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物流代行サービスおすすめ13選。できることやタイプ別の選び方

物流代行サービスおすすめ13選。できることやタイプ別の選び方

最終更新日:2025-10-10

商品の発送効率や在庫管理状況を改善して物流体制を安定させたいEC担当者や、倉庫の賃料などの固定費を削減してコストを最適化したい事業者へ。物流代行サービスのメリットやタイプ別の選び方、料金とともにおすすめのサービスを紹介します。

目次

物流代行サービスとは?

物流代行サービスとは、EC運営者などの事業者が、商品を入荷し顧客の手元に届けるまでの物流業務全般を委託できるサービスです。在庫管理や日々の梱包・発送といった煩雑な作業をまとめて委託でき、自社で物流体制を整える手間やコストを削減できる仕組みとして注目されています。

EC市場は年々拡大しており、迅速で正確な配送は顧客から選ばれるために必要不可欠な要素です。物流のプロに業務を委託することで、煩雑な作業から解放され、商品開発やマーケティングといった本来注力すべき業務に専念できます。

「物流代行」「発送代行」「フルフィルメント」の違い

物流代行サービスは、その業務範囲によって「発送代行」や「フルフィルメント」といった名称で呼ばれることもあります。それぞれの違いは以下の通りです。

物流代行

商品が倉庫に入荷してから、顧客の手元に出荷されるまでの一連のプロセスを専門業者に委託する、最も一般的なサービスです。配送だけでなく、在庫管理や検品、梱包、返品対応なども実施するため「物流アウトソーシング」とも呼ばれます。

発送代行

物流代行が、入荷から出荷までの一連の業務を代行するのに対して、発送代行は顧客から注文された商品のピッキング・梱包・出荷といった発送に関わる工程を代行します。しかし、実際には多くのサービスが在庫の保管・管理もセットで実施しており、物流代行とほぼ同義で使われることも少なくありません。

フルフィルメント

物流業務に加え、ECを運営するにあたってバックオフィス業務を丸ごと委託できる、より包括的なサービスを指します。たとえば、受注処理や決済、電話・メールでの問い合わせ対応といったカスタマーサポートまで幅広くカバー。Amazonの「FBA」や楽天の「RSL」などがその代表例です。

本記事では、これらの名称のサービスをすべて含めて「物流代行サービス」として紹介します。

 

物流代行サービスのメリット

物流代行サービスを活用することで、EC事業者は多くのメリットを得られます。ここでは、代表的な8つのメリットについて解説します。

コア業務への集中

これまで出荷や在庫管理といった作業に費やしていた時間や人手を、商品企画やマーケティング、顧客対応といった、売上に直結するコア業務に集中できます。特に少人数で運営しているEC事業者に有効で、事業成長を加速させるための時間を創出できます。

コスト最適化

自社で倉庫を借りてスタッフを雇用する場合、倉庫の賃料や人件費が固定費として発生します。物流代行サービス、特に従量課金制のプランを利用すれば、これらの固定費を削減し、出荷量に応じた変動費に切り替えることが可能です。これにより、閑散期に無駄なコストを支払う必要がなくなり、事業規模に合わせた最適なコスト管理が実現します。

また、多くの事業者の荷物をまとめて配送するため、スケールメリットにより配送料を安く抑えられるケースもあります。

物流品質向上

物流のプロフェッショナルが業務を行うため、自社で対応するよりも物流品質が向上します。たとえば倉庫管理システムやバーコードを使った検品によって誤出荷を大幅に削減できるだけでなく、顧客満足度に直結する丁寧な梱包やギフトラッピングも実施。このような梱包・配送体制は、リピート購入や良い口コミを呼び込み、EC事業者の信頼性アップにつながります。

在庫管理効率化

物流代行サービスを利用すれば、自社で倉庫を持つ必要がなくなるため、商品の保管スペースやレイアウトの悩みから解放されます。また、多くのサービスでは、オンライン管理システムを通じてリアルタイムに在庫状況を確認可能。欠品による販売機会の損失や、過剰在庫によるキャッシュフローの悪化を防ぎ、効率的な在庫運用が実現します。食品の賞味期限など、より細かな管理に対応できるサービスも豊富です。

出荷波動への柔軟な対応

ECのセール時やメディアで商品が紹介された時は、注文が急激に増加する「出荷波動」が起きやすくなります。しかし自社で物流を運営している場合は、人員や作業スペースの確保が追いつかず、顧客にスムーズに品物を届けるのが難しい場合があります。物流代行サービスなら、豊富な人員とノウハウでこうした物量の急増にも柔軟に対応できるため、販売機会を逃すことがありません。

配送リードタイムの短縮とリスクヘッジ

全国に物流拠点のあるサービスを利用すれば、在庫を分散させ、顧客に最も近い拠点から出荷する体制が整えられるため配送リードタイムの短縮が実現。災害時に特定のエリアの物流が止まってしまった時のリスクヘッジにもつながります。

専門知識と最新技術の活用

ピッキング自動化ロボットや、在庫管理を最適化する倉庫管理システムなどのIT技術を、自社で投資することなく活用できます。また、化粧品や健康食品の販売に必要な許認可の取得や、薬機法に準拠したラベルの貼付といった、自社だけでは対応が煩雑になりがちな専門ノウハウを活用できる点も大きなメリットです。

システム連携による自動化

多くの物流代行サービスは、Shopifyや楽天、Amazonといった主要なECプラットフォームとのAPI連携に対応しています。これにより、ECサイトで注文が発生すると自動で倉庫に出荷指示が飛ぶため、受注情報をまとめて関係者に共有する手間が大幅に削減できます。在庫情報も一元管理できるため、どの商品がどのECサイトで何点売れているかを正確に把握でき、需要予測や仕入れ計画の精度向上に貢献します。

 

物流代行サービスのできること

物流代行サービスが提供する支援内容は多岐にわたり、サービスによって対応範囲や特徴は異なります。ここでは主要な業務範囲を6つに分けて解説します。

入庫・検品・保管・在庫管理

EC事業者の仕入れ先から商品を受け入れ、数量や品質に問題がないかを検品し、倉庫内で保管・管理する物流の基本的な業務です。ほとんどのサービスが、倉庫管理システムを用いてリアルタイムで入出荷・在庫状況を把握できるようにしており、バーコードがない商品には独自の管理ラベルを付与して対応します。

また、商品の特性に合わせた適切な環境での保管も重要な業務の1つです。食品や化粧品などデリケートな商品の品質を保つために、定温・冷蔵・冷凍といった三温度帯での温度管理に対応している場合もあります。

受注・出荷業務

ECサイトやモールで発生した注文データを受け取り、倉庫側への出荷指示に変換する業務です。多くのサービスがShopifyや楽天、Amazonといった主要なECプラットフォームや、受注管理システムとのAPI連携に対応しており、受注から出荷指示までを自動化できます。

注文情報を手作業で入力する必要がなくなるため、転記ミスや指示漏れといったヒューマンエラーを防止。顧客満足度に直結する、迅速で正確な出荷業務を実現します。

ピッキング・梱包・流通加工

出荷指示に基づき、倉庫内の保管場所から該当商品を正確に選び出す「ピッキング」、商品を保護するために緩衝材などを用いて丁寧に箱詰めする「梱包」は、多くのサービスが対応しています。

これに加え、商品の付加価値を高める「流通加工」に対応するサービスもあります。ギフトラッピングやメッセージカードの同梱、商品のセット組みやラベル貼り、組み立て作業などを依頼可能です。

たとえば「スクロール360」では、購入回数や顧客属性に応じて最大5,000パターンものチラシやサンプルを同梱制御できます。One to Oneマーケティングを取り入れた企業に最適です。

配送手配

梱包済みの商品を、ヤマト運輸や佐川急便、日本郵便などの配送会社に引き渡し、顧客のもとへ届けるまでの手配を行います。出荷後は追跡番号が共有されるため、配送状況の確認ができます。また、全国に複数の物流拠点を持つサービスを利用すれば、在庫を分散させて配送先に近い場所から出荷できるので、リードタイムの短縮やコスト削減を図ることも可能です。

サービスによっては、より高度な配送業務にも対応しています。たとえば、「MOTOMURA」が提供するAmazonの「FBA納品代行」もその1つです。FBAは商品の受注から発送までを代行するものの、Amazonの倉庫へ商品を納品するための作業はEC事業者自身で行う必要があります。MOTOMURAであれば、Amazonの規則に則った専用ラベルの貼付や梱包ルールに従った包装などの煩雑な業務も委託でき、手間を大幅に削減できます。

返品・交換対応

EC運営において避けては通れない返品・交換対応も、基本的な業務範囲に含まれています。

倉庫のスタッフが、顧客から返送された商品の状態を丁寧に確認し、再販可能なのか、あるいは不良品なのかを判断。その後の在庫への計上や、必要に応じて交換品の発送までを正確に行います。このプロセスを委託することで、顧客満足度を損なわないスムーズな対応が実現します。

その他

上記以外にも、サービスによってはEC運営をより包括的に支援する体制を整えています。

たとえば「コプロ」では、物流業務だけでなく、電話やメール、チャットで対応するカスタマーサポート業務まで一括で委託可能です。倉庫併設のカスタマーセンターが現場とシームレスに連携し、顧客からの問い合わせに迅速に対応。キャンペーン専用の窓口を設けることもでき、その際はオペレーターの業務マニュアルの作成から任せられます。

また「EC物流お任せくん」では、配送した大型家具の組み立てや設置、家電のキッティングも代行可能です。

 

物流代行サービスのタイプと選び方

物流代行サービスを選ぶ際は、自社が抱える課題や事業フェーズに合わせて、最適なサービスを見極めることが重要です。ここでは、物流代行サービスを大きく3つのタイプに分けて、その特徴と選び方を解説します。

(1)複数EC管理の効率化を重視

Shopifyや楽天、Amazonといった複数のECプラットフォームとAPI連携し、受注から出荷までを自動化することに強みを持つタイプです。「複数ECプラットフォームの在庫を一元管理したい」「日々の出荷指示作業から解放されたい」といった、EC運営の効率化を最優先で考えている事業者におすすめです。このタイプは、取り扱う商材の特性やコスト感によって、更に2つに分けられます。

1-1)幅広い商材に対応

ECで取り扱う商材は多岐にわたりますが、特に食品や化粧品、医薬部外品といったデリケートな商材を扱う場合は、それに対応できる設備や許認可を持つサービスを選ぶ必要があります。

たとえば「オープンロジ」は、定温・冷蔵・冷凍の三温度帯に対応した食品物流に強みを持ち、Web上でリアルタイムに賞味期限を管理できるシステムを実装しています。

また「ウルロジ」のように、「化粧品製造業許可」を取得し、輸入化粧品への邦文表記シール貼付といった、薬機法に関わる流通加工まで一括で任せられるサービスもあります。

1-2)コストを重視

「まずはスモールスタートで始めたい」「固定費をかけずに物流を効率化したい」と考える事業者には、初期費用や月額固定費が無料の従量課金制のサービスがおすすめです。特に、アパレルや雑貨といった比較的管理がしやすい商材を扱う場合に適しています。

たとえば「STOCKCREW」は、基本の配送料が全国一律。追加コストを気にすることなく、販売エリアを全国に拡大したい事業者におすすめです。また、通常は別途請求されがちなピッキング作業費やシステム利用料、納品書の印刷・同梱費用が料金に含まれているため、コストの内訳がわかりやすく、予算管理がしやすい点も魅力です。

具体的な料金体系は「物流代行サービスの料金」の章をご覧ください。

(2)代行業務の対応範囲を重視

物流業務だけでなく、受注処理や決済代行、カスタマーサポートといったEC運営のバックオフィス業務まで、まとめて外部に委託したい場合に適したタイプ。社内のリソース不足やノウハウ不足を包括的に解決したい場合に最適です。

たとえば「イー・ロジット」は、事業者が利用中のECカートをそのまま使って、専任オペレーターがオーソリチェックや備考欄の確認など受注処理を代行。加えて、受注時のアップセル・クロスセルといった能動的なアプローチも実施します。更に、蓄積された顧客の声や物流データを分析し、休眠顧客の掘り起こし施策を提案するなど、事業改善に向けたコンサルティング視点も持ち合わせています。

(3)大規模・全国運用を重視

出荷量の増加が見込まれる、あるいはすでに大規模なEC事業を展開しており、全国の顧客へスピーディーに商品を届けたい場合は、全国規模の拠点網を持つサービスがおすすめです。複数の拠点に在庫を分散させることで、配送リードタイムの短縮や輸送コストの削減、更には災害時のリスクヘッジにもつながります。

たとえば「富士ロジテック」は、北関東から九州まで広く自社拠点を構え、顧客の届け先に最も近い倉庫から出荷する「分散出荷」に強みを持っています。

また「ヤマト運輸」は、独自の宅急便ネットワークを駆使し、一般的な締め時間より遅い時間まで出荷できる「レイト出荷」にも対応。夜間の注文が多いECサイトでも商品を速く届けられ、顧客満足度向上に貢献します。

 

物流代行サービスの料金

物流代行サービスの料金体系は、提供されるサービスの範囲や内容によって大きく異なります。ここでは、代表的な料金体系の特徴と、それぞれの費用の目安を紹介します。自社の事業規模や委託したい業務範囲に合った料金プランを見つけましょう。

固定費ゼロ+従量課金型

「初期費用・月額固定費0円」を掲げる、最もシンプルな料金体系です。保管料や出荷料など、利用した分だけの支払いで済むため、物量が少ないスタートアップ期の事業者や、出荷量が月によって大きく変動する事業者に向いています。

このタイプは、コスト計算がしやすい点が大きなメリットです。たとえば「ロジモプロ」は、保管料が「商品のサイズ×個数×保管日数」で計算されるため、事前に費用を正確に把握できます。

また「STOCKCREW」のように、「初期費用・固定費0円」を明示し、個人事業主から大規模事業者まで安心して利用できるサービスもあります。「オープンロジ」も同様に、固定費ゼロの従量課金制を採用しています。

システム利用料(月額)+従量課金型

倉庫での物流業務だけでなく、ECサイトとのAPI連携を前提とした高度なシステムの利用料が含まれる料金体系です。月額のシステム利用料に加えて、出荷件数に応じた従量課金が設定されている場合が多く、「複数ECモールの運営を効率化したい」「出荷業務を完全に自動化したい」といった事業者におすすめです。

たとえば「はぴロジ」が提供するシステム「logiec」は、月額10,000円の基本料金に、従量料金が加算されます。なお、従量料金は出荷件数が増えるほど、一件あたりの単価が安くなる仕組みです。

初期費用+システム利用料(月額)+従量課金型

初期費用や月額の基本料金に加えて、配送までに発生する各作業に料金が細かく設定されているタイプです。ギフトラッピングや特殊なセット組み、越境EC対応など、一般的な物流業務に加えて、個別の要望や複雑な要件が多い事業者に向いています。

たとえば「ロジグロ」では、初期設定料50,000円と月額基本料5,000円に加え、入荷作業費、出荷作業費、倉庫保管料、梱包料など作業ごとにそれぞれ料金が設定されています。自社に必要な作業だけを組み合わせて依頼できるため、無駄のないコスト管理が可能です。

 

おすすめの物流代行サービス(幅広い商材に対応)

オープンロジ(株式会社オープンロジ)

オープンロジ公式Webサイト

(出所:オープンロジ公式Webサイト)

全国70拠点に広がる倉庫ネットワークとクラウドシステムを連携させ、幅広い商材の物流自動化を実現するサービス。特に、定温・冷蔵・冷凍の三温度帯に対応した食品物流に強みを持ち、Web上でリアルタイムに在庫ごとの期限を確認できる「賞味期限管理システム」を実装。化粧品や医薬部外品といった専門資格を要する商材の取り扱いも可能だ。
システム面では、「楽天」「Yahoo!ショッピング」などの主要ECカート・モールとのAPI連携で、受注から出荷までの90%以上を自動化。中でも特徴的なのが、顧客の購入額などの条件に応じてメッセージカードやノベルティなどを自動で同梱できる「出荷ルール機能」だ。これにより、出荷業務の効率化に留まらず、顧客満足度を向上させる施策も自動化できる。
全国の提携倉庫でオペレーションが標準化されており、誤出荷率0.002%以下という高い品質を維持しているのも魅力で、安心して業務を任せられる。

  • 料金:要問い合わせ
    ※物流状況に応じて入荷保管費と配送料が変動

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はぴロジ(株式会社はぴロジ)

はぴロジ公式Webサイト

(出所:はぴロジ公式Webサイト)

全国200拠点以上の提携倉庫から、ユーザーの商材や事業規模に適した拠点を提案してくれるマッチング型のサービス。
冷凍・冷蔵といった温度管理が必要な食品はもちろん、大型の家具・家電まで、あらゆる商材特性に合わせて最適な倉庫を選定。初めて物流をアウトソースする企業でも安心だ。同社のスタッフがユーザーに代わって倉庫と直接コストの交渉を行い、適正な物流費の実現をサポートしてくれる点も心強い。
また、独自の流通統合システム「logiec」が110以上のECカート・モールと連携し、日々の出荷業務を自動化。「楽天最強翌日配送」にも対応した365日出荷や、クラウドファンディングのリターン品などの大量配送、インフルエンサーへのギフティングといった単発の発送にも柔軟に対応する。
「定期購入3回目の顧客にサンプルを同梱する」といった、リピート通販で求められる複雑な条件の同梱物制御も得意とし、LTV向上に貢献する。

  • 料金:月額10,000円(基本料金)+20円/件(従量課金・101件〜3,000件の場合)
    ※従量料金は総出荷件数に応じて一件あたりの単価が変動

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ウルロジ(ディーエムソリューションズ株式会社)

ウルロジ公式Webサイト

(出所:ウルロジ公式Webサイト)

商材ごとに発生しがちな物流課題を分析し、それぞれに最適化された体制を構築するサービス。たとえば、冷凍・冷蔵食品の厳密な賞味期限管理や、エンタメグッズのシャッフル加工・名入れといった特殊な業務にも対応。また「化粧品製造業許可」を取得しているため、輸入化粧品への邦文表記シール貼付といった薬機法に関わる流通加工も可能だ。
19種のECカート・モールとのシステム連携による自動化に加え、倉庫では自動仕分け機を導入している点も大きな特徴。属人化しがちなピッキング作業を標準化してミスを防止し、注文が殺到する繁忙期でも遅延を起こすことなく安定した物流体制を実現している。
日々の円滑な連携を支えるコミュニケーション体制も充実。ユーザー、倉庫の現場スタッフ、ウルロジの担当営業が参加する専用グループチャットを通じ、急な確認事項も迅速にやり取りできる。

  • 料金:要問い合わせ

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おすすめの物流代行サービス(コストを重視)

ロジグロ(株式会社エスグロー)

ロジグロ公式Webサイト

(出所:ロジグロ公式Webサイト)

EC物流で20年以上のノウハウを活かし、自社倉庫で運営するサービス。商品数や出荷件数に応じた従量課金制を採用し、「1SKU(在庫管理上の最小の品目数)・1点から」利用可能。事業の立ち上げ期や物量の変動が大きい事業者でも、無駄を省きながらスモールスタートで導入できる。
システム面では、ShopifyなどのECカートとAPI連携が可能で、受注から在庫確認までをオンラインで完結。どの商品が長く滞留しているかがデータで明確になるので、セールなどで売り切るといった経営判断もしやすくなる。当日14時までの依頼は即日出荷に対応。
ラッピング講習を受けたスタッフによる質の高いギフト包装や、メッセージタグを付与する流通加工のほか、海外発送も受け付けており、顧客満足度やブランド価値を高められるサービスが充実している点も魅力だ。

  • 料金:月額5,000円(基本料金)、初期費用50,000円
    ※API連携費用、入出庫・保管料金は別途

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ロジモプロ(株式会社清長)

ロジモプロ公式Webサイト

(出所:ロジモプロ公式Webサイト)

「初期費用・月額固定費0円」を掲げ、商品1個・出荷1件から委託できる手軽さが魅力のサービス。保管料は「商品のサイズ×個数×保管日数」で計算されるシンプルな体系。事前にコストを把握しやすいうえ、配送料金が沖縄を除き全国一律のため販路を拡大したいユーザーにもおすすめだ。
また、別途受注管理システムを導入しなくても、同社が提供する管理画面だけで商品登録から出荷指示までが完結。更に、倉庫への納品時にユーザー側で専用バーコードを貼り付ける作業も不要。JANコードや品番で商品を管理してくれるため、仕入れ先から倉庫への直送が可能になり、手間とコストを大幅に削減できる。
申し込みから最短1週間で利用できるスピード感も強み。定期利用のほか、クラウドファンディングの返礼品発送といったスポット利用にも柔軟に対応する。

  • 料金:入庫料18円/件、発送料650円/件(Mサイズの場合)
    ※保管料、追加ピッキング料や代引手数料などの料金は別途

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STOCKCREW(株式会社STOCKCREW)

STOCKCREW公式Webサイト

(出所:STOCKCREW公式Webサイト)

ロボットとAPI連携を駆使して、物流の完全自動化と低コストを両立させたサービス。ピッキングなどの属人化しがちな倉庫作業をロボットが担うことで標準化し、ヒューマンエラーを防止。常に安定した品質を保ちながら人件費の削減を実現している。「初期費用・固定費0円」という完全従量課金制を導入しており、個人事業主から大規模な事業者まで、事業フェーズを問わず安心して利用できる。
また、Shopifyや楽天などの主要ECカート・モールと、無償で提供される物流管理システムとのAPI連携により、受注から出荷指示までが完全自動化できるのも強み。別途物流管理システムへのデータの取り込み・編集作業が一切必要ない。
在庫状況などは、管理システムからリアルタイムで確認可能。

  • 料金:発送料580円/件(60サイズ通常発送の場合)
    ※追加ピッキング料、チラシ同梱やギフト梱包などの発送オプション料金は別途

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おすすめの物流代行サービス(代行業務の幅広さを重視)

イー・ロジット(株式会社イー・ロジット)

イー・ロジット公式Webサイト

(出所:イー・ロジット公式Webサイト)

EC物流で25年以上、1,700社以上の支援実績を持つイー・ロジットが提供するサービス。物流業務に加え、EC運営のバックオフィス業務までを包括的に代行する。
物流現場に詳しい社内SEが自社開発した倉庫管理システムを中核に、既存のECカートや受注管理システムと柔軟に連携。そのうえで、専任オペレーターがオーソリチェックや備考欄の顧客の要望を細かく確認しながら受注処理を代行する。
また、電話やメール、SNSなど多様なチャネルで顧客からの問い合わせに対応するコンタクトセンター業務も提供。倉庫現場と直接連携するため、急な注文変更やキャンセルにも迅速かつ正確に対応できる。単なる代行業務に留まらず、新規獲得やアップセル・クロスセルにつながる能動的なアプローチも実施。更にコンタクトセンターに寄せられた顧客の声や、倉庫管理システムに蓄積された物流データを分析し、EC事業の改善につながる提案も行っている。

  • 料金:要問い合わせ

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スクロール360(株式会社スクロール360)

スクロール360公式Webサイト

(出所:スクロール360公式Webサイト)

通販歴60年以上の実績とノウハウを活かし、EC運営のあらゆる業務をワンストップで支援するサービス。物流代行はもちろん、経験豊富なオペレーターが受注処理からSNS運用まで担う「受注・カスタマーサポート」、多様な決済手段の契約・入金管理まで一括代行する「決済代行」など、ユーザーの事業成長に合わせて必要な業務を丸ごと委託できる。
顧客との関係性を深めリピート購入へとつなげる独自の物流施策も特徴。購入回数や顧客属性に応じて、最大5,000パターンものチラシやサンプルの同梱をコントロールしたり、納品書に印字するメッセージを変えたりと、緻密なOne to Oneマーケティングを実行できる。更に、物流センター内での商品撮影・採寸・原稿作成を行う「ささげ業務」の代行にも対応。入荷からサイト掲載までのリードタイムを大幅に短縮可能だ。

  • 料金:要問い合わせ

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EC物流お任せくん(SBSホールディングス株式会社)

EC物流お任せくん公式Webサイト

(出所:EC物流お任せくん公式Webサイト)

総合物流企業のSBSグループが、BtoB物流で培ったノウハウと国内外700以上の拠点をもとにECサイト構築から物流、カスタマーサポートまで支援するサービス。
アパレル、化粧品、医薬品、食品など、業界ごとの専門的な課題に対応したソリューションを提供している。たとえば、許認可が必要な化粧品の流通加工や、薬機法に基づいた医薬品ECサイトの構築・運用支援、家具の設置・組み立て、家電のキッティングなどにも対応可能だ。また、ECプラットフォーム「Shopify」と連携した運用代行パッケージプランも用意。Shopifyの強みである高い拡張性を活かし、ユーザーの成長戦略に応じて最適なアプリを提案するサポートも実施する。
倉庫には、商品の仕分けやピッキングを自動で行うロボットシステムを導入。注文が急増するセール時なども、省人化と正確性を両立した体制で対応する。

  • 料金:要問い合わせ

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コプロ(株式会社コプロロジスティクス)

コプロ公式Webサイト

(出所:コプロ公式Webサイト)

物流に加え、EC運営に不可欠な受注処理やカスタマーサポートをワンストップで代行するサービス。利用中のECカートやモールの管理画面を、スタッフが直接操作。注文確認からオーソリチェック、倉庫管理システムへのデータ連携まで一括で行うため、自社でシステムを運用する負荷がかからない。
また、倉庫併設のカスタマーセンターが、顧客からの在庫確認や返品・交換といった問い合わせに対し、現場とシームレスに連携。再発送やクレーム処理も迅速に対応する。
そのほか、物量が少ない個人事業主や小規模事業者向けに、固定費ゼロ・1点から利用できるWeb完結型の梱包・発送代行サービス「KOMPO」を提供。事業規模を問わず、あらゆるフェーズのEC事業者に寄り添う体制が整っている。

  • 料金:要問い合わせ

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MOTOMURA(株式会社MOTOMURA)

MOTOMURA公式Webサイト

(出所:MOTOMURA公式Webサイト)

創業50年以上の実績を活かし、熟練スタッフによる細やかな手作業にこだわった物流代行サービス。常時100名以上の専任スタッフが、大手倉庫では対応が難しいユーザーごとの細かな要望にも応える姿勢が最大の強みだ。一例として、丁寧なギフトラッピングや複数の商品を組み合わせるセット作業といった物流加工に対応。
また、PCやタブレットのソフトウェアインストールや初期設定を行う「キッティングサービス」も提供しており、IT機器のEC販売をサポートする。更に、Amazonの細かいルールに則ったラベル貼りや梱包が求められるFBA納品も代行するので、ユーザーはコア業務に専念できる。

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おすすめの物流代行サービス(大規模・全国運用を重視)

富士ロジテック(株式会社富士ロジテックホールディングス)

富士ロジテック公式Webサイト

(出所:富士ロジテック公式Webサイト)

北関東から九州に自社拠点を構え、それらを結ぶ物流ネットワークを基盤としたサービス。最大の特徴は、複数拠点に在庫を分散させ、ユーザーの届け先に最も近い倉庫から出荷する「分散出荷」に対応している点だ。これにより、全国への配送リードタイム短縮と輸送コスト削減を実現。災害などで特定エリアの拠点が機能しなくなった場合でも、ほかの拠点から出荷を継続できるため、不測の事態でも事業を止めずに済む。
また、セール時などの急な物量増加にも、人の代わりにシェアリング型の自動搬送ロボットなどを活用して柔軟に対応する。更に、在庫管理や出荷業務の効率化に不可欠な倉庫管理システムを自社開発している点も特色。豊富な経験を持つ社内SEが、ECカートとのAPI連携体制をスピーディーに構築。ユーザーの業務内容や運用状況に応じて、必要な機能のカスタマイズも行っている。

  • 料金:640円/件(60サイズ通常発送の場合)
    ※入庫料・保管料、フルフィルメント作業オプション代などは別途

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ヤマト運輸(ヤマト運輸株式会社)

ヤマト運輸公式Webサイト

(出所:ヤマト運輸公式Webサイト)

全国550の物流拠点と、それらを結ぶ独自の宅急便ネットワークを駆使したサービス。全国110カ所以上の倉庫に在庫を分散させ、リードタイム短縮とコスト削減を実現する。
また、宅急便ネットワークの中継拠点に倉庫を設けることで、一般的な締め時間より遅い時間の出荷にも対応する「レイト出荷」を実現。夜間の注文が多いECサイトでも商品を速く届けられ、顧客満足度向上につながる。
特に実店舗とEC双方を運営する事業者には「ピック&デリバリー」が有効だ。店舗の在庫を最寄りの営業所に引き渡すだけで梱包・出荷を代行。ECから注文が入ったら店舗の在庫をそのまま出荷できるため、倉庫を持つ必要がなくなるのが利点だ。セール時などで注文が急増しても、遅延なく安定した品質での配送を維持できる。

  • 料金:要問い合わせ

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まとめ

本記事では、物流代行サービスのメリットや具体的な支援内容、料金体系、そしておすすめのサービスを目的別にピックアップしました。

EC市場の拡大に伴い、迅速で正確な出荷体制は、顧客満足度を左右する重要な経営課題となっています。物流代行サービスを活用することで、手間のかかる在庫管理や梱包・発送作業から解放され、コア業務にリソースを集中させることが可能になります。

サービスを選ぶ際は、自社が「複数のECモールの出荷を自動化したいのか」「受注処理や決済代行、カスタマーサポートまで含めて委託したいのか」「全国の顧客へスピーディーに商品を届けられる体制を築きたいのか」目的を明確にすることが重要です。ぜひ本記事で紹介した選び方やサービスを参考に、自社の課題解決と事業成長につながる最適なパートナーを見つけてください。

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