取引先から星4取得を急務とされた従業員100名以下の小規模企業から上場企業まで、予算に応じた現実的なロードマップを柔軟に設計してもらえる点も魅力。
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(出所:S&J公式Webサイト)
世界的基準である「NISTのサイバーセキュリティフレームワーク(CSF)」をベースに6分類でアプローチし、国内要件にとどまらない強固なセキュリティ整備を支援するサービス。
日々サイバー攻撃の監視やインシデント対応を担うSOC業務の実績が豊富で、現場を熟知した専門家から実践的な知見を引き出せる点が強みだ。星4で義務付けられるネットワーク境界や端末でのリアルタイムな不正アクセス検知・遮断といった技術的防御に関して、単なるツール導入にとどまらず実際の運用定着を見据えたサポートを得意とする。
自己評価を終えた企業向けの妥当性評価メニューでは、国際資格や国家資格を持つ記載内容の矛盾や基準に対する十分性を厳格にチェックしてくれる。星4の審査で重要となる指定評価機関への対応アドバイスも用意されており、第三者評価の通過へ万全を期したい企業に理想的な選択肢と言える。
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(出所:MOTEX公式Webサイト)
チェックシートや各種規程のひな型、動画教材といった豊富な実務ツール群と、コンサルタントによる添削・相談サポートを一体化したサービス。一般的な業務委託形式のコンサルティングと異なり、「パッケージ製品(物販)形式」で提供されるため、契約手続きが容易であり、明瞭かつ納得感のある価格で導入できる点が特徴だ。
社内であれば人数や回数の上限なく視聴できる動画講座や各種規程のテンプレートがそろっており、知見の底上げと資料整備をスムーズに進められる。星3・星4の要件を網羅した独自のチェックシートに自己評価を入力して提出すると、同社のコンサルタントが詳細な「添削」を行って自社だけでは気づけない対策漏れを洗い出してくれる。回数無制限のメール相談や月1回のWeb会議もセットになっており、コストを抑えつつ社内での自走と客観的なチェックを両立させたい企業に理想的だ。
本記事では、2026年度末頃の運用開始に向けて注目が高まる「SCS評価制度」の概要をはじめ、目指すべき星のレベルに応じた要件の違い、対応に向けて準備すべき項目について解説しました。
サプライチェーン経由のサイバー攻撃が増加する中、本制度への対応は今後の取引の継続や新規要件を左右する重要な経営課題となります。すでにISMSやPマークを取得している企業であっても、本制度に特有の要件を満たすためのギャップ整理と追加対応は欠かせません。
制度への準拠は、自社のIT基盤の可視化から規程の整備、ログの管理、そして運用定着まで多岐にわたります。自社のリソースだけで進めるのが難しい場合は、外部の支援サービスを上手く活用するのが近道です。
「まずは自社の現状と課題を客観的に診断してほしい」「教材やひな型を使って自社主導で進めたい」「高度な技術的対策も含めて星4の審査に備えたい」など、現在の課題や社内体制に合わせて最適なアプローチを選んでみてください。
ぜひ本記事を参考に、自社のビジネス環境や取引先の要求水準に合った支援サービスを見つけてください。
SCS評価制度対応コンサル・支援サービスをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
株式会社スリーエーコンサルティング
SCS評価制度への対応支援を提供。規程整備からセキュリティに関する技術支援まで対応し、情報セキュリティ体制を包括的にサポートします。...
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