原価管理業務を効率化したい方や、脱Excelによる計算精度向上と属人化解消を図りたい方へ。複雑な原価計算を効率化する原価管理システムについて、製造業・建設業向けを中心に、機能や選び方、比較のポイント、おすすめのシステムをご紹介します。
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原価管理システムとは、原価計算や予実の比較、損益の分析といった機能により、複雑な原価計算を効率化するシステムです。ミスのない自動計算や正確な予実管理、原価シミュレーションなどによって、企業全体の生産性向上やコスト削減に貢献。特に次のような課題の解消に役立ちます。
原価管理システムは、使用する業種や管理目的に応じて、以下のように分類できます。
本記事の後半ではタイプ別の原価管理システムを詳しく紹介していますので、「すぐにおすすめを知りたい」という方は、以下のおすすめの原価管理システムからご覧ください。
中でも建設業向けについてより詳しく知りたい方は、「建設業向け原価管理ソフトの比較16選。タイプ別の選び方」も併せてご確認ください。
企業が利益を出すには、その時々で変化する原材料費や製造コストなどの原価を正確に把握し、管理する必要があります。あらかじめ原価を把握しておくことで「原価が上がり、利益が減った」といった場合にも迅速に対策できるためです。
とはいえ、原価管理には数字の集計や費用の配賦、シミュレーションなど、多くの手間が必要です。属人的に管理したり、複数のツールを使い分けたりすると、かえって大幅な時間と工数がかかりかねません。
そこで注目されているのが原価管理システムです。集計や計算の自動化により業務効率を改善。状況に応じて、生産性・採算性を高める社内施策をスムーズに進められます。
本記事では、インターネット経由で利用できる便利なクラウド型を中心に、原価管理システムの機能や、製造業向けをはじめとしたタイプ別の選び方などをわかりやすく紹介します。
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原価管理システムの具体的な機能として、以下が挙げられます。
原価計算 | 様々な費用項目を、標準原価や実際原価といった異なる切り口で算出。正確な利益の把握に役立ちます。 |
---|---|
原価差異分析 | 目標とする原価と実際の原価を比較し、差異を詳しく分析。差異を明確にすることで、どの項目でコストが増減しているのか、原因特定が容易になります。 |
損益計算 | 製品別や部門別、四半期や月ごとの損益を計算。利益の少ない製品や部門が明確になり、効率的な予算の振り分けが可能に。 |
配賦計算 | 部門や製品をまたいで発生する費用を、独自の基準やパターンで配分し計算。原価計算の精度を高めます。 |
原価シミュレーション | 原価変動を予測し、原価や収益への影響を分析。対応策の検討や、経営シミュレーションに活用できます。 |
システム連携 | 原価計算に必要な販売管理、在庫管理、会計といった様々なシステムと連携して、データ引用を効率化します。 |
セキュリティ対策 | パスワード認証やアクセスコントロール、部門別や担当者別のアクセス制御などに対応。監査証跡機能やデータ改ざん防止機能など、内部統制の課題を解決する機能も備えたシステムも。 |
原価管理システムは、大きく以下の3タイプに分けられます。
(1)特定の業界向けタイプ…製造業・建設業など、特殊な原価計算が必要な業種に特化。
(2)プロジェクト管理向けタイプ…システム開発や広告業などの業界・業種に適したタイプ。
(3)汎用的なタイプ…幅広い業種に対応したタイプ。
各タイプの特徴を、タイプごとのおすすめのシステムの概要や料金をまとめた一覧表とともに解説します。
とりわけ製造業、建設業では、原材料や製造コストといった項目が多岐にわたるなど、原価管理が複雑になりがちです。そのため、それぞれの業界特有の計算や管理ニーズに応じたサービスが数多く提供されています。
製造業の場合、工程別や製品別(品目別)によって必要な原価計算が異なります。工程別では、どの工程で原価が変化したかを把握することでコストアップに対応。製品別(品目別)では、原材料費の違いから生産性・収益性を分析できます。
労務費、減価償却費、資材費、加工費、修繕費などを配賦して原価計算できるのもこのタイプの特徴です。
サービス名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
スマートF | 最小限の機能でスモールスタートが可能。150種類以上の機能と充実のオプションで、生産管理、MES、基幹システムなど幅広く活用できる。 | 月額48,000円〜、 初期費用50万円〜 |
アクロス | 個別受注生産や類似品の繰返生産に最適。各種帳票はExcel対応、導入前の端末無料レンタルも便利。 | 要問い合わせ |
A’s Style | セミオーダー型生産管理システム。外部システムと柔軟に連携し、グループ全体のリアルタイムでの工程管理が可能。 | 要問い合わせ |
STRAMMIC | 販売物流管理や生産管理、工程管理を統合する基幹業務システム。短期間で精緻な原価把握が可能。 | 要問い合わせ |
J-CCOREs | 各工程の原価を最終製品まで積み上げる「ころがし計算」とExcel連携が強み。オンプレミス型、クラウド型から選択可能。 | 要問い合わせ |
MCFrame XA 原価管理 | 企業グループ全体を意識した業務モデルに対応。4つの原価計算を使い分けることで、原価低減や利益拡大を促進。 | 要問い合わせ |
建設業の場合、案件ごとの原価管理や予算管理が必要です。規模や工期によって原材料費・人件費が変動するので、過不足のないコスト管理が求められます。
支払管理や回収管理まで対応するシステムもあり、原価計算の際に「大量の見積書や請求書が案件ごとに多方面から発行され、管理が難しい」「発注や支払いが多すぎて把握しきれない」といった問題の解決にも役立ちます。
サービス名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
どっと原価シリーズ | 自社に必要な機能だけを追加できるオプション選択式。財務会計・給与計算システムなどの業務ソフトと連携可能。 | 月額23,000円/〜20ID(どっと原価3・スタンダード) |
レッツ原価管理Go2 | 伝票を一度入力するだけで、各部署へスムーズに流れる「リレー機能」を搭載。わかりやすさにこだわった操作性にも定評あり。 | 60万円(スタンドアロン)~、年間保守30,000円〜 |
建設工事業向け原価管理システム | 実行予算管理を中心とした会社業務の流れをトータルでサポート。奉行シリーズとの連携が可能。 | 要問い合わせ |
要~KANAME~ | すべての情報を工事台帳に紐付けて一括管理。工事ごとの原価・利益をリアルタイムで把握できる。 | 要問い合わせ |
プロジェクト単位で発生する労務費や外注費などを把握できる機能により、メンバーの生産性やプロジェクトの採算性などを分析。顧客向けプロジェクトのほか、社内プロジェクトの案件管理やコスト把握、収支管理にも対応しています。
サービス名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
クラウドERP ZAC | 案件・契約・プロジェクト単位で業務進行する業種向け。入力の分散や重複を回避する機能やアラートなど豊富な機能が特徴。 | 要問い合わせ、 初期費用10万円〜 |
マネーフォワード クラウド個別原価 | 使いやすいUIで、個別原価計算はワンクリックで完了。他のシリーズ製品との連携で、更なる効率化が可能。 | 要問い合わせ |
freee販売 | プロジェクトごとにスタッフの労務費、外注費、交通費などの経費を原価として一元管理。レポート機能も充実。 | 要問い合わせ |
MA-EYES | プロジェクト管理を中心に、企業経営に求められる豊富な機能で経営状況を可視化。柔軟性が高く、環境に応じた拡張も自在。 | 要問い合わせ |
複雑な配賦設定が不要な場合や、工程がシンプルな場合は、汎用性のあるシステムの方が導入・運用しやすい場合も。従来のExcel業務をそのまま自動化・効率化できるシステムもあり、業界を問わず活用可能です。
サービス名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
楽楽販売 | 販売管理全体に関わる機能に用途を広げて活用可能。プロジェクト・製品・現場ごとの収益管理ができるのも特徴。 | 月額70,000円~、 初期費用15万円 |
iFUSION | Excelフォーマットを登録するだけでデータを一元管理。予算編成・予算管理・週報/月報・原価管理・人事評価などに対応。 | 要問い合わせ |
タイプで絞り込んだら、以下の3つのポイントを比較することで、自社に適した原価管理システムが選べるでしょう。
原価管理システムには、メイン機能である原価計算以外の周辺業務も併せて効率化できるものが多くあります。周辺業務も効率化したい場合には、対応したシステムを検討しましょう。
工事部門から経理部、経営者まで幅広い層の情報一元化に強みを持つのが「どっと原価シリーズ」。発注管理、売掛・買掛管理、支払管理、在庫管理といった、各種管理に対応しています。
「スマートF」は原価管理をはじめ、在庫管理・工程管理・設備管理などの機能から必要なものだけを選んで導入が可能。「A’s Style(アズスタイル)」や「STRAMMIC」も、販売・生産・購買・在庫・原価管理など、企業ごとに機能・パーツを組み合わせて利用できます。
「MA-EYES(エムエーアイズ)」は、営業支援(SFA)、入金、支払などに対応。特にプロジェクト型企業向けの機能では、プロジェクトの情報や、アサインの予定工数の入力・管理によって、工数を踏まえた収支管理を行えます。
原価との差異を抑えるためには、原価の配賦を実際のコストに合わせる必要があります。労務費や間接費などの費用については、どのような配賦基準にして、配賦ルールを設定できるのか確認しておきたいところですが、配賦の細かな設定は複雑な作業です。
そこで有効なのが、自社の運用に合わせて、配賦基準を自動で設定・実行できる「自動配賦機能」を備えた管理システムです。たとえば「クラウドERP ZAC」や「マネーフォワード クラウド個別原価」は、プロジェクト別・工程別の工数集計が可能。作業時間に応じた自動配賦計算や、配賦計算エンジンによる自動配賦にも対応します。
「MCFrame XA 原価管理」の場合、配賦のパターンをあらかじめ定義しておけば、部門や品群といった内容ごとに配賦方法を設定可能です。
集計結果の分析や、データを用いた詳細分析には、Excelにデータを出力して操作するケースが多くあります。一方、データ出力やExcelへのデータ貼り付けなどに手間がかかると、Excelを操作しづらくなるのが難点。これを解決するのがExcelとの連携機能です。
たとえば、「アクロス」は、各種マスタ、受注・予算・手配リスト、作業日報データをExcelから取り込めます。「J-CCOREs」は、すべての画面にExcel出力機能を標準装備しており、Excelへのダイレクト出力に対応。反対に、Excelデータから登録画面へコピー・貼り付けもできます。
「MA-EYES」は、帳票のフォーマットをExcelで定義しているので、独自仕様の帳票を作成し、出力できるように工夫されています。Excel業務自体をDX化したい場合には、既存のExcel業務を自動化する「iFUSION」がおすすめです。
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(出所:スマートF公式Webサイト)
柔軟性の高さと充実の機能で、生産管理、MES(製造実行システム)、基幹システムなど、幅広く活用されている生産管理クラウドシステム。生産指示ごとの実質原価や在庫金額を可視化する原価管理をはじめ、在庫、生産、工程管理など150以上の機能と豊富なオプションで、あらゆる規模の企業や生産方式にフィット。項目の表示/非表示、項目の表示名、帳票のレイアウト、データの取込/出力フォーマットなどはカスタマイズでき、自社に合ったシステムを構築できる。
機能や部門などの部分導入ができ、拡張も容易なため、スモールスタートや試験導入に適している。
(出所:アクロス公式Webサイト)
機械・電機・電子装置をはじめとした、製造業向けの原価管理システム。中でも、個別受注生産や類似品の繰返生産を行う工場向けに特化することで、カスタマイズすることなく生産管理業務に適したシステムを構築している。
材料費・外注費・労務費・経費の4要素の原価科目から原価明細まで、ドリルダウンでスピーディーに分析。労務費や外注費の変動などによって生じた原価配賦や原価振替も、簡単に処理できる。製造途中の製品原価もリアルタイムで把握できるため、早期にコストダウンを実現する。事務処理作業を効率化する、各種帳票のExcel対応も魅力。仕入部品と仕入伝票をバーコード付発注書で同期化するなどして工程進捗の可視化もでき、部内のシームレスな連携や遅延防止、納期の短縮も実現する。
(出所:A’s Style公式Webサイト)
生産管理、原価管理、勤怠、受注など、幅広い業務を統合管理できるセミオーダー型のERP。大量生産、連続生産、受注設計生産、見込み生産、個別受注生産など、幅広い生産形態に対応可能。直接費と管理費を製番ごとに管理でき、構成部品ごとに労務費や外注費、その他経費などを登録することで、正確な原価管理をサポートする。作業日報、検査報告書などの現場報告はタブレット入力で行えるため、ペーパーレスやDXが促進され、生産状況や工程管理をリアルタイムで把握できる。利用人数や企業に制限がなく、外部取引先やグループ会社と共同で使える点も強み。
そのほか、AI-OCRと連携して既存の紙資料を手間なくデータ化するほか、会計システムやBIツールなど、利用中の外部システムとも柔軟な連携が可能。
(出所:STRAMMIC公式Webサイト)
製造業に必要な機能をオールインワンで提供する基幹業務システム。多角的に製造原価を計算・分析する「STRA CA 原価管理」により、売上との対比で製造粗利まで把握可能。オプションの「STRA PA収益管理」を組み合わせて販売経費を製品原価に配賦すれば、総原価と売上の対比で営業利益まで把握できる。
ほか、「販売物流管理STRA DS」「生産管理 STRA PM」「調達管理 STRA PROC」によって、あらゆる業務を網羅的に効率化。食品・医薬品・化学品を中心としたバッチ・プロセス製造にも、加工組立型(ディスクリート製造)にも対応している。オンプレ、クラウドから選択可能。
(出所:J-CCOREs公式Webサイト)
鉄鋼業の原価計算ノウハウを継承し、鉄鋼・非鉄金属・化学・半導体など複雑な工程を持つ業種に適合した原価管理システム。各工程の原価を最終製品まで積み上げる「ころがし計算」を採用し、面倒なBOM(部品構成表)や使用量設定が不要。シンプルな情報で計算できるため、製造工程や品目構成の急な変更にも迅速に対応できる。強力なExcel連携機能も強み。
独立型システムのため必要なマスタ・データの設定のみで稼働。ERPパッケージでは困難な多様なシナリオを簡単に計算できる一方、SAPなどのERPシステムや基幹システムなど、既存システムのデータを活用した原価計算、採算管理にも対応。オンプレミス型、クラウド型から選択可能。
(出所:MCFrame XA 原価管理公式Webサイト)
グローバル市場における戦略的な原価管理をサポートする、製造業向けの原価管理パッケージ。全社部門、工場ごと、部門ごとなど、任意のグループごとに原価計算を実行し、分析・確認が可能。単独でも生産管理と一体でも導入でき、グローバルシングルインスタンスで複数法人・複数拠点のデータを管理できる。
標準原価・予算原価などのシミュレーション機能や、実態に即した費用配分を実現するきめ細やかな配賦機能、「品目・製番・ロットNO・部門・得意先別」といった任意の視点での利益分析機能、Excelダウンロード機能など、原価管理のニーズをとらえた多くの機能を標準装備しているのも特徴。
そのほか、パスワード認証やアクセスコントロール、監査証跡などの様々な管理・承認機能により、内部統制にも対応する。
(出所:どっと原価シリーズ公式Webサイト)
必要な機能だけを追加できるオプション選択式で、コストパフォーマンスに優れた原価管理を実現するシステム。4階層まで対応した実行予算と予算履歴、6階層まで対応した見積作成などの機能で、建設業の原価管理を飛躍的に標準化・効率化する。
財務会計・給与計算システムのほか、様々な業務ソフトと連携可能。ExcelやCSVデータの受け入れ・出力、API連携によるリアルタイムな情報反映もサポートし、生産性向上を支援。既存の帳票レイアウトをExcelシートで作成・編集でき、そのまま「どっと原価シリーズ」の印刷書式として使うことも。ニーズや規模に応じて、クラウド版の「どっと原価3」とオンプレミス版「どっと原価NEO」から選択。専任担当者による丁寧なサポート体制も魅力。
(出所:レッツ原価管理Go2公式Webサイト)
ユーザーの声を活かし、「わかりやすさ」を追求した原価管理システム。見積から実行予算・発注・原価管理・支払管理・回収管理まで、建設業に必要な業務をトータルサポートする。部門を問わず直感的に操作できるよう、証憑に近い入力画面を採用している。
一度入力したデータをほかの伝票にスムーズに引き継ぐ「リレー機能」により、見積書や発注書、仕入伝票など様々な伝票作成を効率化。自社オリジナルの帳票を簡単に作成できるExcelクリエート機能を用いれば、豊富な集計資料を活用した多角的な分析ができる。オンプレミス版とクラウド版があり、バックアップデータを保存するためのクラウドサービスも提供。
(出所:建設工事業向け原価管理システム公式Webサイト)
建設業・工事業に代表される、実行予算管理を中心とした会社業務の流れをトータルサポートするシステム。同社提供の奉行シリーズ「勘定奉行(個別原価編)」「勘定奉行(建設業編)」と仕訳情報を連携して事務作業の効率化と精度向上が見込めるほか、「勘定奉行ERP版」とリアルタイム連携も可能。使い慣れたExcelを使って、オリジナルの帳票作成や関数・グラフを組み込める機能を搭載。テンプレートとして複数保存でき、状況に応じて出力もできる。
オプション機能が充実しているのも特徴で、必要な機能を自由に組み合わせられる。導入企業に多く採用されている項目をまとめた「解決テンプレート」を使えば、自社の状況やニーズに合わせて素早くカスタマイズできる。
(出所:要~KANAME~公式Webサイト)
工事台帳をベースに、見積・請求・注文書・日報・現場資料などあらゆる情報を一元管理できる建設業向け原価管理ソフト。工事台帳ごとに作成されるフォルダで図面や資料を一括管理でき、見積や注文書は一覧化によってリアルタイムでの見込み管理を実現。日報に基づく労務費や材料費の自動計算によって、工事ごとの原価・利益をその場で把握できる。注文書・請書などのワンクリック発行、顧客や担当者ごとの集計といった機能も備える。
全国9拠点からの訪問サポートをはじめ、4種の無償サポートで運用を支援。インストール作業とリモートサポート環境の設定は、専任スタッフが直接対応してくれる。
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(出所:クラウドERP ZAC公式Webサイト)
プロジェクト業種特化型のクラウド型基幹業務システム。プロジェクトの進捗管理のほか、販売や勤怠管理、収支管理など案件・プロジェクト型ビジネスに最適な機能を豊富に搭載。プロジェクトごとにコストや経費を紐付け、視覚化してリアルタイムの損益管理できる。精度の高い原価計算上場審査にも耐えうる経費精算フローによって、業務効率化だけでなく、内部統制の強化も後押し。見積作成・発注・経費申請などの際は電子申請やワークフローが自動的に機能するほか、ログ自動保存による証跡管理にも対応している。
ニーズに合わせて必要な機能を最低限のライセンス数から導入でき、機能やライセンス数の拡張・縮小も容易。
(出所:マネーフォワード クラウド個別原価公式Webサイト)
IPO準備中の企業や、中堅・上場企業向けの、IT開発・プロジェクト型ビジネスに適した個別原価管理システム。個別原価計算に加えて、プロジェクト申請、工数入力、資産振替、レポート作成までの一連の業務をワンストップでサポートする。散財しがちな労務費や外注費、その他経費などのすべての費用データを効率的に収集し、正確な個別原価計算を実現する。
ワンクリックでの個別原価の自動算出、最新原価のリアルタイムでの共有、権限設定など、工数管理・原価計算・内部統制に対応した機能を搭載。運用に合わせた配賦基準が設定できるため、複雑な間接費配賦も自動化でき、ルール変更に伴うメンテナンスも簡単。
(出所:freee販売公式Webサイト)
累計54万社に導入されている「freee」シリーズの販売管理システム。 特に無形商材に強みを持ち、プロジェクトごとに発生するスタッフの労務費、外注費、交通費や通信費といった経費を原価として売上などと同様に一元管理。複数ツールを使い分ける必要がなくなるため、転記の手間やミスが削減される。
入力情報は自動で収集・計算され、プロジェクトごとに売上・仕入れの状況、粗利の実績や見込み予測を自動で見える化。分散しがちな損益情報をタイムリーに集約し、全社横断の案件レポーティングや全データの自動収集・統合につなげる。高度透明なワークフロー、ログ自動保存による証跡管理で、IPOレベルの内部統制にも貢献する。
(出所:MA-EYES公式Webサイト)
ノーコードで設定・運用でき、企業の成長や形態に応じて拡張できるクラウドERPパッケージ。豊富な標準機能から必要な機能のみを導入できる柔軟さ、プロジェクト単位の収支管理やリアルタイムでのデータ集計に強みを持つ。
プロジェクト型企業向けの「V ver.」と、販売管理に特化した広告業界向けの「A ver.」を提供。特に前者では、売上・コストの予実管理など全体像を把握できるプロジェクト管理、当日の総作業時間を自動算出できる作業実績・勤怠管理といった、適切な収支管理のための機能を網羅的にカバー。導入方法は、サーバー上に構築するセミオーダー型の「一括」、低コストな「SaaS」、両者を掛け合わせた「SaaS+」の3形態から選択。
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(出所:楽楽販売公式Webサイト)
バックオフィス業務を効率化する「楽楽クラウド」シリーズの販売管理システム。原価管理のほか、見積管理、受・発注管理、売上管理といった販売管理業務を標準化・効率化。 案件ごとに売上と原価を紐づけ、自動でリアルタイムの収益計算が可能。案件だけではなく、プロジェクト・製品・現場ごとの収益管理ができる。作業工数管理、粗利管理、生産(製造)管理などの機能も搭載されているためサービス業はもちろん、製造業でも利用しやすい。
既存のExcelデータを取り込むだけで簡単にスタートでき、マウス操作だけで自社の業務フローに合わせたシステムを構築できる柔軟性も魅力。表示項目や入力画面、操作メニューのカスタマイズも自在で、使いながら改善できるためスムーズな運用・定着が見込める。
(出所:iFUSION公式Webサイト)
予算編成・予算管理・週報/月報・原価管理・人事評価など、Excelによる多くの業務を効率化できる、Excel運用サポートシステム。現在利用しているExcelフォーマットをシステムに登録するだけでデータを一元管理。フォーマット内の関数や過去データなどは自動保護されるため、勝手な改編も制限できる。データに不備がある場合は、自動で検出し即通知されるため、手戻りの心配も不要。管理者は「誰がダウンロードしたか」などの状況をリアルタイムで確認でき、必要に応じてフォローアップも可能。操作ログの取得機能も備わっており、内部統制にも効果的。
「Excelは使い続けたいが、配布・収集・集計の手間は省きたい」「システム化はよいが、導入・運用に教育・研修に手間はかけたくない」という企業におすすめ。オンプレ、クラウドから選択。
原価管理システムとは、原価計算や予実の比較、損益の分析といった機能により、複雑な原価計算を効率化するシステムです。ミスのない自動計算や正確な予実管理、原価シミュレーションなどによって、企業全体の生産性向上やコスト削減に貢献。導入により、計算精度・業務効率の向上や多角的な分析、脱Excel、属人化解消などの効果が期待できます。
原価管理システムは、大きく3つに分けられます。
(1)特定の業界向けタイプ
1-1)製造業向け
1-2)建設業向け
(2)プロジェクト管理向け
(3)汎用性のあるタイプ
加えて、以下のポイントに留意することで適切なシステムが絞り込めます。
自社に適したシステムを選択することで、原価計算や原価管理業務の効率化、労務コストの削減が期待できます。システムを通して情報をリアルタイムに把握できれば、原価の維持や低減のプランを練りやすくなり、利益の改善施策にもつながります。
間接業務ではあるものの、企業の根幹を担う業務のひとつである原価管理。システムを活用して、多数のメリットを享受してはいかがでしょうか。
原価管理システムをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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株式会社オロ
導入実績900社以上。プロジェクト型ビジネスに特化したクラウド型ERP。業務を一元管理・効率化するだけでなく、損益を可視化することで、データに基づいた経営判断を...
株式会社マネーフォワード
IT開発・プロジェクト型ビジネス向けの個別原価管理システム。プロジェクトの工数管理から個別原価計算までの原価管理業務を効率化。迅速かつ正確な月次決算を実現します...
株式会社インプレス
社内のあらゆるExcel業務を効率化できるExcel運用サポートシステム。使い慣れたExcelフォーマットをそのまま利用可能。予算管理の他、報告書や会議資料など...
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