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介護施設向けインカム製品

介護施設向けインカム製品10選。スマホアプリ・専用端末それぞれ紹介

介護施設向けインカム製品10選。スマホアプリ・専用端末それぞれ紹介

PHSなどで行っている職員間での連絡・情報共有を、より効率化したいと考えている介護施設の施設長や経営者の方へ。介護施設向けインカム製品の機能やタイプ、選び方などについて、おすすめツールと併せて紹介します。

目次

介護施設向けインカム製品とは?

介護施設向けインカム製品は、広い敷地や多層階フロアを持つ施設において、職員間の迅速かつ円滑なコミュニケーションや情報共有を実現するための通信ツールです。

従来のPHSや内線電話では1対1の連絡が中心となるため、職員の所在確認や情報伝達に時間がかかってしまうことが課題とでした。しかし、インカムシステムを用いれば、職員がどこにいても即時通話や一斉連絡が可能に。業務中の移動ロスを削減し、緊急時の迅速な連絡体制の構築や、少人数での効率的な施設運営を支援します。

 

介護施設向けインカムの導入目的や用途

介護施設向けインカムの主な導入目的や活用シーンを以下にまとめました。

  • 転倒時や入浴介助中など、緊急かつ両手がふさがっている際の応援要請
  • ナースコール鳴動時の対応者確認や、、医師や業者といった来訪者への対応の連携
  • トイレや入浴をはじめとする日常ケアにおける協力依頼や情報共有
  • 多層階や広い施設における職員の所在確認、呼び出し、別フロア・ユニットの状況把握
  • 送迎業務における、利用者の急な欠席や予定変更のリアルタイムな共有
  • 新人職員からの質問対応や、先輩職員によるリアルタイムな指示出しやフォロー
  • 音声のテキスト化機能を活用した記録メモや申し送りの作成補助
  • 施設内イベント時における、利用者の移動・誘導の連携
  • 職員を一カ所に集めずに行う朝礼や申し送りの実施 など

 

介護施設向けインカム製品でできること(機能)

介護施設向けインカム製品には、主に以下のような機能が搭載されています。

ハンズフリー会話 介助中や移動中、手を使わずに対応できる機能
一斉通知 全職員あるいは対象職員に一斉に連絡する機能
グループ通話 複数人でコミュニケーションが取れる機能。場所を問わず朝礼や会議に参加できる
音声テキスト化 インカムを通して行った会話を自動で文字起こしする機能。文字起こしされた内容はそのまま保存され、検索や振り返りがしやすくなる
介護記録 食事量やバイタル、入浴といった日常ケアを記録する機能

 

介護施設向けインカム製品のタイプと選び方

介護施設向けインカム製品は、大きく以下の4つのタイプに分けられます。

1.スマホ対応×情報共有向けタイプ

スマホを利用して、職員間で情報共有が行えるタイプ。施設内の無線LANを通じて使用するのが一般的で、中には音声通話に加えて会話内容をテキストで保存・確認できる製品も。すでに介護記録の入力や見守りシステムの通知確認などでスマホ活用している施設では、端末を一本化できるというメリットがあります。

たとえば「バディコム」は、スマホやタブレットをインカムとして利用可能。グループ作成数や参加人数に制限がなく、大規模な運用にも対応しています。スムーズなコミュニケーションが行えるほか、発話内容のテキスト化やテキストの音声読み上げ機能を搭載しており、迅速かつ確実な情報共有が可能に。

また「BONX WORK」は、会話の自動録音や文字起こしに対応。会話の振り返りが手軽に行えるため、たとえばトラブルが発生した際のやり取りなども迅速に確認できます。

2.スマホ対応×介護記録向けタイプ

介護記録を効率化する目的で、インカムを活用したい場合に適したタイプ。インカムを使うことで、介助を行いながら音声入力でケア内容をその場で記録できるため、記録業務の負担軽減や記入もれ防止につながります。

たとえば「CAREKARTE」の音声入力アプリ「ハナスト」は、インカムを付けたスタッフが話した内容の中から、介護記録に関連する情報だけをAIが抽出して、自動で記録。利用者の氏名や介助内容を声に出すだけで個別に記録が作成されるため、介助中でも手を止めることなく記録業務を進められます。

3.専用端末×情報共有向けタイプ

無線LANに対応した専用端末を用いて、職員間で情報共有が行えるタイプ。トランシーバー方式とIP電話方式がありますが、拡張性の高さから後者を選ぶ施設が増えています。スマホを利用する製品と比べて機能に制限があるものの、トランシーバーのようにシンプルに操作でき、誰でも扱いやすいのが特徴。また、アップデートも少ないため維持管理のしやすさにも優れています。

たとえば「クリアトークカム」は、無線LANを利用した専用端末型のインカムで、複数人での双方向通話が可能。グループ通話により職員間でリアルタイムに情報共有が行えるほか、ナースコールや見守りセンサーと連携すれば、通知を音声で受け取れます。

4.スマホ対応×ナースコール一体型タイプ

スマホで利用できるナースコールに、インカム機能が搭載されたタイプ。ナースコールの導入を検討しており、この機にインカムを用いて通話と呼び出し対応を一本化したいという場合におすすめです。

たとえば「ココヘルパ」は、スマホと連携したナースコールにインカム機能を搭載。職員間の通話はもちろん、呼出通知の受信、居室との双方向通話まで一つの端末で行えます。また、音声読み上げ機能によりハンズフリーで呼出対応が行えるほか、見守りセンサーとの連携にも対応しており、迅速な対応と情報共有を可能にします。

 

主な介護施設向けインカム製品(スマホ対応×情報共有向け)

スマホを活用して情報共有できる介護施設向けインカム製品を紹介します。

BONX WORK(株式会社BONX)

BONX WORK公式Webサイト

(出所:BONX WORK公式Webサイト)

スマホと専用イヤホンを活用して、職員同士が音声通話を行える介護施設向けインカム。ボタン操作なしでコミュニケーションが取れるため、介助中で両手がふさがった状態でも、スムーズに指示受けや協力依頼ができる。
さらに、ナースコールや見守りシステムといった外部サービスと連携すれば、音声による通知受け取りが可能。緊急時に複数人で情報共有しながら、現場の状況把握と迅速な連携・対応につなげられる。送迎先や別施設など場所が変わっても通信状態を保持できるため、複数施設を運営している場合にも使いやすい。

  • 料金:月額1,200円〜/アカウント(ビジネスプラン・年間契約の場合)、デバイス料金6,000円〜/アカウント ※手持ちのイヤホンを使う場合はデバイス料金不要

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バディコム(株式会社サイエンスアーツ)

バディコム公式Webサイト

(出所:バディコム公式Webサイト)

音声でのやり取りをメインに、チャットやライブ配信まで行えるインカム型コミュニケーションツール。グループ作成や参加人数に制限がなく、大規模な施設や複数拠点を持つ施設でも導入・運用しやすいのが特徴だ。
音声通話に加え、発話内容のテキスト化や多言語翻訳、映像共有といった多彩な機能を搭載。受信したテキストメッセージの音声読み上げ、通話やチャットの自動記録にも対応しており、情報の聞き逃し防止や確実な共有にも役立つ。加えて、耳掛けイヤホンやスピーカーマイクなど周辺機器も充実。防水対応の機器も用意されているため、入浴介助など様々なシーンに応じて運用しやすい。

  • 料金:月額1,200円/アカウント(Talk Enterpriseプラン・年間契約の場合)

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ほのぼのTALK++(NDソフトウェア株式会社)

ほのぼのTALK++公式Webサイト

(出所:ほのぼのTALK++公式Webサイト)

iOS端末をインカムとして活用し、音声によるコミュニケーションと記録を両立する介護施設向けインカム。インカムを通してやり取りした内容は自動で保存されるうえ、音声だけでなくテキストとしても自動表示・保存されることから、聞き逃しの防止や振り返りに役立つ。
加えて、保存された会話は再生できるため、情報共有の精度向上や業務効率化にもつながる。首にかけるだけで簡単に装着できるネックスピーカー型デバイスを採用しているのも特徴。イヤホンで耳が痛くなる心配が少ないうえ、生活防水やアルコール消毒に対応しているため、介助の内容によって着脱する必要がなく、感染対策もしやすい。

  • 料金:要問い合わせ

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ボイットコネクト(ボイット株式会社)

ボイットコネクト公式Webサイト

(出所:ボイットコネクト公式Webサイト)

リアルタイムな音声共有とテキスト化機能で、業務効率とチームワークの強化を支援するAI搭載インカムアプリ。発話内容は、音声データとして保存されるとともにAIによって自動でテキスト化され、後から手軽に振り返りができる。
また、音声のほかテキスト入力にも対応しており、入力した内容は合成音声での発話が可能。管理者がミーティング中に入力したテキストメッセージを、現場スタッフがインカムから合成音声で聞くといったようなやり取りできる。加えて、多言語翻訳や音声メモの自動要約といったオプション機能も搭載。近年増えている外国人スタッフとの円滑なコミュニケーションや、記録業務の負担軽減にもつながる。

  • 料金:要問い合わせ

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LINE WORKSラジャー(LINE WORKS株式会社)

LINE WORKSラジャー公式Webサイト

(出所:LINE WORKSラジャー公式Webサイト)

スマホをインカムのように活用し、音声とテキストを組み合わせたコミュニケーションを実現するインカムアプリ。発話の開始・終了を自動で検知するスマート発話・終話機能を備えており、ハンズフリーでスムーズなやり取りが行える。
別フロアや別施設でも、インターネット環境があれば通信が可能。AIによる音声の自動文字起こし機能を搭載するほか、発言内容はテキスト化されてトークルームに残るため、騒がしい現場でも情報の聞き逃しを防ぎやすい。また、オフィスメンバーはチャット、現場職員は音声で相互にコミュニケーションできる。30日間無償で利用できるトライアル期間が設けられており、導入前に操作感を試しやすいのも魅力。

  • 料金:月額800円/アカウント(アドバンストプラン・年間契約の場合)

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主な介護施設向けインカム製品(スマホ対応×介護記録向け)

スマホを活用し、介護記録までカバーできる介護施設向けインカム製品を紹介します。

CAREKARTE(株式会社ケアコネクトジャパン)

CAREKARTE公式Webサイト

(出所:CAREKARTE公式Webサイト)

介護・障害福祉分野における、記録・プラン・請求業務支援ソフト「CAREKARTE」と連携し、記録業務を効率化する介護施設向けシステム。更に、介護職員の業務をサポートするAIアプリ「ハナスト」と組み合わせることで、スマホから音声入力した内容をそのまま介護記録へ反映できる。
一般的なインカムのように職員同士でやり取りできるのはもちろん、利用者の氏名と介助内容を声に出すだけで、AIが自動で読み取りを開始。その都度「記録カード」として保存されるため、介助中でも手を止めずに記録業務を進められ、必要な情報の抜けもれ防止にもつながる。

  • 料金:要問い合わせ

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楽ロクさん(株式会社H&Eテクノロジー)

楽ロクさん公式Webサイト

(出所:楽ロクさん公式Webサイト)

現場で介助しながら話すだけで、音声AIが内容を記録し、時間のかかる介護記録業務を効率化できる介護記録入力システム。専用アプリをインストールしたスマホとヘッドセットを用意すれば、話すだけで離れた場所とのコミュニケーションを取れるほか、介護記録も付けられるようになる。
話した内容はその場でテキストに変換され、所定のフォーマット形式で記録してクラウド上で保管。入力内容は職員間でリアルタイムに共有できるほか、既存の介護記録ソフトとの連携に対応しているため、申し送りや情報連携がスムーズに。介護ソフトを導入していない場合には、Excel形式で出力したデータを活用できる。

  • 料金:要問い合わせ

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主な介護施設向けインカム製品(専用端末×情報共有向け)

専用端末を使って情報共有できる介護施設向けインカム製品を紹介します。
※料金はすべて要問い合わせ

クリアトークカム(株式会社ティービーアイ)

クリアトークカム公式Webサイト

(出所:クリアトークカム公式Webサイト)

無線LANを用いた独自の通信技術と専用端末により、高音質な同時双方向通話を可能にした介護施設向けインカム。最大120名までの同時接続に対応しているほか、グループ分け機能によって業務内容や役割に応じた柔軟な運用ができ、日常業務での指示出しや情報共有もスムーズに行える。
更に、既存のナースコールや見守りセンサーと連携すれば、音声で通知が受け取れるのも特徴。職員同士が会話を進めながら現場へ向かえるため、ケアスピードと対応品質の向上にもつながる。専用端末のバッテリーパックには交換式を採用しており、本体裏蓋を外すだけで交換が可能。長期運用時の機種交換費用を抑えやすい。

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telelink(アイコム株式会社)

telelink公式Webサイト

(出所:telelink公式Webサイト)

様々な端末間でシームレスな通話を実現するインカムシステム。内線・外線対応、Wi-FiやLTE回線を活用してスマホアプリや無線モバイルIPフォン、固定電話などに対応。トランシーバーのような操作性で、ボタンひとつで複数人への一斉連絡やグループ通話が行えるため、現場でのタイムリーな情報共有や指示伝達に役立つ。
中でも、インカムとIP電話機能が一体化した「無線モバイルIPフォンIP200H」なら、アイホン社製のナースコールと連携が可能に。呼び出しやアナウンス内容を各自の端末で受信できるため、緊急時の迅速な対応はもちろん、大規模施設で職員を探しに行く手間も減らせる。

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主な介護施設向けインカム製品(スマホ対応×ナースコール一体型)

スマホ型ナースコールと一体化した介護施設向けインカム製品を紹介します。
※料金は要問い合わせ

ココヘルパシリーズ(ジーコム株式会社)

ココヘルパシリーズ公式Webサイト

(出所:ココヘルパシリーズ公式Webサイト)

スマホを活用したナースコールシステムにインカム機能を搭載し、通話と呼び出し対応を一体化したコミュニケーションツール。ナースコールの呼び出しを受けると、スマホで居室の映像を確認できるほか、映像付きの通話を始められる。入居者の状態がリアルに分かるため、迅速な対応と的確な情報共有ができるように。
また、スマートインカムを活用すれば、ハンズフリー通話が可能。インカムは音声読み上げ機能を備えており、各種センサーからの通知や呼出があった場合にも、スマホ画面を確認することなく状況を把握できる。ナースコールと見守りセンサーを一体化した「ココヘルパX」、リモートでの夜間見守り機能を備えた「ココヘルパVP」など、関連製品も充実している。

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まとめ

介護施設向けインカム製品とは、介護施設内における職員間の円滑な情報共有を支援する通信ツールです。インカムを使った複数人でのコミュニケーションが可能となり、業務中の移動ロスの削減や緊急時の迅速な対応に役立ちます。

介護施設向けインカム製品は、大きく以下の4つのタイプに分類されます。

  1. スマホ対応×情報共有向けタイプ
  2. スマホ対応×介護記録向けタイプ
  3. 専用端末×情報共有向けタイプ
  4. スマホ対応×ナースコール一体型タイプ

製品によって使用する機器や搭載機能が異なるため、介護記録やナースコール連動など目的にあったものを選ぶことが大切です。職員間での情報共有をより効率化するためにも、本記事を参考に介護施設向けインカム製品の導入を検討してみてください。

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